JPH05251092A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents
固体電解質型燃料電池Info
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- JPH05251092A JPH05251092A JP4045830A JP4583092A JPH05251092A JP H05251092 A JPH05251092 A JP H05251092A JP 4045830 A JP4045830 A JP 4045830A JP 4583092 A JP4583092 A JP 4583092A JP H05251092 A JPH05251092 A JP H05251092A
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- oxide fuel
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】
【目的】セパレータの金属基板が酸化しないようにして
信頼性に優れる固体電解質型燃料電池を得る。 【構成】金属基板9にアンダーコート層9Aを介してセ
ラミックス層10を設けてセパレータを作る。
信頼性に優れる固体電解質型燃料電池を得る。 【構成】金属基板9にアンダーコート層9Aを介してセ
ラミックス層10を設けてセパレータを作る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固体電解質型燃料電池
のセパレータに係り、特に金属を用いるセパレータの構
成に関する。
のセパレータに係り、特に金属を用いるセパレータの構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】固体電解質型燃料電池は電解質にジルコ
ニア酸素イオン導電体を用い、800〜1000℃の高
温で電池を作動させる。そのために高い効率でかつ高出
力の発電が期待され、燃料の改質や電解質のメンテナン
スも不要で近年、その研究開発が盛んに行われるように
なった。
ニア酸素イオン導電体を用い、800〜1000℃の高
温で電池を作動させる。そのために高い効率でかつ高出
力の発電が期待され、燃料の改質や電解質のメンテナン
スも不要で近年、その研究開発が盛んに行われるように
なった。
【0003】固体電解質型燃料電池は構造的に円筒型、
平板型、一体型に大別されるが、いずれの型も燃料ガス
と酸化剤ガスを分け隔てる何らかの隔壁が必要であり、
円筒型ではそれはインターコネクターと称され、また平
板型および一体型ではセパレータと称される。これらの
隔壁すなわちインターコネクターあるいはセパレータは
800〜1000℃近辺の高温の還元性雰囲気または酸
化性雰囲気のいずれに対しても化学的に安定であるこ
と、かつガス不透過性で優れ電子伝導性にも優れること
が必要である。
平板型、一体型に大別されるが、いずれの型も燃料ガス
と酸化剤ガスを分け隔てる何らかの隔壁が必要であり、
円筒型ではそれはインターコネクターと称され、また平
板型および一体型ではセパレータと称される。これらの
隔壁すなわちインターコネクターあるいはセパレータは
800〜1000℃近辺の高温の還元性雰囲気または酸
化性雰囲気のいずれに対しても化学的に安定であるこ
と、かつガス不透過性で優れ電子伝導性にも優れること
が必要である。
【0004】現在までに実用化もしくは検討がなされて
いるこれらの材料には、セラミックスではペロブスカイ
トであるランタンクロマイト複酸化物があり、また金属
では耐熱合金が提案されている。ランタンクロマイトは
ウエスティングハウス社の円筒型セルにおいてEVD法
(EIectro ChemicaI Vapor Deposition Method) により
インターコネクターとして用いられている。EVD法に
てインターコネクターを形成している理由はガス不透過
性に優れる緻密なインターコネクターが形成できるため
である。インターコネクターが緻密であることが要求さ
れるのは、燃料ガスと酸化剤ガスのクロスリークを防止
するためである。ランタンクロマイトはまた平板型ある
いは一体型のセパレータにも用いることが検討されてい
る。しかし、この場合、円筒型のようにEVD法にてセ
パレータを形成するのは極めて技術的に困難とされてい
る。
いるこれらの材料には、セラミックスではペロブスカイ
トであるランタンクロマイト複酸化物があり、また金属
では耐熱合金が提案されている。ランタンクロマイトは
ウエスティングハウス社の円筒型セルにおいてEVD法
(EIectro ChemicaI Vapor Deposition Method) により
インターコネクターとして用いられている。EVD法に
てインターコネクターを形成している理由はガス不透過
性に優れる緻密なインターコネクターが形成できるため
である。インターコネクターが緻密であることが要求さ
れるのは、燃料ガスと酸化剤ガスのクロスリークを防止
するためである。ランタンクロマイトはまた平板型ある
いは一体型のセパレータにも用いることが検討されてい
る。しかし、この場合、円筒型のようにEVD法にてセ
パレータを形成するのは極めて技術的に困難とされてい
る。
【0005】そこでランタンクロマイトの板をセパレー
タに用いたり、あらかじめ形成した電極基材にランタン
クロマイトを溶射してセパレータを形成する方法が検討
されている。図3は従来の平板型燃料電池を示す分解斜
視図である。ランタンカルシウムクロマイトLa0.8-Ca
0.2 CrO 3 からなるセパレータ1と、アノード5,固体
電解質体6,カソード7からなる単セル8が交互に積層
される。アノード5に接するセパレータ1の溝2には燃
料ガスが流され、カソード7に接する溝3には酸化剤ガ
スが流される。
タに用いたり、あらかじめ形成した電極基材にランタン
クロマイトを溶射してセパレータを形成する方法が検討
されている。図3は従来の平板型燃料電池を示す分解斜
視図である。ランタンカルシウムクロマイトLa0.8-Ca
0.2 CrO 3 からなるセパレータ1と、アノード5,固体
電解質体6,カソード7からなる単セル8が交互に積層
される。アノード5に接するセパレータ1の溝2には燃
料ガスが流され、カソード7に接する溝3には酸化剤ガ
スが流される。
【0006】一方耐熱合金をセパレータに用いる試みも
多くなされるようになった。例えばニッケル−クロム合
金が提案されている。耐熱合金からなるセパレータは導
電性や機械的強度に優れるうえガス不透過性であり、大
面積のものも容易にできる長所がある。
多くなされるようになった。例えばニッケル−クロム合
金が提案されている。耐熱合金からなるセパレータは導
電性や機械的強度に優れるうえガス不透過性であり、大
面積のものも容易にできる長所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、耐熱合
金をそのままセパレータに用いる場合、アノード側では
還元性ガスが供給されるので腐食等の問題を生じない
が、カソード側においては酸化剤ガスによって耐熱合金
表面が酸化され合金の導電性が低下してセパレータとし
ての機能がなくなるという問題があった。
金をそのままセパレータに用いる場合、アノード側では
還元性ガスが供給されるので腐食等の問題を生じない
が、カソード側においては酸化剤ガスによって耐熱合金
表面が酸化され合金の導電性が低下してセパレータとし
ての機能がなくなるという問題があった。
【0008】この発明は上述の点に鑑みてなされ、その
目的は耐熱合金からなるセパレータの酸化を防止して、
信頼性に優れる固体電解質型燃料電池を提供することに
ある。
目的は耐熱合金からなるセパレータの酸化を防止して、
信頼性に優れる固体電解質型燃料電池を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的はこの発明に
よれば交互に積層された単セル8とセパレータ1Aとを
有し、単セルは固体電解質体の二つの主面にカソード7
とアノード5をそれぞれ配したものであり、セパレータ
はアンダーコート層を介して金属基板の一主面にセラミ
ックス層10を容射してなり、このセラミックス溶射面
に酸化剤ガスを通流させ前記カソードに酸化剤ガスを拡
散させるものである、とすることにより達成される。
よれば交互に積層された単セル8とセパレータ1Aとを
有し、単セルは固体電解質体の二つの主面にカソード7
とアノード5をそれぞれ配したものであり、セパレータ
はアンダーコート層を介して金属基板の一主面にセラミ
ックス層10を容射してなり、このセラミックス溶射面
に酸化剤ガスを通流させ前記カソードに酸化剤ガスを拡
散させるものである、とすることにより達成される。
【0010】
【作用】耐熱金属の表面にセラミックス層を設けるとそ
の酸化が防止される。またアンダーコート層を設けるこ
とにより金属基板とセラミックス層との熱膨張係数の差
によるセラミックス層の剥離が防止される。
の酸化が防止される。またアンダーコート層を設けるこ
とにより金属基板とセラミックス層との熱膨張係数の差
によるセラミックス層の剥離が防止される。
【0011】
【実施例】次にこの発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1はこの発明の実施例に係る固体電解質型燃料電
池を示す分解斜視図である。ニッケルとイットリア安定
化ジルコニアのサーメット(ニッケルを体積で40〜5
0%を含む)からなるアノード5と、8モル%イットリ
アY 2 O 3 を固溶させたジルコニアからなる固体電解質
体6と、ランタンストロンチウムマンガナイトLa0.7 Sr
0.3 MnO 3 からなるカソード7により単セル8が構成さ
れる。SUS310からなる金属基板9と、アンダーコ
ート層9Aとセラミックス層10とからセパレータ1Aが
構成される。セラミックス層10はセパレータ1Aの酸化
剤ガスを通流させる主面に設けられる。セラミックス層
10はプラズマ溶射法で形成される。セラミックス層の
溶射に先立って、ニッケル−クロム合金(組成はNi-80,
Cr-20)もしくはコバルト−クロム合金(組成はCo-80,Cr
-20)がアンダーコート層9AとしてSUS310の耐熱
合金上に100μm溶射される。アンダーコート層の熱
膨張係数はそれぞれ温度25〜1000℃の範囲でニッ
ケル−クロム合金の場合およそ(13〜14)×10-6
/ ℃でありコバルト−クロム合金ではそれよりもやや小
さいがほぼ同じである。
る。図1はこの発明の実施例に係る固体電解質型燃料電
池を示す分解斜視図である。ニッケルとイットリア安定
化ジルコニアのサーメット(ニッケルを体積で40〜5
0%を含む)からなるアノード5と、8モル%イットリ
アY 2 O 3 を固溶させたジルコニアからなる固体電解質
体6と、ランタンストロンチウムマンガナイトLa0.7 Sr
0.3 MnO 3 からなるカソード7により単セル8が構成さ
れる。SUS310からなる金属基板9と、アンダーコ
ート層9Aとセラミックス層10とからセパレータ1Aが
構成される。セラミックス層10はセパレータ1Aの酸化
剤ガスを通流させる主面に設けられる。セラミックス層
10はプラズマ溶射法で形成される。セラミックス層の
溶射に先立って、ニッケル−クロム合金(組成はNi-80,
Cr-20)もしくはコバルト−クロム合金(組成はCo-80,Cr
-20)がアンダーコート層9AとしてSUS310の耐熱
合金上に100μm溶射される。アンダーコート層の熱
膨張係数はそれぞれ温度25〜1000℃の範囲でニッ
ケル−クロム合金の場合およそ(13〜14)×10-6
/ ℃でありコバルト−クロム合金ではそれよりもやや小
さいがほぼ同じである。
【0012】セラミックス層のセラミックス原料として
ランタン系ペロブスカイト複酸化物であるランタンスト
ロンチウムマンガンナイトLa0.8 Sr0.2 Mn0 3 とランタ
ンカルシウムマンガンナイトLa0.8 Ca0.2 Mn0 3 とが用
いられた。熱膨張率はそれぞれ温度25〜1000℃の
範囲でほぼ同じ値の(13〜14)×10-6/ ℃であ
る。この熱膨張率は焼結度94〜96%における値であ
る。各セラミックスは2mm×2mm×10mmの角柱の状態
に切り出され熱膨張率の測定が行われた。ニッケル−ク
ロム合金(組成はNi-80,Cr-20)とコバルト−クロム合金
(組成はCo-80,Cr-20)の各アンダーコート材粉末は異な
るフィーダに各フィーダの原料送り量を調節して、各組
成の原料をプラズマ溶射した。本実施例では各組成の原
料を単独で溶射したがもちろん各フィーダの原料送り量
を調節して、混合して溶射するのもよい。同じようにラ
ンタストロンチウムマンガナイトとランタンカルシウム
マンガナイトの各造粒粉は異なるフィーダに各フィーダ
の原料送り量を調節して、各組成の原料をプラズマ溶射
した。同様に本実施例では各組成の原料を単独で溶射し
たがもちろん各フィーダの原料送り量を調節して、混合
して溶射するのもよい。セラミックス層の厚さは200
μmの緻密な層である。セラミックス層およびアンダー
コート層の熱膨張係数はほぼ同一値の(13〜14)×
10-6/ ℃であり、セラミックス層の剥離が防止されて
いる。
ランタン系ペロブスカイト複酸化物であるランタンスト
ロンチウムマンガンナイトLa0.8 Sr0.2 Mn0 3 とランタ
ンカルシウムマンガンナイトLa0.8 Ca0.2 Mn0 3 とが用
いられた。熱膨張率はそれぞれ温度25〜1000℃の
範囲でほぼ同じ値の(13〜14)×10-6/ ℃であ
る。この熱膨張率は焼結度94〜96%における値であ
る。各セラミックスは2mm×2mm×10mmの角柱の状態
に切り出され熱膨張率の測定が行われた。ニッケル−ク
ロム合金(組成はNi-80,Cr-20)とコバルト−クロム合金
(組成はCo-80,Cr-20)の各アンダーコート材粉末は異な
るフィーダに各フィーダの原料送り量を調節して、各組
成の原料をプラズマ溶射した。本実施例では各組成の原
料を単独で溶射したがもちろん各フィーダの原料送り量
を調節して、混合して溶射するのもよい。同じようにラ
ンタストロンチウムマンガナイトとランタンカルシウム
マンガナイトの各造粒粉は異なるフィーダに各フィーダ
の原料送り量を調節して、各組成の原料をプラズマ溶射
した。同様に本実施例では各組成の原料を単独で溶射し
たがもちろん各フィーダの原料送り量を調節して、混合
して溶射するのもよい。セラミックス層の厚さは200
μmの緻密な層である。セラミックス層およびアンダー
コート層の熱膨張係数はほぼ同一値の(13〜14)×
10-6/ ℃であり、セラミックス層の剥離が防止されて
いる。
【0013】なおアンダーコート層とセラミックス層の
組合わせは次の四通りである。
組合わせは次の四通りである。
【0014】
【表1】 アンダーコート層、セラミックス層のプラズマ溶射は次
の条件で行われた。
の条件で行われた。
【0015】出力: 30〜100KW ガス: アルゴン−ヘリウム混合ガス 距離: 5〜50cm 角度: 0〜45度 トラバース速度: 1〜10mm/s 粉体供給速度: 10〜30g/min. 四通りの組合せで得られたセパレータを用い、セルを組
立て、耐酸化試験およびヒートサイクル試験を行った。
耐酸化試験は200℃/hの速度で温度の上昇,下降を
行い、1000℃の温度で1000h保持してセラミッ
クス層の剥離または特性の劣化の有無を調べた。またヒ
ートサイクル試験は室温と1000℃の温度の間を20
0℃/hの速度で上下降し、それぞれの温度で1h保持
するサイクルを20回くり返してセラミックス層の剥離
または特性の劣化の有無を調べた。
立て、耐酸化試験およびヒートサイクル試験を行った。
耐酸化試験は200℃/hの速度で温度の上昇,下降を
行い、1000℃の温度で1000h保持してセラミッ
クス層の剥離または特性の劣化の有無を調べた。またヒ
ートサイクル試験は室温と1000℃の温度の間を20
0℃/hの速度で上下降し、それぞれの温度で1h保持
するサイクルを20回くり返してセラミックス層の剥離
または特性の劣化の有無を調べた。
【0016】いずれの組合せのセパレータを用いた試験
においてもセラミックス層の剥離は観測されず、また特
性の劣化もなかった。図2は耐酸化試験後における燃料
電池の代表的な電流電圧特性21を従来の特性22と対
比して示す線図である。この特性は20個のセルを積層
して得た特性の1セルあたりの平均特性である。
においてもセラミックス層の剥離は観測されず、また特
性の劣化もなかった。図2は耐酸化試験後における燃料
電池の代表的な電流電圧特性21を従来の特性22と対
比して示す線図である。この特性は20個のセルを積層
して得た特性の1セルあたりの平均特性である。
【0017】なおこれはN0.1の組合せ、つまりアンダー
コート層がNi-80,Cr-20 、セラミックス層がLa0.8 Sr
0.2 MnO 3 のセパレータを用いたときの特性であるが、
他の組合せのときも図2とほぼ同様の特性を得ている。
従来の電池はセパレータであるSUS301にセラミッ
クス層を設けていないので表面酸化がおこり、抵抗分極
が大きい。これに対し、本発明のセパレータ1Aにおいて
はアンダーコート層9Aおよび緻密なセラミックス層1
0を有するので金属基板9であるSUS310の表面酸
化が防止されると同時にセラミックス10の剥離が防止
され、5000h後においても初期特性と大差ない電流
電圧特性が観測される。
コート層がNi-80,Cr-20 、セラミックス層がLa0.8 Sr
0.2 MnO 3 のセパレータを用いたときの特性であるが、
他の組合せのときも図2とほぼ同様の特性を得ている。
従来の電池はセパレータであるSUS301にセラミッ
クス層を設けていないので表面酸化がおこり、抵抗分極
が大きい。これに対し、本発明のセパレータ1Aにおいて
はアンダーコート層9Aおよび緻密なセラミックス層1
0を有するので金属基板9であるSUS310の表面酸
化が防止されると同時にセラミックス10の剥離が防止
され、5000h後においても初期特性と大差ない電流
電圧特性が観測される。
【0018】なお耐熱金属はSUS310の他、ニッケ
ル−クロム系耐熱合金,コバルト−クロム系耐熱合金,
インコネル600等も用いることができる。
ル−クロム系耐熱合金,コバルト−クロム系耐熱合金,
インコネル600等も用いることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、単セルとセパレータ
とを有し、単セルは固体電解質体の二つの主面にカソー
ドとアノードとをそれぞれ配したものであり、セパレー
タはアンダーコート層を介して金属基板の一主面にセラ
ミックス層を溶射してなり、このセラミックス溶射面に
酸化剤ガスを通流させ前記カソードに酸化剤ガスを拡散
させるものであるので、金属基板表面はセラミックス層
によって保護され、酸化されることなく、またアンダー
コート層により金属基板とセラミックス層との剥離が防
止され、表面酸化あるいは剥離にともなう抵抗分極の増
大が防止され、信頼性に優れる固体電解質型燃料電池が
得られる。
とを有し、単セルは固体電解質体の二つの主面にカソー
ドとアノードとをそれぞれ配したものであり、セパレー
タはアンダーコート層を介して金属基板の一主面にセラ
ミックス層を溶射してなり、このセラミックス溶射面に
酸化剤ガスを通流させ前記カソードに酸化剤ガスを拡散
させるものであるので、金属基板表面はセラミックス層
によって保護され、酸化されることなく、またアンダー
コート層により金属基板とセラミックス層との剥離が防
止され、表面酸化あるいは剥離にともなう抵抗分極の増
大が防止され、信頼性に優れる固体電解質型燃料電池が
得られる。
【図1】この発明の実施例に係る固体電解質型燃料電池
を示す分解斜視図
を示す分解斜視図
【図2】この発明の実施例に係る燃料電池の電流電圧特
性21を従来の電池の特性22と対比して示す線図
性21を従来の電池の特性22と対比して示す線図
【図3】従来の固体電解質型燃料電池を示す分解斜視図
【符号の説明】1A セパレータ 5 アノード 6 固体電解質体 7 カソード8 単セル 9 金属基板 9A アンダーコート層 10 セラミックス層
Claims (15)
- 【請求項1】交互に積層された単セルとセパレータを有
し、単セルは固体電解質体の二つの主面にカソードとア
ノードとをそれぞれ配したものであり、セパレータはア
ンダーコート層を介して金属基板の一主面にセラミック
ス層を溶射してなり、このセラミックス溶射面に酸化剤
ガスを通流させ前記カソードに酸化剤ガスを拡散させる
ものであることを特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項2】請求項1記載の燃料電池において、固体電
解質体はイットリアで安定化したジルコニアであること
を特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項3】請求項1記載の燃料電池において、固体電
解質体は8モル%イットリアで安定化したジルコニアで
あることを特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項4】請求項1記載の燃料電池において、カソー
ドはランタン系ペロブスカイト複酸化物であることを特
徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項5】請求項1記載の燃料電池において、カソー
ドはBサイト元素がクロム,マンガン,鉄,コバルト,
ニッケルまたはバナジウムであるランタン系ペロブスカ
イト複酸化物であることを特徴とする固体電解質型燃料
電池。 - 【請求項6】請求項1記載の燃料電池において、カソー
ドはアルカリ土類金属元素がドープされるとともにBサ
イト元素がクロム,マンガン,鉄,コバルト,ニッケル
またはバナジウムであるランタン系ペロブスカイト複酸
化物であることを特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項7】請求項1記載の燃料電池において、金属基
板はニッケルクローム系耐熱合金,コバルト−クロム系
耐熱合金,SUS310またはインコネル600である
ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項8】請求項1記載の燃料電池において、アンダ
ーコート層は溶射材用ニッケル−クロム合金もしくはコ
バルト−クロム合金であることを特徴とする固体電解質
型燃料電池。 - 【請求項9】請求項8記載の燃料電池において、ニッケ
ル−クロム合金の組成がNi-80,Cr-20 であることを特徴
とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項10】請求項8記載の燃料電池において、コバ
ルト−クロム合金の組成がCo-80,Cr-20 であることを特
徴とする固体電解質型燃料電池。 - 【請求項11】請求項1記載の燃料電池において、セラ
ミックス層はBサイト元素がマンガンであるランタン系
ペロブスカイト複酸化物であることを特徴とする固体電
解質型燃料電池。 - 【請求項12】請求項1記載の燃料電池において、セラ
ミックス層はアルカリ土類金属元素がドープされるとと
もに、Bサイト元素がマンガンであるランタン系ペロブ
スカイト複酸化物であることを特徴とする固体電解質型
燃料電池。 - 【請求項13】請求項6または12記載の燃料電池にお
いて、アルカリ土類金属元素はストロンチウムまたはカ
ルシウムであることを特徴とする固体電解質型燃料電
池。 - 【請求項14】請求項1記載の燃料電池において、セラ
ミックス層は単一の層であることを特徴とする固体電解
質型燃料電池。 - 【請求項15】請求項1記載の燃料電池において、アン
ダーコート層とセラミックス層の熱膨張係数の差が1×
10-6/ ℃以下であることを特徴とする固体電解質型燃料
電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045830A JPH05251092A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 固体電解質型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045830A JPH05251092A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 固体電解質型燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05251092A true JPH05251092A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12730154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4045830A Pending JPH05251092A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 固体電解質型燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05251092A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003528980A (ja) * | 2000-03-28 | 2003-09-30 | セラミック・フューエル・セルズ・リミテッド | 表面処理された導電性金属部材及びその作製方法 |
| JP2021153017A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 大阪瓦斯株式会社 | セル間接続部材、及び、固体酸化物形燃料電池、及び、sofcモノジェネレーションシステム、及び、sofcコージェネレーションシステム、及び、セル間接続部材の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4045830A patent/JPH05251092A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003528980A (ja) * | 2000-03-28 | 2003-09-30 | セラミック・フューエル・セルズ・リミテッド | 表面処理された導電性金属部材及びその作製方法 |
| JP4955178B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2012-06-20 | セラミック・フューエル・セルズ・リミテッド | 固体電解質燃料電池アセンブリー用部材およびその導電性を向上させる方法 |
| JP2021153017A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | 大阪瓦斯株式会社 | セル間接続部材、及び、固体酸化物形燃料電池、及び、sofcモノジェネレーションシステム、及び、sofcコージェネレーションシステム、及び、セル間接続部材の製造方法 |
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