JPH0524355Y2 - - Google Patents

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JPH0524355Y2
JPH0524355Y2 JP1986058571U JP5857186U JPH0524355Y2 JP H0524355 Y2 JPH0524355 Y2 JP H0524355Y2 JP 1986058571 U JP1986058571 U JP 1986058571U JP 5857186 U JP5857186 U JP 5857186U JP H0524355 Y2 JPH0524355 Y2 JP H0524355Y2
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thread
point
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wound
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Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本考案は、ラグビーボール、フツトボール等の
楕円形ボールに関する。 〈従来の技術〉 従来この種楕円形ボールの糸巻補強層として、
例えば特公昭51−10534号公報に開示の構造が知
られている。 糸巻補強層は、ボールに寸法安定性、形状維持
性、耐久性等の機能を付与するものであり、現行
の球技用ボール、例えば、バレーボール、バスケ
ツトボール、サツカーボール等殆どのボールにお
いて採用されておりものである。しかしながら、
ラグビーボール、或いはフツトボール等楕円形ボ
ールにあつては、糸巻補強層による耐久性、形状
維持性等は、他の球形ボールに比較して格段に難
しく、以下のような問題点があつた。 〈考案が解決しようとする問題点〉 前述の公知例に見られる構造では、短径方向に
略螺旋状に巻回した糸(第1の糸)と、長径両端
を周回して∞形状に巻回した糸(第2の糸)と、
長径両端を通る糸(第3の糸)の3種類の糸より
なる。第1の糸は、短径方向の補強が主であり、
第2、第3の糸は、長径方向の補強が主である。
特に長径方向を通る第3の糸は、長径両端を補強
するものであるが、この部分のチユーブ表面は曲
率が最も大きい。それ故、この部分に巻かれた糸
は滑つて両端から外れてしまい、かる構造では実
質的な補強は、極めて困難である。 また通常この種楕円形ボールの糸巻は、長径両
端を一対の回転軸間に挟んで回転させることによ
り行われるが、かかる方法によればこの両端部分
に糸を巻くことは不可能である。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、楕円形チユーブ、該チユーブの長径
両端に被せられた皿状のゴムキヤツプ、上記チユ
ーブを被覆する糸巻補強層、該糸巻補強層を被覆
するゴム又は皮革パネルよりなる表皮層を有し、
上記ゴムキヤツプの中心部分を除く領域に、上記
糸巻補強層を構成する糸の一部を、上記ゴムキヤ
ツプの中心を周回する如く巻回してなる楕円形ボ
ールにおいて、上記糸は、楕円形の短径を含む円
において90°ごとに異なる点をイ、ロ、ハ、ニと
し、上記ゴムキヤツプの中心に一致する長径の両
端の点をO及びO′としたとき、イ点より出発し
て一方のゴムキヤツプ表面を通つて、O点を周回
し、イ点と270°隔たつた二点に至り、他方のゴム
キヤツプ表面を通つてO′点を周回し二点と270°隔
たつたハ点に至り、上記一方のゴムキヤツプ表面
を通つてO点を周回し、ハ点と270°隔たつたロ点
に至り、上記他方のゴムキヤツプ表面を通つて
O′点を周回してロ点と270°隔たつたイ点付近に帰
る通路を通り、かつ該糸は実質的に測地線を形成
してなるものである。 〈作用〉 チユーブ長径両端に被せられた皿状のゴムキヤ
ツプは、糸を巻回することができないチユーブ長
径両端を補強する。このゴムキヤツプは、その中
心部分を除く領域に糸がゴムキヤツプ中心を周回
する如く巻回され、かつ該糸は実質的に測地線を
形成するから、糸が、巻かれた糸からずれるおそ
れはなく、糸によるゴムキヤツプの押圧固定は確
実に行われる。上記糸は、長径両端にゴムキヤツ
プを固定すると同時に、該ゴムキヤツプを楕円中
心方向へ押圧する力を生じさせるから、楕円形チ
ユーブの長径方向の補強作用をなす。 〈実施例〉 第1図において、1は楕円形チユーブ、2は該
チユーブ1の長径端部に固定された皿状のゴムキ
ヤツプ、3はゴムキヤツプ2を介してチユーブ1
を支持する回転軸である。第2図に示すようにゴ
ムキヤツプ2の内面には綿布4が貼り付けられ、
これに更に糊が塗布されてチユーブ1端部に接着
される。糸(第1の糸)5は、回転軸3の周囲に
おいてゴムキヤツプ2をチユーブ1側へ押しつけ
る如く巻回される。それ故、チユーブ1両端の回
転軸3当接部分は、糸の存在しない部分が生じる
が、かかる部分が、上記ゴムキヤツプ2にて補強
されるのである。 第3図ないし第6図は、第1ないし第4の糸の
糸巻構造を示し、これらの糸は、図示の順番に楕
円形チユーブに巻回される。図Aは、楕円形の長
径及び短径に対し垂直な方向から見た図面、図B
は、長径に一致した方向から見た図面、図Cは、
図Aに対応して、長径方向及び短径方向の補強作
用の大きさを矢印の長さで示す図である。図中、
短径を含む面において90°ごとに異なる点をイ、
ロ、ハ、ニとし、長径の前端(図中右端)の点を
O、後端(図中左端)の点をO′とし、さらに楕
円中心から点O及びO′までの間を10の均等領域
aないしjに分割する。 第3図に示すように第1の糸は、イ点から出発
し、適当な傾斜角をもつてO点方向へ移動しO点
を周回して、270°隔たつたニ点に至り、O′点を周
回して、これと270°隔たつたハ点に至り、O点を
周回して、これと270°隔たつたロ点に至り、さら
にO′点を周回して、これと270°隔たつたイ点付近
に帰る。かかるサイクルを僅かずつずらせて複数
回繰り返し、i,j領域に密に糸を巻回する。か
かる第1の糸のチユーブ両端に近い部分がゴムキ
ヤツプ2(第1図)を覆うこととなる。 次に第4図に示すように、第2の糸が、短径方
向に近い急峻な傾斜角をもつて螺旋状に巻回され
る。かかる糸は往復して複数回巻回され、aない
しf領域を密とする。 続いて第5図に示すように、第3の糸が、イ点
から出発し、第1の糸よりも急な傾斜角をもつ
て、O点方向へ移動し、O点を360°周回して、イ
点付近、例えばイ点より僅か上の点に帰り、さら
にO′を360°周回して再びイ点付近、例えば先の点
より僅か上の点に帰る。かかるサイクルが複数回
繰り返されて、主としてh,i領域に密に第3の
糸が巻回される。 さらに第6図に示すように、第4の糸が、イ点
から出発し、第3の糸よりもさらに急峻な傾斜角
をもつてO点方向へ移動し、O点を1回周回して
イ点と180°隔たつたハ点に至り、続いてO′点を1
回周回して、ハ点と180°隔たつたイ点付近、例え
ばこれより僅か上の点に帰る。かかるサイクルが
複数回繰り返されて、主としてg,h領域に密に
第4の糸が巻回される。 上記の如く、第1ないし第4の糸が順番にチユ
ーブ表面に巻回され、これが一巡すると、さらに
これを2ないし3回繰り返すのである。糸は、ナ
イロン糸等よりなり、一度に約5本程度糊を塗布
した状態で平行に配列して僅か緊張力を与えた状
態で巻きつけられる。しかして、糸は、楕円曲面
において実質的に測地線上を通ることとなる。 次表は、各糸巻段階における、チユーブの振り
回数及び角度と、チユーブの回転数の関係を示
す。チユーブの振り駆動は、短径方向を軸として
の振り駆動であり、またチユーブの回転は、長径
を軸としての回転であり、振り駆動と回転駆動が
同時に行われる。尚、表中振り回数と回転数は、
その比により示す。
【表】 第1の糸は、第3図Cに示すように、長径方向
に強い補強作用を有し、短径方向には、僅かな補
強作用しか有しない。またこの第1の糸は、i,
j領域において、楕円接線方向に略一致する締付
力を生じ、この領域におけるチユーブ内圧を効率
よく押さえることができる。 第2の糸は、第4図Cに示すように、短径方向
に強い補強作用を有し、長径方向には、僅かな補
強作用しか有しない。またこの第2の糸は、aな
いしf領域において、楕円接線方向に略一致する
締付力を生じ、この領域におけるチユーブ内圧を
効率よく押さえることができる。 第3の糸は、第5図Cに示すように、長径及び
短径両方向に補強作用を有し、かつ長径方向の補
強作用が短径方向の補強作用よりも大きい。また
この第3の糸は、h,i領域において楕円接線方
向に略一致する締付力を生じ、この領域における
チユーブ内圧を効率よく押さえることができる。 第4の糸は、第6図Cに示すように、長径及び
短径両方向に補強作用を有し、かつ短径方向の補
強作用が長径方向の補強作用よりも大きい。また
この第4の糸は、g,h領域において楕円接線方
向に略一致する締付力を生じ、この領域における
チユーブ内圧を効率よく押さえることができる。 第1ないし第4の糸は、一方の径例えば長径に
ついてみれば、その補強作用が強(第1の糸)、
弱(第2の糸)、強(第3の糸)、弱(第4の糸)
の如く、交互に巻回される。それ故、糸巻巻回時
における変形は、最小限に抑制される。 上記の如くして、形成された糸巻補強層上に、
ゴム表皮を接着することにより、或いは薄いゴム
層を介して皮革パネルを接着することにより、楕
円形ボールが完成する。 〈考案の効果〉 本考案によれば、ゴムキヤツプが楕円形チユー
ブの長径両端に固定されるから、これにより糸巻
作業をする場合に生じる、チユーブ両端の糸不存
在部分の補強を図ることができる。またゴムキヤ
ツプ表面は、その中心部分を除く領域に、糸がゴ
ムキヤツプ中心を周回する如く巻回され、かつこ
の糸は実質的に測地線を形成するから、糸が最初
に巻かれた糸からずれるおそれはなく、糸による
ゴムキヤツプの押圧固定は確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例の要部正面図、第2
図は、ゴムキヤツプの斜視図、第3図A,B,C
ないし第6図A,B,Cは、第1ないし第4の糸
の糸巻構造を説明するための図である。 1……チユーブ、2……ゴムキヤツプ、3……
回転軸、4……綿布、5……糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楕円形チユーブ、該チユーブの長径両端に被せ
    られた皿状のゴムキヤツプ、上記チユーブを被覆
    する糸巻補強層、該糸巻補強層を被覆するゴム又
    は皮革パネルよりなる表皮層を有し、上記ゴムキ
    ヤツプの中心部分を除く領域に、上記糸巻補強層
    を構成する糸の一部を、上記ゴムキヤツプの中心
    を周回する如く巻回してなる楕円形ボールにおい
    て、上記糸は、楕円形の短径を含む円において
    90°ごとに異なる点をイ、ロ、ハ、ニとし、上記
    ゴムキヤツプの中心に一致する長径の両端の点を
    O及びO′としたとき、イ点より出発して一方の
    ゴムキヤツプ表面を通つて、O点を周回し、イ点
    と270°隔たつた二点に至り、他方のゴムキヤツプ
    表面を通つてO′点を周回し、二点と270°隔たつた
    ハ点に至り、上記一方のゴムキヤツプ表面を通つ
    てO点を周回し、ハ点と270°隔たつたロ点に至
    り、上記他方のゴムキヤツプ表面を通つてO′点
    を周回してロ点と270°隔たつたイ点付近に帰る通
    路を通り、かつ該糸は実質的に測地線を形成する
    ことを特徴とする楕円形ボール。
JP1986058571U 1986-04-17 1986-04-17 Expired - Lifetime JPH0524355Y2 (ja)

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JP1986058571U JPH0524355Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JPS62170066U JPS62170066U (ja) 1987-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110534A (ja) * 1975-05-27 1976-01-28 Toyoda Automatic Loom Works Fuookurifutotoratsukuno zenhokakuninsochi

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Publication number Publication date
JPS62170066U (ja) 1987-10-28

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