JPH05235698A - サンプリング周波数変換器 - Google Patents
サンプリング周波数変換器Info
- Publication number
- JPH05235698A JPH05235698A JP6119392A JP6119392A JPH05235698A JP H05235698 A JPH05235698 A JP H05235698A JP 6119392 A JP6119392 A JP 6119392A JP 6119392 A JP6119392 A JP 6119392A JP H05235698 A JPH05235698 A JP H05235698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sampling frequency
- data
- interpolation
- output
- address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力サンプル列をこれと非同期の出力サンプ
ル列に変換するためのサンプリング周波数変換器におい
て、構成の簡易さと変換精度の良さの両立を図る。 【構成】 ディジタル機器10から供給されるサンプリ
ング周波数fs1の入力サンプルは8倍オーバサンプリ
ング・フィルタ20で8倍オーバサンプリングされて非
同期RAMバッファ22に書込まれる。非同期RAMバ
ッファ22に書込まれた入力サンプルは、サンプリング
周波数比計測手段30で計測される入出力のサンプリン
グ周波数比Fsに応じたアドレスが読出され、多項式7
次補間手段36で多項式7次補間され、さらに直線補間
手段38で直線補間されてサンプリング周波数fs2に
変換されて、ディジタル機器14に入力される。
ル列に変換するためのサンプリング周波数変換器におい
て、構成の簡易さと変換精度の良さの両立を図る。 【構成】 ディジタル機器10から供給されるサンプリ
ング周波数fs1の入力サンプルは8倍オーバサンプリ
ング・フィルタ20で8倍オーバサンプリングされて非
同期RAMバッファ22に書込まれる。非同期RAMバ
ッファ22に書込まれた入力サンプルは、サンプリング
周波数比計測手段30で計測される入出力のサンプリン
グ周波数比Fsに応じたアドレスが読出され、多項式7
次補間手段36で多項式7次補間され、さらに直線補間
手段38で直線補間されてサンプリング周波数fs2に
変換されて、ディジタル機器14に入力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力サンプル列をこ
れと非同期の出力サンプル列に変換するためのサンプリ
ング周波数変換器に関し、構成の簡易さと変換精度の良
さの両立を図ったものである。
れと非同期の出力サンプル列に変換するためのサンプリ
ング周波数変換器に関し、構成の簡易さと変換精度の良
さの両立を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・オーディオ装置等のディジ
タル機器には、32kHz 、44.1kHz 、48kHz 等の
様々なサンプリング周波数が使用されており、サンプリ
ング周波数が異なる機器どうしをつなぐ場合、送出側機
器から送出されるサンプル列を受取側機器のサンプリン
グ周波数に変換する必要がある。例えば、48kHz のサ
ンプリング周波数でスタジオでレコーディングしたマス
タ録音をCD(コンパクト・ディスク)用にダビングす
る場合、サンプリング周波数を44.1kHz に変換する
必要がある。
タル機器には、32kHz 、44.1kHz 、48kHz 等の
様々なサンプリング周波数が使用されており、サンプリ
ング周波数が異なる機器どうしをつなぐ場合、送出側機
器から送出されるサンプル列を受取側機器のサンプリン
グ周波数に変換する必要がある。例えば、48kHz のサ
ンプリング周波数でスタジオでレコーディングしたマス
タ録音をCD(コンパクト・ディスク)用にダビングす
る場合、サンプリング周波数を44.1kHz に変換する
必要がある。
【0003】また、サンプリング周波数は同じであるが
別々のマスタクロックで駆動されているディジタル機器
どうしをつなぐ場合も同様に、送出側機器から送出され
るサンプル列を受取側機器のサンプリング周波数に同期
させる必要があり、これも広い意味でのサンプリング周
波数変換に相当する。例えば、サンプリング周波数が4
4.1kHz のCDを再生して同じくサンプリング周波数
44.1kHz のディジタル録音機器でダビングする場
合、CDプレーヤとディジタル録音機器がそれぞれ別々
のマスタクロックで駆動されている場合、CDから再生
されるディジタル信号をディジタル録音機器のサンプリ
ング周波数に同期させるサンプリング周波数変換が必要
となる。
別々のマスタクロックで駆動されているディジタル機器
どうしをつなぐ場合も同様に、送出側機器から送出され
るサンプル列を受取側機器のサンプリング周波数に同期
させる必要があり、これも広い意味でのサンプリング周
波数変換に相当する。例えば、サンプリング周波数が4
4.1kHz のCDを再生して同じくサンプリング周波数
44.1kHz のディジタル録音機器でダビングする場
合、CDプレーヤとディジタル録音機器がそれぞれ別々
のマスタクロックで駆動されている場合、CDから再生
されるディジタル信号をディジタル録音機器のサンプリ
ング周波数に同期させるサンプリング周波数変換が必要
となる。
【0004】従来のサンプリング周波数変換の方法とし
ては、入力サンプル列を一旦D/A変換してアナログ信
号に戻し、これを出力サンプル列のサンプリング周波数
で再度A/D変換する方法があった。
ては、入力サンプル列を一旦D/A変換してアナログ信
号に戻し、これを出力サンプル列のサンプリング周波数
で再度A/D変換する方法があった。
【0005】また、別のサンプリング周波数変換方法と
して、入力サンプル列と出力サンプル列の最小公倍数の
サンプリング周波数に入力サンプル列をオーバサンプリ
ングし、その中から出力サンプル列を構成するサンプル
を抽出する方法があった。
して、入力サンプル列と出力サンプル列の最小公倍数の
サンプリング周波数に入力サンプル列をオーバサンプリ
ングし、その中から出力サンプル列を構成するサンプル
を抽出する方法があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記一旦D/A変換し
て再度A/D変換する方法では、再度量子化するため量
子化誤差が大きくなって、音響信号の場合ひずみが大き
くなる欠点があった。
て再度A/D変換する方法では、再度量子化するため量
子化誤差が大きくなって、音響信号の場合ひずみが大き
くなる欠点があった。
【0007】また、前記入力サンプル列をオーバサンプ
リングする方法では、入力サンプル列と出力サンプル列
のサンプリング周波数の比が簡単な整数比にならないと
装置規模が大きくなる欠点があった。
リングする方法では、入力サンプル列と出力サンプル列
のサンプリング周波数の比が簡単な整数比にならないと
装置規模が大きくなる欠点があった。
【0008】そこで、このオーバサンプリングによる手
法を改善して、入力サンプル列を装置規模があまり大き
くならない程度の倍数でオーバサンプリングし、このオ
ーバサンプリングで作られたサンプル間を直線補間で補
間して出力サンプル列を作る方法も考えられていた。し
かしながら、この方法では直線補間を用いたため変換精
度が悪く、音響信号の場合ひずみが大きくなる欠点があ
った。
法を改善して、入力サンプル列を装置規模があまり大き
くならない程度の倍数でオーバサンプリングし、このオ
ーバサンプリングで作られたサンプル間を直線補間で補
間して出力サンプル列を作る方法も考えられていた。し
かしながら、この方法では直線補間を用いたため変換精
度が悪く、音響信号の場合ひずみが大きくなる欠点があ
った。
【0009】この発明は、前記従来の技術における欠点
を解決して、構成の簡易さと変換精度の良さの両立を図
ったサンプリング周波数変換器を提供しようとするもの
である。
を解決して、構成の簡易さと変換精度の良さの両立を図
ったサンプリング周波数変換器を提供しようとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力サンプル列をオーバサンプリングするオーバサンプ
リング手段と、RAMと、前記オーバサンプリング手段
から出力されるオーバサンプリングデータをこのオーバ
サンプリングデータに同期したクロックで前記RAMに
書込む書込制御手段と、前記入力サンプル列のサンプリ
ング周波数と出力サンプル列のサンプリング周波数の周
波数比を計測するサンプリング周波数比計測手段と、こ
の計測されたサンプリング周波数比を実現する出力サン
プルの前後の2点の補間データを多項式補間で求めるた
めのオーバサンプリングデータを前記RAMから読み出
す読出制御手段と、この読出制御手段により前記RAM
から読み出されたオーバサンプリングデータに基づき前
記2点の補間データを多項式補間で求める多項式補間手
段と、この多項式補間で求められた2点の多項式補間デ
ータを直線補間して、前記サンプリング周波数比を実現
する出力サンプル値を求める直線補間手段とを具備して
なるものである。
入力サンプル列をオーバサンプリングするオーバサンプ
リング手段と、RAMと、前記オーバサンプリング手段
から出力されるオーバサンプリングデータをこのオーバ
サンプリングデータに同期したクロックで前記RAMに
書込む書込制御手段と、前記入力サンプル列のサンプリ
ング周波数と出力サンプル列のサンプリング周波数の周
波数比を計測するサンプリング周波数比計測手段と、こ
の計測されたサンプリング周波数比を実現する出力サン
プルの前後の2点の補間データを多項式補間で求めるた
めのオーバサンプリングデータを前記RAMから読み出
す読出制御手段と、この読出制御手段により前記RAM
から読み出されたオーバサンプリングデータに基づき前
記2点の補間データを多項式補間で求める多項式補間手
段と、この多項式補間で求められた2点の多項式補間デ
ータを直線補間して、前記サンプリング周波数比を実現
する出力サンプル値を求める直線補間手段とを具備して
なるものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記サンプリング周波数比計測手段
が、前記入力サンプル列に同期したクロックをカウント
するカウンタで構成され、前記出力サンプル列の多数ワ
ード周期内での当該カウンタのカウント値を前記サンプ
リング周波数比として出力するものであり、前記読出制
御手段は、前記カウンタのカウント値を出力サンプル周
期ごとに積算した積算値のビットを3区間に区切ったう
ちの上位のデータを前記RAMの読出アドレスデータと
して用い、前記多項式補間手段は、前記積算値のビット
を3区間に区切ったうちの中位のデータを前記多項式補
間のための補間係数を記憶しているROMのアドレスデ
ータとして用い、前記直線補間手段は、前記積算値のビ
ットを3区間に区切ったうちの下位のデータを前記直線
補間のための係数データとして用いることを特徴とする
ものである。
載の発明において、前記サンプリング周波数比計測手段
が、前記入力サンプル列に同期したクロックをカウント
するカウンタで構成され、前記出力サンプル列の多数ワ
ード周期内での当該カウンタのカウント値を前記サンプ
リング周波数比として出力するものであり、前記読出制
御手段は、前記カウンタのカウント値を出力サンプル周
期ごとに積算した積算値のビットを3区間に区切ったう
ちの上位のデータを前記RAMの読出アドレスデータと
して用い、前記多項式補間手段は、前記積算値のビット
を3区間に区切ったうちの中位のデータを前記多項式補
間のための補間係数を記憶しているROMのアドレスデ
ータとして用い、前記直線補間手段は、前記積算値のビ
ットを3区間に区切ったうちの下位のデータを前記直線
補間のための係数データとして用いることを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、入力サンプル列
を適宜の倍数でオーバサンプリングし、このオーバサン
プリングで作られたサンプル間を多項式補間で補間し、
この多項式補間で作られたサンプル間を直線補間で補間
して出力サンプル列を作るようにしている。
を適宜の倍数でオーバサンプリングし、このオーバサン
プリングで作られたサンプル間を多項式補間で補間し、
この多項式補間で作られたサンプル間を直線補間で補間
して出力サンプル列を作るようにしている。
【0013】そして、これによればオーバサンプリング
のみで出力サンプル列を作る場合に比べて回路規模を小
さくすることができる。また、オーバサンプリングで作
られたサンプル間を直接直線補間せずに、多項式補間で
補間してから直線補間するようにしたので、変換精度が
良好になる。しかも、オーバサンプリングで同じ倍数を
かせぐ場合に比べて多項式補間および直線補間を用いれ
ば回路規模を小さくすることができる。そして、これに
より構成の簡易さと変換精度の良さが両立される。
のみで出力サンプル列を作る場合に比べて回路規模を小
さくすることができる。また、オーバサンプリングで作
られたサンプル間を直接直線補間せずに、多項式補間で
補間してから直線補間するようにしたので、変換精度が
良好になる。しかも、オーバサンプリングで同じ倍数を
かせぐ場合に比べて多項式補間および直線補間を用いれ
ば回路規模を小さくすることができる。そして、これに
より構成の簡易さと変換精度の良さが両立される。
【0014】また、請求項2記載によれば、入力サンプ
ル列に同期したクロックを出力サンプル列の多数リード
周期内でカウントしたカウント値のビットを3区間に区
切って、上位からそれぞれ多項式補間のためのRAMの
読出アドレスデータ、多項式補間係数を記憶しているR
OMの読出アドレスデータ、直線補間のための係数デー
タとして用いるようにしたので、補間値の生成を容易に
行なうことができる。
ル列に同期したクロックを出力サンプル列の多数リード
周期内でカウントしたカウント値のビットを3区間に区
切って、上位からそれぞれ多項式補間のためのRAMの
読出アドレスデータ、多項式補間係数を記憶しているR
OMの読出アドレスデータ、直線補間のための係数デー
タとして用いるようにしたので、補間値の生成を容易に
行なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を説明する。はじ
めに、その概要構成を図1に示す。ここでは、サンプリ
ング周波数fs1で動作しているディジタル機器10(例
えば、ディジタル・オーディオ再生機器等)から出力し
たデータをサンプリング周波数変換器12でサンプリン
グ周波数をfs2に変換して、このサンプリング周波数fs
2で動作しているディジタル機器14(例えば、ディジ
タル・オーディオ録音機器、ディジタル・オーディオ・
ミキサ等)に入力する場合について示している。
めに、その概要構成を図1に示す。ここでは、サンプリ
ング周波数fs1で動作しているディジタル機器10(例
えば、ディジタル・オーディオ再生機器等)から出力し
たデータをサンプリング周波数変換器12でサンプリン
グ周波数をfs2に変換して、このサンプリング周波数fs
2で動作しているディジタル機器14(例えば、ディジ
タル・オーディオ録音機器、ディジタル・オーディオ・
ミキサ等)に入力する場合について示している。
【0016】ディジタル機器10から出力されるデータ
(入力サンプル列)は、データ入力端子16を介してサ
ンプリング周波数変換器12に入力され、ディジタル・
オーディオ・インタフェース・レシーバ18でこのサン
プリング周波数変換器12の内部クロックに同期が合わ
せられるとともに、入力ワードクロック(周波数がfs1
のクロック)と、入力ビットクロック(入力データの最
小単位のクロック(再生クロック等))で、この実施例
では入力ワードクロックの256倍のクロックが用いら
れている。)が再生される。
(入力サンプル列)は、データ入力端子16を介してサ
ンプリング周波数変換器12に入力され、ディジタル・
オーディオ・インタフェース・レシーバ18でこのサン
プリング周波数変換器12の内部クロックに同期が合わ
せられるとともに、入力ワードクロック(周波数がfs1
のクロック)と、入力ビットクロック(入力データの最
小単位のクロック(再生クロック等))で、この実施例
では入力ワードクロックの256倍のクロックが用いら
れている。)が再生される。
【0017】内部クロックに同期が合わせられた入力サ
ンプル列は、8倍オーバサンプリング・フィルタ20
(オーバサンプリング手段)で8倍オーバサンプリング
され、非同期RAMバッファ22(RAM)に順次書込
まれていく。書込制御手段24はこの書込みを制御する
もので、入力ワードクロックに従って非同期RAMバッ
ファ22に書込アドレスを指示する。
ンプル列は、8倍オーバサンプリング・フィルタ20
(オーバサンプリング手段)で8倍オーバサンプリング
され、非同期RAMバッファ22(RAM)に順次書込
まれていく。書込制御手段24はこの書込みを制御する
もので、入力ワードクロックに従って非同期RAMバッ
ファ22に書込アドレスを指示する。
【0018】ディジタル機器14からは、出力ワードク
ロック(ディジタル機器14で使われるサンプリング周
波数fs2のクロック)と、出力ビットクロック(ディジ
タル機器14で使われる最小単位のクロック)が出力さ
れ、クロック入力端子26,28から入力される。サン
プリング周波数比計測手段30は、入力側のサンプリン
グ周波数fs1と出力側のサンプリング周波数fs2とを比
較し、サンプリング周波数比Fsを示すデータを出力す
る。
ロック(ディジタル機器14で使われるサンプリング周
波数fs2のクロック)と、出力ビットクロック(ディジ
タル機器14で使われる最小単位のクロック)が出力さ
れ、クロック入力端子26,28から入力される。サン
プリング周波数比計測手段30は、入力側のサンプリン
グ周波数fs1と出力側のサンプリング周波数fs2とを比
較し、サンプリング周波数比Fsを示すデータを出力す
る。
【0019】読出制御手段32は、計測されたサンプリ
ング周波数比Fsを実現する出力サンプル列を補間で作
るのに必要な8倍オーバサンプリングデータを非同期R
AMバッファ22から読出す制御を行なう。また、多項
式間用係数ROMの読出アドレスおよび直線補間用係数
の出力も行なう。
ング周波数比Fsを実現する出力サンプル列を補間で作
るのに必要な8倍オーバサンプリングデータを非同期R
AMバッファ22から読出す制御を行なう。また、多項
式間用係数ROMの読出アドレスおよび直線補間用係数
の出力も行なう。
【0020】補間演算部34は非同期RAMバッファ2
2から読出された8倍オーバサンプリングデータを用い
て、多項式補間手段36で目的とする出力サンプルの前
後の2点の補間データを多項式補間で求める。ここでは
多項式補間としては、ラグランジェ7次補間を用いてい
る。さらに、直線補間手段38でこの2点の多項式(ラ
グランジェ)補間データ間を直線補間して目的とする出
力サンプル値を求める。
2から読出された8倍オーバサンプリングデータを用い
て、多項式補間手段36で目的とする出力サンプルの前
後の2点の補間データを多項式補間で求める。ここでは
多項式補間としては、ラグランジェ7次補間を用いてい
る。さらに、直線補間手段38でこの2点の多項式(ラ
グランジェ)補間データ間を直線補間して目的とする出
力サンプル値を求める。
【0021】このようにして、補間演算部34からディ
ジタル機器14に同期したサンプリング周波数fs2で
順次出力される出力サンプル列は、データ出力端子40
から出力されて、そのままディジタル機器14に入力さ
れて必要な処理がなされる。
ジタル機器14に同期したサンプリング周波数fs2で
順次出力される出力サンプル列は、データ出力端子40
から出力されて、そのままディジタル機器14に入力さ
れて必要な処理がなされる。
【0022】以上のサンプリング周波数変換の過程を図
2に示す。は入力サンプル列A1,A2,……を示し
たもので、これをサンプリング周波数が異なる出力サン
プル列a1,a2,……に変換するものとし、このうち
出力サンプルa3を作る過程を〜で示している。
2に示す。は入力サンプル列A1,A2,……を示し
たもので、これをサンプリング周波数が異なる出力サン
プル列a1,a2,……に変換するものとし、このうち
出力サンプルa3を作る過程を〜で示している。
【0023】は、入力サンプルA4,A5の区間に8
倍オーバサンプリングによって新たなサンプルA4−
1,A4−2,……,A4−7が均等の間隔で挿入され
て、このA4,A5の区間を8分割している。なお、こ
のオーバサンプリングはサンプリング周波数比に無関係
にすべてのオーバサンプリングデータが順次作成されて
前記非同期RAMバッファ22に書込まれる。
倍オーバサンプリングによって新たなサンプルA4−
1,A4−2,……,A4−7が均等の間隔で挿入され
て、このA4,A5の区間を8分割している。なお、こ
のオーバサンプリングはサンプリング周波数比に無関係
にすべてのオーバサンプリングデータが順次作成されて
前記非同期RAMバッファ22に書込まれる。
【0024】は、オーバサンプリングデータを用い
て、目的とする出力サンプルa3が含まれるA4,A5
の区間をラグランジェ7次補間したデータを示すもので
ある。ここではオーバサンプリングデータの1区間をラ
グランジェ7次補間で128等分する場合について示し
ている。なお、実際の演算は、補間データA4−4−
1、A4−4−2,……,A4−4−127をすべて算
出するのではなく、直線補間に必要なデータすなわち目
的とする出力サンプルa3を挾んでその前後の2点の補
間データ(ここではA4−4−45,A4−4−46)
のみ作成する。なお、どの位置の補間データを作成する
かは、後述するようにサンプリング周波数比Fsによっ
て決まる。
て、目的とする出力サンプルa3が含まれるA4,A5
の区間をラグランジェ7次補間したデータを示すもので
ある。ここではオーバサンプリングデータの1区間をラ
グランジェ7次補間で128等分する場合について示し
ている。なお、実際の演算は、補間データA4−4−
1、A4−4−2,……,A4−4−127をすべて算
出するのではなく、直線補間に必要なデータすなわち目
的とする出力サンプルa3を挾んでその前後の2点の補
間データ(ここではA4−4−45,A4−4−46)
のみ作成する。なお、どの位置の補間データを作成する
かは、後述するようにサンプリング周波数比Fsによっ
て決まる。
【0025】は、ラグランジェ補間データA4−4−
45,A4−4−46の区間を直線補間したデータを示
すものである。ここでは、ラグランジェ補間データの隣
接する2点間を直線補間で211等分する場合について示
している。なお、実際の演算は補間データA4−4−4
5−1,A4−4−45−2,……,A4−4−45−
(211−1)をすべて算出するのではなく、目的とする
出力サンプルa3の補間データのみ作成する。なお、ど
の位置の補間データを作成するかは後述するようにサン
プリング周波数比Fsによって決まる。
45,A4−4−46の区間を直線補間したデータを示
すものである。ここでは、ラグランジェ補間データの隣
接する2点間を直線補間で211等分する場合について示
している。なお、実際の演算は補間データA4−4−4
5−1,A4−4−45−2,……,A4−4−45−
(211−1)をすべて算出するのではなく、目的とする
出力サンプルa3の補間データのみ作成する。なお、ど
の位置の補間データを作成するかは後述するようにサン
プリング周波数比Fsによって決まる。
【0026】以上の工程により出力サンプルa3のサン
プル値が高精度に求まる。なお、次の出力サンプルa4
は、出力サンプルa3から1/fs2離れた時点の出力
サンプルを上記同様にして求めることによって得られ
る。
プル値が高精度に求まる。なお、次の出力サンプルa4
は、出力サンプルa3から1/fs2離れた時点の出力
サンプルを上記同様にして求めることによって得られ
る。
【0027】次に、図1のサンプリング周波数変換器1
2の具体例を図3に示す。図3の各部について説明す
る。 (1) コントロール回路31 コントロール回路31は図3の回路の各部にコントロー
ル信号CONTを送出して、各部が所定の動作をするの
に必要な制御を行なう。また各部からの信号CONT′
を入力する。
2の具体例を図3に示す。図3の各部について説明す
る。 (1) コントロール回路31 コントロール回路31は図3の回路の各部にコントロー
ル信号CONTを送出して、各部が所定の動作をするの
に必要な制御を行なう。また各部からの信号CONT′
を入力する。
【0028】(2) サンプリング周波数比計測手段30 サンプリング周波数比計測手段30は22ビット語長の
フリーランカウンタ42を具え、これでサンプリング周
波数比Fsの計測を行なっている。なお、フリーランカ
ウンタとは、リセットをかけずにフリーランさせる循環
式のカウンタという意味である。この22ビットカウン
タ42は入力サンプリング周波数fs1の256倍の周
波数を有する入力ビットクロックをカウントしており、
出力サンプリング周波数fs2に同期した周期内でのこ
の22ビットカウンタ42のカウント数を計測する。こ
のカウント数は入力サンプリング周波数fs1が高くな
れば(あるいは出力サンプリング周波数fs2が低くな
れば)多くなり、入力サンプリング周波数fs1が低く
なれば(あるいは出力サンプリング周波数fs2が高く
なれば)少なくなるから、このカウント数が両サンプリ
ング周波数fs1,fs2の周波数比Fsに対応したも
のとなる。
フリーランカウンタ42を具え、これでサンプリング周
波数比Fsの計測を行なっている。なお、フリーランカ
ウンタとは、リセットをかけずにフリーランさせる循環
式のカウンタという意味である。この22ビットカウン
タ42は入力サンプリング周波数fs1の256倍の周
波数を有する入力ビットクロックをカウントしており、
出力サンプリング周波数fs2に同期した周期内でのこ
の22ビットカウンタ42のカウント数を計測する。こ
のカウント数は入力サンプリング周波数fs1が高くな
れば(あるいは出力サンプリング周波数fs2が低くな
れば)多くなり、入力サンプリング周波数fs1が低く
なれば(あるいは出力サンプリング周波数fs2が高く
なれば)少なくなるから、このカウント数が両サンプリ
ング周波数fs1,fs2の周波数比Fsに対応したも
のとなる。
【0029】ここでは、サンプリング周波数比Fsの計
測精度(分解能)を向上させるため、図4に示すよう
に、8192出力ワードクロックもの長い期間を1回の
計測周期として、この間に22ビットカウンタ42でカ
ウントされるカウント数を8192出力ワードクロック
の期間でのサンプリング周波数比Fsの平均値として出
力する。
測精度(分解能)を向上させるため、図4に示すよう
に、8192出力ワードクロックもの長い期間を1回の
計測周期として、この間に22ビットカウンタ42でカ
ウントされるカウント数を8192出力ワードクロック
の期間でのサンプリング周波数比Fsの平均値として出
力する。
【0030】この計測は、具体的には次のようにして行
なわれる。図3において、22ビットカウンタ42のカ
ウント値は、8192出力ワードクロックごとにレジス
タ44,46に順次転送されていく。減算器48は両レ
ジスタ44,46に保持されたカウント値を引算して直
前の8192出力ワードクロックの期間での22ビット
カウンタ42のカウント数をサンプリング周波数比Fs
のデータとして出力する。したがって、サンプリング周
波数比Fsのデータは8192出力データワードごとに
更新される。
なわれる。図3において、22ビットカウンタ42のカ
ウント値は、8192出力ワードクロックごとにレジス
タ44,46に順次転送されていく。減算器48は両レ
ジスタ44,46に保持されたカウント値を引算して直
前の8192出力ワードクロックの期間での22ビット
カウンタ42のカウント数をサンプリング周波数比Fs
のデータとして出力する。したがって、サンプリング周
波数比Fsのデータは8192出力データワードごとに
更新される。
【0031】サンプリング周波数比Fsのデータはセレ
クタ60を介して読出制御手段32に供給されて、非同
期RAMバッファ22の読出アドレス、ラグランジェ7
次補間用係数ROM86の読出アドレス、直線補間係数
Coef の決定に用いられる。
クタ60を介して読出制御手段32に供給されて、非同
期RAMバッファ22の読出アドレス、ラグランジェ7
次補間用係数ROM86の読出アドレス、直線補間係数
Coef の決定に用いられる。
【0032】ところで、サンプリング周波数比Fsは何
らかの理由で時間軸上で急激に大きく変動した場合に
は、8192出力ワードクロックごとにサンプリング周
波数比Fsを計測していたのでは、サンプリング周波数
比Fsの変動に対して計測値が追従できず、その時点で
の正確なサンプリング周波数比Fsを示さなくなる。こ
のため、非同期RAMバッファ22において読出アドレ
スが書込アドレスを追い越したり追い越されたりして大
きなノイズを発生するなどの問題を起こすおそれがあ
る。
らかの理由で時間軸上で急激に大きく変動した場合に
は、8192出力ワードクロックごとにサンプリング周
波数比Fsを計測していたのでは、サンプリング周波数
比Fsの変動に対して計測値が追従できず、その時点で
の正確なサンプリング周波数比Fsを示さなくなる。こ
のため、非同期RAMバッファ22において読出アドレ
スが書込アドレスを追い越したり追い越されたりして大
きなノイズを発生するなどの問題を起こすおそれがあ
る。
【0033】このような問題の解決策として、毎出力ワ
ードクロックごとの22ビットカウンタ42のカウント
値を過去8192回分にわたって順次RAMに記憶して
いき、現在のカウント値と8192出力ワードクロック
前のカウント値との差を毎出力ワードクロックごとに逐
次求め、これを各時点のサンプリング周波数比Fsとし
て出力する方法が考えられる。このようにすれば、毎出
力ワードクロックごとに新たなサンプリング周波数比が
求められるので、サンプリング周波数比Fsの変動に対
する追従性は良くなるが、その反面容量が非常に大きな
RAMが必要となる欠点がある。
ードクロックごとの22ビットカウンタ42のカウント
値を過去8192回分にわたって順次RAMに記憶して
いき、現在のカウント値と8192出力ワードクロック
前のカウント値との差を毎出力ワードクロックごとに逐
次求め、これを各時点のサンプリング周波数比Fsとし
て出力する方法が考えられる。このようにすれば、毎出
力ワードクロックごとに新たなサンプリング周波数比が
求められるので、サンプリング周波数比Fsの変動に対
する追従性は良くなるが、その反面容量が非常に大きな
RAMが必要となる欠点がある。
【0034】そこで、ここでは容量が大きなRAMを必
要とせずにサンプリング周波数比Fsの変動に対する追
従性を良くする方法を提案する。これは、図5に示すよ
うに、サンプリング周波数比Fsを計測する周期を16
出力ワードクロックとし、毎出力ワードクロックごとの
22ビットカウンタ42のカウント値を過去16回分に
わたって順次RAMに記憶していき、現在のカウント値
と16ワードクロック前のカウント値との差を毎出力ワ
ードクロックごとに逐次求め、これを各時点のサンプリ
ング周波数比Fsのデータとして出力するようにしたも
のである。
要とせずにサンプリング周波数比Fsの変動に対する追
従性を良くする方法を提案する。これは、図5に示すよ
うに、サンプリング周波数比Fsを計測する周期を16
出力ワードクロックとし、毎出力ワードクロックごとの
22ビットカウンタ42のカウント値を過去16回分に
わたって順次RAMに記憶していき、現在のカウント値
と16ワードクロック前のカウント値との差を毎出力ワ
ードクロックごとに逐次求め、これを各時点のサンプリ
ング周波数比Fsのデータとして出力するようにしたも
のである。
【0035】このようにすれば、毎出力ワードクロック
ごとに新たなサンプリング周波数比Fsが求められるの
で、サンプリング周波数比Fsの変動に対する計測値の
追従性は良好となる。また、このようにすると、サンプ
リング周波数比Fsを平均化する時間が短くなる(81
92出力ワードクロックから16出力ワードクロックに
なる)ので一見分解能は低下するように思われるが、周
波数比が変動している場合は平均化する期間が短いほう
が変動の影響が強く現われて実際のサンプリング周波数
比Fsに近い計測値が得られることになる。ただし、平
均化する時間があまり短いとジッタの影響も出てくるの
で、ジッタの影響があまり出ない値としてここでは16
出力ワードクロックという期間を設定している。
ごとに新たなサンプリング周波数比Fsが求められるの
で、サンプリング周波数比Fsの変動に対する計測値の
追従性は良好となる。また、このようにすると、サンプ
リング周波数比Fsを平均化する時間が短くなる(81
92出力ワードクロックから16出力ワードクロックに
なる)ので一見分解能は低下するように思われるが、周
波数比が変動している場合は平均化する期間が短いほう
が変動の影響が強く現われて実際のサンプリング周波数
比Fsに近い計測値が得られることになる。ただし、平
均化する時間があまり短いとジッタの影響も出てくるの
で、ジッタの影響があまり出ない値としてここでは16
出力ワードクロックという期間を設定している。
【0036】なお、16(=24 )出力ワードクロック
でのカウント値は、8192(=213)出力ワードクロ
ックでのカウント値に比べて 24 ÷213=2-9 の大きさになるから、8192出力ワードクロックでの
サンプリング周波数Fsの計測値と位を合わせるため、
16出力ワードクロックでの計測時には、22ビットカ
ウンタ42の上位9ビットを除いた下位13ビットの出
力を9ビットシフトアップした値をサンプリング周波数
比Fsとする。
でのカウント値は、8192(=213)出力ワードクロ
ックでのカウント値に比べて 24 ÷213=2-9 の大きさになるから、8192出力ワードクロックでの
サンプリング周波数Fsの計測値と位を合わせるため、
16出力ワードクロックでの計測時には、22ビットカ
ウンタ42の上位9ビットを除いた下位13ビットの出
力を9ビットシフトアップした値をサンプリング周波数
比Fsとする。
【0037】図3のサンプリング周波数比計測手段30
では16出力ワードクロックでの計測を次のように行な
っている。レジスタ52は1出力ワードクロックごとに
22ビットカウンタ42の下位13ビットの出力を取り
込む。RAM54は、レジスタ52に取込まれたカウン
ト値が順次書込まれていき、常に現時点から見て過去1
6個分のカウント値を保持する。減算器56はRAM5
4に記憶された最古のカウント値と最新のカウント値と
の差(つまり16出力ワードクロックの期間内でのカウ
ント数)を求めて、これをこの期間でのサンプリング周
波数比Fsの平均値として、毎出力ワードクロックごと
に更新して出力する。これにより、サンプリング周波数
比Fsが変動した場合には、即座にこれに追従した計測
値が減算器56から得られる。
では16出力ワードクロックでの計測を次のように行な
っている。レジスタ52は1出力ワードクロックごとに
22ビットカウンタ42の下位13ビットの出力を取り
込む。RAM54は、レジスタ52に取込まれたカウン
ト値が順次書込まれていき、常に現時点から見て過去1
6個分のカウント値を保持する。減算器56はRAM5
4に記憶された最古のカウント値と最新のカウント値と
の差(つまり16出力ワードクロックの期間内でのカウ
ント数)を求めて、これをこの期間でのサンプリング周
波数比Fsの平均値として、毎出力ワードクロックごと
に更新して出力する。これにより、サンプリング周波数
比Fsが変動した場合には、即座にこれに追従した計測
値が減算器56から得られる。
【0038】サンプリング周波数比Fsの変動検出は、
次のようにして行なっている。比較部51は22ビット
精度のサンプリング周波数比Fsの計測値と毎出力ワー
ドクロックごとに更新される13ビット精度のサンプリ
ング周波数比計測値とを図6に示すように位を合わせて
引算して13ビットの差データとして出力する。この差
データは、サンプリング周波数比Fsの変動が小さい時
は小さな値になり、変動が大きい時は大きな値となる。
そこで、比較部51は、図6に示すように、上下の閾値
1,2を設定して、通常は22ビット精度でサンプリン
グ周波数比Fsの計測を行ない(つまり、セレクタ60
から22ビット精度サンプリング周波数比計測データを
出力する。)、この状態で差データが閾値1(11ビッ
ト)以上になったら変動が大きいと判断して22ビット
精度から13ビット精度に計測を切り換える(セレクタ
60から13ビット精度サンプリング周波数比計測デー
タを出力する。)。そして、13ビット精度での計測時
に差データが閾値2(13ビット)以下になったら変動
が小さくなったと判断して13ビット精度から22ビッ
ト精度に戻す。このようにして、ヒステリヒスを持たせ
てサンプリング周波数比Fsの計測を行なう。これによ
り、ディジタルレコーダでバリアブルピッチなどを用い
てサンプリング周波数比Fsが連続的に変動したような
場合でも、即座に追従のよい13ビット精度サンプリン
グ周波数比のほうに切り換わり、歪は多少悪化するもの
の、聴感上に悪影響を与えるようなノイズの発生はおさ
えられる。
次のようにして行なっている。比較部51は22ビット
精度のサンプリング周波数比Fsの計測値と毎出力ワー
ドクロックごとに更新される13ビット精度のサンプリ
ング周波数比計測値とを図6に示すように位を合わせて
引算して13ビットの差データとして出力する。この差
データは、サンプリング周波数比Fsの変動が小さい時
は小さな値になり、変動が大きい時は大きな値となる。
そこで、比較部51は、図6に示すように、上下の閾値
1,2を設定して、通常は22ビット精度でサンプリン
グ周波数比Fsの計測を行ない(つまり、セレクタ60
から22ビット精度サンプリング周波数比計測データを
出力する。)、この状態で差データが閾値1(11ビッ
ト)以上になったら変動が大きいと判断して22ビット
精度から13ビット精度に計測を切り換える(セレクタ
60から13ビット精度サンプリング周波数比計測デー
タを出力する。)。そして、13ビット精度での計測時
に差データが閾値2(13ビット)以下になったら変動
が小さくなったと判断して13ビット精度から22ビッ
ト精度に戻す。このようにして、ヒステリヒスを持たせ
てサンプリング周波数比Fsの計測を行なう。これによ
り、ディジタルレコーダでバリアブルピッチなどを用い
てサンプリング周波数比Fsが連続的に変動したような
場合でも、即座に追従のよい13ビット精度サンプリン
グ周波数比のほうに切り換わり、歪は多少悪化するもの
の、聴感上に悪影響を与えるようなノイズの発生はおさ
えられる。
【0039】なお、遅延回路58は22ビット精度のサ
ンプリング周波数比計測値を3サンプル(=8192出
力ワードクロック×3)遅延する。これは、サンプリン
グ周波数比Fsが変動して22ビット精度から13ビッ
ト精度に切り換わった後は確実に安定な状態に戻ってか
ら22ビット精度に戻すためのものである。すなわち、
22ビット精度で計測している状態でサンプリング周波
数比Fsが変動すると、その影響は13ビット精度の計
測値に即座に現われるので、差データが大きくなりすぐ
に13ビット精度での計測に切り換えられる。これに対
し、13ビット精度で計測している状態からサンプリン
グ周波数比Fsが安定な状態に戻ると、13ビット精度
の計測値はすぐに安定な状態に戻るが、22ビット精度
の計測値は遅延回路58で3サンプル遅延されているた
めすぐには安定な状態に戻らず、その間差データが大き
くなったままであり、13ビットの計測が続けられる。
そして3サンプル後に22ビット精度の計測値も安定な
状態に戻り、差データが小さくなって22ビット精度で
の計測に戻される。このようにして、切換タイミングに
ヒステリジスを持たせている。なお、遅延時間は3サン
プルに限らず適宜設定できる。
ンプリング周波数比計測値を3サンプル(=8192出
力ワードクロック×3)遅延する。これは、サンプリン
グ周波数比Fsが変動して22ビット精度から13ビッ
ト精度に切り換わった後は確実に安定な状態に戻ってか
ら22ビット精度に戻すためのものである。すなわち、
22ビット精度で計測している状態でサンプリング周波
数比Fsが変動すると、その影響は13ビット精度の計
測値に即座に現われるので、差データが大きくなりすぐ
に13ビット精度での計測に切り換えられる。これに対
し、13ビット精度で計測している状態からサンプリン
グ周波数比Fsが安定な状態に戻ると、13ビット精度
の計測値はすぐに安定な状態に戻るが、22ビット精度
の計測値は遅延回路58で3サンプル遅延されているた
めすぐには安定な状態に戻らず、その間差データが大き
くなったままであり、13ビットの計測が続けられる。
そして3サンプル後に22ビット精度の計測値も安定な
状態に戻り、差データが小さくなって22ビット精度で
の計測に戻される。このようにして、切換タイミングに
ヒステリジスを持たせている。なお、遅延時間は3サン
プルに限らず適宜設定できる。
【0040】(3) 書込制御手段24 ライト・アドレス・カウンタ24は書込制御手段を構成
するもので、8倍オーバサンプリングデータに同期した
周波数がfs1の8倍のクロックをカウントし、そのカ
ウント値を書込アドレスデータとして出力する。この書
込アドレスデータは、セレクタ62を介して順次非同期
RAMバッファ22に供給されて、8倍オーバサンプリ
ングされた入力データを非同期RAMバッファ22に順
次書込む 。 (4) 読出制御手段32 計測されたサンプリング周波数比Fsは、入力サンプル
列に対して出力サンプル列を出力すべき間隔を示すの
で、これを用いて非同期RAMバッファ22の読出しお
よび補間係数の付与を行なうことにより出力サンプル列
を生成することができる。
するもので、8倍オーバサンプリングデータに同期した
周波数がfs1の8倍のクロックをカウントし、そのカ
ウント値を書込アドレスデータとして出力する。この書
込アドレスデータは、セレクタ62を介して順次非同期
RAMバッファ22に供給されて、8倍オーバサンプリ
ングされた入力データを非同期RAMバッファ22に順
次書込む 。 (4) 読出制御手段32 計測されたサンプリング周波数比Fsは、入力サンプル
列に対して出力サンプル列を出力すべき間隔を示すの
で、これを用いて非同期RAMバッファ22の読出しお
よび補間係数の付与を行なうことにより出力サンプル列
を生成することができる。
【0041】そこで、図3の読出制御手段32は、サン
プリング周波数比計測手段30から出力されるサンプリ
ング周波数比Fsの計測データを出力サンプリング周波
数fs2の各周期ごとに積算していって、その積算値を
非同期RAMバッファ22の読出アドレスデータ、ラグ
ランジェ7次補間用の係数ROMの読出アドレスデー
タ、直線補間係数データを組合わせたベースアドレスデ
ータとして毎出力サンプリング周期ごとに出力する。こ
の場合、22ビット精度でサンプリング周波数比Fsを
計測している時は、8192出力ワードクロックごとに
計測値が更新されるので、更新されるまでの間は同じ計
測値を8192回累算して用いることになる。また、1
3ビット精度で計測している時は、毎出力ワードクロッ
クごとに計測値が更新されていくので、この更新されて
いく計測値を順次積算していく。
プリング周波数比計測手段30から出力されるサンプリ
ング周波数比Fsの計測データを出力サンプリング周波
数fs2の各周期ごとに積算していって、その積算値を
非同期RAMバッファ22の読出アドレスデータ、ラグ
ランジェ7次補間用の係数ROMの読出アドレスデー
タ、直線補間係数データを組合わせたベースアドレスデ
ータとして毎出力サンプリング周期ごとに出力する。こ
の場合、22ビット精度でサンプリング周波数比Fsを
計測している時は、8192出力ワードクロックごとに
計測値が更新されるので、更新されるまでの間は同じ計
測値を8192回累算して用いることになる。また、1
3ビット精度で計測している時は、毎出力ワードクロッ
クごとに計測値が更新されていくので、この更新されて
いく計測値を順次積算していく。
【0042】ベースアドレスの構成を図7に示す。ベー
スアドレスは、前述のように22ビットのサンプリング
周波数比Fsの計測値(13ビット精度での計測値は下
位に9ビット“0”を付加して22ビットとされる)を
出力ワードクロックごとに積算して生成されるもので、
全体が25ビットで構成されている。サンプリング周波
数比Fsの計測値は、もともと8倍オーバサンプリング
データの32(=25)倍の入力ビットクロックを81
92(=213)出力ワードクロックにわたってカウント
した値であるので、ベースアドレスを1/218した値が
入力サンプル列を8倍オーバサンプリングして非同期R
AMバッファ22に記憶されている1サンプルと対応づ
けられる。したがって、ベースアドレスのうち上位7ビ
ットを非同期RAMバッファ22の読出アドレス(全2
7 =128アドレス)として用い、下位18ビットを8
倍オーバサンプリングされたサンプル間を218分割する
補間用のデータとして用いる。ここでは、この18ビッ
トの補間用データのうち上位7ビットを8倍オーバサン
プリングされたサンプル間を27 =128分割するラグ
ランジェ7次補間用の係数ROM86の読出アドレスと
して用い、下位11ビットをラグランジェ7次補間され
た2つのサンプル間を211=2048分割する直線補間
用係数Coef として用いる(図2参照)。
スアドレスは、前述のように22ビットのサンプリング
周波数比Fsの計測値(13ビット精度での計測値は下
位に9ビット“0”を付加して22ビットとされる)を
出力ワードクロックごとに積算して生成されるもので、
全体が25ビットで構成されている。サンプリング周波
数比Fsの計測値は、もともと8倍オーバサンプリング
データの32(=25)倍の入力ビットクロックを81
92(=213)出力ワードクロックにわたってカウント
した値であるので、ベースアドレスを1/218した値が
入力サンプル列を8倍オーバサンプリングして非同期R
AMバッファ22に記憶されている1サンプルと対応づ
けられる。したがって、ベースアドレスのうち上位7ビ
ットを非同期RAMバッファ22の読出アドレス(全2
7 =128アドレス)として用い、下位18ビットを8
倍オーバサンプリングされたサンプル間を218分割する
補間用のデータとして用いる。ここでは、この18ビッ
トの補間用データのうち上位7ビットを8倍オーバサン
プリングされたサンプル間を27 =128分割するラグ
ランジェ7次補間用の係数ROM86の読出アドレスと
して用い、下位11ビットをラグランジェ7次補間され
た2つのサンプル間を211=2048分割する直線補間
用係数Coef として用いる(図2参照)。
【0043】読出制御手段32によるベースアドレスの
生成は次のようにして行なわれる。サンプリング周波数
比計測手段30から出力されるサンプリング周波数比F
sの計測値は、セレクタ62を介してフルアダー64の
一方入力端に入力される。フルアダー64は、レジスタ
66に保持されている前回までの積算値をセレクタ68
を介して他方入力端に入力して両入力を加算し、これを
新たな積算値としてレジスタ66に保持する。この積算
動作を毎出力ワードクロックごと行なう。レジスタ66
に保持された積算値はベースアドレスとして毎出力ワー
ドクロックごとにラッチ回路70に転送されて、そのう
ち上位7ビットがRAM読出アドレスとしてセレクタ6
2を介して非同期RAMバッファ22に供給され、中位
7ビットがラグランジェ補間用係数ROM86の読出ア
ドレスとしてまた下位11ビットが直線補間用係数C
oef として補間演算部34に供給される。
生成は次のようにして行なわれる。サンプリング周波数
比計測手段30から出力されるサンプリング周波数比F
sの計測値は、セレクタ62を介してフルアダー64の
一方入力端に入力される。フルアダー64は、レジスタ
66に保持されている前回までの積算値をセレクタ68
を介して他方入力端に入力して両入力を加算し、これを
新たな積算値としてレジスタ66に保持する。この積算
動作を毎出力ワードクロックごと行なう。レジスタ66
に保持された積算値はベースアドレスとして毎出力ワー
ドクロックごとにラッチ回路70に転送されて、そのう
ち上位7ビットがRAM読出アドレスとしてセレクタ6
2を介して非同期RAMバッファ22に供給され、中位
7ビットがラグランジェ補間用係数ROM86の読出ア
ドレスとしてまた下位11ビットが直線補間用係数C
oef として補間演算部34に供給される。
【0044】(5) 非同期RAMバッファ22 非同期バッファ22は図8に示すように、全128アド
レスのリングバッファ状に構成され、8倍オーバサンプ
リングデータが順次書込まれていくとともに、ラグラン
ジェ7次補間に必要なデータが順次読出されていく。こ
の場合、ラグランジェ7次補間の演算には、目的とする
出力サンプルの前後4サンプルずつの合計8サンプルの
オーバサンプリングを用いるが、ベースアドレスの上位
7ビットで示される読出アドレスは、そのうちの例えば
目的とする出力サンプルの直前のオーバサンプリングデ
ータのアドレスを示すものとし、このアドレスおよびそ
の手前の3アドレスおよびその後の4アドレスの合計8
サンプルのデータが1つの出力サンプルを生成するため
に順次読出される。
レスのリングバッファ状に構成され、8倍オーバサンプ
リングデータが順次書込まれていくとともに、ラグラン
ジェ7次補間に必要なデータが順次読出されていく。こ
の場合、ラグランジェ7次補間の演算には、目的とする
出力サンプルの前後4サンプルずつの合計8サンプルの
オーバサンプリングを用いるが、ベースアドレスの上位
7ビットで示される読出アドレスは、そのうちの例えば
目的とする出力サンプルの直前のオーバサンプリングデ
ータのアドレスを示すものとし、このアドレスおよびそ
の手前の3アドレスおよびその後の4アドレスの合計8
サンプルのデータが1つの出力サンプルを生成するため
に順次読出される。
【0045】入出力サンプリング周波数比Fsに変動が
なければ書込アドレスと読出アドレスは一定の距離を保
っているが、入出力サンプリング周波数比Fsが変動し
ている時は書込アドレスが進んで読出アドレスを追い越
したり逆に書込アドレスが遅れて読出アドレスに追い越
されたりすることがあり、いずれの場合にもデータに不
連続が生じて大きなノイズになってしまう。
なければ書込アドレスと読出アドレスは一定の距離を保
っているが、入出力サンプリング周波数比Fsが変動し
ている時は書込アドレスが進んで読出アドレスを追い越
したり逆に書込アドレスが遅れて読出アドレスに追い越
されたりすることがあり、いずれの場合にもデータに不
連続が生じて大きなノイズになってしまう。
【0046】そこで、ここでは書込アドレスの両側にあ
る距離離れてガードを設けて、読出アドレスで読出され
る8個の8倍オーバサンプリングデータのいずれかのア
ドレスまたは目的とする出力サンプルの直前の8倍オー
バサンプリングデータのアドレスがこのガード内に入っ
たら強制的にガードの外に戻すように読出アドレスを補
正することにより、追い越したり追い越されたりするの
を阻止して大きなノイズが発生するのを防止している。
る距離離れてガードを設けて、読出アドレスで読出され
る8個の8倍オーバサンプリングデータのいずれかのア
ドレスまたは目的とする出力サンプルの直前の8倍オー
バサンプリングデータのアドレスがこのガード内に入っ
たら強制的にガードの外に戻すように読出アドレスを補
正することにより、追い越したり追い越されたりするの
を阻止して大きなノイズが発生するのを防止している。
【0047】この読出アドレスの補正は次のようにして
行なわれる。ライト・アドレス・カウンタ24から出力
される入力側に同期した書込アドレス情報は非同期アド
レスラッチ回路72で出力側の同期に変換される。非同
期アドレスラッチ回路72は、3段に縦列接続したラッ
チ回路74〜76で構成され、書込アドレスデータをス
トローブ信号1〜3で順次転送することにより出力側の
クロックに同期させる。
行なわれる。ライト・アドレス・カウンタ24から出力
される入力側に同期した書込アドレス情報は非同期アド
レスラッチ回路72で出力側の同期に変換される。非同
期アドレスラッチ回路72は、3段に縦列接続したラッ
チ回路74〜76で構成され、書込アドレスデータをス
トローブ信号1〜3で順次転送することにより出力側の
クロックに同期させる。
【0048】非同期アドレスラッチ回路72の動作を図
9に示す。ラッチ回路74へのラッチを行なうストロー
ブ信号1は入力ワードクロックに同期したタイミングで
出力される。すなわち、入力ワードクロックの立上りタ
イミングで所定期間のマスクaが開始され、その中央部
でストローブ信号1が出力されて書込アドレス情報がラ
ッチ回路74にラッチされる。また、ラッチ回路74か
らラッチ回路75への転送を行なうストローブ信号2は
出力ワードクロックに同期したタイミングで出力され
る。すなわち、出力ワードクロックの立上りタイミング
で所定期間のマスクbが開始され、その中央部でストロ
ーブ信号2が出力されて、ラッチ回路74にラッチされ
ている書込アドレスがラッチ回路75に転送される。ま
た、ストローブ信号3は出力ワードクロックの立上りタ
イミングで出力されて、ラッチ回路75からラッチ回路
76への転送を行なう。これで、書込アドレスの情報が
出力側に同期したデータに変換される。
9に示す。ラッチ回路74へのラッチを行なうストロー
ブ信号1は入力ワードクロックに同期したタイミングで
出力される。すなわち、入力ワードクロックの立上りタ
イミングで所定期間のマスクaが開始され、その中央部
でストローブ信号1が出力されて書込アドレス情報がラ
ッチ回路74にラッチされる。また、ラッチ回路74か
らラッチ回路75への転送を行なうストローブ信号2は
出力ワードクロックに同期したタイミングで出力され
る。すなわち、出力ワードクロックの立上りタイミング
で所定期間のマスクbが開始され、その中央部でストロ
ーブ信号2が出力されて、ラッチ回路74にラッチされ
ている書込アドレスがラッチ回路75に転送される。ま
た、ストローブ信号3は出力ワードクロックの立上りタ
イミングで出力されて、ラッチ回路75からラッチ回路
76への転送を行なう。これで、書込アドレスの情報が
出力側に同期したデータに変換される。
【0049】なお、マスクa,bは、ラッチ回路74,
75のラッチタイミングが重なるのを防止するものであ
る。すなわち、マスクaの期間中にマスクbが開始され
る時は、マスクbを開始せずに、それよりも所定期間t
1遅れたタイミングで代替マスクb′を開始し、その中
央部でストローブ信号2を出す。マスクaは常に入力ワ
ードクロック立上りで開始される固定のマスクである。
一旦代替マスクb′が出されると次もマスクaとマスク
b′のタイミングが比較され、マスクaの期間中にマス
クb′が開始される時は、マスクbを開始せずに、次の
マスクbを開始させる。このようにして、ラッチタイミ
ングが重ならないようにしてラッチ回路74からラッチ
回路75に転送するとともに、ラッチ回路76から出力
ワードクロックに正しく同期した書込アドレスの情報が
得られる。
75のラッチタイミングが重なるのを防止するものであ
る。すなわち、マスクaの期間中にマスクbが開始され
る時は、マスクbを開始せずに、それよりも所定期間t
1遅れたタイミングで代替マスクb′を開始し、その中
央部でストローブ信号2を出す。マスクaは常に入力ワ
ードクロック立上りで開始される固定のマスクである。
一旦代替マスクb′が出されると次もマスクaとマスク
b′のタイミングが比較され、マスクaの期間中にマス
クb′が開始される時は、マスクbを開始せずに、次の
マスクbを開始させる。このようにして、ラッチタイミ
ングが重ならないようにしてラッチ回路74からラッチ
回路75に転送するとともに、ラッチ回路76から出力
ワードクロックに正しく同期した書込アドレスの情報が
得られる。
【0050】このようにして、非同期アドレスラッチ回
路72で出力側に同期した書込アドレスの情報が得られ
たら、これをリファレンスアドレス(仮想的な書込アド
レス)としてガードが作成される。すなわち、図8に示
すように、リファレンスアドレス(実際の書込アドレス
よりも少し遅れている)から8アドレス後方のアドレス
をガードAとし、さらにそこから48アドレス後方(リ
ファレンスアドレスからは56アドレス後方)のアドレ
スをガードBとして設定する。そして、読出アドレスが
進んで書込アドレスに近づいてガードAを越えたら、読
出アドレスを強制的に4アドレス遅らせてガードAから
退出させる。また、読出アドレスが遅れて逆方向から書
込アドレスに近づいてガードBを越えたら、読出アドレ
スを強制的に例えば4アドレス進ませてガードBから退
出させる。この大きな補正値−4,+4により読出アド
レスがガードA,Bから退出したら、引き続き数出力ワ
ードクロックに例えば−1,+1アドレスの割合で小さ
な補正をしていき、ガードA,Bの中間のアドレス“1
27”に戻す。この補正動作は読出アドレスがガードA
またはBを越えるごとに行なわれる。このような補正動
作により読出アドレスがガードA,Bの間に収められ
て、書込アドレスを追い越したり追い越されたりするの
が防止され、大きなノイズの発生が防止される。
路72で出力側に同期した書込アドレスの情報が得られ
たら、これをリファレンスアドレス(仮想的な書込アド
レス)としてガードが作成される。すなわち、図8に示
すように、リファレンスアドレス(実際の書込アドレス
よりも少し遅れている)から8アドレス後方のアドレス
をガードAとし、さらにそこから48アドレス後方(リ
ファレンスアドレスからは56アドレス後方)のアドレ
スをガードBとして設定する。そして、読出アドレスが
進んで書込アドレスに近づいてガードAを越えたら、読
出アドレスを強制的に4アドレス遅らせてガードAから
退出させる。また、読出アドレスが遅れて逆方向から書
込アドレスに近づいてガードBを越えたら、読出アドレ
スを強制的に例えば4アドレス進ませてガードBから退
出させる。この大きな補正値−4,+4により読出アド
レスがガードA,Bから退出したら、引き続き数出力ワ
ードクロックに例えば−1,+1アドレスの割合で小さ
な補正をしていき、ガードA,Bの中間のアドレス“1
27”に戻す。この補正動作は読出アドレスがガードA
またはBを越えるごとに行なわれる。このような補正動
作により読出アドレスがガードA,Bの間に収められ
て、書込アドレスを追い越したり追い越されたりするの
が防止され、大きなノイズの発生が防止される。
【0051】なお、補正をすることによって出力信号は
多少歪むが、読出アドレスが書込アドレスを追い越した
り追い越されたりした場合(128サンプル分飛ぶ)の
に比べれば、最大で4サンプル飛ぶだけですむので歪は
ごくわずかですむ。また、4アドレスの補正を1回行な
ってとりあえず読出アドレスが書込アドレスを追い越し
たり追い越されたりするのを回避した後はわずかずつ
(数出力サンプルに1アドレス)の割合で中央のアドレ
ス“127”に向けて補正するので、出力波形の歪はほ
とんど生じないですむ。このようにして、波形の連続性
をあまり損なうことなく読出アドレスの補正を行なって
いる。
多少歪むが、読出アドレスが書込アドレスを追い越した
り追い越されたりした場合(128サンプル分飛ぶ)の
に比べれば、最大で4サンプル飛ぶだけですむので歪は
ごくわずかですむ。また、4アドレスの補正を1回行な
ってとりあえず読出アドレスが書込アドレスを追い越し
たり追い越されたりするのを回避した後はわずかずつ
(数出力サンプルに1アドレス)の割合で中央のアドレ
ス“127”に向けて補正するので、出力波形の歪はほ
とんど生じないですむ。このようにして、波形の連続性
をあまり損なうことなく読出アドレスの補正を行なって
いる。
【0052】以上の読出アドレスの補正は読出制御手段
32において行なわれる。この読出アドレスの補正を行
なうため、読出制御手段32は、ガードA,B作成用レ
ジスタ78、ガードA,Bの値8,56を記憶するメモ
リ80、大きな補正値+4,−4アドレスと小さい補正
値+1,−1アドレスを記憶するメモリ82を具えいて
る。読出制御手段32による読出アドレスの補正は、コ
ントロール回路31からの指令により次の手順で行なわ
れる。なお、この補正処理はレジスタ66に新たなベー
スアドレスが保持されるごとに(すなわち出力サンプル
を生成するごとに)このベースアドレスをラッチ回路7
0に転送するまでの期間内に行なわれる。
32において行なわれる。この読出アドレスの補正を行
なうため、読出制御手段32は、ガードA,B作成用レ
ジスタ78、ガードA,Bの値8,56を記憶するメモ
リ80、大きな補正値+4,−4アドレスと小さい補正
値+1,−1アドレスを記憶するメモリ82を具えいて
る。読出制御手段32による読出アドレスの補正は、コ
ントロール回路31からの指令により次の手順で行なわ
れる。なお、この補正処理はレジスタ66に新たなベー
スアドレスが保持されるごとに(すなわち出力サンプル
を生成するごとに)このベースアドレスをラッチ回路7
0に転送するまでの期間内に行なわれる。
【0053】i) ガードAの演算 ガードAの作成用数値として“8”をメモリ80から読
出し、セレクタ68を介してフルアダー64の一方入力
端に入力する。また、書込アドレスを出力側の同期に変
換したリファレンスアドレスをセレクタ62を介してフ
ルアダー64の他方入力端に入力する。フルアダー64
はリファレンスアドレスから“8”を減算してガードA
のアドレスとしてその値をレジスタ78に保持する。
出し、セレクタ68を介してフルアダー64の一方入力
端に入力する。また、書込アドレスを出力側の同期に変
換したリファレンスアドレスをセレクタ62を介してフ
ルアダー64の他方入力端に入力する。フルアダー64
はリファレンスアドレスから“8”を減算してガードA
のアドレスとしてその値をレジスタ78に保持する。
【0054】ii) ガードAとRAM読出アドレスとの
比較 レジスタ78に保持されているガードAのアドレスはセ
レクタ68を介してフルアダー64の一方入力端に入力
される。また、レジスタ66に保持されているベースア
ドレス(上位7ビットのRAM読出アドレス部分だけで
なく25ビット全て)はセレクタ62を介してフルアダ
ー64の他方入力端に入力される。そして、フルアダー
64は(ガードAのアドレス)−(ベースアドレス)の
演算を対応するビットについて行なう。ビット比較器8
4はこの演算結果の正負を判別し、負の時はベースアド
レスがガードAを越えて書込アドレスに近づいたものと
判断して、ベースアドレスの補正処理を行なう。すなわ
ち、メモリ82から補正値−4を読み出し、セレクタ6
8を介してフルアダー64の一方入力端に入力する。ま
た、レジスタ66のデータ(ベースアドレス値)がセレ
クタ62を介してフルアダー64の他方入力端に入力さ
れる。そして、フルアダー64はレジスタ66のデータ
に補正値−4を加算して補正し、その補正結果をレジス
タ66に保持する。このようにしてRAM読出アドレス
(実際にはベースアドレス全体として)の補正が行なわ
れ、補正結果がレジスタ66からラッチ回路70に転送
される。演算結果が正の時は補正を行なわずにそのまま
ラッチ回路70に転送する。
比較 レジスタ78に保持されているガードAのアドレスはセ
レクタ68を介してフルアダー64の一方入力端に入力
される。また、レジスタ66に保持されているベースア
ドレス(上位7ビットのRAM読出アドレス部分だけで
なく25ビット全て)はセレクタ62を介してフルアダ
ー64の他方入力端に入力される。そして、フルアダー
64は(ガードAのアドレス)−(ベースアドレス)の
演算を対応するビットについて行なう。ビット比較器8
4はこの演算結果の正負を判別し、負の時はベースアド
レスがガードAを越えて書込アドレスに近づいたものと
判断して、ベースアドレスの補正処理を行なう。すなわ
ち、メモリ82から補正値−4を読み出し、セレクタ6
8を介してフルアダー64の一方入力端に入力する。ま
た、レジスタ66のデータ(ベースアドレス値)がセレ
クタ62を介してフルアダー64の他方入力端に入力さ
れる。そして、フルアダー64はレジスタ66のデータ
に補正値−4を加算して補正し、その補正結果をレジス
タ66に保持する。このようにしてRAM読出アドレス
(実際にはベースアドレス全体として)の補正が行なわ
れ、補正結果がレジスタ66からラッチ回路70に転送
される。演算結果が正の時は補正を行なわずにそのまま
ラッチ回路70に転送する。
【0055】−4の大きな補正を行なった後は、出力サ
ンプルを数サンプル生成するごとにメモリ82から小さ
な補正値−1を読み出して同様にベースアドレスの補正
を行ない、ガードA,Bの中間のアドレス“127”ま
で徐々に近づけてアドレス“127”に到達するかまた
は行き過ぎたら補正処理を終了する。なお、この小さな
補正を行なっている途中でベースアドレスが再びガード
を越えたら再び大きな補正値による補正から補正を再開
する。
ンプルを数サンプル生成するごとにメモリ82から小さ
な補正値−1を読み出して同様にベースアドレスの補正
を行ない、ガードA,Bの中間のアドレス“127”ま
で徐々に近づけてアドレス“127”に到達するかまた
は行き過ぎたら補正処理を終了する。なお、この小さな
補正を行なっている途中でベースアドレスが再びガード
を越えたら再び大きな補正値による補正から補正を再開
する。
【0056】iii) ガードBの演算 ガードBの作成用数値として“56”をメモリ80から
読出し、セレクタ68を介してフルアダー64の一方入
力端に入力する。また、書込アドレスを出力側の同期に
変換したリファレンスアドレスをセレクタ62を介して
フルアダー64の他方入力端に入力する。フルアダー6
4はリファレンスアドレスから“56”を減算してガー
ドBのアドレスとしてその値をレジスタ78に保持す
る。
読出し、セレクタ68を介してフルアダー64の一方入
力端に入力する。また、書込アドレスを出力側の同期に
変換したリファレンスアドレスをセレクタ62を介して
フルアダー64の他方入力端に入力する。フルアダー6
4はリファレンスアドレスから“56”を減算してガー
ドBのアドレスとしてその値をレジスタ78に保持す
る。
【0057】iv) ガードBとRAM読出アドレスとの
比較 レジスタ78に保持されているガードBのアドレスはセ
レクタ68を介してフルアダー64の一方入力端に入力
される。また、レジスタ66に保持されているベースア
ドレス(上位7ビットのRAM読出アドレス部分だけで
なく25ビット全て)はセレクタ62を介してフルアダ
ー64の他方入力端に入力される。そして、フルアダー
64は(ベースアドレス)−(ガードBのアドレス)の
演算を対応するビットについて行なう。ビット比較器8
4はこの演算結果の正負を判別し、負の時はベースアド
レスがガードBを越えて書込アドレスに近づいたものと
判断して、ベースアドレスの補正処理を行なう。すなわ
ち、メモリ82から補正値+4を読み出し、セレクタ6
8を介してフルアダー64の一方入力端に入力する。ま
た、レジスタ66のデータ(ベースアドレス値)がセレ
クタ62を介してフルアダー64の他方入力端に入力さ
れる。そして、フルアダー64はレジスタ66のデータ
に補正値+4を加算して補正し、その補正結果をレジス
タ66に保持する。このようにしてRAM読出アドレス
(実際にはベースアドレス全体として)の補正が行なわ
れ、補正結果がレジスタ66からラッチ回路70に転送
される。演算結果が正の時は補正を行なわずにそのまま
ラッチ回路70に転送する。
比較 レジスタ78に保持されているガードBのアドレスはセ
レクタ68を介してフルアダー64の一方入力端に入力
される。また、レジスタ66に保持されているベースア
ドレス(上位7ビットのRAM読出アドレス部分だけで
なく25ビット全て)はセレクタ62を介してフルアダ
ー64の他方入力端に入力される。そして、フルアダー
64は(ベースアドレス)−(ガードBのアドレス)の
演算を対応するビットについて行なう。ビット比較器8
4はこの演算結果の正負を判別し、負の時はベースアド
レスがガードBを越えて書込アドレスに近づいたものと
判断して、ベースアドレスの補正処理を行なう。すなわ
ち、メモリ82から補正値+4を読み出し、セレクタ6
8を介してフルアダー64の一方入力端に入力する。ま
た、レジスタ66のデータ(ベースアドレス値)がセレ
クタ62を介してフルアダー64の他方入力端に入力さ
れる。そして、フルアダー64はレジスタ66のデータ
に補正値+4を加算して補正し、その補正結果をレジス
タ66に保持する。このようにしてRAM読出アドレス
(実際にはベースアドレス全体として)の補正が行なわ
れ、補正結果がレジスタ66からラッチ回路70に転送
される。演算結果が正の時は補正を行なわずにそのまま
ラッチ回路70に転送する。
【0058】+4の大きな補正を行なった後は、出力サ
ンプルを数サンプル生成するごとにメモリ82から小さ
な補正値+1を読み出して同様にベースアドレスの補正
を行ない、ガードA,Bの中間のアドレス“127”ま
で徐々に近づけてアドレス“127”に到達するかまた
は行き過ぎたら補正処理を終了する。なお、この小さな
補正を行なっている途中でベースアドレスが再びガード
を越えたら再び大きな補正値による補正から補正を再開
する。
ンプルを数サンプル生成するごとにメモリ82から小さ
な補正値+1を読み出して同様にベースアドレスの補正
を行ない、ガードA,Bの中間のアドレス“127”ま
で徐々に近づけてアドレス“127”に到達するかまた
は行き過ぎたら補正処理を終了する。なお、この小さな
補正を行なっている途中でベースアドレスが再びガード
を越えたら再び大きな補正値による補正から補正を再開
する。
【0059】(6) 補間演算部34 補間演算部34ではラグランジェ7次多項式補間および
直線補間を行なう。ラグランジェ7次補間は、例えば図
10(a)に示すような補間係数を用いて、非同期RA
Mバッファ22から読み出される同(b)に示すような
8倍オーバサンプリングデータA4,A4−1,A4−
2,……,A4−7と畳み込み演算して、各データ間を
それぞれ128分割する補間データを生成するものであ
る。ただし、ここでは次に行なう直線補間のために必要
な出力サンプルa3を挾んでその前後の2点(この例で
は点A4−4−45とA4−4−46)の補間データを
求める演算のみ行なう。
直線補間を行なう。ラグランジェ7次補間は、例えば図
10(a)に示すような補間係数を用いて、非同期RA
Mバッファ22から読み出される同(b)に示すような
8倍オーバサンプリングデータA4,A4−1,A4−
2,……,A4−7と畳み込み演算して、各データ間を
それぞれ128分割する補間データを生成するものであ
る。ただし、ここでは次に行なう直線補間のために必要
な出力サンプルa3を挾んでその前後の2点(この例で
は点A4−4−45とA4−4−46)の補間データを
求める演算のみ行なう。
【0060】図10(a)のラグランジェ7次補間係数
は、その中央位置から左右対象に8倍オーバサンプリン
グデータの間隔ごとにゼロクロスする係数で、ここでは
これら各間隔(全8区間)ごとに128個ずつの係数
(合計で128×8区間=1024個の係数)で構成さ
れている。
は、その中央位置から左右対象に8倍オーバサンプリン
グデータの間隔ごとにゼロクロスする係数で、ここでは
これら各間隔(全8区間)ごとに128個ずつの係数
(合計で128×8区間=1024個の係数)で構成さ
れている。
【0061】ラグランジェ補間値の演算は、まず点A4
−4−45について行ない、これに引き続き点A4−4
−46について行なう。すなわち、まず点A4−4−4
5を図10(a)の係数の中央位置に一致させて、各係
数と各サンプルとの畳み込みを行なう。この場合、8倍
オーバサンプリングデータA4,A4−1,A4−2,
……,A4−7の間を埋める各127個のサンプル値は
全て0として扱えばよいので、これらは計算しなくてよ
く、結局8倍オーバサンプリングされた8個のサンプル
A4,A4−1,A4−2,……,A4−7とそれぞれ
対応する係数とを合計8回乗算して加算すれば点A4−
4−45のラグランジェ7次補間値が求まる。
−4−45について行ない、これに引き続き点A4−4
−46について行なう。すなわち、まず点A4−4−4
5を図10(a)の係数の中央位置に一致させて、各係
数と各サンプルとの畳み込みを行なう。この場合、8倍
オーバサンプリングデータA4,A4−1,A4−2,
……,A4−7の間を埋める各127個のサンプル値は
全て0として扱えばよいので、これらは計算しなくてよ
く、結局8倍オーバサンプリングされた8個のサンプル
A4,A4−1,A4−2,……,A4−7とそれぞれ
対応する係数とを合計8回乗算して加算すれば点A4−
4−45のラグランジェ7次補間値が求まる。
【0062】点A4−4−45の補間値が求まったら、
サンプルを1つずらして点A4−4−46をラグランジ
ェ7次補間係数の中央位置と一致させて、8個のサンプ
ルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7とそれぞ
れ対応する係数とを合計8回乗算して加算することによ
り、A4−4−46のラグランジェ7次補間値が求ま
る。
サンプルを1つずらして点A4−4−46をラグランジ
ェ7次補間係数の中央位置と一致させて、8個のサンプ
ルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7とそれぞ
れ対応する係数とを合計8回乗算して加算することによ
り、A4−4−46のラグランジェ7次補間値が求ま
る。
【0063】目的とする出力サンプルを挾む2点A4−
4−45,A4−4−46のラグランジェ7次補間値が
求まったら、この間を図11に示すように、直線で結
び、目的とする出力サンプルa3のサンプル値Xを直線
補間により求める。すなわち、点A4−4−45のサン
プル値をx1、点A4−4−46のサンプル値をx2と
すると、出力サンプルa3のサンプル値Xは、 X=(x2−x1)Coef +x1 但し、Coef :直線補間係数 で求まる。ここで、直線補間係数とは出力サンプル点a
3の位置が上記2点間を211分割したうちの何番目であ
るかを示す値である。
4−45,A4−4−46のラグランジェ7次補間値が
求まったら、この間を図11に示すように、直線で結
び、目的とする出力サンプルa3のサンプル値Xを直線
補間により求める。すなわち、点A4−4−45のサン
プル値をx1、点A4−4−46のサンプル値をx2と
すると、出力サンプルa3のサンプル値Xは、 X=(x2−x1)Coef +x1 但し、Coef :直線補間係数 で求まる。ここで、直線補間係数とは出力サンプル点a
3の位置が上記2点間を211分割したうちの何番目であ
るかを示す値である。
【0064】図3の補間演算部34によるラグランジェ
7次補間および直線補間動作について説明する。ラッチ
回路88には畳み込み演算される8個のサンプルA4,
A4−1,A4−2,……,A4−7が非同期RAMバ
ッファ22から読み出されて、ラッチされる。係数RO
M86には、図10(a)に示すようなラグランジェ7
次補間係数が記憶されている。補間は次の手順で行なわ
れる。
7次補間および直線補間動作について説明する。ラッチ
回路88には畳み込み演算される8個のサンプルA4,
A4−1,A4−2,……,A4−7が非同期RAMバ
ッファ22から読み出されて、ラッチされる。係数RO
M86には、図10(a)に示すようなラグランジェ7
次補間係数が記憶されている。補間は次の手順で行なわ
れる。
【0065】i) 目的とする出力サンプルの直前のラグ
ランジェ7次補間値の演算 ラッチ回路88には、畳み込み演算される8個のサンプ
ルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7が非同期
RAMバッファ22から順次読み出されてラッチされ
る。また、ラッチ回路90には、まず点A4−4−45
のラグランジェ7次補間値を求めるために必要な8個の
係数値がベースアドレスの中位7ビットで表わされる係
数ROM読出アドレスにより係数ROM86から順次読
み出されてラッチされる。なお、係数ROM読出アドレ
スは、入力サンプルA4,A4−1,A4−2,……,
A4−7と乗算される係数がラグランジェ7次補間係数
の複数のゼロクロス点間をそれぞれ128分割したうち
の何番目の係数であるかを示すものであり(各ゼロクロ
ス点間とも同じ位置となる(図10(a)参照))、1
つの係数ROM読出アドレスにより対応する8個の係数
値が時系列的(1回の乗加算毎に)に読み出されて、ラ
ッチ回路90にラッチされる。
ランジェ7次補間値の演算 ラッチ回路88には、畳み込み演算される8個のサンプ
ルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7が非同期
RAMバッファ22から順次読み出されてラッチされ
る。また、ラッチ回路90には、まず点A4−4−45
のラグランジェ7次補間値を求めるために必要な8個の
係数値がベースアドレスの中位7ビットで表わされる係
数ROM読出アドレスにより係数ROM86から順次読
み出されてラッチされる。なお、係数ROM読出アドレ
スは、入力サンプルA4,A4−1,A4−2,……,
A4−7と乗算される係数がラグランジェ7次補間係数
の複数のゼロクロス点間をそれぞれ128分割したうち
の何番目の係数であるかを示すものであり(各ゼロクロ
ス点間とも同じ位置となる(図10(a)参照))、1
つの係数ROM読出アドレスにより対応する8個の係数
値が時系列的(1回の乗加算毎に)に読み出されて、ラ
ッチ回路90にラッチされる。
【0066】すなわち、まず、ラッチ回路88にサンプ
ルA4が読み出され、ラッチ回路90にこれと乗算され
る1つの係数が読み出され、それぞれセレクタ92,9
4を介して乗算器96で相互に乗算される。その乗算値
はレジスタ98、セレクタ100および加算器102の
一方入力端を介してレジスタ104に保持される。続い
てラッチ回路88に次のサンプルA4−1が読み出さ
れ、ラッチ回路90にこれと乗算される1つの係数が読
み出されて、同様に乗算器96で乗算される。この乗算
値はセレクタ100を介して加算器102の一方入力端
に入力され、またレジスタ104に保持されている前回
の乗算値がセレクタ108を介して加算器102の他方
入力端に入力され、加算器102で両者が加算されて、
その加算値がレジスタ104に保持される。この乗算お
よび加算動作を各サンプルA4,A4−1,A4−2,
……,A4−7について合計8回繰り返すことにより目
的とする出力サンプルa3の直前の点A4−4−45
(図10(b))のラグランジェ7次補間値が求められ
てレジスタ106に保持される。
ルA4が読み出され、ラッチ回路90にこれと乗算され
る1つの係数が読み出され、それぞれセレクタ92,9
4を介して乗算器96で相互に乗算される。その乗算値
はレジスタ98、セレクタ100および加算器102の
一方入力端を介してレジスタ104に保持される。続い
てラッチ回路88に次のサンプルA4−1が読み出さ
れ、ラッチ回路90にこれと乗算される1つの係数が読
み出されて、同様に乗算器96で乗算される。この乗算
値はセレクタ100を介して加算器102の一方入力端
に入力され、またレジスタ104に保持されている前回
の乗算値がセレクタ108を介して加算器102の他方
入力端に入力され、加算器102で両者が加算されて、
その加算値がレジスタ104に保持される。この乗算お
よび加算動作を各サンプルA4,A4−1,A4−2,
……,A4−7について合計8回繰り返すことにより目
的とする出力サンプルa3の直前の点A4−4−45
(図10(b))のラグランジェ7次補間値が求められ
てレジスタ106に保持される。
【0067】ii) 目的とする出力サンプルの直後のラ
グランジェ7次補間値の演算 ラッチ回路88には、同様に畳み込み演算される8個の
サンプルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7が
非同期RAMバッファ22から順次読み出されラッチさ
れる。また、ラッチ回路90には、点A4−4−46の
ラグランジェ7次補間値を求めるために必要な8個の係
数値がベースアドレスの中位7ビットで表わされる係数
ROM読出アドレスの次のアドレスにより係数ROM8
6から順次読み出されてラッチされる。
グランジェ7次補間値の演算 ラッチ回路88には、同様に畳み込み演算される8個の
サンプルA4,A4−1,A4−2,……,A4−7が
非同期RAMバッファ22から順次読み出されラッチさ
れる。また、ラッチ回路90には、点A4−4−46の
ラグランジェ7次補間値を求めるために必要な8個の係
数値がベースアドレスの中位7ビットで表わされる係数
ROM読出アドレスの次のアドレスにより係数ROM8
6から順次読み出されてラッチされる。
【0068】まず、ラッチ回路88に1つのサンプルA
4が読み出され、ラッチ回路90にこれと乗算される1
つの係数が読み出され、それぞれセレクタ92,94を
介して乗算器96で相互に乗算される。その乗算値はレ
ジスタ98、セレクタ100および加算器102の一方
入力端を介してレジスタ104に保持される。続いてラ
ッチ回路88に次のサンプルA4−1が読み出され、ラ
ッチ回路90にこれと乗算される1つの係数が読み出さ
れて、同様に乗算器96で乗算される。この乗算値はセ
レクタ100を介して加算器102の一方入力端に入力
され、またレジスタ104に保持されている前回の乗算
値がセレクタ108を介して加算器102の他方入力端
に入力され、加算器102で両者が加算されて、その加
算値がレジスタ104に保持される。この乗算および加
算動作を各サンプルA4,A4−1,A4−2,……,
A4−7について合計8回繰り返すことにより目的とす
る出力サンプルa3の直後の点A4−4−46(図10
(b))のラグランジェ7次補間値が求められてレジス
タ104に保持される。
4が読み出され、ラッチ回路90にこれと乗算される1
つの係数が読み出され、それぞれセレクタ92,94を
介して乗算器96で相互に乗算される。その乗算値はレ
ジスタ98、セレクタ100および加算器102の一方
入力端を介してレジスタ104に保持される。続いてラ
ッチ回路88に次のサンプルA4−1が読み出され、ラ
ッチ回路90にこれと乗算される1つの係数が読み出さ
れて、同様に乗算器96で乗算される。この乗算値はセ
レクタ100を介して加算器102の一方入力端に入力
され、またレジスタ104に保持されている前回の乗算
値がセレクタ108を介して加算器102の他方入力端
に入力され、加算器102で両者が加算されて、その加
算値がレジスタ104に保持される。この乗算および加
算動作を各サンプルA4,A4−1,A4−2,……,
A4−7について合計8回繰り返すことにより目的とす
る出力サンプルa3の直後の点A4−4−46(図10
(b))のラグランジェ7次補間値が求められてレジス
タ104に保持される。
【0069】なお、係数ROM86から出力サンプルの
直前および直後のラグランジェ7次補間値を求めるため
に必要な各8個ずつの係数値を読み出す方法としては例
えば次の方法が考えられる。すなわち、係数ROM86
には、全1024個の係数をそのままの順番でアドレス
に記憶するのではなく、8つの区間を128分割した順
番で記憶する。つまり、1024個の係数をまず分割位
置が同じものどうし128グループに分けて分割位置の
順に並べ、さらに各グループ内で各グループを構成する
8個の係数を区間順に並べた配列で係数ROM86の各
アドレスに記憶する。
直前および直後のラグランジェ7次補間値を求めるため
に必要な各8個ずつの係数値を読み出す方法としては例
えば次の方法が考えられる。すなわち、係数ROM86
には、全1024個の係数をそのままの順番でアドレス
に記憶するのではなく、8つの区間を128分割した順
番で記憶する。つまり、1024個の係数をまず分割位
置が同じものどうし128グループに分けて分割位置の
順に並べ、さらに各グループ内で各グループを構成する
8個の係数を区間順に並べた配列で係数ROM86の各
アドレスに記憶する。
【0070】そして、所定の高速クロックで動作してい
る4ビットカウンタ(係数読み出しカウンタという)を
用いて、そのカウント値をベースアドレスの中位7ビッ
トデータの最下位ビットに加算することにより、この加
算値を係数ROM86の読出アドレスとして用いる。
る4ビットカウンタ(係数読み出しカウンタという)を
用いて、そのカウント値をベースアドレスの中位7ビッ
トデータの最下位ビットに加算することにより、この加
算値を係数ROM86の読出アドレスとして用いる。
【0071】例えば、ベースアドスレの中位7ビットデ
ータが0000001であるとすると、 を目的とする出力サンプルの直前のラグランジェ7次補
間値を求めるための8個の係数の読み出しアドレスとし
て用いる。さらに、 を目的とする出力サンプルの直前のラグランジェ7次補
間値を求めるための8個の係数の読み出しアドレスとし
て用いる。
ータが0000001であるとすると、 を目的とする出力サンプルの直前のラグランジェ7次補
間値を求めるための8個の係数の読み出しアドレスとし
て用いる。さらに、 を目的とする出力サンプルの直前のラグランジェ7次補
間値を求めるための8個の係数の読み出しアドレスとし
て用いる。
【0072】なお、図10(a)の補間係数はその中央
位置を基準として左右対象なので、左右半分のみを係数
ROM86に記憶するようにして、係数ROM86を小
型化することができる。
位置を基準として左右対象なので、左右半分のみを係数
ROM86に記憶するようにして、係数ROM86を小
型化することができる。
【0073】iii) 直線補間 レジスタ106,104にそれぞ目的とする出力サンプ
ルa3の直前および直後の2点A4−4−45,A4−
4−46のラグランジェ7次補間データx1,x2が保
持されたら、これに基づいて直線補間を行なって目的と
する出力サンプルa3のサンプル値が求められる。この
演算は次のようにして行なわれる。
ルa3の直前および直後の2点A4−4−45,A4−
4−46のラグランジェ7次補間データx1,x2が保
持されたら、これに基づいて直線補間を行なって目的と
する出力サンプルa3のサンプル値が求められる。この
演算は次のようにして行なわれる。
【0074】まず、レジスタ106に保持されている補
間データがセレクタ100を介して加算器102の一方
入力端に入力される。また、レジスタ104に保持され
ている補間データがセレクタ108を介して加算器10
2の他方入力端に入力される。加算器102は両入力を
減算してx2−x1を求め、その演算結果をレジスタ1
04に保持する。
間データがセレクタ100を介して加算器102の一方
入力端に入力される。また、レジスタ104に保持され
ている補間データがセレクタ108を介して加算器10
2の他方入力端に入力される。加算器102は両入力を
減算してx2−x1を求め、その演算結果をレジスタ1
04に保持する。
【0075】続いて、レジスタ104に保持された減算
値x2−x1がセレクタ108,92を介して乗算器9
6に入力され、ベースアドレスの下位11ビットで表わ
される直線補間係数Coef がセレクタ94を介して乗算
器96に入力されて、両者の乗算が行なわれる。その乗
算結果(x2−x1)Coef はレジスタ98、セレクタ
100、加算器102を介してレジスタ104に保持さ
れる。
値x2−x1がセレクタ108,92を介して乗算器9
6に入力され、ベースアドレスの下位11ビットで表わ
される直線補間係数Coef がセレクタ94を介して乗算
器96に入力されて、両者の乗算が行なわれる。その乗
算結果(x2−x1)Coef はレジスタ98、セレクタ
100、加算器102を介してレジスタ104に保持さ
れる。
【0076】レジスタ104に保持された演算値(x2
−x1)Coef はセレクタ108を介して加算器102
の一方入力端に入力される。またレジスタ106に保持
されている値x1はセレクタ100を介して加算器10
2の他方入力端に入力される。加算器102は両入力を
加算して目的とする出力サンプル値Xを、 X=(x2−x1)Coef +x1 として求める。求められた出力サンプル値Xは、まるめ
回路110でまるめ処理がなされ、ノイズシェーパ11
2で量子化ノイズが高域に追いやられてデータ出力端子
40から出力される。以上の補間演算は出力サンプルの
周期内で各出力サンプル周期ごとに繰り返し行なわれ
る。
−x1)Coef はセレクタ108を介して加算器102
の一方入力端に入力される。またレジスタ106に保持
されている値x1はセレクタ100を介して加算器10
2の他方入力端に入力される。加算器102は両入力を
加算して目的とする出力サンプル値Xを、 X=(x2−x1)Coef +x1 として求める。求められた出力サンプル値Xは、まるめ
回路110でまるめ処理がなされ、ノイズシェーパ11
2で量子化ノイズが高域に追いやられてデータ出力端子
40から出力される。以上の補間演算は出力サンプルの
周期内で各出力サンプル周期ごとに繰り返し行なわれ
る。
【0077】以上のようにして、図3のサンプリング周
波数変換器12ではサンプリング周波数fs1の入力デ
ータをこれと非同期なサンプリング周波数fs2の出力
データに変換する。そして、このような構成によれば、
例えば入力サンプルデータの語長を22ビット、ラグラ
ンジェ7次補間の係数語長を25ビット、サンプリング
周波数比Fsのデータ長を22ビットとすれば、シミュ
レーション上では、20ビット程度の変換誤差を実現で
き、歪率等も従来のものに比べて向上がみられた。
波数変換器12ではサンプリング周波数fs1の入力デ
ータをこれと非同期なサンプリング周波数fs2の出力
データに変換する。そして、このような構成によれば、
例えば入力サンプルデータの語長を22ビット、ラグラ
ンジェ7次補間の係数語長を25ビット、サンプリング
周波数比Fsのデータ長を22ビットとすれば、シミュ
レーション上では、20ビット程度の変換誤差を実現で
き、歪率等も従来のものに比べて向上がみられた。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、入力サンプル列を適宜の倍数でオーバサン
プリングし、このオーバサンプリングで作られたサンプ
ル間を多項式補間で補間し、この多項式補間で作られた
サンプル間を直線補間で補間して出力サンプル列を作る
ようにしたので、オーバサンプリングのみで出力サンプ
ル列を作る場合に比べて回路規模を小さくすることがで
きる。また、オーバサンプリングで作られたサンプル間
を直接直線補間せずに、多項式補間で補間してから直線
補間するようにしたので、変換精度が良好になる。しか
も、オーバサンプリングで同じ倍数をかせぐ場合に比べ
て多項式補間および直線補間を用いれば回路規模を小さ
くすることができる。そして、これにより構成の簡易さ
と変換精度の良さが両立される。
明によれば、入力サンプル列を適宜の倍数でオーバサン
プリングし、このオーバサンプリングで作られたサンプ
ル間を多項式補間で補間し、この多項式補間で作られた
サンプル間を直線補間で補間して出力サンプル列を作る
ようにしたので、オーバサンプリングのみで出力サンプ
ル列を作る場合に比べて回路規模を小さくすることがで
きる。また、オーバサンプリングで作られたサンプル間
を直接直線補間せずに、多項式補間で補間してから直線
補間するようにしたので、変換精度が良好になる。しか
も、オーバサンプリングで同じ倍数をかせぐ場合に比べ
て多項式補間および直線補間を用いれば回路規模を小さ
くすることができる。そして、これにより構成の簡易さ
と変換精度の良さが両立される。
【0079】また、請求項2記載によれば、入力サンプ
ル列に同期したクロックを出力サンプル列の多数リード
周期内でカウントしたカウント値のビットを3区間に区
切って、上位からそれぞれ多項式補間のためのRAMの
読出アドレスデータ、多項式補間係数を記憶しているR
OMの読出アドレスデータ、直線補間のための係数デー
タとして用いるようにしたので、補間値の生成を容易に
行なうことができる。
ル列に同期したクロックを出力サンプル列の多数リード
周期内でカウントしたカウント値のビットを3区間に区
切って、上位からそれぞれ多項式補間のためのRAMの
読出アドレスデータ、多項式補間係数を記憶しているR
OMの読出アドレスデータ、直線補間のための係数デー
タとして用いるようにしたので、補間値の生成を容易に
行なうことができる。
【図1】 この発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】 図1のサンプリング周波数変換器12による
サンプリング周波数変換工程を示す図である。
サンプリング周波数変換工程を示す図である。
【図3】図1のサンプリング周波数変換器12の具体構
成例を示すブロック図である。
成例を示すブロック図である。
【図4】 図3のサンプリング周波数比計測手段30に
よる22ビット精度での計測状態を示すタイムチャート
である。
よる22ビット精度での計測状態を示すタイムチャート
である。
【図5】 図3のサンプリング周波数比計測手段30に
よる13ビット精度での計測状態を示す概念図である。
よる13ビット精度での計測状態を示す概念図である。
【図6】 図3の比較部52によるサンプリング周波数
比計測の精度切換動作を示す図である。
比計測の精度切換動作を示す図である。
【図7】 図3の読出制御手段32で生成されるベース
アドレスの構成を示す図である。
アドレスの構成を示す図である。
【図8】 図3の非同期RAMバッファ22の構成およ
び書込アドレスと読出アドレスの関係を説明する図であ
る。
び書込アドレスと読出アドレスの関係を説明する図であ
る。
【図9】 図3の非同期アドレスラッチ回路72の動作
説明図である。
説明図である。
【図10】 図3の係数ROM86に記憶されているラ
グランジェ7次補間用係数の一例と、これを用いた畳み
込み演算の説明図である。
グランジェ7次補間用係数の一例と、これを用いた畳み
込み演算の説明図である。
【図11】 図3の補間係数部34における直線補間の
動作説明図である。
動作説明図である。
12 サンプリング周波数変換器 18 8倍オーバサンプリング・フィルタ(オーバサン
プリング手段) 22 非同期RAMバッファ(RAM) 24 書込制御手段 30 サンプリング周波数比計測手段 32 読出制御手段 36 多項式補間手段 38 直線補間手段 42 22ビットカウンタ(カウンタ)
プリング手段) 22 非同期RAMバッファ(RAM) 24 書込制御手段 30 サンプリング周波数比計測手段 32 読出制御手段 36 多項式補間手段 38 直線補間手段 42 22ビットカウンタ(カウンタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新美 幸二 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内
Claims (2)
- 【請求項1】入力サンプル列をオーバサンプリングする
オーバサンプリング手段と、 RAMと、 前記オーバサンプリング手段から出力されるオーバサン
プリングデータをこのオーバサンプリングデータに同期
したクロックで前記RAMに書込む書込制御手段と、 前記入力サンプル列のサンプリング周波数と出力サンプ
ル列のサンプリング周波数の周波数比を計測するサンプ
リング周波数比計測手段と、 この計測されたサンプリング周波数比を実現する出力サ
ンプルの前後の2点の補間データを多項式補間で求める
ためのオーバサンプリングデータを前記RAMから読み
出す読出制御手段と、 この読出制御手段により前記RAMから読み出されたオ
ーバサンプリングデータに基づき前記2点の補間データ
を多項式補間で求める多項式補間手段と、 この多項式補間で求められた2点の多項式補間データを
直線補間して、前記サンプリング周波数を実現する出力
サンプル値を求める直線補間手段とを具備してなるサン
プリング周波数変換器。 - 【請求項2】前記サンプリング周波数比計測手段が、前
記入力サンプル列に同期したクロックをカウントするカ
ウンタで構成され、前記出力サンプル列の多数ワード周
期内での当該カウンタのカウント値を前記サンプリング
周波数比として出力するものであり、 前記読出制御手段は、前記カウンタのカウント値を出力
サンプル周期ごとに積算した積算値のビットを3区間に
区切ったうちの上位のデータを前記RAMの読出アドレ
スデータとして用い、 前記多項式補間手段は、前記積算値のビットを3区間に
区切ったうちの中位のデータを前記多項式補間のための
補間係数を記憶しているROMのアドレスデータとして
用い、 前記直線補間手段は、前記積算値のビットを3区間に区
切ったうちの下位のデータを前記直線補間のための係数
データとして用いることを特徴とする請求項1記載のサ
ンプリング周波数変換器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06119392A JP3221034B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | サンプリング周波数変換器 |
| US08/121,212 US5365468A (en) | 1992-02-17 | 1993-09-14 | Sampling frequency converter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06119392A JP3221034B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | サンプリング周波数変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05235698A true JPH05235698A (ja) | 1993-09-10 |
| JP3221034B2 JP3221034B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=13164093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06119392A Expired - Fee Related JP3221034B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | サンプリング周波数変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221034B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884687A1 (en) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Interpolating device |
| US7190646B1 (en) | 1999-11-18 | 2007-03-13 | Pioneer Corporation | Apparatus for and method of recording and reproducing information |
| JP2008301094A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | デジタル信号伝送装置,デジタル信号伝送方法及びデジタル信号伝送システム |
| JP2011504340A (ja) * | 2007-11-16 | 2011-02-03 | テラダイン・インコーポレーテッド | サンプルレート変換システムにおける補間係数を計算するための方法及び装置 |
| JP2012191418A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Ricoh Co Ltd | データ受信回路、データ送受信システム及びデータ受信方法 |
| JP2013182243A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Casio Comput Co Ltd | 楽音発生装置およびプログラム |
| US9406187B2 (en) | 2010-06-04 | 2016-08-02 | Pepsico, Inc. | Networked vendor for workplace or controlled environment |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP06119392A patent/JP3221034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0884687A1 (en) * | 1997-06-10 | 1998-12-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Interpolating device |
| US7190646B1 (en) | 1999-11-18 | 2007-03-13 | Pioneer Corporation | Apparatus for and method of recording and reproducing information |
| US7616540B2 (en) | 1999-11-18 | 2009-11-10 | Pioneer Corporation | Apparatus for and method of recording and reproducing information |
| JP2008301094A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Sony Corp | デジタル信号伝送装置,デジタル信号伝送方法及びデジタル信号伝送システム |
| JP2011504340A (ja) * | 2007-11-16 | 2011-02-03 | テラダイン・インコーポレーテッド | サンプルレート変換システムにおける補間係数を計算するための方法及び装置 |
| US9406187B2 (en) | 2010-06-04 | 2016-08-02 | Pepsico, Inc. | Networked vendor for workplace or controlled environment |
| US10163293B2 (en) | 2010-06-04 | 2018-12-25 | Pepsico, Inc. | Networked vendor for workplace or controlled environment |
| JP2012191418A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Ricoh Co Ltd | データ受信回路、データ送受信システム及びデータ受信方法 |
| JP2013182243A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Casio Comput Co Ltd | 楽音発生装置およびプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3221034B2 (ja) | 2001-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5365468A (en) | Sampling frequency converter | |
| US4715257A (en) | Waveform generating device for electronic musical instruments | |
| US5226000A (en) | Method and system for time domain interpolation of digital audio signals | |
| US5227787A (en) | Digital data converting system | |
| US4862170A (en) | Digital-analog converter | |
| JP3221034B2 (ja) | サンプリング周波数変換器 | |
| EP0300633A2 (en) | Time base corrector | |
| JP2625622B2 (ja) | 信号プロセッサ及びアナログ信号を変換するための方法 | |
| JPH0789669B2 (ja) | サンプリング信号位相補正装置 | |
| JP3221041B2 (ja) | サンプリング周波数変換器 | |
| US6781938B2 (en) | Expected value generation unit and a data reproduction apparatus | |
| US6996168B2 (en) | Signal-processing circuit, and recording and playback apparatus employing the same | |
| US6973468B2 (en) | Data interpolating device and method, sampling function generating device, data interpolating program, and recorded medium | |
| JPH10126645A (ja) | 周波数変換装置 | |
| JP3289462B2 (ja) | 標本化周波数変換装置 | |
| JP3252581B2 (ja) | 標本化周波数変換装置 | |
| JPH0732343B2 (ja) | 非同期標本化周波数変換方式 | |
| GB2084433A (en) | Methods and apparatus or encoding and constructing signals | |
| US6483451B1 (en) | Sampling function waveform data generating device | |
| JP2558356B2 (ja) | デジタル・アナログ変換器 | |
| JPH0549132B2 (ja) | ||
| JP3974408B2 (ja) | 標本化信号生成装置及び標本化信号再生装置並びにその方法 | |
| JPS6329346B2 (ja) | ||
| EP0743765A1 (en) | Method and device for performing interpolation of digital signal, and device and method for recording and/or reproducing data on and/or from recording medium | |
| JPS5846036B2 (ja) | 電子楽器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070817 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |