JPH05234236A - ディスクローディング装置 - Google Patents

ディスクローディング装置

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JPH05234236A
JPH05234236A JP7319392A JP7319392A JPH05234236A JP H05234236 A JPH05234236 A JP H05234236A JP 7319392 A JP7319392 A JP 7319392A JP 7319392 A JP7319392 A JP 7319392A JP H05234236 A JPH05234236 A JP H05234236A
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JP7319392A
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Yuji Suzuki
裕次 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクのローディング動作を素早く行いな
がら、ヘッドの移動速度のダンピングを行え、しかも、
ロータリーダンパーを駆動するラック板のロードスライ
ダーへの取付けを簡単にすること。 【構成】 ローディング部材上に取付けたロードスライ
ダー41のラック取付片74に、板バネからなるラック
板56に一体に形成した二股係止片72を差込み、これ
らの突起77、78と、穴75、76を上記差込み方向
に対して直角な方向から係合させ、ラック板56でラッ
ク板56でロータリーダンパーのピニオンを回転駆動す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば3.5インチの
フロッピーディスクを記録、再生するディスク装置に適
用するのに最適なディスクローディング装置に関し、特
に、ヘッドをディスクにソフトランディングさせるもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、3.5インチのフロッピーデ
ィスクを記録、再生するディスク装置には、カセット内
に収納されたフロッピーディスクをローディング部材で
あるカセットホルダー内に挿入し、このフロッピーディ
スクをカセットホルダーによってローディング開始位置
(上昇位置)からローディング位置(下降位置)までデ
ィスク挿入方向に対して直角な方向にローディングす
る。このローディングによりフロッピーディスクをヘッ
ドキャリッジ上の下側磁気ヘッド上に装着すると共に、
カセットホルダーに同期して回転されるヘッドアームに
よって上側磁気ヘッドをフロッピーディスク上方の待避
位置からフロッピーディスクの上面に接触される動作位
置へ移動させる。そして、この際、上側磁気ヘッドの待
避位置から動作位置への移動速度をロータリーダンパー
によってダンピングして、上側磁気ヘッドをフロッピー
ディスク上にソフトランディングさせるようにしたディ
スクローディング装置がある。
【0003】そして、従来のこの種ディスクローディン
グ装置で、カセットホルダーをローディング開始位置か
らローディング位置へ駆動するスライド板に設けたラッ
クによって、ロータリーダンパーのピニオンを回転駆動
するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、カセットホルダーを駆動するスライド板のラックで
ロータリーダンパーを回転駆動する方式では、スライド
板の摺動速度のダンピングによって、ローディング開始
位置からローディング位置へのカセットホルダーの移動
速度がダンピングされてしまい、フロッピーディスクの
ローディング動作を素早く行えないと言う問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスクのローディング動作を素
早く行いながら、ヘッドの移動速度をダンピングでき、
しかも、ロータリーダンパーのピニオンを駆動するラッ
ク板の取付けが簡単なディスクローディング装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスクローディング装置は、記録、再生
用のディスクをローディング開始位置からローディング
位置へローディングするローディング部材と、上記ロー
ディング部材のローディング開始位置からローディング
位置への移動に同期して記録、再生用のヘッドを上記デ
ィスクに対する待避位置から記録、再生のための動作位
置へ移動するヘッドアームと、上記ヘッドの待避位置か
ら動作位置への移動速度をダンピングするロータリーダ
ンパーとを備えたディスクローディング装置において、
上記ローディング部材上に取付けられて、このローディ
ング部材による上記ディスクのローディング開始位置か
らローディング位置への移動に同期してバネによって駆
動されて、上記ヘッドを待避位置から動作位置へ移動制
御するロードスライダーと、上記ロードスライダーと上
記ロータリーダンパーのピニオンとの間を連結する板バ
ネからなるラック板とを備え、上記ラック板に一体に形
成されて、上記ロードスライダーのラック取付片の両側
に弾性に抗して差込まれる二股係止片を設け、上記二股
係止片を上記ラック取付片の両側に弾性に抗して差込ん
だ時に、その差込み方向に対して直角な方向から互いに
係合されて、上記ラック板を上記ロードスライダーに着
脱可能に係止する突起と穴とを設けたものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のディスクロー
ディング装置は、スライド板に対して独立されて、ロー
ディング部材上に取付けられたロードスライダーによっ
てロータリーダンパーを回転駆動して、ヘッドの移動速
度をダンピングするので、スライド板の摺動によるロー
ディング部材のローディング開始位置からローディング
位置への駆動を素早く行える。しかも、ロータリーダン
パーのピニオンを駆動する板バネからなるラック板をロ
ードスライダーのラック取付部に取付ける際、ラック板
に一体に形成した二股係止片をラック取付片に弾性に抗
して差込むだけで、これら二股係止片とラック取付片の
突起と穴をその差込み方向に対して直角な方向から互い
に係合させるようにして、ラック板をロードスライダー
にワンタッチで取付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を3.5インチのフロッピーデ
ィスクを記録、再生するディスク装置に適用したディス
クローディング装置を図を参照して説明する。
【0009】
【ディスクローディング装置の概要説明】図7〜図13
によってディスクローディング装置の概要を説明する。
【0010】まず、記録、再生用のディスクである3.
5インチのフロッピーディスク1はカセット2内に収納
されていて、カセット1の上下ハーフには上下一対のヘ
ッド挿入穴3a、3bが形成され、下ハーフにはフロッ
ピーディスク1のセンターコア1aが遊嵌されるディス
クテーブル挿入穴4が形成されている。なお、カセット
1には上下一対のヘッド挿入穴3a、3bを開閉するシ
ャッター(図示せず)が取付けられている。
【0011】次に、シャーシ6は、水平な底板6aとそ
の上部に垂直に形成された左右一対の側板6bによって
断面形状が上向きのコ字状に形成されている。ディスク
ローディング部材であるカセットホルダー8は、天板8
aとその下部に垂直及び水平に形成されたL字状の左右
一対のカセット挿入ガイド8bとによって断面形状が下
向きのほぼコ字状に形成されている。そして、これら左
右一対のカセット挿入ガイド8b内にカセット2が矢印
a方向から挿入され、矢印a′方向にエジェクトされる
ように構成されている。スライド板10は、天板10a
とその下部に垂直に形成された左右一対の側板10bと
によって断面形状が下向きのコ字状に形成されている。
【0012】そして、シャーシ6の底板6a上で矢印
a′方向側にはスピンドルモータ12が取付けられ、そ
の垂直なスピンドル13には水平なディスクテーブル1
4が取付けられている。また、シャーシ6の底板6aで
矢印a方向側にはヘッド移動機構16が取付けられてい
る。このヘッド移動機構16は、ヘッドキャリッジ17
と、それに板バネ18を介して取付けられたヘッドアー
ム19と、これらの先端の上下対向面に取付けられた記
録、再生用のヘッドである上下一対の磁気ヘッド20
a、20bとからなるヘッドブロックと、このヘッドブ
ロックを移送するステッピングモータ21及びリードス
クリュー22と、ガイド軸23等によって構成されてい
る。
【0013】また、カセットホルダー8の左右一対の側
板8bの左右両側面の矢印a、a′方向の中央及び両端
に水平なガイドピン25a、25bが形成されており、
天板8aの矢印a方向側の一側部にはシャッター開閉ア
ーム兼用のトリガーアーム26が取付けられている。そ
して、カセットホルダー8がシャーシ6の左右一対の側
板6b間に水平に配置され、中央の左右一対のガイドピ
ン25aが左右一対の側板6bに形成された垂直ガイド
溝27内に遊嵌されている。
【0014】また、スライド板10の左右一対の側板1
0bには矢印a、a′方向の両端側に一対の傾斜ガイド
溝29と水平な前後一対のガイドピン30とが形成され
ている。そして、スライド板10がカセットホルダー8
の上面及び左右両側面に被せられるようにしてシャーシ
6の左右一対の側板6b間に水平に配置され、左右合計
4つのガイドピン30が左右一対の側板6bに形成され
た合計4つの水平ガイド溝31内に遊嵌されて、このス
ライド板10がシャーシ6内で矢印a、a′方向に水平
に移動自在に架設されている。
【0015】そして、カセットホルダー8の合計4つの
ガイドピン25bがスライド板10の合計4つの傾斜ガ
イド溝29内に遊嵌されている。また、スライド板10
とカセットホルダー8の天板10a、8a間に架設され
た左右一対の引張りコイルバネ32によってスライド板
10がシャーシ6及びカセットホルダー8に対して矢印
a′方向に移動付勢されている。なお、スライド板10
の天板10aの矢印a方向側の一側部にはトリガーアー
ム26によってロック及びロック解除される被ロック部
33が形成されており、トリガーアーム26はバネ34
によって矢印b′方向に復動付勢されている。
【0016】次に、ディスクローディング装置の動作の
概要を説明する。
【0017】まず、ローディング開始前の状態では、図
8及び図13の(A)に示すように、スライド板10が
引張りコイルバネ32に抗して矢印a方向に復動され
て、バネ34によって矢印b′方向に復動されたトリガ
ーアーム26によって被ロック部33がロックされてい
る。そして、カセットホルダー8のガイドピン25bが
スライド板10の傾斜ガイド溝29の上端の水平な段部
29a上に押上げられて、カセットホルダー8のガイド
ピン25aがシャーシ6の垂直ガイド溝27内を垂直に
案内されて、このカセットホルダー8が図13の(A)
に示す上昇位置であるローディング開始位置まで矢印
c′方向に垂直に上昇されている。
【0018】また、図10の(A)に示すように、後述
するヘッドダンピング機構によって、ヘッドアーム19
が板バネ18に抗して上方である矢印d′方向に押上げ
られて、上側磁気ヘッド20bがカセット2の上方の待
避位置へ待避されている。
【0019】次に、ローディング時には、図8及び図1
3の(A)に示すように、カセット2をカセットホルダ
ー8の左右一対のカセット挿入ガイド8b内に矢印a方
向から水平に挿入する。なお、このカセット2の挿入に
より、トリガーアーム26によってカセット2のシャッ
ター(図示せず)が開蓋される。
【0020】そして、このカセット2の挿入完了の直前
にカセット2がトリガーアーム26を図9で矢印b方向
にバネ34に抗して往動する。そして、図10の(A)
に示すように、矢印a方向から挿入されたカセット2の
フロッピーディスク1がスピンドル13の真上位置に達
して、カセット2が挿入完了状態となった瞬間に、図9
に示すように、トリガーアーム26の被ロック部33の
ロックが解除される。
【0021】すると、その瞬間に、図9及び図13の
(B)に示すように、スライド板10が引張りコイルバ
ネ32によって矢印a′方向に往動される。この時、ス
ライド板10の傾斜ガイド溝29によってカセットホル
ダー8のガイドピン25bが下方である矢印c方向に押
下げられて、カセットホルダー8のガイドピン25aが
シャーシ6の垂直ガイド溝27内を垂直に案内されて、
このカセットホルダー8が図13の(B)に示す下降位
置であるローディング位置まで矢印c方向に垂直に下降
される。
【0022】そして、図10の(B)に示すように、カ
セットホルダー8の下側ヘッド挿入穴3a及びディスク
テーブル挿入穴4内に下側磁気ヘッド20a及びディス
クテーブル14が下方から相対的に挿入されて、フロッ
ピーディスク1のセンターコア1aがスピンドル13及
びディスクテーブル14上に矢印c方向からマグネット
チャッキングされると共に、フロッピーディスク1の下
面が下側磁気ヘッド20a上に接触される。
【0023】また、この時、後述するヘッドダンピング
機構により、図10の(B)に示すように、ヘッドアー
ム19が矢印d方向に低速度で回転され、上側磁気ヘッ
ド20bがカセット2の上側ヘッド挿入穴3b内の動作
位置まで低速度で矢印d方向に下降して、この上側磁気
ヘッド20bがフロッピーディスク1の上面にソフトラ
ンディング動作によって接触されて、一連のローディン
グ動作が終了する。
【0024】そして、このローディング完了後に、スピ
ンドルモータ12のスピンドル13及びディスクテーブ
ル14と一体にフロッピーディスク1がカセット2内で
回転駆動され、ヘッド移動機構16によって上下一対の
磁気ヘッド20a、20bがフロッピーディスク1の半
径方向である図10の(B)で矢印a、a′方向に走査
されて、フロッピーディスク1の記録、再生が行われ
る。
【0025】なお、エジェクト動作は、上述したローデ
ィング動作の逆動作であり、スライド板10の矢印a′
方向側の一側部に形成されたエジェクト釦35を図9及
び図13の(B)で矢印a方向に押して、スライド板1
0を引張りコイルバネ32に抗して矢印a方向に復動す
る。すると、ヘッドアーム19が図10の(A)の待避
位置まで矢印d′方向に押上げられながら、カセットホ
ルダー8が図13の(A)のローディング開始位置まで
矢印c′方向に上昇された後、スライド板10の被ロッ
ク部33がトリガーアーム26によってロックされ、カ
セット2がトリガーアーム26によってカセットホルダ
ー8内から図8で矢印a′方向にエジェクトされる。
【0026】
【ヘッドダンピング機構の説明】図1〜図13によっ
て、ヘッドダンピング機構37を説明する。
【0027】まず、カセットホルダー8の天板8a上で
ヘッドアーム19の一側部に板状のロードアーム38が
矢印a、a′方向と平行な一対の支点ピン39を介して
上下方向である矢印f、f′方向に回転自在に取付けら
れている。そして、このヘッドアーム19の一端縁に矢
印a、a′と平行に形成されたヘッド支持部38a上
に、ヘッドアーム19の一側面から水平に突設された突
起40が当接されている。
【0028】次に、カセットホルダー8の天板8a上で
ロードアーム38の一側部に水平なロードスライダー4
1が複数のガイド溝42及びガイド突起43によって案
内されて矢印a、a′方向に水平に摺動自在に取付けら
れている。そして、このロードスライダー41の一側部
に垂直なカム板44が一体に形成され、このカム板44
の先端の下面に形成されて上下方向に傾斜するカム面4
4aが、ロードアーム38の他端側に突設されたカム従
動片38b上に当接されている。そして、これらカム4
4aとカム従動片38bとによってロードアーム38の
回転制御部45が形成されている。
【0029】そして、ロードスライダー41が天板8a
との間に架設された引張りコイルバネ46によって矢印
a′方向に摺動付勢されていて、このロードスライダー
41の一側部に垂直に形成された突起47がスライド板
10の一部に形成された水平なストッパー48に矢印
a′方向から直角状に当接されている。また、ロードア
ーム38は天板8a上に取付けられた板バネ49によっ
て矢印f方向に回転付勢されている。
【0030】次に、シャーシ6の一方の側板6bの矢印
a方向側の端部にロータリーダンパー51が後述するロ
ータリーダンパー取付機構によって水平に取付けられて
いる。そして、ロータリーダンパー51の水平で偏平な
ハウジング52上に回転軸53が垂直に突出され、その
回転軸53の外周に偏平なピニオン54が固着されてい
る。
【0031】次に、ロードスライダー41の矢印a方向
側の端部に板バネからなるラック板56が後述するラッ
ク板取付機構によって取付けられていて、そのラック板
56の先端側の一側面に形成されたラック57がロータ
リーダンパー51のピニオン54の側面に水平に噛合さ
れている。
【0032】次に、ヘッドダンピング機構37の動作を
説明する。
【0033】まず、ローディング開始前の状態では、図
1、図8及び図12の(A)に示すように、スライド板
10のストッパー48によって突起47を介してロード
スライダー41が引張りコイルバネ46に抗して矢印a
方向に復動されている。そして、カム板44のカム面4
4aがロードアーム38のカム従動片38b上に完全に
乗上げていて、ロードアーム38が板バネ49に抗して
矢印f′方向に回転されている。
【0034】そして、ロードアーム38とロードスライ
ダー41がカセットホルダー8によって図11の(A)
に示すローディング開始位置まで矢印c′方向に上昇さ
れていて、ロードアーム38のヘッド支持部38aによ
って突起40を介してヘッドアーム19が図10に示す
位置まで矢印d′方向に板バネ18に抗して上昇され
て、上側磁気ヘッド20bが待避位置へ上昇されてい
る。
【0035】次に、ローディング動作が開始され、前述
したように、カセットホルダー8内へのカセット2の矢
印a方向への挿入完了により、スライド板10が矢印
a′方向に往動されて、カセットホルダー8が図13の
(A)のローディング開始位置から図13の(B)のロ
ーディング位置まで矢印c方向に下降されると、ロード
アーム38とロードスライダー41が一緒にローディン
グ開始位置からローディング位置まで矢印c方向に下降
される。
【0036】この時、カセットホルダー8はローディン
グ開始位置からローディング位置まで矢印c方向に素早
く下降されるので、フロッピーディスク1のスピンドル
13及びディスクテーブル14へのローディング動作を
素早く行える。一方、カセットホルダー8がローディン
グ開始位置からローディング位置へ下降されたことによ
って、図12の(B)に示すように、ロータリーダンパ
ー51のピニオン54とロードスライダー41との間に
段差ができるが、この時、板バネからなるロック板56
が下方に撓んで、上記段差に対応することができる。
【0037】そして、スライド板10が矢印a′方向に
往動されると、図2及び図12の(B)に示すように、
ストッパー48がロードスライダー41の突起47から
矢印a′方向に離れる。
【0038】すると、図2及び図12の(C)に示すよ
うに、ロードスライダー41が引張りコイルバネ46に
よって矢印a′方向に摺動されて、ラック板56のラッ
ク57がロータリーダンパー51のピニオン54を矢印
g方向に回転駆動する。この時、ピニオン54はロータ
リーダンパー51の回転抵抗によって矢印g方向に低速
度で回転して、ロードスライダー41を矢印a′方向に
低速度で摺動させる。
【0039】従って、図2及び図12の(C)に示すよ
うに、ロードスライダー41のカム面44aがロードア
ーム38のカム従動片38b上から矢印a′方向に低速
度で逃げることになり、これに伴って、図11の(B)
に示すように、ロードアーム38が板バネ49及びヘッ
ドアーム19の荷重によって矢印f方向に低速度で回転
される。
【0040】従って、ロードスライダー41の矢印a′
方向への水平運動が、回転制御部45によってロードア
ーム38の矢印f方向の回転運動に変換されて、ヘッド
アーム19が矢印f方向に低速度で回転制御される。
【0041】すると、ロードアーム38のヘッド支持部
38a上に突起40を介して支持されているヘッドアー
ム19が図10の(B)及び図11の(B)に示すよう
に、矢印d方向に低速度で下降され、上側磁気ヘッド2
0bが図10の(A)及び図11の(A)に示す待避位
置から図10の(B)及び図11の(B)に示す動作位
置まで矢印d方向に低速度で下降されて、その上側磁気
ヘッド20aがフロッピーディスク1の上面にソフトラ
ンディングされる。
【0042】つまり、上側磁気ヘッド20aの矢印d方
向への移動速度をロータリーダンパー51がダンピング
することになる。そして、ローディング完了状態では、
図12の(C)に示すように、ロードスライダー41が
突起47を介してスライド板10のストッパー48に矢
印a′方向から当接されて停止されるて、スライド板1
0とロードスライダー41との遊びがなくなる。なお、
エジェクト動作時には、上述したローディング動作の逆
動作が行われ、スライド板10の矢印a方向側への復動
により、ストッパー48が突起47を介してロードスラ
イダー41を引張りコイルバネ46に抗して図1及び図
12の(A)に示すように矢印a方向に復動する。
【0043】この時、ラック板56のラック57がロー
タリーダンパー51のピニオン54を図1で矢印g′方
向に回転駆動するが、この矢印g′方向の回転に対して
ロータリーダンパー51の回転がフリーとなるため、ロ
ードスライダー41はスライド板10によって矢印a方
向にスムーズに復動する。
【0044】そして、図1及び図12の(A)に示すよ
うに、ロードスライダー41のカム面44aがロードア
ーム38のカム従動片38b上に矢印a方向から再び乗
り上げるため、ロードアーム38が板バネ49に抗して
矢印f′方向にスムーズに回転される。
【0045】一方、スライド板10の矢印a方向への復
動により図13の(B)のローディング位置から図13
の(A)のローディング開始位置まで矢印c′方向に上
昇されるカセットホルダー8によって、ロードアーム3
8とロードスライダー41が一緒に矢印c′方向に上昇
される。
【0046】従って、ロードアーム38は図11の
(B)に示すローディング位置から図11の(A)に示
すローディング開始位置まで矢印c′方向に上昇されな
がら矢印f′方向にスムーズに回転する。そして、ヘッ
ド支持部38aによって突起40を介してヘッドアーム
19を図10の(B)及び図11の(B)に示す動作位
置から図10の(A)及び図11の(A)に示す待避位
置まで板バネ18に抗して矢印d′方向に押上げて、上
側磁気ヘッド20aを待避位置までスムーズに上昇させ
る。
【0047】
【ロータリーダンパー取付機構の説明】図3及び図4に
よって、ロータリーダンパー取付機構59を説明する。
【0048】まず、ロータリーダンパー51のハウジン
グ52は合成樹脂等の適度な弾性を有する部材52によ
って成形されている。そして、このハウジング52の一
側部に、垂直壁に形成された取付部60が一体成形され
ていて、この取付部60の左右両側面60aに垂直で平
行に形成された平行溝61によって平面形状がほぼH型
に形成されたH型溝62が形成されている。
【0049】一方、シャーシ6の一方の側板6bに一体
に形成された垂直で平行な一対の挿入ガイド63が垂直
な隙間64を挟んで相対向する状態に配置されている。
なお、これら一対の挿入ガイド63は側板6bから内側
に向けてほぼL字状で対称状に折曲されている。
【0050】そして、H型溝62の平行溝61の垂直な
溝底部61aの上下方向の中間位置に半円形状の係合用
凸部65が一体に形成されていて、一対の挿入ガイド6
3の垂直な対向面63aの上下方向の中間位置に半円形
状の係合用凹部66が形成されている。また、側板6b
には隙間64の下部に水平な段部67が形成されてい
る。
【0051】このように構成されたロータリーダンパー
取付機構によれば、図4に示すように、ロータリーダン
パー51のハウジング52の取付部60をシャーシ6の
側板6bの隙間64に上方から矢印h方向に挿入して、
一対の挿入ガイド63をH型溝62の一対の平行溝61
内に下方から相対的に挿入すると、一対の係合用凸部6
5が一対の係合用凹部66内に弾性に抗して係止され
る。そして、取付部60の下面60bが側板6bの段部
67上に当接されて安定され、ロータリーダンパー51
がシャーシ6の側板6bに上下、左右、前後の各方向に
ついて不動状態で水平に取付けられる。
【0052】従って、このロータリーダンパー取付機構
59によれば、ロータリーダンパー51をシャーシ6に
ネジを用いることなく、ワンタッチで取付けることがで
き、部品点数及び組立工数を削減できる。また、ロータ
リーダンパー51をシャーシ6から取外す際には、取付
部60のH型溝62を一対の挿入ガイド63から上方に
向け矢印h′方向に引上げるだけで、ロータリーダンパ
ー51をワンタッチで取外すことができるので、ロータ
リーダンパー51の交換も容易に行える。
【0053】
【ラック板取付機構の説明】図5及び図6によって、ラ
ック板取付機構69を説明する。
【0054】まず、先端側の一側面にラック57が形成
されたラック板56はステンレス板等の板バネによって
形成されていて、このラック板56のラック57側とは
反対側の端部に、ラック板56の巾方向に間隔を隔てて
配置された一対の上面側係止片70と、これらの巾間に
配置された下面側係止片71とによって形成された二股
係止片72が一体に形成されている。そして、この二股
係止片72の上下両係止片70、71の間に形成された
差込溝73は、板金によって形成されたロードスライダ
ー41の先端のラック取付片74の板厚より小さ目に形
成されている。
【0055】そして、二股係止片72の上下両係止片7
0、71の先端側には合計3つの穴75、76が貫通し
て形成されている。そして、ラック取付片74の上下両
面74a、74bにはこれらの3つの穴75、76内に
係止される合計3つの突起77、78がバーリング加工
等にて形成されている。なお、下面側係止片71の先端
には斜面71aが形成されている。
【0056】このように構成されたラック取付機構69
によれば、図6の(A)(B)に示すように、ラック板
56の二股係止片72を差込溝73によってロードスラ
イダー41のラック取付片74の上下両側に矢印i方向
から差込むようにして、上下両係止片70、71をラッ
ク取付片74の上下両面74a、74bに弾性に抗して
差込む。
【0057】この際、下側係止片71の斜面71aによ
って誘導しながら、上下両係止片70、71を弾性に抗
して上下に押し開くようにこじりながら差込む。そし
て、図6の(C)に示すように、上下両係止片70、7
1の差込み方向である矢印i方向に対して直角な方向で
ある矢印j方向の弾性反発力(復帰力)を利用して、上
下両係止片70、71の合計3つの穴75、76をラッ
ク取付片74の上下両面74a、74bの合計3つの突
起77、78に矢印j方向から係合して、上下両係止片
70、71をラック取付片74の上下両面74a、74
bに矢印j方向から圧着させる。以上により、ラック板
56の二股係止片72がロードスライダー41のラック
取付片74に安定良く、強固に取付けられる。
【0058】従って、このラック板取付機構69によれ
ば、ラック板56をロードスライダー41にネジを用い
たり、スポット溶接したりすることなく、ワンタッチで
取付けることができ、部品点数及び組立工数を削減でき
る。また、ラック板56をロードスライダー41から取
外す際には、図6の(C)に示すように、二股係止片7
2の上下両係止片70、71を弾性に抗して矢印j′方
向に押し開くようにこじって、穴75、76を突起7
7、78から外した後、ラック板56をロードスライダ
ー41から矢印i′方向に引抜くだけで、ラック板56
をワンタッチで取外すことができるので、ラック板56
の交換も容易に行える。
【0059】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。また本
発明は、フロッピーディスクのローディング装置に限定
されることなく、各種のディスクを記録、再生する各種
のディスク装置のディスクローディング装置に適用可能
である。
【0060】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クローディング装置は次のような効果を奏する。
【0061】ローディング部材のローディング開始位置
からローディング位置への駆動を素早く行うようにし
て、ディスクのローディング動作を素早く行いながら、
ヘッドの移動速度をダンピングできる。
【0062】ロータリーダンパーのピニオンを回転駆動
する板バネからなるラック板をロードスライダーに取付
ける際、ラック板に一体に形成した二股係止片をロード
スライダーのラック取付片に弾性に抗して差込むだけ
で、ワンタッチで取付けることができるようにしたの
で、ラック板をロードスライダーにネジ止めしたり、ス
ポット溶接したりする必要がなく、部品点数及び組立工
数を削減して、低コスト化を図ることができる。
【0063】ラック板が板バネによって形成されている
ので、ロータリーダンパーをシャーシ等に取付けても、
ローディング部材の往復動に伴って発生するロータリー
ダンパーに対するロードスライダーの段差分をラック板
の撓みによって対応することができるのでロータリーダ
ンパーの取付位置の自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスクローディング
装置のヘッドダンピング機構のダンピング開始前を示し
た斜視図である。
【図2】同上のヘッドダンピング機構のダンピング終了
時の斜視図である。
【図3】同上のヘッドダンピング機構のロータリーダン
パー取付機構の分解斜視図である。
【図4】同上のロータリーダンパー取付機構の取付完了
状態の斜視図である。
【図5】同上のヘッドダンピング機構のラック板取付機
構の斜視図である。
【図6】同上のラック板取付機構の取付け方法を説明す
る分解斜視図及び側面図である。
【図7】同上のディスクローディング装置全体の分解斜
視図である。
【図8】同上のディスクローディング装置全体のディス
クローディング開始前の平面図である。
【図9】同上のディスクローディング装置全体のディス
クローディング完了状態の平面図である。
【図10】図10の(A)は図8のA−A矢視での側面
図であり、図10の(B)は図9のB−B矢視での側面
図である。
【図11】図11の(A)は図8のC−C矢視での側面
図であり、図11の(B)は図9のD−D矢視での側面
図である。
【図12】図12の(A)は図8のE−E矢視での側面
図であり、図12の(B)、(C)は図9のF−F矢視
での側面図である。
【図13】図13の(A)は図8のG−G矢視での側面
図であり、図13の(B)は図9のH−H矢視での側面
図である。
【符号の説明】
1 フロッピーディスク(ディスク) 2 カセット 8 カセットホルダー(ローディング部材) 10 スライド板 19 ヘッドアーム 20b 磁気ヘッド(ヘッド) 37 ヘッドダンピング機構 41 ロードスライダー 51 ロータリーダンパー 54 ピニオン 56 ラック板 57 ラック 69 ラック板取付機構 72 二股係止片 74 ラック取付片 75、76 穴 77、78 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録、再生用のディスクをローディング開
    始位置からローディング位置へローディングするローデ
    ィング部材と、 上記ローディング部材のローディング開始位置からロー
    ディング位置への移動に同期して記録、再生用のヘッド
    を上記ディスクに対する待避位置から記録、再生のため
    の動作位置へ移動するヘッドアームと、 上記ヘッドの待避位置から動作位置への移動速度をダン
    ピングするロータリーダンパーとを備えたディスクロー
    ディング装置において、 上記ローディング部材上に取付けられて、このローディ
    ング部材による上記ディスクのローディング開始位置か
    らローディング位置への移動に同期してバネによって駆
    動されて、上記ヘッドを待避位置から動作位置へ移動制
    御するロードスライダーと、 上記ロードスライダーと上記ロータリーダンパーのピニ
    オンとの間を連結する板バネからなるラック板とを備
    え、 上記ラック板に一体に形成されて、上記ロードスライダ
    ーのラック取付片の両側に弾性に抗して差込まれる二股
    係止片を設け、 上記二股係止片を上記ラック取付片の両側に弾性に抗し
    て差込んだ時に、その差込み方向に対して直角な方向か
    ら互いに係合されて、上記ラック板を上記ロードスライ
    ダーに着脱可能に係止する突起と穴とを設けたことを特
    徴とするディスクローディング装置。
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