JPH05242467A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH05242467A JPH05242467A JP4284715A JP28471592A JPH05242467A JP H05242467 A JPH05242467 A JP H05242467A JP 4284715 A JP4284715 A JP 4284715A JP 28471592 A JP28471592 A JP 28471592A JP H05242467 A JPH05242467 A JP H05242467A
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- JP
- Japan
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- magnetic recording
- protective layer
- magnetic
- resin
- recording medium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気チケット類や磁気カード類として使用され
る磁気記録媒体の、耐久性および保存性ならびに走行性
に関する問題点を解決する。 【構成】基材上に磁気記録層とその上に保護層を設けた
磁気記録媒体で、保護層が溶融アルミナ粉末と熱硬化性
樹脂を含有する。 【効果】磁気カードリードライターで1000回の書き
込みと読み出しを繰り返した後も保護層の変化がなく、
また耐酸性や耐熱性のテストでも保護層に全く変化がな
い、耐久性および保存性に優れ、滑りが良く再生出力の
ピーク値のバラツキが少なく走行性にも優れた磁気記録
媒体である。
る磁気記録媒体の、耐久性および保存性ならびに走行性
に関する問題点を解決する。 【構成】基材上に磁気記録層とその上に保護層を設けた
磁気記録媒体で、保護層が溶融アルミナ粉末と熱硬化性
樹脂を含有する。 【効果】磁気カードリードライターで1000回の書き
込みと読み出しを繰り返した後も保護層の変化がなく、
また耐酸性や耐熱性のテストでも保護層に全く変化がな
い、耐久性および保存性に優れ、滑りが良く再生出力の
ピーク値のバラツキが少なく走行性にも優れた磁気記録
媒体である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に関し、特
に耐久性および保存性に優れ、且つ走行性に優れた磁気
記録媒体に関する。
に耐久性および保存性に優れ、且つ走行性に優れた磁気
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、キャッシュカード、クレジットカ
ード、定期券、切符、オレンジカード、テレホンカード
などチケット・カード類として、種々の磁気記録媒体
が、流通業界、販売業界、金融業界などで利用されてい
る。このように磁気チケットや磁気カードが広く利用さ
れるのは、簡便で信頼性の高いシステム化が経済的に構
築できることや、チケットやカードとして持ち運びやす
く、安価に入手でき、さらに記録再生が容易で、使いや
すいなどの利点があるためである。
ード、定期券、切符、オレンジカード、テレホンカード
などチケット・カード類として、種々の磁気記録媒体
が、流通業界、販売業界、金融業界などで利用されてい
る。このように磁気チケットや磁気カードが広く利用さ
れるのは、簡便で信頼性の高いシステム化が経済的に構
築できることや、チケットやカードとして持ち運びやす
く、安価に入手でき、さらに記録再生が容易で、使いや
すいなどの利点があるためである。
【0003】しかしながら、このような磁気記録方法に
も問題がないわけではない。すなわち、磁気記録媒体の
使用にあたり、磁気リーダー・ライターなどの記録再生
装置によって情報の書き込みや読み取りを行うときに、
磁気記録体の表面が磁気ヘッドにこすられて脱落した
り、厚みが変化して記録情報にエラーが発生したり、あ
るいは磁気ヘッドが摩耗して記録再生装置が使用できな
くなったりするなどの問題点がある。
も問題がないわけではない。すなわち、磁気記録媒体の
使用にあたり、磁気リーダー・ライターなどの記録再生
装置によって情報の書き込みや読み取りを行うときに、
磁気記録体の表面が磁気ヘッドにこすられて脱落した
り、厚みが変化して記録情報にエラーが発生したり、あ
るいは磁気ヘッドが摩耗して記録再生装置が使用できな
くなったりするなどの問題点がある。
【0004】このため、従来より磁気記録媒体の表面を
改良する試みがなされてきた。たとえば、磁気記録層の
表面にセルロース誘導体とポリウレタンエラストマーお
よびイソシアネート化合物を含む保護層を設ける(特公
昭52ー34925)、ポリエステルポリウレタン樹脂
を使用する(特開平2−134286)などが提案され
ている。
改良する試みがなされてきた。たとえば、磁気記録層の
表面にセルロース誘導体とポリウレタンエラストマーお
よびイソシアネート化合物を含む保護層を設ける(特公
昭52ー34925)、ポリエステルポリウレタン樹脂
を使用する(特開平2−134286)などが提案され
ている。
【0005】しかし、このように樹脂類を主成分とする
保護層を設けた場合には、保護層の表面が平滑になり、
磁気ヘッドとの接触面積が大きくなるため、カードの表
面が摩耗しやすくなるという耐久性に対する欠点があっ
た。また、これを改善するため保護層に硬度の高い粉末
材料を用いた場合には、磁気ヘッドの摩耗が激しくなっ
たり、保護層表面が多孔性になるために保存性が劣化す
るなどの問題点があった。
保護層を設けた場合には、保護層の表面が平滑になり、
磁気ヘッドとの接触面積が大きくなるため、カードの表
面が摩耗しやすくなるという耐久性に対する欠点があっ
た。また、これを改善するため保護層に硬度の高い粉末
材料を用いた場合には、磁気ヘッドの摩耗が激しくなっ
たり、保護層表面が多孔性になるために保存性が劣化す
るなどの問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、磁気記録媒
体の保護層を改良して、耐久性および保存性ならびに走
行性に関する問題点を解決しようとするものである。
体の保護層を改良して、耐久性および保存性ならびに走
行性に関する問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材上に磁気
記録層とその上に保護層を設けた磁気記録媒体におい
て、保護層が溶融アルミナ粉末と熱硬化性樹脂を含有す
ることを特徴とする磁気記録媒体である。
記録層とその上に保護層を設けた磁気記録媒体におい
て、保護層が溶融アルミナ粉末と熱硬化性樹脂を含有す
ることを特徴とする磁気記録媒体である。
【0008】
【作用】本発明で用いる基材は、磁気記録を阻害しない
ものであれば特に限定はしないが、たとえば紙、ポリエ
ステルフィルムやポリプロピレンフィルムなどのプラス
チックフィルム、合成紙などが挙げられる。これらの基
材は必要に応じてコート層との接着を改善するために、
アンカーコートやコロナ放電処理などの表面処理が施さ
れる。基材の厚みは、μmオーダーから数mmオーダー
の広範囲の、たとえば、1μm〜5mm程度のものが使
用可能である。そして、中でも50〜350μmの基材
が好ましく、特に100〜250μmの基材が最も適し
ている。
ものであれば特に限定はしないが、たとえば紙、ポリエ
ステルフィルムやポリプロピレンフィルムなどのプラス
チックフィルム、合成紙などが挙げられる。これらの基
材は必要に応じてコート層との接着を改善するために、
アンカーコートやコロナ放電処理などの表面処理が施さ
れる。基材の厚みは、μmオーダーから数mmオーダー
の広範囲の、たとえば、1μm〜5mm程度のものが使
用可能である。そして、中でも50〜350μmの基材
が好ましく、特に100〜250μmの基材が最も適し
ている。
【0009】本発明では基材上に磁気記録層を設ける
が、磁気記録層には記録情報を保存するための磁性材と
磁性材粉末間を結着し基材上に接着する結着剤が主成分
として含まれる。磁性材は、再生信号を大きくするため
残留磁束密度や角形比が大きく、記録密度や磁気ヘッド
の磁界に見合った保磁力をもつことが要求される。
が、磁気記録層には記録情報を保存するための磁性材と
磁性材粉末間を結着し基材上に接着する結着剤が主成分
として含まれる。磁性材は、再生信号を大きくするため
残留磁束密度や角形比が大きく、記録密度や磁気ヘッド
の磁界に見合った保磁力をもつことが要求される。
【0010】磁性材としては、保磁力が100エルステ
ッド以上の磁気記録分野で使用されている周知の磁性材
料を使用するが、たとえば、Fe、Co、Ni、Fe;
Co;Niのうち少なくとも一種を含有する合金類、S
c;Y;La;Nd;Sm;Eu;Erなどの希土類金
属、ZrFe2 ;NdCo2 ;FeRh;MnZnなど
の金属間化合物、CrPt3 ;UAu4 などの合金類、
MFe2 O4 で示されるフェライト類(M=Mn,F
e,Co,Ni,Cu,Mgなど)、MFe12O19で示
される六方晶フェライト類(M=Ba,Pb,Sr,C
a,Ni0.5 La0.5 など)、M2 BaFe16O27で示
される六方晶フェライト類(M=Mn,Fe,Ni,F
e0.5 Zn0.5 など)、M2 Ba3 Fe24O41で示され
る六方晶フェライト類(M=Co,Ni,Cu,Mg,
Co0.75Fe0.25など)、M2 Ba2 Fe12O22で示さ
れる六方晶フェライト類(M=Mn,Co,Ni,M
g,Zn,Fe0.25Zn0.75など)、MCo2 O4 で示
されるコバルタイト類(M=Mn,Fe,Co,Niな
ど)、MCr2 O4 で示されるクロマイト類(M=M
n,Fe,Co,Ni,Cuなど)、MMn2 O4 で示
されるマンガナイト類(M=Cr,Mn,Fe,Co,
Ni,Cdなど)、M0。8 Ti0.8 Fe0.4 O3 で示さ
れる混合イルメナイト類(M=Mn,Fe,Co,Ni
など)、MMnO3で示されるイルメナイト類(M=C
o,Niなど)、M3 Fe5 O12で示されるガーネット
類(M=希土類元素など)、MFeO3 で示されるオル
ソフェライト類(M=希土類元素など)、MV2 O4
(M=Mn,Fe,Coなど)、M2 VO4 (M=M
n,Fe,Coなど)、M2 TiO4 (M=Mn,F
e,Coなど)、MO2 (M=Crなど)、MMnO3
(M=Bi,La0.7 Ca0.3 など)、M3 MnO6
(M3 =Gd2 Co,Ba2 Fe,Ca2 Feなど)、
FeB;Mn5 SiB2 などのホウ化物、Mn−Ga系
化合物、Mn3 InなどのIn化合物、Fe3 C;Fe
2 Cなどの炭化物、Fe3 Si;Fe5 Si3 などのケ
イ化物、Fe3 GeなどのGe化合物、Mn4 N;Fe
4 N;Fe3 NiNなどの窒化物、Fe3 P;CoMn
Pなどの燐化物、NiAs;MnAsなどの砒素化合
物、MnSb;CoMnSb;PdMnSbなどのSb
化合物、MnBiなどのBi化合物、FeSなどの硫化
物、パイライト類、カルコゲナイドスピネル類、Fe3
Se4 ;Fe7 Se8 などのSe化合物、CrTe;C
r7 Te8 などのTe化合物、CrBr3 ;CrI2 な
どのハロゲン化物、LaAl2 ;YbAl2 などのラー
ベス相化合物などが挙げられる。
ッド以上の磁気記録分野で使用されている周知の磁性材
料を使用するが、たとえば、Fe、Co、Ni、Fe;
Co;Niのうち少なくとも一種を含有する合金類、S
c;Y;La;Nd;Sm;Eu;Erなどの希土類金
属、ZrFe2 ;NdCo2 ;FeRh;MnZnなど
の金属間化合物、CrPt3 ;UAu4 などの合金類、
MFe2 O4 で示されるフェライト類(M=Mn,F
e,Co,Ni,Cu,Mgなど)、MFe12O19で示
される六方晶フェライト類(M=Ba,Pb,Sr,C
a,Ni0.5 La0.5 など)、M2 BaFe16O27で示
される六方晶フェライト類(M=Mn,Fe,Ni,F
e0.5 Zn0.5 など)、M2 Ba3 Fe24O41で示され
る六方晶フェライト類(M=Co,Ni,Cu,Mg,
Co0.75Fe0.25など)、M2 Ba2 Fe12O22で示さ
れる六方晶フェライト類(M=Mn,Co,Ni,M
g,Zn,Fe0.25Zn0.75など)、MCo2 O4 で示
されるコバルタイト類(M=Mn,Fe,Co,Niな
ど)、MCr2 O4 で示されるクロマイト類(M=M
n,Fe,Co,Ni,Cuなど)、MMn2 O4 で示
されるマンガナイト類(M=Cr,Mn,Fe,Co,
Ni,Cdなど)、M0。8 Ti0.8 Fe0.4 O3 で示さ
れる混合イルメナイト類(M=Mn,Fe,Co,Ni
など)、MMnO3で示されるイルメナイト類(M=C
o,Niなど)、M3 Fe5 O12で示されるガーネット
類(M=希土類元素など)、MFeO3 で示されるオル
ソフェライト類(M=希土類元素など)、MV2 O4
(M=Mn,Fe,Coなど)、M2 VO4 (M=M
n,Fe,Coなど)、M2 TiO4 (M=Mn,F
e,Coなど)、MO2 (M=Crなど)、MMnO3
(M=Bi,La0.7 Ca0.3 など)、M3 MnO6
(M3 =Gd2 Co,Ba2 Fe,Ca2 Feなど)、
FeB;Mn5 SiB2 などのホウ化物、Mn−Ga系
化合物、Mn3 InなどのIn化合物、Fe3 C;Fe
2 Cなどの炭化物、Fe3 Si;Fe5 Si3 などのケ
イ化物、Fe3 GeなどのGe化合物、Mn4 N;Fe
4 N;Fe3 NiNなどの窒化物、Fe3 P;CoMn
Pなどの燐化物、NiAs;MnAsなどの砒素化合
物、MnSb;CoMnSb;PdMnSbなどのSb
化合物、MnBiなどのBi化合物、FeSなどの硫化
物、パイライト類、カルコゲナイドスピネル類、Fe3
Se4 ;Fe7 Se8 などのSe化合物、CrTe;C
r7 Te8 などのTe化合物、CrBr3 ;CrI2 な
どのハロゲン化物、LaAl2 ;YbAl2 などのラー
ベス相化合物などが挙げられる。
【0011】これらの磁性材は一種類を単独使用しても
よいし、必要に応じ二種類以上組合せてもよい。また、
針状、球状、板状、燐片状、無定形状などの形態は適宜
選択され、また必要に応じ蒸着などで薄膜化してもよ
い。
よいし、必要に応じ二種類以上組合せてもよい。また、
針状、球状、板状、燐片状、無定形状などの形態は適宜
選択され、また必要に応じ蒸着などで薄膜化してもよ
い。
【0012】磁性材は粉体の形で使用するときには結着
剤と混合される。このような結着剤としては、たとえ
ば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フルフラール樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、
キシレン樹脂、トルエン樹脂などの熱硬化性樹脂類、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビ
ニルエーテル、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、スチ
レン樹脂、ポリオレフィン樹脂、アミド樹脂、フッ素樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、クマロ
ンインデン樹脂、石油樹脂などの熱可塑性樹脂類、ワッ
クス類などから適宜選択して用いられるが、必要に応じ
複数種類使用してもよい。
剤と混合される。このような結着剤としては、たとえ
ば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フルフラール樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、シリコーン樹脂、
キシレン樹脂、トルエン樹脂などの熱硬化性樹脂類、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビ
ニルエーテル、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、スチ
レン樹脂、ポリオレフィン樹脂、アミド樹脂、フッ素樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテル樹脂、クマロ
ンインデン樹脂、石油樹脂などの熱可塑性樹脂類、ワッ
クス類などから適宜選択して用いられるが、必要に応じ
複数種類使用してもよい。
【0013】また、樹脂の硬化を促進するためにフェノ
ール、アミン、イソシアネート、アルコール、脂肪酸、
芳香族酸などの化合物や触媒類を使用することも行われ
る。また、これらの結着材は溶剤に溶解させて使用して
もよいし、エマルジョンやラテックスとして使用しても
よいし、粉体として使用してもよい。結着剤と磁性材の
比率はとくに限定しないが、5:100〜100:10
程度である。
ール、アミン、イソシアネート、アルコール、脂肪酸、
芳香族酸などの化合物や触媒類を使用することも行われ
る。また、これらの結着材は溶剤に溶解させて使用して
もよいし、エマルジョンやラテックスとして使用しても
よいし、粉体として使用してもよい。結着剤と磁性材の
比率はとくに限定しないが、5:100〜100:10
程度である。
【0014】磁気記録層には上記の材料のほか、分散
剤、潤滑剤、研磨剤、レベリング剤、消泡剤、増粘剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、導電剤、静電気防止剤、防
錆剤、防腐剤、重合開始剤などの助剤類を適宜組み合わ
せて使用してもよい。
剤、潤滑剤、研磨剤、レベリング剤、消泡剤、増粘剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、導電剤、静電気防止剤、防
錆剤、防腐剤、重合開始剤などの助剤類を適宜組み合わ
せて使用してもよい。
【0015】磁性材を基材上に設ける方法としてはいく
つかの方法に分類できる。一般塗布型磁気記録媒体は、
塗料化して一般のコーターにより塗布する方法によって
得られる。また、薄膜型磁気記録媒体は、蒸着、スパッ
タリングなどの薄膜蒸着型とスピンコートなどの特殊コ
ートにより薄膜化する薄膜塗布型の方法が多く用いられ
る。そしてさらに、印刷型磁気記録媒体の印刷方式によ
る方法、または、ラミネート型磁気記録媒体の別種の基
材上に磁気記録層を設けたものをラミネートする方法な
どが挙げられる。
つかの方法に分類できる。一般塗布型磁気記録媒体は、
塗料化して一般のコーターにより塗布する方法によって
得られる。また、薄膜型磁気記録媒体は、蒸着、スパッ
タリングなどの薄膜蒸着型とスピンコートなどの特殊コ
ートにより薄膜化する薄膜塗布型の方法が多く用いられ
る。そしてさらに、印刷型磁気記録媒体の印刷方式によ
る方法、または、ラミネート型磁気記録媒体の別種の基
材上に磁気記録層を設けたものをラミネートする方法な
どが挙げられる。
【0016】塗料化する場合は塗料中の磁性材の分散状
態が磁気特性に大きく影響する。たとえば分散が悪い場
合には磁性粒子の配向が悪くなり、角形比が低下するな
どの悪影響が生じる。磁性材の分散は必要な材料を水ま
たはアルコール、エステル、ケトンなど一般に塗料分野
で使用されている溶剤中に分散あるいは溶解させ、ボー
ルミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、振動
ミル、ホモミキサー、高速インペラー分散機、高速スト
ーンミル、ニーダー、衝撃ミル、超音波分散機などの分
散機あるいは混練機を使用して行う。
態が磁気特性に大きく影響する。たとえば分散が悪い場
合には磁性粒子の配向が悪くなり、角形比が低下するな
どの悪影響が生じる。磁性材の分散は必要な材料を水ま
たはアルコール、エステル、ケトンなど一般に塗料分野
で使用されている溶剤中に分散あるいは溶解させ、ボー
ルミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、振動
ミル、ホモミキサー、高速インペラー分散機、高速スト
ーンミル、ニーダー、衝撃ミル、超音波分散機などの分
散機あるいは混練機を使用して行う。
【0017】一般塗布型磁気記録媒体は、このようにし
て得られた塗料を、たとえば、グラビヤコーター、リバ
ースロールコーター、ブレードコーター、ロッドコータ
ー、ダイコーター、カーテンコーター、エアナイフコー
ター、ナイフコーター、スクイズコーター、トランスフ
ァーロールコーター、キスコーター、キャストコーター
などのコーターにより基材上に塗抹される。薄膜塗布型
磁気記録体は、たとえば、スプレーコーティング、スピ
ンコーティング、電着コーティングなどにより基材上に
設けられる。
て得られた塗料を、たとえば、グラビヤコーター、リバ
ースロールコーター、ブレードコーター、ロッドコータ
ー、ダイコーター、カーテンコーター、エアナイフコー
ター、ナイフコーター、スクイズコーター、トランスフ
ァーロールコーター、キスコーター、キャストコーター
などのコーターにより基材上に塗抹される。薄膜塗布型
磁気記録体は、たとえば、スプレーコーティング、スピ
ンコーティング、電着コーティングなどにより基材上に
設けられる。
【0018】また、静電粉体コーティングなど溶剤を使
用しない場合もある。塗料を基材上に塗布した後、紫外
線や電子線により硬化させる場合もある。また塗膜を均
一にするため印刷機により磁気記録層を設ける場合もあ
る。さらに、磁気記録層の塗布面を平滑にするにためカ
レンダーを利用することも行われる。また、角形比など
の磁気特性を改善するために塗料を塗布後、配向磁石に
より磁場を作用させることも行われる。
用しない場合もある。塗料を基材上に塗布した後、紫外
線や電子線により硬化させる場合もある。また塗膜を均
一にするため印刷機により磁気記録層を設ける場合もあ
る。さらに、磁気記録層の塗布面を平滑にするにためカ
レンダーを利用することも行われる。また、角形比など
の磁気特性を改善するために塗料を塗布後、配向磁石に
より磁場を作用させることも行われる。
【0019】薄膜蒸着型磁気記録媒体は磁性材を基材上
に薄膜化する方法として、真空蒸着法、スパッタリング
法、アーク放電蒸着法、イオンビーム蒸着法などの物理
的方法や熱分解法、還元法、気相反応法、電気メッキ
法、化学メッキ法などの化学的方法があげられる。この
さいに磁気記録層が均一に基材上に設けられるように、
基材と磁気記録層のあいだにプライマー層を設けること
もある。磁気記録層は磁気ヘッドの特性や使用目的によ
り決められるが、一層以上設けてもよい。一般に一回の
コート量は乾燥固形分で0.1〜100g/m2 程度で
あり、本発明の磁気記録層の場合は1〜50g/m2 の
範囲が多く、10〜40g/m2 程度が最も好ましく用
いられる。
に薄膜化する方法として、真空蒸着法、スパッタリング
法、アーク放電蒸着法、イオンビーム蒸着法などの物理
的方法や熱分解法、還元法、気相反応法、電気メッキ
法、化学メッキ法などの化学的方法があげられる。この
さいに磁気記録層が均一に基材上に設けられるように、
基材と磁気記録層のあいだにプライマー層を設けること
もある。磁気記録層は磁気ヘッドの特性や使用目的によ
り決められるが、一層以上設けてもよい。一般に一回の
コート量は乾燥固形分で0.1〜100g/m2 程度で
あり、本発明の磁気記録層の場合は1〜50g/m2 の
範囲が多く、10〜40g/m2 程度が最も好ましく用
いられる。
【0020】なお、記録情報の書き込みや読み出しを特
殊化し、磁気カードの偽造防止などセキュリティーを高
めるために磁気記録層付近に偽造防止層を設けてもよ
い。
殊化し、磁気カードの偽造防止などセキュリティーを高
めるために磁気記録層付近に偽造防止層を設けてもよ
い。
【0021】本発明では磁気記録層の上に耐久性や保存
性を高めるために保護層を設けるが、保護層が溶融アル
ミナ粉末と熱硬化性樹脂とを含有することを特徴とす
る。
性を高めるために保護層を設けるが、保護層が溶融アル
ミナ粉末と熱硬化性樹脂とを含有することを特徴とす
る。
【0022】一般に工業用のアルミナはバイヤー法によ
り生産される水酸化アルミニウムから焼成あるいは焼結
して製造されるものと、ボーキサイトや水酸化アルミニ
ウムを、溶融方法は特に限定しないが、たとえばアーク
式電気炉などで溶融し、あるいはさらに粉砕して製造さ
れるものに大別される。そして、前者を焼成アルミナ、
後者を溶融アルミナと分類する。焼成アルミナ粉末はア
ルミナ微粒子がより集まって2次粒子を構成し多孔質と
なっている。一方溶融アルミナ粉末は緻密であり硬度が
高い。また溶融アルミナ粉末の中にはアルミナ粒子をプ
ラズマ炎などを通過させ溶融処理してつくる、非常に粒
径のそろった球状アルミナ粉末も製造されている。
り生産される水酸化アルミニウムから焼成あるいは焼結
して製造されるものと、ボーキサイトや水酸化アルミニ
ウムを、溶融方法は特に限定しないが、たとえばアーク
式電気炉などで溶融し、あるいはさらに粉砕して製造さ
れるものに大別される。そして、前者を焼成アルミナ、
後者を溶融アルミナと分類する。焼成アルミナ粉末はア
ルミナ微粒子がより集まって2次粒子を構成し多孔質と
なっている。一方溶融アルミナ粉末は緻密であり硬度が
高い。また溶融アルミナ粉末の中にはアルミナ粒子をプ
ラズマ炎などを通過させ溶融処理してつくる、非常に粒
径のそろった球状アルミナ粉末も製造されている。
【0023】本発明では保護層の耐久性を高めるため
に、硬度が大きく耐摩耗性のすぐれた溶融アルミナ粉末
を使用することが重要である。そして、溶融アルミナ粉
末の平均粒子径は1〜50μmのものが、より好ましく
は1〜20μm、さらに1〜15μm、最も好ましくは
2〜10μmのものが用いられる。平均粒子径が1μm
未満に小さくなると磁気ヘッドと接触する面積が大きく
なり、磁気ヘッドのコアあるいは保護層が摩耗する面積
が大きくなるため好ましくない。そして、平均粒子径が
50μmを越えて大きくなると、スペーシングロスが大
きくなり記録情報の読み出しや書き込みが難しくなる。
この溶融アルミナ粉末は保護層を緻密化し酸性物質や酸
化性物質の浸透を抑制し、保存性を高める効果も示す。
また、ダイヤモンドや窒化ホウ素などのように、モース
硬度9以上の材料は非常に高価であるのに対し、溶融ア
ルミナは同程度の硬度でありながら安価であり経済的に
も優れている。
に、硬度が大きく耐摩耗性のすぐれた溶融アルミナ粉末
を使用することが重要である。そして、溶融アルミナ粉
末の平均粒子径は1〜50μmのものが、より好ましく
は1〜20μm、さらに1〜15μm、最も好ましくは
2〜10μmのものが用いられる。平均粒子径が1μm
未満に小さくなると磁気ヘッドと接触する面積が大きく
なり、磁気ヘッドのコアあるいは保護層が摩耗する面積
が大きくなるため好ましくない。そして、平均粒子径が
50μmを越えて大きくなると、スペーシングロスが大
きくなり記録情報の読み出しや書き込みが難しくなる。
この溶融アルミナ粉末は保護層を緻密化し酸性物質や酸
化性物質の浸透を抑制し、保存性を高める効果も示す。
また、ダイヤモンドや窒化ホウ素などのように、モース
硬度9以上の材料は非常に高価であるのに対し、溶融ア
ルミナは同程度の硬度でありながら安価であり経済的に
も優れている。
【0024】溶融アルミナ粉末を含有する保護層を磁気
記録層の上に設けるには、溶融アルミナ粉末の結着剤と
して耐摩耗性にすぐれた熱硬化性樹脂を使用する。ここ
でいう熱硬化性樹脂は加熱により反応生成する三次元的
構造を持つ高分子重合体であり、生成後はさらに加熱し
ても軟化し難く、種々の溶剤に対しても膨潤し難くなる
樹脂のことである。このような樹脂としては、たとえば
ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、フルフラール樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、キシ
レン樹脂、トルエン樹脂などが挙げられる。また、熱可
塑性樹脂を架橋などにより熱硬化変性した樹脂、たとえ
ばアクリル樹脂のイソシアネート架橋などが挙げられ
る。これらの樹脂は単独または組合せて使用してもよ
い。さらに硬化を促進するためフェノール類、アミン
類、イソシアネート類、アルコール類、脂肪酸類、芳香
族酸類、アルデヒド類、金属化合物などの化合物類、触
媒類、重合開始剤類などを必要に応じ添加してもよい。
さらに紫外線硬化、電子線硬化などの補助硬化も用いら
れる。
記録層の上に設けるには、溶融アルミナ粉末の結着剤と
して耐摩耗性にすぐれた熱硬化性樹脂を使用する。ここ
でいう熱硬化性樹脂は加熱により反応生成する三次元的
構造を持つ高分子重合体であり、生成後はさらに加熱し
ても軟化し難く、種々の溶剤に対しても膨潤し難くなる
樹脂のことである。このような樹脂としては、たとえば
ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、フルフラール樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、キシ
レン樹脂、トルエン樹脂などが挙げられる。また、熱可
塑性樹脂を架橋などにより熱硬化変性した樹脂、たとえ
ばアクリル樹脂のイソシアネート架橋などが挙げられ
る。これらの樹脂は単独または組合せて使用してもよ
い。さらに硬化を促進するためフェノール類、アミン
類、イソシアネート類、アルコール類、脂肪酸類、芳香
族酸類、アルデヒド類、金属化合物などの化合物類、触
媒類、重合開始剤類などを必要に応じ添加してもよい。
さらに紫外線硬化、電子線硬化などの補助硬化も用いら
れる。
【0025】溶融アルミナ粉末と結着剤としての熱硬化
性樹脂の使用比率は、一般に重量比にして1:100〜
1:10000が望ましい。保護層中の溶融アルミナ粉
末の量は、保護層全固形分の0.01〜5.0重量%よ
り好ましくは0.01〜3.5重量%、さらに好ましく
は0.01〜1.0重量%である。0.01重量%未満
では溶融アルミナ粉末が少なく熱硬化性樹脂が多いと耐
久性が悪くなり、逆に5.0重量%を越えて溶融アルミ
ナ粉末が多く熱硬化性樹脂が少ないと磁気ヘッドの摩耗
が激しくなるため好ましくない。保護層中の熱硬化性樹
脂の量は保護層全固形分の20〜90重量%、より好ま
しくは25〜80重量%、最も好ましくは30〜70重
量%である。20重量%未満では保護層の層強度が十分
にならず、90重量%を越えると溶融アルミナ粉末の量
が満足できなくなる場合があり本発明の目的の効果が得
られない。
性樹脂の使用比率は、一般に重量比にして1:100〜
1:10000が望ましい。保護層中の溶融アルミナ粉
末の量は、保護層全固形分の0.01〜5.0重量%よ
り好ましくは0.01〜3.5重量%、さらに好ましく
は0.01〜1.0重量%である。0.01重量%未満
では溶融アルミナ粉末が少なく熱硬化性樹脂が多いと耐
久性が悪くなり、逆に5.0重量%を越えて溶融アルミ
ナ粉末が多く熱硬化性樹脂が少ないと磁気ヘッドの摩耗
が激しくなるため好ましくない。保護層中の熱硬化性樹
脂の量は保護層全固形分の20〜90重量%、より好ま
しくは25〜80重量%、最も好ましくは30〜70重
量%である。20重量%未満では保護層の層強度が十分
にならず、90重量%を越えると溶融アルミナ粉末の量
が満足できなくなる場合があり本発明の目的の効果が得
られない。
【0026】溶融アルミナ粉末の使用量が少なく、保護
層の耐久性や保存性の調整がむづかしいときには、保護
層にさらに架橋樹脂粒子を含有させることが望ましい。
これは低硬度の樹脂粒子と高硬度のアルミナ粒子を保護
層中に共存させることにより、磁気記録媒体の保存性を
劣化させることなく、磁気ヘッドとアルミナ粒子が接触
する面積を調整しやすくさせるためである。架橋樹脂粒
子の平均粒子径は1〜50μmのものが使用され、1〜
20μmのものがより好ましく、1〜15μmのものが
さらに好ましく最も好ましいものは2〜10μmであ
る。
層の耐久性や保存性の調整がむづかしいときには、保護
層にさらに架橋樹脂粒子を含有させることが望ましい。
これは低硬度の樹脂粒子と高硬度のアルミナ粒子を保護
層中に共存させることにより、磁気記録媒体の保存性を
劣化させることなく、磁気ヘッドとアルミナ粒子が接触
する面積を調整しやすくさせるためである。架橋樹脂粒
子の平均粒子径は1〜50μmのものが使用され、1〜
20μmのものがより好ましく、1〜15μmのものが
さらに好ましく最も好ましいものは2〜10μmであ
る。
【0027】このような架橋樹脂粒子としては、たとえ
ばベンゾグアナミン樹脂粒子、メラミン樹脂粒子、ベン
ゾグアナミン−メラミン樹脂粒子、尿素樹脂粒子、シリ
コーン樹脂粒子、シリコーンゴム粒子、アクリル樹脂粒
子、スチレン−アクリル酸共重合樹脂粒子、アクリル−
ウレタン系樹脂粒子、ポリウレタン樹脂粒子などが挙げ
られる。中でもアクリル樹脂粒子、スチレン−アクリル
酸共重合樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子が最も好
ましく使用される。架橋樹脂粒子の使用量は重量比で溶
融アルミナ粉末の1〜1000倍程度である。架橋樹脂
粒子は保護層全固形分の1〜50重量%、より好ましく
は2〜30重量%、最も好ましくは3〜25%である。
1重量%未満では十分な効果が得られず、50重量%を
越える多量の使用は経時的に記録媒体の品質劣化を招く
ことになりやすい。
ばベンゾグアナミン樹脂粒子、メラミン樹脂粒子、ベン
ゾグアナミン−メラミン樹脂粒子、尿素樹脂粒子、シリ
コーン樹脂粒子、シリコーンゴム粒子、アクリル樹脂粒
子、スチレン−アクリル酸共重合樹脂粒子、アクリル−
ウレタン系樹脂粒子、ポリウレタン樹脂粒子などが挙げ
られる。中でもアクリル樹脂粒子、スチレン−アクリル
酸共重合樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子が最も好
ましく使用される。架橋樹脂粒子の使用量は重量比で溶
融アルミナ粉末の1〜1000倍程度である。架橋樹脂
粒子は保護層全固形分の1〜50重量%、より好ましく
は2〜30重量%、最も好ましくは3〜25%である。
1重量%未満では十分な効果が得られず、50重量%を
越える多量の使用は経時的に記録媒体の品質劣化を招く
ことになりやすい。
【0028】また、磁気記録媒体と磁気ヘッドとの滑り
が悪く、磁気リーダー・ライターでの搬送性がよくない
時には、保護層中にさらに潤滑性の粒子を使用すること
も好ましい。このような潤滑性の粒子としては、たとえ
ばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、メラミンシアヌル酸ア
ダクト、フッ化黒鉛、塩化カドミウム、黒鉛、チッ化ホ
ウ素、雲母、三酸化アンチモン、二硫化ジルコニウム、
二硫化バナジウム、二硫化ニオブ、二硫化モリブデン、
二硫化タングステン、二硫化レニウム、セレン化タング
ステン、セレン化モリブデン、セレン化ニオブ、N−ラ
イロイルL−リジン、N−ラウルアスパラギン酸β−ラ
ウルエステル、N−ステアリルアスパラギン酸β−ステ
アリルエステル、アルキルリン酸エステルなどからなる
粒子が挙げられる。潤滑性の粒子を使用する量は、保護
層の全固形分に対し0.01〜30重量%の範囲であ
り、より好ましくは0.05〜20重量%、さらに好ま
しくは0.1〜15重量%である。
が悪く、磁気リーダー・ライターでの搬送性がよくない
時には、保護層中にさらに潤滑性の粒子を使用すること
も好ましい。このような潤滑性の粒子としては、たとえ
ばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、メラミンシアヌル酸ア
ダクト、フッ化黒鉛、塩化カドミウム、黒鉛、チッ化ホ
ウ素、雲母、三酸化アンチモン、二硫化ジルコニウム、
二硫化バナジウム、二硫化ニオブ、二硫化モリブデン、
二硫化タングステン、二硫化レニウム、セレン化タング
ステン、セレン化モリブデン、セレン化ニオブ、N−ラ
イロイルL−リジン、N−ラウルアスパラギン酸β−ラ
ウルエステル、N−ステアリルアスパラギン酸β−ステ
アリルエステル、アルキルリン酸エステルなどからなる
粒子が挙げられる。潤滑性の粒子を使用する量は、保護
層の全固形分に対し0.01〜30重量%の範囲であ
り、より好ましくは0.05〜20重量%、さらに好ま
しくは0.1〜15重量%である。
【0029】保護層には上記の材料以外に本発明の目的
を損なわない範囲内で、着色顔料、染料、体質顔料、金
属化合物、金属粉、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、レベリング剤、増粘剤、硬化剤、触媒類、光安定化
剤、導電剤、静電気防止剤、重合開始剤などを適宜組合
せて使用してもよい。
を損なわない範囲内で、着色顔料、染料、体質顔料、金
属化合物、金属粉、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、レベリング剤、増粘剤、硬化剤、触媒類、光安定化
剤、導電剤、静電気防止剤、重合開始剤などを適宜組合
せて使用してもよい。
【0030】保護層を磁気記録層の上に設けるには上記
材料を適宜選択して塗料化するが、これは磁気記録層を
設けるさいに記載した方法と同様にして行う。塗料化は
水または一般に塗料分野で使用されている溶剤中に分散
あるいは溶解させ、たとえばボールミル、サンドミル、
アトライター、ロールミル、振動ミル、ホモミキサー、
高速インペラー分散機、高速ストーンミル、ニーダー、
衝撃ミル、超音波分散機などの分散機あるいは混練機を
使用して行う。
材料を適宜選択して塗料化するが、これは磁気記録層を
設けるさいに記載した方法と同様にして行う。塗料化は
水または一般に塗料分野で使用されている溶剤中に分散
あるいは溶解させ、たとえばボールミル、サンドミル、
アトライター、ロールミル、振動ミル、ホモミキサー、
高速インペラー分散機、高速ストーンミル、ニーダー、
衝撃ミル、超音波分散機などの分散機あるいは混練機を
使用して行う。
【0031】このようにして得られた塗料を、たとえ
ば、グラビヤコーター、リバースロールコーター、ブレ
ードコーター、ロッドコーター、ダイコーター、カーテ
ンコーター、エアナイフコーター、ナイフコーター、ス
クイズコーター、トランスファーロールコーター、キス
コーター、キャストコーターなどのコーターにより基材
上の磁気記録層の上に塗布する。そして、乾燥は一般の
方法を用いる。
ば、グラビヤコーター、リバースロールコーター、ブレ
ードコーター、ロッドコーター、ダイコーター、カーテ
ンコーター、エアナイフコーター、ナイフコーター、ス
クイズコーター、トランスファーロールコーター、キス
コーター、キャストコーターなどのコーターにより基材
上の磁気記録層の上に塗布する。そして、乾燥は一般の
方法を用いる。
【0032】なお、磁気記録層内の磁性材の配向に乱れ
が生じるような場合には、保護塗料を塗布したあと配向
磁石により再配向することも行われる。
が生じるような場合には、保護塗料を塗布したあと配向
磁石により再配向することも行われる。
【0033】保護層のコート量は乾燥固形分として0.
1〜50g/m2 程度であり、より好ましくは0.5〜
20g/m2 の範囲で、最も好ましくは1〜10g/m
2 である。コート量が0.1g/m2 未満に少ないと耐
久性や保存性が悪くなり、50g/m2 を越えるとスペ
ーシングロスが大きくなるため記録情報の書き込みや読
み出しが困難となる。
1〜50g/m2 程度であり、より好ましくは0.5〜
20g/m2 の範囲で、最も好ましくは1〜10g/m
2 である。コート量が0.1g/m2 未満に少ないと耐
久性や保存性が悪くなり、50g/m2 を越えるとスペ
ーシングロスが大きくなるため記録情報の書き込みや読
み出しが困難となる。
【0034】
【実施例】これより本発明の実施例を記載するがもちろ
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の部お
よび%はとくに断らない限り、それぞれ重量部および重
量%を表すものとする。また、保護塗料の固形分比率%
は全保護層固形分中のそれぞれの材料固形分%を示す。
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の部お
よび%はとくに断らない限り、それぞれ重量部および重
量%を表すものとする。また、保護塗料の固形分比率%
は全保護層固形分中のそれぞれの材料固形分%を示す。
【0035】実施例1 基材として厚み188μmのポリエステルフィルム(帝
人社製、テトロンフィルム)を用い、その片面に下記組
成の磁性塗料1をグラビヤコーターを使用して塗布し磁
気記録層を設けた。塗布乾燥後のコート量は25g/m
2 であった。そののち下記組成の保護塗料1を同じくグ
ラビヤコーターを使用して塗布乾燥し保護層を設けた。
保護層のコート量は6g/m2 であった。そののち各層
の硬化を促進するため、50℃の恒温室内に7日間保存
し磁気記録媒体を得た。
人社製、テトロンフィルム)を用い、その片面に下記組
成の磁性塗料1をグラビヤコーターを使用して塗布し磁
気記録層を設けた。塗布乾燥後のコート量は25g/m
2 であった。そののち下記組成の保護塗料1を同じくグ
ラビヤコーターを使用して塗布乾燥し保護層を設けた。
保護層のコート量は6g/m2 であった。そののち各層
の硬化を促進するため、50℃の恒温室内に7日間保存
し磁気記録媒体を得た。
【0036】磁性塗料1 Baフェライト粉末(戸田工業社製、MC−127)8
0部、分散剤(味の素社製、レシチン)3部、ポリウレ
タン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、N−3022)51部、イソシアネートの75%酢
酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)
5部、トルエン36部、メチルエチルケトン36部。
0部、分散剤(味の素社製、レシチン)3部、ポリウレ
タン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、N−3022)51部、イソシアネートの75%酢
酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)
5部、トルエン36部、メチルエチルケトン36部。
【0037】保護塗料1 溶融アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミナビーズC
B、平均粒径3μm、比表面積0.7m2 /g)0.5
部(固形分比率0.9%)、着色剤(古河機械金属社
製、酸化チタン FR−22、シリカ−アルミナ表面処
理品で親水性)10部、分散剤(花王社製、ホモゲノー
ルL−18)0.1部、熱硬化性樹脂としてポリウレタ
ン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、N−3022)100.0部(固形分比率63.0
%)、硬化剤としてイソシアネートの75%酢酸エチル
溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)13.0
部、トルエン77部、メチルエチルケトン77部。
B、平均粒径3μm、比表面積0.7m2 /g)0.5
部(固形分比率0.9%)、着色剤(古河機械金属社
製、酸化チタン FR−22、シリカ−アルミナ表面処
理品で親水性)10部、分散剤(花王社製、ホモゲノー
ルL−18)0.1部、熱硬化性樹脂としてポリウレタ
ン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、N−3022)100.0部(固形分比率63.0
%)、硬化剤としてイソシアネートの75%酢酸エチル
溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)13.0
部、トルエン77部、メチルエチルケトン77部。
【0038】実施例2 基材として厚さ110μmのポリプロピレンフィルム
(東洋紡社製、トヨパール−SL)を用い、下記組成の
磁性塗料2をリバースロールコータを使用して塗布し磁
気記録層を得た。磁性層のコート量は乾燥後で16g/
m2 であった。さらに磁気記録層の上に、下記組成の保
護塗料2をリバースロールコーターを使用して塗布し保
護層を得た。保護層のコート量は乾燥後で4g/m2 で
あった。そののち各層の硬化を促進するため、50℃の
恒温室内に7日間保存し磁気記録媒体を得た。
(東洋紡社製、トヨパール−SL)を用い、下記組成の
磁性塗料2をリバースロールコータを使用して塗布し磁
気記録層を得た。磁性層のコート量は乾燥後で16g/
m2 であった。さらに磁気記録層の上に、下記組成の保
護塗料2をリバースロールコーターを使用して塗布し保
護層を得た。保護層のコート量は乾燥後で4g/m2 で
あった。そののち各層の硬化を促進するため、50℃の
恒温室内に7日間保存し磁気記録媒体を得た。
【0039】磁性塗料2 Srフェライト粉末(日本弁柄工業社製、MR)80
部、分散剤(ICI社製、ソルスパース24000)2
部、ポリウレタン樹脂の40%MEK−トルエン溶液
(日本ポリウレタン社製、N−2301)65部、イソ
シアネート75%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、コロネート2031)11部、トルエン37部、メ
チルエチルケトン37部。
部、分散剤(ICI社製、ソルスパース24000)2
部、ポリウレタン樹脂の40%MEK−トルエン溶液
(日本ポリウレタン社製、N−2301)65部、イソ
シアネート75%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社
製、コロネート2031)11部、トルエン37部、メ
チルエチルケトン37部。
【0040】保護塗料2 溶融アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミナビーズC
B)1.0部(固形分比率0.7%)、架橋樹脂粒子と
して架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品工業社製、M
BX−5、平均粒径5μm、比表面積1.0m2 /g)
10.0部(固形分比率6.6%)、着色剤(古河機械
金属社製、酸化チタンFR−22)23部、分散剤(花
王社製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹
脂として熱硬化性ポリウレタン樹脂35%酢酸エチル溶
液(日本ポリウレタン社製、N−3022)269部
(固形分比率63%)、硬化剤としてイソシアネート7
5%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネー
トL)29部、〔固形分計150.2〕、トルエン20
9部、メチルエチルケトン209部。
B)1.0部(固形分比率0.7%)、架橋樹脂粒子と
して架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品工業社製、M
BX−5、平均粒径5μm、比表面積1.0m2 /g)
10.0部(固形分比率6.6%)、着色剤(古河機械
金属社製、酸化チタンFR−22)23部、分散剤(花
王社製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹
脂として熱硬化性ポリウレタン樹脂35%酢酸エチル溶
液(日本ポリウレタン社製、N−3022)269部
(固形分比率63%)、硬化剤としてイソシアネート7
5%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネー
トL)29部、〔固形分計150.2〕、トルエン20
9部、メチルエチルケトン209部。
【0041】実施例3 基材として厚み250μmのポリエステルフィルム(ダ
イヤホイル社製、ダイヤホイル)を用い、その片面に下
記組成の磁性塗料3をグラビヤコーターを使用して塗布
乾燥し磁気記録層を得た。磁性層のコート量は乾燥後で
20g/m2 であった。さらに、下記組成の保護塗料3
を磁気記録層の上にグラビヤコーターを使用して塗布し
保護層を設けた。保護層のコート量は乾燥後で8g/m
2 であった。そののち各層の硬化を促進するため50℃
の恒温室内で7日間保存し磁気記録媒体を得た。
イヤホイル社製、ダイヤホイル)を用い、その片面に下
記組成の磁性塗料3をグラビヤコーターを使用して塗布
乾燥し磁気記録層を得た。磁性層のコート量は乾燥後で
20g/m2 であった。さらに、下記組成の保護塗料3
を磁気記録層の上にグラビヤコーターを使用して塗布し
保護層を設けた。保護層のコート量は乾燥後で8g/m
2 であった。そののち各層の硬化を促進するため50℃
の恒温室内で7日間保存し磁気記録媒体を得た。
【0042】磁性塗料3 マグネタイト粉末(同和鉱業社製、DEFIC−B)8
0部、分散剤(ライオンアクゾ社製、デュオミンTD
O)3部、ポリエステル樹脂(住友バイエルウレタン社
製、デスモフェン80)18部、イソシアネート75%
酢酸エチル溶液(住友バイエルウレタン社製、スミジュ
ールL)7部、トルエン64部、メチルエチルケトン6
4部。
0部、分散剤(ライオンアクゾ社製、デュオミンTD
O)3部、ポリエステル樹脂(住友バイエルウレタン社
製、デスモフェン80)18部、イソシアネート75%
酢酸エチル溶液(住友バイエルウレタン社製、スミジュ
ールL)7部、トルエン64部、メチルエチルケトン6
4部。
【0043】保護塗料3 溶融アルミナ粉末(昭和電工社製、WA−4000、平
均粒径3μm)1.0部(固形分比率0.72%)、架
橋樹脂粒子として架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品
工業社製、MBX−5)10.0部(固形分比率7.2
%)、潤滑性の樹脂粒子として潤滑性シリコーン樹脂粒
子(東芝シリコーン社製、トスパール145)0.1部
(固形分比率0.07%)、着色剤(古河機械金属社
製、酸化チタンFR−22)18部、分散剤(花王社
製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹脂と
してポリウレタン樹脂の40%MEK−トルエン溶液
(日本ポリウレタン社製、N−2301)225部(固
形分比率65%)、硬化剤としてイソシアネート50%
酢酸ブチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネート2
031)40部、〔固形分計139.3〕トルエン20
1部、メチルエチルケトン201部。
均粒径3μm)1.0部(固形分比率0.72%)、架
橋樹脂粒子として架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品
工業社製、MBX−5)10.0部(固形分比率7.2
%)、潤滑性の樹脂粒子として潤滑性シリコーン樹脂粒
子(東芝シリコーン社製、トスパール145)0.1部
(固形分比率0.07%)、着色剤(古河機械金属社
製、酸化チタンFR−22)18部、分散剤(花王社
製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹脂と
してポリウレタン樹脂の40%MEK−トルエン溶液
(日本ポリウレタン社製、N−2301)225部(固
形分比率65%)、硬化剤としてイソシアネート50%
酢酸ブチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネート2
031)40部、〔固形分計139.3〕トルエン20
1部、メチルエチルケトン201部。
【0044】実施例4 実施例2において保護塗料2で使用した架橋性アクリル
樹脂粒子をなしにして、溶融アルミナ粉末(昭和電工社
製、アルミナビーズCB)5部を使用して保護塗料4と
した以外は実施例2と同様にして磁気記録媒体を得た。
樹脂粒子をなしにして、溶融アルミナ粉末(昭和電工社
製、アルミナビーズCB)5部を使用して保護塗料4と
した以外は実施例2と同様にして磁気記録媒体を得た。
【0045】保護塗料4 溶融アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミナビーズC
B)5.0部(固形分比率3.5%)、着色剤(古河機
械金属社製、酸化チタンFR−22)23.0部、分散
剤(花王社製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬
化性樹脂として熱硬化性ポリウレタン樹脂35%酢酸エ
チル溶液(日本ポリウレタン社製、N−3022)26
9部(固形分比率65%)、硬化剤としてイソシアネー
ト75%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロ
ネートL)29部、〔固形分計144.2〕、トルエン
209部、メチルエチルケトン209部。
B)5.0部(固形分比率3.5%)、着色剤(古河機
械金属社製、酸化チタンFR−22)23.0部、分散
剤(花王社製、ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬
化性樹脂として熱硬化性ポリウレタン樹脂35%酢酸エ
チル溶液(日本ポリウレタン社製、N−3022)26
9部(固形分比率65%)、硬化剤としてイソシアネー
ト75%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロ
ネートL)29部、〔固形分計144.2〕、トルエン
209部、メチルエチルケトン209部。
【0046】実施例5 実施例3と同様にして設けた磁気記録層上に、下記組成
の保護塗料5をグラビヤコーターを使用して塗布乾燥し
て保護層を設けた。保護層のコート量は3g/m2 であ
った。そののち各層の硬化を促進するため、50℃の恒
温室内で7日間保存し磁気記録媒体を得た。
の保護塗料5をグラビヤコーターを使用して塗布乾燥し
て保護層を設けた。保護層のコート量は3g/m2 であ
った。そののち各層の硬化を促進するため、50℃の恒
温室内で7日間保存し磁気記録媒体を得た。
【0047】保護塗料5 溶融アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミナビーズC
B)0.05部(固形分比率0.03%)、架橋樹脂粒
子として架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品工業社
製、MB−30X−5)12.5部(固形分比率6.7
%)、潤滑性の樹脂粒子としてメラミンシアヌル酸アダ
クト粒子(油化メラミン社製、MCA)23.0部(固
形分比率12.4%)、着色剤(古河機械金属社製、酸
化チタンFR−22)23.0部、分散剤(花王社製、
ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹脂として
ポリウレタン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウ
レタン社製、N−3022)266.2部(固形分比率
50.1%)、硬化剤としてイソシアネート75%酢酸
エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)3
3.2部、〔固形分計185.9〕トルエン286部、
メチルエチルケトン286部。
B)0.05部(固形分比率0.03%)、架橋樹脂粒
子として架橋性アクリル樹脂粒子(積水化成品工業社
製、MB−30X−5)12.5部(固形分比率6.7
%)、潤滑性の樹脂粒子としてメラミンシアヌル酸アダ
クト粒子(油化メラミン社製、MCA)23.0部(固
形分比率12.4%)、着色剤(古河機械金属社製、酸
化チタンFR−22)23.0部、分散剤(花王社製、
ホモゲノールL−18)0.2部、熱硬化性樹脂として
ポリウレタン樹脂の35%酢酸エチル溶液(日本ポリウ
レタン社製、N−3022)266.2部(固形分比率
50.1%)、硬化剤としてイソシアネート75%酢酸
エチル溶液(日本ポリウレタン社製、コロネートL)3
3.2部、〔固形分計185.9〕トルエン286部、
メチルエチルケトン286部。
【0048】比較例1 実施例1において保護塗料1で使用した溶融アルミナ粉
末を除いた以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体を
得た。
末を除いた以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体を
得た。
【0049】比較例2 実施例1において保護塗料1で使用した溶融アルミナ粉
末の代わりに燒成アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミ
ナA−42−3、平均粒径4μm、比表面積1.4m2
/g)を使用した以外は実施例1と同様にして磁気記録
媒体を得た。
末の代わりに燒成アルミナ粉末(昭和電工社製、アルミ
ナA−42−3、平均粒径4μm、比表面積1.4m2
/g)を使用した以外は実施例1と同様にして磁気記録
媒体を得た。
【0050】比較例3 実施例1において保護塗料1で使用した熱硬化性ポリウ
レタン樹脂とイソシアネートの代わりに、熱可塑性樹脂
(東亜合成化学工業社製、アロンS−2040)を使用
した以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体を得た。
レタン樹脂とイソシアネートの代わりに、熱可塑性樹脂
(東亜合成化学工業社製、アロンS−2040)を使用
した以外は実施例1と同様にして磁気記録媒体を得た。
【0051】実施例、比較例の保護層の成分含有要点を
表1にまとめて示した。このようにして作成された8種
類の磁気記録媒体から磁気カードを切り取り、それぞれ
下記のような方法で耐久性、耐酸性、耐熱性を調べ、そ
の結果を表2に示した。
表1にまとめて示した。このようにして作成された8種
類の磁気記録媒体から磁気カードを切り取り、それぞれ
下記のような方法で耐久性、耐酸性、耐熱性を調べ、そ
の結果を表2に示した。
【0052】耐久性:磁気カードリードライター(三和
ニューテック社製、CRS−700)を用いて1000
回の書き込み読み出しを繰り返したのち保護層の変化を
調べた。表2では、1000回書き込み読み出し後、保
護層に変化が認められないものを○、わずかに磁気ヘッ
ドの摩耗粕が認められた場合を△、わずかに保護層に傷
が認められた場合を□、保護層が大きく脱落したり磁気
ヘッドの摩耗が激しいものを×とした。
ニューテック社製、CRS−700)を用いて1000
回の書き込み読み出しを繰り返したのち保護層の変化を
調べた。表2では、1000回書き込み読み出し後、保
護層に変化が認められないものを○、わずかに磁気ヘッ
ドの摩耗粕が認められた場合を△、わずかに保護層に傷
が認められた場合を□、保護層が大きく脱落したり磁気
ヘッドの摩耗が激しいものを×とした。
【0053】耐酸性:5重量%酢酸水溶液中に室温で2
4時間浸漬したあとの保護層表面の色の変化を調べた。
表2では、酢酸水溶液浸漬後、保護層に色の変化が全く
認められないものを○、わずかに認められた場合を△、
色の変化が認められた場合を×とした。
4時間浸漬したあとの保護層表面の色の変化を調べた。
表2では、酢酸水溶液浸漬後、保護層に色の変化が全く
認められないものを○、わずかに認められた場合を△、
色の変化が認められた場合を×とした。
【0054】耐熱性:磁気カード5枚を重ねあわせ1K
gの荷重をかけた状態で100℃の恒温質内に24時間
静置したのち、室温に戻し無荷重にしたときのカード間
の接着状態を調べた。表2では全く接着しなかったもの
を○、手で剥がせる程度に接着していたが保護層に変化
がなかった場合を△、カード間で融着が生じたものを×
とした。
gの荷重をかけた状態で100℃の恒温質内に24時間
静置したのち、室温に戻し無荷重にしたときのカード間
の接着状態を調べた。表2では全く接着しなかったもの
を○、手で剥がせる程度に接着していたが保護層に変化
がなかった場合を△、カード間で融着が生じたものを×
とした。
【0055】走行性:摩擦角測定機(東洋精機製作所
製、T.S.S.式摩擦角測定機)を用いて磁気カード
の保護層側の面の鉄板面に対する摩擦角を測定した。表
2では滑りの良いものを○、滑りの悪いものを×とし
た。
製、T.S.S.式摩擦角測定機)を用いて磁気カード
の保護層側の面の鉄板面に対する摩擦角を測定した。表
2では滑りの良いものを○、滑りの悪いものを×とし
た。
【0056】再生出力:磁気カードリードライター
((三和ニューテック社製、CRS−7000)を用い
て、記録の再生出力電圧を調べた。表2では出力のピー
ク値のバラツキが少ないものを○、変化が激しいものを
×とした。
((三和ニューテック社製、CRS−7000)を用い
て、記録の再生出力電圧を調べた。表2では出力のピー
ク値のバラツキが少ないものを○、変化が激しいものを
×とした。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【発明の効果】実施例の結果から明らかなように、本発
明で得られた磁気記録体は、磁気カードリードライター
で1000回の書き込みと読み出しを繰り返した後も、
保護層の変化がなく、耐久性に優れていた。また、酢酸
水溶液浸漬後の耐酸性テストや荷重をかけた状態で10
0℃に1日静置した耐熱性テストの結果でも保護層に全
く変化がなく、保存性に優れていた。そして、摩耗に対
する滑りが良く再生出力のピーク値のバラツキが少な
く、走行性も優れていた。
明で得られた磁気記録体は、磁気カードリードライター
で1000回の書き込みと読み出しを繰り返した後も、
保護層の変化がなく、耐久性に優れていた。また、酢酸
水溶液浸漬後の耐酸性テストや荷重をかけた状態で10
0℃に1日静置した耐熱性テストの結果でも保護層に全
く変化がなく、保存性に優れていた。そして、摩耗に対
する滑りが良く再生出力のピーク値のバラツキが少な
く、走行性も優れていた。
Claims (3)
- 【請求項1】基材上に磁気記録層とその上に保護層を設
けた磁気記録媒体において、保護層が溶融アルミナ粉末
と熱硬化性樹脂とを含有することを特徴とする磁気記録
媒体。 - 【請求項2】保護層がさらに架橋樹脂粒子を含有する請
求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】保護層がさらに潤滑性の樹脂粒子を含有す
る請求項1または2記載の磁気記録媒体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-275426 | 1991-10-23 | ||
| JP27542691 | 1991-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05242467A true JPH05242467A (ja) | 1993-09-21 |
| JP3060753B2 JP3060753B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17555355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04284715A Expired - Fee Related JP3060753B2 (ja) | 1991-10-23 | 1992-10-22 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060753B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307875A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 追記可能な筆記用領域を有するカード及びその製造方法 |
| CN118878314A (zh) * | 2024-07-16 | 2024-11-01 | 合肥师范学院 | 一种具有双元磁热效应的y型六角铁氧体材料及其制备方法与应用 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP04284715A patent/JP3060753B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002307875A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 追記可能な筆記用領域を有するカード及びその製造方法 |
| CN118878314A (zh) * | 2024-07-16 | 2024-11-01 | 合肥师范学院 | 一种具有双元磁热效应的y型六角铁氧体材料及其制备方法与应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3060753B2 (ja) | 2000-07-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |