JPH05251181A - 分散型el素子の製造方法 - Google Patents

分散型el素子の製造方法

Info

Publication number
JPH05251181A
JPH05251181A JP3094506A JP9450691A JPH05251181A JP H05251181 A JPH05251181 A JP H05251181A JP 3094506 A JP3094506 A JP 3094506A JP 9450691 A JP9450691 A JP 9450691A JP H05251181 A JPH05251181 A JP H05251181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
light emitting
emitting layer
binder
dispersion type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3094506A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Mano
康広 真野
Yoshinori Hirai
佳紀 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3094506A priority Critical patent/JPH05251181A/ja
Publication of JPH05251181A publication Critical patent/JPH05251181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散型EL素子の光の取り出し効率を高め、
輝度を向上させる。 【構成】 絶縁層2のバインダーを溶かさないような有
機溶剤を用いて発光層のバインダー液を調合し、絶縁層
上に発光層9を形成する。 【効果】 発光層の塗布の際にも絶縁層2の表面が平滑
に保たれ、反射率の向上により従来品より輝度が10%
程度増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散型EL素子の製造
方法に関し、詳しくは絶縁層・発光層の形成方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分散型EL素子の製造方法を図2
を参照しながら説明する。
【0003】なお、図2は従来の分散型EL素子の要部
拡大断面図である。アルミ箔等よりなる背面電極1上に
絶縁物(例えばチタン酸バリウムのような高誘電体粉
末)及び蛍光体を、ジメチルホルムアミド等の有機溶剤
でバインダー(例えばシアノエチルプルラン)を溶解し
たものの中にそれぞれ分散させ、順次塗布して絶縁層
2,発光層3を形成する。その上に透明導電フィルム等
からなる透明電極4を設け、上下よりナイロン(デュポ
ン社商標)等の吸湿フィルム5,5で覆い、さらにフッ
素フィルム等の防湿性の外皮フィルム6,6で密閉封止
し分散型EL素子7を作製していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記の製造方
法においては、絶縁物及び蛍光体を同一のバインダー液
(例えば、ジメルチホルムアミド等の有機溶剤でバイン
ダーを溶解したもの)に分散させていたので、絶縁層の
上に発光層を塗布する際に、絶縁層の表面が溶解し、両
層の境界8に凹凸が生じる。そのため、絶縁層表面の光
の反射率が低下し、分散型EL素子の輝度が低下すると
いう問題点があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは絶縁層表面の平
滑度を改善し輝度を向上した分散型EL素子の製造方法
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における前記目的
を達成するための技術的手段は、下地の絶縁層のバイン
ダーを溶解しないような有機溶剤を用いて蛍光体を分散
したバインダー液を調合し、このバインダー液を絶縁層
上に塗布して発光層を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】上記の方法によれば、発光層を塗布形成する際
発光層の有機溶剤が下地の絶縁層のバインダーを溶解す
ることを防止できるから、絶縁層と発光層の境界に凹凸
を生じることがなく、絶縁層表面の平滑度を改善するこ
とができて、絶縁層表面の光の反射率が向上する結果、
分散型EL素子の輝度を向上させることができる。
【0008】
【実施例】本発明に係る分散型EL素子の製造方法につ
いて図1を参照しながら説明する。なお図1は本発明の
一実施例である分散型EL素子の要部拡大断面図であ
り、従来例と同一部分は同一番号をつける。このような
構造の分散型EL素子は次のようにして作製できる。
【0009】背面電極であるアルミ箔1上に、絶縁物
(例えばチタン酸バリウムのような高誘電体粉末)をジ
メチルホルムアミド(有機溶剤)でシアノエチルプルラ
ン(バインダー)を溶解したものの中に分散させた絶縁
層用バインダー液を塗布乾燥し、膜厚20〜30μの絶
縁層2を形成する。
【0010】次に蛍光体(例えば硫化亜鉛を銅で付活し
たもの)をキシロール(絶縁層に使用したバインダーで
あるシアノエチルプルランを溶解しない有機溶剤)でバ
インダー(例えばシアノエチルセルロース)を溶解した
ものの中に分散させた発光層用バインダー液を前記絶縁
層上に塗布乾燥して膜厚50〜60μの発光層9を形成
する。その上に透明導電フィルム等からなる透明電極4
を設け、上下からナイロン(デュポン社商標)等の吸湿
フィルム5,5で被覆し、さらにその上下から防湿性の
外皮フィルム(例えば3フッ化塩化エチレン)6,6に
よって挟持し、熱ロールでプレスすることによって外皮
フィルム6,6の周辺重合部を溶着させ密閉封止し、分
散型EL素子10が作製される。
【0011】絶縁層と発光層にそれぞれ使用するバイン
ダーは、両者の界面11が剥離しないように接着性の良
好なものを選択する必要がある。実施例で示したシアノ
エチルプルランとシアノエチルセルロースは相互の接着
性は良好である。
【0012】本発明により作製した分散型EL素子の絶
縁層2と発光層9の界面11を顕微鏡で観察したところ
顕著な凹凸はなく、良好な平滑状態であることが確認で
きた。
【0013】この分散型EL素子に500Hzの正弦波
交流電圧を印加し入力電力密度一定(例えば10mW/
平方センチメートル)で点灯したところ、従来の製法に
よる分散型EL素子と比較して約10%輝度が向上し
た。
【0014】本発明による分散型EL素子の輝度が向上
した理由が発光層の形成に使用した有機溶剤であるキシ
ロールが下地の絶縁層にし使用したバインダーであるシ
アノエチルプルランを溶解しないことによるものか、あ
るいは発光層に使用したバインダーであるシアノエチル
セルロースの効果によるものかを調べるために次のよう
な分散型EL素子を作製した。
【0015】効果確認用の分散型EL素子では、前記一
実施例と同一の絶縁層用バインダー液をアルミ箔上に塗
布乾燥して絶縁層を形成した。次に前記一実施例と同様
の蛍光体をジメチルホルムアミドでシアノエチルセルロ
ールを溶解したものの中に分散させた発光層用バインダ
ー液を特に調合して絶縁層上に塗布乾燥して発光層を形
成した。ついで全体を気密封止するが、この工程は一実
施例と同一であるので説明は省略する。ジメチルホルム
アミドは下地絶縁層に使用したバインダーであるシアノ
エチルプルランを溶解する性質がある。
【0016】このようにして作製した効果確認用分散型
EL素子は絶縁層表面の平滑状態が悪く、一方輝度は従
来例と同一レベルであって本発明による前記一実施例の
分散型EL素子の輝度より低いことが確認された。
【0017】以上の結果から、本発明による分散型EL
素子の輝度向上の主な理由として、発光層の形成に使用
した有機溶剤が下地の絶縁層のバインダーを溶解しない
ためであることが判明した。
【0018】なお、本発明による一実施例では下地の絶
縁層のバインダーを溶解しない有機溶剤を用いて発光層
を形成したが、この方法に限定されることはなく、発光
層の形成に使用する有機溶剤は従来例と同一のものを使
用し、下地の絶縁層の形成に使用するバインダーを発光
層の形成に使用する有機溶剤で溶解しないものにしても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、発光
層塗布に際して、下地の絶縁層のバインダーを溶かさな
いような有機溶剤を用いることにより、絶縁層表面を平
滑に保ち、光の反射率を高めることができて、従来と比
べて約10%程度の輝度向上がはかれるといった顕著な
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の分散型EL素子の要部拡大断面図で
ある。
【図2】 従来の分散型EL素子の要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 背面電極 2 絶縁層 4 透明電極 5 吸湿フィルム 6 防湿フィルム 9 発光層 10 分散型EL素子 11 発光層と絶縁層の境界

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面電極,絶縁層,発光層,透明電極及び
    吸湿フィルムの積層体を外皮フィルムで密閉封止した分
    散型EL素子の作製において、 絶縁層のバインダーを溶解しない有機溶剤を用いて発光
    層のバインダー液を調合し、絶縁層上に発光層を形成す
    ることを特徴とする分散型EL素子の製造方法。
  2. 【請求項2】絶縁層のバインダーをシアノエチルプルラ
    ンとし、発光層のバインダー液に使用する有機溶剤とバ
    インダーをそれぞれキシレン,シアノエチルセルロース
    とすることを特徴とする請求項1記載の分散型EL素子
    の製造方法。
JP3094506A 1991-04-25 1991-04-25 分散型el素子の製造方法 Pending JPH05251181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3094506A JPH05251181A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 分散型el素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3094506A JPH05251181A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 分散型el素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05251181A true JPH05251181A (ja) 1993-09-28

Family

ID=14112205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3094506A Pending JPH05251181A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 分散型el素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05251181A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021134831A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 有机发光二极管及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021134831A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 有机发光二极管及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2874926B2 (ja) エレクトロルミネセンスランプ
JPH0855680A (ja) 電界発光灯およびその製造方法
JP2000299185A (ja) Elランプ
JPH0524154Y2 (ja)
JPH0247078B2 (ja)
JPH05251181A (ja) 分散型el素子の製造方法
JPH0758636B2 (ja) 電界発光灯
JP2005322623A (ja) エレクトロルミネッセンス素子
JP5744621B2 (ja) 分散型el素子およびその製造方法
JPS6340038B2 (ja)
JPS63216291A (ja) 分散型電場発光素子
JPH08288066A (ja) 粉末分散型el素子
JPS6352759B2 (ja)
JP2749008B2 (ja) エレクトロルミネッセント素子の製造方法
JPH0547474A (ja) 電界発光素子
JPH01204391A (ja) エレクトロルミネセンス素子
JPH06223969A (ja) 有機分散型elパネル
JPS63155595A (ja) 薄膜el素子
JPH0824073B2 (ja) エレクトロルミネッセント素子とその製造方法
JPH0433292A (ja) El発光素子
JP2532607Y2 (ja) 電界発光灯
JPH0526720Y2 (ja)
JP2000113986A (ja) 電界発光灯
JP2000208250A (ja) エレクトロルミネッセンス
JPH10134963A (ja) 電界発光灯及びその製造方法