JPH05239618A - 機械加工用工具 - Google Patents
機械加工用工具Info
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- JPH05239618A JPH05239618A JP4295508A JP29550892A JPH05239618A JP H05239618 A JPH05239618 A JP H05239618A JP 4295508 A JP4295508 A JP 4295508A JP 29550892 A JP29550892 A JP 29550892A JP H05239618 A JPH05239618 A JP H05239618A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- coating
- compound
- periodic table
- surface coating
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C30/00—Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process
- C23C30/005—Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process on hard metal substrates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
- C23C14/0623—Sulfides, selenides or tellurides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/26—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
- Y10T428/263—Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
- Y10T428/264—Up to 3 mils
- Y10T428/265—1 mil or less
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Turning (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 廉価かつ製造容易な、機械加工用工具の提
供。 【構成】 この工具は、一方が、周期律表第VI主族
の、少なくとも一元素の、他方が、周期律表第Vおよび
VI副族の少なくとも一元素の、少なくとも一つの化合
物を含む表面コーテイングを有している。このコーテイ
ングは、例えば二硫化モリブデンより成るものである。 【効果】 このような工具は、種々の点で、在来の硬い
固体で被覆された工具より優れていることが見出され
た。例えば、ミリングカッタのような工具は、従来品の
6倍以上長い程優れた刃先寿命を有する。さらに、機械
加工された表面は大幅に低い表面粗さを有する。また、
この工具は、明らかにより高い送りでの作業を可能とす
る。
供。 【構成】 この工具は、一方が、周期律表第VI主族
の、少なくとも一元素の、他方が、周期律表第Vおよび
VI副族の少なくとも一元素の、少なくとも一つの化合
物を含む表面コーテイングを有している。このコーテイ
ングは、例えば二硫化モリブデンより成るものである。 【効果】 このような工具は、種々の点で、在来の硬い
固体で被覆された工具より優れていることが見出され
た。例えば、ミリングカッタのような工具は、従来品の
6倍以上長い程優れた刃先寿命を有する。さらに、機械
加工された表面は大幅に低い表面粗さを有する。また、
この工具は、明らかにより高い送りでの作業を可能とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、材料の機械加工用の工
具およびその工具の製造方法に係る。
具およびその工具の製造方法に係る。
【0002】
【従来の技術】周期律表第III〜VIII族元素の炭
化物、窒化物、炭窒化物、ほう化物、珪化物または酸化
物に基づく硬い層が、耐磨耗性を有することは現在一般
に知られている。このような層またはケース(硬い外層
部分)は、1,500HVから4,000HVの範囲お
よびそれ以上の非常に高い硬度係数を有している。
化物、窒化物、炭窒化物、ほう化物、珪化物または酸化
物に基づく硬い層が、耐磨耗性を有することは現在一般
に知られている。このような層またはケース(硬い外層
部分)は、1,500HVから4,000HVの範囲お
よびそれ以上の非常に高い硬度係数を有している。
【0003】世界的に最も良く知られている応用分野の
一つは、硬い金属、高速度鋼および硬い固体、例えばT
iC、TiN、TiNC等を有する工具鋼の切削工具の
コーテイングであり、それにより、刃の寿命における大
幅な改善が達成される。このような切削工具の例は、両
面式のカーバイド・チップ、ミリングカッタ、リーマ、
ドリル等である。これらのコーテイングあるいはその組
合せの厚みは、好ましくは、2から5ミクロンの間であ
る。それは、コーテイングの延性および基板材料に対す
る接着強度により制限される。コーテイングの作用は、
硬度および耐磨耗性の高い度合いによるもので、高い圧
力での、そしてしばしば高い温度での機械加工の間、金
属対金属の接触が避けられ、それゆえ局部的な溶接が起
こらないことにあるのである。
一つは、硬い金属、高速度鋼および硬い固体、例えばT
iC、TiN、TiNC等を有する工具鋼の切削工具の
コーテイングであり、それにより、刃の寿命における大
幅な改善が達成される。このような切削工具の例は、両
面式のカーバイド・チップ、ミリングカッタ、リーマ、
ドリル等である。これらのコーテイングあるいはその組
合せの厚みは、好ましくは、2から5ミクロンの間であ
る。それは、コーテイングの延性および基板材料に対す
る接着強度により制限される。コーテイングの作用は、
硬度および耐磨耗性の高い度合いによるもので、高い圧
力での、そしてしばしば高い温度での機械加工の間、金
属対金属の接触が避けられ、それゆえ局部的な溶接が起
こらないことにあるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際、或る合金および
或る種の鋼の場合、硬い固体でコーテイングされた工具
が、期待された切削性能をもたらさないことが知られて
いる。機械加工されるべきかような合金は、例えばアル
ミニウム合金、チタン合金、ニッケル合金である。この
理由から、コーテイングしていない工具または硬い金属
の工具が、現在は前述の材料の機械加工のために、しば
しば利用されている。本発明の目的は、前述の先行技術
の工具に対する代替物を提供し、上に指摘した欠点が無
く加えて廉価かつ製造容易な機械加工用工具を提供する
ことにある。二硫化モリブデン等のような潤滑剤および
減磨剤として知られている無機化合物による機械加工用
工具のコーテイングが、硬い固体でコーテイングされた
工具と対等であるばかりでなく、しばしばそれより優れ
た工具をもたらすことが、思いがけなく見出された。
或る種の鋼の場合、硬い固体でコーテイングされた工具
が、期待された切削性能をもたらさないことが知られて
いる。機械加工されるべきかような合金は、例えばアル
ミニウム合金、チタン合金、ニッケル合金である。この
理由から、コーテイングしていない工具または硬い金属
の工具が、現在は前述の材料の機械加工のために、しば
しば利用されている。本発明の目的は、前述の先行技術
の工具に対する代替物を提供し、上に指摘した欠点が無
く加えて廉価かつ製造容易な機械加工用工具を提供する
ことにある。二硫化モリブデン等のような潤滑剤および
減磨剤として知られている無機化合物による機械加工用
工具のコーテイングが、硬い固体でコーテイングされた
工具と対等であるばかりでなく、しばしばそれより優れ
た工具をもたらすことが、思いがけなく見出された。
【0005】ボールベアリング等のような機械部品は、
潤滑目的で二硫化モリブデンでコーテイングされてい
る。現在かようなコーテイングは、主にPVD(物理蒸
着)により行われている。主な応用分野は、現在潤滑剤
および減磨剤が有用である全ての分野にわたっている
が、応用はさらに高温、真空または高真空のような外部
条件のため在来のオイルまたはグリース系の潤滑剤が使
えない分野にも拡がっている。またソ連邦特許第71
5,631号は、エッチングにより前処理し二硫化モリ
ブデンを表面に拡散させたことによって耐磨耗性を高め
た鋼の工具を記述している。その工具はそれから洗浄、
乾燥および深冷凍される。しかしながら、切削その他の
材料除去の機械加工用のための工具は、より簡単なコー
テイング方法により得られることが見出された。これま
で、このような工具は硬い固体でコーテイングすること
によってのみ得られるとされて来た。400より低いビ
ッカース硬度を有するコーテイングにより、1,500
以上のビッカース硬度を有するコーテイングを施した在
来の工具より優れた工具が製造出来ることは、非常に予
想外のことであった。
潤滑目的で二硫化モリブデンでコーテイングされてい
る。現在かようなコーテイングは、主にPVD(物理蒸
着)により行われている。主な応用分野は、現在潤滑剤
および減磨剤が有用である全ての分野にわたっている
が、応用はさらに高温、真空または高真空のような外部
条件のため在来のオイルまたはグリース系の潤滑剤が使
えない分野にも拡がっている。またソ連邦特許第71
5,631号は、エッチングにより前処理し二硫化モリ
ブデンを表面に拡散させたことによって耐磨耗性を高め
た鋼の工具を記述している。その工具はそれから洗浄、
乾燥および深冷凍される。しかしながら、切削その他の
材料除去の機械加工用のための工具は、より簡単なコー
テイング方法により得られることが見出された。これま
で、このような工具は硬い固体でコーテイングすること
によってのみ得られるとされて来た。400より低いビ
ッカース硬度を有するコーテイングにより、1,500
以上のビッカース硬度を有するコーテイングを施した在
来の工具より優れた工具が製造出来ることは、非常に予
想外のことであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による機械加工用
工具は一方が周期律表第VI主族の少なくとも一元素
で、他方が周期律表第VおよびVI副族の少なくとも一
元素である、少なくとも一つの化合物を含む純粋な表面
コーテイングによって、コーテイングされている。この
ような工具の製造方法は、工具を、物理蒸着によりコー
テイングする工程を含んでいる。考慮に入れられる周期
律表第VI族の主な元素は、酸素、硫黄、セレン、およ
びテルルである。周期律表第VおよびVI副族の元素と
して、考慮に入れられるものは、バナジュウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、およびタングステ
ンである。コーテイングに適した化合物の典型的代表
は、MoS2、NbS2、TaS2、WS2、MoSe
2、NbSe2、TaSe2、WSe2、MoTe2、
NbTe2、TaTe2、およびWTe2、またはこれ
らの混合化合物である。
工具は一方が周期律表第VI主族の少なくとも一元素
で、他方が周期律表第VおよびVI副族の少なくとも一
元素である、少なくとも一つの化合物を含む純粋な表面
コーテイングによって、コーテイングされている。この
ような工具の製造方法は、工具を、物理蒸着によりコー
テイングする工程を含んでいる。考慮に入れられる周期
律表第VI族の主な元素は、酸素、硫黄、セレン、およ
びテルルである。周期律表第VおよびVI副族の元素と
して、考慮に入れられるものは、バナジュウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、およびタングステ
ンである。コーテイングに適した化合物の典型的代表
は、MoS2、NbS2、TaS2、WS2、MoSe
2、NbSe2、TaSe2、WSe2、MoTe2、
NbTe2、TaTe2、およびWTe2、またはこれ
らの混合化合物である。
【0007】
【作用】工具、とりわけ両面式のカーバイドチップ、ミ
リングカッタ、リーマ、ドリルのコーテイングに好まし
く利用されるものは、潤滑剤および減磨剤として知られ
ている二硫化モリブデンである。二硫化モリブデンは、
1〜2のモース硬度の非常に軟らかい物質で、周囲条件
に依存する非常に低い摩擦係数:つまり真空中で0.0
1〜0.04、乾燥空気中で0.01〜0.04、湿っ
た空気(相対湿度50%)中で0.2〜0.3の摩擦係
数を有している。硬い固体のコーテイングと異なり、機
能的コーテイング厚みは、非常に薄く0.1〜1ミクロ
ンの範囲にある。多くの応用に関して、本発明の機械加
工用工具の寿命は、予想外に、硬質金属あるいは硬い固
体のコーテイングを施された先行技術の工具の寿命の数
倍もある。それゆえ、本発明は、材料の消費を減少させ
るばかりでなく、自動的に制御された機械加工作業にお
ける、磨耗した工具交換のための中断を切り詰め、それ
ゆえ生産性を増大させることが出来る。
リングカッタ、リーマ、ドリルのコーテイングに好まし
く利用されるものは、潤滑剤および減磨剤として知られ
ている二硫化モリブデンである。二硫化モリブデンは、
1〜2のモース硬度の非常に軟らかい物質で、周囲条件
に依存する非常に低い摩擦係数:つまり真空中で0.0
1〜0.04、乾燥空気中で0.01〜0.04、湿っ
た空気(相対湿度50%)中で0.2〜0.3の摩擦係
数を有している。硬い固体のコーテイングと異なり、機
能的コーテイング厚みは、非常に薄く0.1〜1ミクロ
ンの範囲にある。多くの応用に関して、本発明の機械加
工用工具の寿命は、予想外に、硬質金属あるいは硬い固
体のコーテイングを施された先行技術の工具の寿命の数
倍もある。それゆえ、本発明は、材料の消費を減少させ
るばかりでなく、自動的に制御された機械加工作業にお
ける、磨耗した工具交換のための中断を切り詰め、それ
ゆえ生産性を増大させることが出来る。
【0008】本発明の機械加工用工具の製造について
は、それらは普通、鋼、例えばHSS鋼で作られ、次い
でPVD法によりMoS2でコーテイングを施される。
この方法では、薄い層が、550℃より低い比較的低い
処理温度での、カソードスパッタリングで施される。こ
の方法は、工具の何らの変形を生じることが無く、従っ
て何らの後処理も必要無い。本発明の工具の製造におい
て、閉鎖フイールド非平衡型(closed fiel
d unbalanced)マグネトロンの装備が、M
oS2コーテイング等の蒸着のため、とりわけ有利であ
ることが判った。それにより、低いガス圧力で高い程度
のイオン化が達成され、良い接着の充実したコーテイン
グの形成が行われる。このコーテイング組成は、マルチ
プルマグネット・システムにより最適に制御され監視さ
れ得る。以下、非限定的な実施例により、本発明の好ま
しい具体例を詳細に説明する。本発明の工具と、硬質金
属の同類の工具との比較は、本発明の工具の予想外の優
位性を示す。
は、それらは普通、鋼、例えばHSS鋼で作られ、次い
でPVD法によりMoS2でコーテイングを施される。
この方法では、薄い層が、550℃より低い比較的低い
処理温度での、カソードスパッタリングで施される。こ
の方法は、工具の何らの変形を生じることが無く、従っ
て何らの後処理も必要無い。本発明の工具の製造におい
て、閉鎖フイールド非平衡型(closed fiel
d unbalanced)マグネトロンの装備が、M
oS2コーテイング等の蒸着のため、とりわけ有利であ
ることが判った。それにより、低いガス圧力で高い程度
のイオン化が達成され、良い接着の充実したコーテイン
グの形成が行われる。このコーテイング組成は、マルチ
プルマグネット・システムにより最適に制御され監視さ
れ得る。以下、非限定的な実施例により、本発明の好ま
しい具体例を詳細に説明する。本発明の工具と、硬質金
属の同類の工具との比較は、本発明の工具の予想外の優
位性を示す。
【0009】
【実施例】以下の実施例1および2の各々において、可
鍛アルミニウム合金の工作物が、本発明によってMoS
2コーテイングを施されたミリングカッタを用いて機械
加工された。比較のため、在来の硬質金属の工具を用い
ても、同様な作業が繰返された。
鍛アルミニウム合金の工作物が、本発明によってMoS
2コーテイングを施されたミリングカッタを用いて機械
加工された。比較のため、在来の硬質金属の工具を用い
ても、同様な作業が繰返された。
【0010】 カッタ直径: 8mm スロット寸法:幅 =
2mm 深さ = 8mm
2mm 深さ = 8mm
【0011】実施例3 可鍛アルミニウム合金、アンチコロダル112の工作物
が本発明によるMoS2コーテッドHSSミリングカッ
タを用いて機械加工された。比較のため、同様な作業が
一回はコーテイング無しで、もう一回はTiNでコーテ
イングされた同類の工具を用いて、繰返された。その結
果、MoS2コーテッド・カッタを用いて機械加工され
た工作物が、最小の表面粗さを有するものであることが
示された。 合金:アンチコロダル112 材料番号 第3,2315号 作業条件: HSS工具 送り: 1,075mm/分 回転速度: 4,000rpm スロット寸法: 幅 = 6mm、深さ = 16mm カッタ直径: 10mm 15mのカッタ進行経過後の粗さ: MoS2なしのHSS: Ra = 5〜6ミクロン TiN ありのHSS: Ra = 4〜6ミクロン MoS2ありのHSS: Ra < 2ミクロン 前述の実施例から、本発明の工具によって効率の増大が
もたらされたことは明らかである。このことは、この種
の工具にとっての効率の増大が、過去においては常によ
り硬いコーテイングを施すことによって得られて来たの
で、当該技術に熟達したものにとって予想外のことであ
る。
が本発明によるMoS2コーテッドHSSミリングカッ
タを用いて機械加工された。比較のため、同様な作業が
一回はコーテイング無しで、もう一回はTiNでコーテ
イングされた同類の工具を用いて、繰返された。その結
果、MoS2コーテッド・カッタを用いて機械加工され
た工作物が、最小の表面粗さを有するものであることが
示された。 合金:アンチコロダル112 材料番号 第3,2315号 作業条件: HSS工具 送り: 1,075mm/分 回転速度: 4,000rpm スロット寸法: 幅 = 6mm、深さ = 16mm カッタ直径: 10mm 15mのカッタ進行経過後の粗さ: MoS2なしのHSS: Ra = 5〜6ミクロン TiN ありのHSS: Ra = 4〜6ミクロン MoS2ありのHSS: Ra < 2ミクロン 前述の実施例から、本発明の工具によって効率の増大が
もたらされたことは明らかである。このことは、この種
の工具にとっての効率の増大が、過去においては常によ
り硬いコーテイングを施すことによって得られて来たの
で、当該技術に熟達したものにとって予想外のことであ
る。
【0012】実施例4 HSS鋼工具は、PVD法によりMoS2でコーテイン
グを施され、こうして得られた工具が、前述の実施例に
おいて利用された。この目的のために、250Lの内容
積の対称垂直4−マグネトロンリアクタ(symmet
rical vertical4−magnetron
reactor)を有する閉鎖フイールド非平衡(c
losed field unbalanced)マグ
ネトロン装備が使用された。処理ガスとして0.27P
a(2・10−3 Torr)の圧力のアルゴンが使用
された。マグネトロンの合計出力は4Kwであった。純
MoS2がターゲットとして使用された。基板温度は、
<250℃、基板バイアス電圧は、<50V DCであ
った。
グを施され、こうして得られた工具が、前述の実施例に
おいて利用された。この目的のために、250Lの内容
積の対称垂直4−マグネトロンリアクタ(symmet
rical vertical4−magnetron
reactor)を有する閉鎖フイールド非平衡(c
losed field unbalanced)マグ
ネトロン装備が使用された。処理ガスとして0.27P
a(2・10−3 Torr)の圧力のアルゴンが使用
された。マグネトロンの合計出力は4Kwであった。純
MoS2がターゲットとして使用された。基板温度は、
<250℃、基板バイアス電圧は、<50V DCであ
った。
【0013】
【発明の効果】先行技術の硬い固体のコーテイングと比
べて、二硫化モリブデンのコーテイングは、次の異なる
特性を示す: MoS2 硬い固体の層 硬度 1〜2モース >1500ビッカース 厚み 0.1〜1ミクロン 3〜5ミクロン 一方、50%の相対湿度における摩擦係数は、ほぼ同
様、つまりMoS2:0.2〜0.3で硬い固体の層
(TiC):0.25:であった。プラチナ合金の機械
加工における切削工具の比較もまた、顕著な結果を生じ
た。従来技術の硬い固体の層を有する工具による機械加
工の間、30m/分の切削速度および144mm/分の
送りが達成された。この工具は、3回の作業後に再研磨
しなければならなかった。本発明による二硫化モリブデ
ンのコーテイングを有する工具を使用したとき、94m
/分の切削レートおよび1,000mm/分の送りが達
成されしかもその工具は10回の作業後でさえもまだそ
のまま使用可能であった。次の表は、本発明の工具の典
型的代表例、つまり、スイス国バロルベCH−1337
のユージネス・メタラジーク・ド・バロルベ社(Usi
nes Metallurgiquesde Vall
orbe)により製造された種々のカッタ直径Dのスロ
ット・カッタ.F1332によるアルミニウム合金(低
シリコン含有量)の円周ミリング(冷却下)の性能デー
タを与えるものである。意図した切削深さは D×0.
25Dであった。
べて、二硫化モリブデンのコーテイングは、次の異なる
特性を示す: MoS2 硬い固体の層 硬度 1〜2モース >1500ビッカース 厚み 0.1〜1ミクロン 3〜5ミクロン 一方、50%の相対湿度における摩擦係数は、ほぼ同
様、つまりMoS2:0.2〜0.3で硬い固体の層
(TiC):0.25:であった。プラチナ合金の機械
加工における切削工具の比較もまた、顕著な結果を生じ
た。従来技術の硬い固体の層を有する工具による機械加
工の間、30m/分の切削速度および144mm/分の
送りが達成された。この工具は、3回の作業後に再研磨
しなければならなかった。本発明による二硫化モリブデ
ンのコーテイングを有する工具を使用したとき、94m
/分の切削レートおよび1,000mm/分の送りが達
成されしかもその工具は10回の作業後でさえもまだそ
のまま使用可能であった。次の表は、本発明の工具の典
型的代表例、つまり、スイス国バロルベCH−1337
のユージネス・メタラジーク・ド・バロルベ社(Usi
nes Metallurgiquesde Vall
orbe)により製造された種々のカッタ直径Dのスロ
ット・カッタ.F1332によるアルミニウム合金(低
シリコン含有量)の円周ミリング(冷却下)の性能デー
タを与えるものである。意図した切削深さは D×0.
25Dであった。
【0014】
【表1】
Claims (15)
- 【請求項1】 一方が周期律表第VI主族の少なくとも
一つの元素で、他方が周期律表第VおよびVI副族の少
なくとも一つの元素である、少なくとも一つの化合物を
具える表面コーテイングによって特徴ずけられた、諸材
料の金属切削加工のための機械加工用工具。 - 【請求項2】 前記化合物は、一方が、酸素、硫黄、セ
レン、およびテルルより成る群の少なくとも一元素、他
方が、バナジュウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリ
ブデン、およびタングステンより成る群の少なくとも一
元素、を含むことを特徴とする請求項1に記載の工具。 - 【請求項3】 前記表面コーテイングが、化学量論的ま
たは非化学量論的組成の二硫化モリブデンを含むことを
特徴とする請求項1または2に記載の工具。 - 【請求項4】 前記コーテイングが、MoSe2、Nb
Se2、TaSe2、WSe2、NbS2、TaS2、
WS2、MoTe2、NbTe2、TaTe2、および
WTe2より成る群の少なくとも一化合物を含むことを
特徴とする請求項1または2に記載の工具。 - 【請求項5】 前記表面コーテイングが、前記請求項で
定義された一以上の純化合物より成り、何らの有機また
は無機結合剤を含まないことを特徴とする請求項1に記
載の工具。 - 【請求項6】 前記表面コーテイングが、0.1から1
0ミクロン、好ましくは1ミクロンの厚さを有すること
を特徴とする請求項1から請求項5までの一つに記載の
工具。 - 【請求項7】 前記表面コーテイングの下に、それらが
好ましくは炭化物、窒化物、炭窒化物、または酸化物の
如き硬い固体を含む機能層を有することを特徴とする請
求項1から請求項6までの一つに記載の工具。 - 【請求項8】 前記表面コーテイングの上に、油性の防
錆剤、潤滑剤、および/または減磨剤が施されているこ
とを特徴とする請求項1から請求項6までの一つに記載
の工具。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8までの一つに記載
の工具の製造方法であって、硬い固体の層を有すること
のある工具を、一方が周期律表第VI主族の少なくとも
一元素で、他方が周期律表第VおよびVI副属の少なく
とも一元素である、少なくとも一つの化合物を用い、物
理蒸着の手段でコーテイングすることを特徴とする機械
加工用工具の製造方法。 - 【請求項10】 二硫化モリブデンのコーテイングが施
されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 MoSe2、NbSe2、TaS
e2、WSe2、NbS2、TaS2、WS2、MoT
e2、NbTe2、TaTe2、およびWTe2より成
る群の少なくとも一つの化合物のコーテイングが施され
ることを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項12】 一方が、周期律表第VI主族の少なく
とも一元素で、他方が周期律表第VおよびVI副族の少
なくとも一元素である、少なくとも一つの化合物を含む
表面コーテイングを有する工具を使用することを特徴と
する材料の金属切削加工の方法。 - 【請求項13】 アルミニウム合金、チタニウム合金、
プラチナまたはその合金および銅合金より成る群の材料
が機械加工されることを特徴とする請求項12に記載の
方法。 - 【請求項14】 二硫化モリブデンのコーテイングが施
された工具を使用することを特徴とする請求項12また
は13に記載の方法。 - 【請求項15】 工具に、MoSe2、NbSe2、T
aSe2、WSe2、NbS2、TaS2、WS2、M
oTe2、NbTe2、TaTe2、およびWTe2よ
り成る群の少なくとも一つの化合物の表面コーテイング
が施されていることを特徴とする請求項12または13
に記載の方法。
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