JPH05250562A - ロッカ - Google Patents

ロッカ

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JPH05250562A
JPH05250562A JP4706392A JP4706392A JPH05250562A JP H05250562 A JPH05250562 A JP H05250562A JP 4706392 A JP4706392 A JP 4706392A JP 4706392 A JP4706392 A JP 4706392A JP H05250562 A JPH05250562 A JP H05250562A
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JP
Japan
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rocker
luggage
sensor
door
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4706392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Nishiyama
裕士 西山
Hiroki Inoue
博喜 井上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH05250562A publication Critical patent/JPH05250562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り扱い対象外品目が収納されるのを防止す
ることにより,汚損や災害の発生などの事態を回避し,
安全かつ効率的な管理を行い得るロッカ。 【構成】 ロッカ1内に収納された荷物の状況(音,温
度,ガス,液体,重量又は位置変化)を検知するセンサ
群2と,荷物の異常を報知する報知部7と,ロッカ1の
扉の施錠を制御する扉施錠制御部4と,センサ群2によ
り検知された荷物の状況に基づいて報知部7により利用
者に荷物の異常を報知し,扉施錠制御部4により利用者
の施錠を禁止する制御部8とから構成されている。上記
構成により,ロッカ1内に取り扱い対象外品目が収納さ
れるのを防止し,汚損や災害などの事態を回避すること
ができる。その結果,安全かつ効率的にロッカ1の管理
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロッカに係り,詳しくは
荷物の一時預り,受け取り等に用いられる錠付ロッカに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,ロッカとしては荷物の一時預り用
や受け取り用のものなどが知られている。この内一時預
り用ロッカでは,利用者がロッカ内に荷物を入れて表示
されている料金の分だけ貨幣またはこれに代わる物を所
定の投入口から投入する。そしてロッカの扉を閉めた
後,鍵をかけることにより荷物を預ける。再び荷物を取
り出す場合には,鍵を開けて取り出す。また受け取り用
ロッカでは,利用者がロッカ内に荷物を入れ,ロッカの
扉を閉める。そして表示されている料金の分だけ貨幣ま
たはこれに代わる物を所定の投入口から投入することに
より,鍵がかかるとともに受け取り書が出てくる。これ
らのロッカはいずれも業務管理者の介在を必要としない
ので,荷物の預け入れや配達依頼が時間を問わずに利用
できるという便利なものになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のロッカは利
用者がロッカに荷物を入れる場合に,ロッカの大きさま
での荷物でしかも取り扱い対象品目であれば,業務管理
者を介在することなく利用できるようになっている。し
かし,利便性を考慮したこの種のロッカでは,実際のロ
ッカ利用にあたり,使用料金され払えば,取り扱い対象
外品目(例えば臭気を発生させたり汚損させたりするも
のや,動物や,可燃性・爆発物等)を入れられたりする
場合があっても,業務管理者がロッカ内の荷物が取り扱
い対象外品目であることを確認できるようにはなってい
ない。即ち,業務管理者がロッカ内を確認できるのは,
利用期限が過ぎたロッカや荷物集荷時にロッカを開ける
場合などに限られている。従って,ロッカ内に取り扱い
対象外品目が入れられた場合に,ロッカが知らない間に
汚損したり,可燃・爆発物による災害が発生したりする
などの思いがけない事態を引き起こし,利用者のみなら
ず業務管理者,さらには第三者にも不利益を与える可能
性がある。本発明は,このような従来の技術における課
題を解決するために,ロッカを改良し,ロッカ内に上記
取り扱い対象外品目が収納されるのを防止することによ
り,汚損や災害の発生などの事態を回避し,安全かつ効
率的な管理を行い得るロッカを提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,第1の発明は,荷物の一時預り,受け取り等に用い
られる錠付ロッカにおいて,上記ロッカ内に収納された
上記荷物の状況を検知する検知手段と,上記荷物の異常
を報知する報知手段と,上記検知手段により検知された
上記荷物の状況に基づいて上記報知手段により利用者に
該荷物の異常を報知する報知制御手段とを備えてなるこ
とを特徴とするロッカである。また,第2の発明は,荷
物の一時預り,受け取り等に用いられる錠付ロッカにお
いて,上記ロッカ内に収納された上記荷物の状況を検知
する検知手段と,上記ロッカの扉の施錠を制御する扉制
御手段と,上記検知手段により検知された上記荷物の状
況に基づいて上記扉制御手段により利用者の施錠を禁止
する施錠制御手段とを備えてなることを特徴とするロッ
カである。上記検知手段は上記荷物の状況である音,温
度,ガス,液体,重量又は位置変化を検出するセンサに
より構成することができる。更に,上記報知手段により
利用者に上記荷物の異常が報知されても該荷物がロッカ
内部に収納されたままの場合,所定時間経過後に上記報
知を警報に変えることができる。更に,上記報知手段又
は上記扉制御手段が作動しても該荷物がロッカ内部に収
容されたままの場合,所定時間後に上記ロッカの管理場
所に異常を伝えるようにすることもできる。また,上記
所定時間を利用者による上記荷物の上記ロッカへの収納
のためのロッカ開時間に基づいて設定することも可能で
ある。更に,上記検知手段を音センサで構成し,該音セ
ンサが上記荷物の状況である音を検知した時に,この音
を上記ロッカの管理場所に伝えるようにすることもでき
る。
【0005】
【作用】第1の発明によれば,ロッカ内に収納された荷
物の状況を検知手段により検知し,上記検知手段により
検知された上記荷物の状況に基づいて報知手段により利
用者に該荷物の異常が報知される。また,第2の発明で
は上記検知手段により検知された上記荷物の状況に基づ
いて扉制御手段により利用者の施錠が禁止される。上記
検知手段が上記荷物の状況である音,温度,ガス,液
体,重量又は位置変化を検出することにより,利用者が
荷物の異常や取り扱い対象外荷物であることを即座に察
知することができる。更に,上記報知手段により利用者
に上記荷物の異常が報知されても該荷物がロッカ内部に
収納されたままの場合,所定時間経過後に上記報知が警
報に変わることにより管理者の注意が喚起される。上記
所定時間は荷物の異常に気付いた利用者が荷物をロッカ
から取り出すのに必要な待ち時間である。更に,上記報
知手段又は上記扉制御手段が作動しても該荷物がロッカ
内部に収容されたままの場合,所定時間経過後に上記ロ
ッカの管理場所に異常が伝えられ,管理者の注意が喚起
される。更に,上記所定時間が利用者による上記荷物の
上記ロッカへの収納のためのロッカ開時間に設定され
る。これにより利用者が荷物をロッカから取り出すのに
かかる時間だけ待って警報が出される。更に,上記検出
手段を音センサで構成し,該音センサが上記荷物の状況
である音を検知した時に,この音が上記ロッカの管理場
所に伝えられる。これにより危険な時限装置や動物がロ
ッカに入っていることを察知できる。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係るロッカの概略構成を
示すブロック図,図2はロッカの扉を開けた状態を示す
外観斜視図,図3は位置変化センサの配置例を示す説明
図,図4は各センサの電気回路,図5は位置変化センサ
の電気回路及び作動状態を示す説明図,図6はロッカの
作動手順を示すフローチャートである。図1に示す如
く,本実施例に係るロッカ1は,ロッカ1内に収納され
た荷物の状況(音,温度,ガス,液体,重量又は位置変
化)を検知するための音センサ21,温度センサ22,
ガスセンサ23,液体センサ24,重量センサ25及び
位置センサ26(いずれも検知手段に相当)からなるセ
ンサ群2と,貨幣又はこれに代わる物が投入されたこと
を検知する投入検知部3と,ロッカ扉10の施錠を制御
する扉施錠制御部4(扉制御手段に相当)と,扉が閉じ
られているか又は開けられているかを検知する扉開閉検
知部5と,ロッカ使用料金又は配達料金の表示,取り扱
える品目の表示及び異常発生時の表示をする表示部6
と,センサ群2がロッカ1内の荷物の状況を検知し,そ
れが異常であると判断された場合や,ロッカ1内に入れ
られた取り扱い対象外の荷物が所定の時間内に取り出さ
れない場合に音あるいは音声で報知を行う報知部7(報
知手段に相当)と,これらを総合的に制御したりロッカ
1内に異常が発生した場合に全ロッカの使用状況を管理
しているロッカ管理センタ9(ロッカの管理場所に相
当)に異常信号を伝送する制御部8(報知制御手段及び
施錠制御手段に相当)とから構成される。
【0007】このようなロッカ1の本体の外観を図2に
示す。図中,センサ群2の内,音センサ21,温度セン
サ22,ガスセンサ23は天井面に,液体センサ24,
重量センサ25は底面に,又,位置変化センサは壁面に
各1個又は1組設けているが,検知性能上問題のない範
囲で複数個又は複数組を任意に配置することもできる。
例えば,位置変化センサ26の配置例を図3(a)〜
(c)に示す。即ち,位置変化センサ26が1組の場
合,図3(a)に示すように天井面及び床面の各中央部
に配置するか,又は壁面の下面に近い位置とすることに
より荷物の検知をより確実に行うことができる。また,
位置変化センサ26を2組以上設ける場合,追加された
センサの位置は図3(b),(c)に示すように扉面に
近い位置に配置することにより動物の検知をより確実に
行うことができる(これは生き物の習性として光に向か
ってゆくものが多いからである)。更に,図3(c)に
示すように扉面に対して発光素子PS1と受光素子PS
2とを対角線上に配置することにより広い範囲を検知す
ることができる。
【0008】次に,図4(a)〜(e)及び図5(a)
〜(c)を参照して,各センサの検知動作について,以
下説明する。図4(a)に示す音センサ21の回路構成
では,マイクMICによりロッカ1内の音又は音声が検
知され,増幅器AMPで信号増幅される。増幅された信
号の一方はそのままロッカ管理センタ9に伝送され,他
方は電圧比較器VCOMPで比較されてその結果が制御
部8に伝えられる。即ち,上記回路中,増幅器AMPの
出力端の一方はロッカ管理センタ9の入力側に接続さ
れ,他端は電圧比較器VCOMPの+側入力に接続され
ている。電圧比較器VCOMPの−側入力は,抵抗R
2,R3で構成されたしきい値設定用の直列回路に接続
されている。通常は,マイクMICに音及び音声が入力
されていないので増幅器AMPの出力Eb は充分小さ
く,Eb <E2 ・R3 /(R2 +R 3 )で与えられる。
この時,電圧比較器VCOMPの+側入力が−側入力よ
りも小さくなるので出力O1はLOWになり,これを非
検知状態とする。マイクMICに音及び音声が入力され
た場合は増幅器AMPの出力Eb は大きくなり,Eb
2 ・R3 /(R2 +R3 )で与えられる。この時,電
圧比較器VCOMPの出力O1はHIGHになり,これ
を検知状態とする。電圧比較器VCOMPの出力O1が
上記比較結果であり,制御部8に出力される。
【0009】図4(b)に示す温度センサ22の回路構
成では,サーミスタTHによりロッカ1内の温度が検知
され,A/D変換器ADC3で変換されて制御部8に伝
えられる。即ち,上記回路中,A/D変換器ADC3の
アナログ入力は,温度が高くなると抵抗値が小さくなる
負特性のサーミスタTHと抵抗R5とで構成された直列
回路に接続されている。この場合,アナログ電圧Ed
d =E4 ・R5 /(TH+R5)で与えられる。アナ
ログ電圧Ed をA/D変換器ADC3で変換した値が温
度データ〔D5〕であり,制御部8に出力される。図4
(c)に示すガスセンサ23の回路構成では,ガス検知
器GSによりロッカ1内の各種ガスが検知され,A/D
変換器ADC2で変換されて制御部8に伝えられる。即
ち,上記回路中,A/D変換器ADC2のアナログ入力
は,可燃性ガスや炭酸ガス等のガスに接触すると抵抗値
が小さくなるガス検知器GSと抵抗R4とで構成された
直列回路に接続されている。この場合,アナログ電圧E
c はEc =E 3 ・R4 /(GS+R4)で与えられる。
通常は,ガス検知器GSにガスが接触していないので,
ガス検知器GSの抵抗値は充分大きく,アナログ電圧E
c は0の方向に変化する。この時にA/D変換器ADC
2で変換された値を〔D3〕とし,これを非検知状態と
する。ガス検知器GSにガスが接触した場合は,ガスの
種類に応じてガス検知器GSの抵抗値が小さくなり,ア
ナログ電圧Ec はE3 の方向に変化する。この時にA/
D変換器ADC2で変換された値を接触したガスの値
〔D4〕とし,これを検知状態とする。A/D変換器A
DC2により変換された値〔D3〕又は〔D4〕が制御
部8に出力される。
【0010】図4(d)に示す液体センサ24の回路構
成では,液体検知器LSにより液体が検知され,トラン
ジスタQが作動して制御部8に伝えられる。即ち,上記
回路中,トランジスタQのベースは,例えば2本の電極
からなる液体検知器LSと抵抗R6,R7とで構成され
た直列回路に接続されている。通常は,液体検知器LS
には液体が接触していないため液体検知器LSの電極は
解放状態になり,トランジスタQのベース電圧Ee には
電圧が印加されない。この時,トランジスタQのコレク
タ,エミッタ間は不導通になり,出力O2はHIGHに
なる。これを非検知状態とする。液体検知器LSに液体
が接触した場合は液体検知器LSの電極は高抵抗で接続
され,トランジスタQのベース電圧Ee に電圧が印加さ
れる。この時,トランジスタのコレクタ,エミッタ間が
導通され,出力O2はLOWになる。これを検知状態と
する。この出力O2が制御部8に出力される。
【0011】図4(e)に示す重量センサ25の回路構
成では,重量検知器WSによりロッカ1内に収納された
荷物の重量が検知され,A/D変換器ADC1で変換さ
れ制御部8に伝えられる。即ち,上記回路中,A/D変
換器ADC1のアナログ入力は,重量が加わると抵抗値
が小さくなる重量検知器WSと抵抗R1とで構成された
直列回路に接続されている。この場合,アナログ電圧E
a はEa =E1 ・R1 /(WS+R1)で与えられる。
通常は,重量検知器WSに重量が加わっていないので重
量検知器WSの抵抗値は充分大きく,アナログ電圧Ea
は0の方向に変化する。この場合にA/D変換器ADC
1で変換された値を〔D1〕とし,これを非検知状態と
する。重量検知器WSに重量が加わった場合は,重量検
出器WSの抵抗器が小さくなり,アナログ電圧Ea はE
1の方向に変化する。この場合にA/D変換器ADC1
で変換された値を加わった重量の値〔D2〕とし,これ
を検知状態とする。A/D変換器ADC1で変換された
値〔D1〕又は〔D2〕が制御部8に出力される。
【0012】図5(a)〜(c)に示す位置変化センサ
26の回路構成では,対向配備された発光素子PS1と
受光素子PS2とにより,両素子間に置かれた荷物の位
置変化が検知されて制御部8に伝えられる。即ち,図5
(a)はロッカ1内に荷物が収納された場合であり,発
光素子PS1から発せられた光が,荷物によりさえぎら
れる。この時,受光素子PS2は受光しないため,その
出力はHIGHとなる。図5(b)は荷物が無い場合で
あり,この時,受光素子PS2は受光してその出力がL
OWとなる。図5(c)は発光素子PS1と受光素子P
S2との間を物が移動する場合であり,出力はHIGH
/LOWの交番した不規則な信号となる。この受光素子
PS2の出力信号が制御部8に出力される。
【0013】次に,上記検知動作をもとにロッカ1全体
の動作を図6及び図2を用いてステップS1 ,S2 ,…
の順に説明する。利用者がロッカ扉10を開けると,ロ
ッカ扉10に設けられている扉開閉検知部5が扉の開け
られたことを,スイッチのON/OFF又は光センサに
よる外部光の検出などにより検知し,〔開扉信号〕を出
力する(S1)。制御部8は扉開閉検知部5からの〔開
扉信号〕を受けると直ちに時間の計時を開始する(S
2)と共に,表示部6及び報知部7で「荷物を入れて下
さい」と報知する(S3)。又,ロッカ1内の底面のほ
ぼ全面に設けられた重量センサ25が検知を開始する。
利用者がロッカ1内に荷物を入れると,前述の検知動作
により重量センサ25が荷物がロッカ1内に収納された
ことを検知する(S4)。制御部8はこのときに重量セ
ンサ25により検知されたA/D変換値〔D2〕を記憶
すると共に,表示部6および報知部7により「扉を閉め
てしばらくお待ち下さい」と報知する(S5)。尚,重
量センサ25の代わりに位置センサ26を用いて荷物の
収納を検知することもできる。利用者がロッカ扉10を
閉めると,扉開閉検知部5が扉が閉められたことを検知
し,〔閉扉信号〕を出力する(S6)。制御部8は扉開
閉検知部5からの〔閉扉信号〕を受けると,前述の計時
を終了し,測定した時間〔T1〕を記憶すると共に,セ
ンサ群2の各検知部により,ロッカ1内の状況の検知を
開始する(S7)。
【0014】まず,ロッカ1内の天井面に設けられた音
センサ21はロッカ1内の音及び音声を検知し,電圧比
較器VCOMPの出力O1を制御部8に受け渡す。制御
部8は電圧比較器VCOMPの出力O1がHIGHの場
合に,荷物が音あるいは音声を発生するもの(動物,爆
発物の点火タイマ音)であると判断する。又,出力O1
がLOWの場合は異常なしと判断する(S8)。ロッカ
1内の天井面に設けられたガスセンサ23はロッカ1内
のガスを検知し,A/D変換値を制御部8に受け渡す。
制御部8はA/D変換値が〔D4〕の場合にはガスを検
知したと判断する。更に,〔D4〕のレベルに応じて可
燃性ガスか不燃性ガスかを判別する。又,A/D変換値
が〔D3〕の場合には異常なしと判断する(S8)。ロ
ッカ1内の底面中央部の少しくぼんだ部分に設けられた
液体センサ24はこの部分に流れ込んだ液体を検知し,
トランジスタQの出力O2を制御部8に受け渡す。制御
部8はトランジスタQの出力O2がLOWの場合には,
液体(導電性:水,醤油,ソース,酢,煮汁等)がこぼ
れたと判断する。又,出力O2がHIGHの場合には異
常なしと判断する(S8)。ロッカ1内の壁面に設けら
れた位置変化センサ26は,ロッカ1内の荷物の位置変
化を検知し,受光素子PS2の出力信号を制御部8に受
け渡す。制御部8は受光素子PS2の出力信号がHIG
H/LOWの交番する不規則なものである場合には,荷
物が動いている(動物)と判断する。又,出力信号が変
化しない場合には異常なしと判断する(S8)。尚,位
置変化センサ26の代わりに重量センサ25を用いるこ
ともできる。この場合,重量センサ25はロッカ1内の
荷物の重量を検知し,A/D変換値を制御部8に受け渡
す。制御部8は記憶しているA/D変換値〔D2〕と比
較して大きな変化が認められた場合は荷物が動いている
(動物)と判断する。又は,大きな変化が認められない
場合は異常なしと判断する(S8)。
【0015】以上に述べたセンサ群2のいずれも異常な
しと検知した場合には,表示部6及び報知部7で「料金
を入れてください」と報知する(S9)。利用者が料金
投入口11から料金を投入すると,投入検知部3が料金
が投入されたことを検知し,〔料金投入信号〕を出力す
る(S10)。制御部8は投入部3からの〔料金投入信
号〕を受けると,受け取り用ロッカの場合には制御部8
が扉施錠制御部4に〔施錠信号〕を送る。扉施錠制御部
4は〔施錠信号〕を受けると,ロッカ扉10を自動的に
施錠する(S11)と共に,表示部6及び報知部7で
「ロッカ管理センタで受領書をお受け取りください」と
報知する(S12)。一時預り用ロッカの場合には制御
部8が扉施錠制御部4に〔施錠可能信号〕を送り,利用
者によるロッカ扉10の施錠ができるようにする。利用
者が鍵を閉めると,扉施錠制御部4が施錠されたことを
検知し,〔施錠完了信号〕を出力する(S13)。制御
部8は扉施錠制御部4からの〔施錠完了信号〕を受ける
と,表示部6及び報知部7で「ご利用期限は〇日です」
と報知する。センサ群2のいずれか一つでも異常を検知
した場合は,表示部6及び報知部7で「この荷物はお取
り扱いできません,荷物をお取り出しください」と報知
する(S14)。制御部8は扉施錠制御部4に〔施錠禁
止信号〕を送り,自動施錠や利用者によるロッカ扉10
の施錠ができないようにする(S15)。同時に,制御
部8は時間の計時をも開始し,前回に測定した時間〔T
1〕(ロッカ1内に利用者が荷物を入れるのにかかった
時間+余裕時間)(ロッカ1内から利用者が荷物を取り
出すのに必要な時間に相当)が経過するまでに,制御部
8が重量センサ25からの非検知状態〔D1〕(ロッカ
1内より荷物が取り出された)を受けた場合には,表示
部6及び報知部7での報知はされない(S17)。〔T
1〕時間内に非検知状態〔D1〕を受けなかった(S1
8)場合には,報知部7から警報を発すると共に,ロッ
カ管理センタ9に異常情報を伝送する(S19)。又,
ロッカ1内の天井面に設けられた温度センサ22は,ロ
ッカ1内の温度を検知してA/D変換値を制御部8に受
け渡すだけでなく,制御部8がこの温度データと,他の
センサ群2の検知データを総合的に判断(例えば位置変
化センサ26又は重量センサ25で動きを検知し,ガス
センサ23で炭酸ガスから呼吸を検知し,温度センサ2
2で体温等を検知し,音センサ21で音および音声を直
接監視して動物なのか乳幼児なのかを判断する)するこ
とにより,ロッカ1内の状況を的確に把握することがで
きる。
【0016】以上のように,本実施例によれば,利用者
がロッカ1に取り扱い対象外品目の荷物を入れた場合
に,直ちに表示部6及び報知部7により異常を報知し,
利用者に知らせることができる。そして利用者によるロ
ッカ扉10の施錠が禁止される。また,そのまま荷物が
ロッカ1内に放置された場合でも,〔T1〕時間経過後
に表示部6及び報知部7により警報を発し,ロッカ管理
センタ9に異常情報(ロッカ番号,異常内容など)を伝
送する。その結果,ロッカ1の汚損や災害の発生を未然
に防止して安全にしかも効率的にロッカ1の管理を行う
ことができる。尚,上記実施例では位置変化センサ26
として発光素子PS1と受光素子PS2とを組合わせた
ものを用いたが,実使用に際しては,同様の機能を果た
す超音波センサなど他の種類のセンサを用いても何ら支
障はない。又,音センサ21,温度センサ22,ガスセ
ンサ23,液体センサ24及び重量センサ25について
も同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るロッカは上記したように構
成されているため,ロッカ内の状態の異常がセンサ群で
検知された場合,報知部および表示部により利用者に報
知されると共に,自動施錠や利用者によるロッカ扉の施
錠が禁止される。又,ロッカ内に預け入れた荷物の異常
をセンサ群が検知した場合でかつ所定の時間(固定時間
ではなく,利用者の動作時間に合わせてその都度自動的
に設定している)に利用者がロッカ内の荷物を取り出さ
ない場合には,報知部により警報が発せられると共に,
ロッカを管理している場所に異常情報が伝送される。そ
の結果,ロッカ内を汚損させたり,可燃・爆発物による
災害やまた今日の深刻な社会問題になっているロッカ内
での乳幼児の捨て子の死亡などの思いがけない事態を防
ぐことができる。特に,マイクによるロッカ内の物音の
監視はこれらの最悪の事態を防ぐのに極めて有効であ
り,利用者のみならずロッカ業務管理者に不利益を与え
るという致命的な欠点を排除できるため,安全でしかも
効率的にロッカの管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るロッカの概略構成を
示すブロック図。
【図2】 ロッカの扉を開けた状態を示す外観斜視図。
【図3】 位置変化センサの配置例を示す説明図。
【図4】 各センサの電気回路図。
【図5】 位置変化センサの電気回路及び作動状態を示
す説明図。
【図6】 ロッカの作動手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ロッカ 2…センサ群 4…扉施錠制御部(扉制御手段に相当) 7…報知部(報知手段に相当) 8…制御部(報知制御手段及び施錠制御手段に相当) 9…ロッカ管理センタ(ロッカの管理場所に相当) 21…音センサ(検知手段に相当) 22…温度センサ(検知手段に相当) 23…ガスセンサ(検知手段に相当) 24…液体センサ(検知手段に相当) 25…重量センサ(検知手段に相当) 26…位置変化センサ(検知手段に相当)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の一時預り,受け取り等に用いられ
    る錠付ロッカにおいて,上記ロッカ内に収納された上記
    荷物の状況を検知する検知手段と,上記荷物の異常を報
    知する報知手段と,上記検知手段により検知された上記
    荷物の状況に基づいて上記報知手段により利用者に該荷
    物の異常を報知する報知制御手段とを備えてなることを
    特徴とするロッカ。
  2. 【請求項2】 荷物の一時預り,受け取り等に用いられ
    る錠付ロッカにおいて,上記ロッカ内に収納された上記
    荷物の状況を検知する検知手段と,上記ロッカの扉の施
    錠を制御する扉制御手段と,上記検知手段により検知さ
    れた上記荷物の状況に基づいて上記扉制御手段により利
    用者の施錠を禁止する施錠制御手段とを備えてなること
    を特徴とするロッカ。
  3. 【請求項3】 上記検知手段が上記荷物の状況である
    音,温度,ガス,液体,重量又は位置変化を検出するセ
    ンサである請求項1又は2記載のロッカ。
  4. 【請求項4】 上記報知手段により利用者に上記荷物の
    異常が報知されても該荷物がロッカ内部に収納されたま
    まの場合,所定時間経過後に上記報知が警報に変わる請
    求項1記載のロッカ。
  5. 【請求項5】 上記報知手段又は上記扉制御手段が作動
    しても該荷物がロッカ内部に収容されたままの場合,所
    定時間後に上記ロッカの管理場所に異常を伝える請求項
    1又は2記載のロッカ。
  6. 【請求項6】 上記所定時間を利用者による上記荷物の
    上記ロッカへの収納のためのロッカ開時間に基づいて設
    定する請求項4又は5記載のロッカ。
  7. 【請求項7】 上記検知手段を音センサで構成し,該音
    センサが上記荷物の状況である音を検知した時に,この
    音を上記ロッカの管理場所に伝える請求項3記載のロッ
    カ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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