JPH05236393A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置

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JPH05236393A
JPH05236393A JP4233746A JP23374692A JPH05236393A JP H05236393 A JPH05236393 A JP H05236393A JP 4233746 A JP4233746 A JP 4233746A JP 23374692 A JP23374692 A JP 23374692A JP H05236393 A JPH05236393 A JP H05236393A
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JP
Japan
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circuit
video
signal
emitter
output
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JP4233746A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Nuimura
義己 縫村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH05236393A publication Critical patent/JPH05236393A/ja
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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00—Details of television systems
    • H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/4446—IF amplifier circuits specially adapted for B&W TV
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00—Details of television systems
    • H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals

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  • Noise Elimination (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受信装置において、特別な回路
を追加することなく、ビデオ信号に起因して生ずる電源
リップルを無くし、電源系からの回り込みによる映像性
バズ音の発生を防ぐこと。 【構成】 テレビジョン受信装置において、映像IF回
路4の出力段又はその後段のビデオ増幅回路8を、NP
Nトランジスタ増幅回路(Q1 ,R1 )とPNPトラン
ジスタ増幅回路(Q2 ,R2 )を用いて構成し、両トラ
ンジスタ増幅回路には、入力として同一極性のビデオ信
号が供給されるようにし、かつ両トランジスタ増幅回路
には、電源としてチューナ2及び映像IF回路4と同一
の電源回路9からの電圧を使用するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信装置に
係り、特にビデオ信号が電源系に回り込むことに起因し
て音声出力に映像性バズ音を生じるのを防止するように
したテレビジョン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信装置の音声受信方式と
して、スプリットキャリア(又はセパレートキャリア)
検波方式とインターキャリア検波方式がある。
【0003】インターキャリア検波方式は、チューナで
周波数変換された音声中間周波(例えば 54.25MHz )と
映像中間周波(例えば 58.75MHz )を同一の中間周波増
幅回路で増幅し、検波する方式であり、検波回路の出力
の中にビデオ信号とともに含まれる映像中間周波(58.7
5MHz)と音声中間周波(54.25MHz)とのビート成分(4.
5MHz)を音声インターキャリア信号として利用する。
【0004】図6は従来のインターキャリア検波方式の
テレビジョン受信装置の要部を示す。
【0005】図6において、アンテナ1に入力したRF
テレビジョン信号は電子同調チューナ(以下、ETチュ
ーナという)2に入力され、このETチューナ2におい
てRF信号の中から希望のチャンネル信号が選局され
る。ETチューナ2からの中間周波信号(以下、IF信
号という)は、弾性表面波フィルタ(以下、SAWフィ
ルタという)3Aを介してIF帯域信号のみ抜き取ら
れ、映像中間周波回路(以下、映像IF回路という)4
に供給される。映像IF回路4では、IF信号が増幅及
び映像検波され、映像検波されたビデオ信号は音声中間
周波回路(以下、音声IF回路という)7及びビデオ増
幅回路8に供給される。ビデオ信号はビデオ増幅回路8
で増幅して出力される。同時に、ビデオ信号に含まれる
音声インターキャリア信号は音声IF回路7にて増幅及
び音声FM検波される。ここに示した装置では、ETチ
ューナ2の局部発振回路用電源と映像IF回路4の電源
及びビデオ増幅回路8の電源は、同一の電源回路9から
得ている。
【0006】ところで、上記のようにETチューナ2の
局部発振回路用電源と映像IF回路4の電源及びビデオ
増幅回路8の電源を同一電源回路9で駆動した場合は、
ビデオ信号電流の変化に伴い電源ラインに僅かなリップ
ル電圧が生じ、このリップル電圧に起因してETチュー
ナ2の局部発振出力が変動し、ETチューナ2の出力に
おける音声IF信号もビデオ信号の影響を受け、結果と
して映像IF回路4から得られる音声インターキャリア
信号に影響を与え、これを音声検波するとテレビジョン
音声に映像性バズ音が発生してしまうという不具合を生
じる。
【0007】一方、スプリットキャリア検波方式は、チ
ューナで周波数変換された音声中間周波(例えば 54.25
MHz )と映像中間周波(例えば 58.75MHz )をそれぞれ
専用の増幅回路で増幅し、検波する方式であり、映像中
間周波(58.75MHz)と音声中間周波(54.25MHz)のビー
ト成分(4.5MHz)から音声信号を検波するインターキャ
リア検波方式とは異なり、基本的に映像信号によるバズ
音が発生しないため、高品位の音声検波方式として広く
用いられている。
【0008】図7に従来のスプリットキャリア検波方式
のテレビジョン受信装置の要部を示す。
【0009】図7において、アンテナ1に入力したRF
テレビジョン信号は電子同調チューナ(以下、ETチュ
ーナという)2に入力され、このETチューナ2におい
てRF信号の中から希望のチャンネル信号が選局され
る。ETチューナ2からのIF信号はフィルタ3に入力
され、ここで映像IF信号と音声IF信号に分離された
後、映像IF信号は映像IF回路4で増幅及び映像検波
され、音声IF信号は第2局部発振回路5からの局部発
振信号と混合回路6で混合されて第2の音声IF信号
( 4.5MHz 〜10.7MHz )に変換され、音声IF回路7で
音声単独で増幅及び音声検波される。映像IF回路4で
映像検波されたビデオ信号はビデオ増幅回路8にて増幅
して出力される。ここに示した装置では、ETチューナ
2の局部発振回路用電源と映像IF回路4の電源及びビ
デオ増幅回路8の電源は、同一の電源回路9から得てい
る。
【0010】図6と同様、図7においてもETチューナ
2の局部発振回路用電源と映像IF回路4の電源及びビ
デオ増幅回路8の電源を同一電源で駆動した場合、ビデ
オ信号電流の変化に伴って電源ラインに僅かなリップル
電圧が生じ、このリップル電圧に起因してETチューナ
2の局部発振出力が変動し、ETチューナ2の出力にお
ける音声IF信号はビデオ信号で周波数変調されたもの
となってしまい、これを音声検波するとテレビジョン音
声に映像性バズ音が発生してしまうという不具合を生じ
る。
【0011】このように、テレビジョン受信装置におい
て映像性バズ音が発生するのは、ETチューナ2の局部
発振回路の局部発振出力はμVオーダーのリップル電圧
の影響を受けて変動する感度を有しているためで、ビデ
オ信号が電源系を通してETチューナ2側に電源リップ
ルとして回り込み、結果として音声信号に影響を与える
ためである。
【0012】上記リップル電圧を低減するには、簡単に
は電源ラインに通常接続されているリップル除去用のデ
カップリング・コンデンサの容量を大きくすれば良いこ
とになるが、電源ラインが様々な負荷回路に接続される
一般的な回路装置では負荷インピーダンスが低いため、
コンデンサ容量の増大に対するリップル除去効果は小さ
く所望の特性が得られにくい。
【0013】そこで、ETチューナ2の局部発振回路用
電源専用にリップル除去用フィルタを強化したり、図8
に示すように主電源に接続して電源回路9のほかに別の
電源回路10を設けてETチューナ2の局部発振回路用
電源とすることにより、ETチューナ2の電源を映像I
F回路4及びビデオ増幅回路8の電源から分離し、ビデ
オ信号が電源系を通してETチューナ2側へ回り込むの
を防ぎ、映像性バズ音の発生を防止している。
【0014】しかしながら、上記の方法は、電源系を分
離して2系統の電源にしたり、電源リップル除去用に余
分なフィルタを要するため、回路基板上のスペ−スが増
大したり、コストアップを伴うという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の方
法は、電源系を分離したり、電源リップル除去用のフィ
ルタを強化して、映像性バズ音の発生を少なくするもの
であり、回路装置の小型化やコストの面で不利であっ
た。
【0016】そこで、本発明は、電源系を分離したり、
電源リップル除去用に余分なフィルタを要することな
く、簡単な回路構成で、映像性バズ音の発生を防ぐこと
ができるテレビジョン受信装置を提供することを目的と
するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
RF信号を入力し、所定のチャンネル信号を選択してI
F信号に変換するチューナと、このチューナからのIF
信号を増幅検波する映像IF回路と、この映像IF回路
からの映像検波された信号を増幅するビデオ増幅回路と
から成り、前記映像IF回路の出力段又は前記ビデオ増
幅回路を、同一極性のビデオ信号が供給されかつ同一電
源にて駆動されるNPNトランジスタ増幅回路とPNP
トランジスタ増幅回路から成る少なくとも一対の増幅回
路で構成した回路手段と、前記チューナ,前記映像IF
回路,及び前記ビデオ増幅回路に対して電源を供給する
電源回路とを具備したことを特徴とするものである。
【0018】請求項2記載の発明は、RF信号を入力
し、所定のチャンネル信号を選択してIF信号に変換す
るチューナと、このチューナからのIF信号を映像IF
信号と音声IF信号に分離する手段と、分離された映像
IF信号を増幅検波する映像IF回路と、この映像IF
回路からの映像検波された信号を増幅するビデオ増幅回
路とから成り、前記映像IF回路の出力段又は前記ビデ
オ増幅回路を、同一極性のビデオ信号が供給されかつ同
一電源にて駆動されるNPNトランジスタ増幅回路とP
NPトランジスタ増幅回路から成る少なくとも一対の増
幅回路で構成した回路手段と、前記チューナ,前記映像
IF回路,及び前記ビデオ増幅回路に対して電源を供給
する電源回路とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
おける前記一対の増幅回路は、前記映像IF回路からの
映像検波出力がベ−スに入力され、コレクタが前記電源
回路に接続され、エミッタが第1の抵抗を介して基準電
位点に接続され、エミッタから出力を得るNPNトラン
ジスタを用いた第1のエミッタフォロア回路と、前記映
像IF回路からの映像検波出力がベ−スに入力され、コ
レクタが基準電位点に接続され、エミッタが前記第1の
抵抗と同じ抵抗値の第2の抵抗を介して前記電源回路に
接続され、エミッタから出力を得るPNPトランジスタ
を用いた第2のエミッタフォロア回路とから構成される
ことを特徴とするものである。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1又は2に
おける前記一対の増幅回路は、NPNトランジスタを用
いたエミッタフォロア回路とPNPトランジスタを用い
たエミッタフォロア回路を使用し、いずれか一方のエミ
ッタフォロア回路を前段とし、他方のエミッタフォロア
回路を後段とするカスケード接続回路で構成され、一方
のエミッタフォロア回路のベ−スに映像検波出力を入力
し、他方のエミッタフォロア回路のエミッタから出力を
得ることを特徴とするものである。
【0021】請求項5記載の発明は、複数のアンテナ
と、この複数のアンテナに誘起したRF信号を、制御信
号に基づいて選択的に導入するRFスイッチと、このR
FスイッチからのRF信号を入力し、所定のチャンネル
信号を選択してIF信号に変換するチューナと、このチ
ューナからのIF信号を映像IF信号と音声IF信号に
分離する手段と、分離された映像IF信号を増幅検波す
る映像IF回路と、前記チューナ,及び前記映像IF回
路に電源を供給する電源回路と、前記映像IF回路から
の映像検波出力がベ−スに入力され、コレクタが前記電
源回路に接続され、エミッタが第1の抵抗を介して基準
電位点に接続され、エミッタ又はコレクタから出力を得
るNPNトランジスタを用いた第1のエミッタフォロア
回路と、前記映像IF回路からの映像検波出力がベ−ス
に入力され、コレクタが基準電位点に接続され、エミッ
タが前記第1の抵抗と同じ抵抗値の第2の抵抗を介して
前記電源回路に接続され、エミッタ又はコレクタから出
力を得るPNPトランジスタを用いた第2のエミッタフ
ォロア回路とから構成されるビデオ増幅回路と、前記第
1のエミッタフォロア回路と前記第2のエミッタフォロ
ア回路のいずれか一方のエミッタフォロア回路のビデオ
出力を入力し、ビデオ信号の所定期間に前記RFスイッ
チに制御信号を出力して前記複数のアンテナを順次選択
させ、前記ビデオ出力が最大であるアンテナからのRF
信号を選択的に導入するよう前記RFスイッチを制御す
るための制御手段とを具備したことを特徴とするもので
ある。
【0022】
【作用】本発明においては、同一極性のビデオ信号がN
PNトランジスタ増幅回路及びPNPトランジスタ増幅
回路に供給され、かつこれらの増幅回路は共に同一の電
源にて駆動されるので、各増幅回路からのビデオ出力信
号の極性は同一でも、NPN,PNPの各トランジスタ
に流れる負荷電流の極性は相反するため、両トランジス
タによるリップル電流は相殺され、電源ラインにおける
ビデオ信号によるリップル電圧を無くし、結果としてチ
ューナの局部発振回路用電源への電源リップルが減少す
るので、映像性バズ音が発生しなくなる。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のテレビジョン受信装置の要部を
示す回路図である。
【0024】この図に示す実施例は、本発明の回路をイ
ンターキャリア検波方式のテレビジョン受信装置に用い
たものである。
【0025】図1において、図6と同一部分には同一符
号を付して説明する。アンテナ1に入力したRFテレビ
ジョン信号はETチューナ2に入力され、このETチュ
ーナ2においてRF信号の中から希望のチャンネル信号
が選局される。ETチューナ2からのIF信号は、SA
Wフィルタ3Aを介してIF帯域信号のみが抜き取ら
れ、映像IF回路4に供給される。映像IF回路4では
IF信号が増幅及び映像検波され、映像検波出力は音声
IF回路7及びビデオ増幅回路8に供給される。映像検
波出力に含まれる音声インターキャリア信号は音声IF
回路7にて増幅及び音声FM検波され出力される。ここ
に示した装置では、ETチューナ2の局部発振回路用電
源と映像IF回路4の電源及びビデオ増幅回路8の電源
は、同一の電源回路9から得ている。
【0026】映像IF回路4からの映像検波出力はNP
NトランジスタQ1 による第1のバッファ回路とPNP
トランジスタQ2 による第2のバッファ回路を含むビデ
オ増幅回路8に供給される。第1のバッファ回路は、N
PNトランジスタQ1 のベ−スに前記映像検波出力が供
給され、そのエミッタが抵抗R1 を介して基準電位点に
接続され、コレクタが電源回路9に接続され、エミッタ
からビデオ出力を得るエミッタフォロア回路で構成され
ている。また、第2のバッファ回路は、PNPトランジ
スタQ2 のベ−スに前記映像検波出力が供給され、コレ
クタが基準電位点に接続され、エミッタが抵抗R2 を介
して電源回路9に接続され、エミッタからビデオ出力を
得るエミッタフォロア回路で構成されている。なお、図
では、ビデオ増幅回路8を、一対のNPNトランジスタ
増幅回路とPNPトランジスタ増幅回路で構成している
が、NPNトランジスタ増幅回路とPNPトランジスタ
増幅回路の組み(対)を複数対設けた構成としてもよ
い。トランジスタQ1 による第1のバッファ回路の出
力、又はトランジスタQ2 による第2のバッファ回路の
出力は図示しない後段のビデオ信号処理回路に供給され
る。
【0027】次に、図1の動作を説明する。正極性のビ
デオ信号がNPNトランジスタQ1 のベ−スに加えられ
た時、後段の回路の入力インピーダンスが無視できるも
のとすると、トランジスタQ1 の負荷電流I1 はエミッ
タ抵抗R1 で決まり、映像変調度が高いほど電流I1 は
大きくなる。一方、同じビデオ信号をPNPトランジス
タQ2 のベ−スに加えた時、同様に後段の信号処理回路
の入力インピーダンスが無視できるものとすると、トラ
ンジスタQ2 の負荷電流I2 はエミッタ抵抗R2 で決ま
り、かつトランジスタQ1 とは反対に映像変調度が高い
ほど電流I2 は小さくなる。そこで、負荷電流を直流分
と交流分に分けて考え、負荷電流I1 は直流分I01と交
流分i1 に、負荷電流I2 は直流分I02と交流分i2 に
分けると、 I1 =I01 +i1 I2 =I02 +i2 となるが、 |i1 |=|i2 | となるように、抵抗R1 ,R2 の抵抗値R1 ,R2 をR
1 =R2 と設定すると、元々交流分i1 とi2 は前述の
理由で極性が逆のため、電源電流Is (=I1 +I2 )
は交流分i1 とi2 が相殺される結果、 Is =I1 +I2 =I01 +I02 +i1 +i2 =I01 +I02 と表され、直流成分のみとなる。このことはビデオ信号
による電源電流Is のリップルは零であることになり、
このような状態では電源回路9の電源電圧をETチュー
ナ2の局部発振回路用電源として共用しても局部発振信
号に電源リップルによる不要な変調が発生せず、結果的
に映像性バズの少ない高品位音声が得られることにな
る。
【0028】なお、PNPトランジスタ増幅回路とNP
Nトランジスタ増幅回路が複数対ある場合は、両者それ
ぞれの合計の交流電流値が等しくなるようにすれば良
い。
【0029】図2は本発明の他の実施例のテレビジョン
受信装置の要部を示す回路図である。
【0030】この図に示す実施例は、本発明の回路をス
プリットキャリア検波方式でかつアンテナダイバシティ
受信方式の車載用テレビジョン受信装置に用いたもので
ある。アンテナダイバシティ受信方式は複数のアンテナ
を設け、マイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)を使用し、出力が最も大きいアンテナから選択的に
RF信号を導入する方式である。
【0031】図2において、図7と同一部分には同一符
号を付して説明する。アンテナ11乃至14に誘起した
RF信号はRFスイッチ15に導入される。RFスイッ
チ15は制御信号に基づいてアンテナ11乃至14のR
F信号を選択的に導入し、ETチューナ2に供給する。
ETチューナ2は導入されたRF信号を増幅し、所定の
チャンネル信号を選択して周波数変換しフィルタ3に供
給する。フィルタ3ではETチューナ2からの映像IF
信号及び音声IF信号を分離し、映像IF信号は映像I
F回路4で増幅及び映像検波される。
【0032】映像IF回路4からの映像検波出力はNP
NトランジスタQ1 による第1のバッファ回路とPNP
トランジスタQ2 による第2のバッファ回路を含むビデ
オ増幅回路8に供給される。第1のバッファ回路は、N
PNトランジスタQ1 のベ−スに前記映像検波出力が供
給され、そのエミッタが抵抗R1 を介して基準電位点に
接続され、コレクタが電源回路9に接続され、エミッタ
からビデオ出力を得るエミッタフォロア回路で構成され
ている。また、第2のバッファ回路は、PNPトランジ
スタQ2 のベ−スに前記映像検波出力が供給され、コレ
クタが基準電位点に接続され、エミッタが抵抗R2 を介
して電源回路9に接続され、エミッタからビデオ出力を
得るエミッタフォロア回路で構成されている。なお、図
では、ビデオ増幅回路8を、一対のNPNトランジスタ
増幅回路とPNPトランジスタ増幅回路で構成している
が、NPNトランジスタ増幅回路とPNPトランジスタ
増幅回路の組み(対)を複数対設けた構成としてもよ
い。トランジスタQ1 による第1のバッファ回路の出力
はマイコン16に供給され、トランジスタQ2 による第
2のバッファ回路の出力は図示しない後段のビデオ信号
処理回路に供給される。マイコン16は、垂直走査期間
内の垂直ブランキング期間ごとにμsec オーダーの時間
でアンテナ11〜14を切り換える制御信号を、RFス
イッチ15に出力してアンテナ11乃至14を順次選択
させ、映像期間内にはビデオ出力が最大であるアンテナ
からのRF信号を導入するようにしている。なお、後段
のビデオ信号処理回路に供給するビデオ出力を第2のバ
ッファ回路から得るようにし、マイコン16へ供給する
ビデオ出力を第1のバッファ回路から得るようにしても
良い。
【0033】図2の装置におけるビデオ増幅回路8の動
作は図1と同様であり、抵抗R1 ,R2 の抵抗値R1 ,
R2 をR1 =R2 と設定すると、負荷電流I1 の交流分
i1と負荷電流I2 の交流分i2 は極性が逆のため、電
源電流Is(=I1 +I2 )は交流分i1 と交流分i2
が相殺される結果、直流成分のみとなる。このことはビ
デオ信号による電源電流Is のリップルは零であること
になり、このような状態では電源回路9の電源電圧をE
Tチューナ2の局部発振回路用電源として共用しても局
部発振信号に電源リップルによる不要な変調が発生せ
ず、結果的に映像性バズのないスプリットキャリア検波
方式本来の高品位音声が得られることになる。
【0034】なお、PNPトランジスタ増幅回路とNP
Nトランジスタ増幅回路が複数対ある場合は、両者それ
ぞれの合計の交流電流値が等しくなるようにすれば良い
ことは勿論である。
【0035】図3は図2の変形例を示す回路図である。
この図に示す実施例は、図2のようなダイバシティ受信
方式のテレビジョン受信装置において、映像IF回路4
の後段に、映像検波出力中のノイズを除去するためのノ
イズキャンセラーを配する場合の回路例を示すものであ
る。図3において、ノイズキャンセラー17は、NPN
トランジスタQ1 による第1のバッファ回路とPNPト
ランジスタQ2 による第2のバッファ回路の間に設けて
ある。
【0036】これは、次のような理由による。即ち、N
PNトランジスタQ1 による第1のバッファ回路からの
ビデオ出力は図示しないビデオ信号処理回路に供給さ
れ、PNPトランジスタQ2 による第2のバッファ回路
からのビデオ出力はダイバシティ受信制御用のマイコン
16に供給されており、マイコン16に供給するビデオ
信号としてはノイズキャンセラー17を経たビデオ信号
では不適当であるからである。マイコン16は、1垂直
走査期間(1V)における垂直ブランキング期間ごとに
μsec オーダーの時間でアンテナ11〜14を切り換え
るための制御信号を出力し、垂直ブランキング期間に得
られる各アンテナ11〜14に対応した複数(図では4
つ)のビデオ出力をトランジスタQ1 のエミッタから取
り入れ、垂直ブランキング期間以外の期間にはこれらの
ビデオ出力のうち出力が最大となるアンテナを選択する
ようにRFスイッチ15を制御している。一方、ノイズ
キャンセラー17はビデオ信号中に含まれる高周波性の
ノイズを除去するものであり、ノイズキャンセラー17
を通したビデオ信号からは、垂直ブランキング期間に短
時間ごとにサンプリングした信号は除かれてしまい正常
なダイバシティ制御信号を得ることができない。従っ
て、映像IF回路4の後段におけるノイズキャンセラー
17の配設位置としては、ダイバシティ受信制御用サン
プリング出力を得るためのトランジスタQ1 のベース路
は不適当でありビデオ増幅用トランジスタQ2 のベース
路上に配置するのが適当である。
【0037】このように、ダイバシティ受信方式のテレ
ビジョン受信装置において、ビデオ増幅回路8を図2及
び図3に示すようにNPNトランジスタQ1 とPNPト
ランジスタQ2 を並列的に配置しかつトランジスタQ2
のベース路上にノイズキャンセラー17を配設する構成
とすることにより、トランジスタQ1 からマイコン16
へのダイバシティ制御用のビデオ出力を正常に得ること
ができ、Q2 からビデオ信号処理回路へのビデオ出力を
得ることができる。しかも、Q2 から後段のビデオ信号
処理回路へはノイズの除去されたビデオ信号を出力でき
る一方、ビデオ信号電流による電源リップルに起因した
映像性バズの発生を防止できる装置を実現できる。な
お、ダイバシティ受信用に用いるトランジスタQ1 をP
NPトランジスタとし、ビデオ増幅用のトランジスタQ
2 をNPNトランジスタとすることも可能である。
【0038】図4は本発明のもう1つの他の実施例のテ
レビジョン受信装置の要部を示す回路図である。
【0039】この図に示す実施例は、図7の装置におけ
る映像IF回路4内に、NPNトランジスタ42による
出力バッファ回路が含まれている場合であり、映像IF
回路4は映像IF増幅検波回路41とNPN出力バッフ
ァトランジスタ42で構成されている。前記映像IF増
幅検波回路41の出力が前記NPN出力バッファトラン
ジスタ42のベ−スに供給され、NPN出力バッファト
ランジスタ42のエミッタは定電流源43を介して基準
電位点に接続しており、コレクタには電源回路9から電
源電圧が供給されるようになっている。この電源電圧は
映像IF増幅検波回路41、ETチューナ2、及び増幅
回路8にも供給されている。NPN出力バッファトラン
ジスタ42のエミッタと基準電位点間には、前記定電流
源43に並列となるように抵抗R1 が接続しており、ト
ランジスタ42のエミッタ出力はビデオ増幅回路8に供
給されている。ビデオ増幅回路8は、PNPトランジス
タ81のベ−スに前記NPNトランジスタ42のエミッ
タ出力を入力しており、PNPトランジスタ81のコレ
クタを基準電位点に接続し、そのエミッタを抵抗R2 を
介して電源回路9に接続し、エミッタからビデオ出力を
取り出し図示しない後段のビデオ信号処理回路に供給し
ている。
【0040】この実施例の場合も、図1及び図2の場合
と同様に負荷電流I1 ,I2 による交流分i1 ,i2 が
等しくなるようにR1 =R2 と設定すれば良い。なお、
映像IF回路4内に流れる電流Ii は通常定電流で一定
のためリップル電流には関与しない。
【0041】なお、図4の実施例では、前段にNPNト
ランジスタによるバッファ回路を使い、後段にPNPト
ランジスタによるバッファ回路を使用しているが、前段
にPNPトランジスタによるバッファ回路を使い、後段
にNPNトランジスタによるバッファ回路を使用しても
良い。
【0042】図5に、図4の変形例を示す。この図に示
す実施例は、映像IF回路4は映像IF増幅検波回路4
1とPNP出力バッファトランジスタ44で構成されて
いる。前記映像IF増幅検波回路41の出力が前記PN
P出力バッファトランジスタ44のベ−スに供給され、
PNP出力バッファトランジスタ44のエミッタは定電
流源45を介して電源回路9に接続しており、コレクタ
は基準電位点に接続している。電源回路9の電源電圧は
映像IF増幅検波回路41、ETチューナ2、及び増幅
回路8にも供給されている。PNP出力バッファトラン
ジスタ44のエミッタと基準電位点間には、前記定電流
源45に並列となるように抵抗R1 が接続しており、ト
ランジスタ44のエミッタ出力はビデオ増幅回路8に供
給されている。ビデオ増幅回路8は、NPNトランジス
タ82のベ−スに前記PNPトランジスタ44のエミッ
タ出力を入力しており、NPNトランジスタ82のコレ
クタを電源回路9に接続し、そのエミッタを抵抗R2 を
介して基準電位点に接続し、エミッタからビデオ出力を
取り出し図示しない後段のビデオ信号処理回路に供給し
ている。
【0043】この実施例の場合も、図4の場合と同様に
負荷電流I1 ,I2 による交流分i1 ,i2 が等しくな
るようにR1 =R2 と設定すれば良い。この場合におい
ても、映像IF回路4内に流れる電流Ii は通常定電流
で一定のためリップル電流には関与しない。
【0044】尚、本発明の回路は、映像IF回路の後
段、即ち検波回路の後段に配置して使用すれば良い。こ
れは、検波回路前段のIF信号の段階では、IF信号が
所定の直流レベルを中心に上下対称のAM変調波形(中
間周波数の搬送波をビデオ信号でAM変調した波形)と
なっているため、ビデオ信号によって電源ラインに生じ
るリップルも正負反対位相のものとなり打ち消し合って
電源ラインに対する影響はない。これに対して、検波回
路の後段では、映像検波されたビデオ信号は1垂直周期
(例えば60Hz)を有しているので、この60Hz成
分は可聴周波数範囲にあり、電源ラインにリップルとし
て混入すると音声出力にバズ音として悪影響を与えるこ
とになる。(但し、水平周波数(15.734kHz)
は可聴周波数範囲外にあり、音声的な悪影響はない。)
従って、本発明の回路は、検波回路の後段に配置すれば
良いことになる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映像
IF回路の出力段又はビデオ増幅回路として、NPNト
ランジスタ増幅回路とPNPトランジスタ増幅回路を一
対にして使用し、両トランジスタに流れるビデオ信号電
流が等しくなるように設定することより、電源ラインに
生ずるリップル電圧を無くし、ビデオ信号の影響による
映像性バズ音を無くし、高品位な音声を得ることができ
る。しかも、特別な回路追加やコスト上昇なしに実現で
きる。特に、本発明をスプリットキャリア検波方式のテ
レビジョン受信装置に用いれば、スプリットキャリア検
波方式本来の高品位音声を得ることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテレビジョン受信装置の要
部を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例のテレビジョン受信装置の
要部を示す回路図。
【図3】図2の変形例を示す回路図。
【図4】本発明のもう1つの他の実施例の要部を示すブ
ロック図。
【図5】図4の変形例を示す回路図。
【図6】従来のテレビジョン受信装置の一例を示すブロ
ック図。
【図7】他の従来例のテレビジョン受信装置を示すブロ
ック図。
【図8】もう1つの他の従来例のテレビジョン受信装置
を示すブロック図。
【符号の説明】
2…電子同調チューナ 3…信号分離用フィルタ 4…映像中間周波回路 8…ビデオ増幅回路 9…電源回路 Q1 ,42,82…NPNトランジスタ Q2 ,44,81…PNPトランジスタ R1 ,R2 …抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RF信号を入力し、所定のチャンネル信号
    を選択してIF信号に変換するチューナと、 このチューナからのIF信号を増幅検波する映像IF回
    路と、この映像IF回路からの映像検波された信号を増
    幅するビデオ増幅回路とから成り、前記映像IF回路の
    出力段又は前記ビデオ増幅回路を、同一極性のビデオ信
    号が供給されかつ同一電源にて駆動されるNPNトラン
    ジスタ増幅回路とPNPトランジスタ増幅回路から成る
    少なくとも一対の増幅回路で構成した回路手段と、 前記チューナ,前記映像IF回路,及び前記ビデオ増幅
    回路に対して電源を供給する電源回路とを具備したこと
    を特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】RF信号を入力し、所定のチャンネル信号
    を選択してIF信号に変換するチューナと、 このチューナからのIF信号を映像IF信号と音声IF
    信号に分離する手段と、 分離された映像IF信号を増幅検波する映像IF回路
    と、この映像IF回路からの映像検波された信号を増幅
    するビデオ増幅回路とから成り、前記映像IF回路の出
    力段又は前記ビデオ増幅回路を、同一極性のビデオ信号
    が供給されかつ同一電源にて駆動されるNPNトランジ
    スタ増幅回路とPNPトランジスタ増幅回路から成る少
    なくとも一対の増幅回路で構成した回路手段と、 前記チューナ,前記映像IF回路,及び前記ビデオ増幅
    回路に対して電源を供給する電源回路とを具備したこと
    を特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 【請求項3】前記一対の増幅回路は、 前記映像IF回路からの映像検波出力がベ−スに入力さ
    れ、コレクタが前記電源回路に接続され、エミッタが第
    1の抵抗を介して基準電位点に接続され、エミッタから
    出力を得るNPNトランジスタを用いた第1のエミッタ
    フォロア回路と、 前記映像IF回路からの映像検波出力がベ−スに入力さ
    れ、コレクタが基準電位点に接続され、エミッタが前記
    第1の抵抗と同じ抵抗値の第2の抵抗を介して前記電源
    回路に接続され、エミッタから出力を得るPNPトラン
    ジスタを用いた第2のエミッタフォロア回路とから構成
    されることを特徴とする請求項1又は2記載のテレビジ
    ョン受信装置。
  4. 【請求項4】前記一対の増幅回路は、 NPNトランジスタを用いたエミッタフォロア回路とP
    NPトランジスタを用いたエミッタフォロア回路を使用
    し、いずれか一方のエミッタフォロア回路を前段とし、
    他方のエミッタフォロア回路を後段とするカスケード接
    続回路で構成され、一方のエミッタフォロア回路のベ−
    スに映像検波出力を入力し、他方のエミッタフォロア回
    路のエミッタから出力を得ることを特徴とする請求項1
    又は2記載のテレビジョン受信装置。
  5. 【請求項5】複数のアンテナと、 この複数のアンテナに誘起したRF信号を、制御信号に
    基づいて選択的に導入するRFスイッチと、 このRFスイッチからのRF信号を入力し、所定のチャ
    ンネル信号を選択してIF信号に変換するチューナと、 このチューナからのIF信号を映像IF信号と音声IF
    信号に分離する手段と、 分離された映像IF信号を増幅検波する映像IF回路
    と、 前記チューナ,及び前記映像IF回路に電源を供給する
    電源回路と、 前記映像IF回路からの映像検波出力がベ−スに入力さ
    れ、コレクタが前記電源回路に接続され、エミッタが第
    1の抵抗を介して基準電位点に接続され、エミッタ又は
    コレクタから出力を得るNPNトランジスタを用いた第
    1のエミッタフォロア回路と、前記映像IF回路からの
    映像検波出力がベ−スに入力され、コレクタが基準電位
    点に接続され、エミッタが前記第1の抵抗と同じ抵抗値
    の第2の抵抗を介して前記電源回路に接続され、エミッ
    タ又はコレクタから出力を得るPNPトランジスタを用
    いた第2のエミッタフォロア回路とから構成されるビデ
    オ増幅回路と、 前記第1のエミッタフォロア回路と前記第2のエミッタ
    フォロア回路のいずれか一方のエミッタフォロア回路の
    ビデオ出力を入力し、ビデオ信号の所定期間に前記RF
    スイッチに制御信号を出力して前記複数のアンテナを順
    次選択させ、前記ビデオ出力が最大であるアンテナから
    のRF信号を選択的に導入するよう前記RFスイッチを
    制御するための制御手段とを具備したことを特徴とする
    テレビジョン受信装置。
JP4233746A 1991-09-11 1992-09-01 テレビジョン受信装置 Pending JPH05236393A (ja)

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EP0531903A2 (en) 1993-03-17
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DE69215178D1 (de) 1996-12-19
US5233424A (en) 1993-08-03
EP0531903B1 (en) 1996-11-13
EP0531903A3 (en) 1993-06-09

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