JPH0524151U - 鋳造品のトリミング装置 - Google Patents

鋳造品のトリミング装置

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JPH0524151U
JPH0524151U JP7354091U JP7354091U JPH0524151U JP H0524151 U JPH0524151 U JP H0524151U JP 7354091 U JP7354091 U JP 7354091U JP 7354091 U JP7354091 U JP 7354091U JP H0524151 U JPH0524151 U JP H0524151U
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JP
Japan
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casting
cast
mold
product
trimming
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正友 執行
昭臣 米重
一郎 武内
保 岡田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型の動作に伴って、鋳バリの除去と鋳造品の
鋳抜部の異常検出とを同時に行い、作業効率を向上させ
る。 【構成】 下型1と上型2との間に、その外表面に鋳抜
部51〜53を有するとともに鋳バリ59が残存した鋳
造品50を配置し、上記下型1と上型2との接近動によ
り該各型1,2に設けたトリミング刃8,30によって上
記鋳バリ59を剪断除去するようにした鋳造品のトリミ
ング装置において、上記下型1と上型2のうち、少なく
とも上記鋳造品50の上記鋳抜部51〜53の開口部に
対向する側にある型1,2に、常時上記鋳造品50側に
突出する方向に付勢されるとともに上記型1,2の移動
に伴って上記鋳抜部51〜53内に侵入可能とされたピ
ン部材14〜16と、該ピン部材14〜16の軸方向変
位を検出する変位検出部材31〜33とからなり該ピン
部材14〜16の変位量によって上記鋳抜部51〜53
の異常を検知する異常検知手段を備えたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、鋳造品の鋳バリを除去するための鋳造品のトリミング装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鋳造品の鋳バリを除去するトリミング装置としては種々のものが提 案されており、その一般的構造としては、例えば特開昭63ー140758号公 報に開示されるように、固定配置されるとともにこれに設けた鋳造品載置台上に 鋳造品が載置固定される下型と、該下型に対して接離動可能に配置され、該上型 の下動に伴って両型にそれぞれ設けた上下一対のトリミング刃によって上記鋳造 品の鋳バリを剪断除去するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、鋳造品には、その外周面にボルト穴等を鋳抜き成形することがある が、この場合特にダイキャスト鋳造法にあってはこの鋳抜部をピン状の金属中子 を使用して形成することから、鋳造品の離型時にこの中子がその途中で折れて鋳 抜部内に残る場合がある。
【0004】 このように、鋳抜部に中子が折れ残った場合には、改めてこれを個別に除去す るか、あるいはその折残中子の生じた鋳造品そのものを廃棄することとなる。従 って、鋳造品から鋳バリを除去(トリミング作業)して最終製品とするに際しては 、該鋳造品の鋳抜部に折残中子等の不良が生じているかどうかを確認する必要が ある。
【0005】 かかる場合、従来は、この鋳抜部の不良チェック作業を作業者の手作業によっ て、且つトリミング作業とは別工程においてそれぞれ別々に行うようにしていた ため、作業工数が増加し、また場合によっては不良チェックのミスにより折角ト リミングを行ったがその後に折残中子があることが分かって最終的にこの鋳造品 そのものを廃棄しなければならないというような作業の無駄が生じる等の問題が あった。
【0006】 そこで本願考案は、トリミング作業時に、鋳造品の鋳抜部不良の検出作業をも 同時に同一工程において行い得る如くしもって作業効率の格段の向上を図るとと もに、作業順序の設定により作業の無駄をなくするようにした鋳造品のトリミン グ装置を提案せんとしてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願考案ではかかる課題を解決するための具体的手段として、請求項1記載の 考案では、相互に接離可能とされた下型と上型との間に、該下型と上型の接離方 向に対向する外表面に鋳抜部を有するとともに該接離方向に略直交する方向に延 出する鋳バリが残存した鋳造品を配置し、上記下型と上型とを相互に接近させる ことにより該下型と上型にそれぞれ設けたトリミング刃によって上記鋳造品の鋳 バリを上下両面側から挟んでこれを剪断除去するようにした鋳造品のトリミング 装置において、上記下型と上型のうち、少なくとも上記鋳造品の上記鋳抜部の開 口部に対向する側にある型に、常時上記鋳造品側に突出する方向に付勢されると ともに上記型の移動に伴って上記鋳抜部内に侵入可能とされたピン部材と、該ピ ン部材の軸方向変位を検出する変位検出部材とからなり該ピン部材の変位量によ って上記鋳抜部の異常を検知する異常検知手段を備えたことを特徴とする。
【0008】 請求項2記載の考案では、請求項1記載の鋳造品のトリミング装置において、 上記下型と上型との接近動に伴う上記各トリミング刃による鋳バリの除去動作と 、上記異常検知手段による鋳抜部の異常検知動作のうち、該異常検知動作を先行 させ、該異常検知手段により鋳抜部の異常が検知された場合には上記鋳バリの除 去動作を中止させる如く構成したことを特徴としている。
【0009】 請求項3記載の考案では、請求項1または2記載の鋳造品のトリミング装置に おいて、上記下型を固定型とし、上記上型を可動型とし、且つ該下型に上記異常 検知手段を配置する一方、該下型には鋳造品載置台を該下型に対して接離動可能 に支持せしめ、該鋳造品載置台を上記下型の上型側への接近動に伴って上記鋳造 品と一体的に下動変位可能なる如く構成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本願各考案ではかかる構成とすることによってそれぞれ次のような作用が得ら れる。
【0011】 請求項1記載の考案では、下型と上型との間に鋳造品を配置して該各型を 相互に接近方向に移動させることで、該各型にそれぞれ設けたトリミング刃によ って上記鋳造品の外表面上に延出残存した鋳バリが剪断除去される。 また、この場合、同時に異常検知手段が作動し、鋳造品の鋳抜部の異常検出を 行う。即ち、鋳造品の鋳抜部に折残中子がない場合には、上記両型の接近動に伴 って上記異常検知手段のピン部材が上記鋳抜部内に侵入することから変位検出部 材は該ピン部材の変位を検出せず、従って異常検知手段により鋳抜部は正常であ る(即ち、鋳抜部内に折残中子は存在しないということ)を検知する。
【0012】 一方、該鋳抜部内に折残中子が存在している場合には、上記両型の接近動に伴 って上記ピン部材が鋳抜部内に侵入しようとする場合に該ピン部材の先端が折残 中子に衝突することからその進入動が阻止され、該ピン部材はこれが設けられた 型に対して相対的に変位することとなる。このピン部材の変位を変位検出部材が 検出することで、上記異常検知手段により鋳抜部の異常が検知されるものである 。
【0013】 請求項2記載の考案では、上記記載の作用に加えて、各型の接近動に伴 い、鋳バリの除去(即ちトリミング)に先行して、まず最初に鋳抜部の異常検出が 行なわれ、この時点で鋳抜部の異常が検知された場合にはこれに引き続くトリミ ング作業は実行されることなく中止され、正常である場合にのみ異常検出に引き 続いてトリミング作業が行なわれるものである。
【0014】 請求項3記載の考案では、上記または記載の作用に加えて、固定型で ある下型側に下動変位可能なる如く配置された鋳造品載置台上に鋳造品を載置固 定し、この状態で可動型である上型を下動させることにより、該鋳造品載置台と 一体的に鋳造品も下動し、上記下型側に配置した異常検知手段によって上記鋳造 品の下面側、即ち上型の移動方向に対向する方向に向けて鋳抜かれた鋳抜部の異 常検出が行なわれるものである。
【0015】
【考案の効果】
従って、本願各考案の鋳造品のトリミング装置によればそれぞれ次のような効 果が得られる。
【0016】 (a) 請求項1記載の鋳造品のトリミング装置によれば、下型と上型の一回の接 離動により鋳造品の鋳抜部における異常検出作業と鋳バリの除去作業とが同時に 行なわれることから、例えばこの両作業を別々の工程においてそれぞれ別個に行 うようにした場合に比して、作業が大幅に簡略化され、それだれ作業効率が向上 せしめられるものである。
【0017】 さらに、この場合、上記鋳抜部の異常検出作業が型の移動に伴って機械的に行 なわれることから、例えばこれを作業者が視認等の手段により手作業で行う場合 に比して、異常検知がより確実となり、その検知精度の向上により作業上の信頼 性が向上するものである。
【0018】 (b) 請求項2記載の鋳造品のトリミング装置によれば、上記(a)記載の効果に 加えて、トリミング作業に先行して鋳抜部の異常検知作業が実行され、且つ鋳抜 部の異常が検知された場合にはトリミング作業が中止されることから、折残中子 の存在により製品として使用できない鋳造品に対して必要のないトリミング作業 が行なわれということがなく、作業の無駄が未然に防止されるものであり、特に 折残中子のある鋳造品は廃棄するような場合にその効果が顕著である。
【0019】 (c) 請求項3記載の鋳造品のトリミング装置によれば、上記(a)または(b)記載 の効果に加えて、下動する上型に対してその移動方向に対向する方向に向けて形 成された鋳抜部に対しても確実にその異常検知を行うことができるものであり、 可動型である上型側に設けられた鋳抜部の異常検知に比べて比較的その異常検知 が困難である固定型側に鋳抜部が設けられたものにも容易に適用でき、その汎用 性が極めて高いものである。
【0020】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本願考案の鋳造品のトリミング装置を 具体的に説明する。
【0021】 図1には、本願各考案の実施例にかかる鋳造品のトリミング装置Zが示されて いる。このトリミング装置Zは、固定配置される下型1と、該下型1の上方にお いてこれと対向するように配置されるとともにプレスラム12によって上記下型 1に接離する方向(矢印UーD方向)に移動可能とされた上型2とを備え、後述す る鋳造品50の鋳バリ59を除去するとともに、該鋳造品50の鋳抜部の異常検 知を行うようになっている。ここでは、まず最初に、このトリミング装置Zの適 用対象となる鋳造品50について説明し、然る後、トリミング装置Zそのものの 構成を説明することとする。
【0022】 A:鋳造品50の構成 上記鋳造品50は、ダイキャスト鋳造により、その下面50bが開口した略箱状 に鋳造成形されたものであって、その上面50aにはボルト下穴となる上面側鋳 抜部51が、また下面50bには同様の下面側鋳抜部52,53が、それぞれ金属 中子を使用して鋳抜き成形されている。また、この下面50b部分(即ち、鋳型の 合せ面に対応する部位)には、該下面50bから側方へ延出状態で鋳バリ59が残 存している。そして、後述するトリミング装置は、この鋳バリ59の剪断除去を 行うとともに、鋳造品の離型時に上記各鋳抜部51〜53内に中子の一部が折れ 残っているかどうかを検知するものである(尚、図3及び図4における鋳造品5 0は、その各鋳抜部51〜53内にそれぞれ折残中子55〜57が存在している ものを示している)。
【0023】 B:トリミング装置Zの構成 トリミング装置Zは、上述のように固定型である下型1と可動型である上型2 とを備えているが、このうち、上記下型1の上面1a上には、基台4が固定され 、さらに該基台4の上面側には上記鋳造品50の内部に嵌入してその水平方向の 位置決め及び固定を行うガイド部材5が積層状態で固定されている。また、この ガイド部材5の外周側には、その側面5aに沿って上下方向に移動可能に後述の 鋳造品載置台3が嵌挿配置されている。
【0024】 上記鋳造品載置台3は、その上面3aを鋳造品50に対する載置面とする一方 、その下面3bを上記基台4の上面4aに衝合するストッパー面とするとともに、 その上端外周部をトリミング刃30としている。そして、この鋳造品載置台3は 、複数の載置台支持スプリング17,17,・・によって上記基台4から所定寸法 だけ浮上した位置において弾性支持されている。また、この鋳造品載置台3は、 その上面3a上に上記鋳造品50を載置せしめた状態において該鋳造品50の各 下面側鋳抜部52,53に対応する位置には、該鋳造品載置台3を上下方向に嵌 通するガイド孔41,41を形成している。
【0025】 さらに、この各ガイド孔41,41内には、上記基台4側に上方に向けて摺動 可能に配置されるとともにその下端側に配置したピン付勢スプリング18により 弾性支持された所定長さの第1可動ピン14,14(実用新案登録請求の範囲中の ピン部材に該当する)がそれぞれ嵌入せしめられている。尚、上記鋳造品載置台 3と下側可動ピン14とがともに自由状態にある場合(図1に示す状態)において は、該下側可動ピン14の先端が上記鋳造品載置台3の上面3aより僅かに下方 へ引っ込むようにこれら相互間の寸法が設定されている。
【0026】 また、この下側可動ピン14には、上記基台4側に固定された下側リミットス イッチ31(実用新案登録請求の範囲中の変位検出部材に該当する)と係合する係 合突起35が形成されており、該下側可動ピン14がその自由状態から下方に変 位した場合にこれを下側リミットスイッチ31が検出するようになっている。そ して、この実施例においては、この下側可動ピン14と下側リミットスイッチ3 1とで実用新案登録請求の範囲中の異常検知手段が構成されている(尚、上型2 側にも後述するように、これと同様構成をもつ異常検知手段が設けられている) 。
【0027】 上記上型2は、その下面2aに基台6を介して断面コ字状のガイド部材7を、 その開口側を下方に向けた状態で固定している。この、ガイド部材7の内部開口 の大きさは、上記鋳造品50を内挿し得る大きさとされ、しかもその下端にはト リミング刃8が設けられている。このトリミング刃8は、図2に示すように、上 型2の下動に伴って上記鋳造品載置台3のトリミング刃30の外側に嵌挿して該 トリミング刃30と協動して鋳バリ59を剪断除去し得るようになっている。
【0028】 さらに、このガイド部材7の内部には、所定大きさのプレート体で構成される 押圧部材9が、複数のガイドロッド22,22によって吊下支持された状態で上 下動可能に配置されるとともに、押圧部材支持スプリング21により常時下方へ 突出する如く付勢されている。そして、この押圧部材9は、図1に示すようにガ イドロッド22の頭部22aがガイド部材7の肩部7aに当接することでその最大 下動位置が規制され、また図2に示すように該頭部22aが上記基台6に当接す ることでその最大上動位置が規制されるようになっている。尚、この押圧部材支 持スプリング21のバネ力は、上記鋳造品載置台3を支持する上記載置台支持ス プリング17のそれよりも大きい値に設定されている。
【0029】 また、上記押圧部材9の上記鋳造品50の上面側鋳抜部51に対応する位置に は、これを上下方向に貫通してガイド孔42が形成されるとともに、該ガイド孔 42には、ピン付勢スプリング20により常時下方に突出する如く付勢された上 側可動ピン16が嵌入せしめられている。そして、この上側可動ピン16も、そ の頭部16aがガイド部材7と当接することでその最大下動位置が規制されるよ うになっているとともに、上記押圧部材9が自由状態にある場合においては図1 に示すように該上側可動ピン16の先端は押圧部材9の下面9aより若干上方に 引っ込んだ状態とされる。
【0030】 さらに、上記上側可動ピン16には、係合突起37が形成されるとともに、上 記ガイド部材7側にはこの係合突起37と係合する上側リミットスイッチ33が 配置されており、該上側可動ピン16がその自由上記(図1の状態)から上記ガイ ド部材7に対して上方へ相対変位した時にはこれが上側リミットスイッチ33に よって検出されるようになっている。尚、この上側可動ピン16は実用新案登録 請求の範囲中のピン部材に、また上側リミットスイッチ33は変位検出部材にそ れぞれ該当し、この両者で実用新案登録請求の範囲中の異常検知手段が構成され ている。そして、この上型2側の異常検知手段も下型1側の異常検知手段も、と もにその下側リミットスイッチ31あるいは上側リミットスイッチ33が下側可 動ピン14あるいは上側可動ピン16の変位を検出した時に鋳抜部の異常を検知 しこれをコントロールユニット(図示省略)側に出力するようになっている。
【0031】 尚、上記下型1と上型2との最大接近位置は、該下型1に設けた下側ストッパ ー10と、上型2に設けた上側ストッパー11とが上下方向において相互に当接 係合することで規制されるようになっている(図2参照)。
【0032】 C:トリミング装置Zの作動 続いて、このトリミング装置Zを使用して実際に鋳造品50に対してトリミン グ作業と鋳抜部の異常検出作業とを行う場合における作動並びにその作用効果に ついて詳述する。
【0033】 作業に際しては、先ず図1に示すように上型2を上動させてこれを下型1から 大きく離間させる。この状態で下型1側の鋳造品載置台3上に鋳造品50を載置 し、且つガイド部材5によってその左右方向の位置決め及び固定を行う。然る後 、上型2を所定速度で連続的に最下動位置(即ち、上記下側ストッパー10と上 側ストッパー11とが係合する位置)までプレスラム12によって下動させる。
【0034】 この上型2の下動に伴い、先ず最初に、図1に鎖線図示するように、上記押圧 部材9が鋳造品50の上面50aに当接し(符号9′参照)、この時点から鋳造品 50に対してプレスラム12の押圧力がかかり始める。尚、この時点においては 、上記トリミング刃8は自由状態にある鋳造品載置台3上に載置された鋳造品5 0の鋳バリ59の上方位置に臨ましめられている(符号8′参照)。
【0035】 上型2は、このように押圧部材9が鋳造品50の上面50aに当接した後もそ のまま所定速度での下動を続行するが、この場合、上記押圧部材支持スプリング 21のバネ力が上記載置台支持スプリング17のそれよりも大きいことから、上 型2のさらなる下動に伴って押圧部材9はガイド部材7との相対関係を維持した まま(換言すれば、上記上側可動ピン16との相対関係を維持したまま)、上記載 置台支持スプリング17のバネ力に抗して上記鋳造品載置台3とともに上記鋳造 品50を押し下げながらそのまま下動を続行する。
【0036】 ここで、上記鋳造品50の各下面側鋳抜部52,53のいずれにも折残中子が 存在していない場合には、図2に示すように、鋳造品載置台3の押し下げに伴っ て上記各下側可動ピン14,14がそのまま上記鋳造品50の下面側鋳抜部52, 53内にそのまま進入することから該各下側可動ピン14は何等上下方向に変位 せず、従って各下側リミットスイッチ31,31も作動しない(即ち、各下面側鋳 抜部52,53が正常状態であることを示す)。
【0037】 さらに、鋳造品載置台3が下動してこれが上記基台4に当接しその下動が規制 されると、図2に示すように、上記上型2の下動力が今度は上記押圧部材支持ス プリング21,21に作用し、上記ガイド部材7は上記押圧部材9を上記鋳造品 50の上面50aに当接させたまま上記押圧部材支持スプリング21,21を縮小 させながらさらに下動する。この場合、上記押圧部材9とガイド部材7との相対 変位に伴って上記上側可動ピン16が押圧部材9から下方に突出することになる が、ここで上記鋳造品50の上面側鋳抜部51内に折残中子が存在していない場 合には、該上側可動ピン16はそのまま上記上面側鋳抜部51内に進入するのみ でなんら上下方向変位を生じず、従って上記上側リミットスイッチ33は作動し ない(即ち、上面側鋳抜部51が正常であることを示す)。
【0038】 一方、上記各鋳造品50の上面側鋳抜部51あるいは各下面側鋳抜部52,5 3にそれぞれ図3に示すように折残中子55〜57が存在している場合には、下 側可動ピン14,14及び上側可動ピン16の先端が該各折残中子55〜57に 当接して各鋳抜部51〜53内への進入が規制されることから、該各下側可動ピ ン14,14及び上側可動ピン16はそれぞれ後退方向に変位せしめられること となる。この各下側可動ピン14,14及び上側可動ピン16の軸方向変位はそ れぞれ対応する各リミットスイッチ31,31,32により検出される。この各リ ミットスイッチ31,31,32の信号を受けてコントロールユニット(図示省略) は鋳造品50の鋳抜部不良を検知することとなる。従って、事後的に、この鋳造 品50の各鋳抜部51〜53からそれぞれ折残中子55〜57を除去することで 該鋳造品50は製品として使用に供せられることとなる。
【0039】 一方、このような鋳抜部51〜53の異常検出と並行して、上記ガイド部材7 の下動に伴って上記トリミング刃8と上記鋳造品載置台3側のトリミング刃30 との協動作業により上記鋳造品50の鋳バリ59が剪断除去される。この鋳バリ 59の除去作業が完了した時点において、上記下型1側の下側ストッパー10と 上型2側の上側ストッパー11とが相互に係合し、該上型2の下動が停止される 。後は、上記プレスラム12の作動が反転し、該上型2は初期位置まで上動せし められる。この状態で鋳バリ除去の完了した製品としての鋳造品50をトリミン グ装置Zから取り出し、次回のトリミング作業に備える。
【0040】 このようにこの実施例のものは、鋳造品50の各鋳抜部51〜53が異常状態 であっても正常状態であっても、異常検知作業と並行してトリミング作業を行う ものであることから、鋳造品50の各鋳抜部51〜53内に残存した折残中子5 5〜57を事後的に取り除くことでこれを製品として使用できるような場合に好 適であると言える。
【0041】 これに対して、一旦、鋳抜部に折残中子が発生した場合には、最早この鋳造品 50は製品として使用せず、そのまま廃棄処分とするような場合には、該折残中 子55〜57の存在が確認された時には、これに対してさらにトリミング作業を 行うことは無駄である。従って、このような場合には、図4に示すように、上記 各可動ピン14,14,16に設けられる各係合突起35,35,37の形成位置を 調整して、上記各トリミング刃8,30によるトリミング作業に先行して鋳抜部 の異常検知が行えるようにし、鋳抜部の異常が検知された場合にはその時点で直 ちに上型2の下動を停止させてこれを初期位置まで上昇復帰させるようにすれば よい。
【0042】 以上のように、このトリミング装置Zにおいては、上型2の一工程で鋳造品5 0の各鋳抜部51〜53の異常検知と鋳バリ59の除去とを同時に行うことがで きるものであり、例えばこの二つの作業を別工程において別々に行うような場合 に比して、その作業工数が大幅に低減され、より高い作業性を達成することがで きるものである。
【0043】 また、このように可動型である上型2の下動に伴って鋳抜部の異常を検知する 構造を採用する場合には、該上型2の移動方向前方に対向するようにして開口す る鋳抜部(即ち、この実施例においては上面側鋳抜部51)の異常検知は比較的容 易であるが、該上型2の移動方向の前方に向けて開口する鋳抜部(即ち、この実 施例においては下面側鋳抜部52,53)の異常検知は困難である。ところが、こ の実施例においては、上述のように下型1側に浮上支持された鋳造品載置台3と 、該鋳造品載置台3に対して相対変位可能に配置された下側可動ピン14とによ ってこれを容易且つ確実に行えるようにしたものであり、鋳抜部の形成位置を選 ばずに適用できるという点においてこのトリミング装置Zはその汎用性が非常に 高いものであると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の実施例にかかるトリミング装置の縦
断面図である。
【図2】図1の状態変化図である。
【図3】図1の状態変化図である。
【図4】本願考案の他の実施例にかかる鋳造品のトリミ
ング装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1は下型、2は上型、3は鋳造品載置台、4は基台、5
はガイド部材、6は基台、7はガイド部材、8はトリミ
ング刃、9は押圧部材、10は下側ストッパー、11は
上側ストッパー、12はプレスラム、14は下側可動ピ
ン、16は上側可動ピン、17は載置台支持スプリン
グ、18及び20はピン付勢スプリング、21は押圧部
材支持スプリング、22はガイドロッド、30はトリミ
ング刃、31は下側リミットスイッチ、33は上側リミ
ットスイッチ、35及び37は係合突起、41及び42
はガイド孔、50は鋳造品、51は上面側鋳抜部、52
及び53は下面側鋳抜部、55〜57は折残中子、59
は鋳バリである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 保 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接離可能とされた下型と上型との
    間に、該下型と上型の接離方向に対向する外表面に鋳抜
    部を有するとともに該接離方向に略直交する方向に延出
    する鋳バリが残存した鋳造品を配置し、上記下型と上型
    とを相互に接近させることにより該下型と上型にそれぞ
    れ設けたトリミング刃によって上記鋳造品の鋳バリを上
    下両面側から挟んでこれを剪断除去するようにした鋳造
    品のトリミング装置であって、上記下型と上型のうち、
    少なくとも上記鋳造品の上記鋳抜部の開口部に対向する
    側にある型に、常時上記鋳造品側に突出する方向に付勢
    されるとともに上記型の移動に伴って上記鋳抜部内に侵
    入可能とされたピン部材と、該ピン部材の軸方向変位を
    検出する変位検出部材とからなり該ピン部材の変位量に
    よって上記鋳抜部の異常を検知する異常検知手段を備え
    たことを特徴とする鋳造品のトリミング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記下型と上型との
    接近動に伴う上記各トリミング刃による鋳バリの除去動
    作と、上記異常検知手段による鋳抜部の異常検知動作の
    うち、該異常検知動作を先行させ、該異常検知手段によ
    り鋳抜部の異常が検知された場合には上記鋳バリの除去
    動作を中止させる如く構成したことを特徴とする鋳造品
    のトリミング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記下型を
    固定型とし、上記上型を可動型とし、且つ該下型に上記
    異常検知手段を配置する一方、該下型には鋳造品載置台
    を該下型に対して接離動可能に支持せしめ、該鋳造品載
    置台を上記下型の上型側への接近動に伴って上記鋳造品
    と一体的に下動変位可能なる如く構成したことを特徴と
    する鋳造品のトリミング装置。
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