JPH05237146A - おしめ - Google Patents
おしめInfo
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- JPH05237146A JPH05237146A JP4092488A JP9248892A JPH05237146A JP H05237146 A JPH05237146 A JP H05237146A JP 4092488 A JP4092488 A JP 4092488A JP 9248892 A JP9248892 A JP 9248892A JP H05237146 A JPH05237146 A JP H05237146A
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- Japan
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- water
- cotton
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】失禁患者に正しく装着して、おしめのずれによ
る尿の洩れを防止し易く、ぬれたおしめが体に当る面積
を減少させたおしめの提供。 【構成】透水性の表面シート12と不透水性裏面シート
10との間の上下2層の綿状パルプ層27、28内部
に、ほぼ均等に吸水ポリマーを分散包含させ、かつ2層
の綿状パルプ層の中間、おしめ面のほぼ中央位置に於
て、おしめ短辺の約1/3乃至2/3、且おしめの長辺
長さの約1/2乃至2/3の長さを持つ面積部分に、吸
水ポリマー26を追加、散布してなるおしめ。
る尿の洩れを防止し易く、ぬれたおしめが体に当る面積
を減少させたおしめの提供。 【構成】透水性の表面シート12と不透水性裏面シート
10との間の上下2層の綿状パルプ層27、28内部
に、ほぼ均等に吸水ポリマーを分散包含させ、かつ2層
の綿状パルプ層の中間、おしめ面のほぼ中央位置に於
て、おしめ短辺の約1/3乃至2/3、且おしめの長辺
長さの約1/2乃至2/3の長さを持つ面積部分に、吸
水ポリマー26を追加、散布してなるおしめ。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001]
[産業上の利用分野]この発明は、寝たきり又はそれに
類する患者の排尿を吸収する使い捨ておしめに関する。 [0002] [従来の技術]従来のおしめは、おしめ寸法の検討が不
充分であり、面積の大きすぎるおしめは、尿が広い面積
に拡がって肌に接したり、或いはおしめの側方からの洩
れによって寝衣、シーツ等をぬらしたり、又介護者が患
者におしめを正しく装着するのが難しい等の問題があっ
た。又吸水ポリマー、吸水繊維の使用方法にも問題があ
った。 [0003] [発明が解決しようとする課題]おしめに使用する吸水
繊維、吸水ポリマーの効率のよい配分配置、合理的なお
しめの寸法、おしめからの尿の横洩れの防止及び、介護
人が患者におしめを容易に正しくセットし易い方法を提
供する。 [0004] [課題を解決するための手段]図1は患者が仰臥してい
た場合の、おしめ1が尿を吸収した状態を示し、矢印D
は頭部方向を示す。尿吸収部2は女性の場合クリトリス
相当位置3に対し、腰の背後で頭部側Dに長く且中心線
Cに対し左右ほぼ均等に分布する。 [0005]図2は、女性患者が、左側を下にして横臥
した場合の尿分布状態を示すもので、尿吸収部2は、ク
リトリス相当位置3をほぼ頂点として腰の背面に於て頭
部矢印側Dに長く、且センターラインCよりも体の左側
に偏って、矢印H側に多く分布する。 [0006]在来のおしめの場合、全体としての吸水余
力があるのに、横臥の場合洩れを起しやすく、又吸水ポ
リマーの分布を実験室的にきめても患者が体位を変える
ために実用的な結果を得られなかった。おしめは仰臥、
横臥の双方の場合にわたって効率よく尿を吸収する構造
でなければならない。 [0007]センターラインCに対する尿吸収量の分布
を検討する模型を、図3A、図3Bに示す。おしめの左
右方向、即ち図1のAA′方向から見て、吸水ポリマ
ー、吸水繊維等よりなる6ケの吸収ユニットVが、セン
ターラインCを中心として、中央、左右に2ケ宛均等に
分布した図3Aの場合と、図3Bに示す様に図3Aと同
量の吸収ユニットを用い、センターラインC上に吸収ユ
ニットVが4個、左右に夫々1ケ宛配置された場合とを
比較して見る。仰臥の場合はセンターラインCを中心と
して、図3A、図3B共にほぼ同量の吸収ユニットVが
働くが、横臥の場合は、片側に偏った吸収作用を行うか
ら、吸収作用範囲5の内側に入る吸収ユニットVの数は
図3Aの場合は4ケ、図3Bの場合は5ケとなる。 [0008]即ち、同量の吸収材料を用いるときは、セ
ンターライン附近に多く分布させた方が尿の横洩れに対
しても効果的である。 [0009]次におしめの寸法についての検討を図4、
図5、図6に示す。図4は人体の腰部横断面を、足の方
向から見たもので、背骨の突起6を中心に骨盤の突紀
7、7が約100〜120ミリの間隔Hで突出し、之等
が長い仰臥牛活の中に、床ずれを発生する場所となる。 [0010]故に、同量の尿吸収繊維を使用する場合、
少しでも厚く之等の突起部を支持し、かつ充分な尿吸収
能力を与えればよい。又、体に接するおしめの濡れる部
分は、出来る限り面積の小さい方がよい。更におしめの
股間相当部は、巾が狭く、且、この部分が最も多く尿を
吸収するから、実験の結果、左右への多少のずれを考慮
して突起間の巾Hよりも大きく200ミリとし、患者に
あてて使用した。図5で、仰臥した場合のおしめ1の吸
尿部2の拡がり巾L1を測定した。図6では、横臥した
場合の吸尿部2の拡がり巾L2を測定した。 [0011]図7は巾300長さ650で、吸水ポリマ
ー約10グラムが、綿状パルプ全面に、ほぼ均等に分布
した図11に示す存来のおしめについて、吸尿部の拡が
り巾L1、L2を測定し、患者が、横臥、仰臥を繰り返
すから、L1、L2を区別せずに、拡がり巾Lとして吸
収尿量との関係で示した。実験例のおしめ1枚の、全重
量は約110グラムである。図11は、不透水性裏面シ
ート10と、透水性表面シート12の間に、内面に吸水
ポリマーを包含した綿状パルプ21、22をはさみ周縁
Fをシールした在来おしめである。 [0012]図8は、図7の場合と同量の吸水ポリマ
ー、吸水繊維を使用し、全重量110グラム、巾200
ミリ×長さ580ミリのおしめについて尿量と、吸尿部
拡がり巾Lとを示したものである。図9は、図8のおし
めの中央部に巾100ミリ×長さ300ミリにわたって
吸水ポリマー10グラムを追加散布した場合を示し、各
図の中のA、B、Cは夫々のほぼ平均値(最小自乗法に
よる)を示すグラフである。 [0013]平均値のグラフA、B、Cを同一図面上に
画いたのが図10であり、之を見るとA、Bは殆ど変ら
ないが、Cの方が、同一の尿吸収量に対して拡がり巾L
が、20〜25%小さいこと即ち吸収余力の大きいこと
を示している。図中の「点」は洩れのなかった場合、
「X印」はおしめから洩れた場合を示した。 [0014]又図面の尿量は、昼夜を通じ老婦人の約1
2時間毎の排尿量を示したものであり、一応500グラ
ムの尿吸収能力をもつ事を基準にとると、図9の例では
老婦人に対し、朝晩2回のおしめ交換で充分であり、介
護の手間が軽減できた。 [0015]おしめからの尿の洩れは、最終的には尿吸
収能力の限度が利いて来るが、横臥の場合は側方へ洩れ
る場合が多く、予定する尿吸収力の限度内で洩れる事が
多い。之は尿吸収材の配分方法が当然関係する。 [0016]おしめのサイズに関しては、薄く広くより
は厚く狭くの方が、同じ量の材料を使用して、体を濡ら
せる面積が少なく、又、クッションがよい。巾に関して
は、図10に於てA、Bが示す様に吸収能力は巾300
ミリでも巾200ミリでも、殆ど変らないし、巾200
ミリで中央部の吸収能力を増加した場合、500グラム
の尿量に対しても、洩れは起らない。 [0017]又長さに関しては、図9から500グラム
の尿量に対し500ミリ弱の拡がり巾であるから、ゆと
りを見て600±50ミリあれば充分である事がわか
る。 [0018]尿の洩れが起るのは、おしめの吸収能力以
上に排尿した場合と、おしめが、体の中心線から側方に
ずれた場合に起り易い。一般に老人等の患者の介護は、
側方から行う事が多く、おしめの交換も側方で行う事が
多い。この場合おしめの吸水側、即ち表面に、おしめの
センターラインをおしめの長手方向に表示すれば、背
骨、或いは股間の線に沿わせる事が容易となる。 [0019]図1図2に示す様に、女性の場合は、クリ
トリス位置3が、尿吸収部2の一端に近く、他端の方向
へ大きく拡がるから、図12に示す様にクリトリス位置
15或いは肛門位置16を表示しておけば、おしめを効
果的に使用できる。同じく、男性用も肛門位置を一つの
基準として表示すればよく、男性は一般に肛門を中心と
して、ペニスの側に多く尿が吸収される。 [0020]排出された尿は、吸水ポリマーが密に散布
された部分では、吸水ポリマーの隙間を毛管作用で走る
が、吸水ポリマーが膨潤し始めると多少通過し難くな
り、又吸水繊維の間を毛管作用で走る尿の速度の方が、
吸水ポリマー層間を走る場合よりも早い。故に排出され
た尿が吸水繊維の中を迅速に拡散して保持され、吸水ポ
リマーに接し、或いは吸水繊維中に粗く分散した吸水ポ
リマーによって吸収される事が望ましい。吸水ポリマー
の吸水能力は図13に示す様に数秒乃至数十秒を要して
徐々に立ち上ってゆくから、尿のおしめ内での拡散はま
づ吸水繊維で分担、保水させ、徐々に吸水ポリマー中に
移行させるのがよい。 [0021]吸水ポリマーが尿を吸収し、膨潤すること
により、吸水ポリマー間を尿が通過し難くなる事に対す
る実験は、図15に示す構造の実験例の様に外寸、巾2
00ミリ×長さ約600ミリのおしめに於て、綿状パル
プ内10グラム、綿状パルプ間に10グラムの計20グ
ラムの吸水ポリマーを用いても、図9に示す様に実用上
何等支障は生じなかった。即ち図9の場合は、おしめ中
央部に追加吸水ポリマー10グラムを2枚の綿状パルプ
間に100ミリ×300ミリの面積に散布したが、綿状
パルプ面の凹凸に支持され、部分的には相接した吸水ポ
リマーが存在しても尿吸収作用に於て何等障害を生ぜ
ず、取扱いによるポリマーの移動、偏在等の問題を生じ
なかった。 [0022]以上によりおしめの構成は、外寸が約20
0ミリ×600ミリで、横断面が、図14、図15に示
す様になる。図14は、不透水性裏面シート10の上に
2層の綿状パルプ22、21を置き、下側の綿状パルプ
22の内部にほぼ全面にわたって均等に、吸水ポリマー
20を約10グラム散布包含させ、更に2層の綿状パル
プ間でおしめの中央部100ミリ×300ミリの面積に
追加ポリマー26を10グラム、ほぼ均等に散布し、そ
の上を綿状パルプ21で覆い、全体を陶酔性表面シート
で覆って、周縁Fを折りたたんで密着させたものであ
る。綿状パルプが、作業中に飛散するのを防止する為
に、ティッシュペーパーで綿状パルプの外側面をカバー
する。散布された吸水ポリマーは、綿状パルプの凹凸に
より保持され、実用上、偏り移動等の支障を生じない。 [0023]図15は、不陶酔性裏面シート10と透水
性裏面シート12の間にはさむ2層の綿状パルプ27、
28の夫々の内部にほぼ均一に合計10グラムの吸水ポ
リマーを混和、包含させ、之等2層の綿状パルプ27、
28の間に追加ポリマー26を10グラム、図14の場
合と同様に散布したものである。図15に示したおしめ
の尿吸収状態は図9のグラフに示した。図14の場合も
尿吸収状態は図15の場合と殆ど変らなかった。 [0024 [実施例]図16は実施例でおしめの斜視図を示す。外
寸法は巾200±30ミリ、長さ600±50ミリで、
全面ほぼ均質な吸水繊維を分布させ、中央部に巾約10
0ミリ×長さ300ミリ〜400ミリの部分に追加ポリ
マー26を散布した状態を図示した。周縁部F、F、
F′、F′は折り込んで密着させた。おしめの長手方向
にセンターライン14及び中心線上の肛門位置16、或
いはクリトリス位置15を印刷その他の方法で表示した
ものである。図17は梯形状の実施例を示す。 [0025] [作用]この発明によれば、おしめを使用する患者が仰
臥でも横臥でも同一の吸水材料を使用した場合に、尿の
吸収に対し、吸水材料が極めて効果的に使用される。又
患者の排尿量は一般に毎時20〜50グラムの範囲と見
られるが、この予想量に対し設定した吸水能力の範囲内
に於て、約200ミリ×600ミリのサイズに作ったお
しめは、腰を濡らせる面積が小さいに拘らず効率よく充
分な吸尿能力を与えることが出来る。又おしめにセンタ
ーライン及び肛門位置或いはクリトリス位置を表示して
あるために、患者におしめをセットし易い。 [0026] [発明の効果]簡単な構造である為に製造が容易であ
り、使い捨ておしめとして製造費が安く、しかも充分な
吸尿能力を与えることが出来、患者の体に正しくセット
するのも容易である。
類する患者の排尿を吸収する使い捨ておしめに関する。 [0002] [従来の技術]従来のおしめは、おしめ寸法の検討が不
充分であり、面積の大きすぎるおしめは、尿が広い面積
に拡がって肌に接したり、或いはおしめの側方からの洩
れによって寝衣、シーツ等をぬらしたり、又介護者が患
者におしめを正しく装着するのが難しい等の問題があっ
た。又吸水ポリマー、吸水繊維の使用方法にも問題があ
った。 [0003] [発明が解決しようとする課題]おしめに使用する吸水
繊維、吸水ポリマーの効率のよい配分配置、合理的なお
しめの寸法、おしめからの尿の横洩れの防止及び、介護
人が患者におしめを容易に正しくセットし易い方法を提
供する。 [0004] [課題を解決するための手段]図1は患者が仰臥してい
た場合の、おしめ1が尿を吸収した状態を示し、矢印D
は頭部方向を示す。尿吸収部2は女性の場合クリトリス
相当位置3に対し、腰の背後で頭部側Dに長く且中心線
Cに対し左右ほぼ均等に分布する。 [0005]図2は、女性患者が、左側を下にして横臥
した場合の尿分布状態を示すもので、尿吸収部2は、ク
リトリス相当位置3をほぼ頂点として腰の背面に於て頭
部矢印側Dに長く、且センターラインCよりも体の左側
に偏って、矢印H側に多く分布する。 [0006]在来のおしめの場合、全体としての吸水余
力があるのに、横臥の場合洩れを起しやすく、又吸水ポ
リマーの分布を実験室的にきめても患者が体位を変える
ために実用的な結果を得られなかった。おしめは仰臥、
横臥の双方の場合にわたって効率よく尿を吸収する構造
でなければならない。 [0007]センターラインCに対する尿吸収量の分布
を検討する模型を、図3A、図3Bに示す。おしめの左
右方向、即ち図1のAA′方向から見て、吸水ポリマ
ー、吸水繊維等よりなる6ケの吸収ユニットVが、セン
ターラインCを中心として、中央、左右に2ケ宛均等に
分布した図3Aの場合と、図3Bに示す様に図3Aと同
量の吸収ユニットを用い、センターラインC上に吸収ユ
ニットVが4個、左右に夫々1ケ宛配置された場合とを
比較して見る。仰臥の場合はセンターラインCを中心と
して、図3A、図3B共にほぼ同量の吸収ユニットVが
働くが、横臥の場合は、片側に偏った吸収作用を行うか
ら、吸収作用範囲5の内側に入る吸収ユニットVの数は
図3Aの場合は4ケ、図3Bの場合は5ケとなる。 [0008]即ち、同量の吸収材料を用いるときは、セ
ンターライン附近に多く分布させた方が尿の横洩れに対
しても効果的である。 [0009]次におしめの寸法についての検討を図4、
図5、図6に示す。図4は人体の腰部横断面を、足の方
向から見たもので、背骨の突起6を中心に骨盤の突紀
7、7が約100〜120ミリの間隔Hで突出し、之等
が長い仰臥牛活の中に、床ずれを発生する場所となる。 [0010]故に、同量の尿吸収繊維を使用する場合、
少しでも厚く之等の突起部を支持し、かつ充分な尿吸収
能力を与えればよい。又、体に接するおしめの濡れる部
分は、出来る限り面積の小さい方がよい。更におしめの
股間相当部は、巾が狭く、且、この部分が最も多く尿を
吸収するから、実験の結果、左右への多少のずれを考慮
して突起間の巾Hよりも大きく200ミリとし、患者に
あてて使用した。図5で、仰臥した場合のおしめ1の吸
尿部2の拡がり巾L1を測定した。図6では、横臥した
場合の吸尿部2の拡がり巾L2を測定した。 [0011]図7は巾300長さ650で、吸水ポリマ
ー約10グラムが、綿状パルプ全面に、ほぼ均等に分布
した図11に示す存来のおしめについて、吸尿部の拡が
り巾L1、L2を測定し、患者が、横臥、仰臥を繰り返
すから、L1、L2を区別せずに、拡がり巾Lとして吸
収尿量との関係で示した。実験例のおしめ1枚の、全重
量は約110グラムである。図11は、不透水性裏面シ
ート10と、透水性表面シート12の間に、内面に吸水
ポリマーを包含した綿状パルプ21、22をはさみ周縁
Fをシールした在来おしめである。 [0012]図8は、図7の場合と同量の吸水ポリマ
ー、吸水繊維を使用し、全重量110グラム、巾200
ミリ×長さ580ミリのおしめについて尿量と、吸尿部
拡がり巾Lとを示したものである。図9は、図8のおし
めの中央部に巾100ミリ×長さ300ミリにわたって
吸水ポリマー10グラムを追加散布した場合を示し、各
図の中のA、B、Cは夫々のほぼ平均値(最小自乗法に
よる)を示すグラフである。 [0013]平均値のグラフA、B、Cを同一図面上に
画いたのが図10であり、之を見るとA、Bは殆ど変ら
ないが、Cの方が、同一の尿吸収量に対して拡がり巾L
が、20〜25%小さいこと即ち吸収余力の大きいこと
を示している。図中の「点」は洩れのなかった場合、
「X印」はおしめから洩れた場合を示した。 [0014]又図面の尿量は、昼夜を通じ老婦人の約1
2時間毎の排尿量を示したものであり、一応500グラ
ムの尿吸収能力をもつ事を基準にとると、図9の例では
老婦人に対し、朝晩2回のおしめ交換で充分であり、介
護の手間が軽減できた。 [0015]おしめからの尿の洩れは、最終的には尿吸
収能力の限度が利いて来るが、横臥の場合は側方へ洩れ
る場合が多く、予定する尿吸収力の限度内で洩れる事が
多い。之は尿吸収材の配分方法が当然関係する。 [0016]おしめのサイズに関しては、薄く広くより
は厚く狭くの方が、同じ量の材料を使用して、体を濡ら
せる面積が少なく、又、クッションがよい。巾に関して
は、図10に於てA、Bが示す様に吸収能力は巾300
ミリでも巾200ミリでも、殆ど変らないし、巾200
ミリで中央部の吸収能力を増加した場合、500グラム
の尿量に対しても、洩れは起らない。 [0017]又長さに関しては、図9から500グラム
の尿量に対し500ミリ弱の拡がり巾であるから、ゆと
りを見て600±50ミリあれば充分である事がわか
る。 [0018]尿の洩れが起るのは、おしめの吸収能力以
上に排尿した場合と、おしめが、体の中心線から側方に
ずれた場合に起り易い。一般に老人等の患者の介護は、
側方から行う事が多く、おしめの交換も側方で行う事が
多い。この場合おしめの吸水側、即ち表面に、おしめの
センターラインをおしめの長手方向に表示すれば、背
骨、或いは股間の線に沿わせる事が容易となる。 [0019]図1図2に示す様に、女性の場合は、クリ
トリス位置3が、尿吸収部2の一端に近く、他端の方向
へ大きく拡がるから、図12に示す様にクリトリス位置
15或いは肛門位置16を表示しておけば、おしめを効
果的に使用できる。同じく、男性用も肛門位置を一つの
基準として表示すればよく、男性は一般に肛門を中心と
して、ペニスの側に多く尿が吸収される。 [0020]排出された尿は、吸水ポリマーが密に散布
された部分では、吸水ポリマーの隙間を毛管作用で走る
が、吸水ポリマーが膨潤し始めると多少通過し難くな
り、又吸水繊維の間を毛管作用で走る尿の速度の方が、
吸水ポリマー層間を走る場合よりも早い。故に排出され
た尿が吸水繊維の中を迅速に拡散して保持され、吸水ポ
リマーに接し、或いは吸水繊維中に粗く分散した吸水ポ
リマーによって吸収される事が望ましい。吸水ポリマー
の吸水能力は図13に示す様に数秒乃至数十秒を要して
徐々に立ち上ってゆくから、尿のおしめ内での拡散はま
づ吸水繊維で分担、保水させ、徐々に吸水ポリマー中に
移行させるのがよい。 [0021]吸水ポリマーが尿を吸収し、膨潤すること
により、吸水ポリマー間を尿が通過し難くなる事に対す
る実験は、図15に示す構造の実験例の様に外寸、巾2
00ミリ×長さ約600ミリのおしめに於て、綿状パル
プ内10グラム、綿状パルプ間に10グラムの計20グ
ラムの吸水ポリマーを用いても、図9に示す様に実用上
何等支障は生じなかった。即ち図9の場合は、おしめ中
央部に追加吸水ポリマー10グラムを2枚の綿状パルプ
間に100ミリ×300ミリの面積に散布したが、綿状
パルプ面の凹凸に支持され、部分的には相接した吸水ポ
リマーが存在しても尿吸収作用に於て何等障害を生ぜ
ず、取扱いによるポリマーの移動、偏在等の問題を生じ
なかった。 [0022]以上によりおしめの構成は、外寸が約20
0ミリ×600ミリで、横断面が、図14、図15に示
す様になる。図14は、不透水性裏面シート10の上に
2層の綿状パルプ22、21を置き、下側の綿状パルプ
22の内部にほぼ全面にわたって均等に、吸水ポリマー
20を約10グラム散布包含させ、更に2層の綿状パル
プ間でおしめの中央部100ミリ×300ミリの面積に
追加ポリマー26を10グラム、ほぼ均等に散布し、そ
の上を綿状パルプ21で覆い、全体を陶酔性表面シート
で覆って、周縁Fを折りたたんで密着させたものであ
る。綿状パルプが、作業中に飛散するのを防止する為
に、ティッシュペーパーで綿状パルプの外側面をカバー
する。散布された吸水ポリマーは、綿状パルプの凹凸に
より保持され、実用上、偏り移動等の支障を生じない。 [0023]図15は、不陶酔性裏面シート10と透水
性裏面シート12の間にはさむ2層の綿状パルプ27、
28の夫々の内部にほぼ均一に合計10グラムの吸水ポ
リマーを混和、包含させ、之等2層の綿状パルプ27、
28の間に追加ポリマー26を10グラム、図14の場
合と同様に散布したものである。図15に示したおしめ
の尿吸収状態は図9のグラフに示した。図14の場合も
尿吸収状態は図15の場合と殆ど変らなかった。 [0024 [実施例]図16は実施例でおしめの斜視図を示す。外
寸法は巾200±30ミリ、長さ600±50ミリで、
全面ほぼ均質な吸水繊維を分布させ、中央部に巾約10
0ミリ×長さ300ミリ〜400ミリの部分に追加ポリ
マー26を散布した状態を図示した。周縁部F、F、
F′、F′は折り込んで密着させた。おしめの長手方向
にセンターライン14及び中心線上の肛門位置16、或
いはクリトリス位置15を印刷その他の方法で表示した
ものである。図17は梯形状の実施例を示す。 [0025] [作用]この発明によれば、おしめを使用する患者が仰
臥でも横臥でも同一の吸水材料を使用した場合に、尿の
吸収に対し、吸水材料が極めて効果的に使用される。又
患者の排尿量は一般に毎時20〜50グラムの範囲と見
られるが、この予想量に対し設定した吸水能力の範囲内
に於て、約200ミリ×600ミリのサイズに作ったお
しめは、腰を濡らせる面積が小さいに拘らず効率よく充
分な吸尿能力を与えることが出来る。又おしめにセンタ
ーライン及び肛門位置或いはクリトリス位置を表示して
あるために、患者におしめをセットし易い。 [0026] [発明の効果]簡単な構造である為に製造が容易であ
り、使い捨ておしめとして製造費が安く、しかも充分な
吸尿能力を与えることが出来、患者の体に正しくセット
するのも容易である。
【図面の簡単な説明】
[図1]おしめにおける尿の拡散状態説明図。
[図2]おしめにおける尿の拡散状態説明図。
[図3A]尿吸収剤使用量の説明図。
[図3B]尿吸収剤使用量の説明図。
[図4]人体腰部断面模型図。
[図5]おしめ上における尿の拡散測定説明図。
[図6]おしめ上における尿の拡散測定説明図。
[図7]おしめ上の「尿量」−「尿のひろがり」の関係
図。 [図8]おしめ上の「尿量」−「尿のひろがり」の関係
図。 [図9]おしめ上の「尿量」−「尿のひろがり」の関係
図。 [図10]おしめ上の「尿のひろがり」の比較図。 [図11]在来のおしめの例の説明図。 [図12]センターラインを表示したおしめ図。 [図13]吸水ポリマーの「時間」−「吸収量」の説明
図。 [図14]本発明おしめの説明図。 [図15]本発明おしめの説明図。 [図16]本発明おしめの斜視図。 [図17]本発明おしめの別例の説明図。 [符号の説明] 1 おしめ 2 おしめの吸尿部 3 クリトリス相当位置 5 横臥時のおしめの濡れ範囲 6 腰部背骨の突起 7 腰部左右の骨の突起 10 おしめの不透水性裏面シート 12 おしめの透水性表面シート 13 吸水ポリマーの吸収量一時間曲線 14 センターライン 15 クリトリス相当位置表示マーク 16 肛門相当位置表示マーク 20 綿状パルプ内のポリマー 21 綿状パルプ 22 吸水ポリマーを包含した綿状パルプ 26 追加散布ポリマー 27 ポリマーを包含した綿状パルプ 28 ポリマーを包含した綿状パルプ
図。 [図8]おしめ上の「尿量」−「尿のひろがり」の関係
図。 [図9]おしめ上の「尿量」−「尿のひろがり」の関係
図。 [図10]おしめ上の「尿のひろがり」の比較図。 [図11]在来のおしめの例の説明図。 [図12]センターラインを表示したおしめ図。 [図13]吸水ポリマーの「時間」−「吸収量」の説明
図。 [図14]本発明おしめの説明図。 [図15]本発明おしめの説明図。 [図16]本発明おしめの斜視図。 [図17]本発明おしめの別例の説明図。 [符号の説明] 1 おしめ 2 おしめの吸尿部 3 クリトリス相当位置 5 横臥時のおしめの濡れ範囲 6 腰部背骨の突起 7 腰部左右の骨の突起 10 おしめの不透水性裏面シート 12 おしめの透水性表面シート 13 吸水ポリマーの吸収量一時間曲線 14 センターライン 15 クリトリス相当位置表示マーク 16 肛門相当位置表示マーク 20 綿状パルプ内のポリマー 21 綿状パルプ 22 吸水ポリマーを包含した綿状パルプ 26 追加散布ポリマー 27 ポリマーを包含した綿状パルプ 28 ポリマーを包含した綿状パルプ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [請求項1]透水性の表面シートと不透水性裏面シート
との間に、上下2層の綿状パルプ層を持つほぼ長方形の
おしめに於て、夫々の綿状パルプ層内部に、ほぼ均等に
吸水ポリマーを分散包含させ、かつ2層の綿状パルプ層
の中間、おしめ面のほぼ中央位置に於て、おしめ短辺の
約1/3乃至2/3、且おしめの長辺長さの約1/2乃
至2/3の長さを持つ面積部分に、吸水ポリマーを追
加、散布してなるおしめ。 [請求項2]透水性の表面シートと不透水性裏面シート
との間に、上下2層の綿状パルプ層を持つほぼ長方形の
おしめに於て、表面シート側の綿状パルプ層が吸水ポリ
マーを包含せず、裏面シート側の綿状パルプ層内部全体
にほぼ均等に吸水ポリマーを分散包含させ、且上下綿状
パルプ層の中間で前記中央部に吸水ポリマーを追加散布
してなるおしめ。 [請求項3]前記2つの項における追加ポリマーの量
が、綿状パルプ層内部に包含された全ポリマー量の1/
2乃至等量である特許請求の範囲、第1項及び第2項に
記載のおしめ。 [請求項4]ほぼ長方形で、巾200±30ミリで長さ
600±50ミリの外形寸法を持つ特許請求の範囲、第
1項及び第2項に記載のおしめ。 [請求項5]前記おしめの表面側の長手方向に、おしめ
巾の中央を通るセンターラインを表示した特許請求の範
囲、第1項及び第2項に記載のおしめ。 [請求項6]前記おしめのセンターライン上に、肛門相
当位置或いはクリトリス相当位置或いは取付方向指示マ
ークを表示してなる特許請求の範囲、第1項及び第2項
に記載のおしめ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092488A JPH05237146A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | おしめ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092488A JPH05237146A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | おしめ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237146A true JPH05237146A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=14055691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4092488A Pending JPH05237146A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | おしめ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05237146A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004275225A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Livedo Corporation | 使い捨て吸収性物品 |
| JP2009034524A (ja) * | 2002-02-20 | 2009-02-19 | Procter & Gamble Co | 容易で直感的な交換を助けるように設計された使い捨て吸収性物品 |
| US8716548B2 (en) | 2002-02-20 | 2014-05-06 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article designed to facilitate an easy change |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6094086A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-05-27 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | 固定されたアシラーゼおよびその製法 |
| JPS60132279A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-15 | Omron Tateisi Electronics Co | 文字読取装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4092488A patent/JPH05237146A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009034524A (ja) * | 2002-02-20 | 2009-02-19 | Procter & Gamble Co | 容易で直感的な交換を助けるように設計された使い捨て吸収性物品 |
| US8475427B2 (en) | 2002-02-20 | 2013-07-02 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article designed to facilitate an easy change |
| US8716548B2 (en) | 2002-02-20 | 2014-05-06 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article designed to facilitate an easy change |
| US9259367B2 (en) | 2002-02-20 | 2016-02-16 | The Procter & Gamble | Disposable absorbent article designed to facilitate an easy change |
| US11083646B2 (en) | 2002-02-20 | 2021-08-10 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article designed to facilitate an easy change |
| JP2004275225A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Livedo Corporation | 使い捨て吸収性物品 |
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