JPH052507B2 - - Google Patents

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JPH052507B2
JPH052507B2 JP62213693A JP21369387A JPH052507B2 JP H052507 B2 JPH052507 B2 JP H052507B2 JP 62213693 A JP62213693 A JP 62213693A JP 21369387 A JP21369387 A JP 21369387A JP H052507 B2 JPH052507 B2 JP H052507B2
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JP
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printing
plastic bag
conveyor
bag
plastic
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Noritoshi Koshiro
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KOSHIRO INSATSU JUGEN
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KOSHIRO INSATSU JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビニール袋の印刷方法に関する。さら
に詳しくは、主として袋に完成されたビニール
袋、それも取手やマチのついたものに、さらには
ビニールフイルムなどに絵柄や店名などの文字・
記号を小ロツトで印刷する方法に関する。
[従来の技術] 従来のビニール袋の印刷は製袋以前に行われる
連続印刷によつて行われている。
連続印刷とは第16図に示されているように、
1本の巻取体80に巻取られているビニールフイ
ルム81を連続体のままで印刷機82の間を通し
ていき印刷する方法である。そして、印刷された
ビニールフイルム81は再び巻取り体83に巻き
取られる。袋の形態に加工するのはその後で、印
刷済みの巻取体83からビニールフイルム81を
再び繰り出し、専用の製袋機にかけて、折り畳
み、取手の接着、ヒートシール、切断という手順
を踏むことにより行なわれている。このばあいで
き上つたビニール袋には同じ種類の印刷が施され
る。
[発明が解決しようとする問題点] 以上の連続印刷によるばあい、1巻の巻取体8
0は通常3000〜5000mあり、これの全部に同じ印
刷をするようになるので、たとえば6000〜10000
枚前後というような大量の印刷には適している
が、たとえば100〜3000枚というような小ロツト
の印刷にはコスト的に引き合わず、また作業能率
が悪いのでまつたく行なわれていないのが現状で
ある。
本発明はかかる事情に鑑み小ロツト単位でビニ
ール袋へ印刷するのに適した印刷方法を提供する
ことを目的とする。
ところで袋として完成した後のビニール袋に印
刷するばあい、つぎのような問題がある。
袋として完成されたビニール袋は通常、外装袋
やダンボール箱など折り畳んで梱包されており、
印刷するために梱包を解いて取り出したときに
は、ビニール袋の表面にシワがついていることが
多い。そのようなシワは印字の欠けを生じさせた
り、印刷機の正常な動作を阻害することがある。
本発明はかかる事情に鑑み、ビニール袋への印
刷を高品質かつ高能率で行ないうる印刷方法を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するため手段] 本発明のビニール袋の印刷方法は、それぞれ独
立したビニール袋を1枚づつ印刷する方法であつ
て、(a)印刷装置への送り方向に対し、直角方向に
高速で送りをかける横送りコンベヤにビニール袋
をのせ、該コンベヤでビニール袋を高速で横送り
する間、該コンベヤの上面に配置された押え部材
によりコンベヤ上のビニール袋を押えてビニル袋
のシワを矯正しながら横送りし、(b)前記横送りコ
ンベヤと印刷装置の方向へ送りをかける前送りコ
ンベヤの延長線との交差部に設けたストツパによ
り、前記横送りコンベヤで送られてきたビニール
袋を停止させ、該ビニール袋の印刷位置を位置決
めし、(c)ついでビニール袋を前送りコンベヤにの
せ、該コンベヤでビニール袋を前送りする間、該
コンベヤの上面に配置された押え部材によりコン
ベヤ上のビニール袋を押えてビニール袋のシワを
矯正しつつ、印刷装置にビニール袋を供給し、(d)
そのあと印刷装置でビニール袋を印刷することを
特徴とする。
なお本明細書において「ビニール袋」とはポリ
エチレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂製の袋
をいう。
[作用] 本発明の印刷方法では、横送りコンベヤでビニ
ール袋を送る際、高速でコンベヤと押え部材との
間に挟みこまれるので、それによりビニール袋が
押し伸ばされシワが除去される。また前送りコン
ベヤで送られる際にも押え部材でビニール袋が上
面から押えられるので、シワが矯正される。この
ように本発明ではビニール袋の縦方向と横方向の
シワ伸ばしが順に行われるので、印刷工程が円滑
に行われる。しかも供給工程で同時にシワ取りが
行われるので、印刷能率も高い。
横送りコンベヤから前送りコンベヤに移送され
るときにストツパによりビニール袋の位置決めが
なされるので、1枚1枚独立したビニール袋の全
てに位置決めが個別に行われ、それにより印刷位
置の管理が容易となる。
本発明では製袋以前に連続印刷を施したビニー
ル袋に印刷することもできるし、連続印刷を施し
てないままのビニール袋に印刷をすることもでき
る。
前者のばあい、たとえば基本的なデザインを印
刷したビニール袋を大量に製造しておき、そのあ
と店名やワンポイント模様などを小ロツト単位で
印刷したビニール袋をうることができる。後者の
ばあい、店名やワンポイント模様などの印刷だけ
となるが、もちろん小ロツト単位で印刷すること
ができる。
[実施例] つぎに本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の印刷方法を示す説明図、第2
図は本発明の印刷方法を示すブロツク図、第3図
は本発明の横送り工程および前送り工程を実行す
る供給機構の斜視図、第4図は本発明の印刷方法
に用いられる印刷機におけるレジスタ機構の概略
側面図、第5図は送りローラ27の平面図、第6
図は前記印刷機におけるインキ装置の概略側面
図、第7図はインキ着けローラおよびドクターを
示す斜視図、第8図は版胴および圧胴を示す正面
図、第9図は圧胴の昇降機構の説明図、第10〜
11図は案内ローラの側面図および背面図、第1
2図は本発明の印刷方法で印刷される代表的なタ
イプのビニール袋の斜視図、第13図は第12図
における−線端面図、第14〜15図は他の
ビニール袋の斜視図である。
まず、第2図に基づき本発明による印刷方法を
説明する。連続印刷工程および製袋工程は従来と
同様であり、そのあと本発明により小ロツト印刷
工程が行われる。
前記連続印刷工程は、巻取体70に巻取られて
いるビニールフイルム71を連続体のままで印刷
機72に通し、所要の印刷を施し、印刷されたビ
ニールフイルム71を再び巻取体73に巻取るこ
とにより行われる。このばあいの印刷機72とし
ては公知の印刷機が用いられ、単色刷りのばあい
は印刷機72が1台使用され、多色刷りのばあい
は複数台使用される。なお印刷の必要がないばあ
いは、印刷機72に通すことなく、巻取体70を
直接、製袋機にかけるとよい。
製袋工程では専用の製袋機が用いられる。
この製袋機には、印刷された巻取体73または
印刷されていないままの巻取体71がかけられ
る。製袋工程は通常、折り畳み74、取手の形成
75、所要箇所のシール76、1枚の袋ごとに切
断77という順序で行われるが、製袋機の種類に
より多少工程が異なるばあいがある。ともあれこ
の工程で連続体のビニールフイルムは、1枚1枚
独立し、袋として完成された形態を有するビニー
ル袋50に製造される。
つぎに小ロツト印刷工程が本発明の方法により
行われる。なお本発明の印刷方法を実施するにあ
たり版は印刷内容に応じ1種類のみ用いてもよ
く、また多数種を用意しておき、そのうちの適当
な版を選んで用いるようにしてもよい。図には4
a,4b,4cの3種類の版が示されているが、
もちろん4種類以上であつて差し使えない。版胴
への版の貼着は取り変えが容易に行いうるよう、
版を樹脂製とし接着剤で接着するのが好ましい。
1ロツトづつ版4a,4b,4cを変えれば、多
種類の印刷Pa,Pb,Pcを簡単に行うことができ
る。
本発明により印刷するに適したビニール袋とし
てはつぎのものがある。なおこれは例示であつて
これに限らない。
第12〜13図に示されたビニール袋50には
開口部と底部とにマチ57,58の部分があり、
開口部の中央には通常、取手55が取りつけられ
ている。このようなビニール袋50はマチ57,
58があることにより、部分的に厚さが異なり、
印刷すべき部分(多くのばあい本体部分51)に
適切な印圧を加えるのに注意を要する。また取手
55が印刷機の動作の邪魔にならないようにしな
ければならない。
第14図に示されたビニール袋50はマチ5
7,58が両側縁についたものであり、取手55
が穴59を穿孔して形成したものである。また第
15図に示されたビニール袋50はマチのない長
方形の袋であり穴59を穿孔して形成した取手5
5が形成されている。いずれも本体部分などに店
名その他の印刷Ptがほどこされる。
つぎに小ロツト印刷工程、すなわち本発明の印
刷方法の概略を第1図に基づき説明する。概略的
には横送り工程()で被印刷物であるビニール
袋のシワを伸ばしながら横送りし、ストツパ1
3,14で位置決めし、レジスタ工程()で印
刷時のビニール袋の最終位置決めを行ない、印刷
工程()で版胴1と圧胴2が1回転する間に版
4上のインキが転写されてビニール袋に印刷が行
われ、排出工程()で印刷済みのビニール袋が
集積ステーシヨンSへ送られるようになつてい
る。
さらに以上の工程を第3〜11図を参照しなが
ら詳細に説明する。
横送り工程()では、第3図に示されるよう
に、先の製袋工程(第2図図示)で得られたビニ
ール袋が、まず横送り台5の図中左側にある作業
台5a上に置かれる。
図示のビニール袋50は先に第12図で示した
ものと同じものであり、取手55およびマチ5
7,58を有している。なお、59は折り畳まれ
ていたときにできたしわである。
さて、作業台5a上のビニール袋50は手作業
で横送りコンベヤ7に1枚づつ送り込まれる。な
お適宜のエアー給送機構を用いて自動的に送り込
むようにしてもよい。そのばあい積み重ねられた
ビニール袋50の下側から1枚づつ抜き取つて供
給することもできる。
前記横送りコンベヤ7は矢印T方向に動き、そ
の速度は前送りコンベヤ9の3倍程度に高速化さ
れている。そして各コンベヤベルト7aの上には
押え板11が置かれている。この押え板11は特
許請求の範囲にいう「押え部材」であり、長手方
向に湾曲させられた細長い鋼板である。そしてそ
の前方がやや持ち上げられて支持枠12に固定さ
れ、後方がコンベヤベルト7a上に自重によつて
接触させられている。したがつて、横送りコンベ
ヤ7に送られたビニール袋50はコンベヤベルト
7aと押え板11との間に挾まれて高速で横送り
され、そうすることにより、ビニール袋50にで
きていたしわ59が押し伸ばされ平らにされる。
さらに横送り台5上には横送りコンベヤ7に直
角にストツパ13が、平行にストツパ14がそれ
ぞれ設けられている。
このストツパ13,14は設置位置を自由に変
えることができるので、ビニール袋50の大きさ
により固定位置を変えるとよい。横送りコンベヤ
7で送り込まれたビニール袋50はストツパ1
3,14に当つて停止し、その位置で横送り方向
での印刷位置が位置決めされる。
なお横送り台5は前送り台6の先端部に傾倒自
在に取りつけられており、全体的に矢印T方向に
上下動させることができる。このようにして横送
り台5の傾斜角度を変えれば、ビニール袋50の
寸法の大小、重量の大小にかかわらず横送りを安
定させることができる。
横送りコンベヤ7から前送りコンベヤ9へは吸
着移送装置8によつて送られる。
吸着移送装置8は、吸盤15でビニール袋50
を吸着して送りをかけるものであり、図示の装置
8では、2個の吸盤15が支持枠16に固定され
ている。そして鎖線17で示す軌跡のとおり往復
運動繰返し、一動作ごとに1枚のビニール袋50
を給送する。
前記吸着移送装置8でビニール袋50が前送り
コンベヤ9に送られると前送り工程()が始ま
る。前送り工程()を実行する前送りコンベヤ
9は矢印F方向に駆動されており、その上面には
4個の押えローラ18が接している。そのためコ
ンベヤ9によつて送られるビニール袋50は上面
から押えられ、確実に送られる。これらの各押え
ローラ18の支持構造は任意であり自由に設計す
ることができるが、各押えローラ18をコンベヤ
9の送り方向(すなわち前後方向)、横方向、さ
らには上下方向に動かして自由に位置調整できる
ようにするのが好ましい。また図示の押えローラ
18は支軸19で支持しているが、支軸19を用
いずに適宜の手段で各ローラ18を独立に支持し
てもよい。ともあれ、このようにして印刷される
ビニール袋50はそのマチ57,58の位置に合
せて各押えローラ18で、押えられ、確実な送り
がかけられる。
さらに押えローラ18の支軸19を支持する枠
体21には押え板22が取りつけられている。こ
の押え板22は特許請求の範囲にいう「押え部
材」であり、横送りコンベヤ7で使用している鋼
板11と同じものである。そしてその下面には幅
広の樹脂製シート23が貼着されている。コンベ
ヤ9上を送られるビニール袋50は押え板22の
自重で押えられたシート23の下を通されること
により、コンベヤベルト9との間に挟まれてビニ
ール袋50のシワが押し伸ばされる。この工程で
のシワ伸ばしは、先に横送り工程で行つたのと直
角な方向で行うので、ビニール袋50上のシワは
印刷上支障ないように取り除かれる。なお前記樹
脂製シート23は面積が広いので、大きいビニー
ル袋であつても小さいビニール袋であつても、浮
き上がらせることなく安定的に送りをかけること
ができる。
前送りコンベヤ9の後端はレジスタ機構に接続
されており、前送りコンベヤ9で搬送されたビニ
ール袋50はつぎにレジスタ機構に送られる。
この工程でビニール袋50を送るとき、ビニー
ル袋50の取手55が横方向(すなわち前送り方
向に直角な方向)に位置するようにして送られ
る。このことは後で行う印刷工程において、取手
55が印刷の邪魔にならないように、版胴1と圧
胴2の一端部の切り欠き部46を通り抜けさせる
のに重要である。
第4図に基づきレジスタ工程()を説明す
る。レジスタ工程()は、ビニール袋50の送
りをいつたん止めて、印刷工程()が始まる前
にビニール袋50の印刷位置を正しく規正するも
のである。同図において25は前検当であり、ロ
ーラ26に固定されている。ローラ26が回動す
ることにより、前検当25は止印G方向に傾倒す
る。ローラ26の上方には送りローラ27が昇降
自在に配置されており、この送りローラ27が下
降して回転するとビニール袋50を前進させるこ
とができる。前検当25の図中左側には光電管の
発光素子28と受光素子29が上下に対向して配
置されており、ビニール袋50がここまで前進し
たことを検知しうるようになつている。
なお前記送りローラ27は、第5図に示される
ように支軸32に嵌挿されているが、この支軸3
2は固定軸34に揺動自在に取りつけられたアー
ム33の先端に固定されている。そして前記送り
ローラ27は支軸32上を摺動させることによ
り、その取付位置を変えて、被印刷物であるビニ
ール袋50マチ57,58の部分と本体部分51
とを分けて押えることができるようになつてい
る。
いま前送りコンベヤ9によりビニール袋50が
送られてきたとすると、袋50の前縁が前検当2
5に当つて、袋50の前進が停止する。ついで送
りローラ27が下降して矢印方向に回転すると、
同時にローラ26が回転して前検当25を前方へ
倒すとともに袋50を挟んで前方に送り出す。ビ
ニール袋50が若干前進すると、それが発光素子
28と受光素子29間の光線を遮断するので、そ
れを検知信号として圧胴2を印刷位置に駆動する
ソレノイド48を作動させる。このようにしてビ
ニール袋50のビニール袋50の前送り方向での
印刷位置が位置決めされ、同時に印刷装置1,2
内にビニール袋50が送り込まれる。
つぎに印刷工程()が始まるが、その前に第
6〜7図に基づきインキ装置を説明する。インキ
着けローラ3は表面全体にグラビアセルのような
微小のくぼみのます目(以下、アニツクス目36
という)を持つたアニツクスローラである。この
インキ着けローラ3は版胴1に接するとともにイ
ンキ皿37に入れられたインキ38に直接浸けら
れており、インキ皿37にはポンプ39でインキ
38が給排されるようになつている。インキ38
としては、顔料インキを溶剤に分散したもの、あ
るいは染料をアルコール類に溶かしたものなどの
液状のフレキソインキが用いられるが、とくに速
乾性の高いインキが好適である。そのばあい印刷
済みのビニール袋50を上下に積み重ねても印刷
汚れが生じないので、印刷速度を高めることがで
きる。
インキ着けローラ3の表面にはドクター41が
当接されており、該ドクター41によりインキ3
8をかき落として、アニツクス目36の中にだけ
インキ38を残すようになつている。版4に転移
させるべきインキ量は、基本的にはアニツクス目
36のセル容積によつて決まるので、インキ着け
ローラ3はセル容積の異なるものを数本用意して
おき、印刷物の種類によつて適宜取り替えるよう
にするとよい。さらにドクター41を使えばイン
キ量を規正することができるので、インキ着けの
定量化、均一化が達成できる。
前記インキ着けローラ3は版胴1の回転に伴つ
て回転し、その表面に付着しているインキ38を
版4の表面に転移させる。そしてこの動作は版胴
1の1回転毎に行われる。
前記印刷工程()を第8〜9図に基づきを説
明する。印刷工程()は版胴1と圧胴2からな
る印刷装置にビニール袋50を1枚づつ通すこと
により行われる。版胴1は版4が貼着されるべき
本体部分42を有し、その一端側に直径の小さい
逃がし部43が形成されている。また圧胴2も同
様に版4と圧接すべき本体部分44を有し、その
一端側に直径の小さい逃がし部45が形成されて
いる。版胴1の逃がし部43と圧胴2の逃がし部
45とはいずれも同じ側の端部に設けられている
ので、逃がし部43,45のたがいに対向する間
には切り欠き部46ができる。この切り欠き部4
6があることにより、被印刷物であるビニール袋
50を版胴1と圧胴2の間を通したとき、その取
手55が印刷時に何物にも引つかからずに通過す
ることができる。
版胴1の表面には版4が貼着される。版4は樹
脂製の凸版が用いられ、その寸法、貼着位置は自
由に選択することができる。版4の大きさと貼着
位置とを適当に選択することにより、ビニール製
50のマチ57とマチ58との間の本体部分51
にのみ印刷したり、あるいはマチ57,58の部
分にのみ印刷することができる。
圧胴2はその一端をクランク47で支持されて
おり、クランク47の下端部は前記ソレノイド4
8に連結されている。このソレノイド48は先に
レジスタ工程()で説明した光電管28,29
の検知信号により作動し、圧胴2を上方に押し上
げる。これにより版胴1と圧胴2は適当な印圧で
押しつけられる。したがつて、レジスタ工程
()で位置決めされ、送り込まれたビニール袋
50は版胴1と圧胴2との間に正しく挟まれて、
版4に押しつけられ、版胴1と圧胴2が1回転す
る間に、印刷されて送り出される。
なお印刷されたビニール袋50は第10〜11
図に示されるような案内ローラ61,62により
下方へ案内されて送り出される。案内ローラ61
と案内ローラ62とはそれぞれアーム63,64
で支持され、軸65に取りつけられている。ロー
ラ61の支軸61aとローラ62の支軸62aと
の間に引張スプリング66が張架されており、ロ
ーラ61,62がたがいに引き合うようになつて
いる。そしてステー67によつて支持され、案内
ローラ61が圧胴2の斜め上方部分に、また案内
ローラ62が圧胴2の真横よりやや下方部分にそ
れぞれ接している。したがつて版胴1と圧胴2と
の間から送り出された被印刷物であるビニール袋
50は案内ローラ61,62で案内され、下方に
送られる。
このようにして圧胴2から下方に送られた印刷
済みのビニール袋50は、つぎの排出工程()
によつて、集積ステーシヨンSへ送られる。排出
工程()は、圧胴2の下方に配置されたコンベ
ヤ68や、それに接続されるローラコンベヤ69
で行われる。なおローラコンベヤ69の上方には
乾燥装置Hを必要に応じ配置するとよい。乾燥装
置Hによつてローラコンベヤ69上を送られる印
刷直後のビニール袋50のインキを乾燥させると
きは、集積するときにビニール袋50を上下に重
ねても印刷の汚れが生じなくなる。
つぎに本実施例の印刷方法の利点を説明する。
前記実施例においては、版4が凸版であり、そ
れを版胴1の表面に貼着すると、版面のみが突出
しているのでマチ57,58などがあり厚さが一
定していないビニール袋50に対しても、適切な
印圧で印刷することができ印刷品質が高くなる。
また版4の大きさや、貼着位置を変えれば、どの
ような形態のビニール袋50に対しても、マチの
部分を避けたり、あるいはマチの部分に印刷する
ことができる。そして通常の印刷方法では袋の取
手55が、版胴と圧胴の間や、その他の機構部分
にかみ込んで正常な運転を阻害してしまうが、版
胴1と圧胴2の間の空間46を通すことにより噛
みこみなどのチヤンスを皆無にしているので、取
手55が取りつけられたビニール袋であつても印
刷の支障とならない。
さらに取手55やマチ57,58のついた種々
の形態のビニール袋50を、その大きさにもよる
が、1時間当り2400〜3000枚程度の印刷を可能に
している。したがつて従来の連続印刷方式で印刷
するには部数が少なく、しかし家庭用印刷機など
では部数が多すぎるといつた、いわゆる小ロツト
の印刷に最適であり、そのような需要に対し低コ
ストで応えることができる。
以上のように、本実施例の印刷方法は種々の形
態のビニール袋に印刷することができるが、もち
ろんこれら以外の形態のビニール袋であつても印
刷しうることは当然である。さらにビニール製に
限らず、紙製あるいは帆布製の袋にも印刷するこ
とができるし、また袋になつていない単なるビニ
ールフイルムなどに印刷することもできる。
[発明の効果] 本発明の印刷方法によれば、従来実現されてい
なかつた小ロツト単位のビニール袋などへの印刷
が低コストかつ高能率で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の印刷方法を示す説明図、第2
図は本発明の印刷方法を示すブロツク図、第3図
は本発明の横送り工程および前送り工程を実行す
る供給機構の斜視図、第4図は本発明の印刷方法
に用いられる印刷機におけるレジスタ機構の概略
側面図、第5図は送りローラ27の平面図、第6
図は前記印刷機におけるインキ装置の概略側面
図、第7図はインキ着けローラおよびドクターを
示す斜視図、第8図は版胴および圧胴を示す正面
図、第9図は圧胴の昇降機構の説明図、第10〜
11図は案内ローラの側面図および背面図、第1
2図は本発明の印刷方法で印刷される代表的なタ
イプのビニール袋の斜視図、第13図は第12図
における−線端面図、第14〜15図は他の
ビニール袋の斜視図、第16図は従来の連続印刷
方法および製袋方法の説明図である。 (図面の主要符号)、1:版胴、2:圧胴、
3:インキ着けローラ、4:版。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ独立したビニール袋を1枚づつ印刷
    する方法であつて、 (a) 印刷装置への送り方向に対し、直角方向に高
    速で送りをかける横送りコンベヤにビニール袋
    をのせ、 該コンベヤでビニール袋を高速で横送りする
    間、該コンベヤの上面に配置された押え部材に
    よりコンベヤ上のビニール袋を押えてビニル袋
    のシワを矯正しながら横送りし、 (b) 前記横送りコンベヤと印刷装置の方向へ送り
    をかける前送りコンベヤの延長線との交差部に
    設けたストツパにより、前記横送りコンベヤで
    送られてきたビニール袋を停止させ、該ビニー
    ル袋の印刷位置を位置決めし、 (c) ついでビニール袋を前送りコンベヤにのせ、
    該コンベヤでビニール袋を前送りする間、該コ
    ンベヤの上面に配置された押え部材によりコン
    ベヤ上のビニール袋を押えてビニール袋のシワ
    を矯正しつつ、印刷装置にビニール袋を供給
    し、 (d) そのあと印刷装置でビニール袋を印刷するこ
    とを特徴とする印刷方法。 2 前記前送りコンベヤにより、ビニール袋の取
    手を送り方向に直角な方向に向けた状態で、ビニ
    ール袋を送るようにしてなる特許請求の範囲第1
    項記載の印刷方法。 3 前記印刷装置が、版胴と圧胴とからなり、版
    胴と圧胴のそれぞれの一端部に形成した切り欠き
    部にビニール袋の取手を通過させながら印刷する
    ようにしてなる特許請求の範囲第1項記載の印刷
    方法。 4 樹脂製の凸版の版の版胴上の貼着位置を変え
    ることにより、ビニール袋への印刷位置を変える
    ようにしてなる特許請求の範囲第1項記載の印刷
    方法。
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