JPH05250967A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents
パッファ形ガス遮断器Info
- Publication number
- JPH05250967A JPH05250967A JP4671192A JP4671192A JPH05250967A JP H05250967 A JPH05250967 A JP H05250967A JP 4671192 A JP4671192 A JP 4671192A JP 4671192 A JP4671192 A JP 4671192A JP H05250967 A JPH05250967 A JP H05250967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- movable
- arc
- puffer
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮断動作途中において、第2可動電極の先端
部の電界緩和を可能とし、対向するアーク電極間におけ
る再点弧現象の発生を防止可能な、信頼性の高いパッフ
ァ形ガス遮断器を提供する。 【構成】 操作ロッド13の動作により、パッファ室1
7内の消弧性ガスを圧縮し、絶縁ノズル15より高速ガ
ス流を噴出して、第1、第2アーク電極14,36間に
発生するアーク16に吹き付けて消弧する。第2可動ア
ーク電極36の周囲に、その先端部の内径が第2可動ア
ーク電極36の外径よりも十分に大きいカバー電極38
を同軸状に配設して、容器または容器内に固定された固
定部32に取り付ける。第1、第2可動電極3,30が
完全開離位置にある状態で、カバー電極38先端部と第
2可動アーク電極36先端部の位置がほぼ一致するよう
に構成する。
部の電界緩和を可能とし、対向するアーク電極間におけ
る再点弧現象の発生を防止可能な、信頼性の高いパッフ
ァ形ガス遮断器を提供する。 【構成】 操作ロッド13の動作により、パッファ室1
7内の消弧性ガスを圧縮し、絶縁ノズル15より高速ガ
ス流を噴出して、第1、第2アーク電極14,36間に
発生するアーク16に吹き付けて消弧する。第2可動ア
ーク電極36の周囲に、その先端部の内径が第2可動ア
ーク電極36の外径よりも十分に大きいカバー電極38
を同軸状に配設して、容器または容器内に固定された固
定部32に取り付ける。第1、第2可動電極3,30が
完全開離位置にある状態で、カバー電極38先端部と第
2可動アーク電極36先端部の位置がほぼ一致するよう
に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力系統の変電所に用
いられるパッファ形ガス遮断器に係り、特に、第2可動
電極の先端部の電界を緩和する技術に関する。
いられるパッファ形ガス遮断器に係り、特に、第2可動
電極の先端部の電界を緩和する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力系統の変電所や開閉所に用い
られる遮断器の遮断容量が増大し、且つ高い信頼性が要
求されている。このような遮断器の信頼性を高めるため
には、部品数を少なくし、構造を簡略化することが重要
であるため、遮断器の遮断点数の減少が図られている。
つまり、遮断器の1点当たりの遮断容量を増加させるこ
とが望まれている。
られる遮断器の遮断容量が増大し、且つ高い信頼性が要
求されている。このような遮断器の信頼性を高めるため
には、部品数を少なくし、構造を簡略化することが重要
であるため、遮断器の遮断点数の減少が図られている。
つまり、遮断器の1点当たりの遮断容量を増加させるこ
とが望まれている。
【0003】このような要求に対し、従来の遮断器にお
いては、例えば、現在550kV系統では、遮断電流が
63kAのものまで実用化されている。この550kV
−63kA級の遮断器は、従来、4点切りで構成されて
いるが、遮断器の信頼性を向上させるためには、1遮断
点当たりの遮断容量を向上させることにより、遮断点数
を少なくすることが重要である。すなわち、具体的に、
550kV−63kA級の遮断器においては、2点切り
化あるいは1点切り化することが求められている。
いては、例えば、現在550kV系統では、遮断電流が
63kAのものまで実用化されている。この550kV
−63kA級の遮断器は、従来、4点切りで構成されて
いるが、遮断器の信頼性を向上させるためには、1遮断
点当たりの遮断容量を向上させることにより、遮断点数
を少なくすることが重要である。すなわち、具体的に、
550kV−63kA級の遮断器においては、2点切り
化あるいは1点切り化することが求められている。
【0004】このような遮断容量の向上を達成するため
に、従来、168kV以上の送電電圧系統においては、
パッファ形ガス遮断器が使用されている。このパッファ
形ガス遮断器は、アークに絶縁ガスを吹き付け消弧する
ことによって遮断性能の向上を図ったものであり、遮断
部の構造が簡単な上に、封入されたSF6 ガスなどの消
弧性ガスにより、優れた絶縁・消弧性能を実現可能であ
る。特に、変電所の機器全体をSF6 ガスなどの消弧性
ガスで絶縁する密閉形ガス絶縁開閉所においては、使用
する消弧性ガスによって遮断器と他の機器との絶縁強調
を可能とし、機器の配置の点からも効率が良いので、広
く使用されている。
に、従来、168kV以上の送電電圧系統においては、
パッファ形ガス遮断器が使用されている。このパッファ
形ガス遮断器は、アークに絶縁ガスを吹き付け消弧する
ことによって遮断性能の向上を図ったものであり、遮断
部の構造が簡単な上に、封入されたSF6 ガスなどの消
弧性ガスにより、優れた絶縁・消弧性能を実現可能であ
る。特に、変電所の機器全体をSF6 ガスなどの消弧性
ガスで絶縁する密閉形ガス絶縁開閉所においては、使用
する消弧性ガスによって遮断器と他の機器との絶縁強調
を可能とし、機器の配置の点からも効率が良いので、広
く使用されている。
【0005】図6は、従来から用いられているパッファ
形ガス遮断器の一例を示す断面図であり、図7は、その
消弧室を示す断面図である。すなわち、まず、図6に示
すように、ガスタンク1内には、固定電極2と可動電極
3とが対向して設けられ、両電極の外側を包囲するよう
に絶縁筒4が設けられている。また、固定電極2及び可
動電極3には、それぞれ、導体5,6が接続され、さら
に、可動電極3には、可動電極3を駆動する駆動機構7
が連結されている。
形ガス遮断器の一例を示す断面図であり、図7は、その
消弧室を示す断面図である。すなわち、まず、図6に示
すように、ガスタンク1内には、固定電極2と可動電極
3とが対向して設けられ、両電極の外側を包囲するよう
に絶縁筒4が設けられている。また、固定電極2及び可
動電極3には、それぞれ、導体5,6が接続され、さら
に、可動電極3には、可動電極3を駆動する駆動機構7
が連結されている。
【0006】そして、固定電極2は、図6に示すよう
に、導体5に対して支持されると共に、図7に示すよう
に、その中央に設けられた固定アーク電極8とその外側
に設けられた円筒状の固定通電電極9を備えている。一
方、可動電極3は、図6に示すように、支持絶縁筒10
を介してガスタンク1に対して支持されると共に、図7
に示すように、パッファピストン11と、パッファシリ
ンダ12と、中空状の操作ロッド13と、可動アーク電
極14、及び絶縁ノズル15を備えている。この場合、
パッファピストン11は、図6に示す支持絶縁筒10に
固定されており、操作ロッド13は、図6に示す駆動機
構7に連結されている。そして、パッファシリンダ12
と可動アーク電極14、及び絶縁ノズル15は、操作ロ
ッド13に一体に固定されており、駆動機構7によっ
て、操作ロッド13と共に軸方向に往復運動するように
なってる。なお、図中16は、固定アーク電極8と可動
アーク電極14との間に発生するアークであり、17
は、パッファピストン11とパッファシリンダ12によ
って形成されるパッファ室である。
に、導体5に対して支持されると共に、図7に示すよう
に、その中央に設けられた固定アーク電極8とその外側
に設けられた円筒状の固定通電電極9を備えている。一
方、可動電極3は、図6に示すように、支持絶縁筒10
を介してガスタンク1に対して支持されると共に、図7
に示すように、パッファピストン11と、パッファシリ
ンダ12と、中空状の操作ロッド13と、可動アーク電
極14、及び絶縁ノズル15を備えている。この場合、
パッファピストン11は、図6に示す支持絶縁筒10に
固定されており、操作ロッド13は、図6に示す駆動機
構7に連結されている。そして、パッファシリンダ12
と可動アーク電極14、及び絶縁ノズル15は、操作ロ
ッド13に一体に固定されており、駆動機構7によっ
て、操作ロッド13と共に軸方向に往復運動するように
なってる。なお、図中16は、固定アーク電極8と可動
アーク電極14との間に発生するアークであり、17
は、パッファピストン11とパッファシリンダ12によ
って形成されるパッファ室である。
【0007】以上のように構成された図6及び図7のパ
ッファ形ガス遮断器においては、駆動機構7によって操
作ロッド13をその軸方向(図中左右方向)に往復運動
させることにより、可動電極3が、対向する固定電極2
との間で開閉動作を行い、電流を遮断または投入する。
ここで、図6は、遮断動作途中状態を示しており、この
状態になると、固定アーク電極8と可動アーク電極14
との間にアーク16が発生する。そして、パッファシリ
ンダ12の移動によりパッファ室17内の消弧性ガスが
圧縮され、この消弧性ガスが絶縁ノズル15によって導
かれ、アーク16に吹き付けられ、これを消弧する。
ッファ形ガス遮断器においては、駆動機構7によって操
作ロッド13をその軸方向(図中左右方向)に往復運動
させることにより、可動電極3が、対向する固定電極2
との間で開閉動作を行い、電流を遮断または投入する。
ここで、図6は、遮断動作途中状態を示しており、この
状態になると、固定アーク電極8と可動アーク電極14
との間にアーク16が発生する。そして、パッファシリ
ンダ12の移動によりパッファ室17内の消弧性ガスが
圧縮され、この消弧性ガスが絶縁ノズル15によって導
かれ、アーク16に吹き付けられ、これを消弧する。
【0008】ところで、1遮断点当たりの電圧が高電圧
化している中で、上記のような構成を有する図6及び図
7のパッファ形ガス遮断器において、その消弧性能を向
上させるためには、開極速度を速くする必要がある。こ
のように、開極速度を速くするためには、単純に駆動機
構7の駆動力を大きくすることが考えられるが、この場
合には、機器全体が大型化し、コスト高になってしま
う。
化している中で、上記のような構成を有する図6及び図
7のパッファ形ガス遮断器において、その消弧性能を向
上させるためには、開極速度を速くする必要がある。こ
のように、開極速度を速くするためには、単純に駆動機
構7の駆動力を大きくすることが考えられるが、この場
合には、機器全体が大型化し、コスト高になってしま
う。
【0009】そこで、近年、駆動機構の駆動力を大きく
することなく、開極速度を速くするための構成として、
可動電極に対向する電極をも可動構成として、これを第
2可動電極とし、第1可動電極の移動方向とは反対方向
に移動させることにより、相対的な開極速度を増大させ
た、いわゆるダブルモーション方式のパッファ形ガス遮
断器が提案されている。図8及び図9は、このようなダ
ブルモーション方式のパッファ形ガス遮断器の一例を示
す断面図であり、図8は投入状態、図9は遮断状態であ
る。
することなく、開極速度を速くするための構成として、
可動電極に対向する電極をも可動構成として、これを第
2可動電極とし、第1可動電極の移動方向とは反対方向
に移動させることにより、相対的な開極速度を増大させ
た、いわゆるダブルモーション方式のパッファ形ガス遮
断器が提案されている。図8及び図9は、このようなダ
ブルモーション方式のパッファ形ガス遮断器の一例を示
す断面図であり、図8は投入状態、図9は遮断状態であ
る。
【0010】まず、図8に示すように、第1可動電極3
を駆動する操作ロッド13は、リンク装置18及び絶縁
ロッド19を介して、第2可動電極20に接続されてい
る。すなわち、パッファシリンダ12の周囲には、一定
の間隔を保持する形で複数本の絶縁ロッド19が配設さ
れており、この絶縁ロッド19は、その図示していない
駆動機構側(図中右側)の端部において、操作ロッド1
3との間に設けられたリンク装置18を介して操作ロッ
ド13と連結されている。
を駆動する操作ロッド13は、リンク装置18及び絶縁
ロッド19を介して、第2可動電極20に接続されてい
る。すなわち、パッファシリンダ12の周囲には、一定
の間隔を保持する形で複数本の絶縁ロッド19が配設さ
れており、この絶縁ロッド19は、その図示していない
駆動機構側(図中右側)の端部において、操作ロッド1
3との間に設けられたリンク装置18を介して操作ロッ
ド13と連結されている。
【0011】そして、リンク装置18は、リンク18a
と、リンク18aの両端にそれぞれ回転自在に連結され
た第1、第2の連結棒18b,18c、及びリンク18
aを支持するリンク支持部18dより構成されている。
また、リンク18aは、所定のリンク比に設定されたリ
ンク支持部18dの支点18eを軸にして、リンク支持
部18dに回動自在に支持されている。さらに、第1、
第2の各連結棒18b,18cは、その一端において、
それぞれ操作ロッド13及び絶縁ロッド19に回動自在
に連結されている。なお、リンク支持部18dは、図示
していない容器の駆動機構側に絶縁固定された支持絶縁
筒10に固定されている。
と、リンク18aの両端にそれぞれ回転自在に連結され
た第1、第2の連結棒18b,18c、及びリンク18
aを支持するリンク支持部18dより構成されている。
また、リンク18aは、所定のリンク比に設定されたリ
ンク支持部18dの支点18eを軸にして、リンク支持
部18dに回動自在に支持されている。さらに、第1、
第2の各連結棒18b,18cは、その一端において、
それぞれ操作ロッド13及び絶縁ロッド19に回動自在
に連結されている。なお、リンク支持部18dは、図示
していない容器の駆動機構側に絶縁固定された支持絶縁
筒10に固定されている。
【0012】一方、第2可動電極20は、次のように構
成されている。すなわち、絶縁ロッド19の駆動機構と
反対側(図中左側)の端部には、通電用導体21が絶縁
ロッド19と同軸状に配設され、図示されていない容器
内に固定された固定部に支持固定されており、この通電
用導体21の駆動機構側の端部には通電部21aが設け
られている。そして、通電用導体21の駆動機構側に
は、その通電部21a内を摺動する通電円筒22及び第
1可動アーク電極14と接離する第2可動アーク電極2
3が同軸状に配設され、絶縁ロッド19に一体に固定さ
れている。
成されている。すなわち、絶縁ロッド19の駆動機構と
反対側(図中左側)の端部には、通電用導体21が絶縁
ロッド19と同軸状に配設され、図示されていない容器
内に固定された固定部に支持固定されており、この通電
用導体21の駆動機構側の端部には通電部21aが設け
られている。そして、通電用導体21の駆動機構側に
は、その通電部21a内を摺動する通電円筒22及び第
1可動アーク電極14と接離する第2可動アーク電極2
3が同軸状に配設され、絶縁ロッド19に一体に固定さ
れている。
【0013】以上のような構成を有する図8及び図9の
パッファ形ガス遮断器においては、次のようにして遮断
動作が行われる。すなわち、図8に示した投入状態にお
いて、駆動機構が操作されると、操作ロッド13が所定
の速度で駆動機構側の図中右方向に駆動され、その先端
に固定された第1可動電極3が図中右方向に移動し、第
2可動電極20との間で遮断動作が開始される。
パッファ形ガス遮断器においては、次のようにして遮断
動作が行われる。すなわち、図8に示した投入状態にお
いて、駆動機構が操作されると、操作ロッド13が所定
の速度で駆動機構側の図中右方向に駆動され、その先端
に固定された第1可動電極3が図中右方向に移動し、第
2可動電極20との間で遮断動作が開始される。
【0014】一方、この操作ロッド13の動作に伴なっ
て、操作ロッド13に連結された第1の連結棒18bも
同方向へ移動する。また、リンク18aの一端にも同方
向への力が加わるため、リンク18aは支点18eを中
心に反時計方向に回動する。その結果、リンク18aの
他端は、図中左方向へ移動するため、同部に連結されて
いる第2の連結棒18cが図中左方向へ移動し、これに
連結された絶縁ロッド19も図中左方向へ移動する。
て、操作ロッド13に連結された第1の連結棒18bも
同方向へ移動する。また、リンク18aの一端にも同方
向への力が加わるため、リンク18aは支点18eを中
心に反時計方向に回動する。その結果、リンク18aの
他端は、図中左方向へ移動するため、同部に連結されて
いる第2の連結棒18cが図中左方向へ移動し、これに
連結された絶縁ロッド19も図中左方向へ移動する。
【0015】従って、絶縁ロッド19に固定された第2
可動電極20も図中左方向へ移動して、第1可動電極3
から開離し、図9に示すような遮断状態に移行する。す
なわち、操作ロッド13の動作に伴なって、第1可動電
極3及び第2可動電極20の両方が、互いに反対方向
(開離方向)に移動して遮断動作がなされるものであ
る。
可動電極20も図中左方向へ移動して、第1可動電極3
から開離し、図9に示すような遮断状態に移行する。す
なわち、操作ロッド13の動作に伴なって、第1可動電
極3及び第2可動電極20の両方が、互いに反対方向
(開離方向)に移動して遮断動作がなされるものであ
る。
【0016】また、投入動作は、操作ロッド13を、前
述した遮断動作と逆方向に駆動することで同様に行われ
る。すなわち、図8の遮断完了状態において、操作ロッ
ド13を所定の速度で図中左方向へ移動すると、これに
固定された第1可動電極3が第2可動電極20との接触
方向である図中左方向へ移動する一方、第1の連結棒1
8bを介してリンク18aが時計方向に回動する。これ
により、第2の連結棒18cが図中右方向に移動し、絶
縁ロッド19及び第2可動電極20が第1可動電極3と
の接触方向である図中右方向へ移動し、投入状態とな
る。
述した遮断動作と逆方向に駆動することで同様に行われ
る。すなわち、図8の遮断完了状態において、操作ロッ
ド13を所定の速度で図中左方向へ移動すると、これに
固定された第1可動電極3が第2可動電極20との接触
方向である図中左方向へ移動する一方、第1の連結棒1
8bを介してリンク18aが時計方向に回動する。これ
により、第2の連結棒18cが図中右方向に移動し、絶
縁ロッド19及び第2可動電極20が第1可動電極3と
の接触方向である図中右方向へ移動し、投入状態とな
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな、図8及び図9のダブルモーション方式のパッファ
形ガス遮断器において、特に、進み小電流遮断時のよう
に、比較的電流が少なく、アーク時間が非常に短い開極
位置で遮断する場合には、一旦電流遮断した後の遮断動
作途中に、電極間に非常に高い回復電圧が発生すると共
に、電界的に最も厳しい状態となり、再点弧を起こし、
遮断不能になることがある。このような再点弧現象の原
因としては、開極速度が遅く、電極間の絶縁回復特性が
回復電圧より低くなるということが考えられる。
うな、図8及び図9のダブルモーション方式のパッファ
形ガス遮断器において、特に、進み小電流遮断時のよう
に、比較的電流が少なく、アーク時間が非常に短い開極
位置で遮断する場合には、一旦電流遮断した後の遮断動
作途中に、電極間に非常に高い回復電圧が発生すると共
に、電界的に最も厳しい状態となり、再点弧を起こし、
遮断不能になることがある。このような再点弧現象の原
因としては、開極速度が遅く、電極間の絶縁回復特性が
回復電圧より低くなるということが考えられる。
【0018】そして、このような再点弧現象を解決する
ためには、遮断動作途中において、開極速度を上げて電
界的に厳しい位置を速めに通過することが必要である
が、現在達成されている速度以上の開極速度を実現する
ことは機械的な面で極めて困難である。そのため、開極
速度は従来のままで、第1及び第2可動電極の先端部、
特に、電界的に最も厳しい第2可動電極先端部における
電界強度を緩和することが求められている。
ためには、遮断動作途中において、開極速度を上げて電
界的に厳しい位置を速めに通過することが必要である
が、現在達成されている速度以上の開極速度を実現する
ことは機械的な面で極めて困難である。そのため、開極
速度は従来のままで、第1及び第2可動電極の先端部、
特に、電界的に最も厳しい第2可動電極先端部における
電界強度を緩和することが求められている。
【0019】本発明は、上述したような従来技術の課題
を解決するために提案されたもので、その目的は、遮断
動作途中において、第2可動電極の先端部の電界緩和を
可能とし、対向するアーク電極間における再点弧現象の
発生を防止可能な、信頼性の高いパッファ形ガス遮断器
を提供することである。
を解決するために提案されたもので、その目的は、遮断
動作途中において、第2可動電極の先端部の電界緩和を
可能とし、対向するアーク電極間における再点弧現象の
発生を防止可能な、信頼性の高いパッファ形ガス遮断器
を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のパッファ形ガス
遮断器は、消弧性ガスを封入した容器内に、接離自在な
第1、第2可動電極を対向して配置し、第1可動電極と
パッファシリンダとを、駆動装置に連結した操作ロッド
の一端に固定し、前記パッファシリンダ内に配設された
パッファピストンによりパッファシリンダ内の消弧性ガ
スを圧縮し、この圧縮ガスを前記パッファシリンダに固
定された絶縁ノズルより高速ガス流として噴出して、前
記第1、第2可動電極を構成する第1、第2アーク電極
間に発生するアークに吹き付けて消弧するパッファ形ガ
ス遮断器において、前記第2可動電極を構成する前記第
2可動アーク電極の周囲に、その先端部の内径が第2可
動アーク電極の外径よりも十分に大きいカバー電極を同
軸状に配設して、前記容器または容器内に固定された固
定部に取り付け、且つ、前記第1可動電極及び前記第2
可動電極が完全開離位置にある状態で、前記カバー電極
の先端部と前記第2可動アーク電極の先端部の位置がほ
ぼ一致するように構成したことを特徴としている。
遮断器は、消弧性ガスを封入した容器内に、接離自在な
第1、第2可動電極を対向して配置し、第1可動電極と
パッファシリンダとを、駆動装置に連結した操作ロッド
の一端に固定し、前記パッファシリンダ内に配設された
パッファピストンによりパッファシリンダ内の消弧性ガ
スを圧縮し、この圧縮ガスを前記パッファシリンダに固
定された絶縁ノズルより高速ガス流として噴出して、前
記第1、第2可動電極を構成する第1、第2アーク電極
間に発生するアークに吹き付けて消弧するパッファ形ガ
ス遮断器において、前記第2可動電極を構成する前記第
2可動アーク電極の周囲に、その先端部の内径が第2可
動アーク電極の外径よりも十分に大きいカバー電極を同
軸状に配設して、前記容器または容器内に固定された固
定部に取り付け、且つ、前記第1可動電極及び前記第2
可動電極が完全開離位置にある状態で、前記カバー電極
の先端部と前記第2可動アーク電極の先端部の位置がほ
ぼ一致するように構成したことを特徴としている。
【0021】
【作用】以上のような構成を有する本発明のパッファ形
ガス遮断器の作用は次の通りである。すなわち、遮断時
には、第1可動電極及び第2可動電極が完全開離位置に
ある状態で、カバー電極の先端部と第2可動アーク電極
の先端部の位置がほぼ一致するため、遮断動作が進み、
第2可動アーク電極の先端部がカバー電極の先端部に接
近するのに伴ない、第2可動アーク電極の先端部の電界
が緩和される。従って、進み小電流遮断時のように、非
常に高い回復電圧が電極間に加わった場合でも、再点弧
現象の発生を確実に防止することができる。
ガス遮断器の作用は次の通りである。すなわち、遮断時
には、第1可動電極及び第2可動電極が完全開離位置に
ある状態で、カバー電極の先端部と第2可動アーク電極
の先端部の位置がほぼ一致するため、遮断動作が進み、
第2可動アーク電極の先端部がカバー電極の先端部に接
近するのに伴ない、第2可動アーク電極の先端部の電界
が緩和される。従って、進み小電流遮断時のように、非
常に高い回復電圧が電極間に加わった場合でも、再点弧
現象の発生を確実に防止することができる。
【0022】
【実施例】以下には、本発明によるパッファ形ガス遮断
器の一実施例を、図1乃至図3を参照して説明する。こ
の場合、図1は、投入状態を示す断面図、図2は、遮断
動作途中状態を示す断面図、図3は、図2のA矢視図で
ある。なお、図6乃至図9に示した従来技術と同一部分
には同一符号を付し、説明を省略する。
器の一実施例を、図1乃至図3を参照して説明する。こ
の場合、図1は、投入状態を示す断面図、図2は、遮断
動作途中状態を示す断面図、図3は、図2のA矢視図で
ある。なお、図6乃至図9に示した従来技術と同一部分
には同一符号を付し、説明を省略する。
【0023】まず、図1に示すように、本実施例におい
ては、第2可動電極30が、次のように構成されてい
る。すなわち、絶縁ロッド19の駆動機構と反対側(図
中左側)の端部には、通電用導体31が同軸状に配設さ
れ、図示されていない容器内に固定された固定部32に
支持固定されている。この通電用導体31の駆動機構側
には、固定フランジ33を介して通電部31aが同軸状
に支持固定され、通電用導体31と電気的に接続されて
いる。また、この固定フランジ33には、図3に示すよ
うに、絶縁ロッド19に対応した位置に貫通孔33aが
設けられており、絶縁ロッド19は、この貫通孔33a
に挿入されることにより、通電用導体31及び固定フラ
ンジ33に対して自由に移動可能に構成されている。
ては、第2可動電極30が、次のように構成されてい
る。すなわち、絶縁ロッド19の駆動機構と反対側(図
中左側)の端部には、通電用導体31が同軸状に配設さ
れ、図示されていない容器内に固定された固定部32に
支持固定されている。この通電用導体31の駆動機構側
には、固定フランジ33を介して通電部31aが同軸状
に支持固定され、通電用導体31と電気的に接続されて
いる。また、この固定フランジ33には、図3に示すよ
うに、絶縁ロッド19に対応した位置に貫通孔33aが
設けられており、絶縁ロッド19は、この貫通孔33a
に挿入されることにより、通電用導体31及び固定フラ
ンジ33に対して自由に移動可能に構成されている。
【0024】一方、絶縁ロッド19の駆動機構と反対側
の端部の内側には、可動フランジ34を介して第2可動
シールド35が同軸状に支持固定され、その外面に通電
部31aが接触するように構成されている。そして、こ
の可動フランジ34の中央部に、第2可動アーク電極3
6が配設され、複数本のリブ37を介して可動フランジ
34に対して支持固定されている。なお、第2可動アー
ク電極36の先端は、耐アーク性の材料によって構成さ
れている。
の端部の内側には、可動フランジ34を介して第2可動
シールド35が同軸状に支持固定され、その外面に通電
部31aが接触するように構成されている。そして、こ
の可動フランジ34の中央部に、第2可動アーク電極3
6が配設され、複数本のリブ37を介して可動フランジ
34に対して支持固定されている。なお、第2可動アー
ク電極36の先端は、耐アーク性の材料によって構成さ
れている。
【0025】さらに、第2可動アーク電極36の外周に
は、同軸状にカバー電極38が配設されており、固定部
32に支持固定されている。このカバー電極38の先端
部は、十分な曲率を持って形成されていると共に、その
先端部の内径は、第2可動アーク電極36の外径よりも
十分に大きい値に設定されている。そして、このカバー
電極38は、第1可動電極3及び第2可動電極30が図
2に示す状態よりもさらに離れた完全開離位置にある状
態で、その先端部と第2可動アーク電極36の先端部の
位置がほぼ一致するように構成されている。また、この
カバー電極38の先端は、第2可動アーク電極36の先
端と同様、耐アーク性の材料によって構成されており、
カバー電極38の側面には、排気孔38aが設けられて
いる。なお、図中39は、通電用導体31の外周に同軸
状に配設された固定シールドである。
は、同軸状にカバー電極38が配設されており、固定部
32に支持固定されている。このカバー電極38の先端
部は、十分な曲率を持って形成されていると共に、その
先端部の内径は、第2可動アーク電極36の外径よりも
十分に大きい値に設定されている。そして、このカバー
電極38は、第1可動電極3及び第2可動電極30が図
2に示す状態よりもさらに離れた完全開離位置にある状
態で、その先端部と第2可動アーク電極36の先端部の
位置がほぼ一致するように構成されている。また、この
カバー電極38の先端は、第2可動アーク電極36の先
端と同様、耐アーク性の材料によって構成されており、
カバー電極38の側面には、排気孔38aが設けられて
いる。なお、図中39は、通電用導体31の外周に同軸
状に配設された固定シールドである。
【0026】以上のような構成を有する本実施例のパッ
ファ形ガス遮断器の作用は次の通りである。すなわち、
まず、図1に示すような投入状態において、遮断指令を
受けて図示しない駆動機構が操作されると、操作ロッド
13が所定の速度で駆動機構側の図中右方向に駆動され
る。そして、この操作ロッド13の移動により、第1可
動電極3が図中右方向に移動し、第2可動電極30との
間で遮断動作が開始されると同時に、パッファシリンダ
12が同方向に移動してパッファ室17を圧縮し始め
る。
ファ形ガス遮断器の作用は次の通りである。すなわち、
まず、図1に示すような投入状態において、遮断指令を
受けて図示しない駆動機構が操作されると、操作ロッド
13が所定の速度で駆動機構側の図中右方向に駆動され
る。そして、この操作ロッド13の移動により、第1可
動電極3が図中右方向に移動し、第2可動電極30との
間で遮断動作が開始されると同時に、パッファシリンダ
12が同方向に移動してパッファ室17を圧縮し始め
る。
【0027】一方、操作ロッド13の移動に伴なって、
リンク18aが反時計方向に回動し、絶縁ロッド19が
図中左方向へ移動する。この結果、第2可動電極30の
可動部、すなわち、絶縁ロッド19の他端側に固定され
た可動フランジ34と第2可動シールド35及び第2可
動アーク電極36も図中左方向へ移動する。このうち、
第2可動アーク電極36は、その周囲に配設された固定
側のカバー電極38内を図中左方向へ移動することにな
る。
リンク18aが反時計方向に回動し、絶縁ロッド19が
図中左方向へ移動する。この結果、第2可動電極30の
可動部、すなわち、絶縁ロッド19の他端側に固定され
た可動フランジ34と第2可動シールド35及び第2可
動アーク電極36も図中左方向へ移動する。このうち、
第2可動アーク電極36は、その周囲に配設された固定
側のカバー電極38内を図中左方向へ移動することにな
る。
【0028】そして、以上のような第1可動電極3及び
第2可動電極30の相対的な移動により、遮断動作が行
われ、図2に示すような遮断動作途中においては、第1
可動電極3及び第2可動電極30間が開離し、第1可動
アーク電極14及び第2可動アーク電極36間にアーク
16が発生する。このアーク16は、パッファ室17内
で圧縮された消弧性ガスが絶縁ノズル15を介して吹き
付けられることにより、消弧される。
第2可動電極30の相対的な移動により、遮断動作が行
われ、図2に示すような遮断動作途中においては、第1
可動電極3及び第2可動電極30間が開離し、第1可動
アーク電極14及び第2可動アーク電極36間にアーク
16が発生する。このアーク16は、パッファ室17内
で圧縮された消弧性ガスが絶縁ノズル15を介して吹き
付けられることにより、消弧される。
【0029】この場合、本実施例においては、前述のよ
うに、第1可動電極3及び第2可動電極30が完全開離
位置にある状態で、カバー電極38の先端部と第2可動
アーク電極36の先端部の位置がほぼ一致するように構
成しているため、第2可動アーク電極36の先端部がカ
バー電極38の先端部に接近するのに伴ない、第2可動
アーク電極36の先端部の電界が緩和される。これによ
って、同部の電界強度を許容電界強度よりも大幅に低い
値にすることができる。
うに、第1可動電極3及び第2可動電極30が完全開離
位置にある状態で、カバー電極38の先端部と第2可動
アーク電極36の先端部の位置がほぼ一致するように構
成しているため、第2可動アーク電極36の先端部がカ
バー電極38の先端部に接近するのに伴ない、第2可動
アーク電極36の先端部の電界が緩和される。これによ
って、同部の電界強度を許容電界強度よりも大幅に低い
値にすることができる。
【0030】ここで、図4は、完全開離距離に対する電
極の移動距離における第2可動アーク電極先端部の電界
強度を、図8の従来例と、本実施例とで比較して示す特
性図である。この図4に示すように、従来例において
は、遮断動作後期でも、その電界強度が許容電界強度に
近い値までしか低下しないのに対し、本実施例において
は、遮断動作後期の電界強度は、許容電界強度に比べて
はるかに低くなっており、カバー電極38を設けたこと
による電界強度の低下効果は明らかである。
極の移動距離における第2可動アーク電極先端部の電界
強度を、図8の従来例と、本実施例とで比較して示す特
性図である。この図4に示すように、従来例において
は、遮断動作後期でも、その電界強度が許容電界強度に
近い値までしか低下しないのに対し、本実施例において
は、遮断動作後期の電界強度は、許容電界強度に比べて
はるかに低くなっており、カバー電極38を設けたこと
による電界強度の低下効果は明らかである。
【0031】そして、本実施例においては、このよう
に、電界強度を大幅に低下できる結果、第2可動アーク
電極36の先端の破壊電圧を、カバー電極38を設けな
い場合に比べて格段に向上できる。従って、遮断動作時
における第2可動アーク電極36先端部の電界強度を確
実に低下させることができるため、進み小電流遮断時の
ように、非常に高い回復電圧がアーク電極間に加わった
場合でも、再点弧現象の発生を確実に防止することがで
きる。
に、電界強度を大幅に低下できる結果、第2可動アーク
電極36の先端の破壊電圧を、カバー電極38を設けな
い場合に比べて格段に向上できる。従って、遮断動作時
における第2可動アーク電極36先端部の電界強度を確
実に低下させることができるため、進み小電流遮断時の
ように、非常に高い回復電圧がアーク電極間に加わった
場合でも、再点弧現象の発生を確実に防止することがで
きる。
【0032】また、本実施例においては、以上のよう
に、第2可動アーク電極36の外周に、カバー電極38
を配設していることにより、第2可動シールド35と第
2可動アーク電極36の間の先端部の電界を緩和するこ
とができるため、遮断器の小型化に貢献できる利点もあ
る。さらに、カバー電極38の先端部の内径は、第2可
動アーク電極36の外径よりも十分に大きい値に設定さ
れており、従って、カバー電極38と第2可動アーク電
極36との間には、有効なガス流路が形成されていると
共に、カバー電極38の側面には排気孔38aが設けら
れているため、カバー電極38と第2可動アーク電極3
6との間に、熱ガスを効率良く流し、排気することがで
き、これによって絶縁回復特性を向上できるという利点
もある。
に、第2可動アーク電極36の外周に、カバー電極38
を配設していることにより、第2可動シールド35と第
2可動アーク電極36の間の先端部の電界を緩和するこ
とができるため、遮断器の小型化に貢献できる利点もあ
る。さらに、カバー電極38の先端部の内径は、第2可
動アーク電極36の外径よりも十分に大きい値に設定さ
れており、従って、カバー電極38と第2可動アーク電
極36との間には、有効なガス流路が形成されていると
共に、カバー電極38の側面には排気孔38aが設けら
れているため、カバー電極38と第2可動アーク電極3
6との間に、熱ガスを効率良く流し、排気することがで
き、これによって絶縁回復特性を向上できるという利点
もある。
【0033】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、具体的な各部の構成は適宜選択可能であ
る。例えば、図5に示すように、カバー電極38を、網
目状の金属部材によって構成することも可能であり、こ
の場合には、絶縁ノズル15から吹き付けられる熱ガス
を効率良く排気し、絶縁回復特性を向上することができ
る。この図5のように構成した場合には、カバー電極3
8の先端部の内径を、前記実施例よりも第2可動アーク
電極36の外径に近い値にすることが可能となる上、排
気孔38aを特に設けることなく熱ガスを排気できると
いう利点がある。
ものではなく、具体的な各部の構成は適宜選択可能であ
る。例えば、図5に示すように、カバー電極38を、網
目状の金属部材によって構成することも可能であり、こ
の場合には、絶縁ノズル15から吹き付けられる熱ガス
を効率良く排気し、絶縁回復特性を向上することができ
る。この図5のように構成した場合には、カバー電極3
8の先端部の内径を、前記実施例よりも第2可動アーク
電極36の外径に近い値にすることが可能となる上、排
気孔38aを特に設けることなく熱ガスを排気できると
いう利点がある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2可動電極を構成する第2可動アーク電極の周囲にカ
バー電極を配設して固定部に取り付け、且つ、第1と第
2の可動電極が完全開離位置にある状態でカバー電極の
先端部と第2可動アーク電極の先端部の位置がほぼ一致
するように構成することにより、遮断動作途中におい
て、第2可動電極の先端部の電界緩和を可能とし、対向
するアーク電極間における再点弧現象の発生を防止可能
な、信頼性の高いパッファ形ガス遮断器を提供すること
ができる。
第2可動電極を構成する第2可動アーク電極の周囲にカ
バー電極を配設して固定部に取り付け、且つ、第1と第
2の可動電極が完全開離位置にある状態でカバー電極の
先端部と第2可動アーク電極の先端部の位置がほぼ一致
するように構成することにより、遮断動作途中におい
て、第2可動電極の先端部の電界緩和を可能とし、対向
するアーク電極間における再点弧現象の発生を防止可能
な、信頼性の高いパッファ形ガス遮断器を提供すること
ができる。
【図1】本発明によるパッファ形ガス遮断器の一実施例
における投入状態を示す断面図。
における投入状態を示す断面図。
【図2】図1のパッファ形ガス遮断器における遮断動作
途中状態を示す断面図。
途中状態を示す断面図。
【図3】図2のA矢視断面図。
【図4】完全開離距離に対する電極の移動距離における
第2可動アーク電極先端部の電界強度を、図8の従来例
と図1の実施例とで比較して示す特性図。
第2可動アーク電極先端部の電界強度を、図8の従来例
と図1の実施例とで比較して示す特性図。
【図5】本発明によるパッファ形ガス遮断器の図1とは
異なる実施例における遮断動作途中状態を示す断面図。
異なる実施例における遮断動作途中状態を示す断面図。
【図6】従来のパッファ形ガス遮断器の一例を示す断面
図。
図。
【図7】図6のパッファ形ガス遮断器の消弧室における
遮断動作途中状態を示す断面図。
遮断動作途中状態を示す断面図。
【図8】従来のダブルモーション方式のパッファ形ガス
遮断器の一例における投入状態を示す断面図。
遮断器の一例における投入状態を示す断面図。
【図9】図8のパッファ形ガス遮断器の一例における遮
断状態を示す断面図。
断状態を示す断面図。
1…ガスタンク 2…固定電極 3…第1可動電極 4…絶縁筒 5,6…導体 7…駆動機構 8…固定アーク電極 9…固定通電電極 10…支持絶縁筒 11…パッファピストン 12…パッファシリンダ 13…操作ロッド 14…第1可動アーク電極 15…絶縁ノズル 16…アーク 17…パッファ室 18…リンク装置 18a…リンク 18b…第1の連結棒 18c…第2の連結棒 18d…リンク支持部 18e…支点 19…絶縁ロッド 20,30…第2可動電極 21,31…通電用導体 21a,31a…通電部 22…通電円筒 23,36…第2可動アーク電極 32…固定部 33…固定フランジ 33a…貫通孔 34…可動フランジ 35…第2可動シールド 37…リブ 38…カバー電極 38a…排気孔 39…固定シールド
Claims (1)
- 【請求項1】 消弧性ガスを封入した容器内に、接離自
在な第1、第2可動電極を対向して配置し、第1可動電
極とパッファシリンダとを、駆動装置に連結した操作ロ
ッドの一端に固定し、前記パッファシリンダ内に配設さ
れたパッファピストンによりパッファシリンダ内の消弧
性ガスを圧縮し、この圧縮ガスを前記パッファシリンダ
に固定された絶縁ノズルより高速ガス流として噴出し
て、前記第1、第2可動電極を構成する第1、第2アー
ク電極間に発生するアークに吹き付けて消弧するパッフ
ァ形ガス遮断器において、 前記第2可動電極を構成する前記第2可動アーク電極の
周囲に、その先端部の内径が第2可動アーク電極の外径
よりも十分に大きいカバー電極を同軸状に配設して、前
記容器または容器内に固定された固定部に取り付け、且
つ、前記第1可動電極及び前記第2可動電極が完全開離
位置にある状態で、前記カバー電極の先端部と前記第2
可動アーク電極の先端部の位置がほぼ一致するように構
成したことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4671192A JPH05250967A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | パッファ形ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4671192A JPH05250967A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | パッファ形ガス遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05250967A true JPH05250967A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12754943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4671192A Pending JPH05250967A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | パッファ形ガス遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05250967A (ja) |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4671192A patent/JPH05250967A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5750949A (en) | Metal-encapsulated, gas-insulated high-voltage circuit-breaker | |
| US3551625A (en) | Circuit breakers | |
| KR100402234B1 (ko) | 양방향 구동형 가스 차단기 | |
| EP0676782B1 (en) | Rotating arc interrupter for loadbreak switch | |
| JP2609652B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH05250967A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JP2523478B2 (ja) | パツフア式ガスしや断器 | |
| JP2670375B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JP2653502B2 (ja) | ガス遮断器 | |
| US20250372963A1 (en) | Sf6 free gas insulated disconnector with fully closed arcing chamber actuated by rod mechanism | |
| JPH0736309B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JP2708158B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| KR20250173961A (ko) | 완전 폐쇄된 아크 챔버 및 스프링 작동을 동반하는 sf6 무함유 가스 절연 단로기 | |
| JP2874917B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JP2868794B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JP2866428B2 (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH02162629A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH01248423A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH0340324A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH03269922A (ja) | ガス絶縁接地開閉器 | |
| JP2025504239A (ja) | 非短絡電流を遮断するための高速接地開閉器 | |
| JPH0770279B2 (ja) | パッファ式ガスしゃ断器 | |
| JPH01302625A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH0224928A (ja) | パッファ形ガス遮断器 | |
| JPH02236927A (ja) | パッファ形ガス遮断器 |