JPH0523231U - 電子機器システム - Google Patents

電子機器システム

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JPH0523231U
JPH0523231U JP071836U JP7183691U JPH0523231U JP H0523231 U JPH0523231 U JP H0523231U JP 071836 U JP071836 U JP 071836U JP 7183691 U JP7183691 U JP 7183691U JP H0523231 U JPH0523231 U JP H0523231U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、コネクタ−の実装効率を高めるこ
とができることを最も主要な特徴とする。 【構成】メモリカ−ド16が接続可能な第1のコネクタ
−33をもつカ−ド収納部25を有した電子機器1と、
この電子機器1の機能を拡張するための増設ユニット2
1とを設け、かつ前記カ−ド収納部25に収納可能で、
収納状態で第1のコネクタ−33に接続されることによ
り前記電子機器1と前記増設ユニット21とを電気的に
接続する第2のコネクタ−22を設けたことにある。こ
れによって、増設ユニット21を増設するときは、メモ
リカ−ド16の代わりに第2のコネクタ−22を電子機
器1のカ−ド収納部25に収納して第1のコネクタ−3
3に接続すれば、拡張に必要な電気的な接続を行える。
つまり、メモリカ−ド16を接続する第1のコネクタ−
33を利用して、増設ユニット21の増設ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ポ−タブルコンピュ−タやワ−ドプロセッサ−等の電子機器シス テムに係り、詳しくは電子機器の機能を拡張するために増設ユニットが拡張する ことが可能な電子機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ポ−タブルコンピュ−タ(電子機器)には、メモリカ−ドを接続するためのコ ネクタ−の他に、フロッピ−ディスクドライブ装置(以下、FDD装置と称す) などの拡張ユニット(増設ユニット)を増設するためのコネクタ−を設けた構造 のものがある。
【0003】 このようなポ−タブルコンピュ−タによると、メモリカ−ドを用いる場合は、 メモリカ−ドをポ−タブルコンピュ−タの本体の側部に設けたスロット(カ−ド 収納部)から差込むことにより、メモリカ−ドがスロット内のコネクタ−に電気 的に接続される。
【0004】 またFDD装置を用いる場合は、FDD装置のコネクタ−とポ−タブルコンピ ュ−タの本体の背部に設けたコネクタ−との相互を、外部接続ケ−ブルを介して 接続することにより、FDD装置がポ−タブルコンピュ−タに電気的に接続され るようにしてある。。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、知られているようにポ−タブルコンピュ−タにおいては、小形軽量 化が商品性の上で重要なポイントとなっている。
【0006】 ところが、上記のようなポ−タブルコンピュ−タに、メモリカ−ド接続のため のスロットおよびコネクタ−と、外部FDD装置の接続のためのコネクタ−とを それぞれ設ける構造は、それぞれメモリカ−ド用とFDD装置接続用との2つの 実装スペ−スならびに部品が本体側に必要とされる。
【0007】 このため、コネクタ−に対する実装効率は悪く、これがポ−タブルコンピュ− タの小形軽量化を進める上の障害の1つとなっており、改善が望まれている。
【0008】 この考案は、このような事情に着目してなされたもので、その目的とするとこ ろは、コネクタ−の実装効率を高めることができる電子機器システムを提供する ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の電子機器システムは、メモリカ− ドが収納可能なカ−ド収納部およびこのカ−ド収納部に前記メモリカ−ドの端子 部と接続可能な第1のコネクタ−を有する電子機器と、この電子機器の機能を拡 張する増設ユニットと、前記カ−ド収納部に収納可能で、収納状態で前記第1の コネクタ−に接続されることにより前記電子機器と前記増設ユニットとを電気的 に接続する第2のコネクタ−とを設けたことにある。
【0010】 請求項2に記載の電子機器システムは、外部入出力装置とのインタフェ−スを とるためのインタフェ−スカ−ドが収納可能なカ−ド収納部およびこのカ−ド収 納部に前記インタフェ−スカ−ドの端子部と接続可能な第1のコネクタ−を有す る電子機器と、この電子機器の機能を拡張する増設する増設ユニットと、前記カ −ド収納部に収納可能で、収納状態で前記第1のコネクタ−に接続されることに より前記電子機器と前記増設ユニットとを電気的に接続する第2のコネクタ−と を設けたことにある。
【0011】 請求項3に記載の電子機器システムは、側部に外部からカ−ド状電子部品が収 納可能な開口部を有し、この開口部に前記カ−ド状電子部品の端子部と接続可能 な第1のコネクタ−を有する電子機器と、上面にこの電子機器が積み重ねられる 載置面を有し、前記電子機器の機能を拡張するための増設ユニットと、前記第1 のコネクタ−に接続されることにより前記電子機器と前記増設ユニットとを電気 的に接続する第2のコネクタ−を有し、前記載置面に前記電子機器が積み重ねら れたときの前記開口部の位置に対応する前記増設ユニットの上面に、前記開口部 に沿ってスライド可能に設けられ、スライドによって前記第1のコネクタ−と前 記第2のコネクタ−とを接続するスライダ−とを設けたことにある。
【0012】 請求項4に記載の電子機器システムは、請求項3の電子機器システムにおいて 電子機器と増設ユニットと定位置で積み重ねるための機構を設けたことにある。
【0013】
【作用】
請求項1に記載の電子機器システムによると、メモリカ−ドを電子機器に組込 むときは、従来と同様、カ−ド収納部からメモリカ−ドを収納して第1のコネク タ−に接続すればよい。
【0014】 また増設ユニットを拡張するときは、メモリカ−ドの代わりに第2のコネクタ −をカ−ド収納部に収納して、電子機器と電気的に接続すればよい。
【0015】 このことは、メモリカ−ドを接続するための第1のコネクタ−は、増設ユニッ トを接続するためのコネクタ−と兼ねて使用される。
【0016】 これにより、メモリカ−ドと接続するコネクタ−の実装効率を高めることがで き、従来、増設ユニットを接続するのに必要であった独立したコネクタ−は不要 となり、その分、電子機器では実装スペ−スを減少させることができる上、部品 点数を少なくすることができる。
【0017】 請求項2に記載の電子機器システムによると、外部入出力装置とのインタフェ −スをとるためにインタフェ−スカ−ドを電子機器に組込むときは、上記請求項 1のときと同様にすればよい。
【0018】 また増設ユニットを拡張するときも、上記請求項1のときと同様に、インタフ ェ−スカ−ドの代わりに第2のコネクタ−をカ−ド収納部に収納して、電子機器 と電気的に接続すればよい。
【0019】 このことは、インタフェ−スカ−ドを接続するための第1のコネクタ−は、増 設ユニットを接続するためのコネクタ−と兼ねて使用される。
【0020】 これにより、インタフェ−スカ−ドと接続するコネクタ−の実装効率を高める ことができ、従来、増設ユニットを接続するのに必要であった独立したコネクタ −は不要となり、その分、電子機器では実装スペ−スを減少させることができる 上、部品点数を少なくすることができる。
【0021】 請求項3に記載の電子機器システムによると、増設ユニットの上面の載置面に 電子機器を積重ねた後、増設ユニットに設けたスライダ−をスライドさせて、第 2のコネクタ−を電子機器の第1のコネクタ−に接続する。
【0022】 これにより、上記請求項1、請求項2と同様の効果を奏する。しかも、請求項 3によれば、接続ケ−ブル類を使用せず、つまりケ−ブルレスで増設ユニットを 拡張することができる。
【0023】 請求項4に記載の電子機器システムによると、定位置に電子機器と増設ユニッ トが積み重ねた状態で、増設ユニットの拡張が可能となるので、第1のコネクタ −と第2のコネクタ−に負担を与えないで、増設作業ができる。
【0024】
【実施例】
以下、この考案を図1ないし図21に示す一実施例の電子機器システムにもと づいて説明する。図1ないし図5中1は電子機器装置、例えばポ−タブルコンピ ュ−タをそれぞれ示し、図中1aはポ−タブルコンピュ−タ1の本体を構成する ケ−スである。ケ−ス1aは、フロント部2が極薄で、リア部3がそれより厚い 厚み寸法を有した偏平な箱形状をなしていて、内部には各種回路を構成する回路 基板9(図6、図8、図15、図16、図17、図18、図20,図21に図示 )、さらには図示しない各種電子部品が収容されている。なお、ケ−ス1aには 図示はしないが内面全体に導電メッキを施したケ−スが用いられていて、内部を シ−ルドしている。
【0025】 このケ−ス1aのフロント部2の上面には、多数のキ−部4が配列されたキ− ボ−ド5が設けられ、キ−ボ−ド操作で設定情報などを入力できるようにしてい る。リア部3の前端部の中央に形成された凹部6には、フラット形のディスプレ イ7の脚部8が枢支され、ディスプレイ7の全体を脚部8を支点として前後方向 に回動できるようにしている。
【0026】 またフロント部2の左右方向(幅方向)の両側面には、対称となる位置に一対 の細長状のトレ−出入口10(カ−ド収納部)が設けられている。これらトレ− 出入口10,10は、いずれもケ−ス1aの前後方向に沿って配置してある。こ れら各トレ−出入口10、10から、トレ−11を用いて、カ−ド状電子部品、 例えばICカ−ドで構成されたメモリカ−ド16をケ−ス1a内に収納できるよ うにしている。この組込構造が図6に示されている。
【0027】 この構造には左右とも同じ構成が用いられていて、そのうちの片側(左側)に ついて説明すれば、トレ−11は、図7に拡大して示されるようにトレ−出入口 10の開口形状にならう円弧形状に形成された端壁12とこの端壁12に連続し て直角方向に延びる長方形状の底壁13を有している。この底壁13の上面の両 側部分には、底壁13の側端から退避した右側寄りの位置に一対の壁部14,1 4が長手方向に沿って突設されている。また底壁13の長手方向の端部両側には 、上方に向って直角に突出する一対の板状の爪部15,15が設けられている。 これら爪部15,15、壁部14,14および端壁12で構成される周壁部は、 メモリカ−ド12の外形に対応した大きさに設定されている。この周壁部からメ モリカ−ド全体と嵌挿可能な位置決めガイドを構成して、トレ−11の内底面の 右寄りの位置にメモリカ−ド12を収容できるようにしている。
【0028】 具体的には、メモリカ−ド16は例えば挿入方向前部の端面中央に端子部17 を有してカ−ド状に構成されているICカ−ドを適用しているので、トレ−11 は端子部17を前方、すなわち爪部15,15側に向けた水平の状態でメモリカ −ド16を収容するようにしてある。なお、メモリカ−ド16の幅方向右側面に おける挿入方向前部には、メモリカ−ド16の挿入方向を規定するための凸状部 16aが形成してある。
【0029】 底壁13の長手方向の端部両端には、メモリカ−ド16の前部を持ち上げて支 えるためリブ部18,18が上方に向って突設されていて、メモリカ−ド16を 必要な高さ位置で位置決めるようにしてある。むろん、このときメモリカ−ド1 6の挿入方向後部は、端壁12の円弧部分との係止にて、リブ部18,18の高 さ位置で水平状態に位置決められる。
【0030】 さらに各壁部14,14の端壁12寄りの部分には、トレ−11に収容したメ モリカ−ド16の一部が露出するような深い切欠きで構成されるカ−ド取出用の 溝19がそれぞれ設けられている。
【0031】 こうした構造により、メモリカ−ド16をトレ−11内に所定に収容したり、 収容したメモリカ−ド16をトレ−11から容易に取出せるようにしてある。な お、20は各壁部14,14の外面下部に長手方向に沿って突設された一対の細 長のガイドリブである。
【0032】 一方、トレ−出入口10には、このトレ−出入口10からケ−ス1aの内部に 向う挿入路25(カ−ド収納部)が形成されている。この挿入路25は、ケ−ス 1aの底壁部分に、トレ−出入口10と連続する開口部26を有する。開口部2 6は、トレ−11の底壁13の大きさに対応した形状で開口している。またこの 開口部26の幅方向両側の各縁部の全体には一対のスライドレ−ル27,27が 突設されている。スライドレ−ル27,27は、いずれもトレ−11のガイドリ ブ20とこれに対向する底壁13の縁部とで形成される隙間28と挿脱可能な細 板状をなしている。これにより、各隙間28,28に各スライドレ−ル27,2 7を嵌めつつトレ−11を、爪部15,15側、つまりトレ−11の先端部から トレ−出入口10へ差込むことにより、トレ−11をメモリカ−ド16と共にケ −ス1a内へ挿入できるようにしている。
【0033】 ここで、スライドレ−ル27,27は、トレ−11を挿入路25に差込んだと き、トレ−11の底壁13の下面と開口部26の周囲のケ−ス下面とが面一にな るように形成されていて、トレ−11を挿入路25に差込むと、トレ−11の底 壁13がケ−ス1aの底壁部分を兼ねるようにしてある。
【0034】 またトレ−出入口10の幅方向両側の各開口縁には、トレ−11をトレ−出入 口10の周囲の外面とが面一になるまで挿入路25に挿入したとき、端壁12の 裏面と当接するストッパ−30,30が形成されていて、トレ−11をメモリカ −ド16と共に、所定位置までケ−ス1a内に差込めるようにしている。これに より、端壁12はケ−ス1aの周壁を兼ねる。なお、31,31はケ−ス1a内 に収容された回路基板9を支えるための開口部26の両側の底壁部分に突設され た壁部である。
【0035】 挿入路25の端部には、コネクタ−33(第1のコネクタ−)が挿入路25の 挿入方向とは直角な方向に沿って配置されている。コネクタ−33は全体がコ字 形をなしている。また挿入路25の端部に臨むコネクタ−33の面には、例えば 右側を基準としてメモリカ−ド16の端子部17と組合う多数本のピン34a( 第1接点)が直線状に配列されている。さらにこのコネクタ−33の面には、こ のピン列に並んで多数本のピン34bが左側方へ直線状に配列されている。そし て、このピン34bとピン34aとで形成されるピン列から、後述する外部フロ ッピ−ディスクドライブ装置21(増設ユニットに相当するもので:以下、FD D装置と称す)の端子部22(第2のコネクタ−)と組合う接点を構成している 。このコネクタ−33は、回路基板9の下面に支持されて、所定の位置、すなわ ちトレ−11をケ−ス1a内に一杯に差込んだとき端子部位置と対応する位置に 配置されている。
【0036】 これにより、メモリカ−ド16を収容したトレ−11をトレ−出入口10から 所定に挿入するにしたがって、メモリカ−ド16の端子部17がケ−ス1a内の コネクタ−33のピン34aと接続(導通)されるようになっている。
【0037】 またトレ−11の爪部15,15と対向するコネクタ−33の面部分には、爪 部15が収容可能な大きさの凹部37が形成されていて、爪部15の影響を受け ずに端子部17とコネクタ−33とを接続するようにしてある。
【0038】 なお、コネクタ−33の右側の部分33aには、メモリカ−ド16の凸状部1 6aと挿脱自在に嵌挿する溝36が形成してある。
【0039】 また挿入路25の端部には、ケ−ス1a内に組込まれたメモリカ−ド16を外 部に導出させるための出装置40が設けられている。
【0040】 出装置40は、フロント部2の前端部の中央に設けた操作子41を有している 。詳しくは、フロント部2の前端部の中央にはケ−ス1aの幅方向(左右方向) に延びる細長の凹部42が形成されている。帯板状に形成された操作子41が、 この凹部42内に長手方向に沿ってスライド可能に配置される。操作子41の後 部には係合子44が突設されている。この係合子44が凹部42の底壁中央部に 形成されているスリット43を介してケ−ス1a内に差込まれている。また係合 子44の根元側には抜止め具45が嵌挿されていて、スリット43に係合子44 をスライド自在に支持させている。
【0041】 この係合子44が、コネクタ−33とこれに対向するケ−ス1aの底壁部分と の隙間47に配設した押出し機構46に連結されている。図8および図9の(a ),(b)にこの押出し機構46の構造が示されている。
【0042】 押出し機構46について説明すれば、これはコネクタ−33と対向するケ−ス 1aの底壁部分に配置した摺動板48と、この摺動板48の上側に配置される回 動板49とを有している。
【0043】 回動板49は、中央部に略菱形形状の部分50を形成した帯状をなしている。 この菱形形状部分50の全体は下方に凹陥していて、同部分を摺動板48の上面 に重ねている。
【0044】 この回動板49の一端部は、挿入路25を挟んで、操作子41とは反対側のケ −ス1aの底壁部分に設けた支柱51に回動自在に嵌挿されている。詳しくは、 支柱51はスリット43の長手方向中心を延長する延長線と交わる地点に設けら れ、この支柱51に回動板49の一端部が嵌挿している。
【0045】 また回動板49の他端部にはコ字形の枠52が形成されている。この枠52が 、係合子44にその幅方向端に形成されている円弧形の凸部53,53を挟むよ うにして嵌合されている。これにより、回動板49は、操作子41のケ−ス1a の左右方向(幅方向)に沿うスライド操作にしたがって、支柱51を支点として 左右方向に回動変位するようになる。
【0046】 支柱51の周囲には巻ばね54が設けられている。巻ばね54は、支柱51の 頭部にねじ止めされた固定駒55にて固定してある。
【0047】 摺動板48は長方形状をなしている。詳しくは、挿入路25の端部と対応する 長手方向の辺長さを例えば挿入路25の幅寸法にした長方形となっている。この 摺動板48は、摺動板48の長手方向を挟むようにケ−ス1aの底壁部分に設け た一対の並行なガイドレ−ル56,56にてスライド自在にガイドされている。 これにより、摺動板48は挿入路25の挿入方向に沿って摺動可能となる。
【0048】 挿入路25の端と対応する摺動板48の縁部には、トレイ11の各爪部15, 15と対応する位置に、それぞれ上方へ立上がる爪部57,57が設けられてい る。これら爪部57,57は、コネクタ−33の凹部37の開口よりも小さな形 状に形成されている。これら爪部57,57が各凹部37,37内にスライド自 在に嵌挿されている。つまり、各爪部57,57は摺動板48の摺動にしたがっ て、凹部37,37から突没するようになる。
【0049】 また摺動板48の長手方向両側には、それぞれ帯状の片部58の一端部が連結 されている。これら片部58、58の他端部は、上方にある回動板49の菱形形 状部分50,50の各頂部を挟むようにL字形に曲成されている。これにより、 操作子41のスライド操作にしたがって回動する回動板49に連動して、摺動板 48はケ−ス1aの左右方向に沿って摺動するようになる。つまり、操作子41 を左方向へスライドさせれば、摺動板48が左方向にスライドして、摺動板48 の左側の爪部57,57が左側のコネクタ−33の凹部37,37から外部に突 出し、逆に操作子41を右方向へスライドさせれば、摺動板48が右方向にスラ イドして、摺動板48の右側の爪部57,57が右側のコネクタ−33の凹部3 7,37から外部に突出するようにしてある。
【0050】 また各片部58,58の他端部には巻ばね54の端部54a,54aが係止さ れていて、巻ばね54の弾性力にて、常に回動板49および摺動板48を定(中 立)位置に位置決めるようにしている。つまり、操作子41を操作してトレ−1 1を押出した後、操作子41から手指を離せば、巻ばね54の弾性力にて、回動 板49,摺動板48、さらに操作子41は元の図6および図9の(a),(b) に示す位置に戻る。
【0051】 なお、図中59はディスプレイ7の端部に設けたラッチ、60はフロント部2 の前部上面に設けられラッチ59の先端部と係脱可能に係合して、ディスプレイ 7を閉じた状態に保持する係合口である。
【0052】 一方、図1〜図3および図10に示されるようにポ−タブルコンピュ−タ1の 機能を拡張するための上記FDD装置21は、側部が上記ケ−ス1aの外形と同 じ大きさに形成された偏平矩形型のケ−ス70を有している。このケ−ス70の 平坦な上面によって、ケ−ス上面にポ−タブルコンピュ−タ1が積み重ねられる 載置面72を形成している。またケ−ス70の前面右側部には、フロッピ−挿入 口71aが設けられている。ケ−ス70の内部には、図15、図20、図21で 示されるように各種回路を構成する回路基板71、さらには図示しないドライブ ユニットといった各種電子機器が収容されている。なお、ケ−ス70には図示は しないが内面全体に導電メッキを施したケ−スが用いられていて、内部をシ−ル ドしている。
【0053】 これにより、フロッピ−挿入口71aを前面側に向け机などに載せたケ−ス7 0の上側に、ポ−タブルコンピュ−タ1をフロント部2を前面側に向けた同じ形 で積重ねることができるようにしてある。
【0054】 またケ−ス70の載置面72の左側部、すなわち積重ねたポ−タブルコンピュ −タ1のトレ−出入口10の位置と対応する縁部には、断面L字形の段差部72 aが縁全体に渡って形成されている。この段差部72a内には、上記のように積 重ねた状態からFDD装置21を、上記ポ−タブルコンピュ−タ1のコネクタ− 33に接続するためのコネクタ−ユニット73が組込んである。このコネクタ− ユニット73の構造が図1、図10および図11に示されている。
【0055】 コネクタ−ユニット73について説明すれば、74はスライダ−である。スラ イダ−74は、外形が段差部73の空間を補間するような細長形状の箱形ケ−ス 状に形成されていて、内面にはポ−タブルコンピュ−タ1およびFDD装置21 のときと同様、導電メッキ(図示しない)が施されている。このスライダ−74 が段差部73の空間全体に摺動自在に収容されている。これにて、スライダ−7 4は挿入路25の挿脱方向(スロット方向)に沿ってスライドできるようにして ある。
【0056】 このスライダ−74の前記トレ−出入口10の位置と対応する上部には、増設 用端子部22が端子ホルダ−75を介して設けられている。この構造が図12〜 図14に示されている。
【0057】 端子ホルダ−75は、ポ−タブルコンピュ−タ1の挿入路25と、この挿入路 25に対応して載置面72の左側部に設けた凹陥部77との双方に係脱可能な箱 構造をなしている。
【0058】 ここで、端子ホルダ−75を説明する前に凹陥部77について説明すれば、こ れは、段差部72aの縁と連なる載置面72の部分に、ポ−タブルコンピュ−タ 1の開口部26と互いに対向する大きさの矩形形状の凹陥部77を形成して構成 される。この凹陥部77の段差部72a側の開口端には、それぞれ溝部78,7 8が設けられている。また凹陥部77の底面部分の略全体には、矩形の開口部7 9が穿設されている。なお、図13の(a)、図20、図21に示されるように 開口部79の開口縁の全体には枠状のシ−ルド板金80が嵌挿されていて、ケ− ス70の内面の導電メッキ層(図示しない)と導通させてある。
【0059】 端子ホルダ−75は、ねじ止めによりスライダ−74の上部に固定された上面 が開口した箱体81と、箱体81の先端側を除く開口部分を塞ぐカバ−82とを 有して構成されていて、全体はスライダ−74の幅方向の右側、つまり載置面7 2へ向って突き出ている。この端子ホルダ−75の外形は、ポ−タブルコンピュ −タ1とFDD装置21とを所定に積重ねたとき、挿入路25と凹陥部77との 組合わせで形成される帯形の空間形状に対応した箱形をなしている。なお、箱体 81の内面には図示はしないがポ−タブルコンピュ−タ1およびFDD装置21 のときと同様、導電メッキが施されている。
【0060】 箱体81の両側面には、上段にポ−タブルコンピュ−タ1の隙間28と挿脱自 在なガイドレ−ル83,83が設けられ、同じく下段にFDD装置21の溝部7 8,78と挿脱自在なガイドレ−ル84,84が設けられている。
【0061】 これにより、端子ホルダ−75は、スライドレ−ル27,27および溝部78 ,78をガイドとして、積重ねたポ−タブルコンピュ−タ1のトレ−出入口10 と凹陥部77とで形成される開口に対して挿脱できるようにしてある。つまり、 トレ−11の挿脱方向と同じ方向に沿ってスライダ−74をスライドすると、端 子ホルダ−75は、挿入路25と凹陥部77との双方に対し、係合しながら挿脱 する。なお、ガイドレ−ル83,84はいずれも全長が短く設定されていて、端 子ホルダ−75と各ケ−ス1a,70とを、コネクタ−33の接続位置の直前か ら係合させるようにしてある。
【0062】 ホルダ−前後方向の中央となるカバ−82の裏面部分には、端子ホルダ−75 の挿脱方向と直角方向に沿って接片支持板部85が突設されている。この接片支 持板部85の幅は上記FDD装置21の開口部79の幅寸法に対応した寸法を有 している。この接片支持板部85の先端部が、箱体81の底壁に設けた開口86 およびFDD装置21の開口部79を貫通して、ケ−ス70内に突出している。 なお、85aは接片支持板部85を支えるための三角形状の支持壁である。接片 支持板部85の先端部の全体には、開口部79のシ−ルド板金80と摺接する導 通接片87が取着されている。
【0063】 この導通接片87を介してFDD装置21からスライダ−74に導通させるよ うにしている。すなわち、図20および図21に示されるように挿通接片87の 一部には、互いに接するカバ−82の凹部82aと箱体81のボス82b(いず れもカバ−82のねじ止めのために用いるもの)との間に介在された接片部分8 8が一体に連結されていて、FDD装置21のケ−ス70をシ−ルド板金80、 導通接片87、接片部分88、箱体81の導電メッキ層、スライダ−74を固定 するねじ89を通じて、スライダ−74の内面の導電メッキ層(図示しない)に 導通させるようにしてある。
【0064】 上記カバ−82と隣接する箱体81の先端部分には、段差90が形成されてい る。この段差90で形成される空間に端子支持台91が組込まれている。端子支 持台91は、段差90を補間するようなコ字形をなしている。そして、この端子 支持台91の先端部にコネクタ−33と組合う上記端子部22が嵌挿されている 。この端子部22の先端には、ポ−タブルコンピュ−タ1のコネクタ−33のピ ン34a,34bの組合せで形成されるピン列と挿脱する多数の接点92が配列 されている。
【0065】 この端子部22は、この先端(接点)を端子支持台9から若干突出させた状態 で配置されていて、端子ホルダ−75の挿入路25に対する挿脱にしたがい、ポ −タブルコンピュ−タ1のコネクタ−33と着脱するようにしてある。なお、端 子部22の右側面の先端には、コネクタ−33の溝36と挿脱可能な凸状部97 a(ガイド用)が形成してある。
【0066】 また端子支持台91の下面には、前部にL字状の突起93が突設され、後部に コ字形の溝部94が形成されている。突起93は箱体81の前部壁に設けた孔部 95に遊嵌している。また溝部94は箱体81の底面に突設したT字形の突起9 5bに遊嵌されていて、これらの嵌挿によって端子支持台91を、上下方向には 変位可能としつつ、前後方向に対しては動かないようにしている。なお、95a は端子支持台91の長手方向両側に突設した左右規制用の壁である。
【0067】 端子支持台91の下面とこれに対向する箱体81の底面との間には、複数のコ イルスプリング96が介装されている。これらコイルスプリング96の弾性力に よって、端子部22を上下方向に変位可能に支持させている(端子部22の浮動 支持)。つまり、端子部22の浮動支持によって、コネクタ−33との接続時の ずれを吸収できるようにしてある(常に良好な接続性を維持するもの)。なお、 97は端子支持台91の裏面に突設された、コイルスプリング96を支持するた めのボス、99は端子部22とカバ−82との間の開口を塞ぐカバ−である。
【0068】 また端子部22にはフレキシブルなケ−ブル100が接続されている。このケ −ブル100の他端部は、開口86、FDD装置21の開口部79を貫通して、 ケ−ス内蔵の回路基板71に接続されていて、端子部22を使って必要な信号な どをFDD装置21に送れるようにしてある。なお、100aはケ−ブル端と回 路基板71とを接続するためのコネクタ−部である。
【0069】 一方、FDD装置21側には、ポ−タブルコンピュ−タ1を所定位置に積重ね て固定するための固定機構101が設けられている。
【0070】 この固定機構101は、ケ−ス70の右側面の両側とスライダ−74の左側面 の両側とにそれぞれ爪部102,102,103,103を設け、これらの各位 置と対応するポ−タブルコンピュ−タ1のケ−ス1aの左右側面の各部位に爪部 102,102,103,103と係脱可能な溝部104,104,105,1 05を設けてなる。
【0071】 すなわち、図15に示されるようにスライダ−74の爪部103,103は、 例えばコ字状に構成されていて、座側がスライダ−74内に差し込まれてスライ ダ−74の内面にねじ止めされている。この固定によって、爪部102,102 の各先端をスライダ−74の上面から逆L字状に突出させている。
【0072】 またFDD装置21の爪部102,102は、例えば略J字状に構成されてい て、座側がケ−ス70内に差し込まれてケ−ス70の内面にねじ止めされている 。この固定によって、爪部103,103の各先端をケ−ス70の上面に逆J字 状に突出させている。
【0073】 これにより、ポ−タブルコンピュ−タ1の右側の溝部104,104をFDD 装置21の爪部102,102に引っ掛けつつ、ポ−タブルコンピュ−タ1のケ −ス1aをFDD装置21のケ−ス70の上面に積重ねた後、引出して置いたス ライダ−74を押込む方向にスライドさせると、スライダ−74の爪部103, 103がポ−タブルコンピュ−タ1の左側の溝部105,105に挿入され、積 重ねたFDD装置21とポ−タブルコンピュ−タ1は4つの爪部102,102 ,103,103で左右から締結される。
【0074】 またケ−ス1aの右側の各溝部104,104の下面には、爪部102,10 2の挿入にしたがって爪部102,102の先端と接する板ばね106が固定さ れている。左側の各溝部105,105には、爪部103,103の挿入にした がって爪部105,105の先端と接する板ばね107が吊持されていて、FD D装置21とポ−タブルコンピュ−タ1とが固定されると、ケ−ス70(FDD 装置21)のシ−ルドと、ケ−ス1a(ポ−タブルコンピュ−タ1)のシ−ルド とが、各爪部102,103、板ばね106,107を通じて導通するようにし てある。
【0075】 なお、スライダ−74の両端部には、手指を引っ掛けるための複数本の突条9 8が形成されていて、押込んだスライダ−74を外部から引出せるようにしてい る。
【0076】 一方、FDD装置21の左側部のトレ−位置と対応する部位には、ポ−タブル コンピュ−タ1で述べたようなトレ−出入口10,挿入路25,コネクタ−33 と同じ接続構造が設けられている。またFDD装置21とつながる他の増設ユニ ット108(図2に二点鎖線で図示)にも、FDD装置21と同様に、コネクタ −ユニット73が組込まれ、必要に応じて増設ユニットを図2に示されるように 三段、さらにはそれ以上の段数に積重ねて増設できるようにしてある。但し、F DD装置21において、ポ−タブルコンピュ−タ1のトレ−出入口10,挿入路 25,コネクタ−33回りと同じ構成部分には同一符号を付してその説明を省略 した。なお、通常、FDD装置21のトレ−出入口10には、トレ−11と同様 な挿脱構造をもつカバ−109が設けられている。
【0077】 つぎに、このように構成されたポ−タブルコンピュ−タの各使用法を説明する 。
【0078】 すなわち、ポ−タブルコンピュ−タ1の例えば左側にメモリカ−ド16を組込 むときは、まず、ケ−ス1aの左側部に組込まれているトレ−11の端壁12に 手指を掛けて、トレ−全体を外部に引き出し、ケ−ス1aから外す。
【0079】 このトレ−11内にメモリカ−ド16を所定に収容する。この収容は、例えば 作業のしやすい場所にトレ−11を移し、この場所において図7で示されるよう にトレ−11内へ、端子部17を前方に向けつつ、メモリカ−ド16を水平状態 のまま嵌挿すればよい。むろん、メモリカ−ド16の収容にはトレ−11をケ− ス1aから外さずに、メモリカ−ド16をトレ−11内に収容するようにしても かまわない。
【0080】 その後、図16の(a),(b)で示されるようにトレ−出入口10の左右の スライドレ−ル27,27に、トレ−11の左右の隙間28,28を嵌め込む。 これにより、トレ−11の先端部がトレ−出入口10に所定に配置される。
【0081】 ついで、トレ−11を先端部からケ−ス1a内に押し込む。すると、トレ−1 1は、スライドレ−ル27,27に沿って、メモリカ−ド16と共に挿入路25 に挿入される。そして、トレ−11が所定に挿入されるにしたがい、メモリカ− ド16の凸状部16aがコネクタ−33の溝36に嵌挿する。
【0082】 ここで、右側を基準として端子部17は、ピン34aで形成されるピン列に対 して位置決めされているから、図17の(a)に示されるようにメモリカ−ド1 6の端子部17はコネクタ−33のピン34aとだけに接続される。この際、図 17の(b)で示されるようにトレ−11の先端の爪部15,15は、コネクタ −33の凹部37,37に収容される。
【0083】 トレ−11が、ストッパ−30,30で規制される所定量、すなわち一杯まで 差し込まれると、メモリカ−ド16と回路基板9とにおける電気的な接続が完了 する。と同時にトレ−11の端壁12そのものが、ケ−ス1aの周壁の一部をな して、トレ−出入口10の開口部を閉塞する。
【0084】 これにより、メモリカ−ド16の組込みを終える。
【0085】 また、この組込んだメモリカ−ド16をケ−ス1aから取外すときは、ケ−ス 1aの操作子41を手指で左方向にスライドさせる。すると回動板49は、操作 子41のスライドにしたがい、支柱51を支点として左方向へ回動変位する。こ のとき摺動板48とは、片部58の平面に対する菱形形状部分50の頂部の接触 によって接続が保たれているから、摺動板48は回動板49の回動変位にしたが いガイドレ−ル56,56に沿って左方向へスライドする。これにより、図18 の(a)で示されるようにトレ−11は、摺動板48の爪部57,57によって 外部に押出される。
【0086】 この押出しにより、メモリカ−ド16の端子部17がコネクタ−33のピン3 4から外れる。と同時に、トレ−11はトレ−出入口10から外部に導出される 。
【0087】 そして、このトレ−11を外部に大きく引出した後、溝19,19に指先を引 っ掛けて、トレ−11内からメモリカ−ド16を取出せば、メモリカ−ド16の 取外しを終える。
【0088】 また例えば入力デ−タ等の保存を行うため、ポ−タブルコンピュ−タ1にFD D装置21を増設するときは、まず、FDD装置21を机などに載せ、これを図 11に示す如くコネクタ−ユニット73を外側に引出した状態にしておく。
【0089】 その後、このFDD装置21の上方に、同じ向きで、左側のトレ−11を取出 したポ−タブルコンピュ−タ1(ディスプレイ7を閉じた状態)を配置する。つ 続いて、図19で示されるようにポ−タブルコンピュ−タ1の溝部104,10 4を斜め方向から、FDD装置21の右側の爪部102,102に挿入させなが ら、FDD装置21の上面にポ−タブルコンピュ−タ1を積重ねていく。すると 、ポ−タブルコンピュ−タ1の右側部とFDD装置21の右側部とは爪部102 ,102を介して互いに係合(連結)される。と同時に、コネクタ−ユニット7 3の端子ホルダ−75の上側が、図20に示されるようにポ−タブルコンピュ− タ1の下側からトレ−出入口10ならび挿入路25に差込まれる。
【0090】 この後、図20の矢印で示すようにスライダ−74をスライドさせて、端子ホ ルダ−75を挿入路25へ押込む。コネクタ−33の近くまで押込まれると、端 子ホルダ−75の上段のガイドレ−ル83,83はポ−タブルコンピュ−タ1の トレ−出入口10のスライドレ−ル27,27と嵌挿(スライド)し、下段のガ イドレ−ル84,84はFDD装置21の凹陥部77の溝部78,78と嵌挿( スライド)する。これにより、上側のケ−ス1aと下側のケ−ス70とは端子ホ ルダ−75を介して連結されていく。
【0091】 続いて、端子部22の凸状部97aがコネクタ−33の溝36に嵌挿する。さ らに、図21に示されるように端子部22の接点92がコネクタ−33のピン全 部、すなわちピン34aおよびピン34bに接続される。と同時に、図15に示 されるようにスライダ−74の各爪部103,103がポ−タブルコンピュ−タ 1の左側の溝部105,105に挿入される。
【0092】 そして、端子ホルダ−75がストッパ−30,30で規制される所定量、すな わち一杯まで押込まれると、図2、図3および図21で示されるようにFDD装 置21とポ−タブルコンピュ−タ1とにおける電気的な接続が完了する。
【0093】 と同時に4つの爪部102,102,103,103にて、積重ねたポ−タブ ルコンピュ−タ1とFDD装置21の相互はスライダ−74,端子ホルダ−75 を介して固定される。さらにこれら各爪部102,102,103,103を通 じて、ポ−タブルコンピュ−タ1のシ−ルドとFDD装置21のシ−ルドが導通 することになる。
【0094】 なお、端子ホルダ−75が所定量に押込まれるに伴い、端子ホルダ−75の左 側の端壁そのものが、ポ−タブルコンピュ−タ1のケ−ス1aの周壁の一部をな して、トレ−出入口10の開口部を閉塞する。
【0095】 これにより、FDD装置21の増設を終える。
【0096】 なお、FDD装置21と共に、他の増設ユニット108を増設するときには、 上記した操作手順と同じ方法で、図2に示されるようにFDD装置21のトレ− 出入口10に、増設ユニット108に組込んだコネクタ−ユニット73を接続し て、三段に積重ねればよい。
【0097】 また、このFDD装置21を取外すときは、まず、外部に露出しているスライ ダ−74の端部の凸部98に手指を掛ける。ついで、スライダ−74を段差部7 2aから押出す。これにより、端子部22がコネクタ−33のピン34a,34 bから外れる。続いて、コネクタ−33の溝36から端子部22の凸状部97a が外れる。さらにこれに続いて、挿入路25のスライドレ−ル27,27から上 段のガイドレ−ル83,83が抜け出るとともに、溝部78,78から下段のガ イドレ−ル84,84が抜け出る。すると、端子ホルダ−75による上側のケ− ス1aと下側のケ−ス70との連結は解除される。と共に、スライダ−74の爪 部103,103がケ−ス70の左側の溝部105,105から外れる。
【0098】 これにより、ポ−タブルコンピュ−タ1の左側はフリ−となる。
【0099】 その後、ポ−タブルコンピュ−タ1を斜め左上方に持上げる。これにより、ケ −ス1aの右側からFDD装置21の爪部102,102が抜け出て、ポ−タブ ルコンピュ−タ1はFDD装置21から完全に分離される。
【0100】 これにより、FDD装置21の取外しを終える。
【0101】 このようにメモリカ−ド16に代えて、ポ−タブルコンピュ−タ1のメモリカ −ド用のコネクタ−33に、FDD装置21(増設ユニット)の端子部22を接 続する構造は、コネクタ−33そのものをFDD装置21を接続するためのコネ クタ−として使用(兼用)することができるので、ポ−タブルコンピュ−タ1に は独立した外部FDD装置用のコネクタ−は不要となる。
【0102】 つまり、別途、外部FDD装置用のコネクタ−、さらには実装スペ−スは不要 となり、メモリカ−ド16と接続するコネクタ−33の実装効率を高めることが できる。
【0103】 それ故、ポ−タブルコンピュ−タ1の小形軽量化を図ることができる。
【0104】 しかも、積重ね式のFDD装置21にスライド式のコネクタ−ユニット73を 設けて、ポ−タブルコンピュ−タ1の挿入路25からコネクタ−33に接続する ようにした増設構造により、外部接続ケ−ブルを使用しない、つまりケ−ブルレ スでFDD装置21を増設することができる。
【0105】 そのうえ、コネクタ−ユニット73をFDD装置21の載置面72の一部に収 容した構造の採用により、ポ−タブルコンンピュ−タ1の設置スペ−スだけで、 FDD装置21を増設することができる。つまり、増設に必要な設置スペ−スは 最小限ですむ。
【0106】 またコネクタ−33のピン数の組合せから、コネクタ−33に対して、ピン数 が異なるメモリカ−ド16とFDD装置21の端子部22との双方と接続できる ようにしたので、別途、切換え構造を使用せずに、1つのコネクタ−33でメモ リカ−ド16とFDD装置21の信号路の切換えができる。
【0107】 さらに爪部102,102にてポ−タブルコンピュ−タ1とFDD装置21と を定位置に位置決めした状態から、FDD装置21の端子部22の接続を行うよ うに構造の採用により、端子部22およびコネクタ−33に余分な負担を与えな いで、FDD装置21の増設作業を行うことができる。
【0108】 加えて、載置面72の辺全体に渡り、スライダ−74を設けたことにより、別 途、離脱機構を設けずに、スライダ−74をそのまま用いてコネクタ−ユニット 全体をポ−タブルコンピュ−タ1から外すことができる。
【0109】 なお、一実施例ではメモリカ−ドが組込み可能なポ−タブルコンピュ−タに、 増設ユニットとしてFDD装置を拡張するもの示したが、外部入出力装置とのイ ンタフェ−スをとるためのインタフェ−スカ−ドが収納可能なカ−ド収納部およ びこのカ−ド収納部に上記インタフェ−スの端子部と接続可能なコネクタ−を有 するポ−タブルコンピュ−タに増設ユニットを拡張するものにも適用してもよい 。なお、このインタフェ−スカ−ドが組込み可能なポ−タブルコンピュ−タに増 設ユニットを拡張する構造は、上述した一実施例と同じ構造なので、その構成、 作用効果は省略する。
【0110】 またこれらのカ−ド(メモリカ−ド,インタフェ−スカ−ド)に限らず、例え ば他のカ−ド状電子部品が組込み可能なコンピュ−タ、又はワ−ドプロセッサ− にFDD装置以外の増設ユニットを接続する増設構造についても、この考案を同 様に適用してもよい。
【0111】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1に記載の考案によれば、メモリカ−ドを接続する 第1のコネクタ−を、増設ユニットを接続するためのコネクタ−に兼ねて使用す ることができる。
【0112】 したがって、メモリカ−ドと接続するコネクタ−の実装効率を高めることがで き、従来、増設ユニットを接続するのに必要であった独立したコネクタ−は不要 となる。
【0113】 よって、電子機器は実装スペ−スを減少させることができる上、部品点数を少 なくすることができ、電子機器の小形軽量化を図ることができる。
【0114】 請求項2に記載の考案によれば、インタフェ−スカ−ドを接続する第1のコネ クタ−を、増設ユニットを接続するためのコネクタ−に兼ねて使用することがで きる。
【0115】 したがって、インタフェ−スカ−ドと接続するコネクタ−の実装効率を高める ことができ、従来、増設ユニットを接続するのに必要であった独立したコネクタ −は不要となる。
【0116】 よって、請求項1と同様、電子機器は実装スペ−スを減少させることができる 上、部品点数を少なくすることができ、電子機器の小形軽量化を図ることができ る。
【0117】 請求項3に考案によれば、上記請求項1、請求項2と同様の効果を奏する。し かも、請求項3の考案によれば、接続ケ−ブル類を使用せず、つまりケ−ブルレ スで増設ユニットを拡張することができる。
【0118】 請求項1の効果に加え、外部接続ケ−ブル類を使用せずに増設ユニットが増設す ることができる。
【0119】 請求項3に考案によれば、請求項2の効果に加え、電子機器装置の設置スペ− スだけで増設ユニットを増設することができるようになり、増設にあたって必要 な設置スペ−スは最小限ですむ。
【0120】 請求項4に記載の考案によれば、請求項3の効果に加え、定位置に電子機器と 増設ユニットが積み重ねた状態で、増設ユニットの拡張が可能となるので、第1 のコネクタ−と第2のコネクタ−に負担を与えないで、増設作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例におけるポ−タブルコンピ
ュ−タにFDD装置を拡張するときを説明するための斜
視図。
【図2】ポ−タブルコンピュ−タにFDD装置を増設し
たときを示す斜視図。
【図3】同じく異なる方向から見た斜視図。
【図4】トレ−を用いてメモリカ−ドを組込む構造のポ
−タブルコンピュ−タを示す斜視図。
【図5】同ポ−タブルコンピュ−タのディスプレイを立
てた状態を示す斜視図。
【図6】図4のトレ−を用いてメモリカ−ドを組込む構
造を示す斜視図。
【図7】同トレ−の構造を示す斜視図。
【図8】図6に示されるトレ−押出し機構のA−A線に
沿う断面図。
【図9】(a)は図6に示されるトレ−押出し機構の斜
視図。 (b)はその平面図。
【図10】コネクタ−ユニットが組込まれたFDD装置
の外形を示す斜視図。
【図11】図1のコネクタ−ユニット回りを拡大して詳
細に示す斜視図。
【図12】同コネクタ−ユニットをFDD装置から外し
たときの斜視図。
【図13】(a)は図20中のB−B線に沿う断面図。 (b)は図20中のC−C線に沿う断面図。
【図14】コネクタ−ユニットの構造を示す斜視図。
【図15】図3中、D−D線に沿う断面図。
【図16】(a)はメモリカ−ドを収容したトレ−をポ
−タブルコンピュ−タに組込むときを示す断面図。 (b)はそのトレ−がトレ−出入口に挿入されたときを
示す断面図。
【図17】(a)はトレ−の挿入にしたがってメモリカ
−ドがポ−タブルコンピュ−タのコネクタ−と接続され
たときを示す断面図。 (b)そのときのトレ−の爪部の状態を示す断面図。
【図18】(a)は押出し機構により、ポ−タブルコン
ピュ−タに組込まれたトレ−が押されたときを示す断面
図。 (b)はそのときのメモリカ−ドの端子部の状態を示す
断面図。
【図19】FDD装置の増設時、当初に行われる爪部に
よる位置決めを示す斜視図。
【図20】FDD装置の増設時、FDD装置にポ−タブ
ルコンピュ−タを積重ねたときにおけるコネクタ−ユニ
ットの状態を示す断面図。
【図21】同コネクタ−ユニットを押込んで、ポ−タブ
ルコンピュ−タのメモリカ−ド用のコネクタ−にFDD
装置を電気的に接続したときの状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…ポ−タブルコンピュ−タ、1a…ケ−ス、10…ト
レ−出入口、11…トレ−、16…メモリカ−ド(カ−
ド状電子部品)、17…端子部、21…FDD装置(増
設ユニット)、22…端子部(第2のコネクタ−)、2
5…挿入路(カ−ド収納部)、33…コネクタ−(第1
のコネクタ−)、34a…ピン、34b…ピン、71…
ケ−ス、72…載置面、72a…段差部、73…コネク
タ−ユニット、74…スライダ−、75…端子ホルダ
−、79…開口部、100…ケ−ブル、102,103
…爪部、104,105…溝部、108…他の増設ユニ
ット。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリカ−ドが収納可能なカ−ド収納部
    およびこのカ−ド収納部に前記メモリカ−ドの端子部と
    接続可能な第1のコネクタ−を有する電子機器と、 この電子機器の機能を拡張する増設ユニットと、 前記カ−ド収納部に収納可能で、収納状態で前記第1の
    コネクタ−に接続されることにより前記電子機器と前記
    増設ユニットとを電気的に接続する第2のコネクタ−と
    を具備することを特徴とする電子機器システム。
  2. 【請求項2】 外部入出力装置とのインタフェ−スをと
    るためのインタフェ−スカ−ドが収納可能なカ−ド収納
    部およびこのカ−ド収納部に前記インタフェ−スカ−ド
    の端子部と接続可能な第1のコネクタ−を有する電子機
    器と、 この電子機器の機能を拡張する増設する増設ユニット
    と、 前記カ−ド収納部に収納可能で、収納状態で前記第1の
    コネクタ−に接続されることにより前記電子機器と前記
    増設ユニットとを電気的に接続する第2のコネクタ−と
    を具備することを特徴とする電子機器システム。
  3. 【請求項3】 側部に外部からカ−ド状電子部品が収納
    可能な開口部を有し、この開口部に前記カ−ド状電子部
    品の端子部と接続可能な第1のコネクタ−を有する電子
    機器と、 上面にこの電子機器が積み重ねられる載置面を有し、前
    記電子機器の機能を拡張するための増設ユニットと、 前記第1のコネクタ−に接続されることにより前記電子
    機器と前記増設ユニットとを電気的に接続する第2のコ
    ネクタ−を有し、前記載置面に前記電子機器が積み重ね
    られたときの前記開口部の位置に対応する前記増設ユニ
    ットの上面に、前記開口部に沿ってスライド可能に設け
    られ、スライドによって前記第1のコネクタ−と前記第
    2のコネクタ−とを接続するスライダ−とを具備してな
    ることを特徴とする電子機器システム。
  4. 【請求項4】 電子機器と増設ユニットと定位置で積み
    重ねるための機構を設けたことを特徴とする請求項3に
    記載の電子機器システム。
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EP92115179A EP0530829A2 (en) 1991-09-06 1992-09-04 Electronic apparatus system having an electronic apparatus unit and an expansion unit for expanding the function of the electronic apparatus unit
KR1019920016267A KR950012049B1 (ko) 1991-09-06 1992-09-05 전자기기 시스템
US08/240,231 US5434743A (en) 1991-09-06 1994-05-10 Electronic apparatus system having an electronic apparatus unit and an expansion unit for expanding the function of the electronic apparatus unit by connection to an expansion card connector
US08/378,595 US5544009A (en) 1991-09-06 1995-01-26 Portable electronic apparatus having ejector for removing card-like electronic part from portable electronic apparatus
US08/446,153 US5504649A (en) 1991-09-06 1995-05-22 Electronic apparatus system including expansion unit which has an expansion device for expanding the function of an electronic apparatus and which is connectable to the electronic apparatus by means of a card connector
US08/526,877 US5594622A (en) 1991-09-06 1995-09-12 Electronic apparatus system having an electronic apparatus unit and an expansion unit for expanding the function of the electronic apparatus unit by connection to an expansion card connector

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0876879A (ja) * 1994-09-05 1996-03-22 Citizen Watch Co Ltd 情報処理装置及びその周辺装置

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