JPH05235696A - 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置 - Google Patents

可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置

Info

Publication number
JPH05235696A
JPH05235696A JP7210092A JP7210092A JPH05235696A JP H05235696 A JPH05235696 A JP H05235696A JP 7210092 A JP7210092 A JP 7210092A JP 7210092 A JP7210092 A JP 7210092A JP H05235696 A JPH05235696 A JP H05235696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delay circuit
circuit
variable
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7210092A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Kondo
藤 敏 郎 近
Norio Yokozawa
沢 典 男 横
Takashi Ichikawa
川 隆 市
Kazunari Ishida
田 一 成 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP7210092A priority Critical patent/JPH05235696A/ja
Priority to US07/982,558 priority patent/US5318034A/en
Publication of JPH05235696A publication Critical patent/JPH05235696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変遅延回路において、周波数特性を改善
し、略一定の遅延時間を維持する周波数の上限を高くす
る。 【構成】 入力信号Einをベースから取り込みこの入力
信号Einに対して振幅が略等しく互いに180°異なる正
相信号と逆相信号とを、それぞれエミッタ及びコレクタ
から出力するトランジスタTrのコレクタからの逆相信
号を入力する抵抗Rの他端に、Q値を調整したインダク
タLを直列に接続する。これにより、上記抵抗Rの部分
の抵抗値を周波数の高い領域で大きくし、可変遅延回路
の周波数特性を改善して、略一定の遅延時間を維持する
周波数の上限を高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御端子に印加する電
気信号により遅延時間を連続的に変化できると共に周波
数特性を改善した可変遅延回路、及びこの可変遅延回路
を整相回路内の遅延回路として用いダイナミックフォー
カスを可能とした超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、探触子により被検体
に超音波を送受波し、体内からの反射波信号に基づいて
被検体内部の情報を得るようになっている。ここで、被
検体内部の深さの異なる各部のいずれの場所においても
高い分解能の画像が得られるようにするため、体内から
の反射波の受信に際し、受波の焦点を時間の経過と共に
動的に変化させるダイナミックフォーカスが行われる。
このとき、上記受波の焦点合わせは、幅の狭い短冊状に
形成された振動子素子を複数個配列した探触子、あるい
は同心円状に配置した複数のリング状振動子素子から成
る探触子の上記それぞれの振動子素子からの受波信号
を、遅延線を用いて適宜遅延して加算することによって
行われる。この回路は一般に整相回路と呼ばれている。
そして、受波の焦点位置は上記の各々の遅延線の遅延時
間により定まるので、ダイナミックフォーカスは、複数
の受波信号に与えるべき遅延時間を体内からの反射波の
発生深度に応じて動的に変更することによって実現され
る。
【0003】上記の遅延時間の変更は、遅延線に適切な
間隔でタップを設け、これらのタップを電子スイッチを
用いて選択切り換えて行う。この場合、上記電子スイッ
チの切り換え時にノイズが発生して、遅延線を介して受
波信号に混入することがあり、診断情報に誤った信号が
出現することがあった。そこで、このような現象を改善
するために、上記電子スイッチとしてノイズの発生の少
ないスイッチを用いればよいが、このような電子スイッ
チは高価であるので遅延線のそれぞれのタップ毎に多数
設けると価格が上昇して経済的でないという欠点があっ
た。
【0004】上記の問題点に対処して、前記タップ付の
遅延線に代えて電気信号により遅延時間が制御できるよ
うにしたいわゆる可変遅延回路が特開昭55-151280号公
報で提案されている。この可変遅延回路1′は、図6に
示すように、入力信号EinをトランジスタTrのベース
から取り込み該入力信号Einに対して振幅が略等しく互
いに位相が180°異なる正相信号と逆相信号とをそれぞ
れエミッタ及びコレクタから出力し、上記エミッタから
の正相信号を逆電圧Ecの大きさにより静電容量が変化
する2個の可変容量ダイオードVC1,VC2の陰極同士
を共通接続したものの一端に入力させると共に、上記コ
レクタからの逆相信号を抵抗Rの一端に入力させ、上記
可変容量ダイオードVC1,VC2の他端側及び上記抵抗
Rの他端側を共通接続して出力信号Eoutを取り出し、
上記可変容量ダイオードへの逆電圧Ecの変化により遅
延時間が変化するようになっていた。
【0005】なお、図6において、符号Rinはトランジ
スタTrのベースに電位を与える抵抗、符号Rbは発振防
止用の抵抗を示している。また、トランジスタTrのエ
ミッタ及びコレクタの負荷抵抗RV−,RV+は、それ
ぞれエミッタでの信号電圧の振幅と、コレクタでの信号
電圧の振幅とが等しくなるように、略等しい大きさに決
められている。従って、上記トランジスタTrは、位相
分割器として働く。そして、トランジスタTrにおいて
位相が互いに180°異なる出力信号は、一方は高抵抗r
を介して逆電圧Ecが印加される可変容量ダイオードV
1,VC2を介して、他方は抵抗Rを介して加算され、
出力信号Eoutとして出力される。なお、上記可変容量
ダイオードVC1,VC2のいずれか一方が固定コンデン
サであってもよい。そして、前述の公報に示された可変
遅延回路においては、図6に示す回路1′を多数段縦続
接続したものが用いられている。
【0006】図6に示す可変遅延回路1′において、入
力端における入力電圧をEin,出力端における出力電圧
をEoutとし、可変容量ダイオードVC1,VC2の静電
容量をCとし、定数をsとすると、この回路網の伝達関
数は次式で表される。 ここに、s=jω(j:複素数、ω:信号の角周波数)
である。なお、上記式(1)は、1次全域通過伝達関数
に相当する。この場合、位相推移量をβ(ω)とすると、 で与えられる。ここで、上記式(1)より遅延時間Tgd
を求めると、次式のようになる。 この式(3)において、(ωRC)2≪1なる場合、遅
延時間Tgdは、ωの大きさによらず2RCの値となり、
抵抗Rの抵抗値又は可変容量ダイオードVC1,VC2
静電容量Cに比例した値となる。従って、抵抗Rを一定
として、可変容量ダイオードVC1,VC2の静電容量C
を変化させることにより、遅延時間Tgdを連続的に制御
可能となる。
【0007】いま、図6に示した可変容量ダイオードV
1,VC2を固定のコンデンサCに変更して、回路定数
を下記のように与えた場合の出力信号の周波数−振幅特
性の計算例を図7に示し、周波数−遅延時間特性の計算
例を図8に示す。 回路定数 電源+Vcc …+12V 電源−Vcc …−6V 抵抗Rin …10KΩ 抵抗Rb …180Ω 抵抗RV+ …1KΩ 抵抗RV− …1KΩ 抵抗R …250Ω コンデンサC…20pF なお、図6において、抵抗rは十分大きい値であるた
め、rの端子は開放として計算した。図8から明らかな
ように、周波数がある値より高くなると周波数の上昇に
従って遅延時間が小さくなっている。例えば、略一定の
遅延時間が約10%小さくなる周波数は、約7.8MHzであ
ることがわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示した
可変遅延回路1′においては、図8に示すように、周波
数がある値より高くなると急に遅延時間が小さくなるも
のであった。そして、図8に示すような周波数−遅延時
間特性において、略一定の遅延時間を維持する周波数の
上限を高くするには、前述の式(3)における静電容量
Cを小さくして1段あたりの遅延時間を小さくとり、所
要の遅延時間を得るために図6に示す可変遅延回路1′
を多数段縦続接続すればよい。ところが、このような構
成とすると、部品点数が多くなると共に回路規模も大き
くなり、さらに消費電流も増大してコスト高となるもの
であった。これに対し、上記可変遅延回路の小形化及び
コスト低下のためには、回路1段あたりの遅延時間が周
波数の高域まで低下しないことが望まれる。
【0009】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、周波数特性を改善した可変遅延回路、及びこの可
変遅延回路を整相回路内の遅延回路として用いダイナミ
ックフォーカスを可能とした超音波診断装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による可変遅延回路は、入力信号をトランジ
スタのベースから取り込み該入力信号に対して振幅が略
等しく互いに位相が180°異なる正相信号と逆相信号と
をそれぞれエミッタ及びコレクタから出力し、上記エミ
ッタからの正相信号を逆電圧の大きさにより静電容量が
変化する可変容量ダイオードの一端に入力させると共
に、上記コレクタからの逆相信号を抵抗の一端に入力さ
せ、上記可変容量ダイオードの他端側及び上記抵抗の他
端側を共通接続して出力信号を取り出し、上記可変容量
ダイオードへの逆電圧の変化により遅延時間が変化する
可変遅延回路において、上記トランジスタのコレクタか
らの逆相信号を入力する抵抗の他端に、Q値を調整した
インダクタを直列に接続したものである。
【0011】また、上記可変遅延回路の関連発明として
の超音波診断装置は、複数の振動子素子が配列され超音
波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素子か
らの受波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を有し
これらの遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加算し
て出力する整相回路と、この整相回路で整相された信号
を検波する検波器と、この検波器からの出力信号を画像
として表示する表示装置とを備えて成る超音波診断装置
において、上記整相回路内の遅延回路として、上記手段
の可変遅延回路を用いたものである。
【0012】
【作用】上記のように構成された可変遅延回路は、トラ
ンジスタのコレクタからの逆相信号を入力する抵抗の他
端にQ値を調整したインダクタを直列に接続したことに
より、前述の遅延時間Tgdを与える式(3)において、
抵抗Rが周波数の高い領域で大きくなるのと等価にな
り、該遅延時間Tgdが低下しないようにすると共に、位
相変化を小さくする。これにより、可変遅延回路の周波
数特性を改善することができる。
【0013】また、上記のように構成された超音波診断
装置は、その整相回路内の遅延回路として、周波数の高
い領域でも遅延時間が低下しないようにすると共に位相
変化を小さくし、周波数特性を改善した可変遅延回路を
用いることにより、高周波特性の良いダイナミックフォ
ーカスを実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による可変遅延回路1の
実施例を示す回路図である。この可変遅延回路1は、制
御端子2に印加される電気信号により遅延時間が連続的
に変化するもので、図に示すように、入力信号Einをベ
ースから取り込みこの入力信号Einに対して振幅が略等
しく互いに位相が180°異なる正相信号及びその逆相信
号をそれぞれエミッタ及びコレクタから出力するトラン
ジスタTrと、このトランジスタTrのエミッタからの正
相信号を一端に入力すると共に逆電圧Ecの大きさによ
り静電容量が変化する一対の可変容量ダイオードV
1,VC2と、上記トランジスタTrのコレクタからの
逆相信号を一端に入力する抵抗Rと、この抵抗Rの他端
に直列に接続されQ値が低く調整されたインダクタLと
を有して成り、上記一対の可変容量ダイオードVC1
VC2の他端及びインダクタLの他端を結合して出力信
号Eoutを取り出すと共に、上記可変容量ダイオードV
1,VC2に印加する逆電圧Ecの変化により遅延時間
が変化するようになっている。なお、図1において、2
個の可変容量ダイオードVC1,VC2は、その陰極同士
が共通接続されており、この部位に高抵抗rを介して逆
電圧Ecが印加されるようになっている。また、上記可
変容量ダイオードVC1,VC2のいずれか一方は固定コ
ンデンサとしてもよい。
【0015】また、図1において、符号Rinはトランジ
スタTrのベースに電位を与える抵抗、符号Rbは発振防
止用の抵抗を示し、さらに符号Rlは上記インダクタL
に並列接続された抵抗を示している。なお、トランジス
タTrのエミッタ及びコレクタの負荷抵抗RV−,RV
+は、それぞれエミッタでの信号電圧の振幅と、コレク
タでの信号電圧の振幅とが等しくなるように、略等しい
大きさに決められている。従って、上記トランジスタT
rは、位相分割器として働くこととなる。
【0016】いま、図1に示したインダクタLの値とし
て1μH,抵抗Rlの値として100Ωを与えた場合、一定
振幅の入力電圧Einに対する出力電圧Eoutの周波数−
振幅特性の計算例を図2に示し、周波数−遅延時間特性
の計算例を図3に示す。図2に示す周波数−振幅特性に
おいて、周波数が10MHzで利得が約1.25dB程度となっ
ており、図7に示す従来の可変遅延回路における周波数
−振幅特性の利得(約0.5dB)より多少大きい値になっ
ているが、図3に示す周波数−遅延時間特性において
は、周波数が10MHzで遅延時間の低下は約3%程度であ
り、図8に示す従来の可変遅延回路における周波数−遅
延時間特性の時間低下が約15%程度であったのに比べる
と、大幅に周波数特性が改善されることとなる。すなわ
ち、本発明においては、信号周波数を例えば10MHzと高
くしても、遅延時間の低下を約3%程度に抑えることが
でき、略一定の遅延時間を維持する周波数の上限を高く
することができる。
【0017】図4は図1に示す可変遅延回路1の関連発
明としての超音波診断装置の実施例を示すブロック図で
ある。この超音波診断装置は、超音波を利用して被検体
の診断部位について断層像を得るもので、電子リニア走
査形とされており、例えば短冊状に形成された複数の振
動子素子31,32,…,3nが一列状に配列され超音波
を送受波する探触子4と、この探触子4の各振動子素子
1〜3nのうち一群の振動子素子のみを順次選択して
切り換えるスイッチ群5と、このスイッチ群5を介して
上記探触子4の各振動子素子31〜3nのうちの一群か
らの受波信号を入力し時間と共に利得を増加させ検診深
度に応じて信号強度を補正する複数の増幅器6a〜6e
と、この各増幅器6a〜6eからの出力信号に所定の遅
延時間を与える複数の遅延回路7a〜7eを有しこれら
の遅延回路7a〜7eで位相が揃えられた受波信号を加
算する加算器8を備えた整相回路9と、この整相回路9
で整相された信号を検波する検波器10と、この検波器
10からの出力信号を画像として表示する表示装置11
とを備えて成る。
【0018】なお、図4においては、スイッチ群5は例
えば五つに分けられた振動子素子群を一端方から順次選
択してそれぞれ次段の増幅器6a〜6eに接続するよう
になっており、上記五つの振動子素子群を順次切り換え
て並進させるようになっている。従って、増幅器は5個
(6a〜6e)設けられている。また、上記増幅器6a
〜6eの動作は、制御部12からの制御信号S1で制御
されるようになっている。
【0019】ここで、本発明においては、上記整相回路
9内の遅延回路7a〜7eとしては、図1に示す回路構
成とされその制御端子2に入力する電気信号により遅延
時間が連続的に変えられる可変遅延回路1が用いられて
いる。この遅延回路7a〜7eは、図4においては、5
個設けられ、制御部12からの制御信号S2(図1にお
ける制御端子2に印加される電気信号Ec)により、時
間と共に超音波ビームの収束点を深い所へ移動するよう
にその収束位置が制御されるようになっている。
【0020】このような構成により、本実施例の電子リ
ニア走査形の超音波診断装置においては、整相回路9内
の各遅延回路7a〜7eがその制御端子(2)への電気
信号の入力だけで遅延時間が連続的に変えられるので、
一系統の整相回路9だけで超音波ビームの収束点を連続
的に移動するダイナミックフォーカスが実現できる。
【0021】図5は図4に示す超音波診断装置の整相回
路9内の遅延回路7a〜7eとして実際に用いられる可
変遅延回路の構成例を示す回路図であり、図1に示す可
変遅延回路1を多少変形したものである。図5におい
て、可変遅延回路11は二つのトランジスタTr1,Tr2
を用いた回路構成とされており、入力信号をベースから
取り込む第一のトランジスタTr1のコレクタ(逆相信号
が出力される)には、ベース接地の第二のトランジスタ
Tr2が接続されている。これにより、上記第一のトラン
ジスタTr1のコレクタ側の静電容量による周波数特性の
劣化は、第二のトランジスタTr2の入力インピーダンス
が数Ωと低いため、防止される。ここで、第一のトラン
ジスタTr1のエミッタに接続された抵抗R1V−と、第
二のトランジスタTr2のコレクタに接続された抵抗R1
V+の値を等しくすることにより、上記第一のトランジ
スタTr1のエミッタ側の出力信号とコレクタ側の出力信
号とを、振幅が略等しく互いに位相が180°異なるもの
とすることができる。
【0022】なお、図5において、符号R1,R2はバイ
アス用分圧抵抗を示し、R3は第一のトランジスタTr1
の動作点を所定の値にするための抵抗を示している。ま
た、符号C4はカップリングコンデンサを示し、C0,C
2,C3はデカップリングコンデンサを示している。さら
に、符号R0,R5は上記デカップリングコンデンサ
0,C2,C3の効果を高めるための抵抗を示してい
る。また、符号Vddはプラスの電源端子を示し、符号V
ssはマイナスの電源端子を示し、CNTは遅延時間を制
御する電気信号を入力する制御端子を示している。そし
て、図5においては、このように構成された可変遅延回
路11を1nに至るまでn段縦続接続したものを示して
いる。
【0023】
【発明の効果】本発明による可変遅延回路(図1参照)
は以上のように構成されたので、トランジスタのコレク
タからの逆相信号を入力する抵抗の他端にQ値を調整し
たインダクタを直列に接続したことにより、前述の遅延
時間Tgdを与える式(3)において、抵抗Rが周波数の
高い領域で大きくなるのと等価になり、該遅延時間Tgd
が低下しないようにすると共に、位相変化を小さくす
る。これにより、可変遅延回路の周波数特性を改善する
ことができる。すなわち、略一定の遅延時間を維持する
周波数の上限を高くすることができる。従って、可変遅
延回路を複数段縦続接続する場合の段数を少なくするこ
とができ、可変遅延回路の全体として小形化及びコスト
低下を図ることができる。
【0024】また、本発明による超音波診断装置(図4
参照)は以上のように構成されたので、その整相回路内
の遅延回路として、周波数の高い領域でも遅延時間が低
下しないようにすると共に位相変化を小さくし、周波数
特性を改善した可変遅延回路を用いることにより、高周
波特性の良いダイナミックフォーカスを実現することが
できる。従って、超音波診断装置の診断能を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による可変遅延回路の実施例を示す回
路図、
【図2】 上記可変遅延回路の周波数−振幅特性を示す
グラフ、
【図3】 同じく周波数−遅延時間特性を示すグラフ、
【図4】 図1に示す可変遅延回路の関連発明としての
超音波診断装置の実施例を示すブロック図、
【図5】 上記超音波診断装置の整相回路内の遅延回路
として実際に用いられる可変遅延回路の構成例を示す回
路図、
【図6】 従来の可変遅延回路を示す回路図、
【図7】 上記可変遅延回路の周波数−振幅特性を示す
グラフ、
【図8】 同じく周波数−遅延時間特性を示すグラフ。
【符号の説明】
1,11,1n…可変遅延回路、 2…制御端子、 31
〜3n…振動子素子、 4…探触子、 5…スイッチ
群、 7a〜7e…遅延回路、 8…加算器、9…整相
回路、 10…検波器、 11…表示装置、 12…制
御部、 Tr…トランジスタ、 VC1,VC2…可変容
量ダイオード、 R…抵抗、 Ec…逆電圧、 L…イ
ンダクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石 田 一 成 千葉県柏市新十余二2番1号 株式会社日 立メディコ技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をトランジスタのベースから取
    り込み該入力信号に対して振幅が略等しく互いに位相が
    180°異なる正相信号と逆相信号とをそれぞれエミッタ
    及びコレクタから出力し、上記エミッタからの正相信号
    を逆電圧の大きさにより静電容量が変化する可変容量ダ
    イオードの一端に入力させると共に、上記コレクタから
    の逆相信号を抵抗の一端に入力させ、上記可変容量ダイ
    オードの他端側及び上記抵抗の他端側を共通接続して出
    力信号を取り出し、上記可変容量ダイオードへの逆電圧
    の変化により遅延時間が変化する可変遅延回路におい
    て、上記トランジスタのコレクタからの逆相信号を入力
    する抵抗の他端に、Q値を調整したインダクタを直列に
    接続したことを特徴とする可変遅延回路。
  2. 【請求項2】 複数の振動子素子が配列され超音波を送
    受波する探触子と、この探触子の各振動子素子からの受
    波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれら
    の遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力
    する整相回路と、この整相回路で整相された信号を検波
    する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として
    表示する表示装置とを備えて成る超音波診断装置におい
    て、上記整相回路内の遅延回路として、請求項1記載の
    可変遅延回路を用いたことを特徴とする超音波診断装
    置。
JP7210092A 1991-11-27 1992-02-24 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置 Pending JPH05235696A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210092A JPH05235696A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置
US07/982,558 US5318034A (en) 1991-11-27 1992-11-27 Electrically adjustable delay circuit and ultrasonic diagnosis apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210092A JPH05235696A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05235696A true JPH05235696A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13479657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7210092A Pending JPH05235696A (ja) 1991-11-27 1992-02-24 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05235696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019038957A1 (ja) * 2017-08-24 2019-02-28 三菱電機株式会社 制御回路および電力変換装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019038957A1 (ja) * 2017-08-24 2019-02-28 三菱電機株式会社 制御回路および電力変換装置
JPWO2019038957A1 (ja) * 2017-08-24 2019-11-07 三菱電機株式会社 制御回路および電力変換装置
US11025245B2 (en) 2017-08-24 2021-06-01 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7885144B2 (en) Time-dependant gain control for an amplifier used in receiving echoes
US8226563B2 (en) Receive circuit for minimizing channels in ultrasound imaging
JP5635540B2 (ja) 受信回路、超音波プローブ及び超音波画像表示装置
US4643028A (en) Phasing circuit for use in a scanning type ultrasonic equipment
JP2002291742A (ja) 信号処理回路および超音波ドップラ装置
WO2013062784A2 (en) Rf power measurement with bi-directional bridge
JPH04225187A (ja) マルチチャネルシステムの動的制御回路
JPH05235696A (ja) 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置
Talman et al. Integrated circuit for high-frequency ultrasound annular array
JP3118049B2 (ja) 遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置
TW201032580A (en) Gamma voltage generating apparatus and gamma voltage generator
JPH05300904A (ja) 超音波診断装置
JP3337491B2 (ja) 超音波診断装置
JP2688440B2 (ja) 電子走査式超音波装置
JPH02300685A (ja) 遅延回路及びこの遅延回路を用いた超音波診断装置
JPH0311810A (ja) 遅延線及びこの遅延線を用いた超音波診断装置
JP3970383B2 (ja) スイッチ回路及びそれを用いた超音波診断装置
JPH0330090Y2 (ja)
JPH04263506A (ja) 遅延回路及びこの遅延回路を用いた超音波診断装置
JPH0468807A (ja) 遅延線およびこれを用いた超音波診断装置
JPH02174837A (ja) 遅延回路及びこの遅延回路を用いた超音波診断装置
JPH0984794A (ja) 超音波診断装置
JPH04122247A (ja) 超音波診断装置
JPH07312534A (ja) 可変遅延回路及びそれを用いた超音波診断装置
JPH08298436A (ja) フィルタ回路