JPH05250308A - 電子計算機の調停方式 - Google Patents
電子計算機の調停方式Info
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- JPH05250308A JPH05250308A JP5054492A JP5054492A JPH05250308A JP H05250308 A JPH05250308 A JP H05250308A JP 5054492 A JP5054492 A JP 5054492A JP 5054492 A JP5054492 A JP 5054492A JP H05250308 A JPH05250308 A JP H05250308A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
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- 241001522296 Erithacus rubecula Species 0.000 description 1
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 DMAコントローラの存在にも拘らず、中央
処理装置の処理能力を向上できる電子計算機の調停方式
を実現する。 【構成】 DMAコントローラ412には、単位処理装
置間調停機構51からアクセス許可獲得に係る所要時間
の予想値EJが与えられる。DMAコントローラ412
は、少なくともこの情報EJに基づいて、自己のアクセ
ス要求EDの出力タイミングを決定する。
処理装置の処理能力を向上できる電子計算機の調停方式
を実現する。 【構成】 DMAコントローラ412には、単位処理装
置間調停機構51からアクセス許可獲得に係る所要時間
の予想値EJが与えられる。DMAコントローラ412
は、少なくともこの情報EJに基づいて、自己のアクセ
ス要求EDの出力タイミングを決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置及びDM
Aコントローラを備える単位処理装置が、複数の装置に
共通の記憶装置又はバスに対する使用権を獲得する際の
電子計算機の調停方式に関するものである。
Aコントローラを備える単位処理装置が、複数の装置に
共通の記憶装置又はバスに対する使用権を獲得する際の
電子計算機の調停方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機において、中央処理装置の負
荷を低減するため、中央処理装置と並行して独立に記憶
装置を一方とするデータ転送を制御するDMAコントロ
ーラが使用されている。
荷を低減するため、中央処理装置と並行して独立に記憶
装置を一方とするデータ転送を制御するDMAコントロ
ーラが使用されている。
【0003】半導体素子の集積度の向上に伴い、中央処
理装置と同一チップ上にDMAコントローラを搭載して
単位処理装置を構成することも行われている。また、高
速化等を期して複数の単位処理装置によって電子計算機
を構成したものがある。このようにした場合、単位処理
装置間で共通記憶装置又は共通バスに対する使用権を調
停する必要がある他、単位処理装置内でも中央処理装置
とDMAコントローラ間で共通記憶装置又は共通バスに
対する使用権を調停する必要がある。なお、内部調停に
よって、中央処理装置の動作情報を同一単位処理装置を
構成するDMAコントローラが遅滞なく認識でき、中央
処理装置が主記憶装置を参照しないサイクルでDMAコ
ントローラが記憶装置を参照できるので、機械サイクル
時間が短い電子計算機においても既に上述した構成が実
現されている。
理装置と同一チップ上にDMAコントローラを搭載して
単位処理装置を構成することも行われている。また、高
速化等を期して複数の単位処理装置によって電子計算機
を構成したものがある。このようにした場合、単位処理
装置間で共通記憶装置又は共通バスに対する使用権を調
停する必要がある他、単位処理装置内でも中央処理装置
とDMAコントローラ間で共通記憶装置又は共通バスに
対する使用権を調停する必要がある。なお、内部調停に
よって、中央処理装置の動作情報を同一単位処理装置を
構成するDMAコントローラが遅滞なく認識でき、中央
処理装置が主記憶装置を参照しないサイクルでDMAコ
ントローラが記憶装置を参照できるので、機械サイクル
時間が短い電子計算機においても既に上述した構成が実
現されている。
【0004】図2は、このような従来の電子計算機の一
構成例を示すブロック図である。なお、この従来例は共
通記憶装置に対する調停を行なうものである。
構成例を示すブロック図である。なお、この従来例は共
通記憶装置に対する調停を行なうものである。
【0005】図2において、この電子計算機は、複数の
単位処理装置(図2では1個のみ示している)11と、
単位処理装置間調停機構21と、複数の単位処理装置1
1に共通な記憶装置31とから構成されており、調停機
構21によってアクセス許可が与えられたいずれかの単
位処理装置が共通バスGを介して記憶装置31にアクセ
ス可能となされている。
単位処理装置(図2では1個のみ示している)11と、
単位処理装置間調停機構21と、複数の単位処理装置1
1に共通な記憶装置31とから構成されており、調停機
構21によってアクセス許可が与えられたいずれかの単
位処理装置が共通バスGを介して記憶装置31にアクセ
ス可能となされている。
【0006】各単位処理装置11は、中央処理装置11
1と、記憶装置31と当該単位処理装置11内部の図示
しない入出力ポート(又は図示しないローカルメモリ)
とのデータ転送を、中央処理装置111に並行して独立
に制御するDMAコントローラ112と、当該単位処理
装置11内部の中央処理装置111とDMAコントロー
ラ112との記憶装置31のアクセスを調停する内部調
停機構113とから構成されている。
1と、記憶装置31と当該単位処理装置11内部の図示
しない入出力ポート(又は図示しないローカルメモリ)
とのデータ転送を、中央処理装置111に並行して独立
に制御するDMAコントローラ112と、当該単位処理
装置11内部の中央処理装置111とDMAコントロー
ラ112との記憶装置31のアクセスを調停する内部調
停機構113とから構成されている。
【0007】なお、中央処理装置111がDMAコント
ローラ112にデータ転送を依頼した後は、中央処理装
置111は次の処理を行なうことができ、この処理にお
いて記憶装置31をアクセスする必要が生じる場合があ
ってアクセス要求が競合することがあり、そのため内部
調停が必要である。
ローラ112にデータ転送を依頼した後は、中央処理装
置111は次の処理を行なうことができ、この処理にお
いて記憶装置31をアクセスする必要が生じる場合があ
ってアクセス要求が競合することがあり、そのため内部
調停が必要である。
【0008】次に、従来の電子計算機における調停動作
を説明する。
を説明する。
【0009】中央処理装置111は、記憶装置31のア
クセスが必要となると内部調停機構113にアクセス要
求Aを与え、また、DMAコントローラ112も、記憶
装置31のアクセスが必要となると内部調停機構113
にアクセス要求Dを与える。DMAコントローラ112
が中央処理装置111から独立に記憶装置31をアクセ
スし得るので、これらアクセス要求A及びDが上述した
ように競合することもある。
クセスが必要となると内部調停機構113にアクセス要
求Aを与え、また、DMAコントローラ112も、記憶
装置31のアクセスが必要となると内部調停機構113
にアクセス要求Dを与える。DMAコントローラ112
が中央処理装置111から独立に記憶装置31をアクセ
スし得るので、これらアクセス要求A及びDが上述した
ように競合することもある。
【0010】内部調停機構113は、中央処理装置11
1からのアクセス要求AとDMAコントローラ112か
らのアクセス要求Dの論理和を、当該単位処理装置11
のアクセス要求Hとして調停機構21に与える。
1からのアクセス要求AとDMAコントローラ112か
らのアクセス要求Dの論理和を、当該単位処理装置11
のアクセス要求Hとして調停機構21に与える。
【0011】調停機構21は、複数の単位処理装置11
からのアクセス要求Hをもとにしてアクセスできる単位
処理装置を決定し、決定した単位処理装置に対してアク
セス許可Iを与える。
からのアクセス要求Hをもとにしてアクセスできる単位
処理装置を決定し、決定した単位処理装置に対してアク
セス許可Iを与える。
【0012】アクセス許可Iが与えられた単位処理装置
11内の内部調停機構113は、中央処理装置111と
DMAコントローラ112のいずれに参照を行なわせる
かを決定し(例えば要求の発生順序による)、決定した
中央処理装置111又はDMAコントローラ112にア
クセス許可B又はEを与える。アクセス許可B又はEを
受けた中央処理装置111又はDMAコントローラ11
2は、バスGを介して記憶装置31をアクセスする。
11内の内部調停機構113は、中央処理装置111と
DMAコントローラ112のいずれに参照を行なわせる
かを決定し(例えば要求の発生順序による)、決定した
中央処理装置111又はDMAコントローラ112にア
クセス許可B又はEを与える。アクセス許可B又はEを
受けた中央処理装置111又はDMAコントローラ11
2は、バスGを介して記憶装置31をアクセスする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子計算機においては、単位処理装置間調停機構21及
び内部調停機構113による調停が行われているため、
各中央処理装置111が記憶装置31(又はバスG)の
アクセス許可を獲得するのに要する時間(サイクル数)
が不定である。このような記憶装置31をアクセスする
のに要するサイクル数が不定の電子計算機においては、
中央処理装置111によるアクセスタイミングをサイク
ル数で管理できず、DMAコントローラ112による記
憶装置31のアクセスが完了するまで、中央処理装置1
11による記憶装置31のアクセス開始が保留され、中
央処理装置111の処理能力が低下するという欠点があ
った。例えば、複数の単位処理装置11に処理を等分し
て実行させるような電子計算機の場合、この欠点のため
に電子計算機全体の処理能力も低下させるという欠点を
も引き起こしていた。
電子計算機においては、単位処理装置間調停機構21及
び内部調停機構113による調停が行われているため、
各中央処理装置111が記憶装置31(又はバスG)の
アクセス許可を獲得するのに要する時間(サイクル数)
が不定である。このような記憶装置31をアクセスする
のに要するサイクル数が不定の電子計算機においては、
中央処理装置111によるアクセスタイミングをサイク
ル数で管理できず、DMAコントローラ112による記
憶装置31のアクセスが完了するまで、中央処理装置1
11による記憶装置31のアクセス開始が保留され、中
央処理装置111の処理能力が低下するという欠点があ
った。例えば、複数の単位処理装置11に処理を等分し
て実行させるような電子計算機の場合、この欠点のため
に電子計算機全体の処理能力も低下させるという欠点を
も引き起こしていた。
【0014】そこで、中央処理装置111のアクセス要
求の優先順位を高めることも考えられるが、単位処理装
置11間の調停とも相俟って、DMAコントローラ11
2による制御動作がほとんど実行されないということも
生じて、必ずしも上記欠点を解決するものとはなってい
ない。
求の優先順位を高めることも考えられるが、単位処理装
置11間の調停とも相俟って、DMAコントローラ11
2による制御動作がほとんど実行されないということも
生じて、必ずしも上記欠点を解決するものとはなってい
ない。
【0015】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、DMAコントローラの存在にも拘らず、中央
処理装置の処理能力を向上できる電子計算機の調停方式
を提供しようとするものである。
のであり、DMAコントローラの存在にも拘らず、中央
処理装置の処理能力を向上できる電子計算機の調停方式
を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、中央処理装置と、DMAコント
ローラと、上記中央処理装置及びDMAコントローラ間
の共通記憶装置又は共通バスの使用権の調停を行なう内
部調停機構とを備えた単位処理装置を少なくとも1以上
有すると共に、1以上の単位処理装置を含めた複数の装
置間での共通記憶装置又は共通バスの使用権の調停を行
なう装置間調停機構を有する電子計算機の調停方式を、
以下のようにした。
め、本発明においては、中央処理装置と、DMAコント
ローラと、上記中央処理装置及びDMAコントローラ間
の共通記憶装置又は共通バスの使用権の調停を行なう内
部調停機構とを備えた単位処理装置を少なくとも1以上
有すると共に、1以上の単位処理装置を含めた複数の装
置間での共通記憶装置又は共通バスの使用権の調停を行
なう装置間調停機構を有する電子計算機の調停方式を、
以下のようにした。
【0017】すなわち、装置間調停機構が、その時点で
使用権許可を与えない、使用権要求を送出した単位処理
装置について、使用権許可を与えるまでの予測待ち時間
を算出してその内部のDMAコントローラに予測待ち時
間情報を与えると共に、予測待ち時間情報が与えられた
単位処理装置のDMAコントローラが、この予測待ち時
間情報に基づいて定めたタイミングで、中央処理装置か
らの使用権要求に優先する使用権要求を内部調停機構に
与えることとした。
使用権許可を与えない、使用権要求を送出した単位処理
装置について、使用権許可を与えるまでの予測待ち時間
を算出してその内部のDMAコントローラに予測待ち時
間情報を与えると共に、予測待ち時間情報が与えられた
単位処理装置のDMAコントローラが、この予測待ち時
間情報に基づいて定めたタイミングで、中央処理装置か
らの使用権要求に優先する使用権要求を内部調停機構に
与えることとした。
【0018】ここで、DMAコントローラが、使用権を
要求しようとするときに、中央処理装置からの使用権要
求より優先順位が落ちる潜在的な使用権要求を内部調停
機構に出力して、装置間調停機構から予測待ち時間情報
又は使用権許可を出力させることが好ましい。
要求しようとするときに、中央処理装置からの使用権要
求より優先順位が落ちる潜在的な使用権要求を内部調停
機構に出力して、装置間調停機構から予測待ち時間情報
又は使用権許可を出力させることが好ましい。
【0019】また、中央処理装置がDMAコントローラ
にパイプライン動作情報を与え、DMAコントローラ
が、予測待ち時間情報及びパイプライン動作情報に基づ
いて定めたタイミングで、中央処理装置からの使用権要
求に優先する使用権要求を内部調停機構に与えることが
好ましい。
にパイプライン動作情報を与え、DMAコントローラ
が、予測待ち時間情報及びパイプライン動作情報に基づ
いて定めたタイミングで、中央処理装置からの使用権要
求に優先する使用権要求を内部調停機構に与えることが
好ましい。
【0020】さらに、DMAコントローラが、当該時点
以前に転送制御した単位時間当りのデータ量が所定値よ
り少ない場合には、タイミング調整を行なうことなく上
記中央処理装置からの使用権要求と優先順位が同一又は
上回る使用権要求を内部調停機構に与えることが好まし
い。
以前に転送制御した単位時間当りのデータ量が所定値よ
り少ない場合には、タイミング調整を行なうことなく上
記中央処理装置からの使用権要求と優先順位が同一又は
上回る使用権要求を内部調停機構に与えることが好まし
い。
【0021】
【作用】本発明は、DMAコントローラが使用権要求を
出力するタイミングを最適化することで、同一単位処理
装置内の中央処理装置の処理能力の向上を計ったもので
ある。このタイミングを決定させるために、装置間調停
機構が、その時点で使用権許可を与えない、使用権要求
を送出した単位処理装置について、使用許可を与えるま
での予測待ち時間を算出してその内部のDMAコントロ
ーラに予測待ち時間情報を与える。そして、予測待ち時
間情報が与えられたDMAコントローラが、この予測待
ち時間情報に基づいて出力タイミングを定めて、中央処
理装置からの使用権要求に優先する使用権要求を内部調
停機構に与える。
出力するタイミングを最適化することで、同一単位処理
装置内の中央処理装置の処理能力の向上を計ったもので
ある。このタイミングを決定させるために、装置間調停
機構が、その時点で使用権許可を与えない、使用権要求
を送出した単位処理装置について、使用許可を与えるま
での予測待ち時間を算出してその内部のDMAコントロ
ーラに予測待ち時間情報を与える。そして、予測待ち時
間情報が与えられたDMAコントローラが、この予測待
ち時間情報に基づいて出力タイミングを定めて、中央処
理装置からの使用権要求に優先する使用権要求を内部調
停機構に与える。
【0022】ここで、予測待ち時間情報の精度を向上さ
せるために、またDMAコントローラが必要とする時点
で予測待ち時間情報を取り込めるために、DMAコント
ローラが、使用権を要求しようとするときに、中央処理
装置からの使用権要求より優先順位が落ちる潜在的な使
用権要求を内部調停機構に出力して、装置間調停機構か
ら予測待ち時間情報又は使用権許可を出力させることが
好ましい。
せるために、またDMAコントローラが必要とする時点
で予測待ち時間情報を取り込めるために、DMAコント
ローラが、使用権を要求しようとするときに、中央処理
装置からの使用権要求より優先順位が落ちる潜在的な使
用権要求を内部調停機構に出力して、装置間調停機構か
ら予測待ち時間情報又は使用権許可を出力させることが
好ましい。
【0023】また、中央処理装置として、パイプライン
処理を行ない、外部にパイプライン動作情報を出力でき
るものを適用した場合には、中央処理装置からDMAコ
ントローラにパイプライン動作情報を与えて、DMAコ
ントローラが、予測待ち時間情報及びパイプライン動作
情報に基づいて定めたタイミングで、中央処理装置から
の使用権要求に優先する使用権要求を内部調停機構に与
えることとして、出力タイミングをより最適化すること
が好ましい。
処理を行ない、外部にパイプライン動作情報を出力でき
るものを適用した場合には、中央処理装置からDMAコ
ントローラにパイプライン動作情報を与えて、DMAコ
ントローラが、予測待ち時間情報及びパイプライン動作
情報に基づいて定めたタイミングで、中央処理装置から
の使用権要求に優先する使用権要求を内部調停機構に与
えることとして、出力タイミングをより最適化すること
が好ましい。
【0024】さらに、DMAコントローラが、当該時点
以前に転送制御した単位時間当りのデータ量が所定値よ
り少ない場合には、タイミング調整を行なうことなく上
記中央処理装置からの使用権要求と優先順位が同一又は
上回る使用権要求を内部調停機構に与えることとし、中
央処理装置の処理能力に及ぼす影響が少ないときには調
停制御を従来と同様にして簡単化することが好ましい。
以前に転送制御した単位時間当りのデータ量が所定値よ
り少ない場合には、タイミング調整を行なうことなく上
記中央処理装置からの使用権要求と優先順位が同一又は
上回る使用権要求を内部調停機構に与えることとし、中
央処理装置の処理能力に及ぼす影響が少ないときには調
停制御を従来と同様にして簡単化することが好ましい。
【0025】
(A)第1実施例 以下、本発明による第1実施例を図面を参照しながら詳
述する。ここで、図1がこの第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
述する。ここで、図1がこの第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0026】図1において、この実施例の電子計算機
も、複数の単位処理装置(図1では1個のみ示してい
る)41と、単位処理装置間調停機構51と、共通な記
憶装置61とから構成されており、調停機構51によっ
てアクセス許可が与えられたいずれかの単位処理装置が
共通バスG1を介して記憶装置61にアクセス可能とな
されている。なお、この実施例の調停機構51は、後述
する予想待ち時間算出部51aを内蔵している。
も、複数の単位処理装置(図1では1個のみ示してい
る)41と、単位処理装置間調停機構51と、共通な記
憶装置61とから構成されており、調停機構51によっ
てアクセス許可が与えられたいずれかの単位処理装置が
共通バスG1を介して記憶装置61にアクセス可能とな
されている。なお、この実施例の調停機構51は、後述
する予想待ち時間算出部51aを内蔵している。
【0027】各単位処理装置41は、中央処理装置41
1と、記憶装置61上と当該単位処理装置41内部の図
示しない入出力ポート(又は図示しいないローカルメモ
リ)とのデータ転送を、中央処理装置411と並行して
独立に制御するDMAコントローラ412と、当該単位
処理装置41内部の中央処理装置411とDMAコント
ローラ412との記憶装置61のアクセス競合を調停す
る内部調停機構413とから構成されている。DMAコ
ントローラ412は、要求タイミング決定部412aを
内蔵している。
1と、記憶装置61上と当該単位処理装置41内部の図
示しない入出力ポート(又は図示しいないローカルメモ
リ)とのデータ転送を、中央処理装置411と並行して
独立に制御するDMAコントローラ412と、当該単位
処理装置41内部の中央処理装置411とDMAコント
ローラ412との記憶装置61のアクセス競合を調停す
る内部調停機構413とから構成されている。DMAコ
ントローラ412は、要求タイミング決定部412aを
内蔵している。
【0028】中央処理装置411は、記憶装置61のア
クセスが必要になると内部調停機構413にアクセス要
求EAを与えるものであり、内部調停機構413からア
クセス許可EBを返送されてきたときに記憶装置61に
対するアクセスを実行するものである。また、この実施
例の場合、中央処理装置411はDMAコントローラ4
12にパイプライン動作情報EFを与えるものである。
なお、このパイプライン動作情報EFは、後述するよう
にDMAコントローラ412がアクセス要求EDを出力
するタイミングの決定に利用される。調停処理には直接
関係しないが、中央処理装置411は、必要に応じて記
憶装置61及び図示しない入出力ポート間のデータ転送
の制御をDMAコントローラ412に依頼するものであ
る。
クセスが必要になると内部調停機構413にアクセス要
求EAを与えるものであり、内部調停機構413からア
クセス許可EBを返送されてきたときに記憶装置61に
対するアクセスを実行するものである。また、この実施
例の場合、中央処理装置411はDMAコントローラ4
12にパイプライン動作情報EFを与えるものである。
なお、このパイプライン動作情報EFは、後述するよう
にDMAコントローラ412がアクセス要求EDを出力
するタイミングの決定に利用される。調停処理には直接
関係しないが、中央処理装置411は、必要に応じて記
憶装置61及び図示しない入出力ポート間のデータ転送
の制御をDMAコントローラ412に依頼するものであ
る。
【0029】DMAコントローラ412は、中央処理装
置411によってデータ転送の制御を依頼されていて、
かつ図示しない入出力ポートから要求がきたときに、記
憶装置61をアクセスしようとするものであり、記憶装
置61をアクセスしようとするときにアクセス要求(E
C又はED)を内部調停機構413に与えるものであ
る。また、DMAコントローラ412は、内部調停機構
413からアクセス許可EEが返送されてきたときに記
憶装置61に対するアクセスを実際に行なうものであ
る。
置411によってデータ転送の制御を依頼されていて、
かつ図示しない入出力ポートから要求がきたときに、記
憶装置61をアクセスしようとするものであり、記憶装
置61をアクセスしようとするときにアクセス要求(E
C又はED)を内部調停機構413に与えるものであ
る。また、DMAコントローラ412は、内部調停機構
413からアクセス許可EEが返送されてきたときに記
憶装置61に対するアクセスを実際に行なうものであ
る。
【0030】この実施例の場合、このDMAコントロー
ラ412が出力するアクセス要求としては潜在アクセス
要求ECと本アクセス要求(以下、これについては単に
アクセス要求と呼ぶ)EDとがある。潜在アクセス要求
ECは、DMAコントローラ412が記憶装置61をア
クセスしようとするときに、中央処理装置411や他の
単位処理装置等のアクセス要求の発生を考慮することな
く直ちに出力するものである。他方、アクセス要求ED
は、中央処理装置411や他の単位処理装置等のアクセ
ス要求の発生の仕方を推測して出力するものである。す
なわち、中央処理装置411による処理を阻害する確率
が低いタイミングにアクセス要求EDの出力タイミング
を決定する。
ラ412が出力するアクセス要求としては潜在アクセス
要求ECと本アクセス要求(以下、これについては単に
アクセス要求と呼ぶ)EDとがある。潜在アクセス要求
ECは、DMAコントローラ412が記憶装置61をア
クセスしようとするときに、中央処理装置411や他の
単位処理装置等のアクセス要求の発生を考慮することな
く直ちに出力するものである。他方、アクセス要求ED
は、中央処理装置411や他の単位処理装置等のアクセ
ス要求の発生の仕方を推測して出力するものである。す
なわち、中央処理装置411による処理を阻害する確率
が低いタイミングにアクセス要求EDの出力タイミング
を決定する。
【0031】上述した要求タイミング決定部412a
は、このアクセス要求EDの出力タイミングを決定する
ものである。要求タイミング決定部412aは、調停機
構51から与えられた、調停機構51が当該単位処理装
置41にアクセス許可EIが与えるまでの予測待ち時間
情報EJによって概ねの出力タイミングを決定し、ま
た、中央処理装置411からのパイプライン動作情報
(記憶装置参照予定を意味する)EFによって中央処理
装置411がパイプライン処理のどの段階の処理を実行
しているかを検出して中央処理装置411からのアクセ
ス要求EAと競合しないであろうタイミングを決定す
る。
は、このアクセス要求EDの出力タイミングを決定する
ものである。要求タイミング決定部412aは、調停機
構51から与えられた、調停機構51が当該単位処理装
置41にアクセス許可EIが与えるまでの予測待ち時間
情報EJによって概ねの出力タイミングを決定し、ま
た、中央処理装置411からのパイプライン動作情報
(記憶装置参照予定を意味する)EFによって中央処理
装置411がパイプライン処理のどの段階の処理を実行
しているかを検出して中央処理装置411からのアクセ
ス要求EAと競合しないであろうタイミングを決定す
る。
【0032】また、潜在アクセス要求ECは、予測待ち
時間情報EJを得るために(なお、これに代わってアク
セス許可EIが与えられることもある)出力するもので
もあり、従って、アクセス要求EDに先立って出力され
るものである。
時間情報EJを得るために(なお、これに代わってアク
セス許可EIが与えられることもある)出力するもので
もあり、従って、アクセス要求EDに先立って出力され
るものである。
【0033】内部調停機構413は、中央処理装置41
1からアクセス要求EAが与えられたとき、及び又は、
DMAコントローラ412から潜在アクセス要求EC又
はアクセス要求EDが与えられたときに、上位の調停機
構51に対してアクセス要求EHを与えるものである。
また、内部調停機構413は、調停機構51からアクセ
ス許可EIが与えられたときに、中央処理装置411又
はDMAコントローラ412にアクセス許可EB又はE
Eを与えるものである。
1からアクセス要求EAが与えられたとき、及び又は、
DMAコントローラ412から潜在アクセス要求EC又
はアクセス要求EDが与えられたときに、上位の調停機
構51に対してアクセス要求EHを与えるものである。
また、内部調停機構413は、調停機構51からアクセ
ス許可EIが与えられたときに、中央処理装置411又
はDMAコントローラ412にアクセス許可EB又はE
Eを与えるものである。
【0034】この実施例の場合、DMAコントローラ4
12からのアクセス要求EDが中央処理装置411から
のアクセス要求EAより優先し、中央処理装置411か
らのアクセス要求EAがDMAコントローラ412から
の潜在アクセス要求ECより優先するように定められて
いる。従って、内部調停機構413は、中央処理装置4
11にアクセス許可EBを与えるか、又は、DMAコン
トローラ412にアクセス許可EEを与えるか等を、図
3及び以下に示すように決定する。
12からのアクセス要求EDが中央処理装置411から
のアクセス要求EAより優先し、中央処理装置411か
らのアクセス要求EAがDMAコントローラ412から
の潜在アクセス要求ECより優先するように定められて
いる。従って、内部調停機構413は、中央処理装置4
11にアクセス許可EBを与えるか、又は、DMAコン
トローラ412にアクセス許可EEを与えるか等を、図
3及び以下に示すように決定する。
【0035】(1) アクセス要求EAだけが与えられてい
る場合には、中央処理装置411にアクセス許可EBを
与える。 (2) 潜在アクセス要求ECだけが与えられている場合に
は、DMAコントローラ412にアクセス許可EEを与
える。 (3) アクセス要求EA及び潜在アクセス要求ECの双方
が与えられている場合には、まず中央処理装置411に
アクセス許可EBを与えた後にDMAコントローラ41
2にアクセス許可EEを与える。 (4) アクセス要求EDだけが与えられている場合には、
DMAコントローラ412にアクセス許可EEを与え
る。 (5) アクセス要求EA及びアクセス要求EDの双方が与
えられている場合には、まずDMAコントローラ412
にアクセス許可EEを与えた後に中央処理装置411に
アクセス許可EBを与える。
る場合には、中央処理装置411にアクセス許可EBを
与える。 (2) 潜在アクセス要求ECだけが与えられている場合に
は、DMAコントローラ412にアクセス許可EEを与
える。 (3) アクセス要求EA及び潜在アクセス要求ECの双方
が与えられている場合には、まず中央処理装置411に
アクセス許可EBを与えた後にDMAコントローラ41
2にアクセス許可EEを与える。 (4) アクセス要求EDだけが与えられている場合には、
DMAコントローラ412にアクセス許可EEを与え
る。 (5) アクセス要求EA及びアクセス要求EDの双方が与
えられている場合には、まずDMAコントローラ412
にアクセス許可EEを与えた後に中央処理装置411に
アクセス許可EBを与える。
【0036】調停機構51は、複数の単位処理装置41
内の内部調停機構413からのアクセス要求EHを受
け、例えばラウンド・ロビン方式に従いいずれかの単位
処理装置を決定してアクセス許可EIを返送するもので
ある。また、アクセス許可EIを返送しない単位処理装
置11に対しては、そのDMAコントローラ412に予
想待ち時間情報Jを与えるものである。なお、この実施
例の場合、調停機構51は、アクセス要求EHを出力し
ていてアクセス許可EIを与えない単位処理装置11の
DMAコントローラ412にだけ予想待ち時間情報EJ
を与える。
内の内部調停機構413からのアクセス要求EHを受
け、例えばラウンド・ロビン方式に従いいずれかの単位
処理装置を決定してアクセス許可EIを返送するもので
ある。また、アクセス許可EIを返送しない単位処理装
置11に対しては、そのDMAコントローラ412に予
想待ち時間情報Jを与えるものである。なお、この実施
例の場合、調停機構51は、アクセス要求EHを出力し
ていてアクセス許可EIを与えない単位処理装置11の
DMAコントローラ412にだけ予想待ち時間情報EJ
を与える。
【0037】ここで、予想待ち時間の算出は、内蔵する
予想待ち時間算出部51aが例えば以下のように行な
う。調停機構51がラウンド・ロビン等の算法に基づ
き、複数の単位処理装置のアクセス順序を決定したとす
る。ある単位処理装置は、その時点でn番目と決定され
たとする。当該単位処理装置の予想待ち時間EJは、記
憶装置61のサイクル時間にこのnを乗じたものとす
る。
予想待ち時間算出部51aが例えば以下のように行な
う。調停機構51がラウンド・ロビン等の算法に基づ
き、複数の単位処理装置のアクセス順序を決定したとす
る。ある単位処理装置は、その時点でn番目と決定され
たとする。当該単位処理装置の予想待ち時間EJは、記
憶装置61のサイクル時間にこのnを乗じたものとす
る。
【0038】次に、以上の構成を有する電子計算機の調
停処理を、アクセス要求の出方に基づいた場合分けを行
なって説明する。
停処理を、アクセス要求の出方に基づいた場合分けを行
なって説明する。
【0039】(1) 中央処理装置411だけがアクセス要
求EAを出力したとする。この場合、内部調停機構41
3はアクセス要求EHを調停機構51に与える。調停機
構51は、複数の単位処理装置41からのアクセス要求
EHをもとにしてアクセスできる単位処理装置を決定
し、決定した単位処理装置にアクセス許可EIを与え、
他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを与える。
求EAを出力したとする。この場合、内部調停機構41
3はアクセス要求EHを調停機構51に与える。調停機
構51は、複数の単位処理装置41からのアクセス要求
EHをもとにしてアクセスできる単位処理装置を決定
し、決定した単位処理装置にアクセス許可EIを与え、
他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを与える。
【0040】決定された単位処理装置41内の内部調停
機構413は、中央処理装置411にアクセス許可EB
を与える。これにより、中央処理装置411はバスG1
を介して記憶装置61をアクセスする。
機構413は、中央処理装置411にアクセス許可EB
を与える。これにより、中央処理装置411はバスG1
を介して記憶装置61をアクセスする。
【0041】なお、中央処理装置411がアクセス要求
EAを出力したことを、DMAコントローラ412は、
中央処理装置411からのパイプライン動作情報EFに
よって認識し、アクセスしたくなった場合にも潜在アク
セス要求EC又はアクセス要求EDの出力を待機する。
EAを出力したことを、DMAコントローラ412は、
中央処理装置411からのパイプライン動作情報EFに
よって認識し、アクセスしたくなった場合にも潜在アク
セス要求EC又はアクセス要求EDの出力を待機する。
【0042】(2) DMAコントローラ412だけが潜在
アクセス要求ECを出力したとする。この場合も、内部
調停機構413はアクセス要求EHを調停機構51に与
える。調停機構51は、複数の単位処理装置41からの
アクセス要求EHをもとにしてアクセスできる単位処理
装置を決定し、決定した単位処理装置にアクセス許可E
Iを与え、他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを
与える。
アクセス要求ECを出力したとする。この場合も、内部
調停機構413はアクセス要求EHを調停機構51に与
える。調停機構51は、複数の単位処理装置41からの
アクセス要求EHをもとにしてアクセスできる単位処理
装置を決定し、決定した単位処理装置にアクセス許可E
Iを与え、他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを
与える。
【0043】決定された単位処理装置41内の内部調停
機構413は、DMAコントローラ412にアクセス許
可EEを与える。これにより、DMAコントローラ41
2はバスG1を介して記憶装置61をアクセスする。
機構413は、DMAコントローラ412にアクセス許
可EEを与える。これにより、DMAコントローラ41
2はバスG1を介して記憶装置61をアクセスする。
【0044】他方、予測待ち時間情報EJを受信したD
MAコントローラ412は、この予測待ち時間情報EJ
及び中央処理装置411からのパイプライン動作情報E
Fに基づいて中央処理装置411の処理を阻害する確率
が低いタイミングを決定して、その時点で潜在アクセス
要求ECをアクセス要求EDに切り替える。
MAコントローラ412は、この予測待ち時間情報EJ
及び中央処理装置411からのパイプライン動作情報E
Fに基づいて中央処理装置411の処理を阻害する確率
が低いタイミングを決定して、その時点で潜在アクセス
要求ECをアクセス要求EDに切り替える。
【0045】(3) 中央処理装置411がアクセス要求E
Aを出力した時点と、DMAコントローラ412が潜在
アクセス要求ECを出力した時点とがほぼ同時とする。
この場合も、内部調停機構413はアクセス要求EHを
調停機構51に与える。調停機構51は、複数の単位処
理装置41からのアクセス要求EHをもとにしてアクセ
スできる単位処理装置を決定し、決定した単位処理装置
にアクセス許可EIを与え、他の単位処理装置に予測待
ち時間情報EJを与える。
Aを出力した時点と、DMAコントローラ412が潜在
アクセス要求ECを出力した時点とがほぼ同時とする。
この場合も、内部調停機構413はアクセス要求EHを
調停機構51に与える。調停機構51は、複数の単位処
理装置41からのアクセス要求EHをもとにしてアクセ
スできる単位処理装置を決定し、決定した単位処理装置
にアクセス許可EIを与え、他の単位処理装置に予測待
ち時間情報EJを与える。
【0046】決定された単位処理装置41内の内部調停
機構413は、まず中央処理装置411にアクセス許可
EBを与える。これにより、中央処理装置411はバス
G1を介して記憶装置61をアクセスする。このアクセ
スが終了したときには、調停機構51からのアクセス許
可EIがなくなる。このときには、上記(2) の場合の動
作になる。
機構413は、まず中央処理装置411にアクセス許可
EBを与える。これにより、中央処理装置411はバス
G1を介して記憶装置61をアクセスする。このアクセ
スが終了したときには、調停機構51からのアクセス許
可EIがなくなる。このときには、上記(2) の場合の動
作になる。
【0047】なお、中央処理装置411による記憶装置
61のアクセスが終了したときにも、当該単位処理装置
41に対する調停機構51からのアクセス許可EIが継
続する構成の電子計算機もあるが(但しアクセス許可E
Iが消失する電子計算機の方が多い)、このような電子
計算機の場合には、内部調停機構413は、中央処理装
置411のアクセス終了によってアクセス要求EAがな
くなると、DMAコントローラ412にアクセス許可E
Eを与える。
61のアクセスが終了したときにも、当該単位処理装置
41に対する調停機構51からのアクセス許可EIが継
続する構成の電子計算機もあるが(但しアクセス許可E
Iが消失する電子計算機の方が多い)、このような電子
計算機の場合には、内部調停機構413は、中央処理装
置411のアクセス終了によってアクセス要求EAがな
くなると、DMAコントローラ412にアクセス許可E
Eを与える。
【0048】他方、予測待ち時間情報EJを受信したD
MAコントローラ412は、この予測待ち時間情報EJ
及び中央処理装置411からのパイプライン動作情報E
Fに基づいて中央処理装置411の処理を阻害する確率
が極めて低いタイミングを決定して、その時点で潜在ア
クセス要求ECをアクセス要求EDに切り替える。な
お、この場合には、パイプライン動作情報EFによって
中央処理装置411がアクセス要求EAを出力している
ことが解るので、切替え時点を中央処理装置411によ
るアクセス処理が終了すると推測される時点にする。
MAコントローラ412は、この予測待ち時間情報EJ
及び中央処理装置411からのパイプライン動作情報E
Fに基づいて中央処理装置411の処理を阻害する確率
が極めて低いタイミングを決定して、その時点で潜在ア
クセス要求ECをアクセス要求EDに切り替える。な
お、この場合には、パイプライン動作情報EFによって
中央処理装置411がアクセス要求EAを出力している
ことが解るので、切替え時点を中央処理装置411によ
るアクセス処理が終了すると推測される時点にする。
【0049】(4) DMAコントローラ412だけがアク
セス要求EDを出力したとする。このようなことは上述
した場合(2) の処理の後に起こる。この場合も、内部調
停機構413はアクセス要求EHを調停機構51に与え
る。調停機構51は、複数の単位処理装置41からのア
クセス要求EHをもとにしてアクセスできる単位処理装
置を決定し、決定した単位処理装置にアクセス許可EI
を与え、他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを与
える。
セス要求EDを出力したとする。このようなことは上述
した場合(2) の処理の後に起こる。この場合も、内部調
停機構413はアクセス要求EHを調停機構51に与え
る。調停機構51は、複数の単位処理装置41からのア
クセス要求EHをもとにしてアクセスできる単位処理装
置を決定し、決定した単位処理装置にアクセス許可EI
を与え、他の単位処理装置に予測待ち時間情報EJを与
える。
【0050】決定された単位処理装置41内の内部調停
機構413は、DMAコントローラ412にアクセス許
可EEを与える。これにより、DMAコントローラ41
2はバスG1を介して記憶装置61をアクセスする。
機構413は、DMAコントローラ412にアクセス許
可EEを与える。これにより、DMAコントローラ41
2はバスG1を介して記憶装置61をアクセスする。
【0051】他方、予測待ち時間情報EJを受信したD
MAコントローラ412は、アクセス要求EDを継続さ
せる。このときには、タイミング調整を行なっているの
で、近いうちに当該単位処理装置41にアクセス許可E
Iが与えられる。
MAコントローラ412は、アクセス要求EDを継続さ
せる。このときには、タイミング調整を行なっているの
で、近いうちに当該単位処理装置41にアクセス許可E
Iが与えられる。
【0052】(5) 中央処理装置411がアクセス要求E
Aを出力した時点と、DMAコントローラ412がアク
セス要求EDを出力した時点とがほぼ同時とする。この
ようなことは、要求タイミング調整部412aがアクセ
ス要求EDの出力タイミングを調整しているのでほとん
ど生じないと考えられるが、生じる恐れもある。この場
合も、内部調停機構413はアクセス要求EHを調停機
構51に与える。調停機構51は、複数の単位処理装置
41からのアクセス要求EHをもとにしてアクセスでき
る単位処理装置を決定し、決定した単位処理装置にアク
セス許可EIを与え、他の単位処理装置に予測待ち時間
情報EJを与える。
Aを出力した時点と、DMAコントローラ412がアク
セス要求EDを出力した時点とがほぼ同時とする。この
ようなことは、要求タイミング調整部412aがアクセ
ス要求EDの出力タイミングを調整しているのでほとん
ど生じないと考えられるが、生じる恐れもある。この場
合も、内部調停機構413はアクセス要求EHを調停機
構51に与える。調停機構51は、複数の単位処理装置
41からのアクセス要求EHをもとにしてアクセスでき
る単位処理装置を決定し、決定した単位処理装置にアク
セス許可EIを与え、他の単位処理装置に予測待ち時間
情報EJを与える。
【0053】決定された単位処理装置41内の内部調停
機構413は、まずDMAコントローラ412にアクセ
ス許可EEを与える。これにより、DMAコントローラ
412はバスG1を介して記憶装置61をアクセスす
る。このアクセスが終了したときには、調停機構51か
らのアクセス許可EIが消失なる。このときには、上記
(1) の場合の動作になる。
機構413は、まずDMAコントローラ412にアクセ
ス許可EEを与える。これにより、DMAコントローラ
412はバスG1を介して記憶装置61をアクセスす
る。このアクセスが終了したときには、調停機構51か
らのアクセス許可EIが消失なる。このときには、上記
(1) の場合の動作になる。
【0054】他方、予測待ち時間情報EJを受信したD
MAコントローラ412は、アクセス要求EDを継続さ
せる。このときにも、タイミング調整を行なっているの
で、近いうちに当該単位処理装置41にアクセス許可E
Iが与えられる。
MAコントローラ412は、アクセス要求EDを継続さ
せる。このときにも、タイミング調整を行なっているの
で、近いうちに当該単位処理装置41にアクセス許可E
Iが与えられる。
【0055】従って、上述した第1実施例によれば、D
MAコントローラ412が中央処理装置411の動作を
阻害する確率が低減され、中央処理装置411の効率的
動作が可能となる。
MAコントローラ412が中央処理装置411の動作を
阻害する確率が低減され、中央処理装置411の効率的
動作が可能となる。
【0056】これにより、複数の単位処理装置41が分
散処理するような場合にも、電子計算機全体の処理能力
を向上させることができる。
散処理するような場合にも、電子計算機全体の処理能力
を向上させることができる。
【0057】(B)第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図4が、この第2実施例に係る電子計算機の構成を
示すものであり、図1との同一、対応部分には同一符号
を付して示している。
る。図4が、この第2実施例に係る電子計算機の構成を
示すものであり、図1との同一、対応部分には同一符号
を付して示している。
【0058】この図4から明らかなように、この第2実
施例は、DMAコントローラ412に転送能力監視部4
12bが設けられている点、及び、DMAコントローラ
412が転送能力監視部412bによる監視結果に基づ
いてアクセス要求の発生を制御している点が、第1実施
例とは異なる。
施例は、DMAコントローラ412に転送能力監視部4
12bが設けられている点、及び、DMAコントローラ
412が転送能力監視部412bによる監視結果に基づ
いてアクセス要求の発生を制御している点が、第1実施
例とは異なる。
【0059】転送能力監視部412bは、DMAコント
ローラ412の転送動作情報EKを監視している。転送
能力監視部412bは、この転送動作情報EKに基づ
き、直前までの単位時間当りのデータ転送量(すなわ
ち、転送速度)が予め定められた閾値より低いか否かを
判断しており、閾値より低いと判断すると、動作モード
指示ELを発生する。
ローラ412の転送動作情報EKを監視している。転送
能力監視部412bは、この転送動作情報EKに基づ
き、直前までの単位時間当りのデータ転送量(すなわ
ち、転送速度)が予め定められた閾値より低いか否かを
判断しており、閾値より低いと判断すると、動作モード
指示ELを発生する。
【0060】DMAコントローラ412は、動作モード
指示ELが発生している期間で、記憶装置61をアクセ
スしようとする場合には、調停機構51から与えられる
予想待ち時間情報EJや中央処理装置411からのパイ
プライン動作情報EFに無関係に、また、潜在アクセス
要求ECやアクセス要求EDを発生させることなく、従
来と同様な中央処理装置411からのアクセス要求EA
と同優先順位のアクセス要求EMを内部調停機構413
に出力する。
指示ELが発生している期間で、記憶装置61をアクセ
スしようとする場合には、調停機構51から与えられる
予想待ち時間情報EJや中央処理装置411からのパイ
プライン動作情報EFに無関係に、また、潜在アクセス
要求ECやアクセス要求EDを発生させることなく、従
来と同様な中央処理装置411からのアクセス要求EA
と同優先順位のアクセス要求EMを内部調停機構413
に出力する。
【0061】このようにしたのは、DMAコントローラ
412による単位時間当りのデータ転送量が少ない場合
には、DMAコントローラ412にアクセス許可を与え
たとしても、これによって中央処理装置411が影響を
受けることがほとんどないと考えられるためである。
412による単位時間当りのデータ転送量が少ない場合
には、DMAコントローラ412にアクセス許可を与え
たとしても、これによって中央処理装置411が影響を
受けることがほとんどないと考えられるためである。
【0062】従って、この第2実施例によっても、第1
実施例と同様な効果を得ることができると共に、DMA
転送が滑らかに実行されることが多くなるという効果が
得られる。
実施例と同様な効果を得ることができると共に、DMA
転送が滑らかに実行されることが多くなるという効果が
得られる。
【0063】(C)他の実施例 なお、上記実施例では記憶装置61に対するアクセス権
の調停を行なうものを示したが、バスGの使用権の調停
にも当然に適用することができる。特許請求の範囲では
調停対象の権利を使用権と呼んでいる。
の調停を行なうものを示したが、バスGの使用権の調停
にも当然に適用することができる。特許請求の範囲では
調停対象の権利を使用権と呼んでいる。
【0064】また、全ての単位処理装置がDMAコント
ローラを備えていることは本発明の要件ではない。
ローラを備えていることは本発明の要件ではない。
【0065】さらに、DMAコントローラが予測待ち時
間情報だけによってアクセス要求EDのタイミングを決
定するものであっても良い。例えば、中央処理装置がパ
イプライン処理を実行するものでない場合やパイプライ
ン動作情報の出力構成を有しないもの場合には、このよ
うにすることとなる。このようにしてもDMAコントロ
ーラが本来のアクセス要求をタイミング良く出力できる
ので、中央処理装置や電子計算機全体の処理能力を高め
ることができる。
間情報だけによってアクセス要求EDのタイミングを決
定するものであっても良い。例えば、中央処理装置がパ
イプライン処理を実行するものでない場合やパイプライ
ン動作情報の出力構成を有しないもの場合には、このよ
うにすることとなる。このようにしてもDMAコントロ
ーラが本来のアクセス要求をタイミング良く出力できる
ので、中央処理装置や電子計算機全体の処理能力を高め
ることができる。
【0066】さらに、単位処理装置間調停機構がアクセ
ス要求を出力していない単位処理装置のDMAコントロ
ーラにも予測待ち時間情報(設定している最大時間)を
与えるようにしても良い。
ス要求を出力していない単位処理装置のDMAコントロ
ーラにも予測待ち時間情報(設定している最大時間)を
与えるようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、DMA
コントローラが中央処理装置の動作を阻害する確率を低
減でき、中央処理装置の処理能力を高めることができ
る。
コントローラが中央処理装置の動作を阻害する確率を低
減でき、中央処理装置の処理能力を高めることができ
る。
【図1】第1実施例の電子計算機の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】従来の電子計算機の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】内部調停機構による調停内容を示す説明図であ
る。
る。
【図4】第2実施例の電子計算機の構成を示すブロック
図である。
図である。
41…単位処理装置、411…中央処理装置、412…
DMAコントローラ413…内部調停機構、412a…
要求タイミング調整部、412b…転送能力監視部、5
1…単位処理装置間調停機構、51a…予測待ち時間算
出部、61…記憶装置。
DMAコントローラ413…内部調停機構、412a…
要求タイミング調整部、412b…転送能力監視部、5
1…単位処理装置間調停機構、51a…予測待ち時間算
出部、61…記憶装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 中央処理装置と、DMAコントローラ
と、上記中央処理装置及びDMAコントローラ間の共通
記憶装置又は共通バスの使用権の調停を行なう内部調停
機構とを備えた単位処理装置を少なくとも1以上有する
と共に、上記1以上の単位処理装置を含めた複数の装置
間での上記共通記憶装置又は共通バスの使用権の調停を
行なう装置間調停機構を有する電子計算機の調停方式に
おいて、 上記装置間調停機構が、その時点で使用権許可を与えな
い、使用権要求を送出した上記単位処理装置について、
使用権許可を与えるまでの予測待ち時間を算出してその
内部のDMAコントローラに予測待ち時間情報を与える
と共に、 予測待ち時間情報が与えられた上記単位処理装置のDM
Aコントローラが、この予測待ち時間情報に基づいて定
めたタイミングで、上記中央処理装置からの使用権要求
に優先する使用権要求を上記内部調停機構に与えること
を特徴とした電子計算機の調停方式。 - 【請求項2】上記DMAコントローラが、使用権を要求
しようとするときに、上記中央処理装置からの使用権要
求より優先順位が落ちる潜在的な使用権要求を上記内部
調停機構に出力して、上記装置間調停機構から予測待ち
時間情報又は使用権許可を出力させることを特徴とした
請求項1に記載の電子計算機の調停方式。 - 【請求項3】上記中央処理装置が上記DMAコントロー
ラにパイプライン動作情報を与え、上記DMAコントロ
ーラが、予測待ち時間情報及びパイプライン動作情報に
基づいて定めたタイミングで、上記中央処理装置からの
使用権要求に優先する使用権要求を上記内部調停機構に
与えることを特徴とした請求項1又は2に記載の電子計
算機の調停方式。 - 【請求項4】上記DMAコントローラが、当該時点以前
に転送制御した単位時間当りのデータ量が所定値より少
ない場合には、タイミング調整を行なうことなく上記中
央処理装置からの使用権要求と優先順位が同一又は上回
る使用権要求を上記内部調停機構に与えることを特徴と
した請求項1乃至3のいずれかに記載の電子計算機の調
停方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054492A JPH05250308A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子計算機の調停方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054492A JPH05250308A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子計算機の調停方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05250308A true JPH05250308A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12861957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5054492A Pending JPH05250308A (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 電子計算機の調停方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05250308A (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP5054492A patent/JPH05250308A/ja active Pending
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