JPH0524250A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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Publication number
JPH0524250A
JPH0524250A JP3184283A JP18428391A JPH0524250A JP H0524250 A JPH0524250 A JP H0524250A JP 3184283 A JP3184283 A JP 3184283A JP 18428391 A JP18428391 A JP 18428391A JP H0524250 A JPH0524250 A JP H0524250A
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JP
Japan
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developer
recording
peripheral surface
developing sleeve
electrode
Prior art date
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Application number
JP3184283A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakayama
山 健 二 中
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層厚規制部上流側の現像剤搬送路で現像剤を
間欠的に除去し、現像剤を適正な層厚に均一に薄層化し
て記録部へ円滑に安定搬送でき、画像濃度が均一で良好
な画質の記録画像を長期に亘り安定して形成可能な静電
記録装置を提供する。 【構成】 現像スリーブ15周表面と円筒電極5周表面
が近接対向する位置に記録電極シート23の記録電極E
Lとなる先端を位置させて記録部Wを形成してある。こ
の記録部Wからトナー搬送方向へでの上流側にドクタブ
レード12aを配設し、更にその下流側に過剰な磁性ト
ナーdの掻落とし棒17を現像スリーブ15周表面に沿
って往復移動可能に設ける。この掻落とし棒17の下方
にはオーガロール14bを現像スリーブ15の軸方向に
平行に延在設置し、水平循環経路13を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、記録ヘッドと記録媒体
を接触させずに静電記録画像を形成する非接触式静電記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、普通紙を用いることが
でき、且つ、画像媒体と記録電極先端との微小間隔を正
確に確保できる静電記録方式として、ドラム状の中間記
録媒体上にトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙
上に転写する方式が用いられている。この方式による場
合、中間記録媒体を用いる為に装置が大型化する傾向が
ある。そこで、記録と現像を同時に行なうプロセスを採
用し装置の大型化を回避する方式が採用されている。こ
の方式では、記録電極を現像剤搬送路の幅方向(主走査
方向)に並列設置し、記録情報に応じ搬送されてくる現
像剤を選択的に記録電極上から中間記録媒体を兼ねる対
向電極表面に転移させてトナー記録画像を形成する。そ
の場合、電極対向部へ必要且つ充分な電荷を帯びた現像
剤を均一に薄層化して円滑に搬送することが要求され
る。その様な要求に適う現像剤搬送方式の一例を、次に
示す。
【0003】図9において、マグネットロール91を内
蔵する現像スリーブ92と中間記録媒体を兼ねる円筒電
極93を対向配置し、現像スリーブ92周表面に記録電
極シート94を被着してある。現像スリーブ92の下方
には、オーガロール95により現像剤dを水平方向に循
環搬送する水平循環搬送路96を形成してある。従っ
て、現像剤dは、オーガロール95によって水平方向に
循環搬送されつつ、マグネットロール91の矢印方向の
回転と共に現像スリーブ92周表面上を破線矢印方向に
搬送される。現像剤dがオーガロール95によって螺旋
状に回動しつつ水平方向に搬送される際、下部ケーシン
グ97とオーガロール95間に圧密された現像剤dがオ
ーガロール95上方で盛り上がる傾向がある。この盛り
上がった現像剤dがそのままマグネットロール91の回
転磁界により現像スリーブ92周表面に沿って上方へ搬
送されようとする。従って、このオーガロール95上方
の現像スリーブ92周表面近傍は、マグネットロール9
1の回転により汲み上げられる現像剤に上述のオーガロ
ール95により押し上げられる現像剤が加わり、多量の
現像剤が存在する状態となる。この内、マグネットロー
ル91の回転磁界により上方に搬送できる現像剤は重力
との関係から略一定量に限られる為、オーガロール95
上方に多量の現像剤deが停滞するようになる。この停
滞状態が2〜3分間程度続くと、現像剤粒子同士が凝集
し始め、やがて塊に成長する。現像剤の塊がオーガロー
ル95上方の現像スリーブ周表面に付着すると、現像剤
の円滑な搬送が妨げられる。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の問題点
に鑑みなされたものであって、現像剤を必要且つ充分に
摩擦帯電させると共に均一に薄層化して記録部へ円滑に
搬送供給でき、画像濃度が均一で良好な画質の記録画像
を長期に亘り安定して形成可能な静電記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【発明の要点】この発明は、上述した目的を達成するた
めに、所定の経路に沿って敷設した現像剤担持部材と、
該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送する現像
剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に間隔を保
って並設した複数の記録電極と、該記録電極に対向配置
した対向電極とを有し、各前記記録電極に記録情報に応
じて電圧を印加し、前記現像剤担持部材表面に沿って搬
送されてくる現像剤を前記対向電極側へ選択的に転移さ
せて記録画像を形成する静電記録装置において、前記現
像剤担持部材上の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材
を設け、更に、該層厚規制部材の現像剤搬送方向上流側
に前記現像剤担持部材上の現像剤を掻き落とす現像剤除
去部材を設けたことを要点とするものである。
【0006】
【発明の実施例】以下、この発明を図1乃至図8に示す
実施例に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の一
実施例としての記録装置の全体構成を示す模式的断面図
である。同図において、1は普通紙Pを積載収納した給
紙カセットであり、機体側方に挿脱自在に装着してあ
る。挿着した給紙カセット1の先端部上方には、給紙コ
ロ1aが矢印方向に駆動回転可能に配設してある。給紙
コロ1aの前方には、絶縁部材よりなる上、下搬送ガイ
ド板2a,2bを敷設して用紙搬入経路を形成してあ
る。この用紙搬入経路中には、待機ロール対3を配設し
てあり、給紙コロ1aにより繰り出された用紙Pの進行
を一旦停止させて搬送姿勢を整えた後、下流側の画像転
写部Tへ後述する記録画像の到達タイミングと同期する
様に再給送する。
【0007】待機ロール対3下流側の画像転写部Tに
は、転写帯電器4を像担持体を兼ねる円筒電極5の上部
周面に対向配置してある。円筒電極5は、後述する記録
電極の対向電極となるもので、本例では矢印イで示す反
時計回り方向に駆動回転する。円筒電極5の反対側の周
表面には、後述する記録画像形成ユニットUを対向設置
してある。この記録画像形成ユニットUにより円筒電極
5表面にトナー記録画像が形成され、円筒電極5の回転
と共にトナー記録画像が画像転写部Tへ搬送され、再給
送されてくる用紙上に転写される。記録画像形成ユニッ
トUの構成については、後程詳細に説明する。
【0008】画像転写部Tの下流側には、分離爪6を先
端を円筒電極周面に圧接させて配設してある。そして、
分離爪6の下流側には、エアーサクション方式の搬送ベ
ルト7を水平方向に張設してあり、記録画像の転写を終
え分離爪6により円筒電極5周面から分離された用紙の
裏面を吸引しつつその前方に設けられている定着器8に
向けて搬送する。定着器8は加熱ロール8aと圧接ロー
ル8bから成り、両ロール間に用紙を挾持し搬送する際
にトナー像を熱定着する。定着を終えた用紙は、排出口
9から画像面を下にしたフェイスダウン状態で排紙トレ
イ10上に排出積載される。
【0009】以上の如く、本例の記録装置においては、
用紙の給紙から排紙に至る全用紙搬送経路が略ストレー
ト状に形成されている為、通紙動作が全般的に滑らかで
あり、画像不良やジャム等の通紙不良が発生し難い。
又、記録装置にとって好ましいページ揃えが不要なフェ
イスダウン排紙状態を上述のストレート通紙経路で得る
ことができるという利点も備えている。
【0010】ここで、記録画像形成ユニットUの詳細な
構成について説明する。記録画像形成ユニットUは、図
2に示す様に、大略、補給用現像剤を貯留する現像剤貯
留槽11及び記録手段と現像手段を備えた現像記録槽1
2等から成る。現像剤貯留槽11内には、撹拌羽根11
aを回動可能に配設してある。本例では、現像剤とし
て、少なくとも絶縁性樹脂、磁性微粉末及び着色剤粒子
を含有する一成分現像剤で、負(−)の摩擦帯電極性を
備えた絶縁性磁性トナーを使用する。尚、現像剤として
は、磁性体キャリヤと絶縁性トナーを所定の割合で混合
した二成分現像剤も使用できる。
【0011】現像記録槽12の底部には、図3に示す現
像剤の水平循環経路13を形成してある。図3におい
て、この水平循環経路13における一対の平行な長手経
路13a,13b中には、一対のオーガロール14a,
14bを回転自在に設置してある。各オーガロール14
a,14bは、各シャフト14a1,14b1の周面に複
数の螺旋羽根14a2,14b2を立設し、夫々の片側端
部に螺旋方向が逆の逆送り羽根14a3,14b3を立設
して成る。そして、夫々の逆送り羽根14a3,14b3
が互いに反対側に位置する様に、各オーガロール14
a,14bを長手経路13a,13b内に夫々配置す
る。これら一対のオーガロール14a,14bを、矢印
ロ,ハで示す様に互いに反対方向で且つ逆送り羽根14
a3,14b3に向って現像剤を搬送する方向に駆動回転
する。これにより、逆送り羽根14a3,14b3を設け
た各コーナー部では、互いに向い合う逆方向の搬送力が
衝突し、磁性トナーが直角方向に突き出され他方の長手
経路側へ流動する。この様にして、磁性トナーを本例で
は破線矢印ニで示す方向に撹拌しつつ循環流動させ、こ
の際に磁性トナーを充分に摩擦帯電させることができ
る。尚、オーガロール14a,14bの材質や形状を変
えることにより、現像剤に必要な帯電量を充分に摩擦帯
電させることができる。
【0012】上述の様に構成した水平循環経路13の中
央部には、循環する現像剤が侵入しない様に周囲を壁S
wで囲繞した空間Sを形成してある。そして、図2に示
す様に、現像剤貯留槽11に近い方のオーガロール14
aの上方には、補給用磁性トナーd0の補給口11bを
オーガロール14aの軸方向に沿って穿設してある。
【0013】オーガロール14bの斜め上方には、現像
剤の垂直搬送路を形成する現像剤担持部材としての現像
スリーブ15を、水平方向に延在設置してある。現像ス
リーブ15は、内部に現像剤搬送手段としてのマグネッ
トロール16を回転自在に内蔵し、前述した円筒電極5
に対向配置してある。マグネットロール16の周表面に
は異なる磁極を交互に着磁してあり、このマグネットロ
ール16を矢印ホで示す反時計回り方向に駆動回転する
ことにより、磁性トナーdが現像スリーブ15周表面に
沿って垂直方向の破線矢印ヘで示す時計回り方向に搬送
される。
【0014】而して、図4に示す様に、オーガロール1
4bの上方には、現像剤除去部材としての掻落とし棒1
7を配設してある。掻落とし棒17は、現像スリーブ1
5の周表面に沿って周方向へ往復移動可能に設けてあ
る。この掻落とし棒17により、オーガロール14b上
方の現像スリーブ15周表面に付着停滞している磁性ト
ナーを、下方の水平循環経路13bへ掻き落とす。これ
により、付着停滞した磁性トナーが凝集し固まるのを未
然に防止することができ、円滑な磁性トナーdの搬送を
長期的に維持可能となる。
【0015】上述の掻落とし棒17は、図5の斜視図に
示す様に、現像スリーブ15の周表面幅方向に延在する
掻落とし部17aとこれに対し直角に折曲した両側の支
持部17b,17bから成るコの字型に形成してある。
この掻落とし棒17は、両側の支持部17b,17bの
先端を不図示の軸に結合し、自在に回動可能に支持され
ている。
【0016】本例の掻落とし棒17は、オーガロール1
4bと駆動連結してある。オーガロール14bの回転軸
14b1の一端部に連結ギヤ18を固着し、この連結ギ
ヤ18に中継ギヤ19を噛合させてある。尚、回転軸1
4b1は、円筒電極や用紙搬送系統のロール等を駆動す
る不図示のメイン駆動モータに連結してある。中継ギヤ
19は機体フレーム(不図示)に回転自在に支持されて
いる回転軸20に固着してあり、この回転軸20にはカ
ム21を固着してある。一方、掻落とし棒17の片側の
支持部17bには、係合棒22を掻落とし部17aに平
行に立設してある。この係合棒22とカム21が間欠的
に係合し、掻落とし棒17が間欠的に上下回動する。
【0017】オーガロール14bの回転軸14b1と共
に、連結ギヤ18が矢印ト方向に回転すると、伝達比に
応じた速度で中継ギヤ19が矢印チ方向に回転する。こ
れと同時に、カム21が矢印リ方向に回動し、係合棒2
2を係合しつつ押し上げて掻落とし棒17が図4に示す
様に上方に回動する。更にカム21が同方向へ回動する
と、係合棒22との係合が解除され、掻落とし棒17が
自重で下方に回動し元の位置Phに戻る。この様にし
て、掻落とし棒17が現像スリーブ15周表面に沿って
往復移動し、現像スリーブ15周表面に付着しようとす
る停滞磁性トナーを水平循環経路13bへ掻き落とす。
尚、掻落とし棒17の掻落とし力を強める場合は、バネ
等の付勢部材を設けて掻落とし棒17を強制的に下方回
動させればよい。
【0018】上述した掻落とし棒17の動作のタイミン
グを、本例では、画像転写部T(図2参照)において用
紙が搬出され次順の用紙が搬入されるまでの非転写時間
内に掻落とし棒17が1往復回動する様に、設定してあ
る。これにより、画像転写時においては、メイン駆動モ
ータに加わる負荷が軽減され、且つ、掻落とし棒17の
回動に伴う振動もないから、画像転写動作が安定して実
施され、画像ブレ等の画像不良の発生を防止することが
できる。従って、掻落とし棒17は、1往復回動し、用
紙1枚に画像が転写される時間をおいて、次の往復回動
が実施される動作周期をとるが、この様な動作周期でも
充分に磁性トナーdeを除去できる。尚、掻落とし棒1
7の動作周期は、連結ギヤ18と中継ギヤ19の伝達比
を変えることにより調整できる。
【0019】図2において、掻落とし棒17のトナー搬
送方向での下流側には、搬送されてくる磁性トナーdの
層厚を適正な厚さに規制する層厚規制部材としてのドク
タブレード12aを配設してある。又、ドクタブレード
12aの上方には、トナー飛散防止板12bを配設して
ある。このトナー飛散防止板12bは、ドクタブレード
12aによる層厚規制を受けて下流側に搬送される現像
剤が記録画像形成ユニットU外に飛散し画像を汚す不都
合を防止する為に設けてある。本例では、現像記録槽1
2の槽壁の上端部を二股に分岐させ、ドクタブレード1
2aとトナー飛散防止板12bに夫々形成してある。
【0020】上述したトナー層厚規制部のトナー搬送方
向ヘに関して下流側には、円筒電極5周表面にトナー記
録画像を形成する記録部Wを次の様に構成してある。図
4に示す様に、本例では現像スリーブ15周表面におけ
る円筒電極5側に近接する位置から上流側には、多数の
記録電極を備えた記録電極シート23を被着敷設してあ
る。記録電極シート23は、図5に示す様に、多数の記
録電極線23aを、現像スリーブ15周表面の周方向に
沿わせるシート長手方向へ互いに平行に延在させると共
に、所定の微細ピッチでシート幅方向(トナー搬送路幅
方向:主走査方向)へ並設して成る。記録電極線23a
の数は、主走査1ライン分の最大データ数に対応させて
ある。本例の記録電極シート23は可撓性印刷回路基板
(FPC)で構成してあり、多数の非磁性導電材料から
なる記録電極線23aを、可撓性絶縁材料からなるベー
スフィルム23b上に40μmの間隙を保って84.6
μmピッチ(300DPI)の密度でパターン形成して
ある。
【0021】記録電極シート23の表面には、記録画像
の形成に関与する先端領域Zを除いて、絶縁コート23
cを被着してある。これにより、各記録電極線23a間
の絶縁性を確保すると共に、磁性トナーとの摩擦による
記録電極線23aの摩耗を防止することができる。記録
電極シート23の絶縁コートを被着していない記録電極
線23a先端部が、記録画像を形成する記録電極ELと
なる。
【0022】上述の様な記録電極シート23を製作する
場合、銅箔が被着された可撓性絶縁材からなるベースフ
ィルム23bにエッチング加工を施して多数の記録電極
線23aをパターン形成した後、絶縁コート23cを先
端部領域Zを除いた領域に被着すればよい。
【0023】図4において、上述の様に構成した記録電
極シート23を、その記録電極ELが並列形成された先
端を現像スリーブ15周表面の円筒電極5との最近接位
置に揃え、この位置から現像スリーブ15の上流側周表
面に亘り被設してある。この記録電極ELと円筒電極5
周表面とが対向する空間が、記録部Wとなる。
【0024】図2において、記録部Wのトナー搬送方向
下流側には、前述した水平循環経路13の中央空間Sを
囲繞する壁で現像剤貯留槽12側の壁Sw1を延出し、そ
の先端を現像スリーブ15周表面に当接させてある。こ
れにより、記録部Wで転移されず現像スリーブ15周表
面に残留しマグネットロール16の回転と共に搬送され
てきた磁性トナーd′を、水平循環経路13の補給槽側
経路13a上に掻き落とし、磁性トナーd′が中央空間
S内に侵入したり、水平循環経路13を経ずに現像スリ
ーブ15周面に沿って上流側に直接返送される不都合を
防止する。尚、中央空間Sの周囲壁と別個に、現像スリ
ーブ15に付着する残留磁性トナーd′を掻き取る為の
専用の平板部材を設けてもよい。この場合、その掻取り
部材を垂直方向に支持し、先端を現像スリーブ15周表
面上に当接させ、他端部を中央空間S底部まで延在させ
ればよい。又、掻取り部材を磁性材料で形成すれば、マ
グネットロール16の磁力を遮断でき、より円滑な掻き
取り搬送効果が得られる。
【0025】記録電極シート23は、記録電極EL先端
を現像スリーブ15周表面の円筒電極5周表面に最近接
する位置に揃え、これから上流側の約半分の周表面に亘
って敷設し、水平方向に引き出した後垂直に降下させ、
前述した水平循環経路の中央空間S内まで延設してあ
る。この記録電極シート23の垂直延設部には、記録デ
ータに応じて各記録電極ELに記録電圧を印加する複数
個の駆動回路素子24を搭載してある。そして、図5に
示す様に、各駆動回路素子24に上述した記録電極シー
ト23の記録電極線23aをN本づつに分けて夫々接続
してある。この様に、記録電極シート23の駆動回路素
子24を搭載した他端部を中央空間S内に収納設置する
ことにより、駆動回路素子24を現像剤等の埃から防御
できると共に、現像記録槽12の構造が極めてコンパク
ト化される。
【0026】次に、本例の静電記録装置における記録画
像形成動作について説明する。図2において、マグネッ
トロール16を矢印ホ方向に駆動回転すると、現像スリ
ーブ15の外周面上には、磁性トナーdの粒子を自転さ
せる回転磁場が形成される。この回転磁場により、水平
循環経路13b中の磁性トナーdが上方の現像スリーブ
15周表面に引き付けられ、穂を形成しつつマグネット
ロール16の回転方向とは逆の矢印ヘ方向に搬送され
る。このオーガロール14b上方の現像スリーブ15周
表面には、前述した様に、マグネットロール16の回転
磁場により搬送される磁性トナーdに、オーガロール1
4bの回転と共に押し上げられる磁性トナーが加わっ
て、多量の磁性トナーが付着する状態となる。しかし、
記録画像の転写が行なわれない用紙間に、掻落とし棒1
7が現像スリーブ15周表面に沿って位置Phから位置
Prを往復回動し、オーガロール14b上方の現像スリ
ーブ15周表面近傍に存在する磁性トナーを掻き落と
し、磁性トナーが塊となって現像剤搬送路に付着する不
都合を防止する。
【0027】掻き落とし棒17は印字中はPhの位置に
あり磁性トナーdの搬送には影響を与えず、搬送された
磁性トナーdは、ドクタブレード12aにより穂切り規
制され、所望の層厚に均一に薄層化されて記録部Wに搬
入される。この様にして、磁性トナーdは、掻落とし棒
17やドクタブレード12aにより規制されつつ現像ス
リーブ15周表面に沿って進行する際に、磁性トナー同
士や現像スリーブ15周表面との摩擦により本例では負
極性に帯電する。
【0028】記録部Wでは、図4に示す様に記録電極E
Lに対し円筒電極5の周表面が所定の間隙を保って回転
移動しており、この電極間に薄層化された磁性トナーd
が搬入される。この様な状態下の記録部Wにおいて、各
記録電極ELに対し、前述した様に駆動回路素子が記録
データに応じて記録電圧を選択的に印加する。この場
合、1ビットの記録データが例えば“H”のときに、対
応する記録電極ELに−200Vの電圧が印加される
と、記録電極ELに対向する円筒電極5にはバイアス電
源により−50Vの電圧を印加しているので、円筒電極
5から記録電極ELに向けて150Vの電位差が形成さ
れる。負極性に帯電した磁性トナーdは電位の高い方へ
移動するから、−200Vの電圧が印加されている記録
電極EL上の磁性トナーdだけが選択的に円筒電極5表
面に転移し、1黒ドットを形成する。
【0029】一方、1ビットの記録データが“L”のと
きは記録電極ELが接地電位となる。その結果、円筒電
極5からその対応記録電極ELに見た電位差は−50V
となり、負極性の磁性トナーdは記録電極EL側に保持
されたままで転移しない。
【0030】上述の様に、入力記録データに応じて各記
録電極ELの電位が−200Vと接地電位に選択的に制
御され、円筒電極5表面に記録データに応じたトナー記
録画像が形成される。この場合、磁性トナーdの搬送量
はドクタブレード12aにより規制されるから、記録部
Wに搬送されてくる磁性トナーdは均一に薄層化されて
いる。従って、画像濃度が充分で且つ均一な記録画像を
安定して形成される。又、図5に示す様に、記録電極E
Lは絶縁コート23cを被着せずに露出してあるから、
記録電極EL上に不要電荷が蓄積されない。従って、不
要電荷による地汚れや記録電極間の電圧リーク現象が防
止され、高解像度で高濃度の鮮明なトナー記録画像が安
定して形成される。
【0031】図1において、円筒電極5表面に形成され
たトナー記録画像は、円筒電極5の反時計回り方向イの
回転と共に画像転写部Tへ搬送され、ここで待機ロール
対3によりタイミングを測って再給送されてくる用紙上
に転写される。尚、上述のトナー記録画像の濃度を調節
するには、バイアス電源5cのバイアス電圧を変化させ
ればよい。その場合、適切な調節範囲は0〜−50V程
度であり、0Vに近い程、画像濃度が高くなる。
【0032】図2において、記録部Wで円筒電極5側へ
転移せずに残留する磁性トナーd′は、マグネットロー
ル16の回転と共に下流側に移動し、掻取り壁Sw1によ
り現像スリーブ15表面から掻き取られ、オーガロール
14aに落下して補給口11bから補給される磁性トナ
ーd0と撹拌混合される。
【0033】オーガロール14aの回転と共に、落下返
送された残留磁性トナーd′と補給用磁性トナーd0が
混合撹拌されつつ循環搬送される。図3において、破線
矢印ニ方向に循環搬送される磁性トナーは、反補給側の
長手経路13bを搬送される際に、その上方に延在する
マグネットロール16の回転磁界により再度垂直方向に
搬送される。
【0034】以上の様に、記録部Wにおいて円筒電極5
側へ転移されず下流側に搬送された残留磁性トナーd′
が水平循環経路13上へ掻き落とされ、この水平循環経
路13を通じて撹拌されつつ円滑に上流側に返送され、
再度トナー記録画像の形成に供される。この場合、垂直
方向に搬送する前の磁性トナーdが、現像スリーブ15
の軸方向(トナー搬送路の幅方向:主走査方向)に沿っ
て撹拌されつつ搬送されている。従って、前述した様に
オーガロール14bによって押し上げられ所々に盛り上
がりはあるが、現像スリーブ15周表面の幅方向全域に
対しては磁性トナーdが略均一に供給される。この様に
供給された磁性トナーdは、この後、ドクタブレード1
2aによる層厚規制を受けるから、均一に薄層化され
る。又、磁性トナーdが水平循環経路13を撹拌されつ
つ循環搬送される際に、磁性トナー粒子同士が摩擦し合
い、磁性トナーが充分に摩擦帯電する。
【0035】次に、本発明の他の幾つかの実施例を図6
乃至図8に基づき説明する。尚、上記実施例と同一の構
成部材については、同一符号を付してその説明を省略す
る。図6に示す実施例は、現像剤搬送手段としてマグネ
ットロールでなく励磁コイルにより進行波磁界を発生さ
せるコイル搬送部材25を採用し、現像剤の搬送経路を
非円周路に形成したものである。コイル搬送部材25
は、断面が非円形の磁性体で形成した基体26の外周面
に、幅方向へ平行に延びる多数の溝26aを凹設し、そ
の各溝26a間に導線を巻着して多数の励磁コイル27
を形成した構成となっている。この励磁コイル27をn
個の組に分け、各組にπ/nづつ位相をずらした交番電
流を通電すると、コイル搬送部材25外周面に沿って例
えば矢印ヌ方向に進行する進行波磁界が発生する。この
コイル搬送部材25の外周面に上記実施例と同一構成の
記録電極シート23を敷設し、その一方の端部を基体2
6内に引き込み、記録電極の駆動回路素子24を搭載し
てある。本例のコイル搬送部材25による現像剤搬送手
段は、回転部材を用いないから、装置の耐久性が向上す
ると共に、現像剤の搬送路を自由に設定でき装置の小型
化を大幅に促進することが可能となる。
【0036】又、図7に示す実施例は、現像剤搬送手段
として一対のマグネットロール28,28を用い、両者
の回転磁界の連携作用により現像剤を長円形の現像剤担
持部材29表面に沿って矢印ル方向に搬送するものであ
る。この場合も、同様に構成した記録電極シート23の
記録電極となる一端部を現像剤担持部材29表面に沿っ
て敷設し、その他端部を現像剤担持部材29内部に引き
込んで記録電極の駆動回路素子24を搭載してある。
【0037】更に、図8に示す実施例は、現像スリーブ
30内部にマグネットロール31を配設し、記録電極シ
ート32の一端部を現像スリーブ30周表面に敷設し、
他端部を現像スリーブ30の外部に延出し、その端部に
記録電極の駆動回路素子24を搭載したものである。こ
の場合、現像剤の進行を阻止しない様に、記録電極シー
ト32の幅方向に沿って複数の開口32aを穿設してあ
る。
【0038】而して、上述した3通りの何れの実施例に
おいても、図2に示す実施例と同様に、掻落とし棒17
を設けてある。これにより、図2の実施例と同様に、過
剰な現像剤を掻き落とし、均一に薄層化した現像剤を安
定して記録部に搬送し、濃度が均一で高度な画像品質の
記録画像を安定的に得ることができる。
【0039】尚、本発明は、上記の特定の実施例に限定
されるべきものでなく、本発明の技術的範囲において種
々の変形が可能であることは勿論である。
【0040】例えば、図2に示す実施例では、掻落とし
棒17の駆動力をオーガロール14bの駆動系統から得
ているが、掻落とし棒17独自の駆動系統を設けてもよ
い。又、掻落とし棒17を往復回動させる変速機構とし
てカム21を用いているが、これに限らず、他の機構に
より掻落とし棒17を往復回動させることも可能であ
る。更に、トナーとして負(−)帯電性のトナーを用い
たが、正(+)帯電性のトナーを用いることも可能であ
る。その場合、記録電極及び対向電極へ印加するバイア
ス電圧を正(+)極性とすればよい。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、本発明によ
れば、現像剤搬送路となる現像剤担持部材表面に複数の
記録電極を対向電極に対し微小間隙を保って並列敷設
し、この電極対向部の上流側に層厚規制部材を配設し、
更に、その上流側に現像剤除去部材を配設することによ
り、層厚規制部材の配設位置(層厚規制部)上流側に現
像剤の塊が付着する不都合を防止することができる。そ
の結果、所期の層厚に均一に規制された現像剤の薄層を
電極が対向する記録部に円滑に搬送でき、濃度が均一で
高解像度の記録画像を安定して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての静電記録装置の全体
構成を示す模式的断面図である。
【図2】上記静電記録装置における記録画像形成ユニッ
トとその周辺構成を示す模式的断面図である。
【図3】上記記録画像形成ユニットの水平循環経路を示
す平断面図である。
【図4】上記静電記録装置における現像剤の搬送経路を
示す模式的側断面図である。
【図5】上記記録画像形成ユニット全体を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の又更に他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の現像剤搬送経路の一例を示す模式的断面
図である。
【符号の説明】
4 転写帯電器 5,93 円筒電極 5a バイアス電源(円筒電極側) 11 現像剤貯留槽 12 現像記録槽 13 水平循環経路 14a,14b,95 オーガロール 15,29,30,92 現像スリーブ 16,28,31,91 マグネットロール 23,32,94 記録電極シート 23a 記録電極線 24 駆動回路素子 25 コイル搬送部材 EL 記録電極 S 中央空間 U 記録画像形成ユニット W 記録部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の経路に沿って敷設した現像剤担持
    部材と、該現像剤担持部材の表面に沿って現像剤を搬送
    する現像剤搬送手段と、前記現像剤担持部材の表面上に
    間隔を保って並設した複数の記録電極と、該記録電極に
    対向配置した対向電極とを有し、各前記記録電極に記録
    情報に応じて電圧を印加し、前記現像剤担持部材表面に
    沿って搬送されてくる現像剤を前記対向電極側へ選択的
    に転移させて記録画像を形成する静電記録装置におい
    て、 前記現像剤担持部材上の現像剤の層厚を規制する層厚規
    制部材を設け、更に、該層厚規制部材の現像剤搬送方向
    上流側に前記現像剤担持部材上の現像剤を掻き落とす現
    像剤除去部材を設けたことを特徴とする静電記録装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤除去部材が前記記録画像を用
    紙上へ転写しない非転写期間中に前記現像剤担持部材上
    の現像剤を除去する請求項1記載の静電記録装置。
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