JPH05245523A - 鋼板の制振装置 - Google Patents

鋼板の制振装置

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JPH05245523A
JPH05245523A JP4890592A JP4890592A JPH05245523A JP H05245523 A JPH05245523 A JP H05245523A JP 4890592 A JP4890592 A JP 4890592A JP 4890592 A JP4890592 A JP 4890592A JP H05245523 A JPH05245523 A JP H05245523A
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JP
Japan
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steel plate
electromagnet
steel sheet
electromagnets
vibration
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Pending
Application number
JP4890592A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sakurai
明 桜井
Hiroki Ueda
宏樹 上田
Minoru Kato
稔 加藤
Yoshihiro Hamazaki
義弘 浜崎
Masaya Nakamura
雅哉 中村
Kazuhiko Gondo
和彦 権藤
Yutaka Kurita
裕 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Shinko Electric Co Ltd
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 鋼板を振動させることなく走路面に沿って安定して走行
させることのできる振動制御装置を提供する。 【構成】 帯板状の鋼板10を走行させるべき走路面11の
両側に、この走路面11から所定の間隔をあけて対称に配
置された一対の電磁石12,13 と、一方の電磁石12の内部
に組込まれた非接触式の位置検出器14と、この位置検出
器14の信号に基づいて比例、積分、微分等の信号処理を
行って各電磁石12,13 の吸引力を制御する制御器19とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鉄設備の圧延ライ
ン、表面処理ライン等において、その走路面を走行中の
帯板状の鋼板の振動を制振する鋼板の制振装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば溶融亜鉛メッキラインにおいて、
加圧空気又は加圧ガスをスリット状の噴出口を有するノ
ズルから噴出させ、この噴出流を溶融亜鉛槽を通過して
引上げられて来る被メッキ鋼板に噴射することによって
過剰な溶融亜鉛を吹き落し、所要のメッキ厚みにするこ
とが一般的に行われている。
【0003】このような場合、鋼板が走路面に対して振
動すれば、ノズルと鋼板との距離が変動し、その結果、
噴射力が変動してメッキ厚みが不均一となり、品質の劣
化を招くことがある。そこで、従来、特公平2−62355
号公報に記載のように、電磁石を利用して走行中の鋼板
の振動を制振する方法が採られている。
【0004】これは、図8に示すように、帯板状の鋼板
1 が矢印方向に走行する走路面2 に対して一対の電磁石
3,4 を配置すると共に、その一方の電磁石4 の近傍に非
接触式の位置検出器5 を配置し、この位置検出器5 から
の信号に応じて制御器6 により各電磁石3,4 の吸引力を
相互に切替えながら、走行する鋼板1 の振動及びC反り
を低減させる技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の制振技術では、
電磁石3,4 と位置検出器5 とが走路面2 の方向にずれて
いるため、位置検出器5 が鋼板1 の位置を検出している
検出部位と、電磁石3,4が鋼板1 に力を加える制振部位
とが異なり、鋼板1 の高い振動数に対して効果が低くな
り、逆に発振してしまう場合がある。
【0006】従って、従来の制振装置によれば、図9に
実線で示すように、制振装置を用いない場合(同図の点
線) に比べて、高い振動数に対して制振効果が悪く、振
動数が上がることがある。即ち、鋼板1 が走路面2 を中
心として図8の如く振動する状態において、位置検出器
5 の信号を用いて制御器6 により電磁石3,4 の電流を比
例補償的に制御し、鋼板1 の走路面2 からのずれの大き
さに比例した力を電磁石3,4 から鋼板1 に加えると、位
置検出器5 は鋼板1 が走路面2 よりも右にあると認識し
ているので、制御器6 は左側の電磁石3 に電流を流して
鋼板1 の振動を抑えようとする。
【0007】しかし、実際には電磁石3,4 の位置では、
鋼板1 が走路面2 よりも左側に来ており、従って、鋼板
1 の振動は抑えられず、返って増幅されてしまう。ま
た、この状態の時に、位置検出器5 の信号を一回微分し
て微分補償、即ち鋼板1 の振動の速度の大きさに比例し
た力を電磁石3,4 により鋼板1 に加えるとする。例え
ば、図8の状態の時に、位置検出器5 の検出部位での鋼
板1 の速度が右向きであるとすると、制御器6 が左側の
電磁石3 に電流を流し、鋼板1 の振動に対して減衰力を
付加しようとする。
【0008】しかし、この場合にも鋼板1 は電磁石3,4
の位置では、実際には左向きの振動速度を持っているの
で、電磁石3 に電流を流すことによって左向きの速度が
加速され、鋼板1 の振動は抑えられずに、逆に発振させ
られることになる。本発明は、このような従来の課題に
鑑み、鋼板を振動させることなく走路面に沿って安定し
て走行させることのできる制振装置を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのための手
段として、帯板状の鋼板10を走行させるべき走路面11の
両側に、該走路面11から所定の間隔をあけて対称に配置
された一対の電磁石12,13 と、一方の電磁石12の内部に
組込まれた非接触式の位置検出器14と、該位置検出器14
の信号に基づいて比例、積分、微分等の信号処理を行っ
て各電磁石12,13 の吸引力を制御する制御器19とを備え
たものである。
【0010】
【作用】走路面11を走行する帯板状の鋼板10の変位を位
置検出器14で検出し、その信号に基づいて制御器19によ
り比例、積分、微分等の信号処理を行って各電磁石12,1
3 の吸引力を制御し、鋼板10の振動を制御する。位置検
出器14は対称に配置された一対の電磁石12,13 の内、そ
の一方の電磁石12の内部に組込まれているので、位置検
出器14の検出部位と電磁石12,13 で力を加える制振部位
とが一致し、鋼板10の安定した制振が行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1において、10は帯板状の鋼板、11は鋼板10が
矢印方向に走行する走路面である。12,13 は電磁石で、
走路面11から所定の間隔をあけた状態で、走路面11の左
右両側に対称に配置されている。
【0012】14は鋼板10の変位を検出する非接触式の位
置検出器で、一対の電磁石12,13 の内、その一方の電磁
石12の中央部に組込まれている。即ち、電磁石12は、図
2及び図3に示すように、コ字状の鉄心15の両脚部にコ
イル16,17 を巻装したものである。そして、鉄心15の中
央部から両コイル16,17 間に向かって支持体18が突設さ
れ、その支持体18の先端に変位検出器14が取付けられて
いる。従って、位置検出器14は電磁石12のコイル16,17
間の中央に位置されている。
【0013】19は位置検出器14の信号に基づいて各電磁
石12,13 を相互に切替えて制御する制御器で、図4に示
すように、増幅器20、基準位置設定回路21、比例補償器
22、微分補償器23、積分補償器24、加算器25、電力増幅
器26等により構成されている。基準位置設定回路21は鋼
板10の反りを矯正する際の基準位置、即ち零点位置を設
定するためのものである。比例補償器22は鋼板10の変位
に比例した電流を電磁石12,13 に流すためのものであ
る。微分補償器23は鋼板10の速度に比例した電流を電磁
石12,13 に流すためのものである。積分補償器24は走路
面11からの鋼板10のずれを積分して電流を電磁石12,13
に流すためのものである。加算器25は比例補償、微分補
償及び積分補償された信号を加算するためのものであ
る。電力増幅器26は加算器25によって加算された信号を
電磁石12,13 の駆動に必要な電力に増幅するためのもの
である。
【0014】上記構成において、位置検出器14で鋼板10
の変位を検出し、その出力信号に基づいて制御器19の比
例補償器22、微分補償器23、積分補償器24で比例補償、
微分補償、積分補償を行う。比例補償は、鋼板10の変位
に比例した電流を各電磁石12,13 に流して力を発生させ
るため、鋼板10に正のバネを付加したのと同じ効果が生
じる。また微分補償は、鋼板10の速度に比例した電流を
電磁石12,13 に流して力を発生させるため、鋼板10に対
して正の減衰を付加することになる。更に、積分補償
は、走路面11からの鋼板10のずれを積分して電磁石12,1
3 に電流を流し力を発生させるため、鋼板10の走路面11
からのずれが零になるように制振する。
【0015】そして、これらの比例補償、微分補償及び
積分補償された信号を加算器25で加算した後、電力増幅
器26で電力増幅して各電磁石12,13 を切替えながら駆動
し、この電磁石12,13 により鋼板10に力を加えて振動を
抑える。この時、変位検出器14が電磁石12の内部に組込
まれており、位置検出器14で鋼板10の振動を検出する検
出部位と、電磁石12,13 が鋼板10に力を加えて制振部位
とが一致しているので、両者部位のずれに伴って発生す
る鋼板10の発振現象を防止でき、安定した制振を行うこ
とができる。
【0016】図5は鋼板10の制振特性を示し、実線は本
発明に係る制振装置を作動させた場合、点線は制振装置
を用いない場合である。なお、図5において、山の高い
部分は、その振動数で鋼板10が振動しやすいことを示
す。この図5によれば、本発明に係る制振装置を用いる
ことによって、鋼板10が振動しやすい振動数、即ち鋼板
10の固有振動数に対して有効に制振がかけられており、
振幅を1/10以下に抑えられることが判る。
【0017】図6に、鋼板10に対してステップ状の外乱
を加えたときの応答特性を示す。(A) は本発明に係る制
振装置を用いない場合、(B) は用いた場合である。これ
らからも、本発明の制振装置を作動させた場合には、制
振効果が良くなることが判る。図7は本発明の別の実施
例を示し、鋼板10の幅方向の反りを矯正しながら制振す
る場合である。走路面11の両側には、鋼板10の幅方向に
等間隔をおいて複数個、例えば4個づつの電磁石12a,12
b,12c,12d 、13a,13b,13c,13d が対称に配置され、その
一方の各電磁石12a,12b,12c,12d に位置検出器14a,14b,
14c,14d が夫々組込まれている。
【0018】この場合には、各部位の鋼板10の変位を位
置検出器14a,14b,14c,14d で検出し、各電磁石12a,12b,
12c,12d 、13a,13b,13c,13d の電流を制御するが、図7
の状態では鋼板10との間の間隔が大である電磁石12a,12
b,13b,12c と、その間隔が小である電磁石12b,12c,13a,
13d との吸引力に差をつけることにより、鋼板10の反り
を矯正できる。
【0019】なお、電磁石12,13 、位置検出器14は、鋼
板10の走行方向に2個以上設けることも可能である。ま
た位置検出器14としては、変位変換器、速度変換器等を
用いれば良い。更に制御器19は、比例補償、微分補償、
積分補償の代わりに最適制御補償を行うようにしても良
いし、制振機能のみを持たせる場合には、微分補償の
み、又は微分補償と比例補償のみでも良い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、帯板状の鋼板10を走行
させるべき走路面11の両側に、該走路面11から所定の間
隔をあけて対称に配置された一対の電磁石12,13 と、一
方の電磁石12の内部に組込まれた非接触式の位置検出器
14と、該位置検出器14の信号に基づいて比例、積分、微
分等の信号処理を行って各電磁石12,13 の吸引力を制御
する制御器19とを備えているので、鋼板10の高い振動数
に対しての制振効果も向上し、鋼板10を振動させること
なく走路面に沿って安定して走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】同電磁石の平面図である。
【図3】同電磁石の正面図である。
【図4】同制御系のブロック図である。
【図5】同制振特性図である。
【図6】同応答特性図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す構成図である。
【図8】従来例を示す構成図である。
【図9】同制振特性図である。
【符号の説明】
10 鋼板 11 走路面 12 電磁石 13 電磁石 14 位置検出器 19 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 稔 兵庫県神戸市灘区土山町8−35−514 (72)発明者 浜崎 義弘 兵庫県神戸市西区学園東町1−2−102 (72)発明者 中村 雅哉 兵庫県加古川市平岡町二俣1001 (72)発明者 権藤 和彦 兵庫県加古川市平岡町二俣1001 (72)発明者 栗田 裕 三重県伊勢市竹ケ鼻町100 伊勢製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状の鋼板(10)を走行させるべき走路
    面(11)の両側に、該走路面(11)から所定の間隔をあけて
    対称に配置された一対の電磁石(12)(13)と、一方の電磁
    石(12)の内部に組込まれた非接触式の位置検出器(14)
    と、該位置検出器(14)の信号に基づいて比例、積分、微
    分等の信号処理を行って各電磁石(12)(13)の吸引力を制
    御する制御器(19)とを備えたことを特徴とする鋼板の制
    振装置。
JP4890592A 1992-03-05 1992-03-05 鋼板の制振装置 Pending JPH05245523A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128346A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Shinko Electric Co Ltd 非磁性体材の搬送装置
JP2002280214A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Shinko Electric Co Ltd 電磁石
US6471153B1 (en) * 1999-05-26 2002-10-29 Shinko Electric Co., Ltd. Vibration control apparatus for steel processing line
JP2004505784A (ja) * 2000-08-11 2004-02-26 エービービー エービー 一方向に動く強磁性材料からなるフィラメントまたはウェブを安定させる装置およびその方法
JP2009275280A (ja) * 2008-05-17 2009-11-26 Jfe Steel Corp 溶融めっき金属帯の製造方法

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