JPH0523304A - 眼内観察用コンタクトレンズ - Google Patents

眼内観察用コンタクトレンズ

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JPH0523304A
JPH0523304A JP3203832A JP20383291A JPH0523304A JP H0523304 A JPH0523304 A JP H0523304A JP 3203832 A JP3203832 A JP 3203832A JP 20383291 A JP20383291 A JP 20383291A JP H0523304 A JPH0523304 A JP H0523304A
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JP
Japan
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contact lens
eye
light
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optical path
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Application number
JP3203832A
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English (en)
Inventor
Hideki Kida
英機 木田
Shinji Ishiguro
伸次 石黒
Toshiharu Morino
利春 森野
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TOOMEE KK
Tomey Corp
Original Assignee
TOOMEE KK
Tomey Corp
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Publication date
Application filed by TOOMEE KK, Tomey Corp filed Critical TOOMEE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に且つ簡単な操作をもって、被検眼の観
察部位と適当な指標とを同時に重ね合わせて、明瞭に視
認できる眼内観察用コンタクトレンズの実現。 【構成】 被検眼の角膜表面に接触せしめられ、内部を
通じて導かれる光線によって、眼球内部を視認可能とす
る眼内観察用コンタクトレンズにおいて、内部に入光さ
れた光線を被検眼に導く光路上に、かかる光線の一部を
該光路から分割せしめる光路分割部材を設けると共に、
該光路分割部材にて分割された分割光路上における、光
学的に被検眼の観察部位と略共役となる位置に、指標を
配設せしめることにより、被検眼の観察部位とかかる指
標とを、少なくとも一部において重ね合わせて、視認す
ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、眼球の診断や治療等に用いら
れ、隅角部や眼底部位などの眼球内部の視認を可能とす
る眼内観察用コンタクトレンズに関するものである。
【0002】
【背景技術】眼科における眼の診断や治療等に際して
は、眼球内部の観察が必要となる場合がある。例えば、
眼球の前眼房周縁に位置する隅角部は、その広狭や開
閉、或いは癒着等の異常が、眼圧の高低や緑内障の発生
等に関係し、また、眼球の眼底に位置する視神経乳頭
は、その大きさ等の異常が、種々なる病気の発生等に関
係することから、それら隅角部や視神経乳頭を観察する
ことによって、眼の診断が行なわれる。
【0003】また、このような眼球内部の観察は、直接
的に行なうことが困難であるために、一般に、被検眼の
角膜表面に接触せしめられることにより、その内部を通
じて導かれる光線によって眼球内部を視認可能とする、
所謂眼内観察用コンタクトレンズが、使用されている。
そして、このような眼内コンタクトレンズとしては、従
来から、特公昭49−13039号公報等に示されてい
るように、光線透過型や反射型など、各種の構造のもの
が提案されており、観察すべき部位に応じて、選択的に
用いられている。
【0004】ところで、眼の診断等に際しては、単に眼
球内部を視認するだけでなく、前述の如く、隅角部の開
き角度や視神経乳頭の寸法等を、具体的に計測しなけれ
ばならない場合がある。
【0005】そして、そのような場合、高い測定精度を
得るためには、眼内観察用コンタクトレンズを通じて観
察される眼球内部の像に対して、分度器や標尺等の適当
な指標を重ね合わせて視認することにより、直接的な計
測を行なうことが必要とされるのである。
【0006】そこで、例えば、眼内観察用コンタクトレ
ンズの外部において、該コンタクトレンズと観察者(眼
科医等)との間の光路上に適当な指標を配設し、コンタ
クトレンズを通じて観察される眼球内部の像と、かかる
指標とを重ね合わせて視認することが、考えられる。
【0007】しかしながら、コンタクトレンズを用いて
の観察は、通常、顕微鏡等を用いて行なわれることか
ら、かかる指標を顕微鏡等の内部に配設しなければなら
ず、その配設が困難であるという問題を有していた。
【0008】また、顕微鏡の内部に指標を配設し得たと
しても、かかる指標は、眼内の観察部位に応じて、測角
用や測距用等に、適宜交換する必要があるために、その
交換作業が面倒であるという問題をも有していたのであ
る。
【0009】さらに、距離を測定するための指標を用い
る場合には、顕微鏡によって観察部位が拡大されてしま
うために、顕微鏡の倍率を変更するたびに、かかる指標
の尺度を換算しなければならず、その作業が面倒で、円
滑な観察乃至は診断が妨げられるという問題をも有して
いたのである。
【0010】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、容易に且つ簡単な操作をもって、被検眼の
観察部位と適当な指標とを同時に重ね合わせて、明瞭に
視認することのできる眼内観察用コンタクトレンズを提
供することにある。
【0011】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、被検眼の角膜表面に接触せ
しめられ、内部を通じて導かれる光線によって、眼球内
部を視認可能とする眼内観察用コンタクトレンズにおい
て、内部に入光された光線を被検眼に導く光路上に、か
かる光線の一部を該光路から分割せしめる光路分割部材
を設けると共に、該光路分割部材にて分割された分割光
路上における、光学的に被検眼の観察部位と略共役とな
る位置に、指標を配設せしめることにより、被検眼の観
察部位とかかる指標とを、少なくとも一部において重ね
合わせて、視認することができるようにしたことにあ
る。
【0012】
【作用・効果】すなわち、眼内観察用コンタクトレンズ
は、一般に、視認すべき部位に応じて形成されることか
ら、本発明に係る眼内観察用コンタクトレンズにおいて
は、コンタクトレンズ内部に指標を配設せしめたことに
より、かかる指標の配設位置を、各コンタクトレンズに
応じて、そのコンタクトレンズを用いて視認されること
となる眼球観察部位と共役となるように設定することが
可能であり、それによって、観察部位と指標とを、互い
に重ね合わされた状態で、何れも明瞭に視認することが
できるのである。
【0013】また、このような眼内観察用コンタクトレ
ンズにあっては、コンタクトレンズ内部に指標が配設さ
れていることから、観察しようとする部位に応じてコン
タクトレンズを交換する以外に、何らの特別な操作が必
要とされるようなこともないのである。
【0014】しかも、かかる眼内観察用コンタクトレン
ズにおいては、コンタクトレンズ内部に指標が配設され
ていることから、使用する顕微鏡の倍率を変更した場合
でも、かかる指標が観察部位と同一倍率で視認され得る
のであり、それ故、倍率に応じた換算等をする必要もな
いのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0016】先ず、図1及び図2には、本発明に従う構
造とされた隅角観察用コンタクトレンズ10が示されて
いる。これらの図において、12は、筐体であって、全
体として略中空の円筒形状にて形成されている。また、
この筐体12は、軸方向一方の側が、次第に小径化する
テーパ筒部14とされていると共に、該テーパ筒部14
の開口周縁部には、外方に広がる略スカート状の当接部
16が一体的に設けられている。
【0017】そして、かかる筐体12におけるテーパ筒
部14の内周面は、周方向に90度の位相差をもって位
置せしめられた、該筐体12の軸直角平面に対して所定
角度傾斜した四つの平坦な傾斜面18によって構成され
ている。なお、かかる筐体12にあっては、外部からの
光の入射を防ぐために、通常、その外周面に対して光不
透過性の着色が施されたり、或いは光不透過性の樹脂等
によって形成されることとなる。
【0018】また、この筐体12の内部には、アクリル
樹脂等の透明な材質にて形成されたレンズ20が、収容
配置されている。かかるレンズ20は、軸方向一方の端
部外周面が略テーパ状に小径化された、筐体12の内周
面形状に略対応した外形をもって形成されており、且つ
そのテーパ状外周面には、上記筐体12の傾斜面18に
対応した四つの面取りが施されている。そして、それら
各傾斜面18に対応する面取り部位に対して、蒸着等の
手法により、アルミニウムコートが施されることによ
り、四枚の反射鏡面21が形成されている。そして、か
かるレンズ18は、筐体12内に挿入され、筐体12に
設けられた各傾斜面18に対して密着された状態で、一
体的に嵌着固定されている。
【0019】さらに、かかるレンズ20における、テー
パ状に小径化された側の軸方向端面には、ハーフミラー
22と、接触レンズ24とが、互いに密着して重ね合わ
されており、筐体12内に収容されることにより、一体
的に組み付けられている。かかるハーフミラー22は、
透明な光学材により平板形状をもって形成されていると
共に、レンズ20に対して重ね合わされる側の面に、光
学薄膜処理が施されていることにより、入射光の一部を
反射せしめて、該入射光を透過光と反射光とに分割せし
めるようになっている。また、接触レンズ24は、レン
ズ20と同様な透光性材料にて形成されており、そし
て、この接触レンズ24の端面と、筐体12の当接部1
6とによって、眼球角膜の表面形状に略対応した凹球面
形状を呈し、図1中に仮想線で示されている如く、眼球
内部を観察するに際し、被検眼32の角膜34表面に接
触せしめられる接眼面26が形成されている。
【0020】また、レンズ20における大径側の軸方向
端面には、平板状の透明な保護カバー28が、筐体12
の軸方向端面をも覆うようにして重ね合わされており、
その外周縁部を、筐体12の外周面に嵌着固定された円
筒状の固定リング30によって押えられることにより、
一体的に組み付けられている。そして、レンズ20にお
ける、この保護カバー28が重ね合わされた側の面が、
照明光が入射せしめられる入射面40とされている。
【0021】また一方、かくの如く筐体12内に収容配
置されたレンズ20には、その大径側端面に所定幅で開
口する切欠部36が設けられている。また、この切欠部
36の底面は、ハーフミラー22に対して所定角度傾斜
して対向せしめられる傾斜面38とされており、且つ、
レンズ20の外周面に設けられた反射鏡面21のうちの
一つに対して、軸直角方向に対向位置せしめられてい
る。
【0022】それによって、図1に示されているよう
に、入射面40から入射され、反射鏡面21にて反射さ
れた照明光のうち、ハーフミラー22にて反射された光
が、かかる傾斜面38に対して照射されるようになって
いる。また、この傾斜面38は、かかる照射光が略垂直
に入射されるように、ハーフミラー22に対する傾斜角
度が設定されており、それによって、この傾斜面38に
て反射された光が、入射光と略同一の光路を経て、入射
面40から外部に導かれるようになっている。
【0023】更にまた、かかる傾斜面38にあっては、
コンタクトレンズ10を被検眼32の角膜34に接触せ
しめた状態下、ハーフミラー22を透過した光が照射さ
れることとなる、観察対象部位としての被検眼32の隅
角部42に対して、光学的に略共役となる位置に設けら
れている。換言すれば、ハーフミラー22と傾斜面38
との間の光路長が、ハーフミラー22と被検眼32の隅
角部42との間の光路長と、略同一となるように、設定
されているのである。なお、ハーフミラー22と被検眼
32の隅角部42との間の光路長は、通常、一般成人に
おける平均的な寸法をもって、定められることとなる。
【0024】そして、このようにして設定された傾斜面
38には、測角器として機能する角度指標44が設けら
れている。なお、かかる角度指標44は、傾斜面38に
対して直接に印刷乃至は刻設したり、或いは指標が印刷
された別部材を貼着すること等によって、形成され得
る。具体的には、本実施例では、角度指標44として、
図3に正面図が示されているように、15度間隔に引か
れた13本の直線によって、角度を示すものが用いられ
ている。
【0025】また、かかる角度指標44は、白地に黒或
いは黒地に白の如くの使用方法に代表されるコントラス
トが高くなるような配色を使用することが望ましく、更
に、蛍光するか或いは微小散乱光でも充分な明度が得ら
れる材料や塗料を用いて製作することにより、指標に到
達する光量が少なくても計測が可能となり、しかも視認
が明瞭で容易となる。
【0026】なお、かかる角度指標44が設けられた傾
斜面38を含む、切欠部36の表面は、着色されてお
り、それによって、該切欠部36の表面からの外部光の
入射が防止され得るようになっている。
【0027】そうして、上述の如き構造とされたコンタ
クトレンズ10により、被検者の眼球内部の隅角部を観
察しようとする場合には、例えば、図4に概略的に示さ
れている如く、かかるコンタクトレンズ10の接眼面2
6を、被検眼32の角膜34表面に接触せしめた状態で
保持せしめ、細隙灯顕微鏡46を用いて観察することに
より、行なわれることとなる。
【0028】かかる細隙灯顕微鏡46は、光源48にて
発せられる照明光を、スリット50、レンズ52,54
により、スリット状の光と為し、コンタクトレンズ10
に対して、入射面40から入射せしめる照明光学系56
と、コンタクトレンズ10の入射面40から出射される
反射光を、レンズ58,60,62により、所定倍率に
拡大して、検者(観察者)の眼64に導く観察光学系6
6とを備えている。
【0029】すなわち、細隙灯顕微鏡46の照明光学系
56から投光され、コンタクトレンズ10のレンズ20
に入射された照明光は、反射鏡面21で反射された後、
ハーフミラー22,接触レンズ24を透過して、被検眼
32の隅角部42を照射すると共に、その一部が、ハー
フミラー22の表面で反射されて、角度指標44が設け
られた傾斜面38に照射せしめられることとなるのであ
る。なお、このことから明らかなように、本実施例で
は、ハーフミラー22によって、光路分割部材が構成さ
れている。
【0030】そして、これら隅角部42および傾斜面3
8によって反射散乱された光は、再び、ハーフミラー2
2の表面で同一の光路にまとめられ、反射鏡面18にて
反射された後、レンズ20を通じて観察光学系66に導
かれるのであり、それによって、検者は、隅角部42と
傾斜面38に設けられた角度指標44とを、同一視野上
において、互いに重ね合わされた像として観察すること
ができるのである。
【0031】従って、かくの如きコンタクトレンズ10
を用いれば、視認される隅角部42の角度を、角度指標
44によって直接的に計測することができるのであり、
それによって高い測定精度を、容易に得ることができる
のである。
【0032】また、かかるコンタクトレンズ10におい
ては、角度指標44が、その内部に配設されていること
から、その観察に際して、細隙灯顕微鏡46側に指標を
配設する必要がなく、観察を容易に行なうことができる
のである。
【0033】しかも、かかる角度指標44は、コンタク
トレンズ10内において、観察部位としての隅角部42
に対して、光学的に略共役となる位置に配設されている
ことから、それら角度指標44の像と隅角部42の像と
を、観察光学系66を介して、何れも、明瞭に視認する
ことができるのであり、それによって、優れた測定精度
を安定して得ることができるのである。
【0034】次に、図5には、本発明の別の実施例とし
て、本発明に従う構造とされた眼底観察用コンタクトレ
ンズ70が示されている。
【0035】かかる図において、72は、筐体であっ
て、全体として略中空の円筒形状にて形成されている。
また、この筐体72は、軸方向一方の側が、次第に小径
化するテーパ筒部74とされていると共に、該テーパ筒
部74の開口周縁部には、外方に広がる略スカート状の
当接部76が一体的に設けられている。
【0036】さらに、かかる筐体72におけるテーパ筒
部74側の開口部には、ハーフミラー78と、接触レン
ズ80とが、互いに密着して重ね合わされた状態で、筐
体72内に収容されることにより、固定的に組み付けら
れている。かかるハーフミラー78は、平板形状を呈し
ており、その一方の表面で入射光の一部を反射せしめ
て、該入射光を透過光と反射光とに分割するようになっ
ている。また、接触レンズ80は、光透過性の材質にて
形成されており、筐体72の当接部76と協働して、眼
球角膜の表面形状に略対応した凹球面形状を呈する接眼
面82を構成するようになっている。そして、かかる接
眼面82において、図中に仮想線で示されている如く、
眼球内部を観察するに際し、被検眼84の角膜86表面
に接触せしめられるようになっているのである。
【0037】また、筐体72における大径側の軸方向開
口部には、平板状の透明な保護カバー88が配設されて
おり、その外周縁部を、筐体72の外周面に嵌着固定さ
れた円筒状の固定リング90によって押えられることに
より、筐体72の開口を覆蓋する状態で、一体的に組み
付けられている。そして、この保護カバー88により、
筐体72内に照明光が入力せしめられる入射面92が構
成されている。
【0038】また一方、かくの如く接触レンズ80と保
護カバー88とによって密閉された、筐体72の内部空
間には、該筐体72の大径側開口端部近傍に位置して、
周壁部から内方に突出する突出壁94が設けられてお
り、筐体72の開口部を部分的に覆うように位置せしめ
られている。また、この突出壁94の内側面は、ハーフ
ミラー78に対して所定角度傾斜して対向する傾斜面9
6とされている。
【0039】それによって、図示されているように、入
射面92から入射され、ハーフミラー78にて反射され
た光が、かかる傾斜面96に対して照射されるようにな
っている。また、この傾斜面96は、かかる照射光が略
垂直に入射されるように、ハーフミラー78に対する傾
斜角度が設定されており、それによって、この傾斜面9
6にて反射された光が、入射光と略同一の光路を経て、
入射面92から外部に導かれるようになっている。
【0040】また、この傾斜面96とハーフミラー78
との間には、凸レンズ98が、筐体72に立設された支
持部100によって固定的に支持されることにより、配
設されている。即ち、この凸レンズ98により、ハーフ
ミラー78と傾斜面96との間の光学的距離が、実際の
距離よりも、大きく設定されているのである。
【0041】そして、ハーフミラー78と傾斜面96と
の間の光学的距離が凸レンズ98にて調節されることに
より、かかる傾斜面96が、コンタクトレンズ70を被
検眼84の角膜86に接触せしめた状態下、ハーフミラ
ー78を透過した光が照射されることとなる、観察対象
部位としての被検眼84の視神経乳頭102に対して、
光学的に略共役となる位置に設定されているのである。
換言すれば、ハーフミラー78と傾斜面96との間の光
学的光路長が、ハーフミラー78と被検眼84の視神経
乳頭102との間の光路長と、略同一となるように、設
定されているのである。
【0042】さらに、このようにして設定された傾斜面
96には、図6にて示される寸法指標104が設けられ
ている。なお、かかる寸法指標104は、傾斜面96に
対して直接に印刷乃至は刻設したり、或いは指標が印刷
された別部材を貼着すること等によって、形成され得
る。具体的には、本実施例では、寸法指標104とし
て、図6に正面図が示されているように、一定間隔に引
かれた多数本の直線によって、寸法を示すものが用いら
れている。
【0043】そうして、このような構造とされたコンタ
クトレンズ70により、被検者の眼球内部の視神経乳頭
を観察しようとする場合には、例えば、かかるコンタク
トレンズ70の接眼面82を、被検眼84の角膜86表
面に接触せしめた状態で保持せしめ、前記第一の実施例
と略同様な細隙灯顕微鏡を用いて観察することにより、
行なわれることとなる。
【0044】すなわち、かかる観察に際し、コンタクト
レンズ70に入射された照明光は、ハーフミラー78,
接触レンズ80を透過して、被検眼84の視神経乳頭1
02を照射すると共に、その一部が、ハーフミラー78
の表面で反射されて、寸法指標104が設けられた傾斜
面96に照射せしめられることとなるのである。なお、
このことから明らかなように、本実施例では、ハーフミ
ラー78によって、光路分割部材が構成されている。
【0045】そして、これら視神経乳頭102および傾
斜面96によって反射散乱された光は、再び、ハーフミ
ラー78の表面で同一の光路にまとめられ、保護カバー
88から外部に導かれるのであり、それによって、検者
は、視神経乳頭102と傾斜面96に設けられた寸法指
標104とを、同一視野上において、互いに重ね合わさ
れた像として観察することができるのである。
【0046】従って、かくの如きコンタクトレンズ70
を用いれば、視認される視神経乳頭102の大きさを、
寸法指標104によって直接的に計測することができる
のであり、それによって高い測定精度を、容易に得るこ
とができるのである。
【0047】また、かかるコンタクトレンズ70におい
ては、寸法指標104が、その内部において、観察部位
としての視神経乳頭102に対して、光学的に略共役と
なる位置に配設されていることから、その観察に際し
て、別途、指標を準備する必要がないのであり、しか
も、それら寸法指標104の像と視神経乳頭102の像
とを、観察光学系を介して、何れも、明瞭に視認するこ
とができるのである。
【0048】さらに、かかる寸法指標104は、観察部
位(視神経乳頭102)の像と共に、観察光学系によ
り、同一倍率に拡大されて視認され得ることから、該観
察光学系の倍率を変化させた場合でも、寸法指標104
に基づいて得られた値を換算する必要がないのであり、
それによって円滑且つ容易な観察が、効果的に実現され
得るのである。
【0049】また、本実施例のコンタクトレンズ70に
おいては、ハーフミラー78と傾斜面96との間に配設
された凸レンズ98により、それらの間の実際の距離
を、要求される光学的な光路長よりも小さく設定するこ
とができるのであり、それによって、コンタクトレンズ
70のコンパクト化が有利に図られ得るといった利点を
も有しているのである。
【0050】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明は、か
かる具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0051】例えば、コンタクトレンズ内に設けられる
指標の形態は、観察対象部位等に応じて、適宜変更され
るべきものである。具体的には、視神経乳頭の大きさを
計測する場合には、前記第二の実施例の如き寸法指標の
他、図7に示されている如き、所定間隔の同心円状の指
標106等を用いることも可能であり、また図9にて示
される如き、所定間隔の格子状の視標110等を用いる
ことも可能であり、或いはまた、眼内所定部位の色を観
察する場合には、図8に示されている如き、適当な色見
本指標108等を用いることも可能である。
【0052】また、前記実施例では、隅角部および視神
経乳頭を観察するためのコンタクトレンズに対して、本
発明を適用したものの具体例を示したが、その他、眼内
の別の部位を観察するためのコンタクトレンズに対して
も、本発明が同様に適用され得ることは、勿論である。
【0053】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての隅角観察用コンタク
トレンズを示す断面説明図である。
【図2】図1に示されている隅角観察用コンタクトレン
ズの平面図である。
【図3】図1に示されている隅角観察用コンタクトレン
ズに設けられている角度指標を示す正面説明図である。
【図4】図1に示されている隅角観察用コンタクトレン
ズを用いた隅角部の観察方法の一例を説明するための説
明図である。
【図5】本発明の別の実施例としての眼底観察用コンタ
クトレンズを示す断面説明図である。
【図6】図5に示されている眼底観察用コンタクトレン
ズに設けられている寸法指標を示す正面説明図である。
【図7】本発明に係る眼内観察用コンタクトレンズにお
いて好適に採用され得る指標の一具体例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明に係る眼内観察用コンタクトレンズにお
いて好適に採用され得る指標の別の具体例を示す説明図
である。
【図9】本発明に係る眼内観察用コンタクトレンズにお
いて好適に採用される視標の一具体例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10,70 コンタクトレンズ 22,78 ハーフミラー 26,82 接眼面 32,84 被検眼 34,86 角膜 38,96 傾斜面 42 隅角部 44 角度指標 102 視神経乳頭部 104 寸法指標

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検眼の角膜表面に接触せしめられ、内
    部を通じて導かれる光線によって、眼球内部を視認可能
    とする眼内観察用コンタクトレンズであって、 内部に入光された光線を被検眼に導く光路上に、かかる
    光線の一部を該光路から分割せしめる光路分割部材を設
    けると共に、該光路分割部材にて分割された分割光路上
    における、光学的に被検眼の観察部位と略共役となる位
    置に、指標を配設せしめることにより、被検眼の観察部
    位とかかる指標とを、少なくとも一部において重ね合わ
    せて、視認することができるようにした眼内観察用コン
    タクトレンズ。
JP3203832A 1991-07-18 1991-07-18 眼内観察用コンタクトレンズ Pending JPH0523304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7344246B2 (en) 2003-06-09 2008-03-18 Kabushiki Kaisha Topcon Observation apparatus
JP2009291517A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Tomey Corporation 前眼部断面画像の解析方法及び前眼部撮影装置、その記録媒体およびそのプログラム
JP2022508709A (ja) * 2018-10-13 2022-01-19 プレベンタ メディカル コーポレイション 照射式コンタクトレンズ並びに改善された眼診断、疾病管理及び手術のためのシステム

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JP2022508709A (ja) * 2018-10-13 2022-01-19 プレベンタ メディカル コーポレイション 照射式コンタクトレンズ並びに改善された眼診断、疾病管理及び手術のためのシステム

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