JPH0523854A - ウイービング動作を行うアーク溶接ロボツト - Google Patents
ウイービング動作を行うアーク溶接ロボツトInfo
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- JPH0523854A JPH0523854A JP17547491A JP17547491A JPH0523854A JP H0523854 A JPH0523854 A JP H0523854A JP 17547491 A JP17547491 A JP 17547491A JP 17547491 A JP17547491 A JP 17547491A JP H0523854 A JPH0523854 A JP H0523854A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】アーク溶接のウィービングパターンを3次元と
し、しかもティーチングを不要とし、希望するウィービ
ングパターンでアーク溶接を行って溶接品質の向上を図
る。 【構成】複数軸を有するロボット本体の作業端に溶接ト
ーチ13が取付けられており、溶接線14と溶接トーチ
の軸線とによって決まる複数軸を有するウィービング座
標系を定め、メモリにはそのウィービング座標系におけ
る1周期分の溶接トーチの各座標位置データX,Y,
Z,Qをストアするとともにその1周期分の溶接条件も
またストアしておき、メモリのストア内容を読出して、
ウィービング座標系の座標位置データをロボット座標系
の座標位置データに変換してロボット本体の各軸を駆動
するとともに、溶接条件を読出して溶接トーチによって
アーク溶接を行う。こうして希望するウィービングパタ
ーンで、また狭開先で不所望な放電を生じることなく、
アーク溶接を容易に行うことができ、溶接品質の向上を
図ることができる。
し、しかもティーチングを不要とし、希望するウィービ
ングパターンでアーク溶接を行って溶接品質の向上を図
る。 【構成】複数軸を有するロボット本体の作業端に溶接ト
ーチ13が取付けられており、溶接線14と溶接トーチ
の軸線とによって決まる複数軸を有するウィービング座
標系を定め、メモリにはそのウィービング座標系におけ
る1周期分の溶接トーチの各座標位置データX,Y,
Z,Qをストアするとともにその1周期分の溶接条件も
またストアしておき、メモリのストア内容を読出して、
ウィービング座標系の座標位置データをロボット座標系
の座標位置データに変換してロボット本体の各軸を駆動
するとともに、溶接条件を読出して溶接トーチによって
アーク溶接を行う。こうして希望するウィービングパタ
ーンで、また狭開先で不所望な放電を生じることなく、
アーク溶接を容易に行うことができ、溶接品質の向上を
図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィービング動作を行
いつつ、アーク溶接を行うロボットに関する。
いつつ、アーク溶接を行うロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットを用いてアーク溶接作業を実行
する場合、対象ワークの板厚、形状などの種類に見合っ
たウィービングパターンでウィービングを行いつつ溶接
することが、より好ましい。
する場合、対象ワークの板厚、形状などの種類に見合っ
たウィービングパターンでウィービングを行いつつ溶接
することが、より好ましい。
【0003】典型的な先行技術では、溶接線の左右にウ
ィービング動作を行う場合、その振幅と周波数とをティ
ーチングデータとして与えてメモリにストアし、そのメ
モリの内容を読出して実行し、こうして溶接線に平行な
2次元平面内で溶接棒を把持した作業端の進行方向とウ
ィービング方向とが垂直な状態で、ウィービング動作を
行っており、しかもその溶接条件は、ウィービング動作
中、一定のままである。したがって対象ワークの板厚、
形状などの種類に見合った最適なウィービングパターン
でアーク溶接を行うことができないという問題がある。
ィービング動作を行う場合、その振幅と周波数とをティ
ーチングデータとして与えてメモリにストアし、そのメ
モリの内容を読出して実行し、こうして溶接線に平行な
2次元平面内で溶接棒を把持した作業端の進行方向とウ
ィービング方向とが垂直な状態で、ウィービング動作を
行っており、しかもその溶接条件は、ウィービング動作
中、一定のままである。したがって対象ワークの板厚、
形状などの種類に見合った最適なウィービングパターン
でアーク溶接を行うことができないという問題がある。
【0004】他の先行技術は図6に示されている。XY
Z直角座標系のXY平面およびXZ平面の交点が溶接線
1となっており、複数軸ロボット本体の作業端に把持さ
れた溶接トーチが参照点2,3,4をティーチングして
おき、これらの参照点2,3,4によって形成される溶
接線1に垂直な一平面内での三角形の各辺をたどるウィ
ービング動作を行うことができるように構成される。
Z直角座標系のXY平面およびXZ平面の交点が溶接線
1となっており、複数軸ロボット本体の作業端に把持さ
れた溶接トーチが参照点2,3,4をティーチングして
おき、これらの参照点2,3,4によって形成される溶
接線1に垂直な一平面内での三角形の各辺をたどるウィ
ービング動作を行うことができるように構成される。
【0005】このような図6に示される先行技術では、
YZ平面内での1周期分の参照点2,3,4の位置をテ
ィーチングしてメモリにストアしておく必要があり、テ
ィーチング作業が面倒であり、また参照点2,3,4が
変化されるたびに、ティーチングをしなおす必要があ
り、さらにまた三角形以外のウィービングパターンでウ
ィービング動作を行わせることができない。したがって
たとえば図7(1)に示されるように、溶接線5,6の
溶接を行うために、参照符7で示される経路をたどって
溶接トーチが移動するようなウィービング動作を行わせ
ることができず、また図7(2)に示されるように、ワ
ーク8の狭開先に、溶接トーチ9を矢符10で示される
ように揺動させつつ、ウィービング動作を行わせること
ができない。特にこの図7(2)では、溶接トーチ9を
矢符10で示されるように揺動している状態において、
溶接条件、たとえば溶接電圧および溶接電流などを変化
する必要があり、さもなければ溶接トーチ9とワーク8
とが不所望に放電を生じてしまうという問題がある。
YZ平面内での1周期分の参照点2,3,4の位置をテ
ィーチングしてメモリにストアしておく必要があり、テ
ィーチング作業が面倒であり、また参照点2,3,4が
変化されるたびに、ティーチングをしなおす必要があ
り、さらにまた三角形以外のウィービングパターンでウ
ィービング動作を行わせることができない。したがって
たとえば図7(1)に示されるように、溶接線5,6の
溶接を行うために、参照符7で示される経路をたどって
溶接トーチが移動するようなウィービング動作を行わせ
ることができず、また図7(2)に示されるように、ワ
ーク8の狭開先に、溶接トーチ9を矢符10で示される
ように揺動させつつ、ウィービング動作を行わせること
ができない。特にこの図7(2)では、溶接トーチ9を
矢符10で示されるように揺動している状態において、
溶接条件、たとえば溶接電圧および溶接電流などを変化
する必要があり、さもなければ溶接トーチ9とワーク8
とが不所望に放電を生じてしまうという問題がある。
【0006】したがって上述の各先行技術では、溶接形
状および溶接姿勢によっては、充分な溶接品質を得られ
ない場合が生じている。
状および溶接姿勢によっては、充分な溶接品質を得られ
ない場合が生じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウィ
ービングパターンおよび溶接条件などを容易に変更可能
にして溶接品質を向上することができるようにしたウィ
ービング動作を行うアーク溶接ロボットを提供すること
である。
ービングパターンおよび溶接条件などを容易に変更可能
にして溶接品質を向上することができるようにしたウィ
ービング動作を行うアーク溶接ロボットを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業端に溶接
トーチが取付けられる複数軸を有するロボット本体と、
溶接線と溶接トーチの軸線とによって決まる複数軸を有
するウィービング座標系における1周期分の各座標位置
データをストアするメモリと、メモリのストア内容を読
出してロボット本体の座標系の座標位置データに変換
し、ロボット本体を駆動する制御手段とを含むことを特
徴とするウィービング動作を行うアーク溶接ロボットで
ある。
トーチが取付けられる複数軸を有するロボット本体と、
溶接線と溶接トーチの軸線とによって決まる複数軸を有
するウィービング座標系における1周期分の各座標位置
データをストアするメモリと、メモリのストア内容を読
出してロボット本体の座標系の座標位置データに変換
し、ロボット本体を駆動する制御手段とを含むことを特
徴とするウィービング動作を行うアーク溶接ロボットで
ある。
【0009】また本発明は、メモリにはまた、1周期分
の溶接条件をストアし、そのメモリにストアされている
溶接条件で溶接トーチによって溶接を行わせる溶接制御
手段を含むことを特徴とする。
の溶接条件をストアし、そのメモリにストアされている
溶接条件で溶接トーチによって溶接を行わせる溶接制御
手段を含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、複数軸を有するロボット本体
の作業端には溶接トーチが取付けられており、溶接線と
溶接トーチの軸線とによって決まる複数の軸を有するウ
ィービング座標系を定め、このウィービング座標系にお
ける溶接トーチのウィービング動作の1周期分の各座標
位置データをメモリにストアし、前記ウィービング座標
系というのは、たとえばXYZ直角座標系における溶接
線をX軸とし、溶接トーチの軸線をZ軸に一致させたと
きの座標系であり、このようなメモリにストアされた1
周期分の各座標位置データを読出してロボット本体の座
標系の座標位置データに変換マトリクスなどを用いて座
標変換し、こうして得られたロボット本体の座標系の座
標位置データによって、ロボット本体の各軸の変位量を
算出し、ロボット本体の各軸を制御手段によって駆動す
る。こうしてメモリには、ウィービング座標系における
1周期分の各座標位置データをストアし、したがって面
倒なテイチング作業などを行う必要がなく、ウィービン
グ動作の振幅および周波数を希望する値に容易に変化す
ることができ、またウィービングパターンの変更が容易
であり、対象ワークの溶接形状および溶接トーチの溶接
姿勢などを希望する値に定めることが可能となり、これ
によって溶接品質の向上を図ることができる。
の作業端には溶接トーチが取付けられており、溶接線と
溶接トーチの軸線とによって決まる複数の軸を有するウ
ィービング座標系を定め、このウィービング座標系にお
ける溶接トーチのウィービング動作の1周期分の各座標
位置データをメモリにストアし、前記ウィービング座標
系というのは、たとえばXYZ直角座標系における溶接
線をX軸とし、溶接トーチの軸線をZ軸に一致させたと
きの座標系であり、このようなメモリにストアされた1
周期分の各座標位置データを読出してロボット本体の座
標系の座標位置データに変換マトリクスなどを用いて座
標変換し、こうして得られたロボット本体の座標系の座
標位置データによって、ロボット本体の各軸の変位量を
算出し、ロボット本体の各軸を制御手段によって駆動す
る。こうしてメモリには、ウィービング座標系における
1周期分の各座標位置データをストアし、したがって面
倒なテイチング作業などを行う必要がなく、ウィービン
グ動作の振幅および周波数を希望する値に容易に変化す
ることができ、またウィービングパターンの変更が容易
であり、対象ワークの溶接形状および溶接トーチの溶接
姿勢などを希望する値に定めることが可能となり、これ
によって溶接品質の向上を図ることができる。
【0011】さらに本発明に従えば、メモリにはまた、
1周期分の溶接条件をストアしておき、この溶接条件を
読出して溶接トーチを用いて溶接を行うようにしたの
で、たとえば前述の図7(2)に関連して説明した狭開
先のアーク溶接時においても、不所望な放電を生じるこ
となく、溶接作業を行うことができるようになる。
1周期分の溶接条件をストアしておき、この溶接条件を
読出して溶接トーチを用いて溶接を行うようにしたの
で、たとえば前述の図7(2)に関連して説明した狭開
先のアーク溶接時においても、不所望な放電を生じるこ
となく、溶接作業を行うことができるようになる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のウィービング座
標系を示す斜視図である。溶接トーチ12には溶接ワイ
ヤ13が取付けられており、溶接線14はX軸に一致さ
せ、Y軸は、その溶接線14に垂直であり、溶接ワイヤ
13の軸線はZ軸に一致している。溶接ワイヤ13は溶
接線14に平行な平面内でその溶接線14の左右に往復
変位しつつ予め定めたウィービングパターンでウィービ
ング動作を行い、X軸に沿って進行方向15に移動す
る。X軸は溶接ワイヤ13の前後方向であり、Y軸は溶
接ワイヤ13の左右方向であり、Z軸は溶接ワイヤ13
の上下方向である。さらにまた溶接ワイヤ13はX軸ま
わりに角度θだけ角変位可能である。
標系を示す斜視図である。溶接トーチ12には溶接ワイ
ヤ13が取付けられており、溶接線14はX軸に一致さ
せ、Y軸は、その溶接線14に垂直であり、溶接ワイヤ
13の軸線はZ軸に一致している。溶接ワイヤ13は溶
接線14に平行な平面内でその溶接線14の左右に往復
変位しつつ予め定めたウィービングパターンでウィービ
ング動作を行い、X軸に沿って進行方向15に移動す
る。X軸は溶接ワイヤ13の前後方向であり、Y軸は溶
接ワイヤ13の左右方向であり、Z軸は溶接ワイヤ13
の上下方向である。さらにまた溶接ワイヤ13はX軸ま
わりに角度θだけ角変位可能である。
【0013】溶接トーチ12は、図2に示されるロボッ
ト本体16の作業端に取付けられる。固定位置に設けら
れたベース30から前記作業端に複数(この実施例では
6)軸JT1〜JT6毎に角変位可能である。
ト本体16の作業端に取付けられる。固定位置に設けら
れたベース30から前記作業端に複数(この実施例では
6)軸JT1〜JT6毎に角変位可能である。
【0014】図3は、図1および図2に示される実施例
の電気的構成を示すブロック図である。マイクロコンピ
ュータなどによって実現される処理回路17にはキー入
力手段18が接続され、処理回路17には書換え可能な
メモリ19が備えられる。ロボット本体16の各軸JT
1〜JT6を駆動するために、駆動源20〜25がそれ
ぞれ設けられる。溶接トーチ12の溶接条件を設定する
ために溶接制御手段28が備えられる。
の電気的構成を示すブロック図である。マイクロコンピ
ュータなどによって実現される処理回路17にはキー入
力手段18が接続され、処理回路17には書換え可能な
メモリ19が備えられる。ロボット本体16の各軸JT
1〜JT6を駆動するために、駆動源20〜25がそれ
ぞれ設けられる。溶接トーチ12の溶接条件を設定する
ために溶接制御手段28が備えられる。
【0015】図4は、前記実施例の動作を説明するため
の図である。ウィービング座標系における溶接線14に
一致したX軸の変位は図4(1)に示されるように変化
がなく、Y軸方向には図4(2)のライン26で示され
るように変化され、Z軸方向には図4(3)で示される
ように変化される。また溶接ワイヤ13のX軸まわりの
角度θは、図4(4)で示されるように一定値である。
メモリ19には、図4(1)〜図4(4)で示されるウ
ィービング座標系における1周期T0分の各座標位置デ
ータX,Y,Z,θがストアされる。さらにこのメモリ
19には、その1周期T0分の時間経過に伴う溶接条件
がストアされる。この溶接条件としての溶接電圧は、図
4(5)に示されるとおりに変化され、溶接電流は図4
(6)に示されるように時間経過に伴って変化される。
の図である。ウィービング座標系における溶接線14に
一致したX軸の変位は図4(1)に示されるように変化
がなく、Y軸方向には図4(2)のライン26で示され
るように変化され、Z軸方向には図4(3)で示される
ように変化される。また溶接ワイヤ13のX軸まわりの
角度θは、図4(4)で示されるように一定値である。
メモリ19には、図4(1)〜図4(4)で示されるウ
ィービング座標系における1周期T0分の各座標位置デ
ータX,Y,Z,θがストアされる。さらにこのメモリ
19には、その1周期T0分の時間経過に伴う溶接条件
がストアされる。この溶接条件としての溶接電圧は、図
4(5)に示されるとおりに変化され、溶接電流は図4
(6)に示されるように時間経過に伴って変化される。
【0016】溶接ワイヤ13の1周期T0にわたるウィ
ービング座標系の溶接ワイヤ13の移動軌跡は図4
(7)に簡略化して示される。
ービング座標系の溶接ワイヤ13の移動軌跡は図4
(7)に簡略化して示される。
【0017】メモリ19のストア状態は表1に示され
る。溶接ワイヤ13の1周期T0分の時間は、%で表さ
れ、始点はX,Y,Z軸の零から始まり、終点もまた同
様に零で終わるように定義する。X,Y,Zの各軸の変
位は、振幅に対する割合(%)で表し、各軸X,Y,Z
毎の振幅はキー入力手段18によって予め設定する。こ
の1周期T0中の時間は、1周期T0を100%として
割合(%)で表す。たとえばY軸に関して、1周期分の
時刻t1,t2,…,tnのY軸の座標位置データy
1,y2,…,ynをストアし、また同様にして他の軸
X,Zおよび角度θ、さらに溶接条件である電圧および
電流が各割合で表された時間毎に、表1と同様にしてメ
モリ19にストアされる。1つの実施例では、ウィービ
ングパターンはたとえばY軸に関し、時間0%および1
00%の点を除いて、最大15点で定義することができ
る。その他の軸X,Zおよび角度θに関してもまた同様
であり、さらに溶接条件に関しても同様である。
る。溶接ワイヤ13の1周期T0分の時間は、%で表さ
れ、始点はX,Y,Z軸の零から始まり、終点もまた同
様に零で終わるように定義する。X,Y,Zの各軸の変
位は、振幅に対する割合(%)で表し、各軸X,Y,Z
毎の振幅はキー入力手段18によって予め設定する。こ
の1周期T0中の時間は、1周期T0を100%として
割合(%)で表す。たとえばY軸に関して、1周期分の
時刻t1,t2,…,tnのY軸の座標位置データy
1,y2,…,ynをストアし、また同様にして他の軸
X,Zおよび角度θ、さらに溶接条件である電圧および
電流が各割合で表された時間毎に、表1と同様にしてメ
モリ19にストアされる。1つの実施例では、ウィービ
ングパターンはたとえばY軸に関し、時間0%および1
00%の点を除いて、最大15点で定義することができ
る。その他の軸X,Zおよび角度θに関してもまた同様
であり、さらに溶接条件に関しても同様である。
【0018】
【表1】
【0019】Y軸に関して図4(2)の各点y1〜yn
相互間の時間τiは、周波数をfとすると数1で表され
る。iは1〜nの値である。
相互間の時間τiは、周波数をfとすると数1で表され
る。iは1〜nの値である。
【0020】
【数1】
【0021】図5は処理回路17の動作を説明するため
のフローチャートである。ステップn1においてウィー
ビング動作の1周期を開始するにあたり、次のステップ
n2では、キー入力手段18から入力されたウィービン
グ周波数fを読出す。ステップn3では、1周期の時間
T0を計算して求め、次のステップn4では、1周期T
0内の刻時動作を行うタイマをクリアしてスタートさせ
る。ステップn5では、表1に示されるストア内容を含
むメモリ14にストアされているウィービング座標系に
おけるストア内容を読出して各軸X,Y,Zおよび角度
θの変位量Δx,Δy,Δz,Δθ、さらには溶接条件
である溶接電圧Vおよび溶接電流Iを補間演算して求め
る。これらの補間演算は、1周期T0に対する時間経過
から、求めることができる。
のフローチャートである。ステップn1においてウィー
ビング動作の1周期を開始するにあたり、次のステップ
n2では、キー入力手段18から入力されたウィービン
グ周波数fを読出す。ステップn3では、1周期の時間
T0を計算して求め、次のステップn4では、1周期T
0内の刻時動作を行うタイマをクリアしてスタートさせ
る。ステップn5では、表1に示されるストア内容を含
むメモリ14にストアされているウィービング座標系に
おけるストア内容を読出して各軸X,Y,Zおよび角度
θの変位量Δx,Δy,Δz,Δθ、さらには溶接条件
である溶接電圧Vおよび溶接電流Iを補間演算して求め
る。これらの補間演算は、1周期T0に対する時間経過
から、求めることができる。
【0022】ステップn6ではウィービング座標系から
ロボット本体16のロボット座標系への座標変換マトリ
クスを用いて、前述のステップn5において求めた各変
位量Δx,Δy,Δz,Δθを変換する。ステップn7
では、ロボット座標系におけるロボット本体16の各軸
JT1〜JT6の各軸の変位量を演算して求める。ステ
ップn8では、前述のステップn7で求めた各値の変位
が達成されるように、各軸JT1〜JT6が駆動源20
〜25によってそれぞれ駆動される。ステップn9で
は、タイマを(+T/ΔT)だけインクリメントする。
ΔTは、1回の処理時間である。ステップn10では、
タイマの計測時間が1周期T0以下であるかどうかが判
断され、T0以下であればステップn5に戻る。タイマ
の計測時間が1周期T0を超えたときには、ステップn
11に移り、1周期分の動作を終了し、再び前述のステ
ップn1から、次の1周期T0分のウィービング動作を
繰返すことになる。
ロボット本体16のロボット座標系への座標変換マトリ
クスを用いて、前述のステップn5において求めた各変
位量Δx,Δy,Δz,Δθを変換する。ステップn7
では、ロボット座標系におけるロボット本体16の各軸
JT1〜JT6の各軸の変位量を演算して求める。ステ
ップn8では、前述のステップn7で求めた各値の変位
が達成されるように、各軸JT1〜JT6が駆動源20
〜25によってそれぞれ駆動される。ステップn9で
は、タイマを(+T/ΔT)だけインクリメントする。
ΔTは、1回の処理時間である。ステップn10では、
タイマの計測時間が1周期T0以下であるかどうかが判
断され、T0以下であればステップn5に戻る。タイマ
の計測時間が1周期T0を超えたときには、ステップn
11に移り、1周期分の動作を終了し、再び前述のステ
ップn1から、次の1周期T0分のウィービング動作を
繰返すことになる。
【0023】メモリ19への入力は、キー入力手段18
の操作によって、および/またはティーチングによって
行う。
の操作によって、および/またはティーチングによって
行う。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数軸を
有するロボット本体の作業端に溶接トーチが取付けら
れ、メモリには、溶接線と溶接トーチの軸線とによって
決まる複数軸を有するウィービング座標系における1周
期分の溶接トーチの各座標位置データをストアしてお
き、このメモリにストアされた内容を読出して、ロボッ
ト本体の座標系の座標位置データに変換し、このロボッ
ト本体の座標系に基づいてロボット本体の各軸の変位量
を算出し、ロボット本体の各軸を駆動して溶接トーチの
希望するウィービングパターンでウィービング動作を行
うことができるようになる。こうしてウィービングパタ
ーンは3次元で設定することができ、そのウィービング
パターンはメモリにストアしておくことができるので、
面倒なティーチング作業を行う必要がなく、そのウィー
ビングパターンの変更が容易であり、こうして溶接品質
の向上を図ることができる。
有するロボット本体の作業端に溶接トーチが取付けら
れ、メモリには、溶接線と溶接トーチの軸線とによって
決まる複数軸を有するウィービング座標系における1周
期分の溶接トーチの各座標位置データをストアしてお
き、このメモリにストアされた内容を読出して、ロボッ
ト本体の座標系の座標位置データに変換し、このロボッ
ト本体の座標系に基づいてロボット本体の各軸の変位量
を算出し、ロボット本体の各軸を駆動して溶接トーチの
希望するウィービングパターンでウィービング動作を行
うことができるようになる。こうしてウィービングパタ
ーンは3次元で設定することができ、そのウィービング
パターンはメモリにストアしておくことができるので、
面倒なティーチング作業を行う必要がなく、そのウィー
ビングパターンの変更が容易であり、こうして溶接品質
の向上を図ることができる。
【0025】さらに本発明によれば、メモリにはまた、
1周期分の溶接条件をストアしておき、このストアされ
た溶接条件で溶接を行うことができるので、たとえば狭
開先などの溶接時に不所望な放電を生じることなく、溶
接を行うことが可能になる。各1周期分の前記座標位置
データおよび溶接条件は、繰返され、こうして複数周期
分、ウィービングパターンを繰返して、アーク溶接を行
う。
1周期分の溶接条件をストアしておき、このストアされ
た溶接条件で溶接を行うことができるので、たとえば狭
開先などの溶接時に不所望な放電を生じることなく、溶
接を行うことが可能になる。各1周期分の前記座標位置
データおよび溶接条件は、繰返され、こうして複数周期
分、ウィービングパターンを繰返して、アーク溶接を行
う。
【図1】本発明の一実施例のウィービング座標系を説明
するための簡略化した斜視図である。
するための簡略化した斜視図である。
【図2】ロボット本体16を示す簡略化した斜視図であ
る。
る。
【図3】図1および図2に示された本発明の一実施例の
電気的構成を示すブロック図である。
電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】処理回路17の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】先行技術を説明するための断面図である。
【図7】ウィービングパターンを説明するための図であ
る。
る。
12 作業端
13 溶接トーチ
14 溶接線
16 ロボット本体
17 処理回路
18 キー入力手段
19 メモリ
20〜25 各軸の駆動源
28 溶接制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 二薮 秀喜
兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業
株式会社明石工場内
(72)発明者 田中 将基
神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 川
崎重工業株式会社神戸工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 作業端に溶接トーチが取付けられる複数
軸を有するロボット本体と、 溶接線と溶接トーチの軸線とによって決まる複数軸を有
するウィービング座標系における1周期分の各座標位置
データをストアするメモリと、 メモリのストア内容を読出してロボット本体の座標系の
座標位置データに変換し、ロボット本体を駆動する制御
手段とを含むことを特徴とするウィービング動作を行う
アーク溶接ロボット。 - 【請求項2】 メモリにはまた、1周期分の溶接条件を
ストアし、 そのメモリにストアされている溶接条件で溶接トーチに
よって溶接を行わせる溶接制御手段を含むことを特徴と
する請求項1記載のウィービング動作を行うアーク溶接
ロボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175474A JP2500207B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ウィ―ビング動作を行うア―ク溶接ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175474A JP2500207B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ウィ―ビング動作を行うア―ク溶接ロボット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523854A true JPH0523854A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2500207B2 JP2500207B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=15996691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175474A Expired - Fee Related JP2500207B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | ウィ―ビング動作を行うア―ク溶接ロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500207B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111843299A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-30 | 中国船舶重工集团公司第七一六研究所 | 一种应用于机器人多层多道焊的摆动焊接数据分析方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003095135A1 (fr) | 2002-05-13 | 2003-11-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Equipement et procede de soudage tig |
| JP5077515B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2012-11-21 | 株式会社安川電機 | 溶接ロボットシステム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62187575A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 自動溶接装置 |
| JPS63235075A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 | Fanuc Ltd | ア−ク溶接ロボツトの制御方法 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175474A patent/JP2500207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62187575A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 自動溶接装置 |
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|---|---|---|---|---|
| CN111843299A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-30 | 中国船舶重工集团公司第七一六研究所 | 一种应用于机器人多层多道焊的摆动焊接数据分析方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2500207B2 (ja) | 1996-05-29 |
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