JPH05231248A - 内燃エンジンの燃料蒸気検出装置 - Google Patents
内燃エンジンの燃料蒸気検出装置Info
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- JPH05231248A JPH05231248A JP15404691A JP15404691A JPH05231248A JP H05231248 A JPH05231248 A JP H05231248A JP 15404691 A JP15404691 A JP 15404691A JP 15404691 A JP15404691 A JP 15404691A JP H05231248 A JPH05231248 A JP H05231248A
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料蒸気排出抑止装置のキャニスタからエン
ジン吸気系に供給される混合気中の燃料蒸気成分の検出
精度を向上させる。 【構成】 クローズドボトム型のキャニスタ15のボト
ム部チャンバ153に、熱線式流量計18が装着されて
いる。スロットル弁開度センサ4及び吸気管内絶対圧セ
ンサ10の検出値に基づいてパージ管17を通過する空
気及び燃料蒸気の混合気の流量が算出される。この流量
と熱線式流量計18の出力値とに基づいて燃料蒸気流量
(成分)が算出される。 【作用】 ボトム部チャンバ153内における混合気
の流速は低いので、低流速の下で流量計18による流量
計測が行われる。
ジン吸気系に供給される混合気中の燃料蒸気成分の検出
精度を向上させる。 【構成】 クローズドボトム型のキャニスタ15のボト
ム部チャンバ153に、熱線式流量計18が装着されて
いる。スロットル弁開度センサ4及び吸気管内絶対圧セ
ンサ10の検出値に基づいてパージ管17を通過する空
気及び燃料蒸気の混合気の流量が算出される。この流量
と熱線式流量計18の出力値とに基づいて燃料蒸気流量
(成分)が算出される。 【作用】 ボトム部チャンバ153内における混合気
の流速は低いので、低流速の下で流量計18による流量
計測が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料蒸気排出抑止装置
を有する内燃エンジンの燃料蒸気検出装置に関し、特に
燃料蒸気排出抑止装置のキャニスタからエンジン吸気系
に供給される混合気中の燃料蒸気成分を検出する装置に
関する。
を有する内燃エンジンの燃料蒸気検出装置に関し、特に
燃料蒸気排出抑止装置のキャニスタからエンジン吸気系
に供給される混合気中の燃料蒸気成分を検出する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】燃料蒸気排出抑止装置のキャニスタから
エンジン吸気系に供給される混合気中の燃料蒸気成分を
検出する装置として、図10(a)に示すようにキャニ
スタ100とエンジン吸気系とを接続するパージ通路1
01の途中に、質量流量計102(例えば熱線式流量
計)を設け、この流量計の出力値に基づいて前記混合気
中の燃料蒸気成分を検出するようにしたものが、既に本
願出願人により提案されている(特願平3−80726
号)。
エンジン吸気系に供給される混合気中の燃料蒸気成分を
検出する装置として、図10(a)に示すようにキャニ
スタ100とエンジン吸気系とを接続するパージ通路1
01の途中に、質量流量計102(例えば熱線式流量
計)を設け、この流量計の出力値に基づいて前記混合気
中の燃料蒸気成分を検出するようにしたものが、既に本
願出願人により提案されている(特願平3−80726
号)。
【0003】また、図10(b)に示すようにキャニス
タの上部から大気を導入するようにした、いわゆるクロ
ーズドボトム型のキャニスタも従来より知られている
(実開昭60−70766号公報、特開昭62−265
460号公報)。
タの上部から大気を導入するようにした、いわゆるクロ
ーズドボトム型のキャニスタも従来より知られている
(実開昭60−70766号公報、特開昭62−265
460号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に質量流量計の出
力値は、図2に示すように、気体の流速が増加するのに
伴って増加する傾向がある。一方、パージ通路を流れる
混合気の流速は、エンジン吸気系のスロットル弁開度及
び吸気管内絶対圧によって大きく変化するため、質量流
量計の出力値の変化量も大きくなり、検出誤差が大きく
なる。このため、上記提案の燃料蒸気検出装置では、検
出精度の点で改善の余地が残されていた。本発明は上述
の点に鑑みてなされたものであり、パージ通路内を流れ
る混合気の流速の影響を受けることなく、混合気中の燃
料蒸気成分を検出し、検出誤差を低減することができる
燃料蒸気検出装置を提供することを目的とする。
力値は、図2に示すように、気体の流速が増加するのに
伴って増加する傾向がある。一方、パージ通路を流れる
混合気の流速は、エンジン吸気系のスロットル弁開度及
び吸気管内絶対圧によって大きく変化するため、質量流
量計の出力値の変化量も大きくなり、検出誤差が大きく
なる。このため、上記提案の燃料蒸気検出装置では、検
出精度の点で改善の余地が残されていた。本発明は上述
の点に鑑みてなされたものであり、パージ通路内を流れ
る混合気の流速の影響を受けることなく、混合気中の燃
料蒸気成分を検出し、検出誤差を低減することができる
燃料蒸気検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着する
ためのキャニスタ及び該キャニスタ内に吸着した燃料蒸
気を含む混合気をエンジン吸気系に供給するパージ通路
を備えた内燃エンジンの、前記混合気中の燃料蒸気成分
を検出する燃料蒸気検出装置において、前記パージ通路
を流れる混合気の流量を算出するパージ流量算出手段
と、前記パージ通路を流れる混合気の流量を計測する質
量流量計と、前記パージ流量算出手段のパージ流量算出
値及び前記質量流量計の出力値に基づいて燃料蒸気成分
を検出する燃料蒸気検出手段とを設け、前記パージ通路
はその途中にチャンバを有し、前記質量流量計は該チャ
ンバ内に配設されるようにしたものである。
本発明は、燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着する
ためのキャニスタ及び該キャニスタ内に吸着した燃料蒸
気を含む混合気をエンジン吸気系に供給するパージ通路
を備えた内燃エンジンの、前記混合気中の燃料蒸気成分
を検出する燃料蒸気検出装置において、前記パージ通路
を流れる混合気の流量を算出するパージ流量算出手段
と、前記パージ通路を流れる混合気の流量を計測する質
量流量計と、前記パージ流量算出手段のパージ流量算出
値及び前記質量流量計の出力値に基づいて燃料蒸気成分
を検出する燃料蒸気検出手段とを設け、前記パージ通路
はその途中にチャンバを有し、前記質量流量計は該チャ
ンバ内に配設されるようにしたものである。
【0006】また、燃料タンクから発生する燃料蒸気を
吸着するためのクローズドボトム型のキャニスタ及び該
キャニスタ内に吸着した燃料蒸気を含む混合気をエンジ
ン吸気系に供給するパージ通路を備えた内燃エンジン
の、前記混合気中の燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検
出装置において、前記パージ通路を流れる混合気の流量
を算出するパージ流量算出手段と、前記パージ通路を流
れる混合気の流量を計測する質量流量計と、前記パージ
流量算出手段のパージ流量算出値及び前記質量流量計の
出力値に基づいて燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検出
手段とを設け、前記質量流量計は前記キャニスタのボト
ム部チャンバ内に配設されるようにしたものである。
吸着するためのクローズドボトム型のキャニスタ及び該
キャニスタ内に吸着した燃料蒸気を含む混合気をエンジ
ン吸気系に供給するパージ通路を備えた内燃エンジン
の、前記混合気中の燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検
出装置において、前記パージ通路を流れる混合気の流量
を算出するパージ流量算出手段と、前記パージ通路を流
れる混合気の流量を計測する質量流量計と、前記パージ
流量算出手段のパージ流量算出値及び前記質量流量計の
出力値に基づいて燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検出
手段とを設け、前記質量流量計は前記キャニスタのボト
ム部チャンバ内に配設されるようにしたものである。
【0007】
【作用】パージ通路の途中に設けられたチャンバ内で
は、混合気の流速が低下し、質量流量計による計測は、
低流速のもとで行われる。
は、混合気の流速が低下し、質量流量計による計測は、
低流速のもとで行われる。
【0008】クローズドボトム型のキャニスタのボトム
部チャンバ内では、混合気の流速が低く、質量流量計に
よる計測は、低流速のもとで行われる。
部チャンバ内では、混合気の流速が低く、質量流量計に
よる計測は、低流速のもとで行われる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る燃料供給制
御装置の全体の構成図であり、符号1は例えば4気筒の
内燃エンジンを示し、エンジン1の吸気管2の途中には
スロットルボディ3が設けられ、その内部にはスロット
ル弁301が配されている。スロットル弁301にはス
ロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、当
該スロットル弁301の開度に応じた電気信号を出力し
て電子コントロールユニット(以下「ECU」という)
5に供給する。このECU5は、パージ流量算出手段及
び燃料蒸気検出手段を構成する。
御装置の全体の構成図であり、符号1は例えば4気筒の
内燃エンジンを示し、エンジン1の吸気管2の途中には
スロットルボディ3が設けられ、その内部にはスロット
ル弁301が配されている。スロットル弁301にはス
ロットル弁開度(θTH)センサ4が連結されており、当
該スロットル弁301の開度に応じた電気信号を出力し
て電子コントロールユニット(以下「ECU」という)
5に供給する。このECU5は、パージ流量算出手段及
び燃料蒸気検出手段を構成する。
【0011】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
301との間で且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し
上流側に各気筒毎に設けられており、各燃料噴射弁6は
燃料ポンプ7を介して燃料タンク8に接続されていると
共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの
信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
301との間で且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し
上流側に各気筒毎に設けられており、各燃料噴射弁6は
燃料ポンプ7を介して燃料タンク8に接続されていると
共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの
信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
【0012】スロットル弁301の直ぐ下流には管9を
介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ10が設けられ
ており、この絶対圧センサ10により電気信号に変換さ
れた絶対圧信号は前記ECU5に供給される。
介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ10が設けられ
ており、この絶対圧センサ10により電気信号に変換さ
れた絶対圧信号は前記ECU5に供給される。
【0013】エンジン回転数(NE)センサ11はエン
ジン1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取
り付けられ、エンジン1のクランク軸の180度回転毎に
所定のクランク角度位置で信号パルス(以下「TDC信
号パルス」という)を出力し、このTDC信号パルスは
ECU5に供給される。
ジン1の図示しないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取
り付けられ、エンジン1のクランク軸の180度回転毎に
所定のクランク角度位置で信号パルス(以下「TDC信
号パルス」という)を出力し、このTDC信号パルスは
ECU5に供給される。
【0014】排気ガス濃度検出器としてのO2センサ1
2はエンジン1の排気管13に装着されており、排気ガ
ス中の酸素濃度を検出し、その濃度に応じた信号を出力
しECU5に供給する。
2はエンジン1の排気管13に装着されており、排気ガ
ス中の酸素濃度を検出し、その濃度に応じた信号を出力
しECU5に供給する。
【0015】密閉された燃料タンク8の上部とスロット
ルボディ3との間には燃料蒸気排出抑止装置を構成する
2ウェイバルブ14、吸着剤151を内蔵するキャニス
タ15、弁を駆動するソレノイドを有したリニア制御弁
(EACV)であるパージ制御弁16が設けられてい
る。パージ制御弁16のソレノイドはECU5に接続さ
れ、パージ制御弁16はECU5からの信号に応じて制
御されて開弁量をリニアに変化させる。
ルボディ3との間には燃料蒸気排出抑止装置を構成する
2ウェイバルブ14、吸着剤151を内蔵するキャニス
タ15、弁を駆動するソレノイドを有したリニア制御弁
(EACV)であるパージ制御弁16が設けられてい
る。パージ制御弁16のソレノイドはECU5に接続さ
れ、パージ制御弁16はECU5からの信号に応じて制
御されて開弁量をリニアに変化させる。
【0016】キャニスタ15は、その上部に大気導入孔
152、下部にボトム部チャンバ153を有するクロー
ズドボトム型のものであり、ボトム部チャンバ153に
は該チャンバ内を流れる混合気の流量を計測する熱線式
流量計(質量流量計)18が装着されている。熱線式流
量計18はECU5に接続されており、ボトム部チャン
バ153内を流れる燃料蒸気を含む混合気の流量に応じ
た出力信号をECU5に供給する。この熱線式流量計1
8は、電流を通して加熱した白金線を気流にさらすと、
その白金線は熱を奪われて温度が下がり、その電気抵抗
が減少することを利用するものである。この熱線式流量
計18は、図2に示すように被計測気体の流速によって
出力値が変化する特性を有するので、流量の計測は、例
えば流速の0.4〔m/min〕以下の状態で行うことが望ま
しい。そこで、本実施例では、流量計18をボトム部チ
ャンバ153内に設けることにより、この条件を満足す
る状態で混合気の流量計測を可能としている。これによ
り、熱線流量計18の計測誤差を低減することができ
る。
152、下部にボトム部チャンバ153を有するクロー
ズドボトム型のものであり、ボトム部チャンバ153に
は該チャンバ内を流れる混合気の流量を計測する熱線式
流量計(質量流量計)18が装着されている。熱線式流
量計18はECU5に接続されており、ボトム部チャン
バ153内を流れる燃料蒸気を含む混合気の流量に応じ
た出力信号をECU5に供給する。この熱線式流量計1
8は、電流を通して加熱した白金線を気流にさらすと、
その白金線は熱を奪われて温度が下がり、その電気抵抗
が減少することを利用するものである。この熱線式流量
計18は、図2に示すように被計測気体の流速によって
出力値が変化する特性を有するので、流量の計測は、例
えば流速の0.4〔m/min〕以下の状態で行うことが望ま
しい。そこで、本実施例では、流量計18をボトム部チ
ャンバ153内に設けることにより、この条件を満足す
る状態で混合気の流量計測を可能としている。これによ
り、熱線流量計18の計測誤差を低減することができ
る。
【0017】この燃料蒸気排出抑止装置によれば、燃料
タンク8内で発生した燃料蒸気(燃料ベーパ)は、所定
の設定圧に達すると2ウェイバルブ14の正圧バルブを
押し開き、キャニスタ15に流入し、キャニスタ15内
の吸着剤151によって吸着され貯蔵される。パージ制
御弁16はECU5からの制御信号でそのソレノイドが
付勢されていない時には閉弁しているが、該ソレノイド
が制御信号に応じて付勢されると、その付勢量に応じた
開弁量だけパージ制御弁16が開弁され、キャニスタ1
5に一時貯えられていた蒸発燃料は、吸気管2内の負圧
により、キャニスタ15に設けられた大気導入口152
から吸入された外気と共にパージ制御弁16を経て吸気
管2へ吸引され、各気筒へ送られる。また外気などで燃
料タンク8が冷却されて燃料タンク内の負圧が増すと、
2ウェイバルブ14の負圧バルブが開弁し、キャニスタ
15に一時貯えられていた蒸発燃料は燃料タンク8へ戻
される。このようにして燃料タンク8内に発生した燃料
蒸気が大気に放出されることを抑止している。
タンク8内で発生した燃料蒸気(燃料ベーパ)は、所定
の設定圧に達すると2ウェイバルブ14の正圧バルブを
押し開き、キャニスタ15に流入し、キャニスタ15内
の吸着剤151によって吸着され貯蔵される。パージ制
御弁16はECU5からの制御信号でそのソレノイドが
付勢されていない時には閉弁しているが、該ソレノイド
が制御信号に応じて付勢されると、その付勢量に応じた
開弁量だけパージ制御弁16が開弁され、キャニスタ1
5に一時貯えられていた蒸発燃料は、吸気管2内の負圧
により、キャニスタ15に設けられた大気導入口152
から吸入された外気と共にパージ制御弁16を経て吸気
管2へ吸引され、各気筒へ送られる。また外気などで燃
料タンク8が冷却されて燃料タンク内の負圧が増すと、
2ウェイバルブ14の負圧バルブが開弁し、キャニスタ
15に一時貯えられていた蒸発燃料は燃料タンク8へ戻
される。このようにして燃料タンク8内に発生した燃料
蒸気が大気に放出されることを抑止している。
【0018】ECU5は、各種センサからの入力信号の
波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナ
ログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有す
る入力回路、後述の補正係数KO2及びEACV値算出
プログラム等を実行する中央処理回路(以下「CPU」
という)、CPUで実行される各種演算プログラム、後
述のTiマップ及び演算結果等を記憶する記憶手段、前
記燃料噴射弁6、パージ制御弁16に駆動信号を供給す
る出力回路等から構成される。
波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナ
ログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有す
る入力回路、後述の補正係数KO2及びEACV値算出
プログラム等を実行する中央処理回路(以下「CPU」
という)、CPUで実行される各種演算プログラム、後
述のTiマップ及び演算結果等を記憶する記憶手段、前
記燃料噴射弁6、パージ制御弁16に駆動信号を供給す
る出力回路等から構成される。
【0019】CPUは上述の各種センサからのエンジン
運転パラメータ信号に基づいて、排ガス中の酸素濃度に
応じたフィードバック制御運転領域やオープンループ制
御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別するとと
もに、エンジン運転状態に応じ、次式(1)に基づき、
前記TDC信号パルスに同期して燃料噴射弁6の燃料噴
射時間Toutを演算する。
運転パラメータ信号に基づいて、排ガス中の酸素濃度に
応じたフィードバック制御運転領域やオープンループ制
御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別するとと
もに、エンジン運転状態に応じ、次式(1)に基づき、
前記TDC信号パルスに同期して燃料噴射弁6の燃料噴
射時間Toutを演算する。
【0020】 Tout=Ti×KO2×K1+K2…(1) ここに、Tiは燃料噴射弁6の燃料噴射時間Toutの
基準値(基本燃料量)であり、エンジン回転数NEと吸
気管内絶対圧PBAに応じて設定されたTiマップから
読み出される。
基準値(基本燃料量)であり、エンジン回転数NEと吸
気管内絶対圧PBAに応じて設定されたTiマップから
読み出される。
【0021】KO2は空燃比フィードバック補正係数で
あって、フィードバック制御時O2センサ12により検
出される排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、更に
フィードバック制御を行なわない複数のオープンループ
制御運転領域では各運転領域に応じて設定される係数で
ある。
あって、フィードバック制御時O2センサ12により検
出される排気ガス中の酸素濃度に応じて設定され、更に
フィードバック制御を行なわない複数のオープンループ
制御運転領域では各運転領域に応じて設定される係数で
ある。
【0022】K1及びK2は夫々各種エンジン運転パラ
メータ信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変
数であり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジ
ン加速特性等の諸特性の最適化が図られるような所定値
に設定される。
メータ信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変
数であり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジ
ン加速特性等の諸特性の最適化が図られるような所定値
に設定される。
【0023】CPUは上述のようにして求めた燃料噴射
時間Toutに基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆動
信号を出力回路を介して燃料噴射弁6に供給する。
時間Toutに基づいて燃料噴射弁6を開弁させる駆動
信号を出力回路を介して燃料噴射弁6に供給する。
【0024】次に、図3〜図6を参照して、パージ管1
7のPCポート17aを介してスロットルボディ3へ供
給される燃料蒸気の流量(実燃料蒸気流量、以下「ベー
パ流量」という)の流量VQを算出する手法を説明す
る。なお、PCポート17aは、スロットル弁301の
開弁時には該弁301の下流側に位置し、スロットル弁
301の閉弁時には該弁301の上流側に位置するよう
に設けられている。また、以下の説明において「PC流
量」というときは、スロットル弁開度θTH及び吸気管
内絶対圧PBAに基づいて算出される燃料蒸気と空気の
混合気の流量を意味するものとする。PC流量は、空気
100%のとき(即ち、燃料蒸気濃度(以下「ベーパ濃
度」という)0%のとき)のみ、パージ流量(燃料蒸気
と空気の混合気の実際の流量)TQと一致し、その他の
ときには後述するようにパージ流量TQと一定の関係を
有する。
7のPCポート17aを介してスロットルボディ3へ供
給される燃料蒸気の流量(実燃料蒸気流量、以下「ベー
パ流量」という)の流量VQを算出する手法を説明す
る。なお、PCポート17aは、スロットル弁301の
開弁時には該弁301の下流側に位置し、スロットル弁
301の閉弁時には該弁301の上流側に位置するよう
に設けられている。また、以下の説明において「PC流
量」というときは、スロットル弁開度θTH及び吸気管
内絶対圧PBAに基づいて算出される燃料蒸気と空気の
混合気の流量を意味するものとする。PC流量は、空気
100%のとき(即ち、燃料蒸気濃度(以下「ベーパ濃
度」という)0%のとき)のみ、パージ流量(燃料蒸気
と空気の混合気の実際の流量)TQと一致し、その他の
ときには後述するようにパージ流量TQと一定の関係を
有する。
【0025】図3は、スロットル弁開度θTH〔%〕と
基本PC流量PCQ0〔l/min〕との関係を示す図で
あり、曲線A,B,Cはそれぞれ同図中に記載した吸気
管内絶対圧PBAの値に対応するものである。ここで基
本PC流量PCQ0は、パージ制御弁16を全開とし、
かつ空気100%のときのPC流量を表わすものであ
る。図3の関係を用いて、スロットル弁開度θTH及び
吸気管内絶対圧PBAに応じて基本PC流量PCQ0を
算出することができる。
基本PC流量PCQ0〔l/min〕との関係を示す図で
あり、曲線A,B,Cはそれぞれ同図中に記載した吸気
管内絶対圧PBAの値に対応するものである。ここで基
本PC流量PCQ0は、パージ制御弁16を全開とし、
かつ空気100%のときのPC流量を表わすものであ
る。図3の関係を用いて、スロットル弁開度θTH及び
吸気管内絶対圧PBAに応じて基本PC流量PCQ0を
算出することができる。
【0026】図4は、パージ制御弁16の流量特性を示
す図であり、流量比率ηQ〔%〕は、パージ制御弁16
の弁開口面積率VS〔%〕に対応するPC流量の比率を
示すパラメータであり、基本PC流量PCQ0に流量比
率ηQを乗算することにより、PC流量PCQ1を得る
ことができる。
す図であり、流量比率ηQ〔%〕は、パージ制御弁16
の弁開口面積率VS〔%〕に対応するPC流量の比率を
示すパラメータであり、基本PC流量PCQ0に流量比
率ηQを乗算することにより、PC流量PCQ1を得る
ことができる。
【0027】図5は、混合気中のベーパ濃度βと流量表
示変化率との関係を示す図であり、同図中実線は熱線式
流量計22の出力値QHに対応し、破線はPC流量(P
CQ1)に対応する。ここで、流量表示変化率は、パー
ジ流量TQを一定とした場合においてβ=0%のときの
流量表示値(即ち上記QH値若しくはPCQ1値)に対
するβ>0%のときの流量表示値の比率を示すパラメー
タである。即ち、流量表示変化率はパージ流量TQに対
するQH値若しくはPCQ1値の比率(QH/TQ若し
くはPCQ1/TQ)を表わしており、例えばβ=0%
のときには、図6(a)に示すようにPCQ1=QH=
TQ=1〔l/min〕となるが、β=100%のときに
は、同図(b)に示すようにTQ=1〔l/min〕に対
して、PCQ1=1.69〔l/min〕、QH=4.45〔l/m
in〕となる。従って、図5の関係を用いて、PC流量P
CQ1及び熱線式流量計出力値QHに基づいて、パージ
流量TQ及びベーパ濃度βを算出することができる。よ
り具体的には図6(c)に示すような関係となるので、
QH値及びPCQ1値からベーパ濃度β及びパージ流量
TQ(図中のβ一定の線上に1l,2l,…と表示した
ものがTQである)を求めることができる。
示変化率との関係を示す図であり、同図中実線は熱線式
流量計22の出力値QHに対応し、破線はPC流量(P
CQ1)に対応する。ここで、流量表示変化率は、パー
ジ流量TQを一定とした場合においてβ=0%のときの
流量表示値(即ち上記QH値若しくはPCQ1値)に対
するβ>0%のときの流量表示値の比率を示すパラメー
タである。即ち、流量表示変化率はパージ流量TQに対
するQH値若しくはPCQ1値の比率(QH/TQ若し
くはPCQ1/TQ)を表わしており、例えばβ=0%
のときには、図6(a)に示すようにPCQ1=QH=
TQ=1〔l/min〕となるが、β=100%のときに
は、同図(b)に示すようにTQ=1〔l/min〕に対
して、PCQ1=1.69〔l/min〕、QH=4.45〔l/m
in〕となる。従って、図5の関係を用いて、PC流量P
CQ1及び熱線式流量計出力値QHに基づいて、パージ
流量TQ及びベーパ濃度βを算出することができる。よ
り具体的には図6(c)に示すような関係となるので、
QH値及びPCQ1値からベーパ濃度β及びパージ流量
TQ(図中のβ一定の線上に1l,2l,…と表示した
ものがTQである)を求めることができる。
【0028】図7は、上述したベーパ流量VQ及びベー
パ濃度βを算出するプログラムのフローチャートであ
る。
パ濃度βを算出するプログラムのフローチャートであ
る。
【0029】ステップS1では、スロットル弁開度θT
H及び吸気管内絶対圧PBAに応じて基本PC流量PC
Q0を算出し(図3参照)、ステップS2では、パージ
制御弁の弁開口面積率VSに応じて流量比率ηQを算出
する(図4参照)。基本PC流量PCQ0は、例えば複
数の所定スロットル弁開度及び所定吸気管内絶対圧に対
応してPCQ0値が設定されたPCQ0マップを検索
し、補間演算することにより算出される。また、流量比
率ηQは、例えば複数の所定弁開口面積率に対応してη
Q値が設定されたηQテーブルを検索し、補間演算する
ことにより算出される。
H及び吸気管内絶対圧PBAに応じて基本PC流量PC
Q0を算出し(図3参照)、ステップS2では、パージ
制御弁の弁開口面積率VSに応じて流量比率ηQを算出
する(図4参照)。基本PC流量PCQ0は、例えば複
数の所定スロットル弁開度及び所定吸気管内絶対圧に対
応してPCQ0値が設定されたPCQ0マップを検索
し、補間演算することにより算出される。また、流量比
率ηQは、例えば複数の所定弁開口面積率に対応してη
Q値が設定されたηQテーブルを検索し、補間演算する
ことにより算出される。
【0030】ステップS3では次式(2)により、PC
流量PCQ1を算出する。
流量PCQ1を算出する。
【0031】 PCQ1=PCQ0×ηQ …(2) ステップS4では熱線式流量計22の出力値QHを読み
込み、ステップS5でQH値及びPCQ1値に応じてV
Qマップを検索し、補間演算を行うことにより、ベーパ
流量VQを算出する。VQマップは、図6(c)の関係
及びVQ=TQ×βという関係を1つのマップとしたも
のであり、例えば、流量計18の複数の所定出力値及び
PC流量の複数の所定値に対応してベーパ流量VQが設
定されたものである。
込み、ステップS5でQH値及びPCQ1値に応じてV
Qマップを検索し、補間演算を行うことにより、ベーパ
流量VQを算出する。VQマップは、図6(c)の関係
及びVQ=TQ×βという関係を1つのマップとしたも
のであり、例えば、流量計18の複数の所定出力値及び
PC流量の複数の所定値に対応してベーパ流量VQが設
定されたものである。
【0032】ステップS6では、QH値及びPCQ1値
に応じてTQマップを検索し、補間演算を行うことによ
り、パージ流量TQを算出する。TQマップは、図6
(c)の関係に基づいて、VQマップと同様にパージ流
量TQが設定されたものである。ステップS7では、ベ
ーパ濃度β(=VQ/TQ)を求め、本プログラムを終
了する。
に応じてTQマップを検索し、補間演算を行うことによ
り、パージ流量TQを算出する。TQマップは、図6
(c)の関係に基づいて、VQマップと同様にパージ流
量TQが設定されたものである。ステップS7では、ベ
ーパ濃度β(=VQ/TQ)を求め、本プログラムを終
了する。
【0033】図8は、ベーパ流量補正係数VQKO2及
びEAVC値の算出プログラムのフローチャートを示
し、本プログラムはECU5のCPUにおいて実行され
る。ここで、ベーパ流量補正係数VQKO2は、ベーパ
流量VQに応じて空燃比補正係数KO2を修正するもの
であり、EAVC値はパージ制御弁16の開度(開口面
積率VS)を制御するための制御パラメータ値である。
EACV値が大きくなるほど、パージ制御弁の開度が大
きくなり、ベーパ流量VQが増加する。
びEAVC値の算出プログラムのフローチャートを示
し、本プログラムはECU5のCPUにおいて実行され
る。ここで、ベーパ流量補正係数VQKO2は、ベーパ
流量VQに応じて空燃比補正係数KO2を修正するもの
であり、EAVC値はパージ制御弁16の開度(開口面
積率VS)を制御するための制御パラメータ値である。
EACV値が大きくなるほど、パージ制御弁の開度が大
きくなり、ベーパ流量VQが増加する。
【0034】図8のステップS11では、次式(3)に
よってエンジン1に吸入される空気量QENGを算出す
る。
よってエンジン1に吸入される空気量QENGを算出す
る。
【0035】 QENG=Tout×NE×CEQ …(3) ここに、Toutは前記式(1)によって算出される燃
料噴射時間、CEQは吸入空気量に換算するための定数
である。
料噴射時間、CEQは吸入空気量に換算するための定数
である。
【0036】ステップS12では、目標ベーパ流量比率
KQPOBJを、検出したエンジン回転数NE及び吸気
管内絶対圧PBAに応じてKQPOBJマップを検索す
る。KQPOBJマップは、エンジン吸入空気量QEN
Gに対する目標ベーパ流量比率が複数の所定エンジン回
転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに対応して設定され
たマップである。
KQPOBJを、検出したエンジン回転数NE及び吸気
管内絶対圧PBAに応じてKQPOBJマップを検索す
る。KQPOBJマップは、エンジン吸入空気量QEN
Gに対する目標ベーパ流量比率が複数の所定エンジン回
転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに対応して設定され
たマップである。
【0037】ステップS13では、前記エンジン吸入空
気量QENG及び目標ベーパ流量比率KQPOBJを次
式(4)に適用して、目標ベーパ流量QPOBJを算出
する。
気量QENG及び目標ベーパ流量比率KQPOBJを次
式(4)に適用して、目標ベーパ流量QPOBJを算出
する。
【0038】 QPOBJ=QENG×KQPOBJ …(4) この目標ベーパ流量QPOBJはエンジン水温TWで適
宜補正してもよい。
宜補正してもよい。
【0039】ステップS14では、VQKO2値の前回
算出値を変数AVQKO2に一時的に記憶する。これは
後述するステップS17で前回算出値を使用するためで
ある。ステップS15では、図7のプログラムによって
算出されたベーパ流量VQ〔l/min〕を、次式(5)
によって液体状態のガソリン重量相当量GVQ(g/mi
n)に変換する。
算出値を変数AVQKO2に一時的に記憶する。これは
後述するステップS17で前回算出値を使用するためで
ある。ステップS15では、図7のプログラムによって
算出されたベーパ流量VQ〔l/min〕を、次式(5)
によって液体状態のガソリン重量相当量GVQ(g/mi
n)に変換する。
【0040】
【数1】 KVQはベーパ流量VQ(l/min)に含まれるガソ
リンベーパ流量(l/min)の割合を示す係数であ
り、1/1.69である。VMOLは1モル体積値であり、
0℃時の22.4l/MOL値で代表する。ガソリンベーパ分
子量は約64である。
リンベーパ流量(l/min)の割合を示す係数であ
り、1/1.69である。VMOLは1モル体積値であり、
0℃時の22.4l/MOL値で代表する。ガソリンベーパ分
子量は約64である。
【0041】ステップS16では、かくして得られたガ
ソリン重量相当量GVQ(g/min)を用いて次式
(6)に基づきベーパ流量補正係数VQKO2を算出す
る。
ソリン重量相当量GVQ(g/min)を用いて次式
(6)に基づきベーパ流量補正係数VQKO2を算出す
る。
【0042】
【数2】 基本噴射重量は燃料噴射時間の基準値Tiを燃料重量
(g)に換算した値である。
(g)に換算した値である。
【0043】かくして得られたベーパ流量補正係数VQ
KO2は、パージ制御弁16が閉弁しているパージカッ
ト時には1.0であり、パージ制御弁16が開弁して、パ
ージが実行されると1.0以下の値となる。
KO2は、パージ制御弁16が閉弁しているパージカッ
ト時には1.0であり、パージ制御弁16が開弁して、パ
ージが実行されると1.0以下の値となる。
【0044】ステップS17では次式(7)により、空
燃比補正係数KO2を修正する。
燃比補正係数KO2を修正する。
【0045】 KO2=KO2×VQKO2/AVQKO2 …(7) このようにして修正されたKO2値を用いて前記式
(1)に基づき燃料噴射時間Toutが算出され、燃料
噴射弁6から、パージ量の大小に起因する空燃比の変動
を抑制するようにした燃料量がエンジン1に供給され
る。
(1)に基づき燃料噴射時間Toutが算出され、燃料
噴射弁6から、パージ量の大小に起因する空燃比の変動
を抑制するようにした燃料量がエンジン1に供給され
る。
【0046】更にステップS18において、ベーパ流量
VQが前記ステップS3で算出した目標ベーパ流量QP
OBJ以上であるか否かを判別する。
VQが前記ステップS3で算出した目標ベーパ流量QP
OBJ以上であるか否かを判別する。
【0047】ステップS18の答が否定(NO)、即ち
算出されたベーパ流量VQが目標ベーパ流量QPOBJ
より小さいならば、ベーパ量を増加させて燃料蒸気排出
抑制能力を増大せしめるためにパージ制御弁16の開弁
量に相当する制御量EACV値を現在値より値Cだけ増
加させ(ステップS19)、本プログラムを終了する。
値CはEACV値の更新定数である。一方ステップS1
8の答が肯定(YES)、即ち算出されたベーパ流量V
Qが目標ベーパ流量QPOBJ以上であるならば、フィ
ードバック制御の応答性の悪化を防止するためにベーパ
量を減少させてパージ制御弁16の制御量EACV値を
現在値より値Cだけ減少させ(ステップS20)、本プ
ログラムを終了する。
算出されたベーパ流量VQが目標ベーパ流量QPOBJ
より小さいならば、ベーパ量を増加させて燃料蒸気排出
抑制能力を増大せしめるためにパージ制御弁16の開弁
量に相当する制御量EACV値を現在値より値Cだけ増
加させ(ステップS19)、本プログラムを終了する。
値CはEACV値の更新定数である。一方ステップS1
8の答が肯定(YES)、即ち算出されたベーパ流量V
Qが目標ベーパ流量QPOBJ以上であるならば、フィ
ードバック制御の応答性の悪化を防止するためにベーパ
量を減少させてパージ制御弁16の制御量EACV値を
現在値より値Cだけ減少させ(ステップS20)、本プ
ログラムを終了する。
【0048】以上のように実際のベーパ流量VQを検出
し、それに応じて燃料噴射量を補正して(ステップS1
7)、パージに起因する空燃比の変動を防止するととも
に、検出ベーパ流量に応じてパージ制御弁16の開弁量
を制御して(ステッS19,S20)空燃比補正係数K
O2の平均値が値1.0から大幅にずれることを防止してい
る。これにより、空燃比制御がオープンループモードか
らフィードバックモードに移行時に空燃比補正係数KO
2の初期値として用いる前記平均値が値1.0から大幅にず
れていた場合に発生するフィードバック制御の応答性の
悪化を防止できる。
し、それに応じて燃料噴射量を補正して(ステップS1
7)、パージに起因する空燃比の変動を防止するととも
に、検出ベーパ流量に応じてパージ制御弁16の開弁量
を制御して(ステッS19,S20)空燃比補正係数K
O2の平均値が値1.0から大幅にずれることを防止してい
る。これにより、空燃比制御がオープンループモードか
らフィードバックモードに移行時に空燃比補正係数KO
2の初期値として用いる前記平均値が値1.0から大幅にず
れていた場合に発生するフィードバック制御の応答性の
悪化を防止できる。
【0049】更に本実施例によれば、混合気の流速の低
い状態で熱線式流量計18により計測した流量値QHに
基づいて、ベーパ流量VQが算出されるので、従来のも
のに比べてベーパ流量VQの検出精度を向上させ、より
適切な空燃比制御を行うことができる。
い状態で熱線式流量計18により計測した流量値QHに
基づいて、ベーパ流量VQが算出されるので、従来のも
のに比べてベーパ流量VQの検出精度を向上させ、より
適切な空燃比制御を行うことができる。
【0050】図9は、本発明の他の実施例に係る燃料供
給制御装置の全体の構成図であり、パージ通路17の途
中にチャンバ19が設けられ、熱線式流量計18は、キ
ャニスタ15ではなくチャンバ19に装着されている。
その他の点は、図1の実施例と同一である。
給制御装置の全体の構成図であり、パージ通路17の途
中にチャンバ19が設けられ、熱線式流量計18は、キ
ャニスタ15ではなくチャンバ19に装着されている。
その他の点は、図1の実施例と同一である。
【0051】本実施例においても、チャンバ19内では
燃料蒸気を含む混合気の流速が低下するので、流量計1
8により低流速下で混合気の流量を計測することがで
き、図1の実施例と同様の効果を得ることができる。
燃料蒸気を含む混合気の流速が低下するので、流量計1
8により低流速下で混合気の流量を計測することがで
き、図1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0052】なお、本実施例の場合には、キャニスタ1
5はクローズドボトム型のものに限るのではなく、図1
0(a)に示すような、下部に大気導入孔を有するもの
を使用してもよい。
5はクローズドボトム型のものに限るのではなく、図1
0(a)に示すような、下部に大気導入孔を有するもの
を使用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の燃料蒸気
検出装置によれば、パージ通路の途中に設けられたチャ
ンバ内では混合気の流速が低下し、質量流量計による計
測は、低流速のもとで行われるので、パージ通路内を流
れる混合気の流速の影響を受けることなく、燃料蒸気成
分を検出し、検出誤差を低減することができる。
検出装置によれば、パージ通路の途中に設けられたチャ
ンバ内では混合気の流速が低下し、質量流量計による計
測は、低流速のもとで行われるので、パージ通路内を流
れる混合気の流速の影響を受けることなく、燃料蒸気成
分を検出し、検出誤差を低減することができる。
【0054】また、請求項2の燃料蒸気検出装置によれ
ば、クローズドボトム型のキャニスタのボトム部チャン
バ内では、混合気の流速が低く、質量流量計による計測
は、低流速のもとで行われるので、請求項1のものと同
等の効果を奏する。
ば、クローズドボトム型のキャニスタのボトム部チャン
バ内では、混合気の流速が低く、質量流量計による計測
は、低流速のもとで行われるので、請求項1のものと同
等の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】熱線式流量計の出力値の変化率と被計測気体の
流速との関係を示す図である。
流速との関係を示す図である。
【図3】スロットル弁開度(θTH)及び吸気管内絶対
圧(PBA)と基本流量(PCQ0)との関係を示す図
である。
圧(PBA)と基本流量(PCQ0)との関係を示す図
である。
【図4】パージ管(17)の流量特性を示す図である。
【図5】燃料蒸気濃度(β)と流量表示変化率との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図6】PC流量(PCQ1)と熱線式流量計の出力値
(QH)との関係を説明するための図である。
(QH)との関係を説明するための図である。
【図7】燃料蒸気流量(VQ)及び燃料蒸気濃度(β)
を算出するプログラムのフローチャートである。
を算出するプログラムのフローチャートである。
【図8】燃料蒸気流量(VQ)に応じたパージ制御弁開
度及び燃料供給量の制御を行うプログラムのフローチャ
ートである。
度及び燃料供給量の制御を行うプログラムのフローチャ
ートである。
【図9】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図10】従来例のキャニスタ及びその周辺部の構成を
示す図である。
示す図である。
1 内燃エンジン 2 吸気管 4 スロットル弁開度センサ 5 電子コントロールユニット(ECU) 6 燃料噴射弁 8 燃料タンク 10 吸気管内絶対圧センサ 15 キャニスタ 16 パージ制御弁 17 パージ管 18 熱線式流量計 19 チャンバ 153 ボトム部チャンバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月20日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図5は、混合気中のベーパ濃度βと流量表
示変化率との関係を示す図であり、同図中実線は熱線式
流量計22の出力値QHに対応し、破線はPC流量(P
CQ1)に対応する。ここで、流量表示変化率は、パー
ジ流量TQを一定とした場合においてβ=0%のときの
流量表示値(即ち上記QH値若しくはPCQ1値)に対
するβ>0%のときの流量表示値の比率を示すパラメー
タである。即ち、流量表示変化率はパージ流量TQに対
するQH値若しくはPCQ1値の比率(QH/TQ若し
くはPCQ1/TQ)を表わしており、例えばβ=0%
のときには、図6(a)に示すようにPCQ1=QH=
TQ=1〔l/min〕となるが、β=100%のときに
は、同図(b)に示すようにTQ=1〔l/min〕に対
して、PCQ1=1.69〔l/min〕、QH=4.45〔l/m
in〕となる。従って、図5の関係を用いて、PC流量P
CQ1及び熱線式流量計出力値QHに基づいて、ベーパ
濃度β、ベーパ流量VQ及びパージ流量TQを算出する
ことができる。より具体的には図6(c)に示すような
関係となるので、QH値及びPCQ1値からベーパ濃度
β、ベーパ流量VQ及びパージ流量TQ(図中のβ一定
の線上に1l,2l,…と表示したものがVQであり、
パージ流量TQはVQ/βとして算出できる)を求める
ことができる。
示変化率との関係を示す図であり、同図中実線は熱線式
流量計22の出力値QHに対応し、破線はPC流量(P
CQ1)に対応する。ここで、流量表示変化率は、パー
ジ流量TQを一定とした場合においてβ=0%のときの
流量表示値(即ち上記QH値若しくはPCQ1値)に対
するβ>0%のときの流量表示値の比率を示すパラメー
タである。即ち、流量表示変化率はパージ流量TQに対
するQH値若しくはPCQ1値の比率(QH/TQ若し
くはPCQ1/TQ)を表わしており、例えばβ=0%
のときには、図6(a)に示すようにPCQ1=QH=
TQ=1〔l/min〕となるが、β=100%のときに
は、同図(b)に示すようにTQ=1〔l/min〕に対
して、PCQ1=1.69〔l/min〕、QH=4.45〔l/m
in〕となる。従って、図5の関係を用いて、PC流量P
CQ1及び熱線式流量計出力値QHに基づいて、ベーパ
濃度β、ベーパ流量VQ及びパージ流量TQを算出する
ことができる。より具体的には図6(c)に示すような
関係となるので、QH値及びPCQ1値からベーパ濃度
β、ベーパ流量VQ及びパージ流量TQ(図中のβ一定
の線上に1l,2l,…と表示したものがVQであり、
パージ流量TQはVQ/βとして算出できる)を求める
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 寛明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 若城 輝男 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 清宮 孝 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着
するためのキャニスタ及び該キャニスタ内に吸着した燃
料蒸気を含む混合気をエンジン吸気系に供給するパージ
通路を備えた内燃エンジンの、前記混合気中の燃料蒸気
成分を検出する燃料蒸気検出装置において、前記パージ
通路を流れる混合気の流量を算出するパージ流量算出手
段と、前記パージ通路を流れる混合気の流量を計測する
質量流量計と、前記パージ流量算出手段のパージ流量算
出値及び前記質量流量計の出力値に基づいて燃料蒸気成
分を検出する燃料蒸気検出手段とを設け、前記パージ通
路はその途中にチャンバを有し、前記質量流量計は該チ
ャンバ内に配設されていることを特徴とする内燃エンジ
ンの燃料蒸気検出装置。 - 【請求項2】 燃料タンクから発生する燃料蒸気を吸着
するためのクローズドボトム型のキャニスタ及び該キャ
ニスタ内に吸着した燃料蒸気を含む混合気をエンジン吸
気系に供給するパージ通路を備えた内燃エンジンの、前
記混合気中の燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検出装置
において、前記パージ通路を流れる混合気の流量を算出
するパージ流量算出手段と、前記パージ通路を流れる混
合気の流量を計測する質量流量計と、前記パージ流量算
出手段のパージ流量算出値及び前記質量流量計の出力値
に基づいて燃料蒸気成分を検出する燃料蒸気検出手段と
を設け、前記質量流量計は前記キャニスタのボトム部チ
ャンバ内に配設されていることを特徴とする内燃エンジ
ンの燃料蒸気検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15404691A JPH05231248A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 内燃エンジンの燃料蒸気検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15404691A JPH05231248A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 内燃エンジンの燃料蒸気検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231248A true JPH05231248A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=15575738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15404691A Withdrawn JPH05231248A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 内燃エンジンの燃料蒸気検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05231248A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5609141A (en) * | 1994-06-22 | 1997-03-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Evaporative fuel control device |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP15404691A patent/JPH05231248A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5609141A (en) * | 1994-06-22 | 1997-03-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Evaporative fuel control device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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