JPH05240516A - 膨張エンジンの吸気弁装置 - Google Patents

膨張エンジンの吸気弁装置

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JPH05240516A
JPH05240516A JP4251192A JP4251192A JPH05240516A JP H05240516 A JPH05240516 A JP H05240516A JP 4251192 A JP4251192 A JP 4251192A JP 4251192 A JP4251192 A JP 4251192A JP H05240516 A JPH05240516 A JP H05240516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
closing body
coil spring
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP4251192A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hattori
仁志 服部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長時間運転に耐え得る弁開閉器を備えた膨張エ
ンジンの吸気弁装置を提供する。 【構成】ピストン2の先端に弁開閉器21が設けられて
いる。弁開閉器21は、ピストン2の先端面に固定され
た支持部材23と、この支持部材23に大径側が支持さ
れた円錐台状のコイルばね29と、このコイルばね29
の小径側に連結された弁開閉体30とで構成されてい
る。弁開閉体30は、開閉体本体31と、押え部材32
とを備えている。この両者でコイルばね29の小径部2
9aと皿ばね39とを挟み込み、これによってコイルば
ね29と弁開閉体30とが連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリウム冷凍機等のガ
ス膨張機として使用される膨張エンジンの吸気弁装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリウムガスを液化あるいは極低温に冷
却するヘリウム冷凍機の膨張機として、往復動式の膨張
エンジンが多用されている。
【0003】この膨張エンジンは、通常、シリンダと、
このシリンダ内に往復動自在に設けられてシリンダ内に
断熱膨張室を形成するピストンと、このピストンがシリ
ンダのヘッド壁に一定距離以内近づいている期間だけ開
いて断熱膨張室内に高圧ガスを流入させる吸気弁装置
と、ピストンがシリンダのヘッド壁に近づく方向へ移動
を開始した時点から吸気弁装置が動作を開始する時点ま
での間だけ開いて断熱膨張室内の低圧、低温のガスを排
気する排気弁装置と、ピストンの往復運動を、たとえば
電気エネルギに変換するエネルギ変換機構とを備えてい
る。
【0004】ところで、膨張エンジンに組み込まれる吸
気弁装置の多くは、自動車エンジンの吸気弁装置のよう
に、ピストンの往復動をクランク機構等で一旦、回転運
動に変換した後、この動力でシリンダ外部よりカムを回
転させて弁体の開閉動作を行なわせるようにしている。
【0005】しかしながら、膨張エンジンでは、内部へ
の熱侵入の低減、極低温ガスの外部への漏れを防止する
必要があり、吸気弁装置の開閉動作力をシリンダの外部
から与える方式では上記の要望を満すことが困難であ
る。
【0006】そこで、最近では、このような問題を解決
するために、特公平3−37066号公報に示されてい
るように、吸気弁装置の開閉をシリンダの内部、つまり
ピストンで直接的に行わせるものが提案されている。
【0007】この提案されている吸気弁装置は、概略、
図3に示すように構成されている。図中1はシリンダを
示し、2はシリンダ1内に往復動自在に設けられてシリ
ンダ1とで断熱膨張室3を形成するピストンを示してい
る。なお、ピストン2の図中左端側は図示しないエネル
ギ変換機構に連結されている。
【0008】シリンダ1におけるヘッド壁4の中央部に
は、吸気口5が形成されており、この吸気口5は高圧ガ
ス供給路6に通じている。高圧ガス供給路6内には、吸
気口5を閉塞するように弁体7が配置されている。この
弁体7のヘッド壁側に位置する端面中心部にはロッド8
が突設されており、このロッド8は弁体7が吸気口5を
閉塞している状態下で吸気口5を貫通してシリンダ1内
に僅かに侵入する長さに形成されている。弁体7には、
この弁体7と高圧ガス供給器6の内面との間に設けられ
た円錐台状のコイルばね9によって、常に吸気口5を閉
じる向きの力が与えられている。
【0009】一方、ピストン2の先端部には、このピス
トン2の動きに関連させて弁体7を開閉する弁開閉器1
0が設けられている。この弁開閉器10は次のような構
成になっている。すなわち、ピストン2の先端面に凹部
11を設け、この凹部11に開口部をヘッド壁4側に向
けて有底筒状の支持部材12を装着し、この支持部材1
2に円錐台状のコイルばね13を介して弁開閉体14を
取り付けている。この弁開閉体14の軸方向の厚みは、
支持部材12の内側に存在する空間の深さより若干厚い
程度に設定されている。
【0010】弁開閉体14のヘッド壁側端面中央部には
前述したロッド8を押圧する押圧部15が形成されてお
り、この押圧部15の周囲には流路溝16が形成されて
いる。そして流路溝16の周囲には流路溝16を外周面
に通じさせるように周方向に複数に分割された受圧部1
7が形成されている。
【0011】コイルばね13は、弁開閉体14に近づく
にしたがって小径となる形状に形成されており、大径側
は支持部材12の側壁内面に形成された環状溝18に嵌
め込まれ、小径側は弁開閉体14の外周面に形成された
環状溝18に嵌め込まれている。なお、コイルばね9の
ばね定数はコイルばね13のばね定数よりも小さくなる
ように設定されている。
【0012】このような構成の吸気弁装置は次のような
動作を行う。すなわち、ピストン2がシリンダ1のヘッ
ド壁4に接近すると、つまり下死点に近づくと弁開閉体
14がロッド8を押圧する。この時点では、背後からの
高圧ガスによって弁体7が押されているので、弁体7は
動かず、コイルばね13が軸方向に圧縮されるのみであ
る。さらにピストン2が接近すると、弁開閉体14が支
持部材12の底壁内面に接触する。ピストン2が十分に
接近すると、ロッド8が弁開閉体14に押されてはじめ
て吸気口5が開放される。
【0013】吸気口5が開放されると、高圧ガスがシリ
ンダ1内に流入する。この流入によって弁体7の前後の
圧力差がなくなり、ばね定数の大きいコイルばね13に
よって、弁体7が開放状態に保持される。ピストン2が
下死点を通過すると、ピストン2は高圧ガスに押されて
上死点側へと移動を開始する。そして、ついには弁開閉
体14がロッド8から離れ、弁体7が再び吸気口5を閉
塞する。
【0014】ピストン2が上死点側へ向かうと、断熱膨
張室3内の容積が急速に増加するので、断熱膨張室3内
のガスが低圧、低温となる。なお、図示しない排気弁装
置は、ピストン2が下死点側へ移動を開始した時点から
弁体7が開くまでの間だけ開に保持される。
【0015】しかしながら、上記のように構成された吸
気弁装置にあっても次のような問題があった。すなわ
ち、このような機構を長期間使用した場合、コイルばね
13の先端と弁開閉体14との連結部に徐々にガタが生
じ、互いに衝突しあって、摩耗が進行する。特に、弁体
7を開放した瞬間に弁開閉体14がコイルばね13の復
元力により、シリンダ1のヘッド壁内面に衝突するが、
このときの衝撃が上記の摩耗進行の大きい要因と考えら
れている。このことにより、コイルばね13の先端が摩
耗し、弁開閉体14がシリンダ1内で欠落する虞が多分
にあった。もし、弁開閉体14が落ちたままピストン2
が運動すると、吸気弁装置の正常な動作ができないばか
りか、ピストン2やシリンダ1を破損させる虞がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の膨張
エンジンの吸気弁装置では、運転中に弁開閉体が欠落
し、これが原因してピストンやシリンダを破損させる虞
があった。
【0017】そこで本発明は、長期間運転しても弁開閉
体が欠落する虞がなく、もって耐久性および信頼性を向
上できる膨張エンジンの吸気弁装置を提供することを目
的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る膨張エンジンの吸気弁装置は弁開閉器
に改良が施されている。すなわち、弁開閉器は、ピスト
ンの先端部にたとえば円錐状のコイルばねを介して支持
され、ピストンの動きに対応させて弁体に吸気口を開放
させる向きの押圧力を与える弁開閉体を備えるととも
に、上記コイルばねと上記弁開閉体との連結接触部に与
圧を与えるばね部材を備えている。
【0019】
【作用】コイルばねと弁開閉体との連結接触部に与圧を
与えるばね部材が設けられているので、コイルばねと弁
開閉体との間にガタが生じるのを抑制できる。そのた
め、連結接触部においてコイルばねや弁開閉体が摩耗す
るのを抑制でき、長期間運転したときに起こり易い弁開
閉体の欠落を防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図1には本発明の一実施例に係る吸気弁装置の要部
断面図が示されおり、図2には同吸気弁装置全体の断面
図が示されている。これらの図では、図3と同一部分に
同一符号が付されている。したがって、重複する部分の
説明は省略する。この実施例に係る膨張エンジンの吸気
弁装置が従来装置と異なる点は、ピストン2の先端に設
けられる弁開閉器21の構成にある。
【0021】この弁開閉器21は次のような構成になっ
ている。すなわち、ピストン2の先端面に凹部22を設
け、この凹部22に支持部材23を装着している。支持
部材23は、全体が有底筒状に形成されており、開口部
をヘッド壁4の側に向けて凹部22に装着されている。
支持部材23の周壁24の内側は大径部25に形成され
ており、底壁26には大径部25に通じる小径の凹部2
7が形成されている。周壁24の内面には環状溝28が
設けてあり、この環状溝28には小径部をヘッド壁4に
側に位置させた円錐台状のコイルばね29の大径部側が
嵌め込まれて固定されている。
【0022】コイルばね29は、圧縮されたときに接触
する部分の存在しない渦巻形状が形成される半径ピッチ
に形成されており、しかもばね定数の非線形化を緩和さ
せるために半径ピッチの減少に伴なわせて軸方向ピッチ
も小さくなる形状に形成されている。そして、コイルば
ね29の最小径部が弁開閉体30に連結されている。弁
開閉体30は、開閉体本体31と、この開閉体本体31
に溶接等によって固定された押え部材32とで構成され
ている。
【0023】開閉体本体31は、軸方向長さが前述した
支持部材23の内側に形成された空間の最深距離より若
干大きい値に設定されている。この開閉体本体31は、
ヘッド壁4の側に位置する部分33が凹部27と同程度
の比較的大径に、支持部材23の側に位置する部分34
が小径に、部分34と33との間の部分35が中間の
径、具体的にはコイルばね29における小径部29aの
内径とほぼ等しい径の段付き形状に形成されている。そ
して、部分33のヘッド壁4の側に位置する端面中央部
には弁体7に突設されたロッド8を押圧するための押圧
部36が形成されており、この押圧部36の周囲には流
路溝37が形成されている。また、流路溝37の周囲に
は流路溝37を部分33の外周面に通じさせるように周
方向に複数に分割された受圧部38が形成されている。
【0024】このように形成された開閉体本体31に対
してコイルばね29の小径部29aが次のように連結さ
れている。すなわち、部分35の外周にコイルばね29
の小径部29aを嵌合させた後に、部分35の外周に皿
ばね39を嵌合させ、続いて部分34の外周にリング状
に形成された押え部材32を装着し、この押え部材32
を押し込んで皿ばね39を圧縮させた状態下で押え部材
32を部分34に対して溶接付けすることによってコイ
ルばね29と開閉体本体31とが連結されている。な
お、押え部材32は凹部27より所定だけ小径に形成さ
れている。また、図2中40はシールパッドを示してい
る。
【0025】このような構成であると、従来の膨張エン
ジンの吸気弁装置と同様の動作を行う。しかし、本発明
においてはコイルばね29の小径部29aと開閉体本体
31との連結接触部に皿ばね39によって与圧が与えら
れているので、ガタが生じるようなことはない。このた
め、コイルばね29の先端部における摩耗速度を遅らせ
ることができ、短期間で弁開閉体30が欠落するような
事態の発生を防止できる。
【0026】なお、上述した実施例では、コイルばね2
9の小径部29aと開閉体本体31との連結接触部に皿
ばね39によって与圧を与えているが、皿ばねに代えて
コイルばねやばね座金を用いてもよい。また、開閉体本
体31への押え部材32の固定は溶接に限らず、ねじ止
めとノックピンとを併用して固定してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、摩
耗が原因して起こる不具合の発生を防止でき、もって膨
張エンジンの長期間に亘る連続運転の実現に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る膨張エンジンの吸気弁
装置における弁開閉器の断面図。
【図2】同吸気弁装置の断面図。
【図3】従来の膨張エンジンの吸気弁装置の断面図。
【符号の説明】
1…シリンダ、 2…ピストン、3
…断熱膨張室、 4…ヘッド壁、5…
吸気口、 6…高圧ガス供給路、
7…弁体、 9,13,29…
コイルばね、21…弁開閉器、 30
…弁開閉体、39…皿ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダと上記シリンダ内に往復動自在に
    配置されたピストンとによって形成される断熱膨張室内
    に上記ピストンの動きに応じて高圧ガスを周期的に導入
    するためのものであって、前記シリンダのヘッド壁に設
    けられて前記断熱膨張室と前記高圧ガスの供給路とを連
    通する吸気口と、この吸気口を閉塞するように前記ヘッ
    ド壁の外面に当てがわれた弁体と、この弁体に前記吸気
    口を閉じる向きの力を付与する第1の弾性体と、前記ピ
    ストンの先端部に第2の弾性体を介して支持され、上記
    ピストンの動きに対応させて前記弁体に前記吸気口を開
    放させる向きの押圧力を与える弁開閉体とを備えた膨張
    エンジンの吸気弁装置において、前記第2の弾性体と前
    記弁開閉体との連結接触部に与圧を与える第3の弾性体
    を具備してなることを特徴とする膨張エンジンの吸気弁
    装置。
JP4251192A 1992-02-28 1992-02-28 膨張エンジンの吸気弁装置 Pending JPH05240516A (ja)

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