JPH05235620A - 温度補償高周波共振器および高周波フィルタ - Google Patents
温度補償高周波共振器および高周波フィルタInfo
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- JPH05235620A JPH05235620A JP4294315A JP29431592A JPH05235620A JP H05235620 A JPH05235620 A JP H05235620A JP 4294315 A JP4294315 A JP 4294315A JP 29431592 A JP29431592 A JP 29431592A JP H05235620 A JPH05235620 A JP H05235620A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/04—Coaxial resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ロッド状及び螺旋状の共振器の温度補償をす
る。 【構成】 内部導電体として機能するロッドまたは円筒
のコイル状に巻いた導電体3を金属カバー2内に封入
し、ロッドまたはコイル3の開放端部をカバー2から所
定の間隔だけ開けて設け、これによって、負荷容量を形
成する。熱膨張によって引き起こされる共振周波数の変
化を補償プレート5で補償する。補償プレート5の中央
部12はハウジング2の上面4から距離aの間隔を有
し、かつ上面4と平行であるのが好ましく、補償プレー
ト5は上面4に取り付けられた少なくとも2つの対向す
る端部8,9を有する。補償プレート5の熱膨張係数は
上面4の熱膨張係数未満であり、これによって、上記の
補償プレート5の中央部は、共振器の温度上昇に応答し
て、上記の上面4の方に付勢され、従って負荷容量を引
き下げる。
る。 【構成】 内部導電体として機能するロッドまたは円筒
のコイル状に巻いた導電体3を金属カバー2内に封入
し、ロッドまたはコイル3の開放端部をカバー2から所
定の間隔だけ開けて設け、これによって、負荷容量を形
成する。熱膨張によって引き起こされる共振周波数の変
化を補償プレート5で補償する。補償プレート5の中央
部12はハウジング2の上面4から距離aの間隔を有
し、かつ上面4と平行であるのが好ましく、補償プレー
ト5は上面4に取り付けられた少なくとも2つの対向す
る端部8,9を有する。補償プレート5の熱膨張係数は
上面4の熱膨張係数未満であり、これによって、上記の
補償プレート5の中央部は、共振器の温度上昇に応答し
て、上記の上面4の方に付勢され、従って負荷容量を引
き下げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共振器の温度変化に起
因して共振器の周波数が変化するのを補償するために、
共振器の内部導電体の開放端とこの共振器の上面の間に
補償プレートを配設する共振器の温度補償に関する。
因して共振器の周波数が変化するのを補償するために、
共振器の内部導電体の開放端とこの共振器の上面の間に
補償プレートを配設する共振器の温度補償に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の種類の同軸共振器は、一般的に銅
製の共振器のロッドとこれを取り囲むアルミのハウジン
グによって構成され、このハウジングの壁面の1つはロ
ッドの先端から所定の間隔にあり、これによってロッド
の先端の壁面の間の容量が共振器の容量性負荷を形成す
る。このロッドの他端は、ハウジングの他方、即ち、反
対側の導電性の壁面と短絡している。螺旋共振器は、寸
法を小さくするために、内部導電体、即ち、ロッドが螺
旋コイル状に巻かれるという点でのみ同軸共振器と異な
っている。
製の共振器のロッドとこれを取り囲むアルミのハウジン
グによって構成され、このハウジングの壁面の1つはロ
ッドの先端から所定の間隔にあり、これによってロッド
の先端の壁面の間の容量が共振器の容量性負荷を形成す
る。このロッドの他端は、ハウジングの他方、即ち、反
対側の導電性の壁面と短絡している。螺旋共振器は、寸
法を小さくするために、内部導電体、即ち、ロッドが螺
旋コイル状に巻かれるという点でのみ同軸共振器と異な
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同軸共振器と螺旋共振
器には、基本的な欠点、即ち、どのようにして熱的安定
性を得るかという問題がある。動作環境で著しい温度の
変化が予想される場合、熱膨張による構造的な寸法の変
化、及びこれによってまた生じる電気特性の変化によっ
て、中心周波数が大きく変動する可能性がある。第2
に、共振器を電力用に使用する場合、共振器のロッドは
強く熱せられ、特に電界強度が最大となる開放端が加熱
する。上記のようにロッドが加熱されることによって、
ロッドの長さが長くなり、従って、このロッドの先端と
ハウジングの壁面の間の間隔が短くなる。一般的に、温
度が上昇するに従って、共振周波数は低下し、また逆に
温度が低下すると、共振周波数は上昇する。
器には、基本的な欠点、即ち、どのようにして熱的安定
性を得るかという問題がある。動作環境で著しい温度の
変化が予想される場合、熱膨張による構造的な寸法の変
化、及びこれによってまた生じる電気特性の変化によっ
て、中心周波数が大きく変動する可能性がある。第2
に、共振器を電力用に使用する場合、共振器のロッドは
強く熱せられ、特に電界強度が最大となる開放端が加熱
する。上記のようにロッドが加熱されることによって、
ロッドの長さが長くなり、従って、このロッドの先端と
ハウジングの壁面の間の間隔が短くなる。一般的に、温
度が上昇するに従って、共振周波数は低下し、また逆に
温度が低下すると、共振周波数は上昇する。
【0004】温度変化によって生じる中心周波数の変動
を補償するため、複数の方法が使用されてきた。これら
の方法は、共振器の発振回路が、並列に接続したロッド
の容量性負荷と誘導性負荷によって構成されるので、イ
ンダクタンスの変化を可能な限り完全に補償するように
可変コンデンサを採用するというアイデアに基づいてい
る。このことは、インダクタンスよりも容量を変化させ
る方が容易であるという理由で、理解できる。従って、
これらの方法は、温度上昇に応じて容量性負荷を低下さ
せようとする試みを含む。
を補償するため、複数の方法が使用されてきた。これら
の方法は、共振器の発振回路が、並列に接続したロッド
の容量性負荷と誘導性負荷によって構成されるので、イ
ンダクタンスの変化を可能な限り完全に補償するように
可変コンデンサを採用するというアイデアに基づいてい
る。このことは、インダクタンスよりも容量を変化させ
る方が容易であるという理由で、理解できる。従って、
これらの方法は、温度上昇に応じて容量性負荷を低下さ
せようとする試みを含む。
【0005】最も従来的な方法の1つは、共振器のロッ
ドの端部とカバーの上面の間隔を適切に構成し、これに
よって、温度が変化するに従って、共振器のロッドと上
面の間の間隔を変化させ、その結果、共振周波数をなる
べく大きく変化させずに保持することである。実際に
は、共振器のロッドとカバーの上面の間の間隔は、非常
に狭くしなければならず、これによる欠点は、第1に、
上記の間隔が非常に狭い場合、共振器のQ値が低下する
ことであるが、その理由は、ロッドの端部と上面の間の
容量、即ち、共振器の負荷が大きくなるからである。更
に、間隔が狭過ぎる場合、これは絶縁破壊の危険を生
じ、特に共振器を無線装置の送信機のフィルタのような
電力用に使用する場合、危険であるが、その理由は、周
知の事実であるが、共振器の電界は、ロッドまたは螺旋
コイルの先端で最大になるからである。この方法で分か
っているもう1つの弱点は、上記の間隔が狭くなると、
絶縁破壊の危険が高まることである。絶縁破壊の危険が
あることと、Q値が急激に劣化することによって、完全
に補償を行おうとする意図に支障が生じ、その結果、補
償は本質的に過少補償となる。
ドの端部とカバーの上面の間隔を適切に構成し、これに
よって、温度が変化するに従って、共振器のロッドと上
面の間の間隔を変化させ、その結果、共振周波数をなる
べく大きく変化させずに保持することである。実際に
は、共振器のロッドとカバーの上面の間の間隔は、非常
に狭くしなければならず、これによる欠点は、第1に、
上記の間隔が非常に狭い場合、共振器のQ値が低下する
ことであるが、その理由は、ロッドの端部と上面の間の
容量、即ち、共振器の負荷が大きくなるからである。更
に、間隔が狭過ぎる場合、これは絶縁破壊の危険を生
じ、特に共振器を無線装置の送信機のフィルタのような
電力用に使用する場合、危険であるが、その理由は、周
知の事実であるが、共振器の電界は、ロッドまたは螺旋
コイルの先端で最大になるからである。この方法で分か
っているもう1つの弱点は、上記の間隔が狭くなると、
絶縁破壊の危険が高まることである。絶縁破壊の危険が
あることと、Q値が急激に劣化することによって、完全
に補償を行おうとする意図に支障が生じ、その結果、補
償は本質的に過少補償となる。
【0006】技術上周知の第2の方法は、共振器のロッ
ドの先端にカバーの上面と平行になるように、バイメタ
ル片を載置することである。温度が上昇するに従って、
バイメタル片はカバーから湾曲して離れ、従って、温度
に応じて容量性負荷が低下する。上記の方法の欠点の1
つは、第1の方法と丁度同じように、バイメタル片が共
振器のQ値を低下させることと、バイメタルの加工が困
難であることである。バイメタル片は、またハウジング
のカバー上の載置することもできるが、このカバーの温
度は補償装置の先端の温度よりもはるかに低温であり、
これによって、バイメタルが温度の変化に対応できない
という点で、取り付け場所としては不適当である。
ドの先端にカバーの上面と平行になるように、バイメタ
ル片を載置することである。温度が上昇するに従って、
バイメタル片はカバーから湾曲して離れ、従って、温度
に応じて容量性負荷が低下する。上記の方法の欠点の1
つは、第1の方法と丁度同じように、バイメタル片が共
振器のQ値を低下させることと、バイメタルの加工が困
難であることである。バイメタル片は、またハウジング
のカバー上の載置することもできるが、このカバーの温
度は補償装置の先端の温度よりもはるかに低温であり、
これによって、バイメタルが温度の変化に対応できない
という点で、取り付け場所としては不適当である。
【0007】第3の方法は、温度変化が材料の寸法に殆
ど影響を与えないような材料を選択することである。選
択は、とりわけ、ロッドの材料に関する、例えば、通常
用いられる銅のロッドよりも低い温度係数を有する被膜
した鉄を選択する。この場合、欠点は共振器によって構
成したフィルタの重量が増加することである。欧州特許
出願番号第0,211,455号は、円錘形のベース・
プレート(3)を有するマイクロ波のキャビティを開示
し、これは、大気温度の変化に応じて移動するように設
計され、その結果、円錘形のベースによって取り囲まれ
る容積は温度に反比例して変化する、即ち、温度が高い
ほど容積は小さくなる。この教示は、温度が上昇するの
に従ってカバー内の容積が増加する本発明の教示とは反
対である。
ど影響を与えないような材料を選択することである。選
択は、とりわけ、ロッドの材料に関する、例えば、通常
用いられる銅のロッドよりも低い温度係数を有する被膜
した鉄を選択する。この場合、欠点は共振器によって構
成したフィルタの重量が増加することである。欧州特許
出願番号第0,211,455号は、円錘形のベース・
プレート(3)を有するマイクロ波のキャビティを開示
し、これは、大気温度の変化に応じて移動するように設
計され、その結果、円錘形のベースによって取り囲まれ
る容積は温度に反比例して変化する、即ち、温度が高い
ほど容積は小さくなる。この教示は、温度が上昇するの
に従ってカバー内の容積が増加する本発明の教示とは反
対である。
【0008】国際特許出願番号第87/03745号
は、温度補償部材26によって構成されるキャビティを
有するマイクロ波共振器を開示し、この部材の寸法は、
温度が上昇するのに従ってキャビティの容積内に湾曲す
るような寸法であり、これは本発明の教示とは反対であ
る。米国特許番号第3,740,677号と第4,15
6,860号は、いずれも可動式温度補償ディスクを有
するマイクロ波キャビティを開示し、このディスクは欧
州特許出願番号第0,211,455号に開示されたベ
ース・プレートと同じである。
は、温度補償部材26によって構成されるキャビティを
有するマイクロ波共振器を開示し、この部材の寸法は、
温度が上昇するのに従ってキャビティの容積内に湾曲す
るような寸法であり、これは本発明の教示とは反対であ
る。米国特許番号第3,740,677号と第4,15
6,860号は、いずれも可動式温度補償ディスクを有
するマイクロ波キャビティを開示し、このディスクは欧
州特許出願番号第0,211,455号に開示されたベ
ース・プレートと同じである。
【0009】米国特許番号第3,873,949号は、
キャビティの壁面に固定した中空カップ形補償部材を有
するキャビティ共振器を開示している。しかし、この明
細書は、本発明に教示するような補償プレートの形態ま
たはこの補償プレートをキャビティの壁面に取り付ける
手段は教示していない。
キャビティの壁面に固定した中空カップ形補償部材を有
するキャビティ共振器を開示している。しかし、この明
細書は、本発明に教示するような補償プレートの形態ま
たはこの補償プレートをキャビティの壁面に取り付ける
手段は教示していない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によって、温度補
償を行った無線周波数共振器が提供され、上記の共振器
は、側面(2)と上面(4)によって電気的に導通のあ
る、カバー内の内部導電体(3)によって構成され、上
記の導電体は片端をカバーと結合しもう一端を上面
(4)と間隔を設け、ハウジングの内部に補償プレート
(5)を設け、このプレートの中央部(12)は上面
(4)と間隔を設けこのプレートは少なくとも2か所の
対向するプレート端(8,9)で上面(4)に取り付け
られ、上記の補償プレート(5)の熱膨張係数は上面の
熱膨張係数よりも小さくなり、これによって温度の上昇
に応じて、補償プレート(5)の中央部(12)は上面
(4)方向に接近することを特徴とする。
償を行った無線周波数共振器が提供され、上記の共振器
は、側面(2)と上面(4)によって電気的に導通のあ
る、カバー内の内部導電体(3)によって構成され、上
記の導電体は片端をカバーと結合しもう一端を上面
(4)と間隔を設け、ハウジングの内部に補償プレート
(5)を設け、このプレートの中央部(12)は上面
(4)と間隔を設けこのプレートは少なくとも2か所の
対向するプレート端(8,9)で上面(4)に取り付け
られ、上記の補償プレート(5)の熱膨張係数は上面の
熱膨張係数よりも小さくなり、これによって温度の上昇
に応じて、補償プレート(5)の中央部(12)は上面
(4)方向に接近することを特徴とする。
【0011】本発明の利点は、上述のような共振器の温
度補償を行うことによって、過剰補償、過少補償及び適
性補償を提供することができ、これは技術上周知の上述
の用途での欠点を有さないことである。第2の利点は、
螺旋状及びロッド状の共振器及びこの共振器によって構
成したフィルタの両方に適した温度補償を行い、これ
は、工業生産に容易かつ有利に適用することができるこ
とである。
度補償を行うことによって、過剰補償、過少補償及び適
性補償を提供することができ、これは技術上周知の上述
の用途での欠点を有さないことである。第2の利点は、
螺旋状及びロッド状の共振器及びこの共振器によって構
成したフィルタの両方に適した温度補償を行い、これ
は、工業生産に容易かつ有利に適用することができるこ
とである。
【0012】
【実施例】本発明の1実施例を、例によって添付図を参
照して以下で詳細に説明する。図1は、ロッド共振器の
構造構成1を示し、これは、技術上周知の方法で、共振
器のロッド3とこのロッドを同軸状に取り囲むカバー2
によって構成される。端面4と14は、カバー2に取り
付けられる。ロッド3の一端は端面14に取り付け、こ
の端面を底面と呼ぶこともできる。このロッドの他方の
自由端は、上面4から所定の間隔(図4参照)に位置
し、この面をカバーと呼ぶこともできる。この種の基本
的な設計は、それ自体従来からのものであり、変更する
こともできる。共振器への信号入力及びこの共振器から
の信号出力を接続するための接続部は、分かり易くする
ために、省略する。カバー2は、断面が円形または方形
でもよく、多数の共振器ロッドによって構成することも
できる。このハウジングは、通常アルミによって作ら
れ、内部は、例えば、銀で被膜し、ロッドは銅製のロッ
ドであり、同じく表面を被膜する。技術上周知のよう
に、ロッド3の先端の面4からの距離(図4の距離a+
b)によって、プレート5を使用しない場合の共振器の
容量性負荷が決定される。この共振器がフィルタのよう
な電気回路の一部として使用され、ロッド3が熱せられ
る場合、その結果として、これは膨脹して長くなり、こ
れによって、共振周波数が低下する。これは、カバー2
の上面4と共振器ロッド3との間に本発明の補償プレー
ト5を使用することによって防止することができる。
照して以下で詳細に説明する。図1は、ロッド共振器の
構造構成1を示し、これは、技術上周知の方法で、共振
器のロッド3とこのロッドを同軸状に取り囲むカバー2
によって構成される。端面4と14は、カバー2に取り
付けられる。ロッド3の一端は端面14に取り付け、こ
の端面を底面と呼ぶこともできる。このロッドの他方の
自由端は、上面4から所定の間隔(図4参照)に位置
し、この面をカバーと呼ぶこともできる。この種の基本
的な設計は、それ自体従来からのものであり、変更する
こともできる。共振器への信号入力及びこの共振器から
の信号出力を接続するための接続部は、分かり易くする
ために、省略する。カバー2は、断面が円形または方形
でもよく、多数の共振器ロッドによって構成することも
できる。このハウジングは、通常アルミによって作ら
れ、内部は、例えば、銀で被膜し、ロッドは銅製のロッ
ドであり、同じく表面を被膜する。技術上周知のよう
に、ロッド3の先端の面4からの距離(図4の距離a+
b)によって、プレート5を使用しない場合の共振器の
容量性負荷が決定される。この共振器がフィルタのよう
な電気回路の一部として使用され、ロッド3が熱せられ
る場合、その結果として、これは膨脹して長くなり、こ
れによって、共振周波数が低下する。これは、カバー2
の上面4と共振器ロッド3との間に本発明の補償プレー
ト5を使用することによって防止することができる。
【0013】補償プレート5は、例えば、ダイによるプ
レスと曲げ加工によって薄い金属板から作られ、その外
形寸法は、図1に示すように、上面4の形状に対応す
る。このプレートの温度係数は、上面4の温度係数より
も小さく、これによって、カバーがアルミ製の場合、プ
レートの材料は銅が好ましい。補償プレート5は、全体
として平面ではないが、このプレート上に曲げ加工によ
って面12を形成し、図3に示すように、これはこのプ
レートの端部8,9の面と実質的に平行である。これ
は、図2に示すように、側辺と平行な溝6,7を板状の
素材からこの素材の両端部の近傍でダイを使用してプレ
スすることによって作ることができる。その後、これら
の溝の間のプレート部分に曲げ加工を施し、その結果、
図3に示すような形状を作り、上記の形状には、端面
8,9、傾斜した狭い側面10,11、及び平坦な底面
12を設け、この底面はこのプレートの端面から「a」
の距離にある。深さが「a」の他の形状の面を補償プレ
ート内に作ることもできるが、この場合、このプレート
を加熱するのに従って生じるストレスが、このプレート
上で緩和され変形を起こさないように注意する必要があ
る。
レスと曲げ加工によって薄い金属板から作られ、その外
形寸法は、図1に示すように、上面4の形状に対応す
る。このプレートの温度係数は、上面4の温度係数より
も小さく、これによって、カバーがアルミ製の場合、プ
レートの材料は銅が好ましい。補償プレート5は、全体
として平面ではないが、このプレート上に曲げ加工によ
って面12を形成し、図3に示すように、これはこのプ
レートの端部8,9の面と実質的に平行である。これ
は、図2に示すように、側辺と平行な溝6,7を板状の
素材からこの素材の両端部の近傍でダイを使用してプレ
スすることによって作ることができる。その後、これら
の溝の間のプレート部分に曲げ加工を施し、その結果、
図3に示すような形状を作り、上記の形状には、端面
8,9、傾斜した狭い側面10,11、及び平坦な底面
12を設け、この底面はこのプレートの端面から「a」
の距離にある。深さが「a」の他の形状の面を補償プレ
ート内に作ることもできるが、この場合、このプレート
を加熱するのに従って生じるストレスが、このプレート
上で緩和され変形を起こさないように注意する必要があ
る。
【0014】補償プレート5を製作した後、これを図1
に示すような方法で共振器1の上面板4の下に載置し、
これによって、組み立てた構造は図4に示すようにな
る。共振器のカバーの面4からの補償プレート5の面1
2の距離は「a」であり、面12からの共振器のロッド
の先端の距離は「b」である。この距離「b」は、共振
器の容量負荷を決定する上で大きく貢献する。フィルタ
に適用する場合、例えば、送信用フィルタに適用する場
合には、このフィルタは熱くなり、その結果、ロッド3
は長くなる。加熱のため、またハウジング2もロッドの
方向に長くなり、距離a+bは増大する、即ち、容量性
負荷は(もし補償プレート5を使用しなければ)、減少
する。これは共振周波数の変化を補償するためには十分
ではないが、補償プレート5の助けによって完全な補償
が達成される。面4が熱効果によって膨張する場合、こ
れによって面4はあたかもこの面4よりも温度係数が小
さいこの面に取り付けた補償プレートを「真っ直ぐにし
よう」とする。温度が上昇するに従って、距離aは小さ
くなり、補償プレート5の平坦な部分12はロッド3の
先端の前へ「逃げる」。正しく寸法を定めることによっ
て、距離bとこれによる温度の上昇に伴う共振器の負荷
容量の低下を完全に制御することができるようになり、
その結果、温度が変化しても、共振周波数は変化しな
い。このように寸法を定めることにより、過剰補償を容
易に調整することができ、その結果、共振器の周波数
は、温度上昇と共に希望通りに増加する。このことは、
ある場合には望ましいが、その理由は、フィルタが多数
の共振器によって構成される場合、減衰曲線の上端部で
減衰のより小さい範囲が得られ、これによって送信の減
衰がより小さくなり、共振器の温度が低下し、このため
周波数もまた低くなる。幾くつかの場合には、過小補償
の状態で使用するのが好ましく、これによって、温度が
上昇すると共に、周波数は所望の速度で低下する。
に示すような方法で共振器1の上面板4の下に載置し、
これによって、組み立てた構造は図4に示すようにな
る。共振器のカバーの面4からの補償プレート5の面1
2の距離は「a」であり、面12からの共振器のロッド
の先端の距離は「b」である。この距離「b」は、共振
器の容量負荷を決定する上で大きく貢献する。フィルタ
に適用する場合、例えば、送信用フィルタに適用する場
合には、このフィルタは熱くなり、その結果、ロッド3
は長くなる。加熱のため、またハウジング2もロッドの
方向に長くなり、距離a+bは増大する、即ち、容量性
負荷は(もし補償プレート5を使用しなければ)、減少
する。これは共振周波数の変化を補償するためには十分
ではないが、補償プレート5の助けによって完全な補償
が達成される。面4が熱効果によって膨張する場合、こ
れによって面4はあたかもこの面4よりも温度係数が小
さいこの面に取り付けた補償プレートを「真っ直ぐにし
よう」とする。温度が上昇するに従って、距離aは小さ
くなり、補償プレート5の平坦な部分12はロッド3の
先端の前へ「逃げる」。正しく寸法を定めることによっ
て、距離bとこれによる温度の上昇に伴う共振器の負荷
容量の低下を完全に制御することができるようになり、
その結果、温度が変化しても、共振周波数は変化しな
い。このように寸法を定めることにより、過剰補償を容
易に調整することができ、その結果、共振器の周波数
は、温度上昇と共に希望通りに増加する。このことは、
ある場合には望ましいが、その理由は、フィルタが多数
の共振器によって構成される場合、減衰曲線の上端部で
減衰のより小さい範囲が得られ、これによって送信の減
衰がより小さくなり、共振器の温度が低下し、このため
周波数もまた低くなる。幾くつかの場合には、過小補償
の状態で使用するのが好ましく、これによって、温度が
上昇すると共に、周波数は所望の速度で低下する。
【0015】導電材料のプレート状の部材を共振器のロ
ッドの開放端部とこれと反対側にある共振器のカバーの
上面の間に位置させ、その中央部は平坦であり、この共
振器のカバーと整合され、これから一定の間隔を有して
いる。この部材の両端部は曲げられてこのカバーに電気
的及び機械的な信頼性を有するように取り付けられる。
このプレート状の部材の温度係数は、これを取り付ける
カバーの表面の温度係数よりも低いことが必要である。
カバーの材料がアルミである場合、この部材の材料は銅
が適している。このプレート状の部材は補償プレートと
して機能するが、これはこれを固定しているベースより
も熱膨張が小さいので、共振器のロッドの開放端部とこ
れと逆の側にある補償プレートの間の間隔の変化を増加
させ、従って、温度によって共振器の負荷容量を変化さ
せる。温度係数と共振器のロッドの先端からの距離を選
択すると共に、補償プレートの形状を整えることによ
り、過小補償、過剰補償または適正補償のいずれを作り
出すこともできる。適当な方法で上記の特徴を選択する
ことにより、フィルタは温度上昇を生じながら、その送
信減衰が小さくなる方向に「クリープする」、即ち、移
動するように補償を行うことができる。この場合、フィ
ルタによって発生する熱損失が減少し、フィルタまたは
その共振器が損傷する危険が小さくなる。
ッドの開放端部とこれと反対側にある共振器のカバーの
上面の間に位置させ、その中央部は平坦であり、この共
振器のカバーと整合され、これから一定の間隔を有して
いる。この部材の両端部は曲げられてこのカバーに電気
的及び機械的な信頼性を有するように取り付けられる。
このプレート状の部材の温度係数は、これを取り付ける
カバーの表面の温度係数よりも低いことが必要である。
カバーの材料がアルミである場合、この部材の材料は銅
が適している。このプレート状の部材は補償プレートと
して機能するが、これはこれを固定しているベースより
も熱膨張が小さいので、共振器のロッドの開放端部とこ
れと逆の側にある補償プレートの間の間隔の変化を増加
させ、従って、温度によって共振器の負荷容量を変化さ
せる。温度係数と共振器のロッドの先端からの距離を選
択すると共に、補償プレートの形状を整えることによ
り、過小補償、過剰補償または適正補償のいずれを作り
出すこともできる。適当な方法で上記の特徴を選択する
ことにより、フィルタは温度上昇を生じながら、その送
信減衰が小さくなる方向に「クリープする」、即ち、移
動するように補償を行うことができる。この場合、フィ
ルタによって発生する熱損失が減少し、フィルタまたは
その共振器が損傷する危険が小さくなる。
【0016】本発明の好適な実施例は、上述の通りであ
る。この発明の保護される範囲で、本発明を多くの異な
った方法で実行することができる。本発明は、同軸及び
螺旋共振器の補償に使用することができるだけでなく、
またキャビティ共振器の補償にも使用することが可能で
あり、原理的にはまたセラミック共振器の補償に使用す
ることができる。キャビティ共振器の一方の壁面に補償
プレートを載置することにより、キャビティの容積とま
たこれを通る共振周波数を温度によって制御可能に変更
することができる。補償プレートの形状はいかなる方法
でも限定されるものではなく、基本的なことはこのプレ
ートの温度係数がプレートを取り付ける共振器の構造の
部分の温度係数よりも小さいことである。補償プレート
を使用することにより、2つの方法で共振器のQ値をま
た向上させる。第1に、その導電性は、実際のハウジン
グの材料の導電性よりも優れ(例えば、銅対アルミ)、
これは、この補償プレートに例えば銀を被膜し、ハウジ
ングと特にそのカバーにスズのようなより安価な卑金属
を塗布することによって容易に増加することができる。
第2に、同軸及び螺旋共振器では、ロッドの先端とこれ
と反対側にある導電面の間の距離(初期状態において)
は、補償プレートのない場合に可能である距離よりも大
きくすることができる。従って、容量はより小さくな
り、共振器のQ値はより高くなる。調整部は、例えば、
図3に破線で示すように、舌部Sを補償プレート内に取
り付けることによって容易に設けることができ、これを
曲げることにより、共振周波数を適当にチューニングす
ることができる。例えば、図2に破線で示す孔Rのよう
な孔をまたプレート内に設けてもよく、この孔を通して
周知の調整ねじまたは他の調整用の部品(図示せず)を
上面4に取り付け共振周波数の経路をチューニングす
る。
る。この発明の保護される範囲で、本発明を多くの異な
った方法で実行することができる。本発明は、同軸及び
螺旋共振器の補償に使用することができるだけでなく、
またキャビティ共振器の補償にも使用することが可能で
あり、原理的にはまたセラミック共振器の補償に使用す
ることができる。キャビティ共振器の一方の壁面に補償
プレートを載置することにより、キャビティの容積とま
たこれを通る共振周波数を温度によって制御可能に変更
することができる。補償プレートの形状はいかなる方法
でも限定されるものではなく、基本的なことはこのプレ
ートの温度係数がプレートを取り付ける共振器の構造の
部分の温度係数よりも小さいことである。補償プレート
を使用することにより、2つの方法で共振器のQ値をま
た向上させる。第1に、その導電性は、実際のハウジン
グの材料の導電性よりも優れ(例えば、銅対アルミ)、
これは、この補償プレートに例えば銀を被膜し、ハウジ
ングと特にそのカバーにスズのようなより安価な卑金属
を塗布することによって容易に増加することができる。
第2に、同軸及び螺旋共振器では、ロッドの先端とこれ
と反対側にある導電面の間の距離(初期状態において)
は、補償プレートのない場合に可能である距離よりも大
きくすることができる。従って、容量はより小さくな
り、共振器のQ値はより高くなる。調整部は、例えば、
図3に破線で示すように、舌部Sを補償プレート内に取
り付けることによって容易に設けることができ、これを
曲げることにより、共振周波数を適当にチューニングす
ることができる。例えば、図2に破線で示す孔Rのよう
な孔をまたプレート内に設けてもよく、この孔を通して
周知の調整ねじまたは他の調整用の部品(図示せず)を
上面4に取り付け共振周波数の経路をチューニングす
る。
【0017】上述したところに鑑み、本発明の範囲から
逸脱することなく変更を行うことができることが当業者
に明かである。
逸脱することなく変更を行うことができることが当業者
に明かである。
【図1】本発明による温度補償を使用した共振器の組み
立て図である。
立て図である。
【図2】図1の補償プレートの上面図である。
【図3】図2の補償プレートの断面図である。
【図4】補償プレートを取り付けた図1の共振器の部分
断面図である。
断面図である。
1…ロッド共振器 2…カバー 3…ロッド 4,14…端面 5…補償プレート 6,7…溝 8,9…プレート端 10,11…側面 12…底面
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (8)
- 【請求項1】 側面(2)と上面(4)を有する導電性
のカバーと、上記のカバーに電気的に接続した一端と上
記の上面(4)から間隔を開けて設けた他端を有する上
記のカバー内の内部導電体(3)を有する温度補償高周
波共振器に於いて、上記の温度補償高周波共振器は:ハ
ウジングの内部に設けた補償プレート(5)であって、
その中央部(12)は上記の上面(4)から間隔を有
し、少なくとも2つの対向する端部(8,9)で上記の
上面(4)に取り付けられた上記の補償プレート(5)
によって構成され:上記の補償プレート(5)の熱膨張
係数は、上記の上面の熱膨張係数未満であり、これによ
って、上記の補償プレート(5)の中央部(12)は、
温度上昇に応答して、上記の上面(4)の方に付勢され
ることを特徴とする温度補償高周波共振器。 - 【請求項2】 上記の中央部(12)と各端部(8と
9)は、上記の中央部(12)に対して傾斜した角度で
部分(10と11)によって接続されることを特徴とす
る請求項1記載の共振器。 - 【請求項3】 上記の補償プレート(5)は、曲加工に
よって形成された一体の板であることを特徴とする請求
項1または請求項2のいずれか1項記載の共振器。 - 【請求項4】 上記の補償プレート(5)の中央部(1
2)は、銀のような導電性材料を被膜した上記の上面
(4)と対向する面によって構成されることを特徴とす
る請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の共振
器。 - 【請求項5】 上記のカバーの上面(4)はアルミによ
って作られ、上記の補償プレート(5)は銅によって作
られることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
か1項に記載の共振器。 - 【請求項6】 上記の補償プレート(5)の中心領域
(12)は、孔(R)によって構成され、上記の孔を介
して共振周波数をチューニングする手段を突出させるこ
とができることを特徴とする請求項1から請求項5のい
ずれか1項に記載の共振器。 - 【請求項7】 上記の補償プレート(5)内に舌部
(S)を切って上記の内部導電体(3)に向かってまた
は上記の内部導電体(3)から離れるように折り曲げ、
これによって、上記の共振器の共振周波数をチューニン
グすることができることを特徴とする請求項1から請求
項6のいずれか1項に記載の共振器。 - 【請求項8】 複数の共振器によって構成される高周波
フィルタであって、上記の共振器の各々は、上面と底面
を有するカバーによって取り囲まれ、上記のカバーは導
電性材料によって作られて外部導電体として機能し、各
共振器の内部導電体(3)は、上記のカバーと電気的に
接続され、上記の内部導電体(3)の他端は上記のカバ
ーの上面(4)から間隔を開けて設けられている上記の
高周波フィルタに於いて、上記の高周波フィルタは:少
なくとも1つの内部導電体の開放端部の上記のカバーの
内側の上記の上面(4)に設けた補償プレート(5)で
あって、上記の補償プレート(5)の中央部(12)は
上記のカバーの上面(4)から間隔を有し、上記のカバ
ーは少なくとも2つの対向した端部(8,9)で上記の
上面(4)に取り付けられる上記の補償プレート(5)
によって構成され;上記の補償プレート(5)の熱膨張
係数は、上記の上面(4)の熱膨張係数より小さく、こ
れによって、上記の補償プレート(5)の中央部(1
2)は、上記の上面(4)の温度上昇に応答して、上記
の上面(4)の方に付勢されることを特徴とする高周波
フィルタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI915156A FI89644C (fi) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | Temperaturkompenserad resonator |
| FI915156 | 1991-10-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05235620A true JPH05235620A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=8533405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4294315A Pending JPH05235620A (ja) | 1991-10-31 | 1992-11-02 | 温度補償高周波共振器および高周波フィルタ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5304968A (ja) |
| EP (1) | EP0540360B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05235620A (ja) |
| DE (1) | DE69209223T2 (ja) |
| DK (1) | DK0540360T3 (ja) |
| FI (1) | FI89644C (ja) |
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