JPH0525052A - 抗菌剤 - Google Patents

抗菌剤

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JPH0525052A
JPH0525052A JP3271727A JP27172791A JPH0525052A JP H0525052 A JPH0525052 A JP H0525052A JP 3271727 A JP3271727 A JP 3271727A JP 27172791 A JP27172791 A JP 27172791A JP H0525052 A JPH0525052 A JP H0525052A
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JP
Japan
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aqueous solution
aluminum
antibacterial
water
copper
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Pending
Application number
JP3271727A
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English (en)
Inventor
Kanemasa Takadou
銀優 高堂
Tatsuo Murakami
達夫 村上
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Fuji Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuji Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】アルミニウムと抗菌作用を有する金属イオン
が、銅、亜鉛、マグネシウム、ニッケル又はコバルト群
から選ばれる1種又は2種以上である金属の水溶性の塩
の水溶液、炭酸ナトリウム水溶液および水酸化ナトリウ
ム水溶液を、常温、常圧下において連続的に反応槽に供
給し、この際に反応液のpHを7〜11に保つように水
酸化ナトリウムの供給速度を調節しながら反応させ、生
成物の懸濁液を熟成後、ろ別し、水洗し、乾燥すること
により得られる抗菌剤。 【効果】抗菌活性を維持するための有効量の金属イオン
が適宜供給されるため、各菌類の生育を従来ものより低
濃度で阻止することが認められ、かつ、菌種に対する選
択性がなく、優れた抗菌活性を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌活性が維持される
抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、有機系、無機系素材に抗菌性
を有する物質を担持させ、病原性細菌の成長抑制や滅菌
に使用することが知られている。無機素材を用いた例と
しては、陽イオン交換容量を有するアルミノケイ酸塩、
粘土鉱物およびゼオライトに抗菌作用を有する銀、銅、
亜鉛等の金属イオンをイオン交換により坦持させた抗菌
剤(特公昭61−22977号公報)が公知である。
【0003】しかし、一般的にこれらの従来のものでは
金属イオンを三次元構造のケイ酸塩に坦持させており、
抗菌活性を維持するための有効量の金属イオンが適宜供
給されないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、抗菌活性を
維持するための有効量の金属イオンが適宜供給しうる抗
菌剤を開発することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決するために鋭意研究した結果、アルミニウムと抗
菌活性を有する金属とが含水性塩基性炭酸塩構造を有す
る抗菌剤が優れた抗菌作用を発揮することを見いだし本
発明を完成した。
【0006】本発明の抗菌剤は式
【化1】 (ここで、M2+は2価の金属、銅、亜鉛、マグネシウ
ム、ニッケル又はコバルト群から選ばれる1種又は2種
以上であり、M3+はアルミニウムであり、An−はn
価のアニオン、Cl,NO 、CO 2−、SO
2−であり、xは、0<x<0.33の数を示す。)で
表される。
【0007】本発明の抗菌剤は結晶質の無機粉体物質で
あり、粉体の色調は使用される金属イオンにより異な
り、例えば銅イオンを用いた場合には青白色であり、亜
鉛イオンの場合には白色である。
【0008】また、X線回折分析法により上記粉体物質
が、アルミニウムと抗菌活性を有する金属とが含水性塩
基性炭酸塩構造を有することが確認できる。
【0009】本発明の抗菌剤は、アルミニウムと抗菌作
用を有する金属イオンが、銅、亜鉛、マグネシウム、ニ
ッケル又はコバルト群から選ばれる1種又は2種以上で
ある金属の水溶性の塩の水溶液、炭酸ナトリウム水溶液
および水酸化ナトリウム水溶液を、常温、常圧下におい
て連続的に反応槽に供給し、この際に反応液のpHを7
〜11に保つように水酸化ナトリウムの供給速度を調節
しながら反応させ、生成物の懸濁液を熟成後、ろ別し、
水洗し、乾燥することにより得られる。
【0010】抗菌作用を有する金属の水溶性の塩として
は塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩等の無機塩を用いることがで
き、また、これらの塩を併用することもできる。
【0011】また、反応液のpHは7〜11(好ましく
は10〜11)の範囲であり、必要に応じ、酸を加えて
pHを調整する。
【0012】また、上記各塩の水溶液の添加は、均一な
懸濁液が得られるように攪拌しながら徐々に添加してゆ
くのが好ましい。
【0013】本発明の抗菌剤としては、上記製造法にお
いて、アルミニウムと銅の金属の水溶性の塩のモル比が
1:1〜4のものが特に好ましい。
【0014】本発明の抗菌剤は、上記の方法で製造され
た無機粉体物質をそのまま使用してもよいが、一般的に
は適当な液体に分散させ、所望の場合にはさらにこれに
乳化剤、懸濁剤、分散剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、安
定剤を添加し、乳剤、油剤、水和剤などとして、又は適
当な粉末単体と混合し、粉剤などの製剤として使用され
る。
【0015】また、これら抗菌剤は、種々の製品に応用
できるが、具体的な利用分野としては合成繊維製品、壁
材、床材、塗料(抗菌、防菌、防かび)、またセメント
などに混合させ、抗菌性の建材として利用する等を挙げ
ることができる。
【0016】本発明の抗菌剤の抗菌作用は、緑膿菌(P
seudomonas aeruginosa、IFO
3445)、ブドウ球菌(Staphylococc
usaureus、FDA 209A)、枯草菌(Ba
cillus subtilis、ATCC 663
3)などを用いてその最小発育阻止濃度を測定すること
により確認することができた。
【0017】最小発育阻止濃度(MIC)の試験方法 本発明の製造法で得られた各無機粉体物質の適当量を蒸
留水に懸濁させ、2倍希釈を繰り返した液1mlに感性
ディスク培地(ニッスイ社製)19mlを加え、被検物
が各々1000、500および250ppm含まれる培
地を調製し、これをシャーレに平らになるように展開し
た。この培地に、SCD培地(ダイゴ)に継代培養し
た、上記、緑膿菌、ブドウ球菌および枯草菌などの菌類
の懸濁液を一白金耳塗沫し、37゜Cで24時間培養
後、菌の発育の有無を観察することにより、最小発育阻
止濃度を求めた。
【0018】また、本発明の抗菌作用を従来のものと比
較するため、下記の参考例1に示す、ゼオライトに銀を
坦持させた無機粉体物質を製造し、比較対照物として用
いた。本発明の実施例と参考例に記載した各無機粉体物
質の最小発育阻止濃度の試験結果は第1表にまとめて示
す。
【0019】
【発明の効果】本発明のアルミニウムと抗菌活性を有す
る金属とが含水性塩基性炭酸塩構造を有する抗菌剤は、
特に抗菌活性を維持するための有効量の金属イオンが適
宜供給されるため、各菌類の生育を従来ものより低濃度
で阻止することが認められ、かつ、菌種に対する選択性
がなく、優れた抗菌活性を発揮する。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例をあげる。 実施例1 硫酸アルミニウム水溶液(0.1mol/l)、塩化第
二銅の水溶液(0.6mol/l)、炭酸ナトリウム水
溶液(0.1mol/l)および水酸化ナトリウム水溶
液(0.2mol/l)を常温、常圧下において、連続
的に反応槽に供給し、攪拌する。反応液のpHを7〜1
1に保つように水酸化ナトリウムの供給速度を調節す
る。反応終了後、懸濁液をろ過し、得られる固体物質を
100倍量の水で洗浄後、40°Cで乾燥し、青白色の
結晶質の無機粉体物質を得た。得られた無機粉体物質の
最小発育阻止濃度を上記の方法で測定した。
【0021】実施例2〜4 実施例1に記載の方法で、加える塩化第二銅の水溶液の
量を、各々、1.2mol/l、1.8mol/l、お
よび2.4mol/lに変え、それ以後は実施例1記載
の方法と同様にして行い、実施例2〜4の青白色の結晶
性無機粉体物質を得た。実施例1と同様に、該無機粉体
物質の最小発育阻止濃度を測定した。
【0022】実施例5 硫酸アルミニウム水溶液(0.1mol/l)、硫酸亜
鉛の水溶液(0.6mol/l)、炭酸ナトリウム水溶
液(0.1mol/l)および水酸化ナトリウム水溶液
(0.2mol/l)を常温、常圧下において、連続的
に反応槽に供給し、攪拌する。以下実施例1と同様の処
理を行うことにより、結晶性の無機粉体物質を白色の粉
末として得た。実施例1と同様に、該無機粉体物質の最
小発育阻止濃度を測定した。
【0023】実施例6 硫酸アルミニウム水溶液(0.1mol/l)、塩化第
二銅の水溶液(0.2mol/l)、硫酸亜鉛の水溶液
(0.2mol/l)、塩化マグネシウム(0.2mo
l/l)、炭酸ナトリウム水溶液(0.1mol/l)
および水酸化ナトリウム水溶液(0.2mol/l)を
常温、常圧下において、連続的に反応槽に供給し、撹拌
する。以下実施例1と同様の処理を行うことにより、結
晶性の無機粉体物質を青白色の粉末として得た。実施例
1と同様に、該無機粉体物質の最小発育阻止濃度を測定
した。
【0024】参考例1 硝酸銀0.39gをイオン交換水100mlに溶解し
(この時のpHは5.21)、市販のA型ゼオライト
(NaO・Al・2SiO・xHO)5g
添加し(この時のpHは10.5)、室温で一昼夜攪拌
する(この時のpHは10.0)。得られた懸濁液をろ
過して得られる固体物質を硝酸イオンが検出されなくな
るまで水で洗浄後、50゜Cで乾燥し白色の結晶質の粉
体物質を得た。
【0025】
【表1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムと抗菌活性を有する金属と
    が含水性塩基性炭酸塩構造を有する抗菌剤。
  2. 【請求項2】 抗菌活性を有する金属イオンが、銅、亜
    鉛、マグネシウム、ニッケル又はコバルト群から選ばれ
    る1種又は2種以上である請求項1記載の抗菌剤。
  3. 【請求項3】 アルミニウム及び銅イオンの水溶性の塩
    のモル比が1:1〜4である請求項1記載の抗菌剤。
  4. 【請求項4】 アルミニウムと抗菌作用を有する金属イ
    オンが、銅、亜鉛、マグネシウム、ニッケル又はコバル
    ト群から選ばれる1種又は2種以上である金属の水溶性
    の塩の水溶液、炭酸ナトリウム水溶液および水酸化ナト
    リウム水溶液を、常温、常圧下において連続的に反応槽
    に供給し、この際に反応液のpHを7〜11に保つよう
    に水酸化ナトリウムの供給速度を調節しながら反応さ
    せ、生成物の懸濁液を熟成後、ろ別し、水洗し、乾燥す
    ることにより得られる抗菌剤。
  5. 【請求項5】 アルミニウム及び銅イオンの水溶性の塩
    のモル比が1:1〜4である請求項4記載の抗菌剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032221A1 (fr) * 1995-04-11 1996-10-17 Essilor International Procede pour le marquage au laser d'un objet en verre, et objet en verre, en particulier coquille de moulage pour lentille ophtalmique, ainsi marque

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WO1996032221A1 (fr) * 1995-04-11 1996-10-17 Essilor International Procede pour le marquage au laser d'un objet en verre, et objet en verre, en particulier coquille de moulage pour lentille ophtalmique, ainsi marque
FR2732917A1 (fr) * 1995-04-11 1996-10-18 Essilor Int Procede pour le marquage au laser d'un objet en verre, et objet en verre, en particulier coquille de moulage pour lentille ophtalmique, ainsi marque
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