JPH05242958A - 定着ヒーターおよびその製造方法 - Google Patents
定着ヒーターおよびその製造方法Info
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- JPH05242958A JPH05242958A JP4132792A JP4132792A JPH05242958A JP H05242958 A JPH05242958 A JP H05242958A JP 4132792 A JP4132792 A JP 4132792A JP 4132792 A JP4132792 A JP 4132792A JP H05242958 A JPH05242958 A JP H05242958A
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- glass layer
- insulating glass
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は定着ヒーターのカバーガラス層の電
気絶縁性向上とガラス表面の紙の滑りを良くすることを
目的とする。 【構成】 本発明の定着ヒーターは、絶縁性基板表面上
に抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の表面を被覆す
るように絶縁ガラス層とカバーガラス層とを積層し、こ
の絶縁ガラスは、カバーガラスよりも電気絶縁耐圧が高
く、かつ表面滑らかさRaが低いことを特徴とする。 【効果】 2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防
止できるだけでなく、2つの層に機能を分散させたの
で、電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、またコ
ピー紙の滑りを良くすることができる。
気絶縁性向上とガラス表面の紙の滑りを良くすることを
目的とする。 【構成】 本発明の定着ヒーターは、絶縁性基板表面上
に抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体の表面を被覆す
るように絶縁ガラス層とカバーガラス層とを積層し、こ
の絶縁ガラスは、カバーガラスよりも電気絶縁耐圧が高
く、かつ表面滑らかさRaが低いことを特徴とする。 【効果】 2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防
止できるだけでなく、2つの層に機能を分散させたの
で、電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、またコ
ピー紙の滑りを良くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機のトナ
ー定着等に用いられる定着ヒーターおよびその製造方法
に関する。
ー定着等に用いられる定着ヒーターおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式複写機のトナー定着等に用いられ
る定着ヒーターとして、近年、細長いセラミック等の絶
縁基板の表面に銀・パラジウム合金粉末等のペーストを
塗布焼成して細長いライン状の抵抗発熱体を形成したも
のが実用化されている。このライン状の抵抗発熱体の両
端に電圧を印加し、抵抗発熱体の発熱でトナーを定着す
るものである。
る定着ヒーターとして、近年、細長いセラミック等の絶
縁基板の表面に銀・パラジウム合金粉末等のペーストを
塗布焼成して細長いライン状の抵抗発熱体を形成したも
のが実用化されている。このライン状の抵抗発熱体の両
端に電圧を印加し、抵抗発熱体の発熱でトナーを定着す
るものである。
【0003】従来、この定着ヒーターは、抵抗発熱体の
表面がガラス層で被覆されている。このガラス層は、定
着ヒーターの表面をトナーを載せたコピー紙がヒーター
に接触しつつ通過するため、ヒーターが摩耗しないよう
にする働きと、コピー紙の滑りを良くする働きと、抵抗
発熱体に流れる電流がリークしないように絶縁を確保す
る働きを有している。
表面がガラス層で被覆されている。このガラス層は、定
着ヒーターの表面をトナーを載せたコピー紙がヒーター
に接触しつつ通過するため、ヒーターが摩耗しないよう
にする働きと、コピー紙の滑りを良くする働きと、抵抗
発熱体に流れる電流がリークしないように絶縁を確保す
る働きを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着ヒーターのカバーガラスは、上記の3つの働きを十
分に果たすことができなかった。これはカバーガラスの
材料に上記3つの働きを十分に果たすものがこれまでに
見つからなかったことによるためであり、いまだに適切
な材料は見つかっていない。
定着ヒーターのカバーガラスは、上記の3つの働きを十
分に果たすことができなかった。これはカバーガラスの
材料に上記3つの働きを十分に果たすものがこれまでに
見つからなかったことによるためであり、いまだに適切
な材料は見つかっていない。
【0005】そこで本発明の目的とするところは、構造
を変更することにより、カバーガラスの上記3つの働
き、すなわち、ヒーターが摩耗しないようにし、コピー
紙の滑りを良くし、かつ電気絶縁性を十分確保した定着
ヒーターを提供することにある。
を変更することにより、カバーガラスの上記3つの働
き、すなわち、ヒーターが摩耗しないようにし、コピー
紙の滑りを良くし、かつ電気絶縁性を十分確保した定着
ヒーターを提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記定着ヒー
ターに適する製造方法を提供することにある。
ターに適する製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1及び請求項2に記載の定着ヒーターは、絶
縁性基板表面上に抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体
の表面を被覆するように絶縁ガラス層とカバーガラス層
とを積層し、この絶縁ガラスはカバーガラスよりも電気
絶縁耐圧が高く、表面滑らかさRaが低いことを特徴と
する。特に請求項2に記載の定着ヒーターは、絶縁ガラ
ス層は複数層から構成されていることを特徴とする。
に、請求項1及び請求項2に記載の定着ヒーターは、絶
縁性基板表面上に抵抗発熱体を形成し、この抵抗発熱体
の表面を被覆するように絶縁ガラス層とカバーガラス層
とを積層し、この絶縁ガラスはカバーガラスよりも電気
絶縁耐圧が高く、表面滑らかさRaが低いことを特徴と
する。特に請求項2に記載の定着ヒーターは、絶縁ガラ
ス層は複数層から構成されていることを特徴とする。
【0008】また請求項3及び請求項4に記載の定着ヒ
ーターの製造方法は、絶縁性の基板表面上に抵抗発熱体
ペーストを塗布焼成して抵抗発熱層を形成し、その次に
抵抗発熱層上に絶縁ガラスペーストを塗布焼成して絶縁
ガラス層を形成し、その次にさらに絶縁ガラス層上に絶
縁ガラス層よりも電気絶縁耐圧が低く、表面滑らかさR
aの高いカバーガラス層形成用のペーストを塗布焼成し
てカバーガラス層を形成することを特徴とする。特に請
求項4に記載の定着ヒーターの製造方法は、絶縁ガラス
層が複数層から構成されていて、各層毎に絶縁ガラスペ
ーストを塗布焼成して絶縁ガラス層を形成することを特
徴とする。
ーターの製造方法は、絶縁性の基板表面上に抵抗発熱体
ペーストを塗布焼成して抵抗発熱層を形成し、その次に
抵抗発熱層上に絶縁ガラスペーストを塗布焼成して絶縁
ガラス層を形成し、その次にさらに絶縁ガラス層上に絶
縁ガラス層よりも電気絶縁耐圧が低く、表面滑らかさR
aの高いカバーガラス層形成用のペーストを塗布焼成し
てカバーガラス層を形成することを特徴とする。特に請
求項4に記載の定着ヒーターの製造方法は、絶縁ガラス
層が複数層から構成されていて、各層毎に絶縁ガラスペ
ーストを塗布焼成して絶縁ガラス層を形成することを特
徴とする。
【0009】
【作用】請求項1及び請求項2に記載の定着ヒーター
は、2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防止でき
るだけでなく、2つの層に機能を分散させたので、3つ
の働きを十分に果たすことができる。即ち絶縁ガラス層
により電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、また
カバーガラス層により、コピー紙の滑りを良くすること
ができる。
は、2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防止でき
るだけでなく、2つの層に機能を分散させたので、3つ
の働きを十分に果たすことができる。即ち絶縁ガラス層
により電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、また
カバーガラス層により、コピー紙の滑りを良くすること
ができる。
【0010】特に請求項2に記載の定着ヒーターは、絶
縁ガラス層を複数層に形成したので、絶縁ガラス層全体
の電気絶縁性を十分に確保できる。
縁ガラス層を複数層に形成したので、絶縁ガラス層全体
の電気絶縁性を十分に確保できる。
【0011】請求項3及び請求項4に記載の定着ヒータ
ーの製造方法によれば、抵抗発熱体層、絶縁ガラス層、
カバーガラス層の各層を順次、ペーストを塗布焼成する
ので、各ガラス層が混ざり合うこと無く、各層の持つの
機能を十分に発揮することができる。
ーの製造方法によれば、抵抗発熱体層、絶縁ガラス層、
カバーガラス層の各層を順次、ペーストを塗布焼成する
ので、各ガラス層が混ざり合うこと無く、各層の持つの
機能を十分に発揮することができる。
【0012】特に請求項4に記載の定着ヒーターの製造
方法によれば、絶縁ガラス層の電気絶縁耐圧を同じ厚さ
で高くすることができる。これは絶縁ガラス層を複数層
に形成するため、絶縁ガラスペーストを複数回塗布焼成
しているので、焼成過程で発生するガスが逃げるときに
形成されるピンホールがその上に塗布されるペーストに
よって埋められる。その結果、絶縁ガラス層が一層の場
合に、絶縁ガラス層を貫通するピンホールが無くなり、
ピンホールを貫通してリークする電流が防止できるの
で、定着ヒーターの電気絶縁性が向上する。
方法によれば、絶縁ガラス層の電気絶縁耐圧を同じ厚さ
で高くすることができる。これは絶縁ガラス層を複数層
に形成するため、絶縁ガラスペーストを複数回塗布焼成
しているので、焼成過程で発生するガスが逃げるときに
形成されるピンホールがその上に塗布されるペーストに
よって埋められる。その結果、絶縁ガラス層が一層の場
合に、絶縁ガラス層を貫通するピンホールが無くなり、
ピンホールを貫通してリークする電流が防止できるの
で、定着ヒーターの電気絶縁性が向上する。
【0013】
【実施例】以下図1ないし図3を参照して本発明の第一
の実施例を説明する。図1は第一の実施例の定着ヒータ
ーの平面図、図2は図1中のA−A線の断面図、図3は
図1中のB−B線の断面図である。基板(1)は耐熱性
を有するアルミナセラミクス(Al2O3)製の長形平板
(約270mm×7mm×1mm程度の大きさ)である。抵抗
発熱体層(2)は通電性のペースト状塗料(材質は銀パ
ラジウム合金(Ag/Pd)、又はこれに酸化ルテニウ
ムを加えた金属(Ag/Pd+RuO2))を基板
(1)上に長手方向に沿った帯状に印刷塗布・焼成する
ことにより厚さ約10μmに形成したものである。この
合金に含まれるパラジウムが電気的な抵抗要素となり、
その比率によって発熱体の抵抗値が調節される。本実施
例では、34オーム[Ω]の抵抗値を有し、100Vの
電圧印加により3Aの電流が流れ、300Wの発熱量と
なる。抵抗発熱体層(2)の両端は幅広に形成されてお
り電極形成部(3)を構成する。抵抗発熱体層(2)の
電極形成部(3)を除いた帯状部分が発熱する。
の実施例を説明する。図1は第一の実施例の定着ヒータ
ーの平面図、図2は図1中のA−A線の断面図、図3は
図1中のB−B線の断面図である。基板(1)は耐熱性
を有するアルミナセラミクス(Al2O3)製の長形平板
(約270mm×7mm×1mm程度の大きさ)である。抵抗
発熱体層(2)は通電性のペースト状塗料(材質は銀パ
ラジウム合金(Ag/Pd)、又はこれに酸化ルテニウ
ムを加えた金属(Ag/Pd+RuO2))を基板
(1)上に長手方向に沿った帯状に印刷塗布・焼成する
ことにより厚さ約10μmに形成したものである。この
合金に含まれるパラジウムが電気的な抵抗要素となり、
その比率によって発熱体の抵抗値が調節される。本実施
例では、34オーム[Ω]の抵抗値を有し、100Vの
電圧印加により3Aの電流が流れ、300Wの発熱量と
なる。抵抗発熱体層(2)の両端は幅広に形成されてお
り電極形成部(3)を構成する。抵抗発熱体層(2)の
電極形成部(3)を除いた帯状部分が発熱する。
【0014】抵抗発熱体層(2)の両端の電極形成部
(3)の表面には外部電極(図示しない)と接続をする
ための電極層(4)が形成されている。この電極層
(4)は抵抗発熱体層(2)よりも接触電気抵抗が小さ
くするために設けられたもので、銀(Ag),銀プラチ
ナ合金(Ag/Pt),金(Au),プラチナ(Pt)
等の金属ペーストが用いられる。すなわち、電極形成部
(3)を含めて抵抗発熱体層(2)が形成された後(抵
抗発熱体ペーストを印刷塗布・焼成後)、これらの金属
ペーストを電極形成部(3)上に印刷塗布・焼成するこ
とで厚さ約10μmに電極層(4)が形成される。
(3)の表面には外部電極(図示しない)と接続をする
ための電極層(4)が形成されている。この電極層
(4)は抵抗発熱体層(2)よりも接触電気抵抗が小さ
くするために設けられたもので、銀(Ag),銀プラチ
ナ合金(Ag/Pt),金(Au),プラチナ(Pt)
等の金属ペーストが用いられる。すなわち、電極形成部
(3)を含めて抵抗発熱体層(2)が形成された後(抵
抗発熱体ペーストを印刷塗布・焼成後)、これらの金属
ペーストを電極形成部(3)上に印刷塗布・焼成するこ
とで厚さ約10μmに電極層(4)が形成される。
【0015】上記抵抗発熱体層(2)の帯状部分の表面
は、電気絶縁性の高いガラス質によってコーティングさ
れて、絶縁ガラス層(5)が形成されている。この絶縁
ガラス層(5)はほう珪酸ガラスを主成分としており、
例えば日本電気ガラス(株)製の絶縁ガラスペーストP
LS3310を印刷塗布・焼成して厚さ約10μmに形
成したものである。PLS3310を用いた絶縁ガラス
は厚さ35μmの場合に直流電圧を印加する条件で電気
絶縁耐圧が2000Vを有する。絶縁ガラスペーストP
LS3310は抵抗発熱体層(2)形成後に印刷塗布・
焼成される。
は、電気絶縁性の高いガラス質によってコーティングさ
れて、絶縁ガラス層(5)が形成されている。この絶縁
ガラス層(5)はほう珪酸ガラスを主成分としており、
例えば日本電気ガラス(株)製の絶縁ガラスペーストP
LS3310を印刷塗布・焼成して厚さ約10μmに形
成したものである。PLS3310を用いた絶縁ガラス
は厚さ35μmの場合に直流電圧を印加する条件で電気
絶縁耐圧が2000Vを有する。絶縁ガラスペーストP
LS3310は抵抗発熱体層(2)形成後に印刷塗布・
焼成される。
【0016】絶縁ガラス層(5)は抵抗発熱体層(2)
の帯状部分だけでなく電極層(4)の境界部分まで塗布
されている。これは抵抗発熱体層(2)の帯状部分と電
極形成部(3)の境界付近の温度勾配が急なために、こ
の付近の抵抗発熱体層(2)が断線する可能性が高い
が、この部分を絶縁ガラス層(5)で覆うことにより、
この危険性を低減している。また電極層(4)の境界付
近(抵抗発熱体層(2)の帯状部分側)は発熱の影響で
剥離しやすいが、この部分を絶縁ガラス層(5)で覆う
ことにより、この危険性も低減している。
の帯状部分だけでなく電極層(4)の境界部分まで塗布
されている。これは抵抗発熱体層(2)の帯状部分と電
極形成部(3)の境界付近の温度勾配が急なために、こ
の付近の抵抗発熱体層(2)が断線する可能性が高い
が、この部分を絶縁ガラス層(5)で覆うことにより、
この危険性を低減している。また電極層(4)の境界付
近(抵抗発熱体層(2)の帯状部分側)は発熱の影響で
剥離しやすいが、この部分を絶縁ガラス層(5)で覆う
ことにより、この危険性も低減している。
【0017】絶縁ガラス層(5)の表面は、電気絶縁性
は低いが表面の滑らかさの高いガラス質によってコーテ
ィングされて、カバーガラス層(6)が形成されてい
る。このカバーガラス層(6)は酸化鉛の多い鉛ガラス
を主成分としており、例えば田中貴金属インターナショ
ナル(株)製のガラスペーストLS207を印刷塗布・
焼成して厚さ約10μmに形成したものである。LS2
07は厚さ35μm、直流電圧印加の条件で電気絶縁耐
圧が1500Vないし1000Vと低いが、表面なめら
かさRaを0.02μm以下と小さくできる。
は低いが表面の滑らかさの高いガラス質によってコーテ
ィングされて、カバーガラス層(6)が形成されてい
る。このカバーガラス層(6)は酸化鉛の多い鉛ガラス
を主成分としており、例えば田中貴金属インターナショ
ナル(株)製のガラスペーストLS207を印刷塗布・
焼成して厚さ約10μmに形成したものである。LS2
07は厚さ35μm、直流電圧印加の条件で電気絶縁耐
圧が1500Vないし1000Vと低いが、表面なめら
かさRaを0.02μm以下と小さくできる。
【0018】これに対してPLS3310を用いて形成
した絶縁ガラス層(5)の表面滑らかさRaは1ないし
2μm程度である。絶縁ガラス層(5)は、電気絶縁性
を高めるため、金属酸化物のフィラーが添加されている
等の理由ににより、焼成温度を高くしても表面の滑らか
さが十分になりにくいためである。なおカバーガラスペ
ーストLS207は絶縁ガラス層(5)形成後に印刷塗
布・焼成される。
した絶縁ガラス層(5)の表面滑らかさRaは1ないし
2μm程度である。絶縁ガラス層(5)は、電気絶縁性
を高めるため、金属酸化物のフィラーが添加されている
等の理由ににより、焼成温度を高くしても表面の滑らか
さが十分になりにくいためである。なおカバーガラスペ
ーストLS207は絶縁ガラス層(5)形成後に印刷塗
布・焼成される。
【0019】以上の構成を有する定着用ヒーターは、絶
縁ガラス層(5)とカバーガラス層(6)との個々に機
能を分散させた2つのガラス層を有しているので、ガラ
ス層に必要な働きを十分に果たすことができる。即ち抵
抗発熱体(2)の摩耗を防止できるだけでなく、絶縁ガ
ラス層(5)により電気絶縁耐圧を十分に確保すること
ができ、またカバーガラス層(6)により、コピー紙の
滑りを良くすることができる。すなわち、カバーガラス
だけにより電気絶縁耐圧を高めるために、カバーガラス
層を厚くし、その結果抵抗発熱体(2)の熱伝導が悪く
なったりすることがない。また絶縁ガラス層(5)だけ
でカバーガラス層(6)を設けないことにより、コピー
紙の滑りが悪くなる欠点を解消することができる。
縁ガラス層(5)とカバーガラス層(6)との個々に機
能を分散させた2つのガラス層を有しているので、ガラ
ス層に必要な働きを十分に果たすことができる。即ち抵
抗発熱体(2)の摩耗を防止できるだけでなく、絶縁ガ
ラス層(5)により電気絶縁耐圧を十分に確保すること
ができ、またカバーガラス層(6)により、コピー紙の
滑りを良くすることができる。すなわち、カバーガラス
だけにより電気絶縁耐圧を高めるために、カバーガラス
層を厚くし、その結果抵抗発熱体(2)の熱伝導が悪く
なったりすることがない。また絶縁ガラス層(5)だけ
でカバーガラス層(6)を設けないことにより、コピー
紙の滑りが悪くなる欠点を解消することができる。
【0020】また上記の製造方法によれば、抵抗発熱体
層(2)、絶縁ガラス層(5)、カバーガラス層(6)
の各層を順次、ペーストを塗布焼成するので、各ガラス
層が混ざり合うこと無く、各層の持つの機能を十分に発
揮することができる。
層(2)、絶縁ガラス層(5)、カバーガラス層(6)
の各層を順次、ペーストを塗布焼成するので、各ガラス
層が混ざり合うこと無く、各層の持つの機能を十分に発
揮することができる。
【0021】次に本発明の第2の実施例を図4を参照し
て説明する。図4は第2の実施例に係る定着ヒーターの
断面図であり、第1実施例の図3に対応するものであ
る。この定着ヒーターは絶縁ガラス層(5a)(5b)
(5c)が3層構造になっており、その他の構成は第1
の実施例と同一なので説明を省略し、また図中の参照番
号も同一の番号を付与する。
て説明する。図4は第2の実施例に係る定着ヒーターの
断面図であり、第1実施例の図3に対応するものであ
る。この定着ヒーターは絶縁ガラス層(5a)(5b)
(5c)が3層構造になっており、その他の構成は第1
の実施例と同一なので説明を省略し、また図中の参照番
号も同一の番号を付与する。
【0022】各絶縁ガラス層(5a)(5b)(5c)
は第1の実施例と同一ガラス組成を有しており、各絶縁
ガラス層(5a)(5b)(5c)の形成方法も同一で
ある。すなわち、各層毎に絶縁ガラスペーストPLS3
310を印刷塗布・焼成を繰り返したものである。
は第1の実施例と同一ガラス組成を有しており、各絶縁
ガラス層(5a)(5b)(5c)の形成方法も同一で
ある。すなわち、各層毎に絶縁ガラスペーストPLS3
310を印刷塗布・焼成を繰り返したものである。
【0023】この様な定着用ヒーターは、第1の実施例
と同様、抵抗発熱体層(2)の摩耗を防止できるだけで
なく、絶縁ガラス層(5)により電気絶縁耐圧を十分に
確保することができ、またカバーガラス層(6)によ
り、コピー紙の滑りを良くすることができる。
と同様、抵抗発熱体層(2)の摩耗を防止できるだけで
なく、絶縁ガラス層(5)により電気絶縁耐圧を十分に
確保することができ、またカバーガラス層(6)によ
り、コピー紙の滑りを良くすることができる。
【0024】特に上記の定着ヒーターの製造方法によれ
ば、絶縁ガラス層の電気絶縁耐圧を同じ厚さで高くする
ことができる。これは絶縁ガラス層を複数層に形成する
ため、絶縁ガラスペーストを複数回塗布焼成しているの
で、焼成過程で発生するガスが逃げるときに形成される
ピンホールが、その上に塗布されるペーストによって埋
められる。その結果、絶縁ガラス層が一層の場合に形成
される、絶縁ガラス層を貫通するピンホールが無くな
り、ピンホールを貫通してリークする電流が防止でき、
定着ヒーターの電気絶縁性が向上するからである。
ば、絶縁ガラス層の電気絶縁耐圧を同じ厚さで高くする
ことができる。これは絶縁ガラス層を複数層に形成する
ため、絶縁ガラスペーストを複数回塗布焼成しているの
で、焼成過程で発生するガスが逃げるときに形成される
ピンホールが、その上に塗布されるペーストによって埋
められる。その結果、絶縁ガラス層が一層の場合に形成
される、絶縁ガラス層を貫通するピンホールが無くな
り、ピンホールを貫通してリークする電流が防止でき、
定着ヒーターの電気絶縁性が向上するからである。
【0025】
【発明の効果】上記の様な構成を有する本発明の定着ヒ
ーターは、2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防
止できるだけでなく、2つの層に機能を分散させたの
で、電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、またコ
ピー紙の滑りを良くすることができる。
ーターは、2つのガラス層により抵抗発熱体の摩耗を防
止できるだけでなく、2つの層に機能を分散させたの
で、電気絶縁耐圧を十分に確保することができ、またコ
ピー紙の滑りを良くすることができる。
【0026】本発明の定着ヒーターの製造方法によれば
抵抗発熱体層、絶縁ガラス層、カバーガラス層の各層を
順次、ペーストを塗布焼成するので、各ガラス層が混ざ
り合うこと無く、各層の持つの機能を十分に発揮するこ
とができる。
抵抗発熱体層、絶縁ガラス層、カバーガラス層の各層を
順次、ペーストを塗布焼成するので、各ガラス層が混ざ
り合うこと無く、各層の持つの機能を十分に発揮するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る定着ヒーターの平
面図
面図
【図2】図1中のA−A線における断面図
【図3】図1中のB−B線のにおける断面図
【図4】図3に対応する本発明の第2の実施例に係る定
着ヒーターの断面図
着ヒーターの断面図
1 基板 2 抵抗発熱体層 3 電極形成部 4 電極層 5 絶縁ガラス層 6 カバーガラス層
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性の基板と、前記基板表面上に形成
された抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体の表面を被覆する
ように積層された絶縁ガラス層と前記絶縁ガラス表面に
積層されたカバーガラス層とからなり、前記絶縁ガラス
はカバーガラスよりも電気絶縁耐圧が高く、表面滑らか
さRaが低いことを特徴とする定着ヒーター。 - 【請求項2】 前記絶縁ガラス層は複数層から構成され
ていることを特徴とする請求項1の定着ヒーター。 - 【請求項3】 絶縁性の基板表面上に抵抗発熱体ペース
トを塗布焼成して抵抗発熱層を形成する工程と、前記抵
抗発熱層上に絶縁ガラスペーストを塗布焼成して絶縁ガ
ラス層を形成する工程と、前記絶縁ガラス層上に絶縁ガ
ラス層よりも電気絶縁耐圧が低く、表面滑らかさRaの
高いカバーガラス層形成用のペーストを塗布焼成してカ
バーガラス層を形成する工程とを有することを特徴とす
る定着用ヒーターの製造方法。 - 【請求項4】 前記絶縁ガラス層は複数層から構成され
ており、各層毎に絶縁ガラスペーストを塗布焼成して絶
縁ガラス層を形成することを特徴とする請求項3の定着
ヒーターの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4132792A JP3129505B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置 |
| EP92120888A EP0546495B1 (en) | 1991-12-09 | 1992-12-08 | Fixing heater and method of manufacturing fixing heater |
| DE69218134T DE69218134T2 (de) | 1991-12-09 | 1992-12-08 | Fixier-Heizelement und Verfahren zu dessen Herstellung |
| US08/274,367 US5587097A (en) | 1991-12-09 | 1994-07-13 | Fixing heater and method of manufacturing fixing heater |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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