JPH0523723Y2 - - Google Patents
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- JPH0523723Y2 JPH0523723Y2 JP10266486U JP10266486U JPH0523723Y2 JP H0523723 Y2 JPH0523723 Y2 JP H0523723Y2 JP 10266486 U JP10266486 U JP 10266486U JP 10266486 U JP10266486 U JP 10266486U JP H0523723 Y2 JPH0523723 Y2 JP H0523723Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- base body
- guide groove
- base
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、家具の扉などに用いられる家具の摘
み装置に係り、特に、扉などに対して摘み体を出
没自在とした装置に関する。
み装置に係り、特に、扉などに対して摘み体を出
没自在とした装置に関する。
(従来の技術)
従来、例えば実開昭60−17872号公報あるいは
実開昭61−37846号公報に示されているように、
家具の扉などに埋設される基体に、摘み体を収納
および突出自在に支持するとともに、摘み体を第
1の押し込みにより収納状態に保持し第2の押し
込みにより突出させる出没機構を設けた家具の摘
み装置が知られている。しかしながら、例えば実
開昭60−17872号公報に示されている装置では、
クランクピンとこのクランクピンが係合されるハ
ート形のカム溝とからなる出没機構を、扉の裏面
に突出して取付けた器枠内に設けており、また、
実開昭61−37846号公報に示されている装置では、
出没機構や摘み体の摺動および抜け止め機構を、
摘み体および基体以外の回転子、囲繞筒および回
転制御子などの比較的多くの部材により構成して
いるため、いずれにせよ、装置の摘み体の出没方
向すなわち扉の厚さ方向の長さが大きくなつてし
まう。
実開昭61−37846号公報に示されているように、
家具の扉などに埋設される基体に、摘み体を収納
および突出自在に支持するとともに、摘み体を第
1の押し込みにより収納状態に保持し第2の押し
込みにより突出させる出没機構を設けた家具の摘
み装置が知られている。しかしながら、例えば実
開昭60−17872号公報に示されている装置では、
クランクピンとこのクランクピンが係合されるハ
ート形のカム溝とからなる出没機構を、扉の裏面
に突出して取付けた器枠内に設けており、また、
実開昭61−37846号公報に示されている装置では、
出没機構や摘み体の摺動および抜け止め機構を、
摘み体および基体以外の回転子、囲繞筒および回
転制御子などの比較的多くの部材により構成して
いるため、いずれにせよ、装置の摘み体の出没方
向すなわち扉の厚さ方向の長さが大きくなつてし
まう。
(考案が解決しようとする問題点)
上述のように、従来の家具の摘み装置において
は、装置が長くならざるを得ない構造となつてい
たため、扉が薄い場合、装置が取付け不可能とな
つたり、あるいは、扉体の裏面から装置の一部が
突出して邪魔になるなどの問題があつた。また、
無理に短くしようとすると、基体への摘み体の支
持が不安定になり、摘み体が傾いて確実に作動し
なくなる問題が生ずる。
は、装置が長くならざるを得ない構造となつてい
たため、扉が薄い場合、装置が取付け不可能とな
つたり、あるいは、扉体の裏面から装置の一部が
突出して邪魔になるなどの問題があつた。また、
無理に短くしようとすると、基体への摘み体の支
持が不安定になり、摘み体が傾いて確実に作動し
なくなる問題が生ずる。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、特に摘み体の出没方向の全長を小さく
でき、扉などが薄い場合にもすつきりと取付ける
ことができ、しかも確実に作動する家具の摘み装
置を提供することを目的とするものである。
るもので、特に摘み体の出没方向の全長を小さく
でき、扉などが薄い場合にもすつきりと取付ける
ことができ、しかも確実に作動する家具の摘み装
置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の家具の摘み装置は、ベース体3および
このベース体3の前側に結合されたハウジング体
4により前面を開口したほぼ円柱函形状に形成さ
れ家具の可動体51に埋設される基体1と、後面
を開口したほぼ円柱函形状に形成され前記基体1
内に軸方向を一致させて摺動自在に嵌合されると
ともにその前面開口2を介して収納および突出さ
れる摘み体21と、この摘み体21内にその周方
向へ回動自在に設けられたスライダ31と、前記
基体1の内部から摘み体21の内部にかけて設け
られこの摘み体21を突出方向へ付勢するスプリ
ング41と、前記摘み体21を第1の押し込みに
より収納状態に保持し第2の押し込みにより突出
させる出没機構45とを備え、前記摘み体21の
外周面後端部に複数の脚部23を突出形成すると
ともに、前記基体1の内周面にその後端部から前
端部に至りかつ前端を係止部13とし前記脚部2
3がそれぞれ摺動自在に係合されて摘み体21を
前後自在に支持かつ抜け止めするガイド溝12を
形成し、前記基体1内の中央にその軸方向へ延び
るほぼ角柱形状のガイド突起14を形成するとと
もに、前記スライダ31に前記ガイド突起14に
摺動自在に嵌合される嵌合孔32を形成し、前記
出没機構45は、前記基体1に揺動自在に支持さ
れたクランクピン42と、前記スライダ31の側
面に形成され前記クランクピン42が摺動自在に
係合されるハート形のカム溝35とからなり、前
記ガイド溝12は少くとも前側を前記基体1の軸
方向に対して螺旋状に傾斜させたものである。
このベース体3の前側に結合されたハウジング体
4により前面を開口したほぼ円柱函形状に形成さ
れ家具の可動体51に埋設される基体1と、後面
を開口したほぼ円柱函形状に形成され前記基体1
内に軸方向を一致させて摺動自在に嵌合されると
ともにその前面開口2を介して収納および突出さ
れる摘み体21と、この摘み体21内にその周方
向へ回動自在に設けられたスライダ31と、前記
基体1の内部から摘み体21の内部にかけて設け
られこの摘み体21を突出方向へ付勢するスプリ
ング41と、前記摘み体21を第1の押し込みに
より収納状態に保持し第2の押し込みにより突出
させる出没機構45とを備え、前記摘み体21の
外周面後端部に複数の脚部23を突出形成すると
ともに、前記基体1の内周面にその後端部から前
端部に至りかつ前端を係止部13とし前記脚部2
3がそれぞれ摺動自在に係合されて摘み体21を
前後自在に支持かつ抜け止めするガイド溝12を
形成し、前記基体1内の中央にその軸方向へ延び
るほぼ角柱形状のガイド突起14を形成するとと
もに、前記スライダ31に前記ガイド突起14に
摺動自在に嵌合される嵌合孔32を形成し、前記
出没機構45は、前記基体1に揺動自在に支持さ
れたクランクピン42と、前記スライダ31の側
面に形成され前記クランクピン42が摺動自在に
係合されるハート形のカム溝35とからなり、前
記ガイド溝12は少くとも前側を前記基体1の軸
方向に対して螺旋状に傾斜させたものである。
(作用)
本考案の家具の摘み装置では、収納状態にある
摘み体21を押し込むと、出没機構45による摘
み体21の保持が解除されて、スプリング41の
付勢力により、摘み体21に固定的に設けられた
スライダ31の嵌合孔32が基体1のガイド突起
14に沿つて摺動するとともに、摘み体21の脚
部23が基体1のガイド溝12に沿つて摺動しつ
つ摘み体21が基体1より突出し、ついでガイド
溝12の前端の係止部13に脚部23が係合して
摘み体21が突出状態に保持される。そして、突
出した摘み体21を摘んで、家具の可動体として
の扉51を開閉したりする。さらに、突出した摘
み体21を押し込むと、脚部23がガイド溝12
に沿つてまた嵌合孔32がガイド突起14に沿つ
て摺動しつつ摘み体21が基体1内に没入し、こ
の基体1内に揺動自在に支持されたクランクピン
42およびスライダ31の側面に形成されクラン
クピン42が摺動自在に係合されたハート形のカ
ム溝35からなる出没機構45の作動により、摘
み体21が基体1内に収納状態に保持される。そ
の際、摘み体21の端を押したとしても、ガイド
溝12が螺旋状に傾斜していることにより、摘み
体21の軸方向に加わる力の一部は周方向への力
に変換され、摘み体21に回転力が加わるため、
この摘み体21に軸方向へ加わる力も偏ることな
く均等化され、したがつて摘み体21が確実に作
動する。
摘み体21を押し込むと、出没機構45による摘
み体21の保持が解除されて、スプリング41の
付勢力により、摘み体21に固定的に設けられた
スライダ31の嵌合孔32が基体1のガイド突起
14に沿つて摺動するとともに、摘み体21の脚
部23が基体1のガイド溝12に沿つて摺動しつ
つ摘み体21が基体1より突出し、ついでガイド
溝12の前端の係止部13に脚部23が係合して
摘み体21が突出状態に保持される。そして、突
出した摘み体21を摘んで、家具の可動体として
の扉51を開閉したりする。さらに、突出した摘
み体21を押し込むと、脚部23がガイド溝12
に沿つてまた嵌合孔32がガイド突起14に沿つ
て摺動しつつ摘み体21が基体1内に没入し、こ
の基体1内に揺動自在に支持されたクランクピン
42およびスライダ31の側面に形成されクラン
クピン42が摺動自在に係合されたハート形のカ
ム溝35からなる出没機構45の作動により、摘
み体21が基体1内に収納状態に保持される。そ
の際、摘み体21の端を押したとしても、ガイド
溝12が螺旋状に傾斜していることにより、摘み
体21の軸方向に加わる力の一部は周方向への力
に変換され、摘み体21に回転力が加わるため、
この摘み体21に軸方向へ加わる力も偏ることな
く均等化され、したがつて摘み体21が確実に作
動する。
(実施例)
以下、本考案の家具の摘み装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
1は基体で、前面を開口して前面開口2とした
ほぼ円柱函形状に形成れている。そして、この基
体1は前後に分割されており、後側のベース体3
と、このベース体3の前側に結合固定されたハウ
ジング体4とからなつている。すなわち、このハ
ウジング体4の後端には複数の係合脚5が後方へ
突出形成されており、これら係合脚5の後端部に
は内径方向へ屈曲した係止爪部6が形成されてい
る。一方、前記ベース体3の周面にはその前端か
ら後端に至る複数の係合溝7が形成されていると
ともに、これら係合溝7の後端部に位置して内径
方向へ窪んだ係止段部8が形成されている。そし
て前記係合脚5が係合溝7に嵌合されるととも
に、前後係止爪部6が係止段部8に係合されて、
前記ベース3とハウジング体4とが結合されてい
る。
ほぼ円柱函形状に形成れている。そして、この基
体1は前後に分割されており、後側のベース体3
と、このベース体3の前側に結合固定されたハウ
ジング体4とからなつている。すなわち、このハ
ウジング体4の後端には複数の係合脚5が後方へ
突出形成されており、これら係合脚5の後端部に
は内径方向へ屈曲した係止爪部6が形成されてい
る。一方、前記ベース体3の周面にはその前端か
ら後端に至る複数の係合溝7が形成されていると
ともに、これら係合溝7の後端部に位置して内径
方向へ窪んだ係止段部8が形成されている。そし
て前記係合脚5が係合溝7に嵌合されるととも
に、前後係止爪部6が係止段部8に係合されて、
前記ベース3とハウジング体4とが結合されてい
る。
また、前記基体1の前端部にはフランジ部11
が形成されている。また、前記基体1の内周面に
は、その後端部から前端部に至る複数のガイド溝
12が形成されている。そして、これらガイド溝
12は、基体1の軸心に対して各々90°ずつ離れ
ており、また、これらガイド溝12の前端の段部
が係止部13となつている。さらに、これらガイ
ド溝12の前側のハウジング体4に位置する部分
は、基体1の軸心に対して同一方向へかつ同一リ
ード角で螺旋状に傾斜されている。また、前記基
体1内の中央部には、その軸心に沿つてその後面
から前端部に至る四角柱形状のガイド突起14が
形成されている。そして、このガイド突起14に
は基体1の後面に開口するねじ孔15が形成され
ている。さらに、前記基体1の周面後端部には保
持孔16が形成されており、また、この保持孔1
6の近傍に位置して前記基体1の後面には角孔1
7が形成されている。
が形成されている。また、前記基体1の内周面に
は、その後端部から前端部に至る複数のガイド溝
12が形成されている。そして、これらガイド溝
12は、基体1の軸心に対して各々90°ずつ離れ
ており、また、これらガイド溝12の前端の段部
が係止部13となつている。さらに、これらガイ
ド溝12の前側のハウジング体4に位置する部分
は、基体1の軸心に対して同一方向へかつ同一リ
ード角で螺旋状に傾斜されている。また、前記基
体1内の中央部には、その軸心に沿つてその後面
から前端部に至る四角柱形状のガイド突起14が
形成されている。そして、このガイド突起14に
は基体1の後面に開口するねじ孔15が形成され
ている。さらに、前記基体1の周面後端部には保
持孔16が形成されており、また、この保持孔1
6の近傍に位置して前記基体1の後面には角孔1
7が形成されている。
21は前記基体1内に軸方向を一致させて摺動
自在に嵌合された摘み体で、後面を開口して後面
開口22としたほぼ円柱函形状に形成され、この
摘み体21の軸方向の長さは前記基体1の軸方向
の長さとほぼ等しくなつており、また外径は前記
基体1の内径とほぼ等しくなつている。そして、
この摘み体21の後端には外径方向へ突出した複
数の脚部23が形成されており、これら脚部23
が前記基体1のガイド溝12に摺動自在に係合さ
れて、基体1に対して摘み体21が前後動自在に
支持されている。また、この摘み体21の内周面
前端部にはその周方向に沿う弧状凹部24が形成
されている。
自在に嵌合された摘み体で、後面を開口して後面
開口22としたほぼ円柱函形状に形成され、この
摘み体21の軸方向の長さは前記基体1の軸方向
の長さとほぼ等しくなつており、また外径は前記
基体1の内径とほぼ等しくなつている。そして、
この摘み体21の後端には外径方向へ突出した複
数の脚部23が形成されており、これら脚部23
が前記基体1のガイド溝12に摺動自在に係合さ
れて、基体1に対して摘み体21が前後動自在に
支持されている。また、この摘み体21の内周面
前端部にはその周方向に沿う弧状凹部24が形成
されている。
31はスライダで、ほぼ角筒形状に形成されて
おり、その内部が前記基体1のガイド突起14に
摺動自在に嵌合される嵌合孔32となつている。
また、このスライダ31の前端部にはフランジ状
の円盤部33が形成されており、この円盤部33
の外周面には環状突部34が形成されている。そ
して、このスライダ31は、その環状突部34が
前記摘み体21の弧状凹部24に圧入されて、こ
の摘み体21内にその周方向へ回動自在に支持さ
れている。また、このスライダ31の1つの外側
面には、ハート形のカム溝35が形成されてい
る。このカム溝35は、第4図に示すように、ハ
ート形の突端を内方にしてこの内方の端部から前
方に行くにつれて順次浅くなる第1の案内溝3
6、この第1の案内溝36の前方先端部に連設さ
れ第1の案内溝36の先端よりやや深い第2の案
内溝37、この第2の案内溝37の一側方に連設
され第2の案内溝37よりやや深い第3の案内溝
38、および、この第3の案内溝38の一側方か
ら後方に向つて第1の案内溝36の途中に連設さ
れ、第3の案内溝38側の一端が第3の案内溝3
8よりもやや深く、そこから後方に向つて順次浅
くなり第1の案内溝36側の他端が第1の案内溝
36よりやや浅くなつている第4の案内溝39か
らなつている。さらに、このカム溝35を形成し
たスライダ31の1つの側面の後端部は、他の側
面より後方へ突出し前記基体1の角孔17に対向
される突出部40となつている。
おり、その内部が前記基体1のガイド突起14に
摺動自在に嵌合される嵌合孔32となつている。
また、このスライダ31の前端部にはフランジ状
の円盤部33が形成されており、この円盤部33
の外周面には環状突部34が形成されている。そ
して、このスライダ31は、その環状突部34が
前記摘み体21の弧状凹部24に圧入されて、こ
の摘み体21内にその周方向へ回動自在に支持さ
れている。また、このスライダ31の1つの外側
面には、ハート形のカム溝35が形成されてい
る。このカム溝35は、第4図に示すように、ハ
ート形の突端を内方にしてこの内方の端部から前
方に行くにつれて順次浅くなる第1の案内溝3
6、この第1の案内溝36の前方先端部に連設さ
れ第1の案内溝36の先端よりやや深い第2の案
内溝37、この第2の案内溝37の一側方に連設
され第2の案内溝37よりやや深い第3の案内溝
38、および、この第3の案内溝38の一側方か
ら後方に向つて第1の案内溝36の途中に連設さ
れ、第3の案内溝38側の一端が第3の案内溝3
8よりもやや深く、そこから後方に向つて順次浅
くなり第1の案内溝36側の他端が第1の案内溝
36よりやや浅くなつている第4の案内溝39か
らなつている。さらに、このカム溝35を形成し
たスライダ31の1つの側面の後端部は、他の側
面より後方へ突出し前記基体1の角孔17に対向
される突出部40となつている。
また、前記基体1および摘み体21の内部に位
置して、基体1の後面と前記スライダ31の円盤
部33との間にコイル状のスプリング41が装着
されており、このスプリング41によつて前記摘
み体21は常時前方へ付勢されている。
置して、基体1の後面と前記スライダ31の円盤
部33との間にコイル状のスプリング41が装着
されており、このスプリング41によつて前記摘
み体21は常時前方へ付勢されている。
さらに、前記基体1の保持孔16に、クランク
ピン42の後端部に屈曲形成された支軸部43が
挿入されて、このクランクピン42が前記基体1
内に揺動自在に支持されている。そして、このク
ランクピン42の前端部に屈曲形成された係合部
44が前記ハート形のカム溝35に弾性的に摺動
自在に係合されており、これらカム溝35とクラ
ンクピン42とが出没機構45を構成している。
なお、前記クランクピン42の支軸部43は、ス
プリング41により押え付けられている。
ピン42の後端部に屈曲形成された支軸部43が
挿入されて、このクランクピン42が前記基体1
内に揺動自在に支持されている。そして、このク
ランクピン42の前端部に屈曲形成された係合部
44が前記ハート形のカム溝35に弾性的に摺動
自在に係合されており、これらカム溝35とクラ
ンクピン42とが出没機構45を構成している。
なお、前記クランクピン42の支軸部43は、ス
プリング41により押え付けられている。
そして、組立てにあたつては、例えば、ハウジ
ング体4に摘み体21を組込んだ後、クランクピ
ン42、スプリング41およびスライダ31を組
込んだベース体3にハウジング体4を結合する。
ング体4に摘み体21を組込んだ後、クランクピ
ン42、スプリング41およびスライダ31を組
込んだベース体3にハウジング体4を結合する。
また、この摘み装置を家具の可動体としての扉
51などに取付けるには、この扉51に貫通形成
された取付孔52に基体1を前方より嵌合し、つ
いで、連続する基体1の後面および扉51の裏面
に固定板53を当接するとともに、この固定板5
3を貫通して基体1のねじ孔15にねじ54を螺
着する。この状態で、基体1のフランジ部11と
固定板53とが扉51に挟着され、基体1が扉5
1にしつかりと固定される。
51などに取付けるには、この扉51に貫通形成
された取付孔52に基体1を前方より嵌合し、つ
いで、連続する基体1の後面および扉51の裏面
に固定板53を当接するとともに、この固定板5
3を貫通して基体1のねじ孔15にねじ54を螺
着する。この状態で、基体1のフランジ部11と
固定板53とが扉51に挟着され、基体1が扉5
1にしつかりと固定される。
つぎに、この実施例の装置の作動を説明する。
摘み体21は、引き続く押し込み操作に伴つ
て、出没機構45により、基体1内への没入と基
体1の前面開口2からの突出とを繰り返す。
て、出没機構45により、基体1内への没入と基
体1の前面開口2からの突出とを繰り返す。
すなわち、第1図の実線で示す収納状態におい
ては、クランクピン42の係合部44がハート形
のカム溝35の第3の案内溝38の後部、すなわ
ち、ハート形のカム溝35の前側において後方へ
窪んだ部分に係合しているので、スプリング41
の前方への付勢力に抗して、摘み体21が基体1
内に収納された状態に保持されている。
ては、クランクピン42の係合部44がハート形
のカム溝35の第3の案内溝38の後部、すなわ
ち、ハート形のカム溝35の前側において後方へ
窪んだ部分に係合しているので、スプリング41
の前方への付勢力に抗して、摘み体21が基体1
内に収納された状態に保持されている。
ここで、摘み体21を後方へ押し込むと、クラ
ンクピン42の係合部44はハート形のカム溝3
5内において相対的により前方へ移動することに
なるが、このとき、第3の案内溝38に対して第
2の案内溝37がより浅くなつておりかつ第4の
案内溝39がより深くなつているので、クランク
ピン42の弾性により、係合部44は第4の案内
溝39へ移動する。そうすると、係合部44の後
方への移動の規制が解除されるので、摘み体21
はスプリング41の付勢力により前方へ突出す
る。このとき、摘み体21の脚部23が基体1の
ガイド溝12に沿つて摺動するが、このガイド溝
12の前端の係止部13に脚部23が当接して、
摘み体21が制動される。すなわち、係止部13
と脚部23との係合により、摘み体21が基体1
に対して抜け止めされ、突出状態に保持される。
ンクピン42の係合部44はハート形のカム溝3
5内において相対的により前方へ移動することに
なるが、このとき、第3の案内溝38に対して第
2の案内溝37がより浅くなつておりかつ第4の
案内溝39がより深くなつているので、クランク
ピン42の弾性により、係合部44は第4の案内
溝39へ移動する。そうすると、係合部44の後
方への移動の規制が解除されるので、摘み体21
はスプリング41の付勢力により前方へ突出す
る。このとき、摘み体21の脚部23が基体1の
ガイド溝12に沿つて摺動するが、このガイド溝
12の前端の係止部13に脚部23が当接して、
摘み体21が制動される。すなわち、係止部13
と脚部23との係合により、摘み体21が基体1
に対して抜け止めされ、突出状態に保持される。
そして、第1図の鎖線で示すように突出した摘
み体21を摘んで扉51を開閉する。
み体21を摘んで扉51を開閉する。
また、突出した摘み体21を再び後方へ押し込
むと、ハート形のカム溝35の後側において第1
の案内溝36が第4の案内溝39より深くなつて
いるので、クランクピン42の係合部44は、第
1の案内溝36を介して第2の案内溝37に至
る。ここで、摘み体21から指を離すと、第2の
案内溝37に対して第1の案内溝36がより浅く
なつておりかつ第3の案内溝38がより深くなつ
ているので、カム溝35を形成したスライダ31
がスプリング41で前方に附勢されていることに
より、クランクピン42の係合部44は第3の案
内溝38に係合され、摘み体21が収納状態に保
持される。
むと、ハート形のカム溝35の後側において第1
の案内溝36が第4の案内溝39より深くなつて
いるので、クランクピン42の係合部44は、第
1の案内溝36を介して第2の案内溝37に至
る。ここで、摘み体21から指を離すと、第2の
案内溝37に対して第1の案内溝36がより浅く
なつておりかつ第3の案内溝38がより深くなつ
ているので、カム溝35を形成したスライダ31
がスプリング41で前方に附勢されていることに
より、クランクピン42の係合部44は第3の案
内溝38に係合され、摘み体21が収納状態に保
持される。
このように使用しないときには、摘み体21を
扉51に埋設された基体1内に収納しておけるの
で、摘み体21が邪魔にならない。
扉51に埋設された基体1内に収納しておけるの
で、摘み体21が邪魔にならない。
ところで、このように摘み体21をその軸方向
へ押し込んで収納するときにも、その脚部23が
基体1のガイド溝12に沿つて摺動するが、この
とき、かりにガイド溝12が基体1の軸方向と平
行になつていたとすると、つぎのような問題が生
ずる。すなわち、円滑な摺動を補償するために、
脚部23とガイド溝12との間にはもとよりある
程度の隙間すなわちがたがなければならないが、
そのため、摘み体21の端を押すなどした場合、
この摘み体21が傾いて円滑に動かなくなる。そ
こで、がたを小さくするために、脚部23の摺動
方向の長さを大きくしたとすると、装置の同方向
の長さも大きくなつてしまう。
へ押し込んで収納するときにも、その脚部23が
基体1のガイド溝12に沿つて摺動するが、この
とき、かりにガイド溝12が基体1の軸方向と平
行になつていたとすると、つぎのような問題が生
ずる。すなわち、円滑な摺動を補償するために、
脚部23とガイド溝12との間にはもとよりある
程度の隙間すなわちがたがなければならないが、
そのため、摘み体21の端を押すなどした場合、
この摘み体21が傾いて円滑に動かなくなる。そ
こで、がたを小さくするために、脚部23の摺動
方向の長さを大きくしたとすると、装置の同方向
の長さも大きくなつてしまう。
しかしながら、本考案では、ガイド溝12を螺
旋状に傾斜させたので、上述のような問題は生じ
ない。すなわち、摘み体21を軸方向へ押したと
き、ガイド溝12の傾斜により周方向への分力す
なわち回転力が発生するが、回転力は摘み体21
の全周に及ぶので、摘み体21の端を押すなどし
て偏つた位置に軸方向の力が加わつても、この摘
み体21の回転を介して軸方向への力がその全周
に均等に分散され、摘み体21は常に円滑に摺動
する。したがつてまた、脚部23を短くすること
も可能となる。
旋状に傾斜させたので、上述のような問題は生じ
ない。すなわち、摘み体21を軸方向へ押したと
き、ガイド溝12の傾斜により周方向への分力す
なわち回転力が発生するが、回転力は摘み体21
の全周に及ぶので、摘み体21の端を押すなどし
て偏つた位置に軸方向の力が加わつても、この摘
み体21の回転を介して軸方向への力がその全周
に均等に分散され、摘み体21は常に円滑に摺動
する。したがつてまた、脚部23を短くすること
も可能となる。
なお、摘み体21が基体1に対して回転すると
き、スライダ31は、摘み体21に対して相対的
に回転し、基体1に対しては回転しない。
き、スライダ31は、摘み体21に対して相対的
に回転し、基体1に対しては回転しない。
そして、上記構成によれば、下記の理由によ
り、装置全体のコンパクト化、特に装置の前後方
向すなわち扉51の厚さ方向の短小化が可能とな
る。
り、装置全体のコンパクト化、特に装置の前後方
向すなわち扉51の厚さ方向の短小化が可能とな
る。
第1に、摘み体21の基体1に対する支持およ
び抜け止め機構が、特に、摘み体21の外周面後
端部に突出形成された脚部23と基体1の内周面
に形成されたガイド溝12とからなつているこ
と。つまり、支持および抜け止め機構が、基体1
および摘み体21の周辺部に位置しているので、
短小化が可能になるとともに、内部のスペースの
有効利用が可能となる。
び抜け止め機構が、特に、摘み体21の外周面後
端部に突出形成された脚部23と基体1の内周面
に形成されたガイド溝12とからなつているこ
と。つまり、支持および抜け止め機構が、基体1
および摘み体21の周辺部に位置しているので、
短小化が可能になるとともに、内部のスペースの
有効利用が可能となる。
第2に、出没機構45が、摘み体21内に設け
られかつ基体1内のガイド突起14に摺動自在に
嵌合されたスライダ31の側面に形成されたハー
ト形のカム溝35と、基体1内に揺動自在に支持
されたクランクピン42とからなつていること。
つまり、中空な基体1および摘み体21内のスペ
ースを有効に利用して出没機構45がコンパクト
に組込まれている。
られかつ基体1内のガイド突起14に摺動自在に
嵌合されたスライダ31の側面に形成されたハー
ト形のカム溝35と、基体1内に揺動自在に支持
されたクランクピン42とからなつていること。
つまり、中空な基体1および摘み体21内のスペ
ースを有効に利用して出没機構45がコンパクト
に組込まれている。
第3に、上述のように、支持および抜け止め機
構と出没機構45が少い部材で構成されているこ
と。
構と出没機構45が少い部材で構成されているこ
と。
第4に、前述のように、ガイド溝12を螺旋状
に傾斜させたことにより、脚部23を短くできる
こと。
に傾斜させたことにより、脚部23を短くできる
こと。
これらの理由により、装置の短小化が可能とな
り、したがつて、扉51が薄い場合にも、すつき
りと取付けることができる。すなわち、扉51の
裏面から装置の一部が突出して、邪魔になるよう
なことはない。
り、したがつて、扉51が薄い場合にも、すつき
りと取付けることができる。すなわち、扉51の
裏面から装置の一部が突出して、邪魔になるよう
なことはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、特に基体に対する摘み体の支
持および抜け止め機構が、摘み体の外周面後端部
に突出形成された脚部と基体の内周面に形成され
前端を係止部とし脚部が摺動自在に係合されたガ
イド溝とからなつていることにより、特に摘み体
の出没方向における装置の全長を小さくでき、し
たがつて、家具の扉などが薄い場合にも、すつき
りと取付けることができ、また、ガイド溝を螺旋
状に傾斜させたので、摘み体の端を押すなどして
も、回転力が発生して軸方向の力が均等に分散さ
れることにより、摘み体は傾くことなく確実に作
動し、したがつてまた、脚部を短くできるから、
装置のなお一層の短小化が可能となる。
持および抜け止め機構が、摘み体の外周面後端部
に突出形成された脚部と基体の内周面に形成され
前端を係止部とし脚部が摺動自在に係合されたガ
イド溝とからなつていることにより、特に摘み体
の出没方向における装置の全長を小さくでき、し
たがつて、家具の扉などが薄い場合にも、すつき
りと取付けることができ、また、ガイド溝を螺旋
状に傾斜させたので、摘み体の端を押すなどして
も、回転力が発生して軸方向の力が均等に分散さ
れることにより、摘み体は傾くことなく確実に作
動し、したがつてまた、脚部を短くできるから、
装置のなお一層の短小化が可能となる。
第1図は本考案の家具の摘み装置の一実施例を
示す分解斜視図、第2図はその第3図における
−視断面図、第3図はその後面図、第4図はそ
のハート形のカム溝の正面図である。 1……基体、2……前面開口、3……ベース
体、、4……ハウジング体、12……ガイド溝、
13……係止部、14……ガイド突起、21……
摘み体、23……脚部、31……スライダ、32
……嵌合孔、35……カム溝、41……スプリン
グ、42……クランクピン、45……出没機構、
51……家具の可動体としての扉。
示す分解斜視図、第2図はその第3図における
−視断面図、第3図はその後面図、第4図はそ
のハート形のカム溝の正面図である。 1……基体、2……前面開口、3……ベース
体、、4……ハウジング体、12……ガイド溝、
13……係止部、14……ガイド突起、21……
摘み体、23……脚部、31……スライダ、32
……嵌合孔、35……カム溝、41……スプリン
グ、42……クランクピン、45……出没機構、
51……家具の可動体としての扉。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ベース体およびこのベース体の前側に結合され
たハウジング体により前面を開口したほぼ円柱函
形状に形成され家具の可動体に埋設される基体
と、 後面を開口したほぼ円柱函形状に形成され前記
基体内に軸方向を一致させて摺動自在に嵌合され
るとともにその前面開口を介して収納および突出
される摘み体と、 この摘み体内にその周方向へ回動自在に設けら
れたスライダと、 前記基体の内部から摘み体の内部にかけて設け
られこの摘み体を突出方向へ付勢するスプリング
と、 前記摘み体を第1の押し込みにより収納状態に
保持し第2の押し込みにより突出させる出没機構
とを備え、 前記摘み体の外周面後端部に複数の脚部を突出
形成するとともに、前記基体の内周面にその後端
部から前端部に至りかつ前端を係止部とし前記脚
部がそれぞれ摺動自在に係合されて摘み体を前後
自在に支持かつ抜け止めするガイド溝を形成し、 前記基体内の中央にその軸方向へ延びるほぼ角
柱形状のガイド突起を形成するとともに、前記ス
ライダに前記ガイド突起に摺動自在に嵌合される
嵌合孔を形成し、 前記出没機構は、前記基体に揺動自在に支持さ
れたクランクピンと、前記スライダの側面に形成
され前記クランクピンが摺動自在に係合されるハ
ート形のカム溝とからなり、 前記ガイド溝は少くとも前側を前記基体の軸方
向に対して螺旋状に傾斜させたことを特徴とする
家具の摘み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266486U JPH0523723Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266486U JPH0523723Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638354U JPS638354U (ja) | 1988-01-20 |
| JPH0523723Y2 true JPH0523723Y2 (ja) | 1993-06-17 |
Family
ID=30974511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10266486U Expired - Lifetime JPH0523723Y2 (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523723Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2594016B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1997-03-26 | 株式会社ムラコシ精工 | 家具の摘み装置 |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP10266486U patent/JPH0523723Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS638354U (ja) | 1988-01-20 |
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