JPH05244894A - 液状調味料 - Google Patents

液状調味料

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JPH05244894A
JPH05244894A JP4094983A JP9498392A JPH05244894A JP H05244894 A JPH05244894 A JP H05244894A JP 4094983 A JP4094983 A JP 4094983A JP 9498392 A JP9498392 A JP 9498392A JP H05244894 A JPH05244894 A JP H05244894A
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brown mustard
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liquid seasoning
seeds
mustard seed
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Hideaki Iwasaki
英明 岩崎
Misako Ono
美佐子 小野
Takeshi Kanamori
武 金森
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ブラウンマスタードシードのホウルを含有す
る液状調味料において、ブラウンマスタードシードホウ
ルの加熱殺菌攪拌前、加熱殺菌攪拌時ないしは、加熱殺
菌攪拌後、ホウル品のうち皮の剥けた状態のシードが全
シード中の5〜80重量%を占める様に処理されたブラ
ウンマスタードシードホウルを含有する液状調味料。 【効果】 製造直後から保存中の長期間に渡つて、香味
的に良好な状態のブラウンマスタードシードホウルを含
有する液状調味料を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウンマスタードの
シードを含有する液状調味料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラウンマスタードのシードを液
状調味料に配合する際、マスタードの辛味の発現や、香
味を熟成させるために、何らかの形で前処理を施した後
に使用することが多かったが、その際、より強い辛味
と、見た目の均一性を持たせるために、粗挽き、または
磨砕した状態で使用することがほとんどであった。しか
しながら、いずれのマスタードシードも先に述べた前処
理を施した結果、外皮の部分が著しく損傷を受けている
ため、ホール品を保存しておく状態と比較して、シード
内部の加水分解が起こりやすく香味の劣化が促進され、
また辛味については、特に辛味の主成分である、アリル
イソチオシアネートの分解が促進され、製造当初の香味
が、長く保持できないという問題点があった。また、こ
れら問題点を解決するためにすべてホール品を配合する
と、逆に製造直後の香味が、辛味、風味ともに物足りな
いものとなってしまい、出荷までかなりの時間を有する
という問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ブラウンマ
スタードを配合した液状調味料において、製造直後また
は保存後でも香味的に良好な、ブラウンマスタードを配
合した液状調味料を提供するものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究
を重ねた結果、先に述べた問題点を克服し、製造直後、
または保存後の香味が良好なマスタードの処理方法なら
びに配合バランスを見出すに至ったのである。すなわ
ち、製品中に配合するブラウンマスタードのホール中の
5〜80%に意図的に損傷を与えることによって、製造
直後から保存中の長期間に渡って、香味的に良好な状態
のブラウンマスタード含有の液状調味料を得る事ができ
ることを見出した。以下、本発明を更に詳細に述べる。
【0005】
【発明の実施態様】本発明の液状調味料は、分離型液状
ドレッシングや乳化ドレッシング、ノンオイルなどのド
レッシング類、パスタソースやステーキソースなどのソ
ース類、焼き肉のタレなどのタレ類などをさす。通常、
ブラウンマスタードシードや他の香辛料類などを製品に
配合する場合、香辛料由来の微生物を制御する目的で、
殺菌して配合する方法がよく使われるが、本発明の場合
も殺菌してから配合することが望ましい。その際、殺菌
の方法としては、温水または調味料などを混合した低p
H領域での調味液などでの殺菌がよく使われ、この場合
も例外ではなくそうした方法をとるが、その際、熱効率
を高めることと水分を内部に浸透させやすくするため
に、攪拌を行なうが、本発明ではこの条件を調節するこ
とによりブラウンマスタードシードの一部に損傷を与
え、意図的に外皮のはがれた状態を作り出すことによ
り、最終製品の辛味や風味を調節することができる。前
処理の際のスケールにより多少の差異はあるものの、通
常45〜70℃の温度範囲で前処理を行なう場合、約3
0〜1時間で損傷を受けたブラウンマスタードシードが
現われ始め、攪拌し続けることにより、損傷を受けたブ
ラウンマスタードシード類の割合は増加する。又、加熱
殺菌攪拌同時処理でなく予め加熱殺菌攪拌処理の前、な
いしは後でマスタードシードの一部に損傷処理を施す事
もできる。具体的には、予め加熱殺菌攪拌処理の前に処
理する場合は、ブラウンマスタードシードに水、または
調味料等を加え浸漬した後、攪拌等の物理的力を加えて
損傷が認められるまで攪拌等を行うことにより処理する
ことが出来る。さらに、加熱殺菌攪拌処理の後に処理す
る場合は、前述同様に加熱殺菌処理を行つたブラウンマ
スタードシードに、水または、調味液を加え浸漬した
後、攪拌などの物理的力を加えて損傷を与えることによ
り処理することが出来る。この様にして調整したブラウ
ンマスタードシードのホウルは、損傷を受けたブラウン
マスタードシードホウルが、全ブラウンマスタードシー
ド中の5%未満では、製造直後の香味が風味・辛味の点
で物足りない感じになり、好ましくない。また、前記の
割合が80%を越えると、品質の劣化が促進されるため
に、目標とする保証期間内の安定性すなわち良好な香昧
を確保することができない。ゆえに、5〜80%、特に
好ましくは、10〜70%の範囲に損傷を受けたブラウ
ンマスタードシードのホウルを配合することにより、製
造直後から保証期間内まで香昧的に良好なブラウンマス
タードシードホウル配合の液状調味料が得られる。本発
明では、この様に調整されたブラウンマスタードシード
のホウルを液状調昧料組成物に対し1重量%〜70重量
%配合することができ、特に好ましくは、3重量%〜3
0重量%の範囲で本発明の香味的に良好なブラウンマス
タードシード配合の液状調味料を得る事ができる。ま
た、本発明でブラウンマスタードシードホウル含有液状
調味料には、他のマスタード類、たとえばイエローマス
タードやオリエンタルマスタードなどを適選配合するこ
とができる。
【0006】
【発明の効果】本発明の液状調味料によれば、香味、風
味・辛味の点で長期に渡り製造直後の良好な香味、風味
・辛味を確保することができ、保証期間内まで香味的に
良好なブラウンマスタードシードホウル配合の液状調味
料が得られる。次に本発明の効果を具体的に示す。尚、
本発明において「%」及び「部」はいずれも重量を基準
とするものである。
【0007】
【実施例】
実施例1〜5、比較例1〜3 食酢(酸度10%)20%、食塩3%、砂糖4%、ブラ
ウンマスタードシード10%、白ワイン10%、キサン
タンガム0.2%、常水からなる水相部とコーン油30
%とをガラスビンに順次収容して分離型ドレッシングを
製造した。このとき、ブラウンマスタードは、加熱殺菌
を行う際に攪拌を行い皮むけ状態を作り得る前処理を施
したものを使用し、適宜、皮剥け品と非皮剥け品のバラ
ンスを変えて8種類のドレッシングを調整した。この8
種類について製造直後の香味と常温6か月後の香味の評
価を行なった。評価方法としては、製造直後及び製造後
6ヶ月の香味について、下記評価指標により官能検査を
実施し、専門パネル6名の評価結果を総合して評価し
た。 ◎:極めて良好 ○:良好 △:やや良好 ×:許容範囲外 評価結果は下記表1に示すとおりであった。すなわち、
マスタード中の皮剥け品の割合が5〜80%の場合(本
発明品)、製造直後の香味と6か月保存後の香味に差が
なくいずれも良好であることを確認した。
【0008】
【表1】
【0009】実施例6〜10、比較例4〜7 しょうゆ20%、本みりん10%、砂糖4%、発酵調味
料5%、清酒10%、ニンニク3%、ブラウンマスター
ド8%、ゴマ油5%、常水からなる焼き肉のタレを実施
例1と同様にブラウンマスタードは、加熱殺菌を行う際
に攪拌を行い皮むけ状態を作り得る前処理を施したもの
を使用し、適宜皮剥け品と非皮剥け品のバランスを変え
て8種類の焼き肉のタレをガラスビンに順次収容して調
整した。尚、評価方法については前記実施例同様にして
行つた。評価は、下記表2に示すとおりであった。すな
わち、マスタード中の皮剥け品の割合が5〜80%の場
合(本発明品)、製造直後の香味と6か月保存後の香味
に差がなくいずれも良好であることを確認した。
【0010】
【表2】
【0011】実施例11〜12 食酢(酸度10%)20%、食塩3%、砂糖4%、ブラ
ウンマスタードシード10%、白ワイン10%、キサン
タンガム0.2%、常水からなる水相部とコーン油30
%とをガラスピンに順次収容して分離型ドレソシングを
製造した。このとき、ブラウンマスタードは、加熱殺菌
を行う前に攪拌を行い皮むけ状態を作り得る前処理を施
したもの(実施例11)、加熱殺菌を行つた後に攪拌を
行い皮むけ状態を作り損傷を与えたもの(実施例1
2)、を使用し2種類のドレッシングを調整した。この
2種類について製造直後の香味と常温6か月後の香味の
評価を行なった。評価方法としては、前記実施例同様に
して行つた。評価結果は下記表3に示すとおりであっ
た。すなわち、マスタードの皮剥け処理が加熱殺菌の前
後のいずれにかかわらず、製造直後の香味と6か月保存
後の香味に差がなくいずれも良好であることを確認し
た。
【0012】
【表3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウンマスタードシードのホウルを含
    有する液状調味料において、ブラウンマスタードシード
    ホウルの加熱殺菌攪拌前、加熱殺菌攪拌時ないしは、加
    熱殺菌攪拌後ホウル品のうち皮の剥けた状態のシードが
    全シード中の5〜80%を占める様に処理されたブラウ
    ンマスタードシードホウルを含有することを特徴とする
    液状調味料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996038056A1 (fr) * 1995-05-29 1996-12-05 Europeenne De Condiments Procede de traitement de graines de moutarde, utilisation des graines ainsi traitees, et moutarde en pate fabriquee a partir de ces graines
ES2242529A1 (es) * 2004-04-20 2005-11-01 Juan Carlos Campoy Carmona Traductor de medios de comunicacion para discapacitados visuales.
JP2017123817A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社Mizkan Holdings 球状具材含有トッピング調味料
JP2019010034A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 キユーピー株式会社 マスタードシード含有乳化調味料

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