JPH052451A - デジタルデータ処理装置 - Google Patents

デジタルデータ処理装置

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JPH052451A
JPH052451A JP14642691A JP14642691A JPH052451A JP H052451 A JPH052451 A JP H052451A JP 14642691 A JP14642691 A JP 14642691A JP 14642691 A JP14642691 A JP 14642691A JP H052451 A JPH052451 A JP H052451A
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JP
Japan
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data
clock
digital data
block
rom
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Application number
JP14642691A
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English (en)
Inventor
Takuji Yoshida
卓司 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH052451A publication Critical patent/JPH052451A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ホスト処理部側とディスク再生部
側とのデータ処理速度の基準となるクロック周波数が偏
移しても、ホスト処理部側におけるバッファ用のメモリ
がオーバーフロー状態またはアンダーフロー状態となる
ことを防止し、正常なデータ再生が行なえるようにする
ことを目的とする。 【構成】CD−ROMドライブ151の出力データの中
から各ブロックの先頭位置に対応するデータ成分を検出
するCPU24と、クロックCK−aをデータのブロッ
ク分に対応する数だけカウントして出力を発生するクロ
ックカウンタ26と、このクロックカウンタ26の出力
発生タイミングとCPU24の検出タイミングとを比較
する比較回路25と、この比較回路25の比較結果に応
じてクロックCK−aの周波数を変化させる切換信号生
成回路27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク再生部から
出力されたデジタルデータをホスト処理部に転送して処
理するデジタルデータ処理装置に係り、特にそのディス
ク再生部のデータ再生速度とホスト処理部のデータ処理
速度とを同期化させるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、現在、音響機器の主流と
なりつつあるCD(コンパクト・ディスク)方式とは、
直径12cmのディスクにデジタルPCM(パルス・コ
ード・モジュレーション)化したデータに対応したピッ
トを形成し、このディスクをCLV(線速度一定)方式
で回転駆動させながら、半導体レーザ及び光電変換素子
を内蔵した光学式ピックアップにより、内周側から外周
側に向けてリニアトラッキング式に再生するようにした
ものである。
【0003】また、このディスクには、オーディオ再生
用の被再生音楽データとともに、コントロール/ディス
プレイ用として定義されているサブコードデータP,
Q,R〜Wが収録されている。このうち、サブコードデ
ータQは、アドレスデータとも称されるもので、ディス
クの音楽データが収録されたプログラムエリアにおいて
は、収録されている音楽データの曲番号(TNO),節
番号(INDEX),各曲毎の経過時間(TIME)及
びプログラムエリアの開始位置からの総経過時間(AT
IME)等を示している。
【0004】さらに、上記サブコードデータQは、プロ
グラムエリアの内周側に位置するリードインエリアにお
いては、TOC(テーブル・オブ・コンテンツ)データ
として各曲の開始アドレスを示している。つまり、この
サブコードデータQは、ディスクに収録された約1時間
のステレオ再生が行なえる膨大な記録情報から、被再生
データを選択的に再生するためのサーチ動作を高速かつ
正確に実行させるとともに、ディスクの再生状態を把握
するために記録されている。
【0005】ところで、CD方式は、本来、音楽データ
を記録再生することを目的として開発されたものである
が、近年では、その膨大な記録容量に着目して、ディス
クの音楽データ記録エリアをデジタル情報の記録エリア
として使用することにより、ディスクを読み出し専用の
データ記録媒体として用いるCD−ROM(リード・オ
ンリー・メモリ)方式が定められている。
【0006】このCD−ROM方式は、CD方式におけ
る音楽データ再生用の記録再生フォーマットは変えるこ
となく、それに新たなフォーマットを付加することによ
ってディスクに対するデジタル情報の記録再生を行なう
ようにしたものである。すなわち、CD方式では、2チ
ャンネルのアナログ音楽信号を44.1kHzでサンプ
リングし、それぞれを16ビットのデジタル音楽データ
として記録するようにしているが、CD−ROM方式で
は、図4に示すように、その16ビットを8ビット(1
バイト)づつに区切り、2352バイトを1単位(1ブ
ロック)としてデジタルデータを記録するようにしてい
る。
【0007】1ブロックは、図4に示されるように、ブ
ロックの開始を認識するための12バイトの同期パター
ンaと、上記サブコードデータQに相当するブロックの
アドレス情報を示す4バイトのヘッダアドレスbと、使
用者のための2048バイト(=2kバイト)のユーザ
データcと、このユーザデータの誤り検出や誤り訂正を
行なうための288バイトの誤り訂正用データdとから
構成されている。
【0008】このうち、誤り訂正用データdは、CD方
式の記録再生フォーマットにおけるC1,C2パリティ
訂正だけでは誤りを訂正できなかった場合に用いられる
もので、この誤り訂正用データdを用いることにより誤
り率が10-12 にまで改善される。そして、この誤り率
からみれば、CD−ROM方式は、コンピュータのデー
タ記録媒体として実用上十分な性能を有しているという
ことができる。
【0009】なお、上述した1ブロックの構成は、MO
DE−1と称されるフォーマットであり、これ以外に、
誤り訂正用データdの記録エリアにもユーザデータcを
記録するようにしたMODE−2と称されるフォーマッ
トもある。このMODE−2のフォーマットでは、ユー
ザデータcは2336バイトとなる。
【0010】ここで、CD−ROM方式におけるデータ
転送レートは、75ブロック/秒であり、MODE−1
のフォーマットで1時間のデータ記録を行なった場合、
75(ブロック/秒)×60(分)×60(秒)×2
(Kバイト)=540Mバイトのデータが記録されるこ
とになる。このデータ量は、通常のフロッピーディスク
の500枚分、文書にすれば約30万頁分に相当する。
【0011】また、CD−ROM方式は、複製(レプリ
カ)能力にも優れている。つまり、CD−ROM方式
は、そのディスクの製造工程が既存のCD方式ディスク
の製造工程と同じであるとともに、CD−ROM方式デ
ィスクの1Mバイト当たりの製造コストは、フロッピー
ディスクの1Mバイト当たりの製造コストに比べてはる
かに下まわっており、同一資料やデータの複製に非常に
適しているといえる。
【0012】すなわち、CD−ROM方式は、ディスク
を用いた既存の記録再生システムの中では、大記録容量
を有しかつ低エラー率で複製の容易な記録再生方式を実
現していることになる。
【0013】ここにおいて、近時、CD−ROM方式の
拡張規格としてCD−ROM・XA(エクステンディッ
ド・アーキテクチャー)規格が発表されている。このC
D−ROM・XA規格は、ディスクに記録される画像デ
ータや圧縮された音声データ(ADPCM方式)のフォ
ーマットを規定したものである。すなわち、CD−RO
M・XA規格におけるデータは、上述したMODE−2
のフォーマットのブロック内に記録され、図5(a),
(b)に示すような2つのフォームが定められている。
【0014】音声データは、ADPCM方式でインター
リーブ記録される。CD方式の標本化周波数44.1k
Hzに対して、37.8kHzのレベルBと18.9k
HzのレベルCとが定義されており、圧縮比は、レベル
B(ステレオ)時に4倍、レベルC(モノラル)時に1
6倍となっている。このため、モノラルの音声データで
あれば、1枚のディスクに16時間分ものデータを記録
可能となる。
【0015】また、サブヘッダ内で定義されているファ
イルナイバー及びチャンネルナンバーを使えば、複雑な
インターリーブ記録が可能となり、例えばチャンネル1
に日本語,チャンネル2に英語のナレーションを記録
し、それらを瞬時に切り替えて再生することが可能とな
る。さらに、音声データと画像データとのインターリー
ブ記録も可能で、チャンネル1に画像データ,チャンネ
ル2に音声データを記録し、画像データを読み出しなが
ら音声データを同時に再生することもできる。
【0016】すなわち、CD−ROM方式では、ディス
クのデータトラック上に画像データをオーディオトラッ
ク上に音声データを記録し、両データのアクセスを繰り
返し実行することによって画像と音声の同期を実現して
いるのに対し、CD−ROM・XA規格では、アクセス
動作を伴なうことなくリアルタイムで複数言語の切り替
えや同時画像表示が可能となる。また、上述したよう
に、若干音質は劣化するが、長時間分の音声データを記
録可能な点も、CD−ROM・XA規格の大きな利点の
1つである。
【0017】ここにおいて、従来のCD−ROM方式デ
ィスクを再生するCD−ROMドライブには、DAC
(デジタル・トゥ・アナログ・コンバータ)回路が内蔵
されており、CD方式ディスクの音声データは、ホスト
PC(パーソナル・コンピュータ)の命令によりCD−
ROMドライブ内でデータ処理されてアナログ音声信号
に変換され、オーディオ演奏に供されている。
【0018】これに対し、現在では、図6に示すよう
に、ディスプレイ用のCRT(カソード・レィ・チュー
ブ)11や操作用のキーボード12が接続されたホスト
PC13に、例えばSCSI(スモール・コンピュータ
・システム・インターフェース)バス等のようなインタ
ーフェース14を介して複数のCD−ROMドライブ1
51,152,……,15nを接続し、各CD−ROM
ドライブ151,152,……,15nから選択的に得
られるDAC回路でデジタル化される以前の音声データ
を、インターフェース14を介してホストPC13に転
送し、ホストPC13内に設けられたアダプタ16にて
データ処理してアナログ音声信号に変換し、オーディオ
演奏に供させるようにしたデジタルデータ処理システム
が考えられている。
【0019】この場合、アダプタ16は、上記インター
フェース14を制御するインターフェース制御回路17
と、このインターフェース制御回路17から出力された
デジタル音声データを一時記憶するバッファRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)18と、このバッファRA
M18から読み出された音声データがCD−ROM・X
A規格の場合に伸張処理するADPCMプロセッサ19
と、このADPCMプロセッサ19から出力された音声
データをアナログ音声信号に変換するDAC回路20
と、上記各インターフェース制御回路17,バッファR
AM18,ADPCMプロセッサ19及びDAC回路2
0の一連の動作を制御するアダプタ制御回路21と、こ
のアダプタ制御回路21,ADPCMプロセッサ19及
びDAC回路20に必要なクロックを生成して供給する
クロック生成回路22とから構成されている。
【0020】上記のようなデジタルデータ処理システム
によれば、各CD−ROMドライブ151,152,…
…,15n内にDAC回路を必要としないため、DAC
回路を削除した安価なCD−ROMドライブを用いるこ
とができる。また、CD−ROM・XA規格の実現手段
としては、CD−ROMドライブに復調回路を内蔵する
方式と、ホストPCにアダプタを設けCD−ROMドラ
イブからインターフェースを介して転送されるデータを
該アダプタで処理する方式との2つの方式が考えられて
いるが、当面は後者の方式が主流となることが予測され
ている。
【0021】この場合、CD−ROM・XA規格用の復
調回路に加えて音声データ転送回路を付加したアダプタ
を設計すれば、無駄のない簡易な構成で効率的なシステ
ムを構築することができる。また、通常のインターフェ
ースには、複数台のCD−ROMドライブを接続するこ
とができ、その場合、復調回路が1つで済む点もアダプ
タ形式の大きな利点となっている。
【0022】CD方式のサンプリング周波数は44.1
kHzであるが、一般的にこの周波数は16.9344
MHzを分周することによって生成されている。つま
り、16.9344MHz×(1/4)×(1/3)×
(1/32)=44.1kHzと分周される。そして、
CD−ROMドライブには、16.9344MHzの水
晶発振子と分周回路とが内蔵されているのが一般的であ
る。
【0023】また、図6に示したデジタルデータ処理シ
ステムにおいても、同様な回路がアダプタ16内に設置
されることが要求される。なぜならば、アダプタ16内
においての復調処理も上記と同一なサンプリング周波数
44.1kHzで実行されなければならないからであ
る。このことは、CD−ROM方式ディスクのデータ再
生のみでなく、CD−ROM・XA規格のデータを再生
する場合にも必要な原則である。
【0024】そこで、図6に示したデジタルデータ処理
システムにおいて、クロックに関して最も常識的な構成
は、各CD−ROMドライブ151,152,……,1
5nとアダプタ16とに、それぞれ別個に固定周波数の
水晶発振子を設けることである。この場合、各CD−R
OMドライブ151,152,……,15nとアダプタ
16とで同一のサンプリング周波数を得るために、当
然、同一の公称周波数の水晶発振子が用いられることに
なる。
【0025】しかしながら、両者の発振周波数が常に完
全に一致していることは有り得ないことである。なぜな
らば、発振周波数は、水晶発振子の精度,経年変化や周
囲温度等により変動するからである。例えば一般的な水
晶発振子の仕様書によれば、周波数許容偏差が±20p
pm以内/25℃±3℃で、周波数温度偏差が±30p
pm以内/−20℃〜+60℃となっており、両偏差を
単純に加算すれば偏差は±50ppm(±0.005
%)となる。すなわち、上記仕様の水晶発振子をCD−
ROMドライブ及びアダプタに共に採用したとしても、
両者間で発生する最大周波数偏差は50×2=100p
pm(0.01%)となる。
【0026】図6に示したデジタルデータ処理システム
についていえば、例えば音声データを処理するとする
と、再生動作が要求されたCD−ROMドライブ15
1,152,……または15nの全システムは、その内
部で生成された基準クロックCK−dに基づいて動作
し、その周波数で音声データがディスクから再生され
る。この再生された音声データは、前記インターフェー
ス14及びアダプタ16のインターフェース制御回路1
7を介してバッファRAM18に一時的に格納される。
その後、バッファRAM18に格納された音声データ
は、クロック生成回路22で生成されるアダプタ基準ク
ロックCK−aに基づいてバッファRAM18から順次
読み出され、DAC回路20でアナログ音声信号に変換
される。
【0027】ここで、2つのクロックCK−d,CK−
aの周波数が全く等しい場合には、アダプタ16内のバ
ッファRAM18への音声データの入力とバッファRA
M18からの音声データの出力とが全く同じ速度で処理
されるため、バッファRAM18内には基本的に音声デ
ータが蓄積されることはなく、連続的にオーディオ演奏
が続けられることになり何ら問題が生じることはない。
【0028】ところが、CD−ROMドライブ151,
152,……または15nの基準クロックCK−dが+
0.005%偏移し、クロック生成回路22で生成され
るアダプタ基準クロックCK−aが−0.005%偏移
したとすると、バッファRAM18への音声データの入
力速度がバッファRAM18からの音声データの出力速
度よりも0.01%速くなるため、未処理の音声データ
がバッファRAM18内に少しずつ蓄積されることにな
る。
【0029】すなわち、CD−ROM方式における音声
データの再生レートは176400バイト/秒であるか
ら、1秒間に17.64バイトの音声データがバッファ
RAM18に蓄積され、2分後には17.64×120
秒=2117バイトの音声データが蓄積されることにな
る。このため、バッファRAM18として2kバイト
(2048バイト)の素子を採用したとすれば、2分後
にバッファRAM18がオーバーフロー状態、つまり、
新たな音声データを書き込むエリアがなくなった状態と
なる。
【0030】この状態に対処するために、バッファRA
M18に書き込まれている未処理の音声データの上から
新たに再生された音声データを上書きするオーバーライ
ト手段や、新たに再生された音声データをバッファRA
M18に書き込まずに捨て未処理の音声データの処理を
続行する手段が考えられるが、いずれの場合も欠落する
音声データが発生するとともに、前者の場合は再生順序
が狂い後者の場合は再生音声に飛びが生じ、どちらの手
段も連続的でとぎれのないオーディオ演奏を行なうこと
ができないものである。
【0031】また、上記とは逆に、CD−ROMドライ
ブ151,152,……または15nの基準クロックC
K−dが−0.005%偏移し、クロック生成回路22
で生成されるアダプタ基準クロックCK−aが+0.0
05%偏移したとすると、バッファRAM18からの音
声データの出力速度がバッファRAM18への音声デー
タの入力速度よりも0.01%速くなるため、バッファ
RAM18がアンダーフロー状態となり、アダプタ基準
クロックCK−aに基づいてバッファRAM18から音
声データを読み出そうとしても、バッファRAM18内
に音声データが全くない状態となり、やはり、正常なオ
ーディオ演奏を行なうことができなくなるものである。
【0032】そして、上記した2つのケースは、周囲温
度等によって決定されるため、実際上、どちらの状態が
発生するのかを予め予想したり対策をたてることは不可
能である。なお、上記の問題の解決手段として、各CD
−ROMドライブ151,152,……,15nとアダ
プタ16との間に、専用の同期信号線を設けて両者の動
作を同期させることが考えられるが、標準のインターフ
ェースコネクタに特殊線を追加することは汎用性及び経
済性の面から望ましいことではない。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
デジタルデータ処理システムでは、ホスト処理部側とデ
ィスク再生部側とのデータ処理速度の基準となるクロッ
ク周波数が偏移すると、ホスト処理部側におけるバッフ
ァ用のメモリがオーバーフロー状態またはアンダーフロ
ー状態となって、正常なデータ再生が行なえなくなると
いう問題を有している。
【0034】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、ホスト処理部側とディスク再生部側との
データ処理速度の基準となるクロック周波数が偏移して
も、ホスト処理部側におけるバッファ用のメモリがオー
バーフロー状態またはアンダーフロー状態となることを
防止し、正常なデータ再生が行なえるようにした極めて
良好なデジタルデータ処理装置を提供することを目的と
する。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
データ処理装置は、所定のブロック単位に区切られたフ
ォーマットのデジタルデータが記録されたディスクを、
第1のクロックに基づいて再生するディスク再生部と、
このディスク再生部から第1のクロックに基づく速度で
出力されるデジタルデータを記憶するメモリを有し、こ
のメモリから第2のクロックに基づいてデジタルデータ
を読み出し所定のデータ処理を施すホスト処理部とを備
えたものを対象としている。
【0036】そして、ディスク再生部から出力されたデ
ジタルデータの中から各ブロックの先頭位置に対応する
データ成分を検出する検出手段と、第2のクロックをデ
ジタルデータのブロック分に対応する数だけカウントし
て出力を発生するカウント手段と、このカウント手段の
出力発生タイミングと検出手段の検出タイミングとを比
較する比較手段と、この比較手段の比較結果に応じて第
2のクロックの周波数を変化させる制御手段とを備える
ようにしたものである。
【0037】
【作用】上記のような構成によれば、第1のクロックの
周波数が偏移してもそれに追従させて第2のクロックの
周波数を変化させるようにしたので、メモリがオーバー
フロー状態またはアンダーフロー状態になることを防止
し、正常なデータ再生を行なうことができる。また、再
生されたデジタルデータの中から各ブロックの先頭位置
に対応するデータ成分を検出して1ブロック期間の検出
に利用しているので、第2のクロックを第1のクロック
に同期させるために、専用の同期信号線を設ける必要も
なく構成上も有利である。
【0038】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図6と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、クロック
生成回路22は、クロック周波数制御回路23の出力に
基づいて、出力されるアダプタ基準クロックCK−aの
周波数が可変されるようになっている。このクロック生
成回路22においてアダプタ基準クロックCK−aの周
波数を可変する手段としては、例えばVCO(電圧制御
発振器)を用いたり、交渉周波数の異なる複数の水晶発
振子の出力やその分周出力を切り替える方式等が考えら
れる。
【0039】そして、このクロック周波数制御回路23
は、詳細は後述するがアダプタ制御回路21の出力によ
って制御され、このアダプタ制御回路21はクロック生
成回路22から出力されるアダプタ基準クロックCK−
aによって駆動される。
【0040】ここで、前述したように、CD−ROM・
XA規格では、データ再生の単位としてブロックが定義
されており、1ブロックは2352バイトで構成されて
いる。また、通常、インターフェース14で扱われるデ
ータ単位もこれと同一であり、例えばSCSI規格で
は、このブロックを1単位アドレスとしたアドレッシン
グ(以下ブロックアドレスという)を採用している。
【0041】図1に示す構成において、CD−ROM・
XA規格のデータ再生を行なう場合には、まず、ホスト
PC13からCD−ROMドライブ151(図1では他
のCD−ROMドライブ152〜15nは省略してい
る)にデータ再生コマンドが転送される。この際のパラ
メータとして上記ブロックアドレスが用いられ、これに
よりデータ再生開始アドレスやデータ再生長等が指定さ
れる。
【0042】CD−ROMドライブ151は、このコマ
ンドに基づいてディスク上から所望のデータを検索して
再生し、再生されたデータをホストPC13に転送す
る。このときのデータ転送も、上記のブロックサイズで
管理されることになる。ホストPC13に転送されたデ
ータは、インターフェース制御回路17を介して一旦バ
ッファRAM18に格納され、ADPCMプロセッサ1
9を介してDAC回路20に供給されアナログ音声信号
に変換される。
【0043】また、通常のCD方式ディスクを再生して
得られる音声データをホストPC13に転送してオーデ
ィオ演奏を実行させる場合にも、基本的なデータ処理手
順は上記と全く同じである。ただし、この場合の音声デ
ータには、CD−ROM方式やCD−ROM・XA規格
で定義されているようなブロックの概念がない。なぜな
らば、CD方式では、音声データを区切りなくアナログ
化してオーディオ演奏を行なうからである。
【0044】なお、CD方式では、アドレス管理のため
にサブコードデータQが設定されているが、このサブコ
ードデータQで示されるアドレスは、実際の音声データ
と厳密に対応していないため、サブコードデータQに基
づいて単純に音声データ列を区切ることはできない。
【0045】CD方式の音声データをホストPC13に
転送するためには、音声データの1ブロックサイズ及び
そのアドレッシングを定義する必要がある。なぜなら
ば、これらのパラメータを用いてホストPC13とCD
−ROMドライブ151との間のデータ転送が実行され
るからである。
【0046】そこで、この音声データの区切りとして最
も便利な定義は、CD−ROM方式やCD−ROM・X
A規格と同じブロックサイズ(2352バイト)を採用
することである。このブロックサイズは、サブコードデ
ータQの1フレームに対応するので、基本的に1対1の
アドレッシングが可能であり、かつ、CD方式,CD−
ROM方式及びCD−ROM・XA規格の全ての転送モ
ードでデータ転送レートが等しくなり(2352バイト
/ブロック)、アダプタ16内におけるデータ管理が容
易となる利点がある。
【0047】そして、CD方式の音声データのブロック
サイズを2352バイトとし、CD−ROM・XA規格
においても同一のブロックサイズを用いた場合のデータ
転送タイミングは、図2に示すようになる。すなわち、
データ転送は、各転送ブロック間にある程度の間隔があ
き、間欠的に実行される。この理由は、CD−ROMド
ライブ151からの出力データレートが2352×75
=176400バイト/秒と低速であるのに対し、イン
ターフェース14のそれは例えば4Mバイト/秒のよう
に非常に高速であるためである。
【0048】ここで、各ブロック(2352バイト)の
再生レートは75ブロック/秒と規定されている。すな
わち、各ブロックは、1/75秒周期で転送されるが、
この周期はCD−ROMドライブ151内の基準クロッ
クCK−dで当然制御されることになる。つまり、イン
ターフェース14におけるデータブロック転送周期は、
CD−ROMドライブ151内の基準クロックCK−d
と同期し、それを測定すればCD−ROMドライブ15
1の基準クロックCK−dの偏移を知ることができる。
【0049】そこで、上記クロック周波数制御回路23
は、データブロック転送周期から基準クロックCK−d
の偏移を知り、それに基づいてバッファRAM18への
データの入力速度にバッファRAM18からのデータ読
み出し速度が同期するように、クロック生成回路22か
らのアダプタ基準クロックCK−aの周波数を制御して
いる。
【0050】具体的には、図3に示すように、前記イン
ターフェース制御回路17は、CPU(中央演算処理装
置)24により管理されており、コマンドの転送や再生
データの受信の各タイミングはCPU24によって支配
されている。すなわち、CD−ROMドライブ151か
らホストPC13へのデータ転送の際に、各ブロックの
先頭位置に対応して送られてくる信号である読み出し要
求信号を、インターフェース制御回路17を介してCP
U24が検知して所定の処理を実行することにより、デ
ータ転送が実行されるようになっている。
【0051】そして、CPU24は、CD−ROMドラ
イブ151から出力されたデータブロックの読み出し要
求信号を検知すると、インターフェース制御回路17に
データ受信を開始させるとともに、比較回路25の正入
力端+にタイミングパルスを発生する。
【0052】一方、クロック生成回路22から出力され
るアダプタ基準クロックCK−aは、クロックカウンタ
26でカウントされる。このクロックカウンタ26は、
アダプタ基準クロックCK−aを1ブロック相当分(2
352バイト分)カウントしたとき、自動的にカウント
値がリセットされて再びカウント動作を開始するととも
に、比較回路25の負入力端−にタイミングパルスを発
生する。
【0053】そして、上記比較回路25は、CPU24
から発生されるタイミングパルスとクロックカウンタ2
6から発生されるタイミングパルスとが、どちらが速く
入力されたかとともにその時間差に対応した比較信号を
切換信号生成回路27に出力する。
【0054】すると、切換信号生成回路27は、比較信
号に基づいて、CPU24からのタイミングパルスとク
ロックカウンタ26からのタイミングパルスとが同時に
発生されるように、クロック生成回路22から出力され
るアダプタ基準クロックCK−aの周波数を制御するよ
うに、クロック生成回路22に設けられた互いに交渉周
波数の異なる複数の水晶発振子の出力やその分周比を切
り替えるための切換信号を生成しクロック生成回路22
に出力する。
【0055】したがって、上記実施例によれば、CD−
ROMドライブ151側の基準クロックCK−dの周波
数が偏移しても、それに追従してホストPC13側のア
ダプタ基準クロックCK−aの周波数を変化させるよう
にしたので、バッファRAM18がオーバーフロー状態
またはアンダーフロー状態になることを防止し、正常な
データ再生を行なうことができるものである。
【0056】また、CD−ROMドライブ151から出
力されたデータブロックの読み出し要求信号を1ブロッ
ク期間の検出に利用しているので、ホストPC13側の
アダプタ基準クロックCK−aをCD−ROMドライブ
151側の基準クロックCK−dに同期させるために、
専用の同期信号線を設ける必要もなく構成上も有利であ
る。なお、この発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ホスト処理部側とディスク再生部側とのデータ処理速度
の基準となるクロック周波数が偏移しても、ホスト処理
部側におけるバッファ用のメモリがオーバーフロー状態
またはアンダーフロー状態となることを防止し、正常な
データ再生が行なえるようにした極めて良好なデジタル
データ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタルデータ処理装置の一実
施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例のデータ転送を説明するために示すタ
イミング図。
【図3】同実施例の要部の具体的構成を示すブロック構
成図。
【図4】CD−ROM方式のデータフォーマットを示す
図。
【図5】CD−ROM・XA規格のデータフォーマット
を示す図。
【図6】従来のデジタルデータ処理装置を示すブロック
構成図。
【符号の説明】
11…CRT、12…キーボード、13…ホストPC、
14…インターフェース、151〜15n…CD−RO
Mドライブ、16…アダプタ、17…インターフェース
制御回路、18…バッファRAM、19…ADPCMプ
ロセッサ、20…DAC回路、21…アダプタ制御回
路、22…クロック生成回路、23…クロック周波数制
御回路、24…CPU、25…比較回路、26…クロッ
クカウンタ、27…切換信号生成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 所定のブロック単位に区切られたフォー
    マットのデジタルデータが記録されたディスクを、第1
    のクロックに基づいて再生するディスク再生部と、この
    ディスク再生部から前記第1のクロックに基づく速度で
    出力されるデジタルデータを記憶するメモリを有し、こ
    のメモリから第2のクロックに基づいて前記デジタルデ
    ータを読み出し所定のデータ処理を施すホスト処理部と
    を備えたデジタルデータ処理装置において、前記ディス
    ク再生部から出力されたデジタルデータの中から各ブロ
    ックの先頭位置に対応するデータ成分を検出する検出手
    段と、前記第2のクロックを前記デジタルデータのブロ
    ック分に対応する数だけカウントして出力を発生するカ
    ウント手段と、このカウント手段の出力発生タイミング
    と前記検出手段の検出タイミングとを比較する比較手段
    と、この比較手段の比較結果に応じて前記第2のクロッ
    クの周波数を変化させる制御手段とを具備してなること
    を特徴とするデジタルデータ処理装置。
JP14642691A 1991-06-19 1991-06-19 デジタルデータ処理装置 Pending JPH052451A (ja)

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JP14642691A JPH052451A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 デジタルデータ処理装置
US08/301,266 US5630112A (en) 1991-06-19 1994-09-06 System using timing information contained in data read from reproduction unit controlled by first oscillator to vary frequency of independent system clock signal

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