JPH05236677A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH05236677A
JPH05236677A JP4037986A JP3798692A JPH05236677A JP H05236677 A JPH05236677 A JP H05236677A JP 4037986 A JP4037986 A JP 4037986A JP 3798692 A JP3798692 A JP 3798692A JP H05236677 A JPH05236677 A JP H05236677A
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JP
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voltage
secondary battery
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JP4037986A
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Nobuo Matsuzaki
伸男 松崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は無停電補償用の二次電池の過放電がな
く、不必要なオン・オフ操作を繰り返えさない無停電電
源装置を提供することを目的とする。 【構成】交流電源を直流化して出力する第1変換手段1
と該出力にて充電され第1変換手段の出力が停止した
時、代用直流電源となる二次電池B1とを有する直流供給
源と、直流供給源より直流出力を受けて所要の電圧を発
生する第2変換手段4と、第2変換手段の入力側を開閉
する開閉手段k1と、直流供給源の出力電圧を検出し該検
出電圧値に応じ開閉手段を開閉制御する手段であって検
出電圧値を二次電池電源の自己回復電圧値より高い第1
基準値と二次電池の過放電電圧値以上に設定した下限の
第2基準値とを有し第2基準値を割ると第1基準値に達
するまで開閉手段を開放制御する手段及び直流出力電圧
の検出を設定した時定数で分圧比を変化させる分圧比可
変形検出手段を有してなる制御手段3より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商用電源より所要の電圧
を発生して負荷に与えると共に、商用電源の停電時にも
負荷に電圧を供給できるようにした無停電電源装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】商用電源より所要の電圧を発生して負荷
に与えると共に、商用電源の停電時にはバックアップ用
に設けた二次電池出力を利用して、負荷に電圧を供給で
きるようにした無停電電源装置は、電源の瞬断をも許さ
れないコンピュ−タシステムなどに広く利用されてい
る。
【0003】図7は浮動充電による無停電電源装置の構
成例であり、1は商用の交流電力を受け、これを直流に
変換して出力するAC/DCインバータ、2は直流電力
を発生する自家発電装置、3は制御回路、4はこれらA
C/DCインバータ1または自家発電装置2の発生する
直流電力を受けてこれを各種の電圧の直流電力に変換す
るDC/DCコンバータである。
【0004】D1はAC/DCインバータ1の出力側に
設けられた逆流防止ダイオードであり、B1はAC/D
Cインバータ1の出力側に設けられた二次電池で、この
逆流防止ダイオードD1を介してAC/DCインバータ
1の出力側ライン間に接続されている。この二次電池B
1は、主としてAC/DCインバータ1の出力が瞬時停
電した場合に電源出力断とならないように非常用として
備えてある。
【0005】SW1はスイッチ、k1は制御回路3によ
ってオン・オフが制御されるリレー接点である。スイッ
チSW1は自家発電装置2の発生する直流電力とAC/
DCインバータ1の出力側との切り替えを行うための切
り替え回路として機能するものであり、二次電池B1の
後段に配置される。また、リレー接点k1はスイッチS
W1により選択切り替えされたAC/DCインバータ1
または自家発電装置2の出力のDC/DCコンバータ4
への入力を開閉するためのものである。
【0006】前記制御回路3はDC/DCコンバータ4
の入力を監視してその入力電圧が第1の所定レベル以下
になった時、この入力を遮断してDC/DCコンバータ
4を停止させ、第2の所定レベルを越えると再び入力の
遮断を解くと云った制御を行う。
【0007】このような構成において、通常はAC10
0[V]またはAC200[V]の商用電力を受電して
これをAC/DCインバータ1により直流電力に変換
し、二次電池B1を充電すると共にDC/DCコンバー
タ4に直流電力を供給し、さらにこのDC/DCコンバ
ータ4にて各種の直流電圧に変換して、本電源装置を電
源とする対象システムに必要な各種電圧V1 〜V3 等を
供給している。
【0008】また、停電が長時間に亙り続く場合のよう
に、二次電池B1の容量ではDC/DCコンバータ4の
駆動を続けられないときには、スイッチSW1を切り替
えることで、自家発電装置2の出力に切り替えてDC/
DCコンバータ4の駆動を続ける。自家発電装置2はこ
の例の場合、出力として直流化した電力を発生できるよ
うにしてある。
【0009】上述したように、制御回路3はDC/DC
コンバータ4の入力を監視してその入力電圧が第1の所
定レベル以下になった時、この入力を遮断してDC/D
Cコンバータ4を停止させ、第2の所定レベルを越える
と再び入力の遮断を解くと云った制御を行うもので、例
えば図8のタイムチャートで示す如き制御動作をする。
【0010】すなわち、制御回路3はAC/DCインバ
ータ1または自家発電装置2より出力されてDC/DC
コンバータ4に入力される直流電力の電圧レベルを検知
し、このレベルが二次電池の充電電圧E0よりやや低い
設定値であるE1以上の電圧となるとリレー接点k1を
動作し、DC/DCコンバータ4に電力を供給し、所要
の各種電圧を発生して負荷側の装置を動作させることと
なる。
【0011】また、DC/DCコンバータ4への供給電
圧レベルが二次電池B1の自己回復電圧であるE2以下
のレベルになると常開接点であるリレー接点k1を復旧
して装置の動作を停止する。尚、電圧レベルがE2以下
の電圧でリレー接点k1を復旧するのは、二次電池B1
の過放電防止のためである。
【0012】また、リレー接点k1を動作させる電圧レ
ベルである設定値E1を、二次電池の充電電圧E0と二
次電池B1の自己回復電圧E2との間に設定しているの
は自家発電装置等、幾分電圧の低い別の電源でも動作可
能とするためである。
【0013】このような条件になっているため、図8の
タイムチャートに示すように、交流電力ACの受電中に
当該交流電力ACに停電が発生すると、二次電池B1の
充電電荷をDC/DCコンバータ4に供給して補償する
が、停電が続くと、次第に二次電池B1の電圧は降下
し、やがてt1時点で二次電池B1の電圧レベルはE2
以下となり、制御回路3はリレー接点k1を復旧(開
放)することとなる。
【0014】これにより、二次電池B1の負荷はほぼ開
放となり、二次電池B1は自己回復してt2の時点で再
び電圧レベルがE1を越える。これにより、制御回路3
はリレー接点k1を再び動作(閉成)させる。
【0015】リレー接点k1の閉成により、二次電池B
1の出力がDC/DCコンバータ4に供給されてDC/
DCコンバータ4は動作をすることとなるが、間もなく
放電してしまい、電圧が下がる。
【0016】従って、E2のレベルまで電圧が低下した
t3の時点で制御回路3は再びリレー接点k1を復旧し
て入力電力を遮断し、DC/DCコンバータ4の動作を
停止する。リレー接点k1の復旧(開放)により、二次
電池B1は再び自己回復し、電圧が上昇してE1のレベ
ルまで電圧が回復したt4の時点で再び動作すると云っ
たことを繰り返すことになるが、次第に自己回復の時間
が長くなり、動作している時間が短くなる。
【0017】このように、AC/DCインバータ1の出
力段に二次電池B1を配置し、普段はこの二次電池B1
をAC/DCインバータ1の出力により充電しつつ、D
C/DCコンバータ4に直流電力を供給して所要の各種
直流電圧を得、AC/DCインバータ1に入力する交流
の停電時には二次電池B1の充電電荷を利用してDC/
DCコンバータ4を動作させて所要の各種直流電圧を得
るようにするが、二次電池B1は短時間の停電対策用で
あり、従って、長時間にわたる二次電池B1のみの利用
による動作では、上述のような放電の繰り返しによる二
次電池B1の過放電が生じ、この過放電による二次電池
B1の劣化、放電に伴う電圧降下と、放電停止による自
己回復の繰り返しによる装置の不必要な動作の発生など
が生ずる。
【0018】尚、図9は上述した制御回路3の回路構成
の一例であり、R2、R3は直列接続された抵抗で二次
電池B1の電圧を検出するための分圧回路を構成してい
る。また、抵抗R4は基準電圧用のツェナーダイオード
D2に対する電流制限抵抗であり、ツェナーダイオード
D2は逆向きにして抵抗R4と直列接続され、この直列
回路は分圧回路R2,R3と並列に接続されている。C
MPはコンパレータであり、抵抗R5とR6はこのコン
パレータCMPに接続されたフィードバック回路で、ヒ
ステリシス特性を得るためのものである。
【0019】抵抗R5はツェナーダイオードD2のアノ
ード側とコンパレータCMPの非反転側入力端子との間
に接続され、抵抗R6はコンパレータCMPの非反転側
入力端子と出力端子との間に接続されている。また、コ
ンパレータCMPの反転側入力端子は前記分圧回路R
2,R3の分圧点に接続されている。従って、コンパレ
ータCMPはツェナーダイオードD2により与えられる
基準電圧に対する分圧回路R2,R3の分圧電圧を比較
してその比較結果に応じて出力を発生する構成となって
いる。
【0020】R7、TR1、R8、TR2はコンパレー
タCMPの出力によりリレーの励磁コイルK1を制御す
るためのリレードライブ回路であり、コンパレータCM
Pの出力を出力抵抗R7を介してトランジスタTR1の
ベースを制御し、このトランジスタTR1の出力を抵抗
R8を介してドライブ用トランジスタTR2のベースに
与え、ドライブ用トランジスタTR2を駆動する。
【0021】ダイオードD3はリレーのコイルK1に並
列接続されており、リレーのコイルK1はドライブ用ト
ランジスタTR2に接続されていて、トランジスタTR
2がオンするとスイッチSW1を介して出力されるAC
/DCインバータ1または自家発電装置2の出力直流電
圧が供給されて、コイルK1は励磁される構成としてあ
る。そして、ダイオードD3はトランジスタTR2のオ
ン・オフに伴いリレーのコイルK1から発生する逆起電
圧の吸収用のダイオードとして機能する。
【0022】このような構成とすることにより、二次電
池B1の電圧を検出してリレー接点k1のオン・オフを
制御する回路を構成し、図8に示す様な動作を実現して
いる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、交流電力
を用いて複数種の直流電圧を得る電源装置として、交流
電力をAC/DCインバータにて直流変換し、この変換
された直流をさらにDC/DCコンバータにて直流変換
して必要な各種を直流電圧を得るようにし、これを負荷
回路に供給する構成としたものがある。
【0024】そして、このような構成において、AC/
DCインバータの出力段には瞬断または停電を補償する
ために、二次電池を設け、通常時はAC/DCインバー
タの出力でこの二次電池を充電しつつ、最終段のDC/
DCコンバータにて複数種の所要直流電圧を得るように
しており、交流電力の停電時には二次電池の充電電荷を
利用して最終段のDC/DCコンバータを駆動させる。
【0025】しかし、電池は放電により電圧が下がるの
で、最終段のDC/DCコンバータを正常に駆動させる
ために入力電圧が所定のレベル範囲内にある間だけ、D
C/DCコンバータに対する入力直流電力を供給するよ
うに、制御回路(電圧検出回路)と、DC/DCコンバ
ータの入力開閉用のスイッチ(リレー接点k1)とを設
け、制御回路で入力電圧の検出とその検出結果に応じた
スイッチ(リレー接点k1)のオン・オフ制御を行うよ
うにしていた。
【0026】従って、交流電力の停電時に二次電池電圧
が所定の電圧値の範囲にある間は、制御回路はDC/D
Cコンバータの入力開閉用のスイッチ(リレー接点k
1)をオンさせ、放電が進んで電圧が下がるとスイッチ
(リレー接点k1)を切ってDC/DCコンバータの動
作を停止させるように構成していた。
【0027】しかし、二次電池は負荷が無くなると自己
回復して電圧が再び上昇するから、その電圧が所定範囲
に戻った段階で、制御回路は再びDC/DCコンバータ
の入力開閉用のスイッチ(リレー接点k1)をオンさ
せ、二次電池出力によるDC/DCコンバータの駆動を
行うことになる。しかし、二次電池は放電しているた
め、すぐに電圧が下がり、これによって制御回路はDC
/DCコンバータの入力を切り、これにより二次電池は
負荷が無くなって再び自己回復することにより、電圧が
再び上昇し、制御回路はスイッチ(リレー接点k1)を
オンさせると云った動作を繰り返すことになる。
【0028】そのため、二次電池はややもすると過放電
となり、電池の劣化の原因となる他、放電に伴う電圧降
下と放電停止による自己回復の繰り返しによる電源装置
の不必要な動作の発生などの問題が生ずる。
【0029】すなわち、電池の自己回復電圧以下でリレ
ー接点k1を動作し、過放電とならない電池電圧となっ
た時点でリレーのスイッチk1を復旧するようになって
はいるが、電池には自己回復力があるために、装置は停
電時間が本来の設計値を越えて発生した時、電源装置は
不必要に動作をオン・オフして電池が過放電する等の問
題があった。
【0030】尚、動作電圧を電池の自己回復電圧以上で
あって充電電圧以下に設定し、復旧電圧を深層放電領域
に至るような過放電になるように設定した場合、電源装
置が不必要にオン・オフ動作を繰り返す問題は除去でき
るが、電圧レベルがやや低い自家発電装置へ系の切替え
を行った時に動作しない、劣悪な過放電による電池寿命
低下すると云う問題があった。
【0031】そこで、本発明ではこの問題点を除去し、
電圧レベルがやや低い自家発電装置への系に対しても切
替えが可能であって、無停電補償用の二次電池の過放電
がなく、不必要なオン・オフ操作を繰り返えさない無停
電電源装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、第1には
交流電源を直流化して出力する第1の変換手段およびこ
の第1の変換手段による直流出力にて充電されると共
に、第1の変換手段の出力が停止した時、この第1の変
換手段の代用の直流電源となる二次電池とを有する直流
供給源と、この直流供給源より直流出力を受けて所要の
電圧を発生する第2の変換手段と、この第2の変換手段
の入力側を開閉する開閉手段と、前記直流供給源の直流
出力電圧を検出するための分圧回路による検出手段であ
って、予め設定した時定数で分圧比が変化される分圧比
可変形の検出手段およびこの検出電圧値に応じ前記開閉
手段を開閉制御する手段であって、前記検出電圧値を前
記二次電池の自己回復電圧より高い第1の基準値と前記
二次電池電源の過放電電圧値以上に設定した下限の第2
の基準値とを有し、前記第2の基準値を割ると前記第1
の基準値に達するまで、前記開閉手段を開放制御する手
段とよりなる制御手段とより構成する。
【0033】また、第2には交流電源を直流化して出力
する第1の変換手段とこの第1の変換手段による直流出
力にて充電されると共に、第1の変換手段の出力が停止
した時、この第1の変換手段の代用の直流電源となる二
次電池とを有する直流供給源と、この直流供給源より直
流出力を受けて所要の電圧を発生する第2の変換手段
と、この第2の変換手段の入力側を開閉する開閉手段
と、前記直流供給源の直流出力電圧を検出し、この検出
電圧値に応じ前記開閉手段を開閉制御する手段であっ
て、前記検出電圧値を前記二次電池の自己回復電圧より
高い第1の基準値と前記二次電池電源の過放電電圧値以
上に設定した下限の第2の基準値とを有し、前記第2の
基準値を割ると前記第1の基準値に達するまで、前記開
閉手段を開放制御する手段および、予め設定した時定数
で前記第1および第2の基準値を変化させる可変基準値
発生手段とを有する制御手段とより構成する。
【0034】
【作用】このような構成において、直流供給源では通常
時は第1の変換手段により交流電源を直流化して出力
し、また二次電池をこの直流出力にて充電する。そし
て、第1の変換手段の出力が停止した時、二次電池の充
電エネルギをこの第1の変換手段の代用の直流電源とす
る。そして、第2の変換手段はこの直流供給源よりの直
流出力を開閉手段を介して受けて所要の電圧を発生し、
負荷に供給する。
【0035】一方、制御手段は前記直流供給源の直流出
力電圧を検出し、この検出電圧値に応じ前記開閉手段を
開閉制御するが、前記検出電圧値が前記二次電池の過放
電電圧値以上に設定した下限の第2の基準値を割ると前
記開閉手段を開放して、第2の変換手段に対する直流供
給源よりの直流供給を遮断し、二次電池の自己回復電圧
より高い第1の基準値に達すると前記開閉手段を閉じて
第2の変換手段に対する直流供給源よりの直流供給を再
開するように制御する。
【0036】従って、直流供給源の出力が第1の変換手
段の出力ではなく、二次電池の出力を利用するような停
電状態において、二次電池の放電が進み、電池電圧が第
2の基準値を割ると前記開閉手段を開放して負荷を開放
し、二次電池の消耗を防ぐ。負荷が開放されると二次電
池の電圧は自己回復するが、制御手段には分圧比可変形
の検出手段を設けてあり、前記直流出力電圧の検出を予
め設定した時定数で分圧比を変化させることから、検出
値が大きくなるように時間経過と共に分圧比を可変する
ことで、自己回復後の電池電圧の検出値は第1の基準値
に達することはなくなり、停電が復帰して直流供給源の
直流出力電圧が回復するまでは制御手段は前記開閉手段
を閉じることはなくなって、従来のように二次電池の自
己回復により、開閉手段が再び閉じて二次電池を過放電
させたり、開閉手段の開閉を繰り返すと云ったことがな
くなる。
【0037】また、第2の構成の場合も、制御手段は前
記直流供給源の直流出力電圧を検出し、この検出電圧値
に応じ前記開閉手段を開閉制御するが、前記検出電圧値
が前記二次電池の過放電電圧値以上に設定した下限の第
2の基準値を割ると前記開閉手段を開放して、第2の変
換手段に対する直流供給源よりの直流供給を遮断し、二
次電池の自己回復電圧より高い第1の基準値に達すると
前記開閉手段を閉じて第2の変換手段に対する直流供給
源よりの直流供給を再開するように制御する。
【0038】従って、直流供給源の出力が第1の変換手
段の出力ではなく、二次電池の出力を利用するような停
電状態において、二次電池の放電が進み、電池電圧が第
2の基準値を割ると前記開閉手段を開放して負荷を開放
し、二次電池の消耗を防ぐ。負荷が開放されると二次電
池の電圧は自己回復するが、制御手段には可変基準値発
生手段が設けてあり、予め設定した時定数で前記第1お
よび第2の基準値を変化させることから、電池電圧が自
己回復してもその検出値を比較する基準値を大きくする
ことによって、自己回復程度の電圧値では前記開閉手段
は閉じられることはなくなる。従って、停電が復帰して
直流供給源の直流出力電圧が回復するまでは制御手段は
前記開閉手段を閉じることはないから、従来のように二
次電池の自己回復により、開閉手段が再び閉じて二次電
池を過放電させたり、開閉手段の開閉を繰り返すと云っ
たことがなくなる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例であって、全
体構成を示すブロック図、図2はその制御回路部分の具
体的構成を示す回路である。
【0040】図1において、1は交流電力(商用電力)
を受けて直流に変換して出力するAC/DCインバー
タ、2は直流電力を発生する自家発電装置、3Aは制御
回路、4はこれらAC/DCインバータ1または自家発
電装置2の発生する直流電力を受けてこれを各種の電圧
の直流電力に変換するDC/DCコンバータである。
【0041】D1はAC/DCインバータ1の出力側に
設けられた逆流防止ダイオードであり、B1はAC/D
Cインバータ1の出力側に設けられた二次電池でこの逆
流防止ダイオードを介してAC/DCインバータ1の出
力側ライン間に接続されている。この二次電池B1は、
主としてAC/DCインバータ1の出力が瞬断または停
電した場合に、電源出力断とならないように非常用とし
て備えてある。
【0042】SW1はスイッチ、k1は制御回路3Aに
よってオン・オフが制御されるリレー接点である。スイ
ッチSW1は自家発電装置2の発生する直流電力とAC
/DCインバータ1の出力側との切り替えを行うための
切り替え回路として機能するものであり、二次電池B1
の後段に配置される。また、リレー接点k1はスイッチ
SW1により選択切り替えされたAC/DCインバータ
1または自家発電装置2の出力のDC/DCコンバータ
4への入力を開閉するためのものである。
【0043】本システムは、通常はAC100[V]ま
たはAC200[V]の商用電力を受電してAC/DC
インバータ1により直流電力に変換し、二次電池B1を
充電すると共にDC/DCコンバータ4に直流電力を供
給し、装置に必要な各種電圧V1 〜V3 等を供給してい
る。そして、瞬断または停電が発生した時は、二次電池
B1の充電電荷によりDC/DCコンバータ4に対する
直流電力供給を補償し、DC/DCコンバータ4の出力
が断となるのを防止する。
【0044】制御回路3Aはその際に、電圧を監視して
電圧が所定レベル以下となったときにリレー接点k1を
開き、DC/DCコンバータ4に対する直流電力供給を
停止する機能を有する。
【0045】また、停電が長時間に亙り続く場合のよう
に、二次電池B1の容量ではDC/DCコンバータ4の
駆動を続けられないときには、スイッチSW1を切り替
えることで、自家発電装置2の出力に切り替えてDC/
DCコンバータ4の駆動を続ける。自家発電装置2はこ
の例の場合、出力として直流化した電力を発生できるよ
うにしてある。
【0046】本システムは基本的には従来技術で説明し
たものと変わりはないが、二次電池B1の過放電を防止
することと、二次電池の電圧降下に伴うDC/DCコン
バータ4に対する直流電力供給の断続の繰り返しを防止
するための機能を制御回路3Aに持たせた点に特徴があ
る。
【0047】すなわち、本発明による電源装置システム
の制御回路3Aは図2に示すように構成してある。図
中、R1,R2,R3は直列接続された抵抗で、二次電
池B1の電圧を検出するための分圧回路を構成してい
る。この分圧回路は二次電池B1の正極側が接続される
ラインに抵抗R1が接続され、負極側が接続されるライ
ンに抵抗R3が接続されるようにしてあり、さらに抵抗
R1には並列にコンデンサC1が接続される。コンデン
サC1は時定数用であり、分圧回路を構成している抵抗
R1,R2,R3との組合わせにより、時定数回路とし
て動作する。
【0048】また、抵抗R4は基準電圧用のツェナーダ
イオードD2に対する電流制限抵抗であり、ツェナーダ
イオードD2は逆向きにして抵抗R4と直列接続され、
この直列回路は分圧回路R1,R2,R3と並列に接続
されている。CMPはコンパレータであり、抵抗R5と
R6はこのコンパレータCMPに接続されたフィードバ
ック回路で、ヒステリシス特性を得るためのものであ
る。
【0049】抵抗R5はツェナーダイオードD2のアノ
ード側とコンパレータCMPの非反転側入力端子との間
に接続され、抵抗R6はコンパレータCMPの非反転側
入力端子と出力端子との間に接続されている。また、コ
ンパレータCMPの反転側入力端子は前記分圧回路R
2,R3の分圧点に接続されている。従って、コンパレ
ータCMPはツェナーダイオードD2により与えられる
基準電圧に対する分圧回路R2,R3の分圧電圧を比較
してその比較結果に応じて出力を発生する構成となって
いる。
【0050】R7、TR1、R8、TR2はコンパレー
タ4の出力によりリレーの励磁コイルK1を制御するた
めのリレードライブ回路であり、コンパレータ4の出力
を出力抵抗R7を介してトランジスタTR1のベースを
制御し、このトランジスタTR1の出力を抵抗R8を介
してドライブ用トランジスタTR2のベースに与え、ド
ライブ用トランジスタTR2を駆動する。
【0051】ダイオードD3はリレーのコイルK1に並
列接続されており、リレーのコイルK1はドライブ用ト
ランジスタTR2に接続されていて、トランジスタTR
2がオンするとスイッチSW1を介して出力されるAC
/DCインバータ1または自家発電装置2の出力直流電
圧が供給されて、コイルK1は励磁される構成としてあ
る。そして、ダイオードD3はトランジスタTR2のオ
ン・オフに伴い、リレーのコイルK1から発生する逆起
電圧の吸収用のダイオードとして機能する。
【0052】次に上記構成の本装置の作用を図3のタイ
ムチャートに従って説明する。通常においては商用電源
より交流電力(AC)を受電してAC/DCインバータ
1により所要の電圧の直流に変換し、DC/DCコンバ
ータ4に印加してこのDC/DCコンバータ4により、
所要の各種電圧の直流出力を発生する。
【0053】このようなAC受電状態ではAC/DCイ
ンバータ1の出力側にある二次電池B1の電圧が制御回
路3Aにも印加され、抵抗R4とツェナーダイオードD
2による基準電圧発生回路、およびR1,R2,R3で
構成される分圧回路に印加されるので、R1に並列に接
続されるコンデンサC1もR1,R2,R3による分圧
比に対応した電圧で充電される。
【0054】従って、制御回路3Aはそのコンパレータ
CMPの反転側入力端子には分圧回路の分圧電圧が、ま
た、非反転側入力端子には基準電圧発生回路の発生する
基準電圧が印加されることになる。
【0055】ここでコンパレータCMPは基準電圧に対
する検出電圧の差を出力し、TR1のオン・オフ動作は
抵抗R7とコンパレータCMPの負出力レベルとによっ
て決まる。また、コンパレータCMPは抵抗R5とR6
により、ヒステリシス特性を持たせてあるので、これら
の値を適宜に設定してハイ・スレシュホールドレベルE
1とロー・スレシュホールドレベルE2とを設定し、検
出電圧がハイ・スレシュホールドレベルE1になるとT
R1をオンさせて、リレーのコイルK1を励磁させ、ま
た、検出電圧がロー・スレシュホールドレベルE2以下
になると、TR1をオフさせると云った機能が得られる
ように設定する。
【0056】従って、コンパレータCMP、抵抗R5と
R6、抵抗R7およびトランジスタTR1により比較回
路系を構成することになる。また、トランジスタTR2
はTR1がオンしている時にのみ、リレーのコイルK1
を励磁する構成であるため、リレーのコイルK1の駆動
系を構成することになる。
【0057】従って、本装置においては検出電圧がハイ
・スレシュホールドレベルE1を越えるとリレーのコイ
ルK1を励磁させ、また、検出電圧がロー・スレシュホ
ールドレベルE2以下になると、リレーのコイルK1の
励磁を解くと云った動作をすることになる。
【0058】ここで、分圧回路にはコンデンサC1が並
列接続されており、コンデンサC1が充電された状態で
は分圧回路に印加される電圧からコンデンサC1の電圧
分を差し引いた残りの電圧を分圧した値が検出電圧とし
てコンパレータCMPに与えられ、コンパレータCMP
はこれを基準電圧と比較する。
【0059】従って、コンデンサC1の充電状態に応じ
て検出電圧のレベルが変化することになり、相対的にみ
ればハイ・スレッシュホールド電圧E1およびロー・ス
レッシュホールド電圧E2が変わることと同じことにな
る。すなわち、図3においてハイ・スレッシュホールド
電圧はE1´からE1に、ロー・スレッシュホールド電
圧はE2´からE2にそれぞれ時間と共に変わることと
同じことになる。
【0060】ここで交流電源が供給されて運転されてい
る通常の状態において十分な充電期間を経過していれ
ば、二次電池B1はフルチャージの状態であり、また、
分圧回路でのコンデンサC1もフルチャージの状態であ
る。そして、コンデンサC1が十分に充電された状態で
のE1およびE2は最もレベルが高い。
【0061】分圧回路にて検出された検出電圧に対する
ハイ・スレッシュホールド電圧E1はフルチャージの状
態での二次電池B1での検出電圧より低いレベルに設定
してあり、従って、停電直後では分圧回路のコンデンサ
C1が充電されている状態でのハイ・スレッシュホール
ド電圧E1を越える検出電圧となる電圧が二次電池B1
から供給される。
【0062】そして、これを分圧したレベルはコンデン
サC1の電圧が低い場合より小さいレベルとなるもの
の、ハイ・スレッシュホールド電圧E1以上となること
から、コンパレータCMPおよびTR1よりなる比較回
路系はTR2をオンさせてリレーのコイルK1を励磁す
る。従って、リレー接点k1は閉じ、二次電池B1から
はDC/DCコンバータ4に電源が供給されてDC/D
Cコンバータ4は動作状態となる。
【0063】停電が発生すると二次電池B1は徐々に放
電してゆき、やがてt1の時点でE2(コンデンサC1
が充電されている状態でのロー・スレッシュホールド電
圧)以下となる。これにより、TR2はオフとなり、リ
レーのコイルK1の通電はストップされるので、リレー
接点k1が復旧し(開放)、DC/DCコンバータ4は
開放される。これにより、二次電池B1は負荷がなくな
るから、自己回復により徐々に端子電圧が回復してゆく
が、放電されたことにより、元のフルチャージの状態で
の電圧レベルまでは回復しないので、ハイ・スレッシュ
ホールド電圧E1をこの自己回復後の電圧の検出レベル
より高いレベルに設定しておけば、このハイ・スレッシ
ュホールド電圧E1を越えることはないから、自己回復
による従来のようなリレー接点k1の再度の閉成は抑制
される。故に、停電後の電池放電後におけるDC/DC
コンバータ4の再起動は抑止される。
【0064】この結果、二次電池B1の過放電は防止さ
れ、また、二次電池B1の放電に伴う電圧降下と、放電
停止による電圧の自己回復の繰り返しによる装置の不必
要な起動/停止の反復動作の発生などの問題が解消でき
る。
【0065】停電が復旧し、再び商用電源ACからの受
電が開始されることにより、AC/DCインバータ1か
ら直流出力が発生し始まると、この直流出力を受けて充
電が開始され、これによって二次電池B1の端子電圧は
やがて正規の電池電圧E0に回復する。これに伴い、コ
ンパレータCMPおよびR1、TR1による比較回路系
が機能してトランジスタTR2をオンさせ、リレーのコ
イルK1を励磁するので、リレーの接点k1は閉じ、D
C/DCコンバータ4は再び起動する。
【0066】このように、二次電池B1の端子電圧を検
出して比較回路に比較対象として与える分圧回路の分圧
抵抗に、コンデンサC1を並列接続して、コンデンサC
1の電圧レベルに応じて分圧回路による二次電池B1の
端子電圧の検出値が変わるようにし、コンデンサC1の
電圧が高いほど、比較回路のスレシュホールドレベルが
あたかも高くなるようにしたことから、二次電池が放電
して電圧が降下した後に、自己回復してもこれに応動し
なくなり、二次電池の自己回復によるDC/DCコンバ
ータへの二次電池出力の供給の再開と云った事態を確実
に回避して、二次電池の過放電による劣化や無用な再起
動の反復繰り返しを防止できる。
【0067】以上は停電時に二次電池のみでDC/DC
コンバータを動作させる場合の例を示したが、本電源装
置は自家発電装置2を備えているので、長期に亙る停電
時に二次電池B1から自家発電装置2に系を切り替えて
DC/DCコンバータを動作させるようにするのが普通
である。
【0068】そこで、次にこの例を説明する。図4のタ
イムチャートに示すように、系切替えによる起動の場合
はAC/DCインバータ1の出力側から自家発電装置2
の出力側に、スイッチSW1を切り替えることで行う
が、その際にコンデンサC1の充電電荷は抵抗R1によ
り放電される。そして、コンデンサC1が放電された状
態で自家発電装置2の出力直流電圧源B1´からの電圧
が印加される。
【0069】するとコンパレータCMPの反転側入力端
子にはE1´(コンデンサC1が放電された状態におけ
るハイ・スレッシュホールド電圧)以上である自家発電
装置2の出力直流電圧源B1´の電圧が入力されるの
で、コンパレータCMPは出力を発生し、トランジスタ
TR1のベースに与えるので、トランジスタTR1がオ
ンしてリレー接点k1を動作する。
【0070】これにより、DC/DCコンバータ4には
自家発電装置2の出力直流電圧源B1´からの電圧が印
加され、DC/DCコンバータ4は動作して所要の各種
の電圧出力を発生して、負荷側の装置に供給されること
となる。
【0071】このように、系切替えによりこの電源装置
は動作を開始するが、それと同時にコンデンサC1は充
電されてゆき、C1未充電時のハイ・スレッシュホール
ド電圧E1´,ロー・スレッシュホールド電圧E2´は
コンデンサC1の充電に伴って図4に示すように変化し
てゆく。
【0072】そして、自家発電装置2の出力直流電圧源
B1´の電圧が放電により、ロー・スレッシュホールド
電圧E2以下となる以前にロー・スレッシュホールド電
圧は変化していて、t1´の時点でB1´を開放し、本
電源装置は動作を停止することとなる。
【0073】t1´時点以降、徐々に自家発電装置2の
出力直流電圧源B1´の電圧が自己回復してもこの自己
回復後の電圧はC1充電状態でのハイ・スレッシュホー
ルド電圧E1を越えることはないので、従来のように、
電池の自己回復によるリレー接点k1のオン・オフを繰
り返すと云った不必要な動作の繰り返えしをすることが
無い。
【0074】図5は制御回路3Aの別の実施例であり、
図2の構成におけるツェナーダイオードD2の代わりに
順方向直列接続したツェナーダイオードD2A,D2B
とツェナーダイオードD2Aに並列接続されるコンデン
サC2とを用い、抵抗R1に並列接続されていたコンデ
ンサC1を廃止した構成としたもので、コンパレータC
MPの非反転側入力端子に印加される基準電圧が時定数
(時間的遷移)を以て変化する構成としたものである。
【0075】このようにコンパレータCMPの基準電圧
が時定数(時間的遷移)を以て変化することで事実上、
時間的遷移を以てハイ・スレッシュホールド電圧とロー
・スレッシュホールド電圧とを変えることができ、図2
で実現した例と同様の機能を実現できる。
【0076】現実的には制御回路3Aの動作電流はリレ
ー接点k1が復旧状態では電池の自己放電電流と同等と
することが必要であり、そのための構成としては参考ま
でに示すと図6のようなものとすれば良い。図6はコン
パレータとして型番ICL8212CPAのICを用い
たものである。尚、各実施例において、時定数は数秒〜
数十秒に設定されることが通常必要であり、これは電池
の放電時間数十分〜数時間からは無視できる値となる。
【0077】以上のように本発明による装置は、通常時
は第1の変換手段により交流電源を直流化して出力し、
また二次電池をこの直流出力にて充電すると共に、第1
の変換手段の出力が停止した時、二次電池の充電エネル
ギをこの第1の変換手段の代用の直流電源とする直流供
給源より得た直流出力を、開閉手段を介して第2の変換
手段に与え、この直流出力を第2の変換手段により所要
の電圧に変換して負荷に供給する電源装置において、直
流供給源の直流出力の電圧を検出してその検出電圧値に
応じ、開閉手段を開閉制御する制御手段を設けると共
に、前記検出電圧値を前記二次電池の自己回復電圧より
高い第1の基準値と前記二次電池電源の過放電電圧値以
上に設定した下限の第2の基準値とを有し、前記第2の
基準値を割ると前記第1の基準値に達するまで、前記開
閉手段を開放制御する手段を設け、直流供給源の直流出
力の電圧の検出を予め設定した時定数で分圧比を変化さ
せる分圧比可変形の検出手段にて行うか、または予め設
定した時定数で前記第1および第2の基準値を変化させ
る可変基準値発生手段にて第1および第2の基準値を変
化させるようにしたものである。
【0078】そして、制御手段は前記直流供給源の直流
出力電圧を検出し、この検出電圧値に応じ前記開閉手段
を開閉制御するが、前記検出電圧値が前記二次電池の過
放電電圧以上に設定した下限の第2の基準値を割ると前
記開閉手段を開放して、第2の変換手段に対する直流供
給源よりの直流供給を遮断し、二次電池の自己回復電圧
より高い第1の基準値に達すると前記開閉手段を閉じて
第2の変換手段に対する直流供給源よりの直流供給を再
開するように制御することにより、第2の変換手段の入
力側を開閉制御して、二次電池出力を消費するにあた
り、二次電池が過放電とならないように前記開閉手段を
制御するが、制御手段における検出手段の検出電圧の分
圧回路に予め設定した時定数で分電圧比を変化させる時
定数要素を設けて、検出電圧を次第に小さくするか、検
出電圧の比較基準電圧を予め設定した時定数で変化させ
て次第に大きくするようにして二次電池の自己回復程度
の電圧では開閉手段を閉路させることのないようにした
ものである。時定数を与える要素としては例えばCR
(コンデンサと抵抗)を基準電圧または分圧回路に設
け、コンデンサが放電している状態では動作電圧を低
く、コンデンサが充電された状態では動作電圧が高くな
るようにして、多少電圧が異なる自家発電装置などに系
を切替えても動作可能とし、また、二次電池の過放電の
防止並びに二次電池の放電と自己回復に伴う不必要な開
閉動作(電池電圧の低下による動作停止と電池の自己回
復による動作の繰り返し)の防止ができる。尚、本発明
は上記し、かつ、図面に示す実施例に限定することな
く、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し
得るものである。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、時定数を以てスレ
ッシュホールド電圧を変化するようにした電圧検出回路
であるから、充電電圧、放電終止電圧、自己回復電圧と
複雑に変化する電圧だけでは判断できない電池の残存容
量を容易に判断した形で電池を利用でき、過放電による
電池寿命の劣化、不必要な装置の動作復旧の繰返しの無
い、また自家発電装置への系切替えなどにより多少電圧
が異なる場合等も支障なく作動させることができる無停
電電源装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無停電電源装置の構成例を示すブ
ロック図。
【図2】図1に示す本発明の無停電電源装置の制御回路
の構成例を示す回路図であって、直流供給源よりの電圧
を検出する分圧回路に時定数を与える構成とした場合の
回路例。
【図3】図2の回路の作用を説明するためのタイムチャ
ート。
【図4】第2実施例を説明するためのタイムチャート。
【図5】図1に示す本発明の無停電電源装置の制御回路
の構成例を示す回路図であって、直流供給源よりの電圧
を検出するコンパレータの基準電圧に時定数を与える構
成とした第2実施例に適用する場合の回路例。
【図6】制御回路の他の構成例を示す回路図。
【図7】従来装置の構成例を示すブロック図。
【図8】図7の装置の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図9】図7に示す従来例における制御回路の構成例を
示す回路図。
【符号の説明】
1…AC/DCインバータ、2…自家発電装置、3A…
制御回路、4…DC/DCコンバータ、D1…逆流防止
ダイオード、B1…二次電池、SW1…スイッチ、k1
…リレー接点、D1…逆流防止ダイオード、SW1…ス
イッチ、K1…リレーの励磁コイル、k1…リレー接
点、R2,R3…分圧回路を構成する抵抗、R4…基準
電圧用のツェナーダイオードD2に対する電流制限抵
抗、CMP…コンパレータ、R5,R6,R7,R8…
抵抗、TR1,TR2…トランジスタ、C1…コンデン
サ、D2,D2A,D2B…ツェナーダイオード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を直流化して出力する第1の変
    換手段およびこの第1の変換手段による直流出力にて充
    電されると共に、第1の変換手段の出力が停止した時、
    この第1の変換手段の代用の直流電源となる二次電池と
    を有する直流供給源と、 この直流供給源より直流出力を受けて所要の電圧を発生
    する第2の変換手段と、 この第2の変換手段の入力側を開閉する開閉手段と、 前記直流供給源の直流出力電圧を検出するための分圧回
    路による検出手段であって、予め設定した時定数で分圧
    比が変化される分圧比可変形の検出手段およびこの検出
    電圧値に応じ前記開閉手段を開閉制御する手段であっ
    て、前記検出電圧値を前記二次電池の自己回復電圧より
    高い第1の基準値と前記二次電池電源の過放電電圧値以
    上に設定した下限の第2の基準値とを有し、前記第2の
    基準値を割ると前記第1の基準値に達するまで、前記開
    閉手段を開放制御する手段とよりなる制御手段とより構
    成したことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を直流化して出力する第1の変
    換手段とこの第1の変換手段による直流出力にて充電さ
    れると共に、第1の変換手段の出力が停止した時、この
    第1の変換手段の代用の直流電源となる二次電池とを有
    する直流供給源と、 この直流供給源より直流出力を受けて所要の電圧を発生
    する第2の変換手段と、 この第2の変換手段の入力側を開閉する開閉手段と、 前記直流供給源の直流出力電圧を検出し、この検出電圧
    値に応じ前記開閉手段を開閉制御する手段であって、前
    記検出電圧値を前記二次電池の自己回復電圧より高い第
    1の基準値と前記二次電池電源の過放電電圧値以上に設
    定した下限の第2の基準値とを有し、前記第2の基準値
    を割ると前記第1の基準値に達するまで、前記開閉手段
    を開放制御する手段および、予め設定した時定数で前記
    第1および第2の基準値を変化させる可変基準値発生手
    段とを有する制御手段とより構成することを特徴とする
    無停電電源装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0787683A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Nec Corp バッテリ過放電防止回路
US6346795B2 (en) 2000-02-29 2002-02-12 Fujitsu Limited Discharge control circuit of batteries
JP2012524311A (ja) * 2009-04-16 2012-10-11 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電力変換、制御および配送システム
US8754546B2 (en) 2009-04-16 2014-06-17 International Business Machines Corporation Bulk power assembly
JP2019506830A (ja) * 2016-01-29 2019-03-07 トヨタ・モーター・ヨーロッパToyota Motor Europe 蓄電池放電のための制御装置および蓄電池を放電する方法

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