JPH05236862A - パン類の冷却方法および冷却装置 - Google Patents

パン類の冷却方法および冷却装置

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JPH05236862A
JPH05236862A JP4465492A JP4465492A JPH05236862A JP H05236862 A JPH05236862 A JP H05236862A JP 4465492 A JP4465492 A JP 4465492A JP 4465492 A JP4465492 A JP 4465492A JP H05236862 A JPH05236862 A JP H05236862A
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JP
Japan
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cooling
bread
breads
temperature
cooling tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP4465492A
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English (en)
Inventor
Hisayasu Iida
久泰 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichimo Co Ltd
Showa Tekko KK
Original Assignee
Nichimo Co Ltd
Showa Tekko KK
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Publication date
Application filed by Nichimo Co Ltd, Showa Tekko KK filed Critical Nichimo Co Ltd
Priority to JP4465492A priority Critical patent/JPH05236862A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パン類を短時間で冷却することができるとと
もに、自然冷却によって冷却製造される本来のパン類と
同等の品質、食感を有するパン類を製造すること。 【構成】 開閉自在な冷却槽1と、前記冷却槽1内を真
空にして冷却させる真空装置6と、所定温度の水蒸気を
前記冷却槽1内に導入することができる水蒸気供給装置
10とを有する冷却装置を用いて、冷却槽1内に焙焼さ
れたパン類4を収容して真空冷却させ、パン類4の冷却
途中および/またはパン類4の温度が所定温度に低下し
た時に水蒸気を前記冷却槽1内に導入して冷却すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食パン、ケーキ等の製
造工程において焙焼されたパン類を短い時間で冷却する
ことができるパン類の冷却方法および冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパン類の製造方法について、食パ
ンの場合を例にとり説明する。
【0003】今日、私たちが食している食パンの製造方
法には、ほとんどが仲種法という調製法が用いられてい
る。
【0004】仲種法ではまず、仲種として小麦粉とイー
スト、イーストフード、水を調製し、捏ねたものを発酵
させる。さらに、それらに小麦粉やショートニング等を
加えて捏ね上げる。捏ね上がった生地は室温で所定時間
ねかされた後、生地分割機で所定量の生地片に分割さ
れ、生地丸め機で団子状に丸められてから、中間発酵機
でさらに10分〜20分程ねかされて後、生地整形機で
ガス抜き整形され、所定の方法で焼き型に詰められる。
焼き型に詰められた生地は温度40℃前後、湿度80〜
90%に保たれた最終発酵室で発酵され、次に、焙焼温
度220〜230℃、焙焼時間40〜50分で、オーブ
ンにより焙焼される。焼き上がったパンは直ぐに型はず
し機で焼型から取り出され、20〜30℃の所定温度に
保持された冷却装置内にてパンの中心がほぼ常温になる
まで自然冷却される。そして、必要に応じてスライサー
で所定の厚さに切断され、振り分け機で所定枚数に振り
分けられてから、ラッパーで包装、袋詰めされて製品と
なる。
【0005】前記冷却装置による冷却には2〜3時間以
上の長時間を有するものであるため、従来においては真
空引きによる強制冷却が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この真空冷却の効果を
調査するために、幅120ミリ、高さ130ミリ、長さ
360ミリの焼きたての食パンに、その食パンの中心部
分の温度を測定するための温度センサを長手方向に中心
部まで挿入させて、真空冷却法および前記自然冷却法に
より冷却を行った。
【0007】その結果、自然冷却の場合、オーブンより
搬送されてきたものは温度が70〜90℃もある食パン
を、ほぼ常温の30℃程度に冷却させるためには、2〜
3時間が必要となり、冷却後の形状は若干凹んだものと
なった。
【0008】一方、時間短縮を目的とした真空による強
制冷却では、食パンは自然冷却の約50分の1の2分3
0秒程度で常温の30℃程度に冷却された。
【0009】しかしながら、真空引きによって水分が過
剰蒸発してしまうと、食パンの表面が硬化してしまい、
弾力性等を著しく損なうものであった。
【0010】また、食パンの表層部分の水分の蒸発を抑
えながら食パンを真空冷却する方法が特開昭54−10
5254号公報により提案されているが、真空引きする
前に被冷却物の品種や量に応じて必要とされる量の熱水
を求めて真空槽中に入れなければならず、作業が面倒で
あった。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、パン類を短時間で冷却することができるととも
に、自然冷却によって冷却製造される本来のパン類と同
等の品質、食感を有するパン類を製造することができる
パン類の冷却方法および冷却装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のパン類の冷却方法は、パン類の冷却工程に
おいて、冷却槽内に焙焼されたパン類を収容して真空冷
却させ、パン類の冷却途中および/またはパン類の温度
が所定温度に低下した時に水蒸気を前記冷却槽内に導入
することを特徴とする。
【0013】また、本発明のパン類の冷却装置は、開閉
自在な冷却槽と、前記冷却槽内を真空にして冷却させる
真空装置と、所定温度の水蒸気を前記冷却槽内に導入す
ることができる水蒸気供給装置とを有することを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明のパンの冷却装置を用いて、本発明方法
によってパンを冷却すれば、パンに対して短時間で冷却
を施すことができ、さらに蒸気加湿することでパンに含
有水分量を補うことができるので、パンの表面の硬化を
防ぎ、自然冷却させたパンと同様の弾力性等を有するパ
ンを製造することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2につ
いて説明する。
【0016】図1は本発明のパンの冷却装置の1実施例
の構成を示している。
【0017】本実施例の冷却装置に用いられている冷却
槽1は横置されたドラム状で、その一端部に設けられた
開閉自在のドア2によって密閉可能に形成されており、
ドア2には覗窓3が設けられている。冷却槽1内にはオ
ーブンから搬送された食パン4を配列させるネットコン
ベア5が数基配設されている。また、冷却槽1の下部に
は、前記冷却槽1内を真空にさせる真空装置6が排気流
路7を介して接続されている。この排気流路7の途中に
は仕切弁8が配設されている。また、冷却槽1の上部に
は、所定温度の水蒸気を冷却槽1内に導入するための水
蒸気供給装置10が水蒸気供給流路11を介して接続さ
れている。この水蒸気供給流路11の途中には仕切弁1
2が配設されている。
【0018】次に、本実施例装置を用いて本発明の方法
によって行うパン類の冷却を説明する。
【0019】本発明のパン類の冷却方法によれば、ま
ず、焙焼された食パン4を冷却槽1内のネットコンベア
5上に載置させ、ドア2を閉塞して冷却槽1を密封す
る。その後、真空装置6を稼働させるとともに仕切弁8
を開放させて、冷却槽1内を真空引きする。これにより
冷却槽1内が減圧され食パン4の温度が急速に低下して
いく。その後、食パン4の冷却途中および/または食パ
ン4の温度が所定温度に低下した時に、水蒸気供給装置
10を稼働させるとともに仕切弁12を所定時間開放し
て、冷却槽1内に水蒸気を供給して食パン4を加湿す
る。その後、食パン4が所定の冷却温度まで低下した時
に仕切弁8を閉じ、ドア2を開放して食パン4を冷却槽
1より取り出す。これにより食パン4は表面が硬くなる
のを防止され、かつ、弾力性、品質、食感等を自然冷却
された食パンと同等のものとされる。
【0020】次に、本発明の具体的実施例により、本発
明方法による食パンの冷却状態と、自然冷却による冷却
状態とを比較した結果を表1および図2により説明す
る。
【0021】 表1は、本発明の真空冷却装置による食パンの強制冷却
例と自然冷却例との比較条件と結果とを示しており、図
2はその結果の食パンの温度と冷却時間の関係を示して
いる。
【0022】本実施例においては、表1に示すように、
室温25℃の環境で、品温約78℃の食パン4を、冷却
槽1内に入れ、密封し、真空引きを2分30秒程度行
い、品温が30℃にまで下降するのを待って、10kg/
cm2 以下の圧力で水蒸気を約2分程噴射させて加湿し
た。加湿後は品温が若干上昇するが、目標冷却温度の3
5℃に食パン1が冷却されるまでの所要時間は4分30
秒であった。
【0023】前記蒸気加湿時間は5分以内、圧力は10
kg/cm2 以下が望ましく、また、水蒸気加湿を開始する
タイミングは、加湿後の温度の上昇も見越して、目標品
温より多少低い温度になった時としたり、パン類の温度
が前記目標品温に向けて下降している途中若しくは両者
としてもよい。
【0024】また、前記室温、品温と同条件のもとに食
パン4を冷却槽1内に放置して自然冷却させた場合、目
標冷却温度である35℃に食パン4が冷却されるまでの
所要時間は120分であった。
【0025】本発明のパン類の冷却方法および冷却装置
によれば、真空冷却によって起こる表面硬化を蒸気加湿
することにより確実に防止することができるので、自然
冷却によって得られる食パンの理想的な仕上がり状態と
ほぼ同等の品質の食パンを、図2に示すように、自然冷
却に要する時間の約25分の1の時間で良好に冷却する
ことができる。
【0026】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、蒸気加湿時間および加湿量、真空引き時間等は内容
量等に応じて自然冷却に近い結果が得られるように自由
に変更するとよい。
【0027】
【発明の効果】このように本発明は構成され作用するも
のであるから、本発明のパンの冷却方法によれば短時間
で冷却を施すことができ、さらに水蒸気加湿することで
パンの含有水分量を補うことができるので、パンの表面
の硬化を防ぎ、自然冷却によって製造されるパンと同様
の弾力性等を有するパンを製造することができる。ま
た、パン類の製造時間が短縮されることによって、省人
化が図れる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパンの冷却装置の1実施例を示す構成
【図2】本発明の冷却装置による強制冷却例と自然冷却
例との品温と冷却時間の関係を示す線図
【符号の説明】
1 冷却槽 4 食パン 6 真空装置 10 水蒸気供給装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パン類の冷却工程において、冷却槽内に
    焙焼されたパン類を収容して真空冷却させ、パン類の冷
    却途中および/またはパン類の温度が所定温度に低下し
    た時に水蒸気を前記冷却槽内に導入することを特徴とす
    るパン類の冷却方法。
  2. 【請求項2】 開閉自在な冷却槽と、前記冷却槽内を真
    空にして冷却させる真空装置と、所定温度の水蒸気を前
    記冷却槽内に導入することができる水蒸気供給装置とを
    有することを特徴とするパン類の冷却装置。
JP4465492A 1992-03-02 1992-03-02 パン類の冷却方法および冷却装置 Pending JPH05236862A (ja)

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