JPH05251380A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05251380A JPH05251380A JP4887592A JP4887592A JPH05251380A JP H05251380 A JPH05251380 A JP H05251380A JP 4887592 A JP4887592 A JP 4887592A JP 4887592 A JP4887592 A JP 4887592A JP H05251380 A JPH05251380 A JP H05251380A
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- electrode
- metal layer
- laser light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浅い接合を形成する半導体部上に被着した電
極金属層の半導体部に対する合金化熱処理を浅い接合を
突き抜けることなく確実に行なうことができるようにす
る。 【構成】 浅い接合を形成する半導体部3上に被着した
電極金属層6にパルスレーザ光照射による合金化処理を
行い、このパルスレーザ光照射に先立って電極金属層6
上にレーザ光の波長に対し光吸収性を有する光吸収層7
を被着形成する。
極金属層の半導体部に対する合金化熱処理を浅い接合を
突き抜けることなく確実に行なうことができるようにす
る。 【構成】 浅い接合を形成する半導体部3上に被着した
電極金属層6にパルスレーザ光照射による合金化処理を
行い、このパルスレーザ光照射に先立って電極金属層6
上にレーザ光の波長に対し光吸収性を有する光吸収層7
を被着形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方
法、特にその深さが例えば0.2μm程度以下の0.1
μmないしはそれ以下の浅い接合を形成する半導体領域
に対し、電極をその表面に合金化する工程を含む半導体
装置の製造方法に係わる。
法、特にその深さが例えば0.2μm程度以下の0.1
μmないしはそれ以下の浅い接合を形成する半導体領域
に対し、電極をその表面に合金化する工程を含む半導体
装置の製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】各種単体半導体装置、半導体集積回路等
においては、半導体基体表面の所定部にそれ自体、ある
いは他の素子との接続に供する電極をオーミックに形成
することが行われるが、この場合良好なオーミックコン
タクトを行なうためにその電極例えばAlを、半導体例
えばSiに合金化するいわゆる熱処理によるシンタリン
グが行われる。
においては、半導体基体表面の所定部にそれ自体、ある
いは他の素子との接続に供する電極をオーミックに形成
することが行われるが、この場合良好なオーミックコン
タクトを行なうためにその電極例えばAlを、半導体例
えばSiに合金化するいわゆる熱処理によるシンタリン
グが行われる。
【0003】一方、昨今、例えば半導体集積回路におい
て、より高密度、小型化の要求に伴ってその回路素子と
しての半導体素子の面積の縮小化がはかられ、これに伴
ってこれら素子を構成する不純物の拡散、イオン注入等
の不純物の導入によって形成される接合例えばp−n接
合は浅くなって来ている。すなわち、この浅い接合を形
成する不純物の導入された半導体層ないしは半導体領域
による半導体部は薄くなる。
て、より高密度、小型化の要求に伴ってその回路素子と
しての半導体素子の面積の縮小化がはかられ、これに伴
ってこれら素子を構成する不純物の拡散、イオン注入等
の不純物の導入によって形成される接合例えばp−n接
合は浅くなって来ている。すなわち、この浅い接合を形
成する不純物の導入された半導体層ないしは半導体領域
による半導体部は薄くなる。
【0004】このため上述の電極のシンタリングに際し
てその合金化が浅い接合を突き抜けて行われてしまうと
いう問題が生じてきている。
てその合金化が浅い接合を突き抜けて行われてしまうと
いう問題が生じてきている。
【0005】通常、このシンタリングは、電気炉等の加
熱炉中に、上述の電極を形成した半導体基体(ウエフ
ァ)を挿入して、例えばそのAl電極をSi半導体に合
金化させる。この場合のシンタリングは400〜450
℃、30分間の熱処理によって行なう。
熱炉中に、上述の電極を形成した半導体基体(ウエフ
ァ)を挿入して、例えばそのAl電極をSi半導体に合
金化させる。この場合のシンタリングは400〜450
℃、30分間の熱処理によって行なう。
【0006】ところが、このような方法では、前述した
ようにその深さが0.2μm以下例えば0.1μmとい
う浅い接合を形成する薄い半導体部においては、その合
金が接合を突き抜けてしまう場合が生じ接合のリーク、
したがって不良品の発生に伴う歩留りの低下を来す。
ようにその深さが0.2μm以下例えば0.1μmとい
う浅い接合を形成する薄い半導体部においては、その合
金が接合を突き抜けてしまう場合が生じ接合のリーク、
したがって不良品の発生に伴う歩留りの低下を来す。
【0007】このような不都合を回避するために、ハロ
ゲンランプを用いた赤外線照射による方法も考えられる
が、この場合その温度測定はパイロメータで行われるも
のであり、このような温度測定による場合300〜50
0℃での測定誤差が極めて大きいため結果的に正確な温
度制御が困難で、上述した浅い接合における電極のシン
タリングの適用が困難である。
ゲンランプを用いた赤外線照射による方法も考えられる
が、この場合その温度測定はパイロメータで行われるも
のであり、このような温度測定による場合300〜50
0℃での測定誤差が極めて大きいため結果的に正確な温
度制御が困難で、上述した浅い接合における電極のシン
タリングの適用が困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した諸問題の解決
をはかるものとして、レーザ光照射によるシンタリング
も考えられるところであり、この場合シンタリングとし
ての期待するところは大きいものの、局部的な急激な加
熱、冷却が行われるところから電極金属例えばAlと、
半導体例えばSiとの熱膨張率は1桁も異なることから
熱歪みが大きく電極の剥離、断線、更には接合の特性へ
の影響も問題となってくる。
をはかるものとして、レーザ光照射によるシンタリング
も考えられるところであり、この場合シンタリングとし
ての期待するところは大きいものの、局部的な急激な加
熱、冷却が行われるところから電極金属例えばAlと、
半導体例えばSiとの熱膨張率は1桁も異なることから
熱歪みが大きく電極の剥離、断線、更には接合の特性へ
の影響も問題となってくる。
【0009】このような不都合を回避すべく半導体と電
極金属との間にバリアメタルの例えばTiON,TiN
を介在させることも考えられるが、この場合においてバ
リアメタルの膜厚制御が難しく剥がれの問題も生じ、さ
らにオーミックコンタクト抵抗が増加するという問題が
ある。
極金属との間にバリアメタルの例えばTiON,TiN
を介在させることも考えられるが、この場合においてバ
リアメタルの膜厚制御が難しく剥がれの問題も生じ、さ
らにオーミックコンタクト抵抗が増加するという問題が
ある。
【0010】本発明は、浅い接合を形成する薄い半導体
領域ないしは半導体層等の薄い半導体部の表面に電極を
形成し、これをシンタリングさせるに、そのシンタリン
グが浅い接合を突き抜けて接合にリークを発生させ、特
性の低下ないしは不良品の発生を生じることの不都合を
確実に回避し、しかも確実に電極の半導体への合金化を
行わしめて低抵抗をもってオーミックコンタクトがなさ
れるようにする。
領域ないしは半導体層等の薄い半導体部の表面に電極を
形成し、これをシンタリングさせるに、そのシンタリン
グが浅い接合を突き抜けて接合にリークを発生させ、特
性の低下ないしは不良品の発生を生じることの不都合を
確実に回避し、しかも確実に電極の半導体への合金化を
行わしめて低抵抗をもってオーミックコンタクトがなさ
れるようにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、浅い接
合を形成する半導体部上に被着した電極の上記半導体部
の表面に対する合金化熱処理工程を有する半導体装置の
製造方法において、その合金化熱処理を特にパルスレー
ザ光の照射によって行い、さらにこのパルスレーザ光照
射に先立って電極金属層上にレーザ光の波長に対し光吸
収性を有する光吸収層を被着する。
合を形成する半導体部上に被着した電極の上記半導体部
の表面に対する合金化熱処理工程を有する半導体装置の
製造方法において、その合金化熱処理を特にパルスレー
ザ光の照射によって行い、さらにこのパルスレーザ光照
射に先立って電極金属層上にレーザ光の波長に対し光吸
収性を有する光吸収層を被着する。
【0012】さらに、第2の本発明においては、光吸収
層が非晶質シリコンないしは多結晶シリコンによって構
成する。
層が非晶質シリコンないしは多結晶シリコンによって構
成する。
【0013】第3の本発明においては、光吸収層上に反
射防止膜を被着し、これの上からパルスレーザ光照射を
行なう。
射防止膜を被着し、これの上からパルスレーザ光照射を
行なう。
【0014】また、本発明において、好ましくは上述し
たパルスレーザ光照射による熱処理工程を電極としての
パターン化前の全面的に形成され電極金属層に対して行
い、その後この電極金属層に対するパターン化を行なっ
て所望のパターンを有する電極を形成する。
たパルスレーザ光照射による熱処理工程を電極としての
パターン化前の全面的に形成され電極金属層に対して行
い、その後この電極金属層に対するパターン化を行なっ
て所望のパターンを有する電極を形成する。
【0015】
【作用】上述の本発明においては、シンタリング処理を
行なうべき電極金属層上にレーサ光に対して光吸収性を
有する光吸収層を設けたことによってこの光吸収層にレ
ーザ光が効率よく吸収されて熱に変換され、その熱が効
率良く電極金属層に供給されるようにしたこと、またそ
のレーザ光照射をパルスレーザ光としたことによって電
極金属層及び半導体部との接合に与えられる加熱は瞬時
的に高温に加熱されかつ急冷し得ることからのこのシン
タリングが浅い接合を突き抜けることを効果的に回避で
きる。
行なうべき電極金属層上にレーサ光に対して光吸収性を
有する光吸収層を設けたことによってこの光吸収層にレ
ーザ光が効率よく吸収されて熱に変換され、その熱が効
率良く電極金属層に供給されるようにしたこと、またそ
のレーザ光照射をパルスレーザ光としたことによって電
極金属層及び半導体部との接合に与えられる加熱は瞬時
的に高温に加熱されかつ急冷し得ることからのこのシン
タリングが浅い接合を突き抜けることを効果的に回避で
きる。
【0016】また電極金属層上には光吸収層が形成され
ていて、これによって電極金属層がいわば機械的に抑え
こまれた状態にあることによって電極金属層の変形剥離
が効果的に回避される。
ていて、これによって電極金属層がいわば機械的に抑え
こまれた状態にあることによって電極金属層の変形剥離
が効果的に回避される。
【0017】さらに、この電極金属層をシンタリング後
にパターン化するときは電極の変形、剥離、断線をより
効果的に回避することかできる。
にパターン化するときは電極の変形、剥離、断線をより
効果的に回避することかできる。
【0018】また光吸収層上に反射防止膜を設ける場合
は、さらにパルスレーザ光照射を効果的に吸収すること
ができ、より効果的なシンタリングを行なうことができ
る。
は、さらにパルスレーザ光照射を効果的に吸収すること
ができ、より効果的なシンタリングを行なうことができ
る。
【0019】
【実施例】本発明による半導体装置の製造方法の一例を
図1〜図2に示す製造工程図を参照して詳細に説明す
る。
図1〜図2に示す製造工程図を参照して詳細に説明す
る。
【0020】この場合、シリコン等よりなる半導体基体
1上に熱酸化等によって回路素子間いわゆるフィールド
部に形成されたSiO2 膜いわゆるLOCOSよりなる
例えば素子間分離用の絶縁層2が例えば2000〜30
00Åの厚さに形成され、この絶縁層2が形成されてい
ないいわゆるアクティブ領域に、浅い接合J例えば深さ
0.1μm以下の浅い接合を形成するように例えば選択
的拡散、注入等によって形成されたあるいはエピタキシ
ー等によって形成された薄い半導体領域、あるいは半導
体層よりなる半導体部3が形成され、この半導体部3に
対して金属電極をオーミックにコンタクトするものであ
る。
1上に熱酸化等によって回路素子間いわゆるフィールド
部に形成されたSiO2 膜いわゆるLOCOSよりなる
例えば素子間分離用の絶縁層2が例えば2000〜30
00Åの厚さに形成され、この絶縁層2が形成されてい
ないいわゆるアクティブ領域に、浅い接合J例えば深さ
0.1μm以下の浅い接合を形成するように例えば選択
的拡散、注入等によって形成されたあるいはエピタキシ
ー等によって形成された薄い半導体領域、あるいは半導
体層よりなる半導体部3が形成され、この半導体部3に
対して金属電極をオーミックにコンタクトするものであ
る。
【0021】またこの場合、半導体基体1上には2層以
上に電極、配線層等が積層される構造を採る場合で例え
ば1000〜2000Åの厚さに、例えばリンシリケイ
トガラス(PSG)による層間絶縁層4が被着形成され
る場合を示している。
上に電極、配線層等が積層される構造を採る場合で例え
ば1000〜2000Åの厚さに、例えばリンシリケイ
トガラス(PSG)による層間絶縁層4が被着形成され
る場合を示している。
【0022】この場合図1Aに示すように層間絶縁層4
に対して周知のフォトリソグラフィによる選択的エッチ
ングによって電極のオーミックコンタクトを行なうべき
部分の半導体部3上に、電極コンタクト窓を穿設する。
に対して周知のフォトリソグラフィによる選択的エッチ
ングによって電極のオーミックコンタクトを行なうべき
部分の半導体部3上に、電極コンタクト窓を穿設する。
【0023】そして、図1Bに示すように、コンタクト
窓5内を含んで電極金属層6例えばAl,Ti,W,C
o,Au,Cu等を全面的に蒸着、スパッタ等によって
被着する。そして、これの上に光吸収層例えば多結晶シ
リコンを10〜50nmの範囲、望ましくは10〜20
nmによって成膜温度450℃以下でプラズマCVD
(プラズマ化学的気相成長法)あるいは光CVD法によ
って被着形成する。この場合の成膜温度は電極金属層と
の合金反応が生じない程度の例えば450℃以下で行わ
れることが望まれる。
窓5内を含んで電極金属層6例えばAl,Ti,W,C
o,Au,Cu等を全面的に蒸着、スパッタ等によって
被着する。そして、これの上に光吸収層例えば多結晶シ
リコンを10〜50nmの範囲、望ましくは10〜20
nmによって成膜温度450℃以下でプラズマCVD
(プラズマ化学的気相成長法)あるいは光CVD法によ
って被着形成する。この場合の成膜温度は電極金属層と
の合金反応が生じない程度の例えば450℃以下で行わ
れることが望まれる。
【0024】また、電極金属層6としては、Siを1%
含有したAl−Siを用いることが好ましく、こように
することによってSiとAlの相互拡散を防止すること
ができる。
含有したAl−Siを用いることが好ましく、こように
することによってSiとAlの相互拡散を防止すること
ができる。
【0025】また、光吸収層5としては熱膨張係数の小
さい上述した多結晶シリコンが用いられることが望まし
い。
さい上述した多結晶シリコンが用いられることが望まし
い。
【0026】さらに、この光吸収層5上に例えばSiO
2 よりなる反射防止膜を70〜100nmの例えば50
nmをもってCVD等によって全面的に被着形成する。
2 よりなる反射防止膜を70〜100nmの例えば50
nmをもってCVD等によって全面的に被着形成する。
【0027】また、反射防止膜8は、照射するレーザ光
の波長に応じてその干渉効果によって効果的に反射防止
が除去される厚さに選定されるものであり、短波長にお
いては70〜100nmに選定される。
の波長に応じてその干渉効果によって効果的に反射防止
が除去される厚さに選定されるものであり、短波長にお
いては70〜100nmに選定される。
【0028】その後、この反射防止膜8上からパルスレ
ーザを照射する。このパルスレーザは、そのエネルギー
密度が400〜1500mJ/cm2 、好ましくは50
0〜700mJ/cm2 とし、ビーム面積は例えば4m
m×4mm〜15mm×15mmの方形スポットとして
これを1か所1回のパルス光が照射されるように、ステ
ップ移動させて全領域少なくとも電極金属層6の少なく
とも半導体部3にコンタクトすべき部分を含んで走査す
る。また、このパルスレーザのパルス幅は20〜100
nsec、好ましくは40nsec〜50nsecに選
定する。
ーザを照射する。このパルスレーザは、そのエネルギー
密度が400〜1500mJ/cm2 、好ましくは50
0〜700mJ/cm2 とし、ビーム面積は例えば4m
m×4mm〜15mm×15mmの方形スポットとして
これを1か所1回のパルス光が照射されるように、ステ
ップ移動させて全領域少なくとも電極金属層6の少なく
とも半導体部3にコンタクトすべき部分を含んで走査す
る。また、このパルスレーザのパルス幅は20〜100
nsec、好ましくは40nsec〜50nsecに選
定する。
【0029】さらに、レーザとしては、エキシマレーザ
例えばXeFレーザ(波長λ=351nm)、XeCl
レーザ(λ=308nm)、KrFレーザ(λ=249
nm)、ArFレーザ(λ=193nm)、ルビーレー
ザ(λ=694nm)を用い得る。
例えばXeFレーザ(波長λ=351nm)、XeCl
レーザ(λ=308nm)、KrFレーザ(λ=249
nm)、ArFレーザ(λ=193nm)、ルビーレー
ザ(λ=694nm)を用い得る。
【0030】光吸収層7としては、上述した多結晶シリ
コンないしはアモルファスシリコンによって構成するこ
とが望ましく、この場合短波長に対して大きな吸収係数
をもっている。例えばXeClレーザ光(λ=308n
m)に対して1.4×106cm-1程度である。
コンないしはアモルファスシリコンによって構成するこ
とが望ましく、この場合短波長に対して大きな吸収係数
をもっている。例えばXeClレーザ光(λ=308n
m)に対して1.4×106cm-1程度である。
【0031】図3は光子エネルギー(光の波長)に対す
る、シリコンの光の吸収係数αの関係を示すもので、実
線曲線は結晶シリコンの場合、破線曲線22はシリコン
の打ち込みによってアモルファス化したシリコンの場合
である(セミコンダクタ・アンド・セミメタルスVo
1.23 Academic Press社より)。尚、多結晶シリコ
ンの場合は、これら曲線の間の特性を示すものと推測さ
れる。これより明らかなように短波長に対してまた高範
囲にわたってシリコンは、高い光吸収係数αを示す。
る、シリコンの光の吸収係数αの関係を示すもので、実
線曲線は結晶シリコンの場合、破線曲線22はシリコン
の打ち込みによってアモルファス化したシリコンの場合
である(セミコンダクタ・アンド・セミメタルスVo
1.23 Academic Press社より)。尚、多結晶シリコ
ンの場合は、これら曲線の間の特性を示すものと推測さ
れる。これより明らかなように短波長に対してまた高範
囲にわたってシリコンは、高い光吸収係数αを示す。
【0032】この光吸収係数αは、数1で与えられる。
【0033】
【数1】I=I0 exp (−αx)
【0034】Iは光の強度、I0 は入射光強度、xは接
合の深さであることから、今、XeClレーザ光に対し
てα=1.4×106 cm-1の光吸収係数を示すとする
場合、表面から70Åの深さで光のエネルギーの2/3
が吸収されてほとんど熱に変化するということになる。
合の深さであることから、今、XeClレーザ光に対し
てα=1.4×106 cm-1の光吸収係数を示すとする
場合、表面から70Åの深さで光のエネルギーの2/3
が吸収されてほとんど熱に変化するということになる。
【0035】そして、電極金属層6の熱伝導率は室温で
層間絶縁層4のそれの50倍であるので、光吸収層7で
変換された熱は、直ちに熱伝導率の高い電極金属層6に
伝達してコンタクト窓5を通じて半導体部3とのコンタ
クト部を加熱し、シンタリングが瞬時的に行われる。
層間絶縁層4のそれの50倍であるので、光吸収層7で
変換された熱は、直ちに熱伝導率の高い電極金属層6に
伝達してコンタクト窓5を通じて半導体部3とのコンタ
クト部を加熱し、シンタリングが瞬時的に行われる。
【0036】その後、図2Aに示すように、必要に応じ
て例えばRIE(反応性イオンエッチング)によって反
射防止膜8及びそれの下の光吸収層7を必要に応じて除
去する。
て例えばRIE(反応性イオンエッチング)によって反
射防止膜8及びそれの下の光吸収層7を必要に応じて除
去する。
【0037】その後、図2Bに示すように周知の技術フ
ォトリソグラフィを適用した選択的エッチングによって
電極金属層6をパターンエッチングして電極パターンと
する。上述の本発明方法によって電極金属層6を半導体
部3にシンタリングした場合、最終的に得た電極9は、
良好に半導体部3にオーミックコンタクトされた。
ォトリソグラフィを適用した選択的エッチングによって
電極金属層6をパターンエッチングして電極パターンと
する。上述の本発明方法によって電極金属層6を半導体
部3にシンタリングした場合、最終的に得た電極9は、
良好に半導体部3にオーミックコンタクトされた。
【0038】上述の本発明方法では、電極金属層6上に
光吸収層7を設け、ここにおいてレーザ光を効率良く吸
収させるので、電極金属層6に効率良くシンタリングの
ための熱を与えることができる。
光吸収層7を設け、ここにおいてレーザ光を効率良く吸
収させるので、電極金属層6に効率良くシンタリングの
ための熱を与えることができる。
【0039】また、このレーザ光照射がパルス照射であ
ることから瞬時的な加熱・冷却によってシンタリングが
行われる。したがって効果的に浅く、半導体部3に対す
る電極金属層のシンタリングを行なうことができる。ま
た、電極金属層6上には光吸収層3が存在していてこれ
が非晶質あるいは多結晶シリコンである場合これの熱膨
張係数が例えばAlが2.9×10-5であるに比し、シ
リコンのそれは2.4×10-6であることから、この光
吸収による加熱によっても光吸収層の熱膨張が小さいこ
とから、Alの変形、剥離等が抑制される。
ることから瞬時的な加熱・冷却によってシンタリングが
行われる。したがって効果的に浅く、半導体部3に対す
る電極金属層のシンタリングを行なうことができる。ま
た、電極金属層6上には光吸収層3が存在していてこれ
が非晶質あるいは多結晶シリコンである場合これの熱膨
張係数が例えばAlが2.9×10-5であるに比し、シ
リコンのそれは2.4×10-6であることから、この光
吸収による加熱によっても光吸収層の熱膨張が小さいこ
とから、Alの変形、剥離等が抑制される。
【0040】また、上述したように電極金属層6の半導
体部3に対するシンタリングを行なって後にすなわち加
熱処理を行なって後に電極形成すなわち電極金属層6の
パターン化を行なうときは、一様に全面的に電極金属層
6が形成された状態で加熱がなされることから、より電
極金属層6が変形しにくく、最終的に得た半導体装置に
おける電極のオーミックコンタクトはより良好に、また
剥離、断線等の発生も回避され、さらに接合に対する歪
みの影響等も改善され、安定した特性を有し、信頼性の
向上と共に、不良品の発生率が抑制される。
体部3に対するシンタリングを行なって後にすなわち加
熱処理を行なって後に電極形成すなわち電極金属層6の
パターン化を行なうときは、一様に全面的に電極金属層
6が形成された状態で加熱がなされることから、より電
極金属層6が変形しにくく、最終的に得た半導体装置に
おける電極のオーミックコンタクトはより良好に、また
剥離、断線等の発生も回避され、さらに接合に対する歪
みの影響等も改善され、安定した特性を有し、信頼性の
向上と共に、不良品の発生率が抑制される。
【0041】
【発明の効果】上述したように本発明方法によれば、安
定した電極の形成とこの電極の、浅い接合を有する半導
体部へのオーミックコンタクトを良好に行なうことがで
きるので歩留りの高く目的とする信頼性の高い半導体装
置を得ることができ、その工業的な利益は大である。
定した電極の形成とこの電極の、浅い接合を有する半導
体部へのオーミックコンタクトを良好に行なうことがで
きるので歩留りの高く目的とする信頼性の高い半導体装
置を得ることができ、その工業的な利益は大である。
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の一例の製
造工程図(その1)である。
造工程図(その1)である。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の一例の製
造工程図(その2)である。
造工程図(その2)である。
【図3】本発明の説明に供する光子エネルギーとSiの
吸収係数の関係の曲線図である。
吸収係数の関係の曲線図である。
1 半導体基体 2 絶縁層 3 半導体部 4 層間絶縁膜 5 電極コンタクト窓 6 電極金属層 7 光吸収層 8 反射防止膜 9 電極
Claims (3)
- 【請求項1】 浅い接合を形成する半導体部上に被着し
た電極の上記半導体部の表面に対する合金化熱処理工程
を有する半導体装置の製造方法において、 上記合金化熱処理を、パルスレーザ光照射によって行
い、 該パルスレーザ光照射に先立って電極金属層上に、上記
レーザ光に対し光吸収性を有する光吸収層を被着するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 光吸収層が非晶質シリコンないしは多結
晶シリコンよりなることを特徴とする請求項1に記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
において、 光吸収層上に、反射防止膜を被着しこれの上からパルス
レーザ光照射を行なうことを特徴とする半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4887592A JPH05251380A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4887592A JPH05251380A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05251380A true JPH05251380A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12815465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4887592A Pending JPH05251380A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05251380A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005072205A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Seiko Epson Corp | 熱処理方法、配線パターンの形成方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP4887592A patent/JPH05251380A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005072205A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Seiko Epson Corp | 熱処理方法、配線パターンの形成方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 |
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