JPH05249408A - 投写型液晶表示装置 - Google Patents
投写型液晶表示装置Info
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- JPH05249408A JPH05249408A JP4049905A JP4990592A JPH05249408A JP H05249408 A JPH05249408 A JP H05249408A JP 4049905 A JP4049905 A JP 4049905A JP 4990592 A JP4990592 A JP 4990592A JP H05249408 A JPH05249408 A JP H05249408A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ダイクロイックミラー2,3,8,9および
反射ミラー4への光の入射角度を20から40度にし、
その入射側に光源1を、出射側に投写レンズ10を配置
する。また、液晶ライトバルブ5と投写レンズ10との
間に、ダイクロイックミラー8,9と光学的に等価な収
差補正ガラス11をダイクロイックミラー8,9とねじ
れの位置に、光の入射角度が同一になるように挿入す
る。 【効果】 小型でシンプルな外形をなすと共に、明るく
色純度が高い画像を表示し、非点収差を激減した高解像
画質の投写型液晶表示装置を実現できる。
反射ミラー4への光の入射角度を20から40度にし、
その入射側に光源1を、出射側に投写レンズ10を配置
する。また、液晶ライトバルブ5と投写レンズ10との
間に、ダイクロイックミラー8,9と光学的に等価な収
差補正ガラス11をダイクロイックミラー8,9とねじ
れの位置に、光の入射角度が同一になるように挿入す
る。 【効果】 小型でシンプルな外形をなすと共に、明るく
色純度が高い画像を表示し、非点収差を激減した高解像
画質の投写型液晶表示装置を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ライトバルブによ
り形成した画像を投写レンズにより拡大投写する投写型
の液晶表示装置に関する。さらには非点収差を補正する
光学系を用いた投写型液晶表示装置に関する。
り形成した画像を投写レンズにより拡大投写する投写型
の液晶表示装置に関する。さらには非点収差を補正する
光学系を用いた投写型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の投写型液晶表示装置は、すでに商
品化されているものがそうであるように、光分離手段お
よび光合成手段への光の入射角度はほぼ45度であっ
た。これは光源と投写レンズを除いた光学系において最
も小型でスペース効率の良いものであった。
品化されているものがそうであるように、光分離手段お
よび光合成手段への光の入射角度はほぼ45度であっ
た。これは光源と投写レンズを除いた光学系において最
も小型でスペース効率の良いものであった。
【0003】また、従来の投写型液晶表示装置の非点収
差補正の光学系として、実開平3−73910や、特開
平3−170925のような構成が知られている。前者
は非点収差を3枚共同じになるように悪い方に合わせる
ものであり、後者はレンズを用いて非点収差を減じるも
のである。
差補正の光学系として、実開平3−73910や、特開
平3−170925のような構成が知られている。前者
は非点収差を3枚共同じになるように悪い方に合わせる
ものであり、後者はレンズを用いて非点収差を減じるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来技術では、
45度入射の光学系では投写レンズと光源がはみ出すよ
うな形となり、大型化しかつ凸部ができてしまってい
た。加えて光学的には、色純度の劣化や光軸のずれなど
が生じてしまう。
45度入射の光学系では投写レンズと光源がはみ出すよ
うな形となり、大型化しかつ凸部ができてしまってい
た。加えて光学的には、色純度の劣化や光軸のずれなど
が生じてしまう。
【0005】また非点収差補正光学系の前者は非点収差
を減ずるものではないし、後者は他の収差が増大する。
そのためスクリーン上の画質は劣化したものとなる。
を減ずるものではないし、後者は他の収差が増大する。
そのためスクリーン上の画質は劣化したものとなる。
【0006】本発明の投写型液晶表示装置は、以上の課
題を解決するもので、その目的とするところは、小型で
シンプルな外形をなすと共に、明るく色純度が高い画像
を表示し、非点収差を激減した高解像の画質の投写型液
晶表示装置を提供することにある。
題を解決するもので、その目的とするところは、小型で
シンプルな外形をなすと共に、明るく色純度が高い画像
を表示し、非点収差を激減した高解像の画質の投写型液
晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の投写型液晶表示装置は、光源と、光源から
の光を分離する光分離手段と、光分離手段からの光を変
調する液晶ライトバルブと、液晶ライトバルブからの変
調された光を合成する光合成手段と、光合成手段からの
光を投写する投写レンズとを有する投写型液晶表示装置
において、前記光分離手段および光合成手段への光の入
射角度が、20度から40度の間であり、前記液晶ライ
トバルブと前記投写レンズとの間に、前記光合成手段と
光学的に等価な収差補正ガラスを前記光合成手段に対し
てねじれの位置に、光の入射角度が同一になるように挿
入したことを特徴とする。
に、本発明の投写型液晶表示装置は、光源と、光源から
の光を分離する光分離手段と、光分離手段からの光を変
調する液晶ライトバルブと、液晶ライトバルブからの変
調された光を合成する光合成手段と、光合成手段からの
光を投写する投写レンズとを有する投写型液晶表示装置
において、前記光分離手段および光合成手段への光の入
射角度が、20度から40度の間であり、前記液晶ライ
トバルブと前記投写レンズとの間に、前記光合成手段と
光学的に等価な収差補正ガラスを前記光合成手段に対し
てねじれの位置に、光の入射角度が同一になるように挿
入したことを特徴とする。
【0008】また、前記収差補正ガラスへの光の入射角
度が、前記光合成手段への光の入射角度と異なるよう
に、前記収差補正手段を挿入したことを特徴とする。
度が、前記光合成手段への光の入射角度と異なるよう
に、前記収差補正手段を挿入したことを特徴とする。
【0009】さらには、前記投写レンズに最も近い光合
成手段を透過する光路を緑色用光路とし、該緑色用光路
中の前記液晶ライトバルブと前記投写レンズとの間に前
記収差補正ガラスを挿入したことを特徴とする。
成手段を透過する光路を緑色用光路とし、該緑色用光路
中の前記液晶ライトバルブと前記投写レンズとの間に前
記収差補正ガラスを挿入したことを特徴とする。
【0010】
(実施例1)以下に本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例を示す光学系の平面図
である。
明する。図1は、本発明の実施例を示す光学系の平面図
である。
【0011】光源1からの出射光は、ダイクロイックミ
ラー2,3の波長選択特性によって赤,緑,青の3原色
に分離される。例えば、ダイクロイックミラー2によっ
て黄色光(約500nm以上の光)を反射し、青色光
(約500nm以下の光)を透過する。また、ダイクロ
イックミラー3によって緑色光(約500nmから約6
00nmの間の光)を反射し、赤色光(約600nm以
上の光)を透過する。即ち、赤,緑,青の3原色に分離
されるわけである。
ラー2,3の波長選択特性によって赤,緑,青の3原色
に分離される。例えば、ダイクロイックミラー2によっ
て黄色光(約500nm以上の光)を反射し、青色光
(約500nm以下の光)を透過する。また、ダイクロ
イックミラー3によって緑色光(約500nmから約6
00nmの間の光)を反射し、赤色光(約600nm以
上の光)を透過する。即ち、赤,緑,青の3原色に分離
されるわけである。
【0012】この時光軸の入射角度が30度になるよう
に構成し、かつ波長特性も入射角度が30度の時に上記
の特性を満たすように設計されている。
に構成し、かつ波長特性も入射角度が30度の時に上記
の特性を満たすように設計されている。
【0013】光源1は、ハロゲンランプ、キセノンラン
プ、メタルハライドランプ等の光源と、球面リフレク
タ、放物面リフレクタ、楕円面リフレクタ等の反射光学
系とコンデンサーレンズ等の集光光学系を組み合わせて
用いられる。また図示しないが熱線カットフィルターや
紫外線カットフィルター、冷却手段等が配置され、熱に
よる画質の劣化を防いでいる。
プ、メタルハライドランプ等の光源と、球面リフレク
タ、放物面リフレクタ、楕円面リフレクタ等の反射光学
系とコンデンサーレンズ等の集光光学系を組み合わせて
用いられる。また図示しないが熱線カットフィルターや
紫外線カットフィルター、冷却手段等が配置され、熱に
よる画質の劣化を防いでいる。
【0014】分離された各原色光のうち、赤,緑色光は
そのまま直進し、青色光は反射ミラー4によって反射さ
れて直進し、それぞれ対応する液晶ライトバルブ5R,
5G,5Bに入射する。
そのまま直進し、青色光は反射ミラー4によって反射さ
れて直進し、それぞれ対応する液晶ライトバルブ5R,
5G,5Bに入射する。
【0015】入射した各原色光は、液晶ライトバルブ5
R,5G,5Bおよびその前後に配置される偏光板6,
7によって、各原色毎に対応した光変調、即ち、印加さ
れる信号電圧の大きさによって各原色毎に画像を形成し
出射される。
R,5G,5Bおよびその前後に配置される偏光板6,
7によって、各原色毎に対応した光変調、即ち、印加さ
れる信号電圧の大きさによって各原色毎に画像を形成し
出射される。
【0016】一般的にTN型液晶表示素子を液晶ライト
バルブ5R,5G,5Bとして用いる場合には、偏光板
6,7を用いているため、その偏光軸を光分離光学手段
および光合成光学手段のP偏光軸またはS偏光軸に対応
するように配置して、いずれか一方の偏光を用いること
で、鮮鋭な色分離特性が得られるとともに、色純度を高
めている。
バルブ5R,5G,5Bとして用いる場合には、偏光板
6,7を用いているため、その偏光軸を光分離光学手段
および光合成光学手段のP偏光軸またはS偏光軸に対応
するように配置して、いずれか一方の偏光を用いること
で、鮮鋭な色分離特性が得られるとともに、色純度を高
めている。
【0017】しかし、光合成光学手段の構成によって
は、1枚の液晶ライトバルブのみが左右あるいは上下が
反転して表示されることになり、明視方向や液晶のツイ
スト方向を一致させるためには2種類の液晶ライトバル
ブを製造しなくてはならないため、生産性が悪い。また
同一の液晶ライトバルブを用いると、色ムラや中間調で
の色ずれといった画質劣化を起こす。
は、1枚の液晶ライトバルブのみが左右あるいは上下が
反転して表示されることになり、明視方向や液晶のツイ
スト方向を一致させるためには2種類の液晶ライトバル
ブを製造しなくてはならないため、生産性が悪い。また
同一の液晶ライトバルブを用いると、色ムラや中間調で
の色ずれといった画質劣化を起こす。
【0018】また投写画像を投写型液晶表示装置本体よ
り、上あるいは下に表示するあおり投写においても構成
が困難になる。
り、上あるいは下に表示するあおり投写においても構成
が困難になる。
【0019】そこでこれらの問題点を解決する方法とし
て、P偏光+S偏光を用いる。これは偏光軸をP偏光軸
とS偏光軸の中間方向にするものである。図2に一般的
な45度入射の青反射ダイクロイックミラーの分光特性
を示す。破線がP偏光、一点鎖線がS偏光を示し、実線
がP+S偏光の特性を示す。図からわかるように分光特
性が悪くなり、色純度が劣化する。
て、P偏光+S偏光を用いる。これは偏光軸をP偏光軸
とS偏光軸の中間方向にするものである。図2に一般的
な45度入射の青反射ダイクロイックミラーの分光特性
を示す。破線がP偏光、一点鎖線がS偏光を示し、実線
がP+S偏光の特性を示す。図からわかるように分光特
性が悪くなり、色純度が劣化する。
【0020】ダイクロイックミラーは、屈折率の異なる
透明な誘電体を光波長程度の膜厚で積層した構造で、ほ
とんど光吸収損失を受けることなく、光多重干渉現象に
より、光を透過波長域と反射波長域に分光する機能を有
している。このような誘電体多層膜を用いたダイクロイ
ックミラーは、光の入射角度が0から増加するにしたが
って、P偏光成分とS偏光成分の分光特性の差が顕著に
なる。
透明な誘電体を光波長程度の膜厚で積層した構造で、ほ
とんど光吸収損失を受けることなく、光多重干渉現象に
より、光を透過波長域と反射波長域に分光する機能を有
している。このような誘電体多層膜を用いたダイクロイ
ックミラーは、光の入射角度が0から増加するにしたが
って、P偏光成分とS偏光成分の分光特性の差が顕著に
なる。
【0021】さらに詳しくダイクロイックミラーについ
て説明する。
て説明する。
【0022】ダイクロイックミラーの分光特性を決定す
る誘電体多層膜は、誘電体膜の光学的膜厚ndが反射帯
域の中心波長λに対して、光の入射角度がθの時に、n
d・cosθ=λ/4の関係を満たし、高屈折率膜と低
屈折率膜とを交互に複数層積層したものである。
る誘電体多層膜は、誘電体膜の光学的膜厚ndが反射帯
域の中心波長λに対して、光の入射角度がθの時に、n
d・cosθ=λ/4の関係を満たし、高屈折率膜と低
屈折率膜とを交互に複数層積層したものである。
【0023】ここで反射帯と透過帯の境界波長域の傾
き、反射率、反射帯の半値幅等の特性は、多層膜の層数
N、高屈折率nH、低屈折率nLに依存する。反射帯の半
値幅は、次式で与えられる。
き、反射率、反射帯の半値幅等の特性は、多層膜の層数
N、高屈折率nH、低屈折率nLに依存する。反射帯の半
値幅は、次式で与えられる。
【0024】 △g=2/π*sin-1((ηH−ηL)/(ηH+ηL)) 但し P偏光の場合 ηH=nH/cosθH ηL=nL/cosθL S偏光の場合 ηH=nH・cosθH ηL=nL・cosθL 光の入射角度をθ、空気の屈折率をn0とすると、θH、
θLは次式を満たす。
θLは次式を満たす。
【0025】 n0・sinθ=nH・sinθH=nL・sinθL 前述したように、ダイクロイックミラーの分光特性がP
偏光とS偏光で異なることが上式で説明される。
偏光とS偏光で異なることが上式で説明される。
【0026】誘電体多層膜の実効屈折率ηHおよびηLの
入射角度が0度から90度と増加するにしたがって、P
偏光とS偏光に対する違いが顕著になり、反射帯の半値
幅Δgも偏光により大きく異なってきて、入射角度が大
きいほどP偏光とS偏光との差が大きくなる。
入射角度が0度から90度と増加するにしたがって、P
偏光とS偏光に対する違いが顕著になり、反射帯の半値
幅Δgも偏光により大きく異なってきて、入射角度が大
きいほどP偏光とS偏光との差が大きくなる。
【0027】従って、ダイクロイックミラーを入射角度
が45度で配置した構成に比べて、本発明のように、2
0度から40度で光が入射するように構成したことで、
偏光依存性が大きく低下し、P偏光+S偏光を用いる場
合でも色分離特性が大幅に上昇する。図3に光の入射角
度が30度の時のダイクロイックミラーの分光特性を示
す。図2と同様に実線がP+S偏光、点線がP偏光、一
点鎖線がS偏光の光分離特性である。図2に比べてP+
S偏光成分の光分離特性が急峻であることがわかる。
が45度で配置した構成に比べて、本発明のように、2
0度から40度で光が入射するように構成したことで、
偏光依存性が大きく低下し、P偏光+S偏光を用いる場
合でも色分離特性が大幅に上昇する。図3に光の入射角
度が30度の時のダイクロイックミラーの分光特性を示
す。図2と同様に実線がP+S偏光、点線がP偏光、一
点鎖線がS偏光の光分離特性である。図2に比べてP+
S偏光成分の光分離特性が急峻であることがわかる。
【0028】ここでダイクロイックミラーへの入射角度
が大きくなる程、ダイクロイックミラーの長さが長くな
る。つまり面積が大きくなる。ダイクロイックミラーの
面積が大きくなればなるほど、その基板の平坦度、誘電
体多層膜の膜厚の均一性の維持等の点で生産性が低下す
る。さらにダイクロイックミラーの基板の厚みから生じ
る光路のずれも大きくなる。
が大きくなる程、ダイクロイックミラーの長さが長くな
る。つまり面積が大きくなる。ダイクロイックミラーの
面積が大きくなればなるほど、その基板の平坦度、誘電
体多層膜の膜厚の均一性の維持等の点で生産性が低下す
る。さらにダイクロイックミラーの基板の厚みから生じ
る光路のずれも大きくなる。
【0029】ダイクロイックミラーの長さをL、光路の
ずれをwとすると、入射角度θに対して以下の式が得ら
れる。但しlは液晶ライトバルブの長さ、Dとnはダイ
クロイックミラーの基板の厚みと屈折率である。
ずれをwとすると、入射角度θに対して以下の式が得ら
れる。但しlは液晶ライトバルブの長さ、Dとnはダイ
クロイックミラーの基板の厚みと屈折率である。
【0030】 L=l/cosθ w=D*sinθ(1−(cosθ/√(n2−sin2θ))) この式から明らかなように、ダイクロイックミラーへの
光の入射角度を20から40度とすることで、長さおよ
び光路のずれを減少させることができる。
光の入射角度を20から40度とすることで、長さおよ
び光路のずれを減少させることができる。
【0031】一方、逆にダイクロイックミラーへの入射
角度が小さくなる程、ダイクロイックミラーの長さや面
積も小さくなるが、光源から液晶ライトバルブまでの光
路長が増大するという課題も残る。光路長が増大する
と、投写型液晶表示装置の体積が大きくなるとともに、
有効光量が減少し、出射光束の低下が生じる。
角度が小さくなる程、ダイクロイックミラーの長さや面
積も小さくなるが、光源から液晶ライトバルブまでの光
路長が増大するという課題も残る。光路長が増大する
と、投写型液晶表示装置の体積が大きくなるとともに、
有効光量が減少し、出射光束の低下が生じる。
【0032】しかし体積については、光源を光分離光学
系の光の入射側に、また投写レンズを光合成光学系の光
の出射側にそれぞれ配置することを考えると、図1のよ
うに構成することで従来の投写レンズのような凸部がな
くなり、外観はかえってすっきりとしたものになり、体
積の増加もほとんど無い。
系の光の入射側に、また投写レンズを光合成光学系の光
の出射側にそれぞれ配置することを考えると、図1のよ
うに構成することで従来の投写レンズのような凸部がな
くなり、外観はかえってすっきりとしたものになり、体
積の増加もほとんど無い。
【0033】さらに、光の入射角度θを45度から5度
おきに詳しく検討した結果、投写レンズ及び光源を含め
た形で体積を比較した場合、光の入射角度が30度の時
に体積が最小となった。但し投写レンズ及び光源は一般
的な大きさのものの数値を用いた。
おきに詳しく検討した結果、投写レンズ及び光源を含め
た形で体積を比較した場合、光の入射角度が30度の時
に体積が最小となった。但し投写レンズ及び光源は一般
的な大きさのものの数値を用いた。
【0034】液晶ライトバルブ5R,5G,5Bで変調
された色光のうち、赤色光は反射ミラー4によって反射
された後収差補正ガラス11を透過し、ダイクロイック
ミラー9を透過して投写レンズ10に到達する。緑色光
はダイクロイックミラー8および9によって反射され、
投写レンズ10に到達する。青色光は収差補正ガラス1
1およびダイクロイックミラー8を透過した後、ダイク
ロイックミラー9によって反射されて投写レンズ10に
到達する。
された色光のうち、赤色光は反射ミラー4によって反射
された後収差補正ガラス11を透過し、ダイクロイック
ミラー9を透過して投写レンズ10に到達する。緑色光
はダイクロイックミラー8および9によって反射され、
投写レンズ10に到達する。青色光は収差補正ガラス1
1およびダイクロイックミラー8を透過した後、ダイク
ロイックミラー9によって反射されて投写レンズ10に
到達する。
【0035】ここで、非点収差を補正するための光学系
である、収差補正ガラス11について詳しく説明する。
である、収差補正ガラス11について詳しく説明する。
【0036】光合成光学手段としてダイクロイックミラ
ーを用いることは現在最も一般的である。しかし、これ
は、投写レンズの光軸に対して非回転対称でかつ周囲と
屈折率の異なる物体を結像光学系中に挿入することにな
るため、非点収差を発生させる。この非点収差は、放射
線方向の像面(メリディオナル像面)および環状線方向
の像面(サジタル像面)において、ダイクロイックミラ
ーを透過する光の光路長が異なることにより発生し、投
写レンズによる結像位置が放射線方向の結像位置と環状
線方向の結像位置と2つ存在することになる。
ーを用いることは現在最も一般的である。しかし、これ
は、投写レンズの光軸に対して非回転対称でかつ周囲と
屈折率の異なる物体を結像光学系中に挿入することにな
るため、非点収差を発生させる。この非点収差は、放射
線方向の像面(メリディオナル像面)および環状線方向
の像面(サジタル像面)において、ダイクロイックミラ
ーを透過する光の光路長が異なることにより発生し、投
写レンズによる結像位置が放射線方向の結像位置と環状
線方向の結像位置と2つ存在することになる。
【0037】したがって、この光学系における最適な映
像は、上記両者の最小錯乱円を観察することになりボケ
た映像となる。また、これによる非点収差を投写レンズ
によって補正することは実質的に不可能であり、そのま
まこの非点収差の発生した映像を観察しなければならな
い。
像は、上記両者の最小錯乱円を観察することになりボケ
た映像となる。また、これによる非点収差を投写レンズ
によって補正することは実質的に不可能であり、そのま
まこの非点収差の発生した映像を観察しなければならな
い。
【0038】図4は、本発明によって非点収差を除去で
きることを説明するための図であり、(a)が斜視図、
(b)が平面図である。
きることを説明するための図であり、(a)が斜視図、
(b)が平面図である。
【0039】図4(a)において、光はX軸に沿って進
行し、XZ平面内で角度θ傾けた収差補正ガラス11を
透過し、XY平面内で角度θ傾けたダイクロイックミラ
ー9を透過する。すなわち、収差補正ガラス11とダイ
クロイックミラー9はねじれの位置関係であり、光の入
射平面が直交している。。また、角度θは、収差補正ガ
ラス11およびダイクロイックミラー9に対する光の入
射角度であり、20度から40度の間の角度である。
行し、XZ平面内で角度θ傾けた収差補正ガラス11を
透過し、XY平面内で角度θ傾けたダイクロイックミラ
ー9を透過する。すなわち、収差補正ガラス11とダイ
クロイックミラー9はねじれの位置関係であり、光の入
射平面が直交している。。また、角度θは、収差補正ガ
ラス11およびダイクロイックミラー9に対する光の入
射角度であり、20度から40度の間の角度である。
【0040】この時の光線の振舞いを表す平面図が図4
(b)であり、放射線方向と環状線方向における光線の
結像状態を表す。図中、破線は収差補正ガラス11およ
びダイクロイックミラー9がない時の光線の光路を表
し、光線は平面41上に結像して、当然非点収差は発生
しない。
(b)であり、放射線方向と環状線方向における光線の
結像状態を表す。図中、破線は収差補正ガラス11およ
びダイクロイックミラー9がない時の光線の光路を表
し、光線は平面41上に結像して、当然非点収差は発生
しない。
【0041】一方、図中の実線は収差補正ガラス11と
ダイクロイックミラー9を挿入した時の光線の光路を表
す。図より明らかなように、ダイクロイックミラー9と
光学的に等価な収差補正ガラス11をダイクロイックミ
ラー9に対してねじれの関係で、かつ同一の入射角度で
挿入することによって、放射線方向と環状線方向での光
の透過状態が等しくなるため、この場合においても光線
は平面42上に結像し非点収差は発生しない。
ダイクロイックミラー9を挿入した時の光線の光路を表
す。図より明らかなように、ダイクロイックミラー9と
光学的に等価な収差補正ガラス11をダイクロイックミ
ラー9に対してねじれの関係で、かつ同一の入射角度で
挿入することによって、放射線方向と環状線方向での光
の透過状態が等しくなるため、この場合においても光線
は平面42上に結像し非点収差は発生しない。
【0042】近軸領域においては上述の作用があるた
め、投写レンズをテレセントリックに構成すれば、液晶
ライトバルブ上の全ての点において上述の結像状態が維
持されるため、液晶ライトバルブの結像面を平面42に
一致させることにより、従来ダイクロイックミラー透過
によって生じていた非点収差を完全に除去することがで
きる。
め、投写レンズをテレセントリックに構成すれば、液晶
ライトバルブ上の全ての点において上述の結像状態が維
持されるため、液晶ライトバルブの結像面を平面42に
一致させることにより、従来ダイクロイックミラー透過
によって生じていた非点収差を完全に除去することがで
きる。
【0043】こうして再び合成された3原色光は、投写
レンズ10によって前方のスクリーン上に拡大画像とし
て投写される。なお、ダイクロイックミラー2,3,
8,9の波長選択特性を変えることによって、上記各液
晶ライトバルブは別の配列を採ることも可能である。
レンズ10によって前方のスクリーン上に拡大画像とし
て投写される。なお、ダイクロイックミラー2,3,
8,9の波長選択特性を変えることによって、上記各液
晶ライトバルブは別の配列を採ることも可能である。
【0044】(実施例2)上述したように、本発明は、
テレセントリックな結像光学系に対しては完全なる非点
収差補正をするものであるが、近年投写型液晶表示装置
の高精細化が進むにつれて液晶ライトバルブの対角長が
大きくなり、サイズおよびコストの面からテレセントリ
ックな結像光学系の形成が困難な状況にある。また、大
画面投写が望まれるにつれて、投写レンズの光軸とスク
リーンの中心とをずらした光学系、いわゆるあおり光学
系が必要となっている。
テレセントリックな結像光学系に対しては完全なる非点
収差補正をするものであるが、近年投写型液晶表示装置
の高精細化が進むにつれて液晶ライトバルブの対角長が
大きくなり、サイズおよびコストの面からテレセントリ
ックな結像光学系の形成が困難な状況にある。また、大
画面投写が望まれるにつれて、投写レンズの光軸とスク
リーンの中心とをずらした光学系、いわゆるあおり光学
系が必要となっている。
【0045】こうした光学系に対しては光線が傾く方向
であるため完全な非点収差補正は困難であるが、本発明
によれば、収差補正ガラスの有無において顕著な差をシ
ミュレーションによって確認できた。
であるため完全な非点収差補正は困難であるが、本発明
によれば、収差補正ガラスの有無において顕著な差をシ
ミュレーションによって確認できた。
【0046】図5は、ダイクロイックミラーおよび収差
補正ガラスへの光の入射角度を30度とし、F=4.
5,主光線最大傾角7度の投写レンズを用いたシミュレ
ーション結果であり、(a)が主光線傾角対デフォーカ
ス量、(b)が主光線傾角対MTFを表すものである。
図5において、実線が本発明による収差補正ガラス有り
の場合であり、破線が無しの場合である。また、各4本
のグラフは、それぞれ投写レンズの光軸に対する対称点
での、メリディオナル(M)、サジタル(S)像を表
す。
補正ガラスへの光の入射角度を30度とし、F=4.
5,主光線最大傾角7度の投写レンズを用いたシミュレ
ーション結果であり、(a)が主光線傾角対デフォーカ
ス量、(b)が主光線傾角対MTFを表すものである。
図5において、実線が本発明による収差補正ガラス有り
の場合であり、破線が無しの場合である。また、各4本
のグラフは、それぞれ投写レンズの光軸に対する対称点
での、メリディオナル(M)、サジタル(S)像を表
す。
【0047】図5(a)より、本発明によれば、主光線
傾角0度、すなわち投写レンズの中心部分ではデフォー
カス量が0になり、その周辺部分においても収差補正無
しの場合に比べてデフォーカス量は極めて小さいことが
分かる。これは、投写レンズの中心およびその周辺部分
において、投写画像はほぼジャストフォーカス状態とな
ることを表している。また、総合的にデフォーカス量が
小さいことは投写レンズの焦点深度を小さくできること
になるため、投写レンズのF値を小さくして投写画像を
明るくすることも可能となる。これらは、高精細の投写
型液晶表示装置、特にハイビジョン対応の投写型液晶表
示装置において、効果が大きい。
傾角0度、すなわち投写レンズの中心部分ではデフォー
カス量が0になり、その周辺部分においても収差補正無
しの場合に比べてデフォーカス量は極めて小さいことが
分かる。これは、投写レンズの中心およびその周辺部分
において、投写画像はほぼジャストフォーカス状態とな
ることを表している。また、総合的にデフォーカス量が
小さいことは投写レンズの焦点深度を小さくできること
になるため、投写レンズのF値を小さくして投写画像を
明るくすることも可能となる。これらは、高精細の投写
型液晶表示装置、特にハイビジョン対応の投写型液晶表
示装置において、効果が大きい。
【0048】また、図5(b)より、収差補正ガラスの
有無に対して、投写レンズの中心部分でのMTFには明
らかな差が生じ、主光線傾角が大きくなるにしたがって
ばらつきに差が生じることが分かる。したがって、本発
明による収差補正ガラスを用いれば、投写画像上では投
写レンズの中心に近づくほど解像度が上がり、周辺部分
においても解像度の均一性を向上できる。
有無に対して、投写レンズの中心部分でのMTFには明
らかな差が生じ、主光線傾角が大きくなるにしたがって
ばらつきに差が生じることが分かる。したがって、本発
明による収差補正ガラスを用いれば、投写画像上では投
写レンズの中心に近づくほど解像度が上がり、周辺部分
においても解像度の均一性を向上できる。
【0049】
【表1】
【0050】表1は、図5のシミュレーション時と同条
件で、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度を30
度に固定し、収差補正ガラスへの光線の入射角度を変化
させた時に、液晶ライトバルブの4隅部分でのM,Sに
対するデフォーカス量を算出した結果である。これよ
り、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度と収差補
正ガラスへの光線の入射角度とを変えることによって、
投写画像におけるデフォーカス状態のバランス操作が可
能であることが分かる。
件で、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度を30
度に固定し、収差補正ガラスへの光線の入射角度を変化
させた時に、液晶ライトバルブの4隅部分でのM,Sに
対するデフォーカス量を算出した結果である。これよ
り、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度と収差補
正ガラスへの光線の入射角度とを変えることによって、
投写画像におけるデフォーカス状態のバランス操作が可
能であることが分かる。
【0051】この場合は、収差補正ガラスへの光線の入
射角度を28度から29度にすることによってバランス
のよいデフォーカス状態を実現できるが、この角度関係
は、光線の角度状態を変化させる条件(ダイクロイック
ミラーへの光線の入射角度、主光線最大傾角、あおり量
等)によって変化するものである。
射角度を28度から29度にすることによってバランス
のよいデフォーカス状態を実現できるが、この角度関係
は、光線の角度状態を変化させる条件(ダイクロイック
ミラーへの光線の入射角度、主光線最大傾角、あおり量
等)によって変化するものである。
【0052】(実施例3)図6は、本発明の別の実施例
を示すものであり、図1中との同部品については同符号
で表している。また、基本的な作用は図1の場合と同様
であるため割愛する。
を示すものであり、図1中との同部品については同符号
で表している。また、基本的な作用は図1の場合と同様
であるため割愛する。
【0053】本実施例は、前述したように、ダイクロイ
ックミラー61、62、63、64の波長選択特性を操
作することによって液晶ライトバルブ5R,5G,5B
の配置を変更したものであり、投写レンズ10に最も近
いダイクロイックミラー64を透過する光路を緑色用光
路65とし、その光路上に緑色用液晶ライトバルブ5G
を配置している。また、青色用光路66上には収差補正
ガラス11を設けず、緑色用光路65上にのみ収差補正
ガラス11を配置している。
ックミラー61、62、63、64の波長選択特性を操
作することによって液晶ライトバルブ5R,5G,5B
の配置を変更したものであり、投写レンズ10に最も近
いダイクロイックミラー64を透過する光路を緑色用光
路65とし、その光路上に緑色用液晶ライトバルブ5G
を配置している。また、青色用光路66上には収差補正
ガラス11を設けず、緑色用光路65上にのみ収差補正
ガラス11を配置している。
【0054】本実施例は、上記の構成とすることによっ
て投写型液晶表示装置の小型化を実現するものである。
青色は比視感度が比較的低いために、これによる非点収
差は投写画像の解像度に比較的影響しない。したがっ
て、比視感度の比較的高い緑色のみ非点収差を補正する
ものであるが、この時、緑色用の液晶ライトバルブ5G
を図6の配置にすると、収差補正ガラス11の有無は投
写型液晶表示装置の大きさに影響しない。
て投写型液晶表示装置の小型化を実現するものである。
青色は比視感度が比較的低いために、これによる非点収
差は投写画像の解像度に比較的影響しない。したがっ
て、比視感度の比較的高い緑色のみ非点収差を補正する
ものであるが、この時、緑色用の液晶ライトバルブ5G
を図6の配置にすると、収差補正ガラス11の有無は投
写型液晶表示装置の大きさに影響しない。
【0055】図7はこれを証明するための説明図であ
り、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度とミラー
間のピッチP(図6に表示)との関係を表している。ミ
ラー間のピッチPは、すなわち投写型液晶表示装置の大
きさを決定する要因である。図中、実線は収差補正ガラ
ス11を挿入した場合の関係を、また、破線は収差補正
ガラス11を挿入しない場合の関係を表す。
り、ダイクロイックミラーへの光線の入射角度とミラー
間のピッチP(図6に表示)との関係を表している。ミ
ラー間のピッチPは、すなわち投写型液晶表示装置の大
きさを決定する要因である。図中、実線は収差補正ガラ
ス11を挿入した場合の関係を、また、破線は収差補正
ガラス11を挿入しない場合の関係を表す。
【0056】すなわち、収差補正ガラス11を挿入する
場合には、各入射角度に対して、両グラフの上方の値に
ミラー間のピッチPを設定すれば良いわけだが、両グラ
フの交点である入射角度30度においてミラー間のピッ
チPが極小になることが分かる。言い換えれば、入射角
度30度の光学系においては、収差補正ガラス11の有
無とミラー間のピッチPとは無関係であり、すなわち投
写型液晶表示装置の大きさにも無関係である。
場合には、各入射角度に対して、両グラフの上方の値に
ミラー間のピッチPを設定すれば良いわけだが、両グラ
フの交点である入射角度30度においてミラー間のピッ
チPが極小になることが分かる。言い換えれば、入射角
度30度の光学系においては、収差補正ガラス11の有
無とミラー間のピッチPとは無関係であり、すなわち投
写型液晶表示装置の大きさにも無関係である。
【0057】したがって、本実施例によれば、投写型液
晶表示装置を大型化することがなく、非点収差の補正さ
れた良好な投写画像が得られる。さらには、本実施例の
構成とすることによって、緑色光を反射するための反射
ミラー4の板厚を厚くすることができる。これにより、
反射ミラー4の平坦度向上が可能となり、反射ミラーの
反りを原因とする画質劣化さえも改善することができる
ため、投写画像はより一層良好なものとなる。
晶表示装置を大型化することがなく、非点収差の補正さ
れた良好な投写画像が得られる。さらには、本実施例の
構成とすることによって、緑色光を反射するための反射
ミラー4の板厚を厚くすることができる。これにより、
反射ミラー4の平坦度向上が可能となり、反射ミラーの
反りを原因とする画質劣化さえも改善することができる
ため、投写画像はより一層良好なものとなる。
【0058】
【発明の効果】本発明の投写型液晶表示装置は、以上説
明したように、光を光分離手段および光合成手段に入射
角度20度から40度で入射したから、投写レンズと光
源を配置することによって発生していたデッドスペース
をなくすことができ、外観が非常にシンプルになると共
に小型化される。とりわけ30度にした場合最もスペー
ス効率がよい上に、ダイクロイックミラーの小型化もで
きる。
明したように、光を光分離手段および光合成手段に入射
角度20度から40度で入射したから、投写レンズと光
源を配置することによって発生していたデッドスペース
をなくすことができ、外観が非常にシンプルになると共
に小型化される。とりわけ30度にした場合最もスペー
ス効率がよい上に、ダイクロイックミラーの小型化もで
きる。
【0059】また、光路のずれが小さくなるため光軸調
整が容易になり、非点収差も少なくなると共に、明るさ
の向上、色純度の向上という効果を有するため、顕著な
画質向上が得られる。
整が容易になり、非点収差も少なくなると共に、明るさ
の向上、色純度の向上という効果を有するため、顕著な
画質向上が得られる。
【0060】さらには、収差補正ガラスを光合成光学系
に対してねじれの位置に、光合成光学系への光の入射角
度と同じ角度、あるいは、異なる角度で挿入したから、
非点収差を、テレセントリック光学系に対しては完全除
去、非テレセントリック光学系に対しても激減すること
ができる。したがって、小型でありながら高解像度の投
写型液晶表示装置が実現できる。
に対してねじれの位置に、光合成光学系への光の入射角
度と同じ角度、あるいは、異なる角度で挿入したから、
非点収差を、テレセントリック光学系に対しては完全除
去、非テレセントリック光学系に対しても激減すること
ができる。したがって、小型でありながら高解像度の投
写型液晶表示装置が実現できる。
【0061】今後投写型液晶表示装置が高精細になるほ
ど、特にハイビジョン対応の投写型液晶表示装置におい
て、本発明のもたらす効果は大きい。
ど、特にハイビジョン対応の投写型液晶表示装置におい
て、本発明のもたらす効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表す光学系の平面図であ
る。
る。
【図2】45度入射の青反射ダイクロイックミラーの分
光特性を示す図である。
光特性を示す図である。
【図3】30度入射の青反射ダイクロイックミラーの分
光特性を示す図である。
光特性を示す図である。
【図4】非点収差除去の説明図であり、(a)が斜視
図、(b)が平面図である。
図、(b)が平面図である。
【図5】30度入射時のシミュレーション結果であり、
(a)が主光線傾角対デフォーカス量、(b)が主光線
傾角対MTFを表す図である。
(a)が主光線傾角対デフォーカス量、(b)が主光線
傾角対MTFを表す図である。
【図6】本発明の一実施例を表す光学系の平面図であ
る。
る。
【図7】入射角度に対する投写型液晶表示装置サイズの
説明図である。
説明図である。
1 光源 2,3 ダイクロイックミラー 4 反射ミラー 5 液晶ライトバルブ 6,7 偏光板 8,9 ダイクロイックミラー 10 投写レンズ 11 収差補正ガラス 61,62 ダイクロイックミラー 63,64 ダイクロイックミラー
Claims (4)
- 【請求項1】 光源と、前記光源からの光を分離する光
分離手段と、前記光分離手段からの光を変調する液晶ラ
イトバルブと、前記液晶ライトバルブからの変調された
光を合成する光合成手段と、前記光合成手段からの光を
投写する投写レンズとを有する投写型液晶表示装置にお
いて、前記光分離手段および光合成手段への光の入射角
度が、20度から40度の間であり、前記液晶ライトバ
ルブと前記投写レンズとの間に、前記光合成手段と光学
的に等価な収差補正ガラスを前記光合成手段に対してね
じれの位置に、光の入射角度が同一になるように挿入し
たことを特徴とする投写型液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記収差補正ガラスへの光の入射角度
が、前記光合成手段への光の入射角度と異なるように、
前記収差補正ガラスを挿入したことを特徴とする請求項
1に記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記投写レンズに最も近い光合成手段を
透過する光路を緑色用光路とし、該緑色用光路中の前記
液晶ライトバルブと前記投写レンズとの間に前記収差補
正ガラスを挿入したことを特徴とする請求項1または2
に記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項4】 光を変調する液晶ライトバルブはTN型
液晶を用いた液晶ライトバルブであることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の投写型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4049905A JPH05249408A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 投写型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4049905A JPH05249408A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 投写型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249408A true JPH05249408A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12844029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4049905A Pending JPH05249408A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 投写型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05249408A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0713103A (ja) * | 1992-12-17 | 1995-01-17 | Philips Electron Nv | 光学装置 |
| US5638142A (en) * | 1992-04-03 | 1997-06-10 | Rank Brimar Limited | Spatial light modulator system including a plurality of tiltable mirror devices and reflective means for equalizing the number of reflections from the tiltable mirror devices |
| US5659409A (en) * | 1992-10-09 | 1997-08-19 | Ag Technology Co., Ltd. | Light source apparatus using a cone-like material and an applied apparatus thereof |
| WO2009057301A1 (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Nikon Corporation | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2009109818A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2009109933A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2014167647A (ja) * | 2014-05-02 | 2014-09-11 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2016029504A (ja) * | 2015-11-12 | 2016-03-03 | 株式会社ニコン | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2017138622A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2019179248A (ja) * | 2019-06-05 | 2019-10-17 | 株式会社ニコン | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4049905A patent/JPH05249408A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5638142A (en) * | 1992-04-03 | 1997-06-10 | Rank Brimar Limited | Spatial light modulator system including a plurality of tiltable mirror devices and reflective means for equalizing the number of reflections from the tiltable mirror devices |
| US5659409A (en) * | 1992-10-09 | 1997-08-19 | Ag Technology Co., Ltd. | Light source apparatus using a cone-like material and an applied apparatus thereof |
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| JP2009109818A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| US8310754B2 (en) | 2007-10-31 | 2012-11-13 | Nikon Corporation | Laser excitation fluorescent microscope |
| JP2009109933A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2014167647A (ja) * | 2014-05-02 | 2014-09-11 | Nikon Corp | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
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| JP2017138622A (ja) * | 2017-04-28 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
| JP2019179248A (ja) * | 2019-06-05 | 2019-10-17 | 株式会社ニコン | レーザ励起蛍光顕微鏡 |
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