JPH05249233A - ミリ波レーダ装置 - Google Patents
ミリ波レーダ装置Info
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Abstract
により測定されるビート信号のピーク周波数がバラツ
キ、このため距離及び速度が不安定になるのを防止する
ことを目的をする。 【構成】 3角波の周波数変調を施した連続波レーダの
送信信号と受信信号とのビート信号から距離及び速度を
求めるミリ波レーダ装置に、過去のビート信号の上昇側
及び下降側の周波数を記憶する記憶部55、59と、記
憶部55、59で記憶されたビート信号の周波数の平均
値を基準値とする基準値形成部56、60と、バラツキ
データを除去するために、ビート信号の周波数が該基準
値形成部56、60からの基準値に対して所定の範囲に
あるかを判断する比較部57、61とを設ける。
Description
に周波数変調を施し同時に目標からの反射信号を受信し
て距離、速度を測定するためのミリ波レーダ装置に関す
る。特に本発明ではノイズ等により測定されるビート信
号のピーク周波数がバラツキ、このため距離及び速度が
不安定になるのを防止することを目的をする。
に関する技術としては、「レーダ技術」(社団法人:電
子情報通信学会)に記載されたものがあった。これは、
CW方式の連続波レーダの送信信号に周波数変調を施し
て、受信信号の周波数の上昇側(UP)、下降側(DO
WN)と送信信号との間でビートをとり、それぞれのビ
ート信号の周波数を組み合わせて、対象物との距離及び
相対速度を連続的に求めるものであった。
リ波レーダ装置では、距離、速度を求めるのに、基本的
にはその一回分のデータしか考慮せずに計算処理を行
い、得られた結果を距離、速度に対応させていたが、こ
の方法では受信信号の周波数の上昇側(UP)、下降側
(DOWN)の測定結果のバラツキに対して、これに伴
う距離、速度のバラツキを抑制できないという問題があ
った。
信号の周波数にバラツキがあっても距離、速度にその影
響を及ばさないミリ波レーダ装置を提供することを目的
とする。
決するために、3角波の周波数変調を施した連続波レー
ダの送信信号と受信信号とのビート信号から距離及び速
度を求めるミリ波レーダ装置に、記憶部、基準値形成
部、比較部を設ける。前記記憶部は過去のビート信号の
上昇側及び下降側の周波数を記憶し、前記基準値形成部
は前記記憶部で記憶されたビート信号の周波数の平均値
を基準値とし、前記比較部はバラツキデータを除去する
ために、ビート信号の周波数が該基準値形成部からの基
準値に対して所定の範囲にあるかを判断する。また前記
基準値形成部は現時点に近いビート信号の周波数に重み
をつけて基準値を形成するようにしてもよい。さらに前
記基準値形成部は、ビート信号の周波数の平均値を基準
値とする平均基準値形成値部と現時点に近いビート信号
の周波数に重みをつけて基準値を形成する重み基準値形
成部と過去のビート信号の周波数について現時点に遠い
ところの平均値と現時点に近いところの平均値とを比較
してその差が小さい場合には前記平均基準値形成値部よ
り、その差が大きい場合には重み基準値形成部より基準
値を供給させるための判断部とを備えるようにしてもよ
い。
部によって過去のビート信号の上昇側及び下降側の周波
数が記憶され、前記基準値形成部によって前記記憶部で
記憶されたビート信号の周波数の平均値が基準値とさ
れ、前記比較部によってビート信号の周波数が該基準値
形成部からの基準値に対して所定の範囲にあるかを判断
することによりバラツキデータが除去される。また前記
基準値形成部によって現時点に近いビート信号の周波数
に重みをつけた基準値が形成されるようにしてもよい。
これにより対象物との相対速度が変化する場合に基準値
の精度が向上する。さらに前記基準値形成部は、ビート
信号の周波数の平均値を基準値とする平均基準値形成値
部と現時点に近いビート信号の周波数に重みをつけて基
準値を形成する重み基準値形成部とを具備し、過去のビ
ート信号の周波数について現時点に遠いところの平均値
と現時点に近いところの平均値とを比較してその差が小
さい場合には前記平均基準値形成値部より、その差が大
きい場合には重み基準値形成部より基準値を供給するた
めの判断部とを備えるようにしたことにより、互いの長
所を引き出すので次のデータにより近い基準値を示すこ
ととなる。
説明する。図1は本発明の前提となるミリ波レーダ装置
の概要を示す図である。本図に示すミリ波レーダ装置
は、対象物に連続波(CW)信号を送信し、同時に対象
物からの反射信号を受信するアンテナ1及び2と、該ア
ンテナ1に連続波信号を送信させるためのCW送信機3
と、該CW送信機3の連続波信号とアンテナ2での周波
数の上昇側(UP)、下降側(DOWN)の受信信号と
を混合してビート信号を形成する混合器4と、該混合器
4によって形成されたビート信号から距離、速度を得る
ための信号処理部5と、該信号処理部5によって得られ
た距離データ、速度データに基づき機器制御を行った
り、それらを表示したりする機器制御/表示部6とを含
む。
からの反射信号を受信した場合の周波数帯時間の関係を
示す図である。本図(a)の実線でに示すように、CW
送信機3により周波数変調(FM)の3角波の繰り返し
送信される。これにたいしてアンテナ2では本図(b)
の点線で示すように、3角波の繰り返しの周波数変調の
信号を受信し、混合器4での上昇側のビート信号の周波
数をfdとし、下降側のビート信号の周波数をfuとす
ると、下記式が成立する。
数変調の繰り返し周波数、Δfは周波数偏移幅、cは光
速を表す。
を表す。図3は本発明の実施例に係るミリ波レーダ装置
の信号処理部の構成を示す図で有る。本図に示す信号処
理部5は、混合器4からのアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器51(Analog to Digital Co
nverter)と、該A/D変換器51からのビート信号の周
波数分析をする高速フーリエ変換部52(FFT)と、
該高速フーリエ変換部52によって得られた周波数デー
タを3角波の周波数の上昇側と下降側で振り分けるスイ
ッチ部53と、該スイッチ部53に接続して、バラツキ
データを除去するバラツキ除去部54及び58と、前記
スイッチ部53に接続してビート信号の周波数データを
記憶する記憶部55及び59と、該記憶部55及び59
からの過去のデータから基準値を形成する基準値形成部
56及び60と、該基準値形成部56及び60の基準値
データと入力データとを比較し入力データが所定範囲内
になければこの入力データをバラツキデータとしての識
別信号をバラツキ除去部54及び58に出力する比較部
57及び61と、該バラツキ除去部54及び58からの
バラツキのないデータに基づき距離、速度を導出する距
離速度導出部62とを含む。
3の記憶部に記憶されるビート信号の周波数(fd、f
u)データを示す図である。本図に示すように、記憶部
55及び59には現在の時刻Tとして、例えば過去T−
1、T−2、T−3、T−4、T−5のビート信号の周
波数データ(fd、fu)が逐次記憶更新されている。
5及び59のデータに基づきそれらのデータを平均して
下記のように時刻Tの基準値fdref (T)、furef
(T)を形成する。 fdref (T)={fd(T−1)+fd(T−2)+
…+fd(T−5)}/5 furef (T)={fu(T−1)+fu(T−2)+
…+fu(T−5)}/5 なお前のデータがたまるまでは存在しているデータ分の
平均値を求めて基準値としてもよく、また何回か値がと
んだりしている場合でも存在しているデータ分の平均値
を基準値としてもよい。さらに上記平均の回数は一例を
示しこれに限定されるものではない。
タとの比較を示す図である。本図に示すように、比較部
57及び61では、基準値に対してfdref (T)±w
d 、furef (T)±wu の許容幅をとり、 fdref (T)−wd ≦fd(T)≦fdref (T)+
wd furef (T)−wu ≦fu(T)≦furef (T)+
wu この幅に時刻Tの入力データが入ればそのデータは正常
と判断する。この判断によりバラツキ除去部54及び5
8は正常でないバラツキデータを除去する。比較部57
及び61でこのように判断するのは、同じ対象物に対す
る相対距離、相対速度は急激に変化するものではないか
らである。すなわち上記計測時間間隔が10msオーダ
と短く、その間の定常性は保証されるからである。また
過去数回の値をとってもわずかな時間であるので、その
相対距離、相対速度の増減は急変するものではない。
号の周波数データを示す図である。本図に示すように、
基準値を過去数回の平均値からとっているため、ノイズ
がのって急激な変化を見せた値が存在しても安定した対
応づけを行うことが可能となる。また上昇側と、下降側
を別々に求めるため、上昇側と下降側に少し差があって
もそれぞれに近い基準値を示すこととなる。
てデータが除去された場合には除去されたデータの代わ
り前回のデータを用いるようにしてもよい。距離速度導
出部62では、 fr(T)={fd(T)+fu(T)}/2 fp(T)={fd(T)−fu(T)}/2 から、対象物までの距離R(T)と速度V(T)は、 R(T)=fr(T)・c/(4・fm・Δf) V(T)=fp(T)・c/(2・f0) として得られる。
てしまったビート信号の周波数値を補間するための判断
が容易にできるようになった。すなわち同じ物体に対す
る周波数データは連続的なものとして対応させてやらな
ければならない。そのために、同じ物体に対する次のデ
ータを捜すための基準値はより次のデータに近いものと
しなければならなく、この基準値と次のデータとの誤差
を小さくすることにより結果の安定性が向上する。
したが、相対速度が変化する場合について以下に説明を
する。図7は相対速度が変化する場合の基準値形成の変
形を示す図である。先ず、記憶部59ではfd(T−
n)、fd(T−n+1)、…、fd(T−2)、fd
(T−1)、fd(T)を記憶し、記憶部55ではfu
(T−n)、fu(T−n+1)、…、fu(T−
2)、fu(T−1)、fu(T)を記憶する。本図に
示すように、例えば上昇側のビート信号が周波数が変化
している場合に前述のように基準値形成部56及び60
で過去のデータを平均化して基準値を形成すると誤差が
生じることになるのでこれを防止するために、基準値形
成部56及び60は基準値fdref (T)、furef
(T)を次のように形成する。
るようにすることにより相対速度が急な動きをしてもこ
れに対応することができるようになる。
る。本図に示すように、基準値形成部56及び60は、
ビート信号の周波数データfu、fdから前述の平均基
準値を形成する平均基準値形成部561及び601と、
前述の現時点に重みを大とする重み基準値形成部562
及び602と、基準値を平均値によるべきか又は重み基
準値によるべきかを判断する判断部563及び603
と、判断部563及び603によって平均基準値形成部
561及び601又は重み基準値形成部562及び60
2を切り換えるスイッチ部564及び604とを含む。
を示す図である。本図に示すように、現時点Tに近いと
ころのfu、fdの平均値furef1及びfdref1、遠い
ところのfu、fdの平均値furef2及びfdref2とに
分けてとる。 furef1(T)={fu(T−1)+fu(T−2)+
…+fu(T−n)}/n furef2(T)={fu(T−n−1)+fu(T−n
−2)+…+fu(T−2n)}/n fdref1(T)={fd(T−1)+fd(T−2)+
…+fd(T−n)}/n fdref2(T)={fd(T−n−1)+fd(T−n
−2)+…+fd(T−2n)}/n さらに、 δu (T)=furef1(T)−furef2(T) δd (T)=fdref1(T)−fdref2(T) として、±w10、±w11を設定し、 −w10≦δu (T)≦+w10 −w11≦δd (T)≦+w11 が成立するかを判断する。
いところとのビート信号周波数の平均値の比較を示す図
である。本図に示す(1)の点では、上記不等式が成立
し基準値の変化量が小さいとして、平均基準値形成部5
61及び601から基準値が供給される。本図に示す
(2)の点では、上記不等式が不成立せず、基準値の変
化量が大きいと判断して重み基準値形成部562及び6
02から基準値が供給される。
点に重みを置く場合との互いの長所を引き出すので次の
データにより近い基準値を示すこととなる。
去のビート信号の周波数の平均値が基準値、現時点のビ
ート信号の周波数に重みをつけた基準値とされ、基準値
に対して所定の範囲にあるかを判断することによりバラ
ツキデータが除去される。過去のビート信号の周波数に
ついて現時点に遠いところの平均値と現時点に近いとこ
ろの平均値とを比較してその差が小さい場合には平均基
準値を、その差が大きい場合には重み基準値を供給する
ようにしたので、互いの長所を引き出すので次のデータ
により近い基準値を示すこととなる。
示す図である。
信号を受信した場合の周波数対時間の関係を示す図であ
る。
処理部の構成を示す図で有る。
(fd、fu)データを示す図である。
を示す図である。
データを示す図である。
示す図である。
ある。
のビート信号周波数の平均値の比較を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 3角波の周波数変調を施した連続波レー
ダの送信信号と受信信号とのビート信号から距離及び速
度を求めるミリ波レーダ装置において、 過去のビート信号の上昇側及び下降側の周波数を記憶す
る記憶部(55、59)と、 該記憶部(55、59)で記憶されたビート信号の周波
数の平均値を基準値とする基準値形成部(56、60)
と、 バラツキデータを除去するために、ビート信号の周波数
が該基準値形成部(56、60)からの基準値に対して
所定の範囲にあるかを判断する比較部(57、61)と
を備えることを特徴とするミリ波レーダ装置。 - 【請求項2】 前記基準値形成部(56、60)は現時
点に近いビート信号の周波数に重みをつけて基準値を形
成する請求項1記載のミリ波レーダ装置。 - 【請求項3】 前記基準値形成部(56、60)は、 ビート信号の周波数の平均値を基準値とする平均基準値
形成値部(561、601)と、 現時点に近いビート信号の周波数に重みをつけて基準値
を形成する重み基準値形成部(562、602)と、 過去のビート信号の周波数について現時点に遠いところ
の平均値と現時点に近いところの平均値とを比較してそ
の差が小さい場合には前記平均基準値形成値部(56
1、601)より、その差が大きい場合には重み基準値
形成部(562、602)より基準値を供給させるため
の判断部(563及び603)とを備える請求項1記載
のミリ波レーダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050183A JP2677481B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ミリ波レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050183A JP2677481B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ミリ波レーダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249233A true JPH05249233A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2677481B2 JP2677481B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12852079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4050183A Expired - Fee Related JP2677481B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | ミリ波レーダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2677481B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH07146359A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-06-06 | Honda Motor Co Ltd | Fm−cwレーダ装置における検出状態評価装置 |
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| JP2002014160A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-18 | Toyota Motor Corp | レーダ装置 |
| WO2002067010A1 (en) * | 2001-02-21 | 2002-08-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Distance/velocity measuring method and radar signal processing device |
| US6661370B2 (en) | 2001-12-11 | 2003-12-09 | Fujitsu Ten Limited | Radar data processing apparatus and data processing method |
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-
1992
- 1992-03-09 JP JP4050183A patent/JP2677481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US6661370B2 (en) | 2001-12-11 | 2003-12-09 | Fujitsu Ten Limited | Radar data processing apparatus and data processing method |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2677481B2 (ja) | 1997-11-17 |
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