JPH05231742A - 吸収式冷温水機 - Google Patents
吸収式冷温水機Info
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Abstract
が低い場合での、吸収式冷温水機の冷房運転立上りを支
障なく、かつスムーズに行える吸収式冷温水機を提供す
る。 【構成】吸収式冷温水機の吸収器6と凝縮器4を冷却す
るための冷却水循環用パイプ10の途中に冷却水温度セ
ンサー21を設け、吸収式冷温水機の冷房運転開始時に
この冷却水温度センサー21により冷却水の温度を検知
し、冷却水の温度が所定の値よりも低い場合には吸収式
冷温水機の冷暖房切替弁11を暖房側にして、高温再生
器1で発生した高温の冷媒蒸気を吸収器6に導入し、こ
の高温の冷媒蒸気で冷却水循環用パイプ10を介して冷
却水を加熱し、冷却水が冷房運転立上りに支障のない温
度以上に上昇したら冷暖房切替弁11を冷房側に戻して
冷房運転を行うようにした。
Description
より詳しくは冷房運転開始時に冷却水の温度が低過ぎる
場合に、予め加熱するようにして運転を立ち上げるよう
にした吸収式冷温水機に関する。
御を説明するのに先立って、吸収式冷温水機の概要を図
3を用いて説明する。図3において、高温再生器1は内
部にバーナ等が収められた燃焼室が設けられ、冷媒を吸
収して濃度が薄くなった稀溶液を加熱し、この稀溶液か
ら冷媒蒸気を発生する。分離器2は冷媒蒸気を蒸発して
濃度が濃くなった中間濃溶液と冷媒蒸気とを分離し、前
者を高温溶液熱交換器7へ後者を低温再生器3へと送り
込む。低温再生器3は高温溶液熱交換器7により温度が
低下した中間濃溶液を分離器2からくる冷媒蒸気で再加
熱し、中間濃溶液の中から更に冷媒蒸気を発生させ、こ
れを凝縮器4へ送出しかつ中間濃溶液自身を濃溶液にす
るとともに、分離器2からきた冷媒蒸気を冷媒液にして
凝縮器4へと送り込む。凝縮器4は低温再生器3で発生
した冷媒蒸気を冷却水を用いて冷却液化して冷媒液にし
蒸発器5へ送り込む。蒸発器5は内部に冷却すべき循環
水が流れる伝熱管(冷水器)5Aが配設され、伝熱管5
Aに凝縮器4から送られてくる冷媒液を散布器5Bを用
いて散布し、冷媒液が冷媒蒸気となるときの気化熱を利
用して循環水を冷却する。吸収器6は低温再生器3から
低温溶液熱交換器8を通ってきた濃溶液が導入され上部
に設けられた散布器6Bを用いて散布・滴下され、この
濃溶液は蒸発器5内で気化した冷媒蒸気を吸収する。吸
収器6の吸収作用によって蒸発器5内は高真空が確保さ
れており、蒸発器5内の伝熱管5A上に散布された冷媒
液は直ちに蒸発できるようになっている。また、吸収器
6には濃溶液が冷媒蒸気を吸収して稀溶液となる際の冷
却のための冷却手段10が配設されている。この冷却手
段10はコイル状のパイプで構成されており凝縮器4の
冷却用パイプとも連なっていて、内部を冷却水が循環す
るようになっている。高温溶液熱交換器7は高温の中間
濃溶液と低温の稀溶液との間で熱交換し、また、低温溶
液熱交換器8は高温の濃溶液と低温の稀溶液との間で熱
交換を行い、高温側と低温側とに2段に設けて熱交換効
率の向上を図っている。溶液循環ポンプ9は吸収器6に
おいて冷媒蒸気を吸収して稀溶液となったものを低温溶
液熱交換器8および高温溶液熱交換器7を介して高温再
生器1に送り、再び循環させるために設けられている。
なお、冷暖房切替弁11は吸収式冷温水機を冷房と暖房
に切替えるための弁であり、暖房時には高温再生器1で
発生した高温の冷媒蒸気と中間濃溶液を分離器2から直
接蒸発器5および吸収器6へ導入して、伝熱管(温水
器)5Aを介して温水を循環させるようになっている。
水の温度制御に関するものであるので、以下にこれにつ
いて詳述する。冬場の外気温度が極低温の状況下で冷却
水の温度が低い場合、吸収式冷温水機の冷房運転立上げ
の際に、冷媒の凍結や吸収溶液の晶析などを生じ運転に
支障を起こす危険がある。このため従来技術では図4お
よび図5に示すようにしていた。なお、図3と同一部材
には同じ符号を付してある。
から管12を通って送り込まれてきた冷媒液を貯蔵する
貯蔵室5Cを設け、この貯蔵室5Cに蒸発器5の温度を
検知する温度センサー13を配設し、蒸発器5内の温度
が冷媒の凍結の危険がある温度T1以下になった場合
は、低温溶液熱交換器8を介し管14bを通ってくる吸
収溶液を弁15を開くことによって前記冷媒液貯蔵室5
Cに供給し、冷媒中に混入させて冷媒の凍結温度を下げ
て冷媒の凍結を防いでいた。さらにそれでも蒸発器温度
が低下して、ある温度T2以下になったら吸収式冷温水
機の運転を一旦停止させ吸収溶液の晶析を回避させ、蒸
発器の温度上昇を待っていた。なお、図4中の吸収器6
にはコイル状の冷却水循環用パイプ10が配設されてお
り、このコイル状のパイプ10の内部には冷却水循環ポ
ンプ16によって冷却水が循環するようになっており、
また、このコイル状のパイプ10の上部からは低温溶液
熱交換器8を介し管14aを通ってくる冷媒蒸気吸収用
の吸収溶液が散布されるようになっている。
イプ10と接続し冷却水を供給する冷却塔17の下部に
設けられた冷却水貯留部18内に電気ヒータ19を配設
し、かつこの冷却水貯留部18に温度センサー20を設
けて冷却水の温度を検知し、冷却水が運転に支障がない
温度まで予め加熱して冷房運転を開始していた。
うな従来の吸収式冷温水機にあっては、例えば、図4に
示すものでは吸収式冷温水機に支障をきたすことは回避
できても、温度がT2以下の極低温になった場合運転を
一旦停止させ蒸発器の温度上昇を待たねばならない等、
冷房運転を満足に立ち上がらせることが困難であった。
また、図5に示すものの場合、電気ヒータなど特別に設
備が必要となりコスト高となる、と同時に電気ヒータで
は加熱容量が小さいので時間がかかると共に電気ヒータ
の周辺は加熱されるが冷却水系全体(配管中の冷却水全
体)の加熱は期待できなかった。
れたもので、その目的は冬場、外気温度が極低温の状況
下で冷却水温度が低い場合での、吸収式冷温水機の冷房
運転立上りを支障なく、かつスムーズに行える吸収式冷
温水機を提供することにある。
に、本発明による吸収式冷温水機にあっては以下の構成
とした。即ち、吸収式冷温水機の吸収器と凝縮器を冷却
するための冷却水循環用パイプの途中に冷却水温度セン
サーを設け、吸収式冷温水機の冷房運転開始時にこの冷
却水温度センサーにより冷却水の温度を検知し、冷却水
の温度が所定の値よりも低い場合には吸収式冷温水機の
冷暖房切替弁を暖房側にして、高温再生器で発生した高
温の冷媒蒸気を吸収器に導入し、この高温の冷媒蒸気で
冷却水循環用パイプを介して冷却水を加熱し、冷却水が
冷房運転立上りに支障のない温度以上に上昇したら冷暖
房切替弁を冷房側に戻して冷房運転を行うようにしたこ
とを特徴とする。
凝縮器を冷却するための冷却水循環用パイプの途中に冷
却水温度センサーを設け、吸収式冷温水機の冷房運転開
始時にこの冷却水温度センサーにより冷却水の温度を検
知する。よって、冬場、外気温度が極低温の状況下で冷
却水温度が低過ぎる場合には、吸収式冷温水機の冷暖房
切替弁を暖房側にして、高温再生器で発生した高温の冷
媒蒸気を吸収器に導入し、この高温の冷媒蒸気と冷却水
をコイル状の冷却水循環用パイプを介して熱交換させて
冷却水を加熱し、冷却水が冷房運転立上りに支障のない
温度以上に上昇したら冷暖房切替弁を冷房側に戻して冷
房運転を行うようにしたので、冷房運転の立上りがスム
ーズに行えるようになった。
明する。図1は本発明の概略構成図であり、前出の図と
同一部材には同じ符号を付して示してある。図1におい
て、符号1は高温再生器を示し、この高温再生器1は内
部にバーナ等が収められた燃焼室が設けられ、冷媒を吸
収して濃度が薄くなった稀溶液を加熱し、この稀溶液か
ら冷媒蒸気を発生しつつ分離器2へと送り込む。分離器
2へ送り込まれた冷媒蒸気および吸収溶液は、図3にお
いて説明したように、低温再生器3、凝縮器4、蒸発器
5および吸収器6、低温溶液熱交換器8、並びに高温溶
液熱交換器7を介して再び高温再生器1へと循環する。
この溶液の循環は溶液循環ポンプ9によって行われる。
また、吸収器6と凝縮器4にはコイル状の冷却水循環用
パイプ10が配設されており、このパイプ10には冷却
水循環ポンプ16が接続しており冷却水を循環させるよ
うにしている。そして、パイプ10の吸収器6の入口近
傍には冷却水温度センサー21が設けられて冷却水の温
度を検知するようになっている。分離器2と蒸発器5お
よび吸収器6は直接配管で接続されており、途中に冷暖
房切替弁11が設けられている。(図3をも参照)図1
においては、※印で示している部分で配管は接続してい
る。冷暖房切替弁11は冷房運転時は閉、暖房運転時は
開となる。
2に示すように作用する。常温時に吸収式冷温水機を冷
房運転する時は、冷房運転開始30と同時に矢印31、
32、および33で示すように、溶液循環ポンプ9と冷
却水循環ポンプ16を駆動し、高温再生器1のバーナに
点火し、冷暖房切替弁11を閉として、通常の冷房サイ
クルの運転を実行する。そして、冬場の外気温度が低い
状況の下では、冷房運転開始30の信号が出ると矢印3
4で示すように、まず冷却水温度の判定35を行う。こ
れはパイプ10の吸収器6の入口近傍に設けられた冷却
水温度センサー21により冷却水の温度を検知すること
によって行う。冷却水温度センサー21の検出値が所定
の値よりも高いか低いかを判断し、高い場合は矢印36
で示すように冷暖房切替弁11を閉として、上述のよう
にして通常の冷房サイクルの運転を行う。冷却水温度の
判定35で低いと判断した場合には、矢印37で示すよ
うに冷暖房切替弁11を開38として矢印39で示すよ
うに冷却水温度の判定35に戻る。冷暖房切替弁11を
開38とすると同時に、矢印31および32で示すよう
に、溶液循環ポンプ9と冷却水循環ポンプ16を駆動
し、高温再生器1のバーナに点火する。その結果、高温
再生器1で発生した高温の冷媒蒸気を分離器2を通って
吸収器6に導入し、この高温の冷媒蒸気と冷却水をコイ
ル状の冷却水循環用パイプ10を介して熱交換させて冷
却水を加熱する。加熱した冷却水は冷却水温度センサー
21により検出され、検出値が所定の値、即ち、冷却水
が冷房運転立上りに支障のない温度よりも高いと冷却水
温度の判定35で判断すると、矢印36で示すように冷
暖房切替弁11を閉となるように切替え、その後、通常
の冷房サイクルの運転を実行する。
の場合でも、冷房運転立ち上げに支障のない温度まで冷
却水を、吸収式冷温水機が具備する加熱源即ち高温再生
器で加熱でき、冷房運転を何等支障なくスムーズに立ち
上げることができるようになった。
冷温水機によれば、吸収式冷温水機の吸収器と凝縮器を
冷却するための冷却水循環用パイプの途中に冷却水温度
センサーを設け、吸収式冷温水機の冷房運転開始時にこ
の冷却水温度センサーにより冷却水の温度を検知する。
従って、冬場、外気温度が極低温の状況下で冷却水温度
が低過ぎる場合には、吸収式冷温水機の冷暖房切替弁を
暖房側にして、高温再生器で発生した高温の冷媒蒸気を
吸収器に導入し、この高温の冷媒蒸気と冷却水をコイル
状の冷却水循環用パイプを介して熱交換させて冷却水を
加熱し、冷却水が冷房運転立上りに支障のない温度以上
に上昇したら冷暖房切替弁を冷房側に戻して冷房運転を
行うようにしたので、冷房運転の立上りがスムーズに行
えるようになった。また、冷却水を加熱する加熱源とし
て吸収式冷温水機が具備するものを用いるので、電気ヒ
ータなどの特別な装置を必要とせずコスト安となった。
さらに、吸収式冷温水機の冷房運転立上げの際に、予め
冷却水を加熱し所定温度以上にして循環させるので、冷
媒の凍結や吸収溶液の晶析などを生じることがなく運転
に支障を起こす危険がなくなった。
成図を示すものである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 吸収式冷温水機の吸収器と凝縮器を冷却
するための冷却水循環用パイプの途中に冷却水温度セン
サーを設け、吸収式冷温水機の冷房運転開始時にこの冷
却水温度センサーにより冷却水の温度を検知し、冷却水
の温度が所定の値よりも低い場合には吸収式冷温水機の
冷暖房切替弁を暖房側にして、高温再生器で発生した高
温の冷媒蒸気を吸収器に導入し、この高温の冷媒蒸気で
冷却水循環用パイプを介して冷却水を加熱し、冷却水が
冷房運転立上りに支障のない温度以上に上昇したら冷暖
房切替弁を冷房側に戻して冷房運転を行うようにしたこ
とを特徴とする吸収式冷温水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198392A JP2668039B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 吸収式冷温水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198392A JP2668039B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 吸収式冷温水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231742A true JPH05231742A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2668039B2 JP2668039B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12346173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198392A Expired - Lifetime JP2668039B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 吸収式冷温水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2668039B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06257882A (ja) * | 1993-03-03 | 1994-09-16 | Yazaki Corp | 吸収式冷温水機 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP3198392A patent/JP2668039B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06257882A (ja) * | 1993-03-03 | 1994-09-16 | Yazaki Corp | 吸収式冷温水機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2668039B2 (ja) | 1997-10-27 |
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