JPH05234726A - 厚膜抵抗回路の形成方法 - Google Patents

厚膜抵抗回路の形成方法

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JPH05234726A
JPH05234726A JP4072322A JP7232292A JPH05234726A JP H05234726 A JPH05234726 A JP H05234726A JP 4072322 A JP4072322 A JP 4072322A JP 7232292 A JP7232292 A JP 7232292A JP H05234726 A JPH05234726 A JP H05234726A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
resistance
electrode film
glass
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4072322A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Tani
広次 谷
Hirotsugu Kawakami
弘倫 川上
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形成工程を合理化し、かつ、電極膜の酸化を
防止して良好な半田付け性を保持するとともに、耐湿特
性を向上させることにより抵抗値の経時的変化を防止す
る。 【構成】 基板1上に抵抗膜2を印刷して焼付ける工程
と、抵抗膜2上の所定の位置に電極膜3を印刷して焼付
ける工程と、電極膜3の少なくとも一部を露出させるよ
うに、抵抗膜上にオーバーグレーズガラス4を印刷して
これを焼付ける工程と、オーバーグレーズガラス4上か
ら抵抗膜2をレーザトリミングして抵抗値調整を行う工
程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路の形成方法に関
し、詳しくは、厚膜抵抗回路の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の厚膜抵抗回路は、例えば、以下に
説明するような方法により形成されている。すなわち、
従来の厚膜抵抗回路の形成方法においては、 まず、基板上に抵抗ペーストを印刷(塗布)した後、
これを焼付けして抵抗膜を形成する。 次に、該抵抗膜上の所定の位置に銅ペーストを印刷
(塗布)し、これを焼付けることにより抵抗膜上に電極
膜(Cu電極膜)を形成する。 それから、YAGレーザを用いて抵抗膜をトリミング
(レーザトリミング)することにより抵抗値調整を行
う。 その後、上記電極膜の少なくとも一部が露出するよう
に、オーバーコート用の樹脂(熱硬化性樹脂)を印刷し
た後、加熱硬化を行い、オーバーコート(保護膜)を形
成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の厚
膜抵抗回路の形成方法においては、のレーザトリミン
グの工程の前後に、印刷→焼付けの工程があり、性質の
異なる工程が混在しているため、合理的な処理を行うこ
とができず効率が悪いという問題点があり、また、オー
バーコートの加熱硬化は、大気中で行われるため、露出
した電極膜が酸化され、半田付け性が低下するという問
題点がある。
【0004】また、製造工程を合理化するために、オー
バーコートの加熱硬化後にレーザトリミングを施して抵
抗値調整を行った場合には、オーバーコートが樹脂であ
るため、抵抗膜の耐湿特性が低下する(1000時間後
の抵抗値変化率=約3%)という問題点がある。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、形成工程を効率化するとともに、電極膜の酸化を
防止して半田付け性を良好に保持することが可能で、か
つ、耐湿特性に優れ、抵抗値の経時的変化を防止するこ
とができる厚膜抵抗回路の形成方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の厚膜抵抗回路の形成方法は、基板上に抵
抗膜を印刷して焼付ける工程と、前記抵抗膜上の所定の
位置に電極膜を印刷して焼付ける工程と、前記電極膜の
少なくとも一部を露出させるように、前記抵抗膜上にオ
ーバーグレーズガラスを形成する工程と、前記オーバー
グレーズガラス上から前記抵抗膜をレーザトリミングし
て抵抗値調整を行う工程とを具備することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】抵抗膜上の所定の位置に電極膜を印刷、焼付け
した後、電極膜の少なくとも一部を露出させるように、
抵抗膜上にオーバーグレーズガラスを印刷、焼付けし、
該オーバーグレーズガラスの上から抵抗膜をレーザトリ
ミングすることにより抵抗値調整が行われるため、形成
工程が合理化されるとともに、保護膜(オーバーグレー
ズガラス)が従来例のような熱硬化性樹脂ではなく耐湿
性に優れたガラス質の物質であるため、回路の耐湿特性
が向上して抵抗値の経時的変化が抑制される。
【0008】また、前記オーバーグレーズガラスとし
て、還元雰囲気低温焼付型オーバーグレーズガラスを用
いた場合、還元性雰囲気下において低温で焼付けするこ
とが可能になるため、電極膜の酸化を防止して半田付け
性を劣化を確実に防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1及び図2は、この発明の一実施例にかかる厚
膜抵抗回路の形成方法により厚膜抵抗回路を形成する工
程を模式的に示す図である。
【0010】この実施例においては、まず、基板1上
に、例えば、ホウ化ランタンなどのホウ化物をバインダ
ーと混練してなる抵抗ペーストを印刷し、空気中で85
0℃の温度条件下において焼付けすることにより抵抗膜
2を形成する。次に、基板1の両端側に、抵抗膜2の端
部を覆うように導電ペースト(例えば、銅ペースト)を
印刷し、580℃の温度条件下において、N2雰囲気中
で焼付けすることにより電極膜3を形成する(図1)。
【0011】それから、抵抗膜2を覆うとともに、電極
膜3の一部を露出させるように、還元雰囲気低温焼付型
オーバーグレーズガラス(例えば、硼ケイ酸亜鉛系ガラ
ス)を印刷し、520℃の温度条件下において、N2
囲気中で焼付けを行うことにより保護膜(オーバーグレ
ーズガラス膜)4を形成する(図2)。
【0012】そして、このオーバーグレーズガラス4の
上からYAGレーザを用いて抵抗膜2をレーザトリミン
グし、抵抗値を所定の値に調整する。
【0013】上述のように、この実施例の厚膜抵抗回路
の形成方法は、電極膜の一部を露出させるように、抵抗
膜上にオーバーグレーズガラスを印刷、焼付けした後
に、レーザトリミングするように構成されており、印刷
工程及び焼成工程の完了後に抵抗値調整が行われるた
め、形成工程が合理化され、効率が向上する。また、保
護膜であるオーバーグレーズガラスは耐湿性に優れたガ
ラス質の物質であるため、回路の耐湿特性が向上する。
【0014】さらに、上記実施例では、オーバーグレー
ズガラスとして、還元雰囲気低温焼付型オーバーグレー
ズガラスを使用しており、還元性雰囲気下(N2中)に
おいて低温で焼付けることができるため、電極膜3の酸
化を防止して半田付け性の劣化を確実に防止することが
できる。
【0015】また、焼付け後のオーバーグレーズガラス
4の膜厚は、レーザトリミングによる抵抗値調整の容易
性や、耐湿特性などを考慮して適切な値を定めることが
できるが、一般的には、8〜15μmの範囲が好まし
い。
【0016】なお、上記実施例において形成された厚膜
抵抗回路と、従来の厚膜抵抗回路(レーザトリミングを
行った後、樹脂をオーバーコートした厚膜抵抗回路)に
ついて、1000時間経過後の抵抗値変化率と、半田付
け性を調べた。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1に示すように、従来の厚膜抵抗回路
(比較例)は、1000時間経過後の抵抗値変化率が約
3%であるのに対して、実施例の厚膜抵抗回路の抵抗値
変化率は0.5%以下であり、この発明の方法により形
成された厚膜抵抗回路は、比較例に比べて抵抗値のばら
つきが著しく減少していることがわかる。
【0019】また、比較例の厚膜抵抗回路においては、
オーバーコート焼付け後に電極膜の半田付け性の劣化が
認められたのに対して、実施例の厚膜抵抗回路において
は、還元性雰囲気下(N2中)で焼付けられるため、半
田付け性の低下が認められなかった。
【0020】なお、上記実施例では、オーバーグレーズ
ガラス(還元雰囲気低温焼付型オーバーグレーズガラ
ス)として、硼ケイ酸亜鉛系ガラスを用いた場合につい
て説明したが、還元雰囲気低温焼付型オーバーグレーズ
ガラスはこれに限らず、成分や組成の異なる他の還元雰
囲気低温焼付型オーバーグレーズガラスを用いることも
可能である。また、還元雰囲気低温焼成型のものに限ら
ず、通常のオーバーグレーズガラスを用いた場合におい
ても、形成工程を合理化して効率を向上させるととも
に、耐湿特性を向上させることができるという、この発
明の基本的効果を得ることが可能である。
【0021】また、この発明においては、抵抗膜形成用
の抵抗ペーストや、電極膜形成用の導電ペーストの種類
についても特に制約はなく、種々の抵抗ペースト及び導
電ペーストを用いることが可能である。さらに、抵抗膜
のパターンや、電極膜の形状などについても特に制約は
なく、この発明の効果を損わない範囲において、種々の
応用を加えることが可能である。
【0022】
【発明の効果】上述のように、この発明の厚膜抵抗回路
の形成方法は、電極膜の少なくとも一部を露出させるよ
うに、抵抗膜上にオーバーグレーズを印刷、焼付けした
後、レーザトリミングすることにより抵抗値調整を行う
ようにしているので、形成工程を合理化して生産性を向
上させることができるとともに、回路の耐湿特性を向上
させて抵抗値の経時的変化を抑制し、信頼性を向上させ
ることができる。
【0023】また、オーバーグレーズガラスとして、還
元雰囲気低温焼付型オーバーグレーズガラスを用いた場
合、還元性雰囲気下において低温で焼付けることが可能
になり、電極膜の酸化を防止して良好な半田付け性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる厚膜抵抗回路の形
成方法の一工程を模式的に示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例にかかる厚膜抵抗回路の形
成方法の他の工程を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 抵抗膜 3 電極膜 4 オーバーグレーズガラス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に抵抗膜を印刷して焼付ける工程
    と、前記抵抗膜上の所定の位置に電極膜を印刷して焼付
    ける工程と、前記電極膜の少なくとも一部を露出させる
    ように、前記抵抗膜上にオーバーグレーズガラスを形成
    する工程と、前記オーバーグレーズガラス上から前記抵
    抗膜をレーザトリミングして抵抗値調整を行う工程とを
    具備することを特徴とする厚膜抵抗回路の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記オーバーグレーズガラスが、還元雰
    囲気低温焼付型オーバーグレーズガラスであることを特
    徴とする請求項1記載の厚膜抵抗回路の形成方法。
JP4072322A 1992-02-20 1992-02-20 厚膜抵抗回路の形成方法 Pending JPH05234726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102855966A (zh) * 2012-09-24 2013-01-02 深圳市中显微电子有限公司 一种银浆线阻抗控制装置及方法
DE112011100633T5 (de) 2010-03-31 2013-06-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Mehrschichtkeramiksubstrat und Verfahren zum Herstellen desselben

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011100633T5 (de) 2010-03-31 2013-06-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Mehrschichtkeramiksubstrat und Verfahren zum Herstellen desselben
US8754742B2 (en) 2010-03-31 2014-06-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer ceramic substrate and method for producing the same
CN102855966A (zh) * 2012-09-24 2013-01-02 深圳市中显微电子有限公司 一种银浆线阻抗控制装置及方法

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