JPH0523874Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523874Y2 JPH0523874Y2 JP6398886U JP6398886U JPH0523874Y2 JP H0523874 Y2 JPH0523874 Y2 JP H0523874Y2 JP 6398886 U JP6398886 U JP 6398886U JP 6398886 U JP6398886 U JP 6398886U JP H0523874 Y2 JPH0523874 Y2 JP H0523874Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- gear ratio
- transmission mechanism
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 17
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 17
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 17
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
(産業上の利用分野)
本考案は歯車変速機構、特に車両用の歯車変速
機構に関するものである。 (従来の技術) この種歯車変速機構は通常、本願出願人が
F4W71B型トランスミツシヨンとして製造、市販
しているように、入力軸からの動力を複数ギヤ比
で変速して出力軸(メインシヤフト)に伝え、こ
の出力軸から変速動力を取出すように構成するの
が普通である。 (考案が解決しようとする問題点) しかし従来の歯車変速機構では、ギヤ比を複数
段有すると雖もギヤ比変化列が1種類のみである
ため、以下の問題を生じていた。 即ち車両は、市街地走行時平坦直進路が多いた
め、隣接ギヤ比間の変化幅が比較的大きい所謂ワ
イドギヤレシオな歯車変速機構を良しとするが、
山岳地走行時は湾曲坂道が多いため、逆に隣接ギ
ヤ比間の変化幅が比較的小さい所謂クロスギヤレ
シオな歯車変速機構を良しとする。 しかして、ギヤ比変化列が1種類のみである従
来の歯車変速機構では、上記の両要求を同時に満
足することができず、どちらかの走行が犠牲にな
るという問題を免れない。 (問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題に鑑み、ワイドギヤレシオ
とクロスギヤレシオとを使い分け可能な歯車変速
機構を提供しようとするもので、 入力軸と、出力軸とを具え、入力軸からの動力
を種々のギヤ比で変速して出力軸に伝えるように
した歯車変速機構において、 前記入力軸からの動力をカウンターシヤフトを
介し複数ギヤ比での変速下に伝達される第2軸
と、 前記カウンターシヤフトに同軸配置した遊星歯
車組とを設け、 該遊星歯車組の2要素を夫々、前記カウンター
シヤフトおよび第2軸に駆動結合すると共に、残
りの1要素に第3軸を駆動結合し、 前記出力軸を前記第2軸および第3軸の一方に
選択的に駆動係合させる切り換え手段を設けたこ
とを特徴とする。 (作用) 第2軸はカウンターシヤフトを介して入力軸か
らの動力を複数ギヤ比で変速されて入力される。
遊星歯車組は2要素にこれらカウンターシヤフト
及び第2軸からの動力を供給され、上記変速動力
を更に変速して、遊星歯車組を成す残りの1要素
から第3軸へ出力する。ここで、切り換え手段に
より出力軸を第2軸に結合していれば、第2軸へ
の上記変速動力がそのまま出力軸より取出され、
歯車変速機構をワイドギヤレシオとすることがで
きる。他方、切り換え手段により出力軸を第3軸
に結合すれば、遊星歯車組から第3軸への上記更
なる変速動力が出力軸より取出され、歯車変速機
構をクロスギヤレシオとすることができる。 従つて、切り換え手段の切り換えによりワイド
ギヤレシオとクロスギヤレシオとを使い分けるこ
とができ、市街地走行時及び山岳地走行時ともギ
ヤ比変化列を要求にマツチしたものとなし得て、
常時円滑な走行を可能ならしめることとなる。 (実施例) 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。 図面は本考案歯車変速機構の一実施例で、図中
1は入力軸、2は第2軸、3は第3軸、4は出力
軸、5はカウンタシヤフトを示し、これらを変速
機ケース6内に回転自在に支持すると共に、これ
ら軸上に以下の歯車列を組込んで歯車変速機構を
構成する。 入出力軸1,4を同軸に配置し、これらの間に
第2軸2を同軸に介在させる。第3軸3はカウン
タシヤフト5に同軸突合せ関係に配置すると共
に、これらを軸1,2,4に対し平行に配置す
る。 入力軸1の軸端にメインドライブギヤ7を一体
に設け、第2軸2上に1速ギヤ8、2速ギヤ9お
よび3速ギヤ10を夫々回転自在に支持すると共
に、リバースギヤ11を一体結合する。ギヤ7〜
10に噛合するカウンタギヤ12〜15をカウン
タシヤフト5に一体に設け、カウンタシヤフト5
に更にギヤ11と整列するカウンタギヤ16を一
体に設ける。なお、ギヤ11,16間はリバース
アイドラギヤ17を2点鎖線で示す位置へシフ
トすることにより適宜、このリバースアイドラギ
ヤ17を介して噛合可能とする。 ギヤ8,9間に第2軸2に駆動結合したカツプ
リングスリーブ18を介挿し、ギヤ7,10間に
第2軸2に駆動結合したカツプリングスリーブ1
9を介挿する。カツプリングスリーブ18は図示
の中立位置より位置へシフトする時1速ギヤ8
を第2軸2に結合可能とし、位置へシフトする
時2速ギヤ9を第2軸2に結合可能とする。又、
カツプリングスリーブ19は図示の中立位置より
位置へシフトする時3速ギヤ10を第2軸2に
結合可能とし、位置へシフトする時メインギヤ
7、従つて入力軸1を第2軸2に直結可能とす
る。 第3軸3に近いカウンタシヤフト5の軸端上に
遊星歯車組20を設け、そのサンギヤ20Sをカ
ウンタシヤフト5に結着し、キヤリア20Cを第
3軸3に結着し、リングギヤ20Rをこれに一体
のギヤ21および第2軸2に一体のギヤ22を介
して第2軸2にギヤ結合する。 第3軸3にはギヤ23を一体に設け、これに噛
合するギヤ24を出力軸4上に回転自在に支持す
る。そして、ギヤ24とこれに近い第2軸2の軸
端との間に切り換え手段としてのカツプリングス
リーブ25を介在させ、このカツプリングスリー
ブは出力軸4に駆動結合されて位置へのシフト
時出力軸4を第2軸2に直結し、位置へのシフ
ト時ギヤ24を出力軸4に結合するものとする。 上記実施例の作用を次に説明する。 入力軸1の回転はギヤ7,12を経てカウンタ
シヤフト5に伝わり、これに一体のギヤ13〜1
6を回転させており、その後ギヤ13〜15を経
てギヤ8〜10をも回転させている。そして従来
の歯車変速機構と同様、カツプリングスリーブ1
8を位置にしてギヤ8を第2軸に結合すると、
第2軸2には入力軸1からの動力が第1速のギヤ
比i1、(ギヤ7,8,12,13の歯数が22枚、
38枚、31枚、15枚の場合i1=3.569)で変速されて
入力され、カツプリングスリーブ18を位置に
してギヤ9を第2軸2に結合すると第2軸2には
入力軸1からの動力が第2速のギヤ比i2(ギヤ9,
14の歯数が28枚、19枚の場合i2=2.007)で変速
されて入力され、カツプリングスリーブ19を
位置にしてギヤ10を第2軸2に結合すると第2
軸2には入力軸1からの動力が第3速のギヤ比
i3)ギヤ10,15の歯数が26枚、28枚の場合i3
=1.308)で変速されて入力され、カツプリング
スリーブ19を位置にして第2軸2を入力軸1
に直結すると第2軸2には入力軸1からの動力が
そのまま第4速のギヤ比i4=1.000で入力される。
又、リバースアイドラギヤ17を位置にしてギ
ヤ11,16間を駆動連結すると第2軸2には入
力軸1からの動力が逆転下に後退のギヤ比iR(ギ
ヤ11,16の歯数が36枚、15枚である場合iR=
−3.382)で変速されて入力される。 ここで、カツプリングスリーブ25を位置に
して出力軸4を第2軸2に直結していると、上記
第2軸2への変速動力がそのまま出力軸4より取
出され、歯車変速機をワイドギヤレシオとするこ
とができ、この時の入出力軸1,4の回転数Ni,
Npの比Ni/Npで表わされる変速比Iを表に表わ
すと次表の如くである。
機構に関するものである。 (従来の技術) この種歯車変速機構は通常、本願出願人が
F4W71B型トランスミツシヨンとして製造、市販
しているように、入力軸からの動力を複数ギヤ比
で変速して出力軸(メインシヤフト)に伝え、こ
の出力軸から変速動力を取出すように構成するの
が普通である。 (考案が解決しようとする問題点) しかし従来の歯車変速機構では、ギヤ比を複数
段有すると雖もギヤ比変化列が1種類のみである
ため、以下の問題を生じていた。 即ち車両は、市街地走行時平坦直進路が多いた
め、隣接ギヤ比間の変化幅が比較的大きい所謂ワ
イドギヤレシオな歯車変速機構を良しとするが、
山岳地走行時は湾曲坂道が多いため、逆に隣接ギ
ヤ比間の変化幅が比較的小さい所謂クロスギヤレ
シオな歯車変速機構を良しとする。 しかして、ギヤ比変化列が1種類のみである従
来の歯車変速機構では、上記の両要求を同時に満
足することができず、どちらかの走行が犠牲にな
るという問題を免れない。 (問題点を解決するための手段) 本考案は上述の問題に鑑み、ワイドギヤレシオ
とクロスギヤレシオとを使い分け可能な歯車変速
機構を提供しようとするもので、 入力軸と、出力軸とを具え、入力軸からの動力
を種々のギヤ比で変速して出力軸に伝えるように
した歯車変速機構において、 前記入力軸からの動力をカウンターシヤフトを
介し複数ギヤ比での変速下に伝達される第2軸
と、 前記カウンターシヤフトに同軸配置した遊星歯
車組とを設け、 該遊星歯車組の2要素を夫々、前記カウンター
シヤフトおよび第2軸に駆動結合すると共に、残
りの1要素に第3軸を駆動結合し、 前記出力軸を前記第2軸および第3軸の一方に
選択的に駆動係合させる切り換え手段を設けたこ
とを特徴とする。 (作用) 第2軸はカウンターシヤフトを介して入力軸か
らの動力を複数ギヤ比で変速されて入力される。
遊星歯車組は2要素にこれらカウンターシヤフト
及び第2軸からの動力を供給され、上記変速動力
を更に変速して、遊星歯車組を成す残りの1要素
から第3軸へ出力する。ここで、切り換え手段に
より出力軸を第2軸に結合していれば、第2軸へ
の上記変速動力がそのまま出力軸より取出され、
歯車変速機構をワイドギヤレシオとすることがで
きる。他方、切り換え手段により出力軸を第3軸
に結合すれば、遊星歯車組から第3軸への上記更
なる変速動力が出力軸より取出され、歯車変速機
構をクロスギヤレシオとすることができる。 従つて、切り換え手段の切り換えによりワイド
ギヤレシオとクロスギヤレシオとを使い分けるこ
とができ、市街地走行時及び山岳地走行時ともギ
ヤ比変化列を要求にマツチしたものとなし得て、
常時円滑な走行を可能ならしめることとなる。 (実施例) 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳細に説
明する。 図面は本考案歯車変速機構の一実施例で、図中
1は入力軸、2は第2軸、3は第3軸、4は出力
軸、5はカウンタシヤフトを示し、これらを変速
機ケース6内に回転自在に支持すると共に、これ
ら軸上に以下の歯車列を組込んで歯車変速機構を
構成する。 入出力軸1,4を同軸に配置し、これらの間に
第2軸2を同軸に介在させる。第3軸3はカウン
タシヤフト5に同軸突合せ関係に配置すると共
に、これらを軸1,2,4に対し平行に配置す
る。 入力軸1の軸端にメインドライブギヤ7を一体
に設け、第2軸2上に1速ギヤ8、2速ギヤ9お
よび3速ギヤ10を夫々回転自在に支持すると共
に、リバースギヤ11を一体結合する。ギヤ7〜
10に噛合するカウンタギヤ12〜15をカウン
タシヤフト5に一体に設け、カウンタシヤフト5
に更にギヤ11と整列するカウンタギヤ16を一
体に設ける。なお、ギヤ11,16間はリバース
アイドラギヤ17を2点鎖線で示す位置へシフ
トすることにより適宜、このリバースアイドラギ
ヤ17を介して噛合可能とする。 ギヤ8,9間に第2軸2に駆動結合したカツプ
リングスリーブ18を介挿し、ギヤ7,10間に
第2軸2に駆動結合したカツプリングスリーブ1
9を介挿する。カツプリングスリーブ18は図示
の中立位置より位置へシフトする時1速ギヤ8
を第2軸2に結合可能とし、位置へシフトする
時2速ギヤ9を第2軸2に結合可能とする。又、
カツプリングスリーブ19は図示の中立位置より
位置へシフトする時3速ギヤ10を第2軸2に
結合可能とし、位置へシフトする時メインギヤ
7、従つて入力軸1を第2軸2に直結可能とす
る。 第3軸3に近いカウンタシヤフト5の軸端上に
遊星歯車組20を設け、そのサンギヤ20Sをカ
ウンタシヤフト5に結着し、キヤリア20Cを第
3軸3に結着し、リングギヤ20Rをこれに一体
のギヤ21および第2軸2に一体のギヤ22を介
して第2軸2にギヤ結合する。 第3軸3にはギヤ23を一体に設け、これに噛
合するギヤ24を出力軸4上に回転自在に支持す
る。そして、ギヤ24とこれに近い第2軸2の軸
端との間に切り換え手段としてのカツプリングス
リーブ25を介在させ、このカツプリングスリー
ブは出力軸4に駆動結合されて位置へのシフト
時出力軸4を第2軸2に直結し、位置へのシフ
ト時ギヤ24を出力軸4に結合するものとする。 上記実施例の作用を次に説明する。 入力軸1の回転はギヤ7,12を経てカウンタ
シヤフト5に伝わり、これに一体のギヤ13〜1
6を回転させており、その後ギヤ13〜15を経
てギヤ8〜10をも回転させている。そして従来
の歯車変速機構と同様、カツプリングスリーブ1
8を位置にしてギヤ8を第2軸に結合すると、
第2軸2には入力軸1からの動力が第1速のギヤ
比i1、(ギヤ7,8,12,13の歯数が22枚、
38枚、31枚、15枚の場合i1=3.569)で変速されて
入力され、カツプリングスリーブ18を位置に
してギヤ9を第2軸2に結合すると第2軸2には
入力軸1からの動力が第2速のギヤ比i2(ギヤ9,
14の歯数が28枚、19枚の場合i2=2.007)で変速
されて入力され、カツプリングスリーブ19を
位置にしてギヤ10を第2軸2に結合すると第2
軸2には入力軸1からの動力が第3速のギヤ比
i3)ギヤ10,15の歯数が26枚、28枚の場合i3
=1.308)で変速されて入力され、カツプリング
スリーブ19を位置にして第2軸2を入力軸1
に直結すると第2軸2には入力軸1からの動力が
そのまま第4速のギヤ比i4=1.000で入力される。
又、リバースアイドラギヤ17を位置にしてギ
ヤ11,16間を駆動連結すると第2軸2には入
力軸1からの動力が逆転下に後退のギヤ比iR(ギ
ヤ11,16の歯数が36枚、15枚である場合iR=
−3.382)で変速されて入力される。 ここで、カツプリングスリーブ25を位置に
して出力軸4を第2軸2に直結していると、上記
第2軸2への変速動力がそのまま出力軸4より取
出され、歯車変速機をワイドギヤレシオとするこ
とができ、この時の入出力軸1,4の回転数Ni,
Npの比Ni/Npで表わされる変速比Iを表に表わ
すと次表の如くである。
【表】
次に、カツプリングスリーブ25を位置にし
ている場合を説明するに、遊星歯車組20はサン
ギヤ20Sをカウンタシヤフト5により一体回転
されており、又リングギヤ20Rを第2軸2によ
りギヤ22,21を介し増速回転されている。従
つて、遊星歯車組20のキヤリア20Cから第3
軸3への回転数をN3とし、サンギヤ20Sの歯数
RSおよびリングギヤ20Rの歯数RRの比RS/RRを
λとし、リングギヤ20Rの回転数をNRとし、カ
ウンタシヤフト5の回転数をNCとすると、次式
が成立する。 (1+λ)N3=NR+λNC ……(1) しかして、NRは第2軸2の回転数をN2、第2軸
2およびリングギヤ20R間のギヤ比(ギヤ21,
22のギヤ比)をjとすると、 NR=−N2/j で表わされ、従つてカウンタシヤフト5及び第2
軸2間のギヤ比(変速段によつて異なる)をi、
入力軸1及びカウンタシヤフト5間のギヤ比(ギ
ヤ7,12の歯数比)をkとすると、上式は NR=NC/ji =−Ni/jik ……(2) に書換えることができる。但し、このNRは前進
時で、後退時はリングギヤ20Rの逆転のため NR=−Ni/jik ……(3) となる。又、NCは NC=Ni/k ……(4) で表わされ、更にN3は第3軸3および出力軸4
間のギヤ比(ギヤ23,24の歯数比)をCとす
ると、 N3=−CHp ……(5) で表わされる。 故に前進時は(1),(2),(4),(5)式により (1+λ)CNp=(1/jik+λ/k)Ni が求まり、よつてI=Ni/Npは I=jik(1+λ)C/1+jiλ ……(6) となる。又後退時は(1),(3),(4),(5)式より (1+λ)CNp=(λ/k−1/jik)Ni が求まり、よつてI=Ni/Npは I=jik(1+λ)C/jiλ−1 ……(7) となる。 ここで前記よりk=31/21=1.409であり、又第1 速時i=38/15=2.533、第2速時i=28/19=1.473、 第3速時i=26/28=0.928、第4速時i=22/31= 0.032、後退時i=−36/15=−2.40であるが、λ= 1/1.4とし、ギヤ21,22の歯数を夫々19枚、28 枚としてj=19/28=0.679とし、ギヤ23,24の 歯数を夫々22枚、31枚としてC=31/22=1.409とし た場合の変速比Iを前記(6),(7)式より試算する
と、次表の如くになり、前記第1表よりクロスギ
ヤレシオな歯車変速機構が得られる。
ている場合を説明するに、遊星歯車組20はサン
ギヤ20Sをカウンタシヤフト5により一体回転
されており、又リングギヤ20Rを第2軸2によ
りギヤ22,21を介し増速回転されている。従
つて、遊星歯車組20のキヤリア20Cから第3
軸3への回転数をN3とし、サンギヤ20Sの歯数
RSおよびリングギヤ20Rの歯数RRの比RS/RRを
λとし、リングギヤ20Rの回転数をNRとし、カ
ウンタシヤフト5の回転数をNCとすると、次式
が成立する。 (1+λ)N3=NR+λNC ……(1) しかして、NRは第2軸2の回転数をN2、第2軸
2およびリングギヤ20R間のギヤ比(ギヤ21,
22のギヤ比)をjとすると、 NR=−N2/j で表わされ、従つてカウンタシヤフト5及び第2
軸2間のギヤ比(変速段によつて異なる)をi、
入力軸1及びカウンタシヤフト5間のギヤ比(ギ
ヤ7,12の歯数比)をkとすると、上式は NR=NC/ji =−Ni/jik ……(2) に書換えることができる。但し、このNRは前進
時で、後退時はリングギヤ20Rの逆転のため NR=−Ni/jik ……(3) となる。又、NCは NC=Ni/k ……(4) で表わされ、更にN3は第3軸3および出力軸4
間のギヤ比(ギヤ23,24の歯数比)をCとす
ると、 N3=−CHp ……(5) で表わされる。 故に前進時は(1),(2),(4),(5)式により (1+λ)CNp=(1/jik+λ/k)Ni が求まり、よつてI=Ni/Npは I=jik(1+λ)C/1+jiλ ……(6) となる。又後退時は(1),(3),(4),(5)式より (1+λ)CNp=(λ/k−1/jik)Ni が求まり、よつてI=Ni/Npは I=jik(1+λ)C/jiλ−1 ……(7) となる。 ここで前記よりk=31/21=1.409であり、又第1 速時i=38/15=2.533、第2速時i=28/19=1.473、 第3速時i=26/28=0.928、第4速時i=22/31= 0.032、後退時i=−36/15=−2.40であるが、λ= 1/1.4とし、ギヤ21,22の歯数を夫々19枚、28 枚としてj=19/28=0.679とし、ギヤ23,24の 歯数を夫々22枚、31枚としてC=31/22=1.409とし た場合の変速比Iを前記(6),(7)式より試算する
と、次表の如くになり、前記第1表よりクロスギ
ヤレシオな歯車変速機構が得られる。
【表】
なお、もつとクロスギヤレシオな使い方をした
い場合、ワイドギヤレシオ第1速、クロスギヤレ
シオ第1速、クロスギヤレシオ第2速、クロスギ
ヤレシオ第3速、クロスギヤレシオ第4速、ワイ
ドギヤレシオ第4速のギヤ比変化列を使用した
り、或いはワイドギヤレシオ第1速、クロスギヤ
レシオ第1速、クロスギヤレシオ第2速、クロス
ギヤレシオ第3速、ワイドギヤレシオ第3速、ワ
イドギヤレシオ第4速のギヤ比変化列を使用する
ことで目的を達成することができる。又、この場
合前進6段の変速機として実用可能である。 (考案の効果) かくして本考案歯車変速機構は上述の如く、ワ
イドギヤレシオとクロスギヤレシオとを走行条件
に応じて使い分け得る構成としたから、走行条件
毎に好適なギヤレシオを使用して、常時円滑な走
行を可能にし得る。
い場合、ワイドギヤレシオ第1速、クロスギヤレ
シオ第1速、クロスギヤレシオ第2速、クロスギ
ヤレシオ第3速、クロスギヤレシオ第4速、ワイ
ドギヤレシオ第4速のギヤ比変化列を使用した
り、或いはワイドギヤレシオ第1速、クロスギヤ
レシオ第1速、クロスギヤレシオ第2速、クロス
ギヤレシオ第3速、ワイドギヤレシオ第3速、ワ
イドギヤレシオ第4速のギヤ比変化列を使用する
ことで目的を達成することができる。又、この場
合前進6段の変速機として実用可能である。 (考案の効果) かくして本考案歯車変速機構は上述の如く、ワ
イドギヤレシオとクロスギヤレシオとを走行条件
に応じて使い分け得る構成としたから、走行条件
毎に好適なギヤレシオを使用して、常時円滑な走
行を可能にし得る。
図面は本考案歯車変速機構の一実施例を示す概
略側面図である。 1……入力軸、2……第2軸、3……第3軸、
4……出力軸、5……カウンタシヤフト、6……
変速機ケース、7……メインギヤ、8……1速ギ
ヤ、9……2速ギヤ、10……3速ギヤ、11…
…リバースギヤ、12〜16……カウンタギヤ、
17……リバースアイドラギヤ、18,19……
カツプリングスリーブ、20……遊星歯車組、2
1〜24……伝動ギヤ、25……カツプリングス
リーブ(切り換え手段)。
略側面図である。 1……入力軸、2……第2軸、3……第3軸、
4……出力軸、5……カウンタシヤフト、6……
変速機ケース、7……メインギヤ、8……1速ギ
ヤ、9……2速ギヤ、10……3速ギヤ、11…
…リバースギヤ、12〜16……カウンタギヤ、
17……リバースアイドラギヤ、18,19……
カツプリングスリーブ、20……遊星歯車組、2
1〜24……伝動ギヤ、25……カツプリングス
リーブ(切り換え手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 入力軸と、出力軸とを具え、入力軸からの動力
を種々のギヤ比で変速して出力軸に伝えるように
した歯車変速機構において、 前記入力軸からの動力をカウンターシヤフトを
介し複数ギヤ比での変速下に伝達される第2軸
と、 前記カウンターシヤフトに同軸配置した遊星歯
車組とを設け、 該遊星歯車組の2要素を夫々、前記カウンター
シヤフトおよび第2軸に駆動結合すると共に、残
りの1要素に第3軸を駆動結合し、 前記出力軸を前記第2軸および第3軸の一方に
選択的に駆動係合させる切り換え手段を設けたこ
とを特徴とする歯車変速機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6398886U JPH0523874Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6398886U JPH0523874Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62176541U JPS62176541U (ja) | 1987-11-10 |
| JPH0523874Y2 true JPH0523874Y2 (ja) | 1993-06-17 |
Family
ID=30899729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6398886U Expired - Lifetime JPH0523874Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523874Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6398886U patent/JPH0523874Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62176541U (ja) | 1987-11-10 |
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