JPH05232096A - 減圧弁調整装置 - Google Patents

減圧弁調整装置

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JPH05232096A
JPH05232096A JP7009692A JP7009692A JPH05232096A JP H05232096 A JPH05232096 A JP H05232096A JP 7009692 A JP7009692 A JP 7009692A JP 7009692 A JP7009692 A JP 7009692A JP H05232096 A JPH05232096 A JP H05232096A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁を用いて減圧弁の圧力,流量を調整す
る際にその減圧弁の性能,操作性を向上させるようにす
る。 【構成】 減圧弁1において背圧室11B内のダイヤフ
ラム12がそのたわみ等による力Fでポペット弁15を
下方に押したとき、釣り合った状態では、2次側圧力を
O,背圧室11B内の圧力をPNとすると、PO+k=
N+K+Fとなる。この場合、圧縮コイルばね17の
ばね圧Kが圧縮コイルばね16のばね圧kに比べて非常
に大きく(K>k)、PO<PN+Fとなる。また、圧縮
コイルばね17のばね圧Kが大きいので、PO<PNと考
えられるが、仮にPO>PNとなったとしても排出用電磁
弁23がON動作すると、背圧室11Bの圧力PNは大
気に放出されて必ず下がるため、圧力調整を確実に制御
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁弁を用いて減圧弁
の流量,圧力を自動的に調整する減圧弁調整装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流量および圧力調整はメカ設定式
減圧弁が通常良く用いられており、その減圧弁を例えば
ガスクロマトグラフのキャリアガス流量調整系に適用し
た場合を例にとり説明する。図5はそのガスクロマトグ
ラフの概略構成を示すものであり、恒温槽を形成し所定
温度に保持されるアナライザ本体40,サンプルバルブ
41,カラム42,検出器43,計量管44,ヘリウム
等のキャリアガスCGを所定圧に減圧する減圧弁30な
どを備え、測定時にサンプルバルブ41の流路を実線の
状態から破線の状態に切替えることにより、計量管44
によって分取した測定すべきサンプルガスSGをキャリ
アガスCGによってカラム42内に送り込むようにして
いる。そしてこのカラム42で分離した各ガス成分を熱
伝導度検出器等の検出器43によって検出し、その検出
信号をコントローラ45により波形処理したり記録紙に
記録してサンプルガスの分析を行うようになっている。
一方、非測定時にはサンプルバルブ41の流路を実線図
示の状態に切替えることにより、キャリアガスCGをカ
ラム42および検出器43へ導いている。
【0003】ここで減圧弁30は、キャリアガス供給流
路13およびキャリアガス排出流路14に連通する内室
31,この内室31を上下2つの室に仕切るダイヤフラ
ム32,ポペット弁33,圧縮コイルばね34などを備
える。この内室31の上側の室にはダイヤフラム32を
下側の室側に付勢する圧力設定用の圧縮コイルばね35
と、圧縮コイルばね35の上端を保持するばね受け部材
36とが配設され、このばね受け部材36を圧力設定用
ねじ37によって上下動させると圧縮コイルばね35の
ばね圧が調整される。そして下側の室側にはシートリン
ク(図示せず)とその流通孔を開閉制御するポペット弁
33が圧縮コイルばね34に対向して配設され、圧力調
節用ねじ37を手動操作で回してキャリアガスCGの2
次側圧力PO (出力圧)を設定圧力と等しくするものと
なっている。
【0004】しかしながら、このような減圧弁において
は、キャリアガスの1次圧変動や振動,負荷変動,減圧
弁の周囲温度特性等によってキャリアガスの2次側圧力
Oが変動すると、その流量も変化するため、カラム4
2によるガス成分の分離状態および検出器43における
ブリッジ回路のバランスが崩れ、これによりベース電圧
が変動し、その都度圧力設定用ねじ37を回して減圧弁
30の設定圧を変えているが、わざわざ装置のところま
で行き、圧力設定用ねじ37を手動操作することは非常
に面倒で、圧力変動に迅速に対処できないという問題が
あった。
【0005】このような問題を解消するため、同一出願
人は、電磁弁を利用して減圧弁の圧力,流量を自動的に
調整する装置を提案しており、その基本構成を図4に示
す。この装置は、図4に示すように、内室11と,内室
11を上下2つの室11Aと11Bに仕切るダイヤフラ
ム12と,内室11の入口及び出口にそれぞれ連通する
キャリアガス供給流路13およびキャリアガス排出流路
14と,ポペット弁15と,圧縮コイルばね16等から
なる減圧弁1を備え、下側の室11Aが圧力室、上側の
室11Bが背圧室をそれぞれ形成している。そして、キ
ャリアガス供給流路13より送られてくるキャリアガス
の圧力を所定圧P0 に減圧する背圧室11Bには1つの
出入口21を有し、この出入口21はキャリアガス供給
流路13から分岐されキャリアガス排出流路14に連通
する背圧流路18に分岐路19を介して連通されてい
る。また、分岐路19には焼結金属等からなる固定絞り
20が配置されている。
【0006】また、背圧流路18には分岐路19を挟ん
でその供給側と排出側に位置する第1,第2の電磁弁2
2及び23が配置され、さらに供給用電磁弁22の下流
側には減圧弁1の2次側圧力PO を検出する圧力センサ
2が設けられている。従って、キャリアガスCGはその
流路13を経て減圧弁1の圧力室11A側に1次側圧力
S として送られると共に、供給用電磁弁22を開く
と、背圧流路18−分岐路19−固定絞り20を通って
背圧室11Bにも背圧PN として送られ、この背圧PN
を、1次側圧力PSと圧縮コイルばね16のばね圧の和
と対応させている。そして背圧PN は排出用電磁弁23
を開くと低下する。
【0007】9は減圧弁1を駆動してその出力圧を任意
の設定値に制御するためのコントローラで、圧力センサ
1からの検出値PVと予め設定された設定値SPとを比
較し、その比較結果に基いて2つの電磁弁22,23を
開閉制御して、2次側圧力PO が常に設定圧となるよう
にしている。この場合、キャリアガスの1次側圧力P
S ,背圧PN および2次側圧力POの関係は、PS≧PN
>POとなる。すなわち、圧力サンサ2の検出値PVが
設定値SPの下限値以下の場合、2次側圧力PO は設定
圧力より低い。このとき、コントローラ9からの信号に
よって供給用電磁弁22を開く一方、排出用電磁弁23
を全閉状態に保持し、背圧室11Bに供給されるキャリ
アガスの圧力を増加させる。すると、背圧PN が増大
し、ダイヤフラム12を圧縮コイルばね16に抗して下
方に変位させ、ポペット弁15を開く。
【0008】従って、圧力室11Aへのキャリアガスの
圧力が増加し、2次側圧力PO を増大させる。2次側圧
力PO が増加して設定圧力と一致すると、検出値PVが
設定値SPの範囲内に入るため供給用電磁弁22を閉鎖
する。外乱等により2次側圧力PO が設定圧力より大き
くなり、検出値PVが設定値SPの上限値を越えると、
今度は排出用電磁弁23を開いて背圧PN を下げる。す
ると、その分だけダイヤフラム12が上方に変位してポ
ペット弁15が閉まり、2次側圧力PO を低下させる。
そして2次側圧力PO が設定圧と一致すると、排出用電
磁弁23を閉鎖する。このように2つの電磁弁22,2
3を利用して減圧弁1の圧力調整を行う装置は、1次圧
変動や振動,負荷変動,減圧弁の周囲温度特性等の影響
が少なく、減圧弁の設定圧力を自動的に可変設定できる
等の利点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、背圧PN
2次側圧力POに排出する経路を有する減圧弁1の場
合、この減圧弁で釣り合っている(平衡)状態では、そ
の圧縮コイルばね16のばね圧をkとしたとき、 PN=PO+k (1) となる。しかし、実際にはダイヤフラム12のたわみな
どによってダイヤフラム自体にも力Fをもつため、例え
ばダイヤフラム12のFの力でポペット弁15を押して
いたとすると、釣り合った状態では PN+F=PO+k (2) となる。ここで、F>kならばPN<POとなる。つまり
圧力を下げるために排出用電磁弁23をON(開成)動
作すると、圧力の高い2次側圧力PO が逆流してしま
い、その結果、圧力調整が不能になるという問題点があ
った。
【0010】本発明は以上の点に鑑み、上記のような課
題を解決するためになされたもので、その目的は、電磁
弁を用いて減圧弁の圧力,流量を調整する際にその減圧
弁の性能,操作性を向上させることができる減圧弁調整
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る減圧弁調整装置は、内室と,この内室
を上下2つの室に仕切るダイヤフラムと,前記内室の上
側の室を背圧室とし、下側の室を圧力室としてその圧力
室の入口および出口にそれぞれ連通されたガス供給流路
及びガス排出流路と,圧力室に第1のばねによりダイヤ
フラム側に弁体を付勢してその弁体の入口部より出口部
へ通じる流通孔を背圧室の圧力に応じて調節可能に設け
られた弁調節機構と,背圧室内にそのダイヤフラムを圧
力室側に押圧するように設けられた第1のばねより大き
いばね圧を有する第2のばねと,前記ガス排出流路と背
圧室の出入口との間に絞りを介して連通された背圧流路
とから減圧弁を構成する。そして、前記背圧流路の絞り
側に第1の供給用電磁弁を配置するとともに、この第1
の電磁弁と前記絞りとの間の背圧流路に一端が連通され
かつ他端が大気に開放された流路に第2の排出用電磁弁
を配置し、減圧弁の2次側圧力を圧力センサで検出し
て、この圧力センサの検出値と予め設定された基準の設
定値を比較しその比較結果に基づき第1及び第2の電磁
弁を開成制御することにより、減圧弁の2次側圧力を一
定に保つようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明によると、減圧弁は、その2次側圧力を
O,背圧室の圧力をPN,第1のばねのばね圧をk,第
2のばねのばね圧をKとし、平衡状態にあるとき PN+K=PO+k (3) の式を満たす(PN <PO )。但し第2のばねのばね圧
Kは第1のばねのばね圧kよりも非常に大きいものと
し、ここでは便宜上K>kと表す。したがって、ダイヤ
フラムのたわみ等による力が背圧室側から2次圧側に加
わったとしても第2の排出用電磁弁がON動作すると背
圧PN の圧力が必ず下がる方向に進むので、PN>PO
にはならない。その結果、安定した制御が可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を説明するた
めの減圧弁調整装置の基本構成図である。この実施例に
おいてキャリアガスの圧力調整を行う減圧弁1は、背圧
室11Bに、ダイヤフラム12を圧力室11A側のピポ
ット弁15に対して所定圧で押圧するように圧縮コイル
ばね16のばね圧kよりも大きいばね圧K(但しK>
k)を有する圧縮コイルばね17を設ける。そして、こ
の背圧室11Bの出入口21とキャリアガス排出流路1
4との間の背圧流路18aには第1の供給用電磁弁22
を設け、その供給用電磁弁22と固定絞り20との間の
背圧流路18aに一端が連通され他端が大気に開放され
た流路18bには第2の排出用電磁弁23を設ける。
【0014】さらに、減圧弁1の2次側圧力PO を検出
する圧力センサ2の検出値PVがA/D変換器3を経て
コントローラとしてのCPU(マイクロコンピュータ)
4に入力されている。このCPU4は圧力センサ2から
の検出値PVが圧力増加方向か、あるいは圧力減少方向
かを判断し、それに応じた第1及び第2のゲートパルス
GPL,GPHを駆動ゲート部6に出力するとともに、基
準の設定値SPをキャリアガス圧力制御部5に出力す
る。
【0015】このキャリアガス圧力制御部5は、図2に
示すように、基準の設定値SPに対して予め設定された
所定の上限値SPU及び下限値SPDを有し、圧力センサ
2の検出値PVがCPU4から送出される設定値SPの
許容範囲つまり設定値SPと下限値SPD の範囲内にあ
るとき、キャリアガス圧力増加用の第1の電磁弁駆動信
号VLCO,キャリアガス圧力減少用の第2の電磁弁駆動
信号VHCOを「L」レベル(オフ信号)とし、検出値P
Vが設定値SPの下限値SPD 以下にあるときは第1の
電磁弁駆動信号VLC0のみを「H」レベル(オン信号)
とする。そして検出値PVが設定値SPの上限値SPU
以上にあるか、あるいは設定値SPと上限値SPUの範
囲内にあるときは第2の電磁弁駆動信号VHC0のみを
「H」レベル(オン信号)とし、そのVLC0,VHCO
信号を駆動ゲート部6の各スイッチ61,62にそれぞれ
入力する。
【0016】また、駆動ゲート部6はCPU4から出力
されるキャリアガス圧力制御に対応した第1及び第2の
ゲートパルスGPL ,GPH によって第1及び第2の電
磁弁駆動信号VLCO ,VHC0 をそれぞれオン・オフ制
御して所定のパルス幅をもつ信号に変換したうえ、電磁
弁駆動部7に出力する。これにより電磁弁駆動部7は、
駆動ゲート部6より出力される図3(a) に示すような所
定のパルス幅Taをもつ第1の電磁弁駆動信号VLによ
って第1の供給用電磁弁22を開閉制御するとともに、
駆動ゲート部6より出力される図3(b)および(c)に示す
ようなパルス幅Tb,Tcをもつ第2の電磁弁駆動信号
VHによって第2の排出用電磁弁23を開閉制御する。
【0017】すなわち、圧力センサ2の検出値PVが設
定値SPの下限値SPD 以下にあるときは、図3(a) に
示すパルス幅Taの第1の電磁弁駆動信号VLにより供
給用電磁弁22を駆動する。そして、圧力センサ2の検
出値PVが設定値SPの上限値SPU以上にあるときは
図3(b)に示すパルス幅Tbの第2の電磁弁駆動信号V
Hによって第2の排出用電磁弁23を駆動し、しかる後
その検出値PVが設定値SPと上限値SPUの範囲内に
あるときは図3(c)に示すパルス幅Tc(但しTa>T
b>Tc)の第2の電磁弁駆動信号VHによって排出用
電磁弁23を駆動することにより、減圧弁1の2次側圧
力P0 を調整するようになっている。なお、図1におい
て図4と同一または相当部分は同一符号を付記してい
る。
【0018】次に上記実施例の動作について説明する。
まずキャリアガス圧力制御部5において圧力センサ2の
検出値PVが設定値SPの下限値SPD以下の場合、2
次側圧力POは設定圧力より低い。この時、CPU4は
圧力センサ2からの検出値PVを受けて圧力増加方向と
判断し、その第1のゲートパルスGPL を駆動ゲート部
6に出力する。そして、キャリアガス圧力制御部5は第
1の電磁弁駆動信号VLCOのみを「H」レベル(オン信
号)とし、その信号VLCOが駆動ゲート部6のスイッチ
1 に入力されて第1のゲートパルスGPLでオン,オ
フ制御され、図3(a)に示すようなパルス幅Taの信号
が電磁弁駆動部7に入力される。
【0019】これにより、電磁弁駆動部7は図3(a) に
示すパルス幅Taの信号VLによって供給用電磁弁22
を開く一方、排出用電磁弁23を全閉状態に保持する
と、減圧弁1の背圧室11Bの背圧PN が増大し、ダイ
ヤフラム12を圧縮コイルばね16に抗して下方に変位
させ、ポペット弁15を開く。従って、圧力室11Aへ
供給されるキャリアガスCGの圧力が増加し、2次側圧
力PO を増加させる。2次側圧力PO が増加して設定圧
力と一致すると、検出値PVが設定値SPの下限値SP
D 内に入るため供給用電磁弁22を閉鎖する。
【0020】一方減圧弁1の圧力調整時に、図2に示す
ように、圧力センサ2の検出値PVが設定値SPの上限
値SPU を越えると、CPU4は圧力センサ2からの検
出値PVを受けて圧力減少方向と判断し、それに応じた
第2のゲートパルスGPH を駆動ゲート部6に出力す
る。そして、キャリアガス圧力制御部5は第2の電磁弁
駆動信号VHCOのみを「H」レベル(オン信号)とし、
その信号が駆動ゲート部6のスイッチ62 に入力されて
第2のゲートパルスGPHでオン・オフ制御され、図3
(b) に示すようなパルス幅Tbの信号VLが電磁弁駆動
部7を通して排出用電磁弁23に入力される。
【0021】これにより排出用電磁弁23は開いて背圧
N を下げる。すると、その分だけダイヤフラム12が
上方に変位してポペット弁15が閉まり、2次側圧力P
O を低下させる。その結果、2次側圧力P0 は次第に低
下する。そして検出値PVが時点Qで上限値SPU より
低下すると、CPU4は第2のゲートパルスGPH を駆
動ゲート部6に入力し、その制御ゲート部6から出力さ
れる図3(c) に示すようなパルス幅Tcの信号VHによ
って排出用電磁弁23のみを駆動する。これにより減圧
弁1は上述と同様に動作して、2次側圧力PO が設定圧
と一致すると、検出値PVが設定値SPの下限値SPD
内に入り、第1及び第2の電磁弁駆動信号VL,VHが
共に「L」レベル(オフ信号)となり、排出用電磁弁2
3を閉鎖する。
【0022】このように本実施例によると、減圧弁2の
圧力調整時に、図2に示すように、設定値SPに対して
の上限値SPU をSP+0.15Kgf/cm2とし、その下
限値SPD をSP−0.20Kgf/cm2としたとき、圧力
センサ2の検出値PVがその下限値SPD 以下にある場
合は、広いパルス幅Taの信号VLとして例えばデュー
ティ比90%のパルスによりキャリアガス圧力増加用の
第1の電磁弁22を駆動する。また、圧力センサ2の検
出値PVが上限値SPU 以上にある場合は(PV>SP
+0.15)、パルス幅Tbの信号VLとして例えばデ
ューティ比50%のパルスによりキャリアガス圧力減少
用の第2の電磁弁23を駆動し、さらに、その検出値P
Vが設定値SPと上限値SPU の範囲内にあるときは
(SP≦PV≦SP+0.15)、狭いパルス幅Tcの
信号VLとして例えばデューティ比10%のパルスによ
って第2の電磁弁23を駆動することにより、図2に示
すように、減圧弁2の2次側圧力P0を所定の圧力調整
時間T1以内に静止域(SPD≦PV<SP)内に素早く
制御できる。
【0023】また本実施例によると、減圧弁1において
背圧室11B内のダイヤフラム12がそのたわみ等によ
る力Fでポペット弁15を下方に押したとき、釣り合っ
た状態では PO+k=PN+K+F (4) となる。この時、圧縮コイルばね17のばね圧Kが圧縮
コイルばね16のばね圧kに比べて非常に大きく(K>
k)、PO<PN+Fとなる。また、圧縮コイルばね17
のばね圧Kが大きいので、PO<PNと考えられるが、仮
にPO>PNとなったとしても排出用電磁弁23がON動
作すると、背圧室11Bの圧力PN は大気に放出されて
必ず下がるため、圧力調整を確実に制御することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電磁弁を
用いて減圧弁の流量,圧力を調整するものにおいて、減
圧弁のダイヤフラムの力が背圧室側から2次圧側に加わ
ったとしても、背圧室の圧力PN が必ず下がる方向に進
むので、PN>POになることはない。そのため、安定し
た制御が実現でき、性能を向上させることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による減圧弁調整装置の一実施例を示す
基本構成図である。
【図2】本実施例の動作を説明するための図である。
【図3】本実施例における各電磁弁を駆動するパルス信
号の波形図である。
【図4】従来技術におけるキャリアガス流量コントロー
ル装置の基本構成図である。
【図5】通常のメカ設定式減圧弁をガスクロマトグラフ
に適用したときの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 減圧弁 2 圧力センサ 4 CPU(コントローラ) 5 キャリア圧力制御部 6 駆動ゲート部 7 電磁弁駆動部 11 内室 11A 圧力室 11B 背圧室 12 ダイヤフラム 13 キャリアガス供給流路 14 キャリアガス排出流路 15 ピポット弁 16,17 圧縮コイルばね 18a 背圧流路 18b 流路 20 固定絞り 21 背圧室の出入口 22 第1の供給用電磁弁 23 第2の排出用電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内室と,この内室を上下2つの室に仕切
    るダイヤフラムと,前記内室の上側の室を背圧室とし、
    下側の室を圧力室としてその圧力室の入口および出口に
    それぞれ連通されたガス供給流路及びガス排出流路と,
    前記圧力室に第1のばねにより前記ダイヤフラム側に弁
    体を付勢してその弁体の入口部より出口部へ通じる流通
    孔を前記背圧室の圧力に応じて調節可能に設けられた弁
    調節機構と,前記背圧室にそのダイヤフラムを前記圧力
    室側に押圧するように設けられた前記第1のばねより大
    きいばね圧を有する第2のばねと,前記ガス排出流路と
    前記背圧室の出入口との間に絞りを介して連通された背
    圧流路から構成される減圧弁と、 前記背圧流路の絞り側に配置された第1の供給用電磁弁
    と、 前記第1の供給用電磁弁と前記絞りとの間の背圧流路に
    一端が連通され、かつ他端が大気に開放された流路に配
    置された第2の排出用電磁弁と、 前記減圧弁の2次側圧力を検出する圧力センサと、 前記圧力センサの検出値と予め設定された基準の設定値
    を比較しその比較結果に基づき前記第1及び第2の電磁
    弁を開閉制御して前記減圧弁の2次側圧力を一定に保つ
    制御手段とを備え、 前記減圧弁は、その2次側圧力をPO,背圧室の圧力を
    N,第1のばねのばね圧をk,第2のばねのばね圧を
    K(但しK>k)とし、平衡状態にあるとき PN+K=PO+k の式を満たすようにしたことを特徴とする減圧弁調整装
    置。
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