JPH05246245A - ドアアームレストおよびその製造方法 - Google Patents

ドアアームレストおよびその製造方法

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JPH05246245A
JPH05246245A JP4715892A JP4715892A JPH05246245A JP H05246245 A JPH05246245 A JP H05246245A JP 4715892 A JP4715892 A JP 4715892A JP 4715892 A JP4715892 A JP 4715892A JP H05246245 A JPH05246245 A JP H05246245A
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JP
Japan
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armrest
assist grip
molding
door
skin material
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JP4715892A
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English (en)
Inventor
Takashi Imaizumi
隆 今泉
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリップ一体型のドアアームレストにおい
て、材料コストを引き下げ、かつ作業性を向上させると
ともに、アームレスト部のソフト感を向上させることを
目的とする。 【構成】 アームレスト部30とアシストグリップ部4
0とを一体化したグリップ一体型のドアアームレスト2
0において、アームレスト部30をパッド材32を貼着
した樹脂芯材31で構成し、アシストグリップ部40と
してガラスマットで補強した硬質ウレタン芯材42で構
成することにより、アームレスト部30とアシストグリ
ップ部40との芯材を別構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアトリムに装着さ
れるドアアームレストおよびその製造方法に関するもの
で、特に、簡単かつ廉価に製作が可能であるとともに、
アシストグリップ部の機能を低下させることなく、アー
ムレスト部の感触を良好にしたドアアームレストおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図8に示すように、ドアトリム
1の表面ほぼ中央部には、乗員が肘を掛けて休めるよう
に、ドアアームレスト2が設置されている。
【0003】そして、最近では、取付工数の低減および
造形上の観点から、ドアアームレスト2の構成として、
アームレスト部3とアシストグリップ部4とを一体化し
たグリップ一体型のドアアームレスト2が多く採用され
る傾向にある。
【0004】さらに詳しくは、グリップ一体型のドアア
ームレスト2は、外観上の一体感を付与するために、ア
ームレスト部3およびアシストグリップ部4の外表面を
覆う一体表皮材5により覆われており、アームレスト部
3の内部構成は、図9に示すように、射出成形等による
樹脂芯材6と一体表皮材5との間にモールド成形による
半硬質ウレタン7が介挿されているとともに、図10に
示すように、アシストグリップ部4においても、一体表
皮材5内部には、モールド成形による半硬質ウレタン7
と鉄板芯材8が内挿されている構成である。
【0005】そして、このドアアームレスト2の製造方
法としては、まず、一体表皮材5をスラッシュ成形によ
り成形した後、モールド成形型内に一体表皮材5および
樹脂芯材6,鉄板芯材8を所定位置に位置決めし、その
後、アームレスト部3においては一体表皮材5と樹脂芯
材6との間、アシストグリップ部4においては、中空状
の一体表皮材5内にウレタン樹脂液を注入発泡させるこ
とにより、グリップ一体型のドアアームレスト2の成形
を行なっているのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のグ
リップ一体型のドアアームレスト2においては、半硬質
ウレタンの注入成形を使用するため、材料費が非常に高
く、製品のコストアップを招来するという不具合が指摘
されている。
【0007】さらに、アシストグリップ部4の中空状の
一体表皮材5内部に鉄板芯材8を挿入したのち、ウレタ
ン樹脂液の注入を行なうが、このアシストグリップ部4
がカーブ状に設定されているため、鉄板芯材8の挿入作
業が非常にやりづらく、作業性の低下を招くという不具
合点も指摘されている。
【0008】加えて、アシストグリップ部4内部の半硬
質ウレタン7の硬度がネックとなり、注入成形時の発泡
倍率を小さく抑えざるを得ず、そのため、クッション性
能を要求されるアームレスト部3のクッション性能が低
下し、アームレスト部3における感触が好ましいもので
はないという欠点もまた指摘されている。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的とするところは、アシストグリ
ップ部を一体化したドアアームレストおよびその製造方
法において、簡単かつ廉価に製作できるとともに、アー
ムレスト部とアシストグリップ部との硬度を可変させる
ことにより、アシストグリップ部の強度を良好に保つと
ともに、アームレスト部の感触を良好にしたドアアーム
レストおよびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアトリムの表面に装着され、アシスト
グリップ機能を備えたドアアームレストにおいて、前記
ドアアームレストは、表面にパッド材が一体貼着され所
要形状に成形された樹脂芯材からなるアームレスト部
と、ガラスマットが内層され、モールド成形された硬質
ウレタン芯材からなるアシストグリップ部とから構成さ
れるとともに、上記アームレスト部及びアシストグリッ
プ部の外表面をスラッシュ成形による一体表皮材により
被覆してなることを特徴とする。
【0011】さらに、ドアトリムの表面に装着され、ア
ームレスト部とアシストグリップ部とを一体化してな
り、アシストグリップ機能を備えたをドアアームレスト
の製造方法において、スラッシュ成形により、アームレ
スト部およびアシストグリップ部の外形を構成する一体
表皮材を成形する工程と、成形用下型上に一体表皮材を
セットするとともに、アームレスト部の一体表皮材内面
に接着剤を塗布する一方、アシストグリップ部の一体表
皮内にガラスマットを挿入し、成形用上型には、アーム
レスト部を構成するパッド材を一体貼着した樹脂芯材を
セットするとともに、車体側への取付用ブラケットをセ
ットする工程と、成形用上下型を型締めして、一体表皮
材と、パッド材を一体化した樹脂芯材とを圧着してアー
ムレスト部を圧着成形する工程と、成形用上型に設けら
れた注入口を通じてウレタン樹脂液をアシストグリップ
部の一体表皮材内に注入した後、モールド成形すること
により、ガラスマットを内層した硬質ウレタン芯材をモ
ールド成形するアシストグリップ部のモールド成形工程
と、からなることを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、アームレスト
部は樹脂芯材表面にパッド材を貼着するという構成であ
り、アシストグリップ部はウレタン樹脂液をモールド成
形してなる硬質ウレタン芯材により構成したため、アシ
ストグリップ部の硬度に影響されることなく、アームレ
スト部のパッド材を任意に設定することが可能となる。
【0013】さらに、本発明によるドアアームレストの
製造方法によれば、モールド成形に使用するウレタン樹
脂液はアシストグリップ部のみであり、高価なウレタン
樹脂液の材料費を大幅に節約できるとともに、アシスト
グリップ部を構成する中空状の一体表皮材中にガラスマ
ットを挿入する作業は、従来の鉄板芯材に比べ、柔軟さ
があるため、作業がやりやすくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るドアアームレストおよび
その製造方法について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0015】図1は本発明によるドアアームレストを取
付けたドアトリムを示す正面図、図2は本発明に係るド
アアームレストの正面図、図3,図4は同ドアアームレ
ストの構成を示す各断面図、図5ないし図7は本発明に
係るドアアームレストの製造工程を示す各工程図であ
る。
【0016】図1,図2において、図示しないドアパネ
ルに内装される自動車用ドアトリム10の表面ほぼ中央
部にドアアームレスト20が設置されており、本発明に
よるドアアームレスト20は、アシストグリップ機能を
備えたグリップ一体型のドアアームレストであり、一般
部分であるアームレスト部30とアシストグリップ部4
0とから構成されている。
【0017】そして、本発明に係るドアアームレスト2
0の構成は、アームレスト部30およびアシストグリッ
プ部40の外観上の一体感を付与して、製品の商品価値
を高めるために、スラッシュ成形による一体表皮材21
が使用されており、この一体表皮材21は、スキン層2
2と発泡層23との積層体からなる。
【0018】また、図3に示すように、アームレスト部
30は、モールドプレス成形により所要形状に成形され
た樹脂芯材31と、この樹脂芯材31の表面側に一体貼
着され、良好なクッション性能を付与するポリウレタン
フォーム等のパッド材32と、パッド材32の表面を覆
う一体表皮材21とから構成されている。
【0019】さらに、アシストグリップ部40は、図4
に示すように、所望の剛性を確保する目的で、内部にガ
ラスマット41が内層された硬質ウレタン芯材42の表
面を一体表皮材21により被覆してなり、車体取付用に
取付用ブラケット43が一体化されている。
【0020】このように、本発明によるドアアームレス
ト20は、一般部分であるアームレスト部30の構成と
して、樹脂芯材31と廉価なスラブウレタンシート等の
パッド材32と、一体表皮材21とから構成することに
より、従来のウレタン樹脂の注入成形によるモールドウ
レタンのような高価な材料を使用する必要がないため、
非常に廉価に製作できるとともに、所望のクッション性
能に応じて、パッド材32を随時選択することができる
ため、良好なソフト感が得られ、商品価値も高い。
【0021】次に、図5ないし図7に基づいて、上記ド
アアームレスト20の製造工程について説明する。
【0022】まず、成形用下型50の型面の所定位置に
予め所要形状に成形した一体表皮材21をセットすると
ともに、アームレスト部30に相当する一体表皮材21
の内面にスプレーガン60により接着剤61をコーティ
ングする。
【0023】そして、アシストグリップ部40に相当す
る中空状の一体表皮材21内にガラスマット41を挿入
する。
【0024】このとき、ガラスマット41として、本実
施例ではコンティニアスストランドマットを使用してい
るが、ガラスマット41の柔軟性により、カーブ状に設
定されたアシストグリップ部40内に迅速にガラスマッ
ト41の挿入作業が行なえ、従来の鉄板芯材の挿入作業
に比べ、作業性が著しく向上する。
【0025】また、成形用下型50の上方に位置する成
形用上型70の型面には、パッド材32を一体化した樹
脂芯材31がセットされているとともに、アシストグリ
ップ部40を車体パネルに取付けるための取付用ブラケ
ット43がセットされている。
【0026】そして、成形用上下型50,70に材料の
セットが完了すれば、成形用上型70が下降して、成形
用上下型50,70の係合圧締めにより、アームレスト
部30を構成する樹脂芯材31,パッド材32,一体表
皮材21の三者が圧着一体化される(図6参照)。
【0027】このとき、図6に示すように、成形用下型
50に開設されている複数の圧空孔51を通じて、型内
にエアが送り込まれ、圧空作用を兼用させれば、より強
固にアームレスト部30の一体化を図ることができる。
【0028】その後、図7に示すように、成形用上型7
0に開設されているウレタン注入口71を通じて、ウレ
タン樹脂液をアシストグリップ部40を構成する中空状
の一体表皮材21内に注入したのち発泡硬化させれば、
ガラスマット41で補強され、外周を一体表皮材21に
より覆われた硬質ウレタン芯材42を所要形状にモール
ド成形でき、アシストグリップ部40が成形される。
【0029】その後、成形用上型70を上昇させて、ア
ームレスト部30とアシストグリップ部40を一体化し
たドアアームレスト20を脱型させればよい。
【0030】このように、本発明方法によれば、高価な
ウレタン樹脂液はアシストグリップ部40のみであり、
モールド成形に使用する材料が大幅に節約できるため、
著しいコストダウンを見込めるとともに、アシストグリ
ップ部40の中空状の一体表皮材21内部にガラスマッ
ト41を挿入する作業が円滑に行なえるため、作業性も
良好なものとなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるドアア
ームレストおよびその製造方法によれば、以下に記載す
る格別の作用効果を有する。
【0032】(1)本発明によるドアアームレストは、
アームレスト部としてパッド材を一体化した樹脂芯材を
一体表皮材により被覆して構成され、アシストグリップ
部としては、ガラスマットで補強した硬質ウレタン芯材
を一体表皮材で被覆するという構成であるため、高価な
モールド成形材料である硬質ウレタン樹脂液が非常に少
なくて済み、大幅なコストダウンを招来するという効果
を有する。
【0033】(2)本発明によるドアアームレストによ
れば、アシストグリップ部はガラスマットを内層した硬
質ウレタン芯材を使用し、かつ一般部分のアームレスト
部は樹脂芯材に一体化したスラブウレタン等のパッド材
を使用するため、アシストグリップ部の硬度に影響され
ることなく、所望のクッション性能が得られるパッド材
を任意に選択することにより、アームレスト部の感触を
良好なものにでき、製品のソフト感を向上させることが
できるという効果を有する。
【0034】(3)本発明によるドアアームレストの製
造方法によれば、アシストグリップ部の補強として、中
空状の一体表皮材内にガラスマットを補強する作業で済
み、従来の鉄板芯材を挿入する作業に比べ、柔軟なガラ
スマットを使用するため、アシストグリップ部内にガラ
スマットを挿入する作業が円滑に行なえ、作業性が著し
く向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアアームレストを取付けたドア
トリムを示す正面図。
【図2】本発明によるドアアームレストを示す正面図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】図2中IV−IV線断面図。
【図5】本発明によるドアアームレストの製造方法の一
実施例を示すもので、成形型に各材料をセットする工程
を示す断面図。
【図6】本発明方法の一実施例を示すもので、アームレ
スト部の圧着工程を示す断面図。
【図7】本発明方法の一実施例を示すもので、アシスト
グリップ部の発泡成形工程を示す断面図。
【図8】従来のグリップ一体型ドアアームレストを取付
けたドアトリムを示す正面図。
【図9】図8中IX−IX線断面図。
【図10】図8中 X− X線断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ドアアームレスト 21 一体表皮材 30 アームレスト部 31 樹脂芯材 32 パッド材 40 アシストグリップ部 41 ガラスマット 42 硬質ウレタン芯材 43 取付用ブラケット 50 成形用下型 51 圧空孔 61 接着剤 70 成形用上型 71 ウレタン注入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム(10)の表面に装着され、
    アシストグリップ機能を備えたドアアームレストにおい
    て、 前記ドアアームレスト(20)は、表面にパッド材(3
    2)が一体貼着され所要形状に成形された樹脂芯材(3
    1)からなるアームレスト部(30)と、ガラスマット
    (41)が内層され、モールド成形された硬質ウレタン
    芯材(42)からなるアシストグリップ部(40)とか
    ら構成されるとともに、上記アームレスト部(30)及
    びアシストグリップ部(40)の外表面をスラッシュ成
    形による一体表皮材(21)により被覆してなることを
    特徴とするドアアームレスト。
  2. 【請求項2】 ドアトリム(10)の表面に装着され、
    アームレスト部(30)とアシストグリップ部(40)
    とを一体化してなり、アシストグリップ機能を備えたを
    ドアアームレスト(20)の製造方法において、 スラッシュ成形により、アームレスト部(30)および
    アシストグリップ部(40)の外形を構成する一体表皮
    材(21)を成形する工程と、 成形用下型(50)上に一体表皮材(21)をセットす
    るとともに、アームレスト部(30)の一体表皮材(2
    1)内面に接着剤(61)を塗布する一方、アシストグ
    リップ部(40)の一体表皮材(21)内にガラスマッ
    ト(41)を挿入し、成形用上型(70)には、アーム
    レスト部(30)を構成するパッド材(32)を一体貼
    着した樹脂芯材(31)をセットするとともに、車体側
    への取付用ブラケット(43)をセットする工程と、 成形用上下型(50,70)を型締めして、一体表皮材
    (21)と、パッド材(32)を一体化した樹脂芯材
    (31)とを圧着してアームレスト部(30)を圧着成
    形する工程と、 成形用上型(70)に設けられた注入口(71)を通じ
    てウレタン樹脂液をアシストグリップ部(40)の一体
    表皮材(21)内に注入した後、モールド成形すること
    により、ガラスマット(41)を内層した硬質ウレタン
    芯材(42)をモールド成形するアシストグリップ部
    (40)のモールド成形工程と、 からなることを特徴とするドアアームレストの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 成形用下型(50)に開設された複数の
    圧空孔(51)を通じて、アームレスト部(30)の圧
    着成形時、一体表皮材(21)が圧着方向に押圧され、
    圧空・圧着力によりパッド材(32)を一体化した樹脂
    芯材(31)と、一体表皮材(21)とが貼着されるこ
    とを特徴とする請求項2記載のドアアームレストの製造
    方法。
JP4715892A 1992-03-04 1992-03-04 ドアアームレストおよびその製造方法 Withdrawn JPH05246245A (ja)

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