JPH05246366A - 不整地走行用鞍乗型四輪車 - Google Patents

不整地走行用鞍乗型四輪車

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JPH05246366A
JPH05246366A JP5008756A JP875693A JPH05246366A JP H05246366 A JPH05246366 A JP H05246366A JP 5008756 A JP5008756 A JP 5008756A JP 875693 A JP875693 A JP 875693A JP H05246366 A JPH05246366 A JP H05246366A
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fender
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steering shaft
cover
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Shinobu Tsutsumigoshi
忍 堤腰
Akira Goto
後藤  晃
Takeshi Murakami
剛 村上
Masao Kosaka
政男 高坂
Yoshiki Shinohara
芳樹 篠原
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不整地走行に際してフロントカバーが障害物
に接触して破損する恐れが少なく、かつ湿地帯あるいは
泥寧地の走行に際して泥除けの機能を増大させることが
できる不整地走行用鞍乗型四輪車を提供することにあ
る。 【構成】 前車輪上部を覆う左右のフェンダ121と、
これらフェンダ121相互間のセンタフェンダ122
と、このセンタフェンダ122の後方から斜め後方に向
けて立ち上がらせ、ステアリングシャフト14上部前方
を覆う前壁123aと、該左右フェンダ121の内側に
該ステアリングシャフト14上部側方を覆う前側壁12
3bと、該前側壁123bの後方に延びた少なくとも下
縁が前記エンジンのクランクケース18bより上方に位
置する略垂直方向の後側壁124とを備えてフロントカ
バー装置を構成すると共に上記左右のフェンダ121の
外側縁を左右のバルーンタイヤ5の外側より内側に設
け、該左右のフェンダ121の少なくとも後端部から外
側部にかけて該フェンダ121の外側に張り出す軟質性
の補助フェンダ40を設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不整地走行に際してフ
ロントカバーが障害物に接触して破損する恐れが少な
く、かつ湿地帯あるいは泥寧地の走行に際して泥除けの
機能を増大させることができる不整地走行用鞍乗型四輪
車に関する。
【0002】
【従来の技術】不整地走行用として用いられる車両は、
運転者が塔乗して走行するときにバランスがとりやす
く、操縦性の良いことが要求される。そこで、従来では
二輪車を改良した三輪車が広く用いられていたが、構造
的には、二輪車のフレームに後車輪を2個設けるように
したもので、二輪車の領域に入るものであった。そこ
で、三輪車のステアリングシャフトに、2個の前車輪を
設けて四輪車とした先行技術を開発した(実開昭56−
73694号)。この先行技術に記載の四輪車は、前輪
の支持にシャフトの下端部を二股に分岐したフォークを
用いて、分岐したフォークの外側にそれぞれ前車輪を設
けたものである。しかも前車輪には、それぞれ後車輪と
同径のタイヤを装着し、これらタイヤの上部を覆うフロ
ントフェンダやリヤフェンダはフレーム中央部を覆うカ
バー部と一体に成形されたものであった。したがって、
かかる先行技術のものは前車輪が二輪といっても、フォ
ークに直結していたため、一輪同様の機能しか持たず、
特に、後車輪側と同径のタイヤを2個装着するためハン
ドルが極端に重くなり、操縦性能の低下を来たしてい
た。同様の関連する先行技術として、特開昭55−10
2714号公報、実開昭55−138123号公報、意
匠登録第538800号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、不整地走
行車両にあっては、雪上、泥寧地、林道等の不整地をバ
ーハンドルを操舵し、前後輪にバルーンタイヤを設けた
四輪車で走行するので、つかれないような軽い操舵力を
必要とする。また、走行時に障害物がステップ上の脚に
接触することを防止し、前車輪の側面が石あるいは木に
接触する機会が増大するので車体部品(フロントフェン
ダ)の損傷を防がなければならない。とくに、この種の
不整地走行車両は高速で走るものではないので、オーバ
ーヒートに神経を使わなければならないことから、エン
ジンの冷却効率を考慮しなければならない。
【0004】本発明は上記課題を解決し、不整地走行に
際してフロントカバーが障害物に接触して破損する恐れ
が少なく、かつ湿地帯あるいは泥寧地の走行に際して泥
除けの機能を増大させることができる不整地走行用鞍乗
型四輪車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フレームの前部左右と後部左右に、バルーン
タイヤを装着した前車輪と後車輪を各二輪備え、フレー
ムに対してステアリングシャフトを回転自在に軸支する
軸支部後部からフレーム後方に向けてフレームの略中央
に縦長にシートを載置し、上記ステアリングシャフトの
上端に設けたバーハンドルでステアリングシャフト下端
とリンク結合した前車輪側のナックルアームを介して前
二輪を操舵するとともに、ステップを前後輪の間で上記
シート下方のフレーム左右に配置し、前後輪間のフレー
ム上に搭載したエンジンで車輪を駆動し不整地を走行す
る鞍乗型四輪車であって、上記前車輪のタイヤ幅W1
後車輪のタイヤ幅Wよりも小さく(W1 <W)設定し、
上記左右のステップの外側縁幅l1 を前車輪の幅l2
り内側に配置(l1 <l2 )し、上記左右の前車輪上部
を覆う左右のフェンダと、これらフェンダ相互間のフレ
ーム中央上部を覆うセンタフェンダと、このセンタフェ
ンダの後方から斜め後方に向けて立ち上がらせ、前記ス
テアリングシャフト上部前方を覆う前壁と、該左右フェ
ンダの内側に該ステアリングシャフト上部側方を覆うよ
うに上方に向かう前側壁と、該前側壁の後方に延びた少
なくとも下縁が前記エンジンのクランクケースより上方
に位置する略垂直方向の後側壁とをそれぞれ備えたフロ
ントカバー装置を構成すると共に上記左右のフェンダの
外側縁を左右のバルーンタイヤの外側より内側に設け、
該左右のフェンダの少なくとも後端部から外側部にかけ
て該フェンダの外側に張り出す軟質性の補助フェンダを
設けたことにある。
【0006】
【作用】本発明の不整地走行用鞍乗型四輪車のフロント
カバー装置は、シートに跨がり、ステップに足を掛け、
バーハンドルを握って塔乗する。塔乗姿勢は自動二輪車
と同様である。そして、エンジンを作動して走行を開始
する。バルーンタイヤは低圧幅広タイヤなので石等の障
害物に接触したり、乗り上げると、自在に変形してある
程度衝撃を吸収する。左右のステップの外側縁幅l1
前車輪の幅l2 より内側に配置(l1 <l2 )されてい
るので、走行時に障害物が脚に接触する事がない。カー
ブに際してバーハンドルを操作すると、ステアリングシ
ャフトからリンク機構およびアームを介して左右の前車
輪を転舵する。この時、運転者はステップで足をふんば
り体重移動によりカーブでの操舵を助ける。前車輪のタ
イヤ幅W1を後車輪のタイヤ幅Wよりも小さく設定(W
1 <W)しているので、操舵が容易である。左右の前車
輪上部を覆う左右のフェンダと、これらフェンダ相互間
のフレーム中央上部を覆うセンタフェンダと、このセン
タフェンダの後方から斜め後方に向けて立ち上がらせ、
前記ステアリングシャフト上部前方を覆う前壁と、該左
右フェンダの内側に該ステアリングシャフト上部側方を
覆うように上方に向かう前側壁と、該前側壁の後方に延
びた少なくとも下縁が前記エンジンのクランクケースよ
り上方に位置する略垂直方向の後側壁とをそれぞれ備え
てフロントカバー装置を構成したので、エンジンの側方
を開放できることから、冷却効率が向上する。左右フェ
ンダおよびセンタフェンダの前縁を左右前輪バルーンタ
イヤ前縁より後方に位置するように該フロントカバー装
置をそれぞれフレーム前部に着脱自在に固定しているの
で、左右フェンダおよびセンタフェンダの前縁が障害物
に接触する恐れが少ない。フロントフェンダーにはゴム
あるいは塩化ビニール等の軟質材で形成した補助フェン
ダーを装着しているので、湿地帯あるいは泥寧地の走行
に際して泥除けの機能を増大させることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の不整地走行用鞍乗型四
輪車のフロントカバー装置の一実施例を示す側面図、図
2は図1の平面図、図3は図1のフレーム構造を示す斜
視図、図4は図2のカバーおよびシートなどを除いて示
す平面図である。
【0008】図1および図2において、1は鞍乗型に構
成されたボディであり、これは図3のように構成された
フレーム2の前部左右と後部左右に、前車輪3と後車輪
4を各二輪設け、これら前車輪3および後車輪4には、
内部の圧力が低く、地面との接触面が広いタイヤ、いわ
ゆるバルーンタイヤ5を配装してある。上記前車輪3を
操舵する操舵機構には、図4のようなリンク機構6およ
び、このリンク機構6を操作するハンドルには、両端部
にグリップ701を装着したバーハンドル7が用いられ
ている。
【0009】上記フレーム2の構造を、図3により説明
する。該フレーム2は、それぞれ一対の上部フレーム8
1 ,82 および下部フレーム91 ,92 と、これら上部
フレーム81 ,82 相互間、および下部フレーム91
2 相互間を所定の間隔に保つ複数のスペーサ用フレー
ム10とで構成されている。上記上部フレーム81 ,8
2 は、先端部801を前方、斜め下方向に折曲げ、該折
曲げ部802後方に、緩い角度で下方向に傾斜する傾斜
部803を所定長さ形成し、傾斜部803後方の後端部
804を水平、もしくは、わずかに上方に折曲げてあ
る。この上部フレーム81 ,82 は、先端は、前車輪3
を支持する車軸11に連結され、かつ先端部801相互
間には、フロントカバー12をネジ止めするためのコ字
型の固定用フレーム13が装着されている。上部フレー
ム81 ,82 の折曲げ部802には、上記バーハンドル
7のステアリングシャフト14を支持するステアリング
軸支部15が設けられている。
【0010】一方、上記下部フレーム91 ,92 は、先
端を車軸11に連結され、後端部901を折曲げて、立
上らせ、上記上部フレーム81 ,82 の後端部804に
それぞれ連結されている。該下部フレーム91 ,92
途中には、運転者用のバーステップ16が装着されてい
る。このバーステップ16外側縁相互間の幅l1 は、左右
の前車輪3,3相互間の幅l2 に対してl1 <l2 とな
るように設定し、前車輪3,3相互間の幅l2 は後車輪
4,4相互間の幅l3 に対して、l2 <l3 となるよう
に設定されている。
【0011】なお、前車輪3,3の径d1 およびタイヤ
幅W1 は後車輪4,4の径Dおよびタイヤ幅Wに対しd
1 <D,W1 <Wに設定し、前車輪3,3の操舵を容易
にしている。下部フレーム91 ,92 の折曲げ部902
には、後車輪4の駆動軸17を支持する支持部903が
設けられている。これら、上部フレーム81 ,82 と下
部フレーム91 ,92 とで形成される空間部Aには、シ
リンダ部18aおよびクランクケース部18bから成る
エンジン18と、燃料タンク19などが搭載される。
【0012】次に、上記前車輪3を操舵する操舵機構を
図4により説明する。前車輪3は、図5および図6のよ
うに車軸11の両端部に装着されたコ字状のフレーム2
0に、転舵可能に取付けられており、この取付構造はキ
ングピン21によって、車輪支持軸22に一体に設けら
れた支持パイプ22aを、フレーム20に軸支すること
によって行われる。この支持パイプ22aとキングピン
21との間には、スペーサ221、およびブッシュ22
2が遊嵌されている。ステアリングシャフト14は上記
ステアリング軸支部15に第7図および第8図のよう
に、樹脂スペーサ151を介してボルト締めされて上端
部を回動可能に支持されるとともに、その下端を車軸1
1の中間位置に設けられた支持部23に回動可能に支持
されている。このステアリングシャフト14の下端部に
はアーム24が装着されており、このアーム24には左
右のタイロッド25の一端部が、ピン26を介して回動
自在に支持されている。該タイロッド25の他端部はピ
ン27によって車輪支持軸22に装着されたナックルア
ーム28に回転自在に支持されている。これによって、
ステアリングシャフト14と前車輪3は、リンク機構6
によって結合され、バーハンドル7の操作によって前車
輪3が操舵される。一方、上記後車輪4は、エンジン1
8からの動力を図示しない動力伝達機構を介して伝達さ
れる駆動軸17に支持されている。
【0013】次に、図1および図2に戻って、ボディ1
の外装として配設されるカバーは、上記フロントカバー
12と、これと組合わされるリヤカバー29とで二分割
に構成されており、これらフロントカバー12およびリ
ヤカバー29は、左右に、それぞれフロントフェンダ1
21およびリヤフェンダ291を一体に形成している。
フロントカバー12は、左右の前車輪3上部を覆うフロ
ントフェンダ121と、これらフロントフェンダ121
相互間を連結するセンターフェンダ122と、このセン
ターフェンダ122の後方から斜め後方に向けて立上ら
せ、上記ステアリングシャフト14上部前方を覆う前壁
123aと、左右のフロントフェンダ121の内側に該
ステアリングシャフト14上部側方を覆う前側壁123
bと、該前側壁123bの後方に、前記エンジン18の
シリンダ18aより後方まで延出し、かつ少なくとも下
縁124aがクランクケース部18bより上方に位置す
る略垂直方向の後側壁124とをそれぞれ備えてフロン
トカバー装置を構成している。この後側壁124の後端
縁にネジ孔32を穿設した突出片33が設けられてい
る。この突出片33を上記上部フレーム81 ,82 の傾
斜部803に設けられたネジ孔34aを穿設した突出片
34にネジ止めして取り付けている。上記前壁123a
と、左右の前側壁123bとで略角錐台形状の頂部12
3を形成し、この略角錐台形状の頂部123を貫通突出
するようにステアリングシャフト14を配置している。
【0014】上記左右のフロントフェンダ121は外側
縁121aを前車輪3のバルーンタイヤ5の外側より内
側で、かつフロントフェンダ121およびセンターフェ
ンダ122は前縁をバルーンタイヤ5の前縁より後方に
位置するようにフレーム2に着脱自在に固定されてい
る。このフロントフェンダ121は、外側縁121aの
最外側部Oから前部fに向けて徐々に細くなるテーパに
形成して竹薮あるいは山林等の走行に際して草等を掻き
分ける作用を持たせている。上記センターフェンダ12
2は上面をフロントフェンダ121に対し凹部に形成さ
れており、このセンターフェンダ122の前縁はフロン
トフェンダ121の前縁より後方で、かつ下方に位置さ
せている。上記前壁123aには、エンジン18のシリ
ンダ18a等を冷却する冷却風を取り入れる空気取入口
30およびフロントカバー12取付用のネジ孔31が設
けられている。
【0015】また、上記リヤカバー29は、上面を開口
して、開口部292を形成し、この開口部292の下方
にエンジン18および燃料タンク19が配設される。こ
のリヤカバー29は、上記上部フレーム81 , 82 に数
ヵ所でネジ留めされ、該リヤカバー29の上部にシート
35が載置される。一方、上記車軸11には、ボディ1
の前面を保護するためのバンパー36が装着されてお
り、このバンパー36は、逆U字状に折曲げた主パイプ
37と、この主パイプ37の対向部分に掛け渡された複
数本の補助パイプ38とで構成されている。上記主パイ
プ37は、車体を持ち上げる際の持ち上げ用ハンドルと
して用いることもできる。なお、該バンパー36の下部
側に保護プレート39を装着すれば、より一層、エンジ
ン部分の保護を図ることができる。
【0016】フロントフェンダ121およびリヤフェン
ダ291はバルーンタイヤ5の外側5aより内側に位置
するように配設されており、岩あるいは障害物への接触
を防止している。このフロントフェンダ121およびリ
ヤフェンダ291には、少なくとも、後端部から外側に
かけて外側に張り出したゴムあるいは塩化ビニール等の
軟質材で形成した補助フェンダ(フラップ)40,41
が設けられている。補助フェンダ40,41はフロント
フェンダ121およびリヤフェンダ291より外側に張
り出して設けられているが、軟質材で形成していること
から、自由に撓むので障害物に接触しても破損すること
はない。なお、フロントフェンダ121およびリヤフェ
ンダ291には外側全域あるいは前側に帯状のゴムある
いは塩化ビニール等の軟質材で形成した、いわゆるオー
バーフェンダあるいは補助フェンダを装着することによ
り、湿地帯あるいは泥寧地の走行に際して泥除けの機能
を増大させることができるのは言うまでもない。この場
合、オーバーフェンダあるいは補助フェンダはクリップ
等を用いて着脱自在にフロントフェンダ121およびリ
ヤフェンダ291に装着しておき、竹薮あるいは山林走
行に際してはオーバーフェンダあるいは補助フェンダを
外して竹薮等による傷付きを防ぐことができる。
【0017】次に、上記本発明による不整地走行用鞍乗
型四輪車を運転する場合について説明する。まず、運転
者は、シート35に跨がって足をバーステップ16に置
き、バーハンドル7のグリップ701を両手に握って走
行する。そして、左折あるいは右折、旋回等を行なうに
は、普通の二輪車のように、バーハンドル7を所望の進
行方向に回動させる。これに応じて、ステアリングシャ
フト14が所定角度回動し、アーム24の回動に伴っ
て、リンク機構6を作動する。これによって、通常タイ
ヤよりタイヤの接地面積が大きいバルーンタイヤにもか
かわらず、後車輪4より小径で小幅の前車輪3は、容易
に必要な角度だけ、転舵され、車体の進行方向が変えら
れる。急旋回などを行なう場合には、バーハンドル7の
向きを変えると同時に、体重の移動を行なうと、内輪側
のバルーンタイヤ5が凹み、これが、通常の四輪車の差
動歯車と同様の機能を果たして、急旋回などが行われ
る。
【0018】そして、前車輪3のバルーンタイヤ5は不
整地走行が主なので障害物の岩,石,木等に乗り上げた
り、接触しながら走行する。このとき、フロントフェン
ダ121の外側縁121aはバルーンタイヤ外側5aよ
り内側に位置するので、フロントフェンダ121の外側
縁121aが障害物に接触、損傷する機会が少ない。補
助フェンダ(フラップ)40, 41は自由に撓むので障
害物に接触しても破損することはない。とくに、フロン
トフェンダ121の外側縁121aは最外側部Oから前
部fに向けて徐々に細くなるテーパに形成されているの
で、けもの道等のヤブの中での走行に際しては立木を掻
き分ける作用をする。走行時、ボディ1の前面に衝突す
る石などの障害物は、バンパー36によって保護され
る。このバンパー36は、ボディ1の向きを変える際に
は、ボディ1を持ち上げるハンドルとして用いることが
できる。実施例の効果として、次の効果を持つ。左右の
フロントフェンダを左右の前輪バルーンタイヤの上方を
覆い、かつ外側縁を前輪バルーンタイヤ外側より内側に
位置させた場合、狭い不整地、とくに、けもの道等を走
行する際には、岩あるいは木等の障害物との接触によっ
てフロントフェンダが破損する機会が少ない。また、左
右フェンダおよびセンタフェンダの前縁を左右前輪バル
ーンタイヤ前縁より後方に位置するように該フロントカ
バー装置をそれぞれフレーム前部に着脱自在に固定した
ので、走行時に、岩あるいは、立木等がフロントカバー
前端に接触してフロントカバー装置を破損する事がな
い。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の不整地走行用
鞍乗型四輪車によれば、各構成要件を単一車両に備える
ことにより次のような効果を有する。前車輪のタイヤ幅
1 を後車輪のタイヤ幅Wよりも小さく設定したので、
前車輪を後車輪と同幅としたものに比べ前車輪の接地面
積が少なくなり、ハンドル操舵力を軽くして操縦性能の
向上を図ることができる。また、左右のステップの外側
縁幅l1 を前車輪の幅l2 より内側に配置(l1
2 )したので、前車輪が草,木等を踏みつけて走行し
た後ではそれらが足(ステップ)に当たることがない。
さらに、左右の前車輪上部を覆う左右のフェンダと、こ
れらフェンダ相互間のフレーム中央上部を覆うセンタフ
ェンダと、このセンタフェンダの後方から斜め後方に向
けて立ち上がらせ、前記ステアリングシャフト上部前方
を覆う前壁と、該左右フェンダの内側に該ステアリング
シャフト上部側方を覆うように上方に向かう前側壁と、
該前側壁の後方に延びた少なくとも下縁が前記エンジン
のクランクケースより上方に位置する略垂直方向の後側
壁とをそれぞれ備えたフロントカバー装置を設けたの
で、エンジンのクランクケース側面を外部に開放するこ
とができることから、エンジンの冷却効率が向上する。
とくに、不整地走行車両は高速で走る車両ではないの
で、オーバーヒートに神経を使っており、効率的に冷却
効果を得られるように勘案したものである。左右のフェ
ンダの外側縁を左右のバルーンタイヤの外側より内側に
設け、該左右のフェンダの少なくとも後端部から外側部
にかけて該フェンダの外側に張り出す軟質性の補助フェ
ンダを設けたので、障害物に対しては軟質性の補助フェ
ンダ部分が自在に変形してフェンダ本体部分の損傷を防
ぎ、湿地帯あるいは泥寧地の走行に際して補助フェンダ
が泥除けの機能を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不整地走行用鞍乗型四輪車の一実施例
を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のカバーおよびフレーム構造を示す分解斜
視図である。
【図4】図2のカバーおよびシートなどを取り除いて示
す平面図である。
【図5】車軸と前車輪との結合部を示す断面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】ステアリングシャフトの支持構造を示す部分断
面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 フレーム 3 前車輪 4 後車輪 5 バルーンタイヤ 6 リンク機構 7 バーハンドル 11 車軸 12 フロントカバー 14 ステアリングシャフト 16 ステップ 24 アーム 40 補助フェンダ 41 補助フェンダ 121 フロントフェンダ 122 センターフェンダ 291 リヤフェンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高坂 政男 静岡県浜松市佐鳴台3丁目37番26号 (72)発明者 篠原 芳樹 静岡県浜松市富塚町1299−54

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの前部左右と後部左右に、バル
    ーンタイヤを装着した前車輪と後車輪を各二輪備え、フ
    レームに対してステアリングシャフトを回転自在に軸支
    する軸支部後部からフレーム後方に向けてフレームの略
    中央に縦長にシートを載置し、上記ステアリングシャフ
    トの上端に設けたバーハンドルでステアリングシャフト
    下端とリンク結合した前車輪側のナックルアームを介し
    て前二輪を操舵するとともに、ステップを前後輪の間で
    上記シート下方のフレーム左右に配置し、前後輪間のフ
    レーム上に搭載したエンジンで車輪を駆動し不整地を走
    行する鞍乗型四輪車であって、上記前車輪のタイヤ幅W
    1 を後車輪のタイヤ幅Wよりも小さく(W1 <W)設定
    し、上記左右のステップの外側縁幅l1 を前車輪の幅l
    2 より内側に配置(l1 <l2 )し、上記左右の前車輪
    上部を覆う左右のフェンダと、これらフェンダ相互間の
    フレーム中央上部を覆うセンタフェンダと、このセンタ
    フェンダの後方から斜め後方に向けて立ち上がらせ、前
    記ステアリングシャフト上部前方を覆う前壁と、該左右
    フェンダの内側に該ステアリングシャフト上部側方を覆
    うように上方に向かう前側壁と、該前側壁の後方に延び
    た少なくとも下縁が前記エンジンのクランクケースより
    上方に位置する略垂直方向の後側壁とをそれぞれ備えた
    フロントカバー装置を構成すると共に上記左右のフェン
    ダの外側縁を左右のバルーンタイヤの外側より内側に設
    け、該左右のフェンダの少なくとも後端部から外側部に
    かけて該フェンダの外側に張り出す軟質性の補助フェン
    ダを設けたことを特徴とする不整地走行用鞍乗型四輪
    車。
JP5008756A 1993-01-22 1993-01-22 不整地走行用鞍乗型四輪車 Expired - Lifetime JPH0774016B2 (ja)

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