JPH05246880A - 免疫抑制剤 - Google Patents
免疫抑制剤Info
- Publication number
- JPH05246880A JPH05246880A JP4047232A JP4723292A JPH05246880A JP H05246880 A JPH05246880 A JP H05246880A JP 4047232 A JP4047232 A JP 4047232A JP 4723292 A JP4723292 A JP 4723292A JP H05246880 A JPH05246880 A JP H05246880A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- immunosuppressive agent
- lymphocytes
- present
- stimulated
- mitogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】マイトージェン刺激を受けた免疫学的に活性化
されたリンパ球に対しては極めて低濃度で作用しその機
能を低下させ、正常のリンパ球にたいしては弱い細胞毒
性であり、細胞毒性の発現しない濃度で選択的にマイト
ージェン刺激されたリンパ球の機能を抑制することによ
り免疫抑制剤を提供する。 【構成】 で表される化合物で表される化合物を有効成分とする免
疫抑制剤。
されたリンパ球に対しては極めて低濃度で作用しその機
能を低下させ、正常のリンパ球にたいしては弱い細胞毒
性であり、細胞毒性の発現しない濃度で選択的にマイト
ージェン刺激されたリンパ球の機能を抑制することによ
り免疫抑制剤を提供する。 【構成】 で表される化合物で表される化合物を有効成分とする免
疫抑制剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、
【0002】
【化2】
【0003】(以下、RAVIIと略称する。)を有効
成分とする免疫抑制剤に関する。
成分とする免疫抑制剤に関する。
【0004】
【従来の技術】本発明の免疫抑制剤の有効成分であるR
AVIIは、茜草の根から抽出された環状ヘキサペプチ
ドであり、選択的細胞毒性に基づく抗腫瘍作用、さらに
は、催吐薬および食欲抑制薬としての作用が報告されて
いる。また、茜草は日本または中国の野山に自生する多
年生蔓草で根部が黄赤色を呈することからその名が生
じ、漢方においては浄血、通経、止血薬として使用さ
れ、また、民間薬としても風邪、心臓病、打撲症に効く
と言われているものである(特開昭58−21655号
公報、特開平1−230599号公報)。
AVIIは、茜草の根から抽出された環状ヘキサペプチ
ドであり、選択的細胞毒性に基づく抗腫瘍作用、さらに
は、催吐薬および食欲抑制薬としての作用が報告されて
いる。また、茜草は日本または中国の野山に自生する多
年生蔓草で根部が黄赤色を呈することからその名が生
じ、漢方においては浄血、通経、止血薬として使用さ
れ、また、民間薬としても風邪、心臓病、打撲症に効く
と言われているものである(特開昭58−21655号
公報、特開平1−230599号公報)。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
の達成のために多数の化合物について種々検討した結
果、意外にもRAVIIが強い免疫抑制作用を有してい
ることを見いだし本発明を完成するに至った。
の達成のために多数の化合物について種々検討した結
果、意外にもRAVIIが強い免疫抑制作用を有してい
ることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、
【0007】
【化3】:
【0008】で表される化合物を有効成分とする免疫抑
制剤である。
制剤である。
【0009】本発明の免疫抑制剤の有効成分であるRA
VIIは、特開昭58−21655号公報、特開平1−
230599号公報にその製造方法および制癌効果が開
示されている公知の化合物である。
VIIは、特開昭58−21655号公報、特開平1−
230599号公報にその製造方法および制癌効果が開
示されている公知の化合物である。
【0010】本発明の免疫抑制剤の有効成分であるRA
VIIは、免疫機能を強力に抑制することにより、本発
明の免疫抑制剤は、免疫機能の異常に伴って発症する膠
原病(慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強
皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、結節性動脈周囲炎、およ
びその類縁疾患)、膠原病以外の自己免疫疾患(ベーチ
ェット病、自己免疫性肝炎、糸球体腎炎、自己免疫性溶
血性貧血、潰瘍性大腸炎、橋本病、血小板減少症、高安
病、側頭動脈炎、クリオグロブリン血症、ウェゲナー肉
芽腫症)などの自己免疫疾患治療薬、また、抗アレルギ
ー剤、喘息治療剤、および臓器移植の際に使用できる。
VIIは、免疫機能を強力に抑制することにより、本発
明の免疫抑制剤は、免疫機能の異常に伴って発症する膠
原病(慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強
皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、結節性動脈周囲炎、およ
びその類縁疾患)、膠原病以外の自己免疫疾患(ベーチ
ェット病、自己免疫性肝炎、糸球体腎炎、自己免疫性溶
血性貧血、潰瘍性大腸炎、橋本病、血小板減少症、高安
病、側頭動脈炎、クリオグロブリン血症、ウェゲナー肉
芽腫症)などの自己免疫疾患治療薬、また、抗アレルギ
ー剤、喘息治療剤、および臓器移植の際に使用できる。
【0011】本発明の免疫抑制剤の有効成分であるRA
VIIは、経口投与用に、錠剤、被覆錠剤、カプセル
剤、トローチ剤、シロップ剤に加工処理してもよい。ま
た直腸投与用に坐薬の形としても良し、注射用溶液の形
としてもよい。
VIIは、経口投与用に、錠剤、被覆錠剤、カプセル
剤、トローチ剤、シロップ剤に加工処理してもよい。ま
た直腸投与用に坐薬の形としても良し、注射用溶液の形
としてもよい。
【0012】使用できる無毒性の添加物として、例え
ば、デンプン、ブドウ糖、乳糖、果糖、マルトース、炭
酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
結晶セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビア
ゴム、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ワセリン、カーボワックス、グリセリン、エタノー
ル、シロップ、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、リ
ン酸ナトリウム、クエン酸、ポリビニルピロリドン、水
などが挙げられる。
ば、デンプン、ブドウ糖、乳糖、果糖、マルトース、炭
酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
結晶セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビア
ゴム、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ワセリン、カーボワックス、グリセリン、エタノー
ル、シロップ、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、リ
ン酸ナトリウム、クエン酸、ポリビニルピロリドン、水
などが挙げられる。
【0013】投与量は、患者の年齢、症状あるいは治療
の条件等によって異なるが、0.05mg〜5mg/1
回、1〜3回/日が好ましい。
の条件等によって異なるが、0.05mg〜5mg/1
回、1〜3回/日が好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明の免疫抑制剤の有効成分であるR
AVIIは、マイトージェン刺激を受けた免疫学的に活
性化されたリンパ球に対しては極めて低濃度で作用しそ
の機能を低下させるが、正常のリンパ球にたいしては弱
い細胞毒性であり、細胞毒性の発現しない濃度で選択的
にマイトージェン刺激されたリンパ球の機能を抑制する
ことにより免疫抑制作用を示す。
AVIIは、マイトージェン刺激を受けた免疫学的に活
性化されたリンパ球に対しては極めて低濃度で作用しそ
の機能を低下させるが、正常のリンパ球にたいしては弱
い細胞毒性であり、細胞毒性の発現しない濃度で選択的
にマイトージェン刺激されたリンパ球の機能を抑制する
ことにより免疫抑制作用を示す。
【0015】
【実施例】以下、実施例及び試験例を示し、本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0016】実施例 1 上記処方に従い、流動層造粒装置を持ちいい,RAVI
I、乳糖およびトウモロコシデンプンを混合し、ヒドロ
キシプロピルセルロースの5%溶液を結合剤として噴霧
し、乾燥後顆粒を製した。
I、乳糖およびトウモロコシデンプンを混合し、ヒドロ
キシプロピルセルロースの5%溶液を結合剤として噴霧
し、乾燥後顆粒を製した。
【0017】実施例 2 上記処方に従い、50メッシュのフルイを通した後混合
し、打錠機により錠剤を製した。
し、打錠機により錠剤を製した。
【0018】試験例1 [リンパ球幼弱化試験] 7週令の雌性BDF1マウスを脱血死させ、無菌条件下
に脾臓を取り出して細胞浮遊液を得た。フィコールウロ
グラフィン(シグマ社、シェーリング社、比重=1.0
875)にて重層して、赤血球を除去し、細胞を牛胎児
血清10%、ペニシリン100U/ml、ストレプトマ
イシン100U/mlおよびL−グルタミン2mMを加
えたRPMI−1640培地(ギブコ社)に浮遊させ、
細胞数を4x106cells/mlに調製した。
に脾臓を取り出して細胞浮遊液を得た。フィコールウロ
グラフィン(シグマ社、シェーリング社、比重=1.0
875)にて重層して、赤血球を除去し、細胞を牛胎児
血清10%、ペニシリン100U/ml、ストレプトマ
イシン100U/mlおよびL−グルタミン2mMを加
えたRPMI−1640培地(ギブコ社)に浮遊させ、
細胞数を4x106cells/mlに調製した。
【0019】マイクロプレート(u底96穴、インター
メッド社製)に細胞浮遊液50μl、ConA(シグマ
社)0.4μgおよび各濃度の薬物の上記培地溶液10
0μlを添加し、5%CO2インキュベーターで44時
間培養後、3H−チミジン(5.0Ci/mM,アマシ
ャム社)0.25μCiを加え、更に4時間培養した。
メッド社製)に細胞浮遊液50μl、ConA(シグマ
社)0.4μgおよび各濃度の薬物の上記培地溶液10
0μlを添加し、5%CO2インキュベーターで44時
間培養後、3H−チミジン(5.0Ci/mM,アマシ
ャム社)0.25μCiを加え、更に4時間培養した。
【0020】セルハーベスター(ラボサイエンス社、ラ
ボマッシュ)を用いて細胞をグラスファイバー上に集
め、液体シンチレーションカウンター(アロカ社、LS
C−3500)により、取り込まれた3H−チミジン量
を測定した。薬物はDMSOの最終濃度が0.05%に
なるように、溶解後培地で希釈し、添加した。
ボマッシュ)を用いて細胞をグラスファイバー上に集
め、液体シンチレーションカウンター(アロカ社、LS
C−3500)により、取り込まれた3H−チミジン量
を測定した。薬物はDMSOの最終濃度が0.05%に
なるように、溶解後培地で希釈し、添加した。
【0021】結果:表1に示すようにRAVIIは非常
に低濃度でConA刺激したリンパ球のチミジン取り込
みを抑制し、IC50値は、0.0000235μg/m
l(0.031nM)と算出された。
に低濃度でConA刺激したリンパ球のチミジン取り込
みを抑制し、IC50値は、0.0000235μg/m
l(0.031nM)と算出された。
【0022】
【表1】
【0023】
【0024】試験例2 [正常リンパ球に対する細胞毒
性試験] 試験例1と同様に細胞浮遊液と各濃度の薬物溶液をCo
nA無添加条件下でマイクロプレートに加え、6時間同
条件下培養した後(ジメチルチアゾリル)ジフェニルテ
トラゾリウム ブロム塩(MTT)(5mg/ml、シ
グマ社)を10μl加えて3時間さらに培養した。イム
ノリーダー(インターメッド社、NJ−200型)を用
いて540nmの吸光度を測定し、細胞の生死を判定し
た。その結果RAVIIの細胞毒性のIC50は13nM
以上であることが判明した。
性試験] 試験例1と同様に細胞浮遊液と各濃度の薬物溶液をCo
nA無添加条件下でマイクロプレートに加え、6時間同
条件下培養した後(ジメチルチアゾリル)ジフェニルテ
トラゾリウム ブロム塩(MTT)(5mg/ml、シ
グマ社)を10μl加えて3時間さらに培養した。イム
ノリーダー(インターメッド社、NJ−200型)を用
いて540nmの吸光度を測定し、細胞の生死を判定し
た。その結果RAVIIの細胞毒性のIC50は13nM
以上であることが判明した。
【0025】試験例3 [急性毒性試験] ICR系雄性マウス(体重20〜25g)を1群10匹
として用いた。薬物を0.5%CMC溶液に懸濁後、腹
腔内投与した。投与後1週間以内に死亡したマウスの匹
数により50%致死用量を算出し、急性毒性を調べた。
その結果、LD50値は10mg/kgであることが判明
した。
として用いた。薬物を0.5%CMC溶液に懸濁後、腹
腔内投与した。投与後1週間以内に死亡したマウスの匹
数により50%致死用量を算出し、急性毒性を調べた。
その結果、LD50値は10mg/kgであることが判明
した。
Claims (1)
- 【請求項1】 【化1】 で表される化合物を有効成分とする免疫抑制剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047232A JPH05246880A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 免疫抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4047232A JPH05246880A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 免疫抑制剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05246880A true JPH05246880A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12769471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4047232A Pending JPH05246880A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 免疫抑制剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05246880A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068121A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Ajinomoto Co., Inc. | Remedies for allergic diseases |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4047232A patent/JPH05246880A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001068121A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Ajinomoto Co., Inc. | Remedies for allergic diseases |
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