JPH05244613A - カラー固体撮像装置 - Google Patents
カラー固体撮像装置Info
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- JPH05244613A JPH05244613A JP4044456A JP4445692A JPH05244613A JP H05244613 A JPH05244613 A JP H05244613A JP 4044456 A JP4044456 A JP 4044456A JP 4445692 A JP4445692 A JP 4445692A JP H05244613 A JPH05244613 A JP H05244613A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 3板式カラーテレビジョンカメラなどに使用
するカラー固体撮像装置に関し、フレア光を効果的に抑
制し、小型で簡素な構成にて良好な色再現特性を実現す
る。 【構成】 3個のプリズム部材21、22、23とプリズム部
材21、22、23の間に構成されたダイクロイックミラー2
4、25とからなり撮像光26を3原色27、28、29に色分解
する3色分解プリズム20と、3色分解プリズム20から出
射する3原色の光を各々受光する3個の固体撮像素子3
1、32、33とを備え、少なくとも1個のプリズム部材22
の光出射面またはその出射光を受光する固体撮像素子32
の保護ガラス34に、他のプリズム部材31、33の出射面か
ら出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有する有機
膜色フィルタ30を設けた。
するカラー固体撮像装置に関し、フレア光を効果的に抑
制し、小型で簡素な構成にて良好な色再現特性を実現す
る。 【構成】 3個のプリズム部材21、22、23とプリズム部
材21、22、23の間に構成されたダイクロイックミラー2
4、25とからなり撮像光26を3原色27、28、29に色分解
する3色分解プリズム20と、3色分解プリズム20から出
射する3原色の光を各々受光する3個の固体撮像素子3
1、32、33とを備え、少なくとも1個のプリズム部材22
の光出射面またはその出射光を受光する固体撮像素子32
の保護ガラス34に、他のプリズム部材31、33の出射面か
ら出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有する有機
膜色フィルタ30を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンカメラ、
ビデオカメラなどのカラー固体撮像装置に関する。
ビデオカメラなどのカラー固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子を3個用いる3板式
カラー固体撮像装置(以下、3板カメラという)が開発
され、業務用カメラとして使用されている。図4は従来
のカラー固体撮像装置の断面図であり、特に3板カメラ
の色分解光学系の断面を示している。図4において、1
は撮像レンズを通過した光束(正確には光軸)、1A、
1Bはその光束の範囲、2はプリズム部材2A、2B、
2Cからなる3色分解プリズムであり、例えば特公昭3
8−23724号公報に記載されているものと同等であ
る。光束1は3色分解プリズム2に蒸着されたダイクロ
イックミラー3、4によって3原色の光束5(青)、6
(赤)、7(緑)に色分解され、さらにそれぞれのプリ
ズム部材2A、2B、2Cの出射面に接着して設けられ
たトリミングフィルタ8、9、10によって波長帯域が
補正され、各々固体撮像素子11、12、13によって
受光される。14は赤外光を遮断する赤外カットフィル
タ、15は高域の空間周波数を遮断する水晶フィルタで
ある。トリミングフィルタ8、9、10は特定の波長帯
域の光を吸収する色ガラス及び特定の波長帯域の光を反
射する光学多層膜で形成した反射フィルタで構成され
る。固体撮像素子11は前面に無色透明の保護ガラス1
1Aを設けたセラミックパッケージ11Bの中に気密封
止して実装されており、プリズム部材2Aの出射面に連
結用部材16を介して装着固定される。固体撮像素子1
2、13についても同様である。プリズム部材2Bと2
Cは密着して接合され、プリズム部材2Aと2Bはスペ
ーサ17を介し間に数十ミクロン間隔のエアーギャップ
を設けて接合される。ダイクロイックミラー3、4での
反射光束5、6は共に全反射により再度反射させること
で裏返し像(鏡像)でなく表像を形成する光束として出
射する。これらの固体撮像素子11、12、13の撮像
信号を合成してカラーテレビジョン信号が得られる。
カラー固体撮像装置(以下、3板カメラという)が開発
され、業務用カメラとして使用されている。図4は従来
のカラー固体撮像装置の断面図であり、特に3板カメラ
の色分解光学系の断面を示している。図4において、1
は撮像レンズを通過した光束(正確には光軸)、1A、
1Bはその光束の範囲、2はプリズム部材2A、2B、
2Cからなる3色分解プリズムであり、例えば特公昭3
8−23724号公報に記載されているものと同等であ
る。光束1は3色分解プリズム2に蒸着されたダイクロ
イックミラー3、4によって3原色の光束5(青)、6
(赤)、7(緑)に色分解され、さらにそれぞれのプリ
ズム部材2A、2B、2Cの出射面に接着して設けられ
たトリミングフィルタ8、9、10によって波長帯域が
補正され、各々固体撮像素子11、12、13によって
受光される。14は赤外光を遮断する赤外カットフィル
タ、15は高域の空間周波数を遮断する水晶フィルタで
ある。トリミングフィルタ8、9、10は特定の波長帯
域の光を吸収する色ガラス及び特定の波長帯域の光を反
射する光学多層膜で形成した反射フィルタで構成され
る。固体撮像素子11は前面に無色透明の保護ガラス1
1Aを設けたセラミックパッケージ11Bの中に気密封
止して実装されており、プリズム部材2Aの出射面に連
結用部材16を介して装着固定される。固体撮像素子1
2、13についても同様である。プリズム部材2Bと2
Cは密着して接合され、プリズム部材2Aと2Bはスペ
ーサ17を介し間に数十ミクロン間隔のエアーギャップ
を設けて接合される。ダイクロイックミラー3、4での
反射光束5、6は共に全反射により再度反射させること
で裏返し像(鏡像)でなく表像を形成する光束として出
射する。これらの固体撮像素子11、12、13の撮像
信号を合成してカラーテレビジョン信号が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、このような3色分解プリズム2を撮像レ
ンズと固体撮像素子11、12、13との間に設けてい
るため単板カメラに比べて長いバックフォーカスの撮像
レンズを必要とし、さらにトリミングフィルタ8、9、
10が厚くなればプリズム光路長とバックフォーカスは
さらに長くなり、撮像レンズもより大きくなるという課
題を有していた。一方、トリミングフィルタ8、9、1
0を除去した場合には構成は簡単になるが、そのままで
は各色間でクロストーク光が生じ、特にダイクロイック
ミラー3、4を透過する色の光が後方の固体撮像素子の
表面やリード電極またはプリズム部材2A、2B、2C
の側面などで反射して前方の固体撮像素子に入射する結
果、着色したゴーストフレアをかぶった画像となり、色
再現特性が劣化するという現象が生じる。
来の構成では、このような3色分解プリズム2を撮像レ
ンズと固体撮像素子11、12、13との間に設けてい
るため単板カメラに比べて長いバックフォーカスの撮像
レンズを必要とし、さらにトリミングフィルタ8、9、
10が厚くなればプリズム光路長とバックフォーカスは
さらに長くなり、撮像レンズもより大きくなるという課
題を有していた。一方、トリミングフィルタ8、9、1
0を除去した場合には構成は簡単になるが、そのままで
は各色間でクロストーク光が生じ、特にダイクロイック
ミラー3、4を透過する色の光が後方の固体撮像素子の
表面やリード電極またはプリズム部材2A、2B、2C
の側面などで反射して前方の固体撮像素子に入射する結
果、着色したゴーストフレアをかぶった画像となり、色
再現特性が劣化するという現象が生じる。
【0004】本発明は上記の従来の課題を解決するもの
で、有機膜による色フィルタや遮光フィルタを用い、プ
リズム光路長を長くすることなくフレアの原因となるク
ロストーク光を効果的に抑制し、簡素な構成で良好な色
再現特性を実現でき、従来のトリミングフィルタの厚み
相当量のプリズム光路長を短縮できるカラー固体撮像装
置を提供することを目的とする。
で、有機膜による色フィルタや遮光フィルタを用い、プ
リズム光路長を長くすることなくフレアの原因となるク
ロストーク光を効果的に抑制し、簡素な構成で良好な色
再現特性を実現でき、従来のトリミングフィルタの厚み
相当量のプリズム光路長を短縮できるカラー固体撮像装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラー固体撮像装置は、3個のプリズム部材
とそのプリズム部材の間に構成されたダイクロイックミ
ラーとからなり撮像光を3原色に色分解する3色分解プ
リズムと、3色分解プリズムから出射する3原色の光を
各々受光する3個の固体撮像素子とを備え、少なくとも
1個のプリズム部材の光出射面またはその出射光を受光
する固体撮像素子の保護ガラスに、他のプリズム部材の
出射面から出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有
する有機膜色フィルタを設けた構成を有している。
に本発明のカラー固体撮像装置は、3個のプリズム部材
とそのプリズム部材の間に構成されたダイクロイックミ
ラーとからなり撮像光を3原色に色分解する3色分解プ
リズムと、3色分解プリズムから出射する3原色の光を
各々受光する3個の固体撮像素子とを備え、少なくとも
1個のプリズム部材の光出射面またはその出射光を受光
する固体撮像素子の保護ガラスに、他のプリズム部材の
出射面から出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有
する有機膜色フィルタを設けた構成を有している。
【0006】さらには固体撮像素子の受光エリアより外
側の周辺入射光を遮光する有機膜遮光フィルタを少なく
とも1個のプリズム部材の出射面またはその出射光を受
光する固体撮像素子の保護ガラスに設けた構成を有して
いる。
側の周辺入射光を遮光する有機膜遮光フィルタを少なく
とも1個のプリズム部材の出射面またはその出射光を受
光する固体撮像素子の保護ガラスに設けた構成を有して
いる。
【0007】
【作用】この構成によって、後方の固体撮像素子などの
部材で反射しダイクロイックミラーを逆向きに透過して
くるクロストーク光を固体撮像素子の手前に設置した有
機膜色フィルタで吸収することができる。また受光エリ
アの外側で不要な反射を生じる周辺入射光を有機膜遮光
フィルタによって遮光することができる。これらの有機
膜フィルタは厚み数ミクロンで十分その性能を発揮する
ため、従来の板状ガラス部品が不要となり、プリズム光
路長も短縮でき、小型で簡素で性能のよいカラー固体撮
像装置を実現できる。
部材で反射しダイクロイックミラーを逆向きに透過して
くるクロストーク光を固体撮像素子の手前に設置した有
機膜色フィルタで吸収することができる。また受光エリ
アの外側で不要な反射を生じる周辺入射光を有機膜遮光
フィルタによって遮光することができる。これらの有機
膜フィルタは厚み数ミクロンで十分その性能を発揮する
ため、従来の板状ガラス部品が不要となり、プリズム光
路長も短縮でき、小型で簡素で性能のよいカラー固体撮
像装置を実現できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるカラー固体撮
像装置について、図面を参照しながら説明する。図1は
そのカラー固体撮像装置の断面図である。図1におい
て、20は3色分解プリズム、21、22、23はプリ
ズム部材、24は緑色の波長帯の光束を反射するダイク
ロイックミラー、25は赤色の波長帯は透過するが青色
の波長帯を反射するダイクロイックミラーである。プリ
ズム部材21、22、23は全て密着して接合し、エア
ーギャップの無い簡素な構成にする。26は撮像レンズ
と赤外光カットフィルタ(図では省略)を出射した光束
であり、26A、26Bは光束の範囲を示す。光束26
はダイクロイックミラー24、25により緑色光束2
7、青色光束28、赤色光束29に色分解される。なお
青色光束28は1回だけ反射して出射するため、その被
写体像は裏返し像(鏡像)となるが、電気回路によって
画像の裏表を反転させる。また各光束27、28、29
の光路長が等しくなるようにプリズム部材21、22、
23の寸法を決める。30は有機膜色フィルタ、31、
32、33は固体撮像素子であり図4に示す従来の固体
撮像素子11と同様の構造を有する。有機膜色フィルタ
30は青色光束28が入射する固体撮像素子32の保護
ガラス34の表面に成膜し、プリズム部材22の出射面
に接着固定する。他の固体撮像素子31、33もプリズ
ム部材21、23の出射面に接着固定する。
像装置について、図面を参照しながら説明する。図1は
そのカラー固体撮像装置の断面図である。図1におい
て、20は3色分解プリズム、21、22、23はプリ
ズム部材、24は緑色の波長帯の光束を反射するダイク
ロイックミラー、25は赤色の波長帯は透過するが青色
の波長帯を反射するダイクロイックミラーである。プリ
ズム部材21、22、23は全て密着して接合し、エア
ーギャップの無い簡素な構成にする。26は撮像レンズ
と赤外光カットフィルタ(図では省略)を出射した光束
であり、26A、26Bは光束の範囲を示す。光束26
はダイクロイックミラー24、25により緑色光束2
7、青色光束28、赤色光束29に色分解される。なお
青色光束28は1回だけ反射して出射するため、その被
写体像は裏返し像(鏡像)となるが、電気回路によって
画像の裏表を反転させる。また各光束27、28、29
の光路長が等しくなるようにプリズム部材21、22、
23の寸法を決める。30は有機膜色フィルタ、31、
32、33は固体撮像素子であり図4に示す従来の固体
撮像素子11と同様の構造を有する。有機膜色フィルタ
30は青色光束28が入射する固体撮像素子32の保護
ガラス34の表面に成膜し、プリズム部材22の出射面
に接着固定する。他の固体撮像素子31、33もプリズ
ム部材21、23の出射面に接着固定する。
【0009】以上のような構成において有機膜色フィル
タ30を設けない場合には、青色フレアが最も発生しや
い。その原因であるが、ダイクロイックミラー25は青
色光束28を反射し赤色光束29を透過する特性を有し
ており、そのため赤色用の固体撮像素子33の受光面や
リード電極またはプリズム部材23の側面などで反射し
散乱した赤色光束29は再びダイクロイックミラー25
を透過することができ、その一部が接近する青色用の固
体撮像素子32に達して撮像されることによる。一方緑
色用の固体撮像素子31やプリズム部材21からの反射
散乱光はダイクロイックミラー24で前方に反射するた
め、青色用の固体撮像素子32には達しない。したがっ
て有機膜色フィルタ30の分光特性は、少なくとも青色
光は十分透過し、赤色光は吸収カットすることが必要で
ある。
タ30を設けない場合には、青色フレアが最も発生しや
い。その原因であるが、ダイクロイックミラー25は青
色光束28を反射し赤色光束29を透過する特性を有し
ており、そのため赤色用の固体撮像素子33の受光面や
リード電極またはプリズム部材23の側面などで反射し
散乱した赤色光束29は再びダイクロイックミラー25
を透過することができ、その一部が接近する青色用の固
体撮像素子32に達して撮像されることによる。一方緑
色用の固体撮像素子31やプリズム部材21からの反射
散乱光はダイクロイックミラー24で前方に反射するた
め、青色用の固体撮像素子32には達しない。したがっ
て有機膜色フィルタ30の分光特性は、少なくとも青色
光は十分透過し、赤色光は吸収カットすることが必要で
ある。
【0010】図2は本発明の一実施例におけるカラー固
体撮像装置の有機膜色フィルタの分光特性図である。図
2に示すように、青色光の透過帯の短波長側境界の半値
(透過率が半分となる位置)を400nm以下に、長波
長側境界の半値を480〜500nmに設定するとよ
い。赤色光に対応する帯域には吸収特性を持たせて透過
率は極力下げる。なお緑色用の固体撮像素子31に対し
ても赤色光と青色光の反射光を吸収カットする有機膜色
フィルタを設けるとよいが、青色用の固体撮像素子32
に対して有機膜色フィルタ30を設けることが最も効果
的である。これはプリズムの形状と各々の固体撮像素子
の向きによるものと考えられる。また青色用の固体撮像
素子32に設ける有機膜色フィルタ30の分光特性は赤
色の波長帯とは隣接しておらず、離れているため実現し
やすい。すなわち、波長帯が離れているために、透過域
の透過率は極力高く、吸収域の透過率は極力低くという
特性設定が容易である。このことから、第1のダイクロ
イックミラー24によって緑色光を反射分離し、第2の
ダイクロイックミラー25によって青色光を反射分離
し、第2のダイクロイックミラー25から赤色光を透過
させる本実施例の色分解順序の構成が有効といえる。
体撮像装置の有機膜色フィルタの分光特性図である。図
2に示すように、青色光の透過帯の短波長側境界の半値
(透過率が半分となる位置)を400nm以下に、長波
長側境界の半値を480〜500nmに設定するとよ
い。赤色光に対応する帯域には吸収特性を持たせて透過
率は極力下げる。なお緑色用の固体撮像素子31に対し
ても赤色光と青色光の反射光を吸収カットする有機膜色
フィルタを設けるとよいが、青色用の固体撮像素子32
に対して有機膜色フィルタ30を設けることが最も効果
的である。これはプリズムの形状と各々の固体撮像素子
の向きによるものと考えられる。また青色用の固体撮像
素子32に設ける有機膜色フィルタ30の分光特性は赤
色の波長帯とは隣接しておらず、離れているため実現し
やすい。すなわち、波長帯が離れているために、透過域
の透過率は極力高く、吸収域の透過率は極力低くという
特性設定が容易である。このことから、第1のダイクロ
イックミラー24によって緑色光を反射分離し、第2の
ダイクロイックミラー25によって青色光を反射分離
し、第2のダイクロイックミラー25から赤色光を透過
させる本実施例の色分解順序の構成が有効といえる。
【0011】このように本実施例では、図4に示す従来
例の3色分解プリズム2の全出射面に設けられていたト
リミングフィルタを無くし、プリズム部材22の後方の
固体撮像素子32の前面に有機膜色フィルタ30を設け
ている。また3色分解プリズム20の光路長は極力無駄
なく短縮できることが望ましいので、図1に示すように
中間のプリズム部材22の入射面を光束の範囲26Aか
ら26Bまでいっぱいに使用する形になる。また3色分
解プリズム20の寸法を幾何学的に限界まで縮小したと
き、プリズム部材21と23の出射面近傍にはトリミン
グフィルタ30を設置する寸法余裕が作れるが、中間の
プリズム部材22の出射面近傍は光束26Bが通過する
ため、トリミングフィルタ30を設置する余裕が作れな
い。もし余裕があれば3色分解プリズム20の寸法はさ
らに縮小可能なはずである。したがって、この中間のプ
リズム部材22の青色光束28が出射する面に赤色吸収
特性を有する有機膜色フィルタ30を配設しているが、
この有機膜色フィルタ30は数ミクロンの厚みで十分に
その性能を発揮するため、実質的にはプリズム光路長の
増加は生じないといえる。
例の3色分解プリズム2の全出射面に設けられていたト
リミングフィルタを無くし、プリズム部材22の後方の
固体撮像素子32の前面に有機膜色フィルタ30を設け
ている。また3色分解プリズム20の光路長は極力無駄
なく短縮できることが望ましいので、図1に示すように
中間のプリズム部材22の入射面を光束の範囲26Aか
ら26Bまでいっぱいに使用する形になる。また3色分
解プリズム20の寸法を幾何学的に限界まで縮小したと
き、プリズム部材21と23の出射面近傍にはトリミン
グフィルタ30を設置する寸法余裕が作れるが、中間の
プリズム部材22の出射面近傍は光束26Bが通過する
ため、トリミングフィルタ30を設置する余裕が作れな
い。もし余裕があれば3色分解プリズム20の寸法はさ
らに縮小可能なはずである。したがって、この中間のプ
リズム部材22の青色光束28が出射する面に赤色吸収
特性を有する有機膜色フィルタ30を配設しているが、
この有機膜色フィルタ30は数ミクロンの厚みで十分に
その性能を発揮するため、実質的にはプリズム光路長の
増加は生じないといえる。
【0012】図3(a)は固体撮像素子の保護ガラスの
上面図、図3(b)は固体撮像素子の断面図である。こ
れらの図において、40はセラミックなどで作られたパ
ッケージケース、41はCCDチップ、42はリード端
子、43は保護ガラス、44はリード電極、45は保護
ガラス43の面上に印刷工法などで形成した有機質の黒
色遮光フィルタ膜であり、これによりリード電極44な
ど周辺部に向かう光を遮断し、周辺からの反射を防止す
る。なお青色用の固体撮像素子32については、黒色遮
光フィルタ膜45を形成した後有機膜色フィルタ30を
成膜した2層構造とするのがよい。この黒色遮光フィル
タ膜45も数ミクロンの厚みで形成可能であり、これに
よるプリズム光路長の増加は生じないので3色分解プリ
ズムの小型化に有効である。
上面図、図3(b)は固体撮像素子の断面図である。こ
れらの図において、40はセラミックなどで作られたパ
ッケージケース、41はCCDチップ、42はリード端
子、43は保護ガラス、44はリード電極、45は保護
ガラス43の面上に印刷工法などで形成した有機質の黒
色遮光フィルタ膜であり、これによりリード電極44な
ど周辺部に向かう光を遮断し、周辺からの反射を防止す
る。なお青色用の固体撮像素子32については、黒色遮
光フィルタ膜45を形成した後有機膜色フィルタ30を
成膜した2層構造とするのがよい。この黒色遮光フィル
タ膜45も数ミクロンの厚みで形成可能であり、これに
よるプリズム光路長の増加は生じないので3色分解プリ
ズムの小型化に有効である。
【0013】なお有機膜色フィルタ30や黒色遮光フィ
ルタ膜45を保護ガラス43に直接形成するかわりに、
これらのフィルタを予め形成したガラス板を保護ガラス
43に接着してもよい。この場合、ガラス板を必要とす
る点は従来と似ているが、有機膜を用いることにより吸
収域の特性設定や、遮光領域のパターン形成が容易にな
るという利点がある。また本実施例ではトリミングフィ
ルタを用いておらず、プリズムの接着箇所を削減できる
ため、組立工程の製造性向上に効果がある。また本実施
例の構成は図1に示す形態の3色分解プリズム20に限
定されるものではなく、図4に示す従来例のようにエア
ギャップのある3色分解プリズム2に適用して同様の効
果が得られる。
ルタ膜45を保護ガラス43に直接形成するかわりに、
これらのフィルタを予め形成したガラス板を保護ガラス
43に接着してもよい。この場合、ガラス板を必要とす
る点は従来と似ているが、有機膜を用いることにより吸
収域の特性設定や、遮光領域のパターン形成が容易にな
るという利点がある。また本実施例ではトリミングフィ
ルタを用いておらず、プリズムの接着箇所を削減できる
ため、組立工程の製造性向上に効果がある。また本実施
例の構成は図1に示す形態の3色分解プリズム20に限
定されるものではなく、図4に示す従来例のようにエア
ギャップのある3色分解プリズム2に適用して同様の効
果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、3色分解プリズ
ムとこの3色分解プリズムから出射する3原色の光を各
々受光する3個の固体撮像素子とを備え、少なくとも1
個のプリズム部材の光出射面またはその出射光を受光す
る固体撮像素子の保護ガラスに、他のプリズム部材の出
射面から出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有す
る有機膜色フィルタを設けた構成により後方の固体撮像
素子などの部材から反射してダイクロイックミラーを逆
向きに透過してくるクロストーク光を吸収できるため、
従来の色ガラス相当の板ガラス部品が不要となり、その
厚み相当量だけプリズム光路長が短縮でき、小型で簡素
な構成で良好な色分解特性を有する優れたカラー固体撮
像装置を実現できるものである。
ムとこの3色分解プリズムから出射する3原色の光を各
々受光する3個の固体撮像素子とを備え、少なくとも1
個のプリズム部材の光出射面またはその出射光を受光す
る固体撮像素子の保護ガラスに、他のプリズム部材の出
射面から出射する波長帯の光を吸収する分光特性を有す
る有機膜色フィルタを設けた構成により後方の固体撮像
素子などの部材から反射してダイクロイックミラーを逆
向きに透過してくるクロストーク光を吸収できるため、
従来の色ガラス相当の板ガラス部品が不要となり、その
厚み相当量だけプリズム光路長が短縮でき、小型で簡素
な構成で良好な色分解特性を有する優れたカラー固体撮
像装置を実現できるものである。
【0015】なおこのようなカラー固体撮像装置を用い
て3板カメラの高性能化、小型化、低価格化が実現で
き、その工業的価値は高い。
て3板カメラの高性能化、小型化、低価格化が実現で
き、その工業的価値は高い。
【図1】本発明の一実施例におけるカラー固体撮像装置
の断面図
の断面図
【図2】同カラー固体撮像装置の有機膜色フィルタの分
光特性図
光特性図
【図3】(a)は固体撮像素子の保護ガラスの上面図 (b)は固体撮像素子の断面図
【図4】従来のカラー固体撮像装置の断面図
20 3色分解プリズム 21、22、23 プリズム部材 24、25 ダイクロイックミラー 26 光束(撮像光) 27 緑色光束(原色) 28 青色光束(原色) 29 赤色光束(原色) 30 有機膜色フィルタ 31、32、33 固体撮像素子 34 保護ガラス
Claims (3)
- 【請求項1】 3個のプリズム部材と前記プリズム部材
の間に構成されたダイクロイックミラーとからなり撮像
光を3原色に色分解する3色分解プリズムと、前記3色
分解プリズムから出射する3原色の光を各々受光する3
個の固体撮像素子とを備え、少なくとも1個のプリズム
部材の光出射面またはその出射光を受光する固体撮像素
子の保護ガラスに、他のプリズム部材の出射面から出射
する波長帯の光を吸収する分光特性を有する有機膜色フ
ィルタを設けたカラー固体撮像装置。 - 【請求項2】 3個のプリズム部材と前記プリズム部材
の間に構成されたダイクロイックミラーとからなり撮像
光を3原色に色分解する3色分解プリズムと、前記3色
分解プリズムから出射する3原色の光を各々受光する3
個の固体撮像素子とを備え、第1のダイクロイックミラ
ーによって撮像光から緑色光を反射分離して第1のプリ
ズム部材より出射させ、第2のダイクロイックミラーに
よって撮像光から青色光を反射分離して第2のプリズム
部材より出射させ、第2のダイクロイックミラーを透過
した赤色光を第3のプリズム部材より出射させ、前記第
2のプリズム部材の出射面または前記固体撮像素子の保
護ガラスに、少なくとも赤色光を吸収する有機膜色フィ
ルタを設けたカラー固体撮像装置。 - 【請求項3】 3個のプリズム部材と前記プリズム部材
の間に構成されたダイクロイックミラーとからなり撮像
光を3原色に色分解する3色分解プリズムと、前記3色
分解プリズムから出射する3原色の光を各々受光する3
個の固体撮像素子とを備え、固体撮像素子の受光エリア
より外側の周辺入射光を遮光する有機膜遮光フィルタを
少なくとも1個のプリズム部材の出射面またはその出射
光を受光する固体撮像素子の保護ガラスに設けたカラー
固体撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044456A JPH05244613A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | カラー固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044456A JPH05244613A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | カラー固体撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05244613A true JPH05244613A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12691994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044456A Pending JPH05244613A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | カラー固体撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05244613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007110402A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Canon Inc | 撮像ユニット及びそれを有する撮像装置 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044456A patent/JPH05244613A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007110402A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Canon Inc | 撮像ユニット及びそれを有する撮像装置 |
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