JPH0524103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524103Y2 JPH0524103Y2 JP1984194507U JP19450784U JPH0524103Y2 JP H0524103 Y2 JPH0524103 Y2 JP H0524103Y2 JP 1984194507 U JP1984194507 U JP 1984194507U JP 19450784 U JP19450784 U JP 19450784U JP H0524103 Y2 JPH0524103 Y2 JP H0524103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reed switch
- magnet
- temperature side
- temperature
- operating
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Thermally Actuated Switches (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は形状記憶合金製の線を利用した温度
感知器に関するものである。
感知器に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来、バイメタルを使用した温度感知器、例え
ば第4図(側面図)の示す如く、一端を支柱4に
固定した直線上のバイメタル22は温度変化に比
例して、自由端が変位するので、バイメタル22
の先端に、磁石10を固着して、リードスイツチ
12に対向させ、点線の低温位置より実線の、例
えば50℃で磁石10と、リードスイツチ12とが
対向して、電気回路を作つてブザーを鳴らすよう
にした火災用温度感知器に於ては、更に温度上昇
して、矢印方向に、バイメタルが移動(点線図)
した場合、磁石面がリードスイツチより離れるの
で、電路がOFFとなつて、ブザーが中止され、
火災感知器としての目的を達成できない。又この
場合、バイメタルの自由端の動きを50℃以上移動
しないようにストツパーで制動することもできる
が、バイメタル自体の性能保持上好ましいことで
はない。
ば第4図(側面図)の示す如く、一端を支柱4に
固定した直線上のバイメタル22は温度変化に比
例して、自由端が変位するので、バイメタル22
の先端に、磁石10を固着して、リードスイツチ
12に対向させ、点線の低温位置より実線の、例
えば50℃で磁石10と、リードスイツチ12とが
対向して、電気回路を作つてブザーを鳴らすよう
にした火災用温度感知器に於ては、更に温度上昇
して、矢印方向に、バイメタルが移動(点線図)
した場合、磁石面がリードスイツチより離れるの
で、電路がOFFとなつて、ブザーが中止され、
火災感知器としての目的を達成できない。又この
場合、バイメタルの自由端の動きを50℃以上移動
しないようにストツパーで制動することもできる
が、バイメタル自体の性能保持上好ましいことで
はない。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
本案は上記の問題点を解決しようとするもので
ある。
ある。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用
本案は従来のバイメタルを使用せずに、形状記
憶合金製の線を使用したものである。形状記憶合
金は、変態温度以下で変形させておいて、変態温
度以上の温度になると元の形に戻る性質を保有し
ている特殊な合金である。この合金の特性を利用
した温度感知器である。即ち、本案の一例として
使用した形状記憶合金製の線は、変態温度が50℃
で、元の形が直線状の細線であり、50℃以下では
軟らかくなつて、外力によつて自由に任意の方向
に、ある限度内で動くことができるが、変態温度
が50℃以上になると硬くなつて、直線状となるの
で、これ以上の温度になつても直線状として変位
しない。再び50℃以下になると軟くなる性質のも
のである。この線を作動線として使用する。第1
図・第2図に於て、電気絶縁材よりなる長方形の
取付板9の中心線M,N上に通気孔19としての
孔をあけ、この孔の右側の中心線M,N上の取付
板9に支柱取付ネジ8のネジ軸部が挿入できる巾
をもち、そのネジ軸が中心線M,N上を、ある程
度左右に遊動できる長さをもつた溝を作つて、こ
れを調節溝7とする。又、円柱状の支柱4の上端
部に、横より水平に孔を貫通させ、この孔径は、
形状記憶合金製の線である作動線1が挿入でき
て、遊動できる程度の挿入孔5とする。この挿入
孔5としての貫通孔に直角に、且つ水平に交るよ
うに、支柱4の外部よりネジ孔を作り、このネジ
孔に締付ボルト6が、ねぢ込みできて、作動線1
を挿入孔5に入れた時、この締付ボルト6をねぢ
込むことにより、作動線1が遊動しないで固定す
ることができるものとする。又、この支柱4の底
面部の中心に支柱取付ネジ8がねぢ込みできるよ
うにネジ孔を作るものとする。このような支柱4
を取付板9に取付けることとする。即ち、取付板
9の裏面の調節溝7内に、支柱取付ネジ8のネジ
軸部を挿入し、取付板9の表面の調節溝7上に、
支柱4を締付けて、挿入孔5の向きが、中心線
M,Nと、一致するように、取付けるものとす
る。次に、中心に作動線1の先が挿入できる程度
の孔を穿ち、表面が円型のブツシユ2に作動線1
の先を挿入して、かしめて固着させ、ブツシユ2
の表面に円筒状の磁石10の円面を接着剤等で固
着するものとする。
憶合金製の線を使用したものである。形状記憶合
金は、変態温度以下で変形させておいて、変態温
度以上の温度になると元の形に戻る性質を保有し
ている特殊な合金である。この合金の特性を利用
した温度感知器である。即ち、本案の一例として
使用した形状記憶合金製の線は、変態温度が50℃
で、元の形が直線状の細線であり、50℃以下では
軟らかくなつて、外力によつて自由に任意の方向
に、ある限度内で動くことができるが、変態温度
が50℃以上になると硬くなつて、直線状となるの
で、これ以上の温度になつても直線状として変位
しない。再び50℃以下になると軟くなる性質のも
のである。この線を作動線として使用する。第1
図・第2図に於て、電気絶縁材よりなる長方形の
取付板9の中心線M,N上に通気孔19としての
孔をあけ、この孔の右側の中心線M,N上の取付
板9に支柱取付ネジ8のネジ軸部が挿入できる巾
をもち、そのネジ軸が中心線M,N上を、ある程
度左右に遊動できる長さをもつた溝を作つて、こ
れを調節溝7とする。又、円柱状の支柱4の上端
部に、横より水平に孔を貫通させ、この孔径は、
形状記憶合金製の線である作動線1が挿入でき
て、遊動できる程度の挿入孔5とする。この挿入
孔5としての貫通孔に直角に、且つ水平に交るよ
うに、支柱4の外部よりネジ孔を作り、このネジ
孔に締付ボルト6が、ねぢ込みできて、作動線1
を挿入孔5に入れた時、この締付ボルト6をねぢ
込むことにより、作動線1が遊動しないで固定す
ることができるものとする。又、この支柱4の底
面部の中心に支柱取付ネジ8がねぢ込みできるよ
うにネジ孔を作るものとする。このような支柱4
を取付板9に取付けることとする。即ち、取付板
9の裏面の調節溝7内に、支柱取付ネジ8のネジ
軸部を挿入し、取付板9の表面の調節溝7上に、
支柱4を締付けて、挿入孔5の向きが、中心線
M,Nと、一致するように、取付けるものとす
る。次に、中心に作動線1の先が挿入できる程度
の孔を穿ち、表面が円型のブツシユ2に作動線1
の先を挿入して、かしめて固着させ、ブツシユ2
の表面に円筒状の磁石10の円面を接着剤等で固
着するものとする。
このように、先端に磁石10を固着した作動線
1の末端部を支柱4の挿入孔5に挿入し、締付ボ
ルト6で締めて固定する。次に、円筒状の磁石1
0の直径よりやや大きい短辺をもち、且つ、磁石
10の直径の2倍位の長辺からなる短形で、且
つ、巾が磁石10の高さ位に相当する内側寸法で
構成されている非磁性材よりなる作動枠3を作
り、この外側にL型片21を取付けて、取付板9
に装着するものとする。但し、このL型片21の
高さは、次の方法にて選定する必要がある。即
ち、すでに末端部を支柱4の挿入孔5に取付けら
れた作動線1部に、この合金の変態温度50℃以上
の熱風を吹きつけて、直線状態に保つておくもの
とする。即ち、実線で示した作動線1の状態にし
ておくものとする。(点線で示した作動線は50℃
以下の軟状態時を示す。)この状態で作動線1の
先端部固着の磁石10を作動枠3内に挿入し、磁
石10の先端の円筒部が若干、作動枠3外に突出
するようになし、且つ、磁石10の円筒周側部が
作動枠3内側の上部の短辺側と両長辺側に接触し
ない程度の〓間を保つようになるように、作動枠
3を取付けたL型片21の高さを選定して、L型
片21を取付板9にネジ等で装着するものとす
る。又、この作動枠3の内側の下側の短辺面部
に、この面部と同じ位の面積の矩形の鉄片11を
固着するものとする。次に、前記の状態にある作
動枠3面より、少々突出した磁石10面に接触し
ない程度の間隔で、リードスイツチ12を水平に
対向させて両端で、リードスイツチ12のリード
線13を夫々固定できるように2ケのL型のリー
ドスイツチ取付板14を夫々中心線M,Nに対し
て、対称の位置に夫々リードスイツチ取付板14
の上部の面を磁石10面に平行にして、向き合う
ようにリードスイツチ取付板14の底部を取付板
9に小ネジ20で夫々取付けるものとする。而し
て2ケのリードスイツチ取付板14の上部面に
は、リード線固定板15が取付ネジ17で夫々取
付けられ、この取付ネジ17を、少々ゆるめて両
板間に〓間を作り、この間にリードスイツチ12
の両端より出ているリード線13を夫々水平に装
着して、リードスイツチ12部面が磁石10面と
接触しない程度の〓間をあけて対向し、磁力によ
つてリードスイツチ12の接点がONするように
なつている。又、リード線固定板15には、リー
ド線13が上下の位置、即ち高温側と低温側とで
水平に挿入することができるように、波型の高温
側挿入溝16−1と、低温側挿入溝16−2を作
り、高温側挿入溝16−1にリード線13を夫々
挿入して、装着した時は作動線1が変態温度以上
(50℃以上)になつて、直線状となつた時にリー
ドスイツチ12面と磁石10面とが対向するの
で、高温側でリードスイツチ12の接点がONと
なり、低温側挿入溝16−2にリード線13を
夫々挿入して、リードスイツチ12を装着した時
は、作動線1が変態温度以下(50℃以下)になつ
て、軟化するため、下の位置即ち、低温側へ磁石
10の重量のため、降下するのでリードスイツチ
12の接点がONとなるようにしたものである。
又、リードスイツチ取付板14の底部を取付板9
に取付けた夫々の小ネジ20に、コードを接続し
て電気回路を作り、ブザーを結続して警報回路と
する。又本器を壁等に取付けられるように、装着
板18を取付板9に2ケ取付けてある。
1の末端部を支柱4の挿入孔5に挿入し、締付ボ
ルト6で締めて固定する。次に、円筒状の磁石1
0の直径よりやや大きい短辺をもち、且つ、磁石
10の直径の2倍位の長辺からなる短形で、且
つ、巾が磁石10の高さ位に相当する内側寸法で
構成されている非磁性材よりなる作動枠3を作
り、この外側にL型片21を取付けて、取付板9
に装着するものとする。但し、このL型片21の
高さは、次の方法にて選定する必要がある。即
ち、すでに末端部を支柱4の挿入孔5に取付けら
れた作動線1部に、この合金の変態温度50℃以上
の熱風を吹きつけて、直線状態に保つておくもの
とする。即ち、実線で示した作動線1の状態にし
ておくものとする。(点線で示した作動線は50℃
以下の軟状態時を示す。)この状態で作動線1の
先端部固着の磁石10を作動枠3内に挿入し、磁
石10の先端の円筒部が若干、作動枠3外に突出
するようになし、且つ、磁石10の円筒周側部が
作動枠3内側の上部の短辺側と両長辺側に接触し
ない程度の〓間を保つようになるように、作動枠
3を取付けたL型片21の高さを選定して、L型
片21を取付板9にネジ等で装着するものとす
る。又、この作動枠3の内側の下側の短辺面部
に、この面部と同じ位の面積の矩形の鉄片11を
固着するものとする。次に、前記の状態にある作
動枠3面より、少々突出した磁石10面に接触し
ない程度の間隔で、リードスイツチ12を水平に
対向させて両端で、リードスイツチ12のリード
線13を夫々固定できるように2ケのL型のリー
ドスイツチ取付板14を夫々中心線M,Nに対し
て、対称の位置に夫々リードスイツチ取付板14
の上部の面を磁石10面に平行にして、向き合う
ようにリードスイツチ取付板14の底部を取付板
9に小ネジ20で夫々取付けるものとする。而し
て2ケのリードスイツチ取付板14の上部面に
は、リード線固定板15が取付ネジ17で夫々取
付けられ、この取付ネジ17を、少々ゆるめて両
板間に〓間を作り、この間にリードスイツチ12
の両端より出ているリード線13を夫々水平に装
着して、リードスイツチ12部面が磁石10面と
接触しない程度の〓間をあけて対向し、磁力によ
つてリードスイツチ12の接点がONするように
なつている。又、リード線固定板15には、リー
ド線13が上下の位置、即ち高温側と低温側とで
水平に挿入することができるように、波型の高温
側挿入溝16−1と、低温側挿入溝16−2を作
り、高温側挿入溝16−1にリード線13を夫々
挿入して、装着した時は作動線1が変態温度以上
(50℃以上)になつて、直線状となつた時にリー
ドスイツチ12面と磁石10面とが対向するの
で、高温側でリードスイツチ12の接点がONと
なり、低温側挿入溝16−2にリード線13を
夫々挿入して、リードスイツチ12を装着した時
は、作動線1が変態温度以下(50℃以下)になつ
て、軟化するため、下の位置即ち、低温側へ磁石
10の重量のため、降下するのでリードスイツチ
12の接点がONとなるようにしたものである。
又、リードスイツチ取付板14の底部を取付板9
に取付けた夫々の小ネジ20に、コードを接続し
て電気回路を作り、ブザーを結続して警報回路と
する。又本器を壁等に取付けられるように、装着
板18を取付板9に2ケ取付けてある。
(ホ) 実施例
次に上記構造の実施状態を説明する。
実施例は、本案温度感知器を火災警報用として
使用した例で、第1図の温度感知器の装着板18
にネジを入れて室内上部に取付けるものとする。
平常の室温では、50℃以下のため、形状記憶合金
製の作動線1は、この合金の変態温度50℃以下で
軟化しているので、作動線1自体は三次元的方向
に任意に動くことができる性質があるため、作動
線1の先端固着の磁石10の重量で、下即ち、低
温側へ降下している状態にある。点線で示した作
動線1がこの時の状態図である。而して、更に作
動枠3内の低温側、下部に固着してある鉄片11
へ磁力吸引により、磁石10は鉄片11に吸着し
ている状態にある。又、この場合リードスイツチ
12はリード線13がリード線固定板15の高温
側挿入溝16−1に夫々挿入装着されているの
で、リードスイツチ12の接点はOFFとなつて
いる状態である。今、室内に火災が発生した場
合、通気孔19とり熱気流(矢印)が流入し、点
線の示す作動線1に感温して、50℃以上になる
と、作動線1は変態温度(50℃)以上に加熱され
ることになるので急速に材質が硬くなり、直線形
としての元の形に復帰せんとし、一方、磁石10
は鉄片11を吸引して離れまいとし、やがて鉄片
11の吸引力に打ち勝つて、作動線1が直線形に
移行するので、急速に磁石10が鉄片11より離
れて、作動線1が直線状に復帰し、高温側へ移動
する(実線の作動線1)。それがためにリードス
イツチ12と磁石10面が対向して、接点がON
となり両リードスイツチ取付板14間に電路が通
じて、これと結続した外部よりの電気回路によ
り、警報ブザーが鳴ることになる。更に温度が上
昇しても、作動線1は直線状のためブザーは鳴り
つづけることになる。この場合、作動線1は変態
温度50℃で作動するようにしてあるが、作動温度
を若干低くする必要ある場合は、支柱取付ネジ8
をゆるめて、支柱4を調節溝7内で中心線M,N
のM方向に若干移行させて、再び支柱取付ネジ8
を締め込み、支柱4を取付板9上に固定し、次に
支柱4の締付ボルト6をゆるめて、作動線1の長
さを短縮し、磁石10面と、リードスイツチ12
面とが元の位置になるような長さに調節して、締
付ボルト6を締めて、作動線1を固定すればよ
い。このようにして、作動線1の長さを調節する
ことにより、作動温度を若干調整することが出来
る効果がある。又、第3図(底面図)の如くリー
ドスイツチ12の位置を下の低温側に移行してリ
ード線13を夫々リード線固定板15の低温側挿
入溝16−2に装着すれば、変態温度50℃以下の
時はリードスイツチ12の接点はONとなり、50
℃以上でOFFとなるのでブザーの代りに加熱器
を入れることにより、温度調節器として使用する
ことも出来る。又、第5図,第6図は、感知器を
縦にして使用した場合であり、この場合50℃以下
では、作動線1は軟状であるため、又、磁石の重
量等の影響も作用して、垂直線、即ち直立状態の
ままであるので、外部より指等でP方向即ち低温
側に作動線1を移動させ、磁石10を鉄片11に
あらかじめ吸着させておく必要がある。今、50℃
以上に作動線1が加熱されると直線状となり、高
温側挿入溝16−1に取付けてあるリードスイツ
チ12面と磁石10が対向して、ONとなり、こ
れにブザーを結続させて、電路を形成させればブ
ザーが鳴る、而して50℃以下に温度降下しても、
作動線1は直立状にあるので、ブザーを鳴りつづ
けることになり、これは保持型温度警報用として
の用途に使用することができる。又、第7図の如
く、リードスイツチ12を低温側挿入溝16−2
に移動設置せば、50℃以上になつた場合、接点は
OFFとなり、50℃以下になつてもOFF状態を継
続するので、警報器として使用せずに、温度ブレ
ーカーとして使用することが出来る。
使用した例で、第1図の温度感知器の装着板18
にネジを入れて室内上部に取付けるものとする。
平常の室温では、50℃以下のため、形状記憶合金
製の作動線1は、この合金の変態温度50℃以下で
軟化しているので、作動線1自体は三次元的方向
に任意に動くことができる性質があるため、作動
線1の先端固着の磁石10の重量で、下即ち、低
温側へ降下している状態にある。点線で示した作
動線1がこの時の状態図である。而して、更に作
動枠3内の低温側、下部に固着してある鉄片11
へ磁力吸引により、磁石10は鉄片11に吸着し
ている状態にある。又、この場合リードスイツチ
12はリード線13がリード線固定板15の高温
側挿入溝16−1に夫々挿入装着されているの
で、リードスイツチ12の接点はOFFとなつて
いる状態である。今、室内に火災が発生した場
合、通気孔19とり熱気流(矢印)が流入し、点
線の示す作動線1に感温して、50℃以上になる
と、作動線1は変態温度(50℃)以上に加熱され
ることになるので急速に材質が硬くなり、直線形
としての元の形に復帰せんとし、一方、磁石10
は鉄片11を吸引して離れまいとし、やがて鉄片
11の吸引力に打ち勝つて、作動線1が直線形に
移行するので、急速に磁石10が鉄片11より離
れて、作動線1が直線状に復帰し、高温側へ移動
する(実線の作動線1)。それがためにリードス
イツチ12と磁石10面が対向して、接点がON
となり両リードスイツチ取付板14間に電路が通
じて、これと結続した外部よりの電気回路によ
り、警報ブザーが鳴ることになる。更に温度が上
昇しても、作動線1は直線状のためブザーは鳴り
つづけることになる。この場合、作動線1は変態
温度50℃で作動するようにしてあるが、作動温度
を若干低くする必要ある場合は、支柱取付ネジ8
をゆるめて、支柱4を調節溝7内で中心線M,N
のM方向に若干移行させて、再び支柱取付ネジ8
を締め込み、支柱4を取付板9上に固定し、次に
支柱4の締付ボルト6をゆるめて、作動線1の長
さを短縮し、磁石10面と、リードスイツチ12
面とが元の位置になるような長さに調節して、締
付ボルト6を締めて、作動線1を固定すればよ
い。このようにして、作動線1の長さを調節する
ことにより、作動温度を若干調整することが出来
る効果がある。又、第3図(底面図)の如くリー
ドスイツチ12の位置を下の低温側に移行してリ
ード線13を夫々リード線固定板15の低温側挿
入溝16−2に装着すれば、変態温度50℃以下の
時はリードスイツチ12の接点はONとなり、50
℃以上でOFFとなるのでブザーの代りに加熱器
を入れることにより、温度調節器として使用する
ことも出来る。又、第5図,第6図は、感知器を
縦にして使用した場合であり、この場合50℃以下
では、作動線1は軟状であるため、又、磁石の重
量等の影響も作用して、垂直線、即ち直立状態の
ままであるので、外部より指等でP方向即ち低温
側に作動線1を移動させ、磁石10を鉄片11に
あらかじめ吸着させておく必要がある。今、50℃
以上に作動線1が加熱されると直線状となり、高
温側挿入溝16−1に取付けてあるリードスイツ
チ12面と磁石10が対向して、ONとなり、こ
れにブザーを結続させて、電路を形成させればブ
ザーが鳴る、而して50℃以下に温度降下しても、
作動線1は直立状にあるので、ブザーを鳴りつづ
けることになり、これは保持型温度警報用として
の用途に使用することができる。又、第7図の如
く、リードスイツチ12を低温側挿入溝16−2
に移動設置せば、50℃以上になつた場合、接点は
OFFとなり、50℃以下になつてもOFF状態を継
続するので、警報器として使用せずに、温度ブレ
ーカーとして使用することが出来る。
(ヘ) 考案の効果
本案の効果は前述の如く、従来の接点部にリー
ドスイツチを使用したバイメタル式感知器の如
く、バイメタル自体の性能を害することがなく、
直線性形状記憶合金の変態温度以上に於ける直線
保持を利用した効果をもつている。又、形状記憶
合金製の作動線1自体がバイメタルよりも変態温
度点で、たわみ量が大きいという特性を有してい
るので、接点としても切れがよいと云う効果があ
り、又、リードスイツチ自体の接点は、スナツ
プ・アクシヨンのある接点構造であるが、更に作
動線1の先端の磁石10と鉄片11との磁力作用
がスナツプ・アクシヨン作用をするので、接点構
造としては最良の構造である。
ドスイツチを使用したバイメタル式感知器の如
く、バイメタル自体の性能を害することがなく、
直線性形状記憶合金の変態温度以上に於ける直線
保持を利用した効果をもつている。又、形状記憶
合金製の作動線1自体がバイメタルよりも変態温
度点で、たわみ量が大きいという特性を有してい
るので、接点としても切れがよいと云う効果があ
り、又、リードスイツチ自体の接点は、スナツ
プ・アクシヨンのある接点構造であるが、更に作
動線1の先端の磁石10と鉄片11との磁力作用
がスナツプ・アクシヨン作用をするので、接点構
造としては最良の構造である。
本案は、第1図,第2図に示す如く、火災報知
用として、又、第3図では温度調節用として使用
した場合に於て、リードスイツチは接点部がガラ
スで封入されているので、接点の火花が外部に影
響を生じないので、温度調節器の接点火花によつ
て生ずるプロパンガス火災を防止することができ
る効果がある。又、作動線1自体が錆を生じ難い
材質であるので、性能のよい温度感知器が得られ
る。又、第5図,第6図の如く、本案を縦型にし
て使用せば保持型温度警報器として、又、第7図
の如く、リードスイツチを低温側へ移行せば、温
度用ブレーカーとして使用できるもので、リード
スイツチ12の取付を高温側か低温側かに装着す
ることにより多様性に富んだ活用が可能となる温
度感知器である。
用として、又、第3図では温度調節用として使用
した場合に於て、リードスイツチは接点部がガラ
スで封入されているので、接点の火花が外部に影
響を生じないので、温度調節器の接点火花によつ
て生ずるプロパンガス火災を防止することができ
る効果がある。又、作動線1自体が錆を生じ難い
材質であるので、性能のよい温度感知器が得られ
る。又、第5図,第6図の如く、本案を縦型にし
て使用せば保持型温度警報器として、又、第7図
の如く、リードスイツチを低温側へ移行せば、温
度用ブレーカーとして使用できるもので、リード
スイツチ12の取付を高温側か低温側かに装着す
ることにより多様性に富んだ活用が可能となる温
度感知器である。
又、形状記憶合金線にはその合金の変態温度が
決められているので、作動温度がそれによつて決
められることになるが、本案に於ては作動線1の
長さを調節溝7の調節によつて行うことができる
作動線1の長さを短縮すれば先端に作動する回動
力が増加するため、作動線先の磁石10が鉄片1
1より離れ易くなるので作動温度が低くなる。
又、逆に、作動線1の長さを長くすれば、先端に
作動する回動力が弱くなるので磁石10が鉄片1
1より離れ難くなり、作動温度が高くなる。即
ち、作動線1の長さの調節によつて作動温度が調
整出来る効果がある。又、磁石10の適当な磁力
又は重さの選定により、鉄片11への吸引力が変
えられるので、これ等の調整によつて作動線1の
作動温度を調節できる効果もある。
決められているので、作動温度がそれによつて決
められることになるが、本案に於ては作動線1の
長さを調節溝7の調節によつて行うことができる
作動線1の長さを短縮すれば先端に作動する回動
力が増加するため、作動線先の磁石10が鉄片1
1より離れ易くなるので作動温度が低くなる。
又、逆に、作動線1の長さを長くすれば、先端に
作動する回動力が弱くなるので磁石10が鉄片1
1より離れ難くなり、作動温度が高くなる。即
ち、作動線1の長さの調節によつて作動温度が調
整出来る効果がある。又、磁石10の適当な磁力
又は重さの選定により、鉄片11への吸引力が変
えられるので、これ等の調整によつて作動線1の
作動温度を調節できる効果もある。
又、リード線固定板15は、波型の高温側挿入
溝16−1と低温側挿入溝16−2とによつて、
形成されているが、両者の溝の間を横に切断し
て、夫々、別個に、高温側挿入棒16−1と低温
側挿入溝16−2との、リード線固定板15を作
り、各々、取付ネジ17を似て、左右のL型リー
ドスイツチ取付板14に装着し、2本のリードス
イツチ12を、夫々、高温側挿入溝16−1、低
温側挿入溝16−2に取付けて、各々のリード線
固定板15の高温側と低温側に、夫々、別の電流
を流せば、二極型の電気回路を形成させる効果も
ある。なお、この場合は、L型リードスイツチ取
付板14は電気絶縁性の材質のものを使用するも
のとする。
溝16−1と低温側挿入溝16−2とによつて、
形成されているが、両者の溝の間を横に切断し
て、夫々、別個に、高温側挿入棒16−1と低温
側挿入溝16−2との、リード線固定板15を作
り、各々、取付ネジ17を似て、左右のL型リー
ドスイツチ取付板14に装着し、2本のリードス
イツチ12を、夫々、高温側挿入溝16−1、低
温側挿入溝16−2に取付けて、各々のリード線
固定板15の高温側と低温側に、夫々、別の電流
を流せば、二極型の電気回路を形成させる効果も
ある。なお、この場合は、L型リードスイツチ取
付板14は電気絶縁性の材質のものを使用するも
のとする。
第1図は、本案の全体斜視図。第2図は、本案
の側面一部破載断面図。第3図は、本案の底面図
にして、リードスイツチ12を低温側挿入溝16
−2に装着した図。第4図は、従来のリードスイ
ツチを使用したバイメタル式温度感知器の側面略
図。第5図は、本案を縦型にして使用した全体斜
視図。第6図は、本案を縦にして使用した側面一
部断面図。第7図は、本案を縦型にして使用し、
リードスイツチ12を低温側挿入溝16−2に装
着した側面一部断面図。 1……作動線、2……ブツシユ、3……作動
枠、4……支柱、5……挿入孔、6……締付ボル
ト、7……調節溝、8……支柱取付ネジ、9……
取付板、10……磁石、11……鉄片、12……
リードスイツチ、13……リード線、14……リ
ードスイツチ取付板、15……リード線固定板、
16−1……高温側挿入溝、16−2……低温側
挿入溝、17……取付ネジ、18……装着板、1
9……通気孔、20……小ネジ、21……L型
片、22……バイメタル、M,N……中心線、P
……指での作動方向。
の側面一部破載断面図。第3図は、本案の底面図
にして、リードスイツチ12を低温側挿入溝16
−2に装着した図。第4図は、従来のリードスイ
ツチを使用したバイメタル式温度感知器の側面略
図。第5図は、本案を縦型にして使用した全体斜
視図。第6図は、本案を縦にして使用した側面一
部断面図。第7図は、本案を縦型にして使用し、
リードスイツチ12を低温側挿入溝16−2に装
着した側面一部断面図。 1……作動線、2……ブツシユ、3……作動
枠、4……支柱、5……挿入孔、6……締付ボル
ト、7……調節溝、8……支柱取付ネジ、9……
取付板、10……磁石、11……鉄片、12……
リードスイツチ、13……リード線、14……リ
ードスイツチ取付板、15……リード線固定板、
16−1……高温側挿入溝、16−2……低温側
挿入溝、17……取付ネジ、18……装着板、1
9……通気孔、20……小ネジ、21……L型
片、22……バイメタル、M,N……中心線、P
……指での作動方向。
Claims (1)
- 変態温度以上になると、元の形が直線状となる
形状記憶合金製の作動線1の自由端の先端部に、
磁石10を固着し、末端部を支柱4に装着した支
柱4を、作動線1の長さが調節できるようにし
て、取付板9に取付け、又、作動線1が変態温度
以上又は以下になつて変形して、高温側又は、低
温側に作動した場合、自由端先の磁石10が高温
側又は、低温側に連動する範囲内で、作動する部
分を作動枠3にて包囲し、変態温度以下の低温時
には、磁石10が鉄片11に吸着するような構造
を取付板9に装着し、又変態温度以上或は以下の
温度時に、磁石10が高温側或は低温側に移動す
る時、磁石10面と対向して、リードスイツチ1
2が作動するように、リードスイツチ12を高温
側か、或は、低温側へ装着できる構造よりなるリ
ードスイツチ取付板14を、取付板9に取付けた
前記構造に於て、温度が変態温度以上、又は、以
下に変化した時、作動線1が低温側より高温側
へ、又は高温側より低温側へと移動して、磁石1
0が連動し、リードスイツチ12の接点動作によ
つて、リードスイツチ取付板14間或は、リード
線固定板15間に、電気回路を構成する温度感知
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984194507U JPH0524103Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984194507U JPH0524103Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61109046U JPS61109046U (ja) | 1986-07-10 |
| JPH0524103Y2 true JPH0524103Y2 (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=30751961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984194507U Expired - Lifetime JPH0524103Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524103Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57212722A (en) * | 1981-06-24 | 1982-12-27 | Nippon Electric Co | Temperature sensitive switch |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP1984194507U patent/JPH0524103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61109046U (ja) | 1986-07-10 |
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