JPH0523650A - 鋼管の清掃体 - Google Patents
鋼管の清掃体Info
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- JPH0523650A JPH0523650A JP3182429A JP18242991A JPH0523650A JP H0523650 A JPH0523650 A JP H0523650A JP 3182429 A JP3182429 A JP 3182429A JP 18242991 A JP18242991 A JP 18242991A JP H0523650 A JPH0523650 A JP H0523650A
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弾性球体の清掃体を鋼管内に挿入し、管内壁
に密着させた状態で管内を移動させることで、管内の滞
留物や管内壁の付着物を除去して管外に排出するに当た
り、軽量で、かつ確実に管内を清掃できる清掃体を提供
する。 【構成】 弾性球体の清掃体1は、表面を覆う硬質ゴム
の表層2、及びこの表層の内側を覆う軟質軽量ゴムの内
層3からなる球殻と、この球殻に囲まれた中空部4と、
球殻の一部に設けられて球体内中空部4と外部との間で
空気を出入りさせる針が刺貫可能な栓5とを備えた構造
とした。
に密着させた状態で管内を移動させることで、管内の滞
留物や管内壁の付着物を除去して管外に排出するに当た
り、軽量で、かつ確実に管内を清掃できる清掃体を提供
する。 【構成】 弾性球体の清掃体1は、表面を覆う硬質ゴム
の表層2、及びこの表層の内側を覆う軟質軽量ゴムの内
層3からなる球殻と、この球殻に囲まれた中空部4と、
球殻の一部に設けられて球体内中空部4と外部との間で
空気を出入りさせる針が刺貫可能な栓5とを備えた構造
とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管、特に電縫鋼管の
製造後に管内に滞留している滞留物や管内壁に付着して
いる付着物を、管内に挿入した清掃体を管内で移動させ
ることで除去して管外に排出するための清掃体に関する
ものである。
製造後に管内に滞留している滞留物や管内壁に付着して
いる付着物を、管内に挿入した清掃体を管内で移動させ
ることで除去して管外に排出するための清掃体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に鋼管、特に溶接によって作られる
電縫鋼管は、帯鋼をロール等で管状に成形した後、継ぎ
目を強く押しつけながら抵抗溶接して作られるものであ
るため、この溶接中に飛散するスラグ及び金属粒(スパ
ッタ)が管内に滞留したり、或は管内壁に付着してい
る。また溶接面にはいわゆるバリが形成されるので、こ
れらスパッタやバリ(以下、これらを総称して単に「ス
パッタ等」という)を取り除く必要がある。
電縫鋼管は、帯鋼をロール等で管状に成形した後、継ぎ
目を強く押しつけながら抵抗溶接して作られるものであ
るため、この溶接中に飛散するスラグ及び金属粒(スパ
ッタ)が管内に滞留したり、或は管内壁に付着してい
る。また溶接面にはいわゆるバリが形成されるので、こ
れらスパッタやバリ(以下、これらを総称して単に「ス
パッタ等」という)を取り除く必要がある。
【0003】管壁に付着しているうちの柔らかいスケー
ル等の除去は、例えば発泡体を管内に挿入し、ワイヤ等
で引っ張ったり、或は上記発泡体を棒の先端に取り付け
て押し込むことで除去でき、この際に管内壁に与える清
掃体の圧力は比較的小さくてすむ。
ル等の除去は、例えば発泡体を管内に挿入し、ワイヤ等
で引っ張ったり、或は上記発泡体を棒の先端に取り付け
て押し込むことで除去でき、この際に管内壁に与える清
掃体の圧力は比較的小さくてすむ。
【0004】しかし、電縫鋼管のように管内壁にスパッ
タ等が固く付着しているような場合は、上記のような脆
弱な発泡体では除去しにくい。このため、短管の場合は
金属棒で掻き落としたり、6〜8Kg/平方センチの高
圧空気を管内に吹き込んでスパッタ等を吹き飛ばして除
去するなどしている。
タ等が固く付着しているような場合は、上記のような脆
弱な発泡体では除去しにくい。このため、短管の場合は
金属棒で掻き落としたり、6〜8Kg/平方センチの高
圧空気を管内に吹き込んでスパッタ等を吹き飛ばして除
去するなどしている。
【0005】また、冷却管等の長尺管の場合は、ピグと
呼ばれる円筒形或は砲弾形の略管径に見合う弾性体を管
内に挿入し、ワイヤ等で引いてスパッタ等を掻き落とし
て管外に排出する方法が取られている。
呼ばれる円筒形或は砲弾形の略管径に見合う弾性体を管
内に挿入し、ワイヤ等で引いてスパッタ等を掻き落とし
て管外に排出する方法が取られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のピグの
多くは表面が薄い皮膜で覆われた柔らかい発泡体ででき
ているので、スパッタ等がピグ表面に食い込んでピグが
千切れたり、或は変形してしまってスパッタ等を伴って
移動することができず、スパッタ等が管内に残留するこ
とが少なくない。
多くは表面が薄い皮膜で覆われた柔らかい発泡体ででき
ているので、スパッタ等がピグ表面に食い込んでピグが
千切れたり、或は変形してしまってスパッタ等を伴って
移動することができず、スパッタ等が管内に残留するこ
とが少なくない。
【0007】また、スパッタ等を有効に除去するために
は、スパッタ等の付着状態などに応じて適切な加圧力を
管内壁に与えることが好ましいが、上記ピグを使用した
場合は上記適切な加圧力を管内壁に与えることが難し
い。
は、スパッタ等の付着状態などに応じて適切な加圧力を
管内壁に与えることが好ましいが、上記ピグを使用した
場合は上記適切な加圧力を管内壁に与えることが難し
い。
【0008】しかも、上記のようなピグは管内壁との接
触面が広いので、摩耗が激しく、耐久性に問題がある。
触面が広いので、摩耗が激しく、耐久性に問題がある。
【0009】上述のような問題を解決するためには、清
掃体として弾性球体を使用し、長尺の管の場合は球体を
管内で移動させる手段として圧縮空気を管内に吹き込む
ことが考えられ、この弾性球体は管内壁との接触部分が
少ないうえに、球体の回転のために球面の一定部分がい
つも管内壁に接触し続けるということが少ないので、清
掃体の摩耗を減らすことができる。また管内径よりも外
径がやや大きい弾性球体を管内に挿入することにより、
スパッタ等を除去するに必要な加圧力を管内壁に与える
ことができ、また外径の異なる球体を選択使用すること
により上記加圧力を加減することもできるという利点が
ある。
掃体として弾性球体を使用し、長尺の管の場合は球体を
管内で移動させる手段として圧縮空気を管内に吹き込む
ことが考えられ、この弾性球体は管内壁との接触部分が
少ないうえに、球体の回転のために球面の一定部分がい
つも管内壁に接触し続けるということが少ないので、清
掃体の摩耗を減らすことができる。また管内径よりも外
径がやや大きい弾性球体を管内に挿入することにより、
スパッタ等を除去するに必要な加圧力を管内壁に与える
ことができ、また外径の異なる球体を選択使用すること
により上記加圧力を加減することもできるという利点が
ある。
【0010】しかし、このような球体も、材質に軟質の
ゴムや発泡体を使用すると、ピグの場合と同様にスパッ
タ等の掻き落とし性が良くないので、硬質のゴム等の材
質のものを使用しなければならないが、管内径よりも大
きい外径を持つ硬質の弾性球体、特に中実の球体を管内
に挿入するためには強い外力を必要とし、またそのため
の特別な圧入手段も必要となる他、このような弾性球体
は、一般に重量が重く、管内壁の摩擦に抗して管内を移
動させるのに、高圧の圧縮空気を管内に吹き込む必要が
あり、そのための特別の手段も必要になって、管端から
勢い良く飛び出して危険である。
ゴムや発泡体を使用すると、ピグの場合と同様にスパッ
タ等の掻き落とし性が良くないので、硬質のゴム等の材
質のものを使用しなければならないが、管内径よりも大
きい外径を持つ硬質の弾性球体、特に中実の球体を管内
に挿入するためには強い外力を必要とし、またそのため
の特別な圧入手段も必要となる他、このような弾性球体
は、一般に重量が重く、管内壁の摩擦に抗して管内を移
動させるのに、高圧の圧縮空気を管内に吹き込む必要が
あり、そのための特別の手段も必要になって、管端から
勢い良く飛び出して危険である。
【0011】さらに、スパッタ等を効率よく除去するた
めには、スパッタ等の滞留状態や付着状態などそれぞれ
に応じて、清掃体が管内壁に適切な圧力を加えることが
望ましく、管内径に対して最も適した外径の清掃体を選
ぶことが望ましい。即ち、清掃体の外径が上記最適の外
径に比べて小さい場合は管内壁に適切な加圧力を与えら
れず、外径が上記最適の外径に比べて大きい場合は管内
への挿入に高い加圧を必要とし、また管内壁との摩擦が
高くなるため清掃体が管内を移動する速度が遅くなり、
やはり能率的な清掃作業を阻害するという問題がある。
めには、スパッタ等の滞留状態や付着状態などそれぞれ
に応じて、清掃体が管内壁に適切な圧力を加えることが
望ましく、管内径に対して最も適した外径の清掃体を選
ぶことが望ましい。即ち、清掃体の外径が上記最適の外
径に比べて小さい場合は管内壁に適切な加圧力を与えら
れず、外径が上記最適の外径に比べて大きい場合は管内
への挿入に高い加圧を必要とし、また管内壁との摩擦が
高くなるため清掃体が管内を移動する速度が遅くなり、
やはり能率的な清掃作業を阻害するという問題がある。
【0012】従って、管内径の異なる多種類の管を清掃
する場合は、それぞれに適した清掃体を数多く用意し
て、その中からそれぞれの管に適した清掃体を選択して
使用する必要があり、また挿入に際しても各清掃体に適
した加圧手段を使用しなければならず、準備作業が複雑
で、作業能率の低下を招きかねない。
する場合は、それぞれに適した清掃体を数多く用意し
て、その中からそれぞれの管に適した清掃体を選択して
使用する必要があり、また挿入に際しても各清掃体に適
した加圧手段を使用しなければならず、準備作業が複雑
で、作業能率の低下を招きかねない。
【0013】本発明は、上記のような種々の問題点がな
い清掃体、すなわち鋼管内を確実に清掃でき、かつ軽量
で耐久性も高い清掃体を提供することを目的としてなさ
れたものである。
い清掃体、すなわち鋼管内を確実に清掃でき、かつ軽量
で耐久性も高い清掃体を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の目的を
達成するために、鋼管内面に密着した状態で管内を移動
することで、管内の滞留物や管内壁の付着物を管外に排
出除去させる弾性球体であって、この球体は、表面を覆
う硬質ゴムの表層、及びこの表層の内側を覆う軟質軽量
ゴムの内層からなる球殻と、この球殻に囲まれた中空部
と、上記球殻の一部に設けられて上記中空部と外部との
間で空気を出入りさせる針の刺貫可能な栓とを備えたこ
とを特徴とする鋼管の清掃体を内容とする本発明を完成
した。
達成するために、鋼管内面に密着した状態で管内を移動
することで、管内の滞留物や管内壁の付着物を管外に排
出除去させる弾性球体であって、この球体は、表面を覆
う硬質ゴムの表層、及びこの表層の内側を覆う軟質軽量
ゴムの内層からなる球殻と、この球殻に囲まれた中空部
と、上記球殻の一部に設けられて上記中空部と外部との
間で空気を出入りさせる針の刺貫可能な栓とを備えたこ
とを特徴とする鋼管の清掃体を内容とする本発明を完成
した。
【0015】
【作用】上記の清掃体よれば、表層に硬質のゴム層を設
けることによりスパッタ等の除去を容易にし、中空の弾
性球体を使用することにより清掃体を軽量化し、また清
掃体の中空部の内圧を調整して清掃体の外径を変化させ
ることにより、管内壁に与える加圧力を適切なものとす
ることで、スパッタ等の清掃作業を能率化できる。
けることによりスパッタ等の除去を容易にし、中空の弾
性球体を使用することにより清掃体を軽量化し、また清
掃体の中空部の内圧を調整して清掃体の外径を変化させ
ることにより、管内壁に与える加圧力を適切なものとす
ることで、スパッタ等の清掃作業を能率化できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】実施例1 第1図は本発明の清掃体の構造の一例を示す断面図、第
2図及び第3図は清掃効果の比較実験のために使用した
従来の球状の清掃体であり、第2図は単一材質の中実の
清掃体、第3図は異なる材質で構成された2層の中実の
清掃体の断面図を示している。
2図及び第3図は清掃効果の比較実験のために使用した
従来の球状の清掃体であり、第2図は単一材質の中実の
清掃体、第3図は異なる材質で構成された2層の中実の
清掃体の断面図を示している。
【0018】第1図において、1は中空の弾性球状の清
掃体であり、2はこの清掃体の最外部を形成している表
層である。この表層2は、スパッタ等の掻き落としを良
くしかつ摩耗を少なくするために、例えば硬質の天然ゴ
ム等の材質で作られている。3は、この表層2の内側を
覆い、かつその内部に中空部4を囲んでいる内層であ
り、気密性があり、軟質、軽量の例えば天然ゴムスポン
ジのような材質で作られていて、例えば表層2にピンホ
−ル等が生じた場合に中空部4の空気圧を維持すると共
に、表層2を内側から補強して清掃体1の球形を保つ役
割をしている。中空部4は、清掃体1の軽量化を図ると
共に、この部分に後述の栓5を介して外部から空気を出
し入れすることにより、清掃体1の外径を変化させる役
割をしている。
掃体であり、2はこの清掃体の最外部を形成している表
層である。この表層2は、スパッタ等の掻き落としを良
くしかつ摩耗を少なくするために、例えば硬質の天然ゴ
ム等の材質で作られている。3は、この表層2の内側を
覆い、かつその内部に中空部4を囲んでいる内層であ
り、気密性があり、軟質、軽量の例えば天然ゴムスポン
ジのような材質で作られていて、例えば表層2にピンホ
−ル等が生じた場合に中空部4の空気圧を維持すると共
に、表層2を内側から補強して清掃体1の球形を保つ役
割をしている。中空部4は、清掃体1の軽量化を図ると
共に、この部分に後述の栓5を介して外部から空気を出
し入れすることにより、清掃体1の外径を変化させる役
割をしている。
【0019】5は、外部から中空針等を刺し貫いて、中
空部4に空気を出し入れできるようにした栓であり、針
を抜いたとき針穴がすぐ密封されるように復元弾力性の
よいゴム等で作られている。
空部4に空気を出し入れできるようにした栓であり、針
を抜いたとき針穴がすぐ密封されるように復元弾力性の
よいゴム等で作られている。
【0020】この清掃体を使用して管内を清掃する場合
は、先ず栓5に中空針等を中空部4まで刺し貫き、外部
から中空部4内に空気を送入して中空部4内を外気圧よ
りも高くすることにより、表層2及び内層3の弾性に抗
して清掃体1を膨らませて、清掃体1の外径を清掃する
管内径より所定量だけ大きくした後、空気出入用の針を
抜いて中空部4を封止する。
は、先ず栓5に中空針等を中空部4まで刺し貫き、外部
から中空部4内に空気を送入して中空部4内を外気圧よ
りも高くすることにより、表層2及び内層3の弾性に抗
して清掃体1を膨らませて、清掃体1の外径を清掃する
管内径より所定量だけ大きくした後、空気出入用の針を
抜いて中空部4を封止する。
【0021】次いで、適当な手段を用いてこの清掃体を
管の一端の開口から管内に押し込み、さらに上記開口に
例えば圧縮空気を吹き込んで上記清掃体を管内で移動さ
せ、管内のスパッタ等を管外に押しだすことで管内を清
掃する。
管の一端の開口から管内に押し込み、さらに上記開口に
例えば圧縮空気を吹き込んで上記清掃体を管内で移動さ
せ、管内のスパッタ等を管外に押しだすことで管内を清
掃する。
【0022】なお、本発明の清掃体と従来の清掃体の清
掃効果を比較するために、本発明の清掃体と上記従来の
2種類の清掃体を用いて次ぎの比較実験を行なった。
掃効果を比較するために、本発明の清掃体と上記従来の
2種類の清掃体を用いて次ぎの比較実験を行なった。
【0023】第1の比較実験は、第1図に示した構造の
本発明の清掃体と、第2図に示した構造の従来の清掃体
を使用して行なった。
本発明の清掃体と、第2図に示した構造の従来の清掃体
を使用して行なった。
【0024】使用した本発明の清掃体は、中空部4の気
圧を外圧と同じにした状態で、外径が250ミリ、表層
2の厚さが10ミリ、内層3の厚さが25ミリのものを
使用した。なお表層2の材質は硬さが55Hs(JIS
A)の天然ゴムを用い、内層3の材質は硬さがアスカー
Cで30の天然ゴムスポンジ(単泡)を使用した。そし
て実験に当たって後述の従来例の清掃体の外径と同じ外
径にするために、栓5を介して空気を中空部4内に送入
して、球の外径が255ミリになるまで清掃体1を膨ら
ませた。
圧を外圧と同じにした状態で、外径が250ミリ、表層
2の厚さが10ミリ、内層3の厚さが25ミリのものを
使用した。なお表層2の材質は硬さが55Hs(JIS
A)の天然ゴムを用い、内層3の材質は硬さがアスカー
Cで30の天然ゴムスポンジ(単泡)を使用した。そし
て実験に当たって後述の従来例の清掃体の外径と同じ外
径にするために、栓5を介して空気を中空部4内に送入
して、球の外径が255ミリになるまで清掃体1を膨ら
ませた。
【0025】一方、使用した従来の清掃体は、上記本発
明の清掃体の表層2と同じ材質の天然ゴムでできた外径
255ミリの単一材質の中実弾性球体を用いた。
明の清掃体の表層2と同じ材質の天然ゴムでできた外径
255ミリの単一材質の中実弾性球体を用いた。
【0026】比較実験には、内径が254ミリ、長さが
11メートルで、管内面が同一状況の未清掃の電縫鋼管
を複数本使用した。そして上記各清掃体を管の一端の開
口から管内に挿入し、圧縮空気を管内に吹き込んで清掃
体を管内で移動させて、清掃効果を比較した。
11メートルで、管内面が同一状況の未清掃の電縫鋼管
を複数本使用した。そして上記各清掃体を管の一端の開
口から管内に挿入し、圧縮空気を管内に吹き込んで清掃
体を管内で移動させて、清掃効果を比較した。
【0027】なおこのような実験を5回繰り返して行な
った結果を第1表に示した。
った結果を第1表に示した。
【0028】
【表1】
【0029】この表に示した結果から、従来の清掃体は
本発明の清掃体に比べて、管の一端から他端まで移動す
る時間が長くかかること、及び管内を移動させるに必要
な送入空気圧が極めて高いことがわかる。
本発明の清掃体に比べて、管の一端から他端まで移動す
る時間が長くかかること、及び管内を移動させるに必要
な送入空気圧が極めて高いことがわかる。
【0030】さらに従来例の清掃体は管内に挿入する際
に高い加圧を必要とし、また送入空気圧が高く、かつ管
内で空気が圧縮される傾向があるため、清掃体が管外に
排出されるときに管に強い衝撃を与えることが少なくな
かった。
に高い加圧を必要とし、また送入空気圧が高く、かつ管
内で空気が圧縮される傾向があるため、清掃体が管外に
排出されるときに管に強い衝撃を与えることが少なくな
かった。
【0031】次ぎに、第2の比較実験は、本発明の清掃
体と、第3図に示した構造の従来の清掃体を使用して上
記と同様に行なった。
体と、第3図に示した構造の従来の清掃体を使用して上
記と同様に行なった。
【0032】また、使用した本発明の清掃体は、第1の
実験に使用したものを外径を260ミリに膨らませて用
いた。一方、従来例の清掃体としては、第3図に示した
ような構造を有すし、ウレタンフォームでできた球状中
実層6を3ミリのウレタンゴムの表層7で覆った、外径
が260ミリの弾性球体を使用した。
実験に使用したものを外径を260ミリに膨らませて用
いた。一方、従来例の清掃体としては、第3図に示した
ような構造を有すし、ウレタンフォームでできた球状中
実層6を3ミリのウレタンゴムの表層7で覆った、外径
が260ミリの弾性球体を使用した。
【0033】この両清掃体を、第1の実験と同様に管の
一端の開口から管内に挿入し、この開口から圧縮空気を
管内に吹き込んで、清掃体を管内で移動させて清掃効果
を比較した。第1の実験の場合と同様、この実験を5回
繰り返し、その結果を第2表に示した。
一端の開口から管内に挿入し、この開口から圧縮空気を
管内に吹き込んで、清掃体を管内で移動させて清掃効果
を比較した。第1の実験の場合と同様、この実験を5回
繰り返し、その結果を第2表に示した。
【0034】
【表2】
【0035】この実験に用いた従来の清掃体は、材質が
柔らかく変形し易いので、管内を移動する際にスパッタ
等の上を通過するだけでスパッタ等を押し出す作用が少
ないため、第2表に示したように管内にスパッタ等の残
渣が見られ、除去が不確実であることがわかる。
柔らかく変形し易いので、管内を移動する際にスパッタ
等の上を通過するだけでスパッタ等を押し出す作用が少
ないため、第2表に示したように管内にスパッタ等の残
渣が見られ、除去が不確実であることがわかる。
【0036】また実験後の従来の清掃体の外観は、本発
明の清掃体に比べて変形及びしわが見られた。
明の清掃体に比べて変形及びしわが見られた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下に示すような効果が得られる。
下に示すような効果が得られる。
【0038】1.清掃体の表層に硬質のゴムを使用する
ので、スパッタ等の掻き落としが良好で、表層の損傷も
少ない。
ので、スパッタ等の掻き落としが良好で、表層の損傷も
少ない。
【0039】2.清掃体の内層に、軟質、軽量の材質を
使用し内部に中空部を設けたので、清掃体を軽量に構成
することができる。
使用し内部に中空部を設けたので、清掃体を軽量に構成
することができる。
【0040】3.清掃体の内圧を調整することにより、
管内壁に適切な加圧力を与えることができ、スパッタ等
の効果的な除去が可能になる。
管内壁に適切な加圧力を与えることができ、スパッタ等
の効果的な除去が可能になる。
【0041】4.清掃体の外径を変化させて清掃体と管
内壁の摩擦力を調整し、清掃体の管内での通過速度を加
減することができるので、短時間で能率的な管の清掃作
業が可能になる。
内壁の摩擦力を調整し、清掃体の管内での通過速度を加
減することができるので、短時間で能率的な管の清掃作
業が可能になる。
【0042】5.管内径に合わせて清掃体の外径を調整
することができるので、清掃作業に当たり準備する清掃
体の種類が少なくてすむ。
することができるので、清掃作業に当たり準備する清掃
体の種類が少なくてすむ。
【図1】第1図は本発明の清掃体の構造の一例を示す断
面図。
面図。
【図2】第2図は比較実験のために使用した従来の清掃
体で、単一材質の中実の清掃体の断面図。
体で、単一材質の中実の清掃体の断面図。
【図3】第3図は比較実験のために使用した従来の清掃
体で、異なる材質の2層の中実の清掃体の断面図。
体で、異なる材質の2層の中実の清掃体の断面図。
1:清掃体、 2:表層、 3:内層、
4:中空部 5:栓 6:中実層、 7:表層。
4:中空部 5:栓 6:中実層、 7:表層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 鋼管内面に密着した状態で管内を移動す
ることで、管内の滞留物や管内壁の付着物を管外に排出
除去させる弾性球体であって、この球体は、表面を覆う
硬質ゴムの表層、及びこの表層の内側を覆う軟質軽量ゴ
ムの内層からなる球殻と、この球殻に囲まれた中空部
と、上記球殻の一部に設けられて上記中空部と外部との
間で空気を出入りさせる針の刺貫可能な栓とを備えたこ
とを特徴とする鋼管の清掃体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3182429A JPH0523650A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 鋼管の清掃体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3182429A JPH0523650A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 鋼管の清掃体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523650A true JPH0523650A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16118122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3182429A Pending JPH0523650A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 鋼管の清掃体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523650A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1306140A1 (de) * | 2001-10-25 | 2003-05-02 | Helmut Ötinger | Verfahren zum Reinigen von Rohrleitungen, insbesondere Abwasserleitungen und eine entsprechende Einrichtung dazu sowie ein Reinigungsmittel für die Reinigung |
| JP2010113617A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Fujitsu Ltd | クラスタシステム制御プログラム、クラスタシステム、クラスタシステム制御方法 |
| JP2012096198A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Kubota Corp | 管内面の洗浄方法 |
| JP2014064961A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-17 | Daiku Sadakuni | 上水道管のクリーニングピグ |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3182429A patent/JPH0523650A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1306140A1 (de) * | 2001-10-25 | 2003-05-02 | Helmut Ötinger | Verfahren zum Reinigen von Rohrleitungen, insbesondere Abwasserleitungen und eine entsprechende Einrichtung dazu sowie ein Reinigungsmittel für die Reinigung |
| JP2010113617A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Fujitsu Ltd | クラスタシステム制御プログラム、クラスタシステム、クラスタシステム制御方法 |
| JP2012096198A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Kubota Corp | 管内面の洗浄方法 |
| JP2014064961A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-04-17 | Daiku Sadakuni | 上水道管のクリーニングピグ |
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