JPH0525298B2 - - Google Patents

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JPH0525298B2
JPH0525298B2 JP26542287A JP26542287A JPH0525298B2 JP H0525298 B2 JPH0525298 B2 JP H0525298B2 JP 26542287 A JP26542287 A JP 26542287A JP 26542287 A JP26542287 A JP 26542287A JP H0525298 B2 JPH0525298 B2 JP H0525298B2
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Takao Yoshida
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 技術分野 本発明は、微小差圧変換器に関し、より詳細に
は、2つの圧力導入路を介してそれぞれ導入され
る2系統の被測定流体の微小な圧力差を検出して
電気量に変換する微小差圧変換器に関するもので
ある。
(b) 従来技術 差圧変換器において、2系統の被測定流体の圧
力を受ける一対のダイヤフラム(またはベロー
ズ)内に配設され、該2系統の圧力差に応じた変
形をする起歪部の形式には、大別してダイヤフロ
ムタイプと両端支持梁タイプと片持支持梁タイプ
等がある。
第4図は、従来の差圧変換器の構成を示す断面
図である。
同図において、51はケーシングで、その内部
には略円柱状の空間が形成され、その受感軸方向
(図において左右方向)両端部には、被測定対象
物に連結される圧力導入部52,53が突設さ
れ、その中心部には空間と連通する圧力導入路5
4,55が形成されている。この空間内の圧力等
入路54,55の近傍には、受感軸方向に略直交
するように互いに略平行な1対のダイヤフラム5
6,57が気密状態で張設されている。
このように、2つのダイヤフラム56,57と
ケーシング51の内壁とで囲まれた部分は、外気
と完全に遮断された密閉室となつている。この密
閉室は、ベローズ58とこのベローズ58の端面
部を閉塞する受圧板59と上記ベローズ58の他
端を封止状態でケーシング1の内壁に固定するベ
ローズ取付板60とにより、容積的に2分割され
ている。そして、上記受圧板59には力伝達棒6
1を介して起歪ダイヤフラム62が連結されてい
る。この起歪ダイヤフラム62の両面側周縁部に
は、ひずみゲージSGが図示の場合少なくとも4
枚接着されている。ここで、ベローズ58、受圧
板59等によつて区分される左側の密閉室を第1
密閉室63、右側のそれを第2密閉室64と称す
ることとなる。これら第1および第2密閉室63
および64内には、圧力伝達用の液体が封入され
ている。
このように構成された従来の差圧変換器の動作
について説明する。
第4図の左および右方向からそれぞれ第1の被
測定流体および第2の被測定流体が導入され、そ
れぞれの被測定圧力P1およびP2が矢印に示す如
くダイヤフラム56および57に印加されると、
それぞれのダイヤフラム56および57は、被測
定圧力P1およびP2に応じて撓む(変形する。)す
ると第1および第2の密閉型63および64の内
部の圧力が変化し、受圧板59は圧力の高い側か
ら低い側へと移動し両密閉室63および64の圧
力が平衡した位置で停止する。この受圧板59の
移動(変位)に伴つて起歪ダイヤフラム62が撓
み、その両面側に添着されたひずみゲージSGも
伸びあるいは縮む。これら複数のひずみゲージ
SGをもつホイートストンブリツジ(図示せず)
が組まれており、そのブリツジ出力端から、第
1、第2測定流体の圧力差(P1−P2)に対応す
る電気信号を得るようになつている。
しかしながら、このように構成され且つ動作す
る従来の差圧変換器には、次のような欠点があ
る。
第1に2分割された2つの密閉室(第1、第2
密閉室)63,64の容積は、同一になるように
設計されるが、加工誤差や組立誤差により現実的
に厳密に同一容積にすることができないため、温
度変化が生じた場合、温度による膨張、収縮によ
り受圧板59が変位し、これが圧力測定値に混入
し、大きな誤差を与えるという欠点がある。
第2に、仮に、上記第1、第2密閉室63,6
4間に容積差がないような製品が偶然に得られた
としても、2つの密閉室63,64に充填されて
いる圧力伝達用液体(一般にはオイル)の中に、
気泡が混入する可能性が高く、しかもその気泡の
量、即ち空気含有量は、両密閉室63,64に等
量とはならず、従つて、両密閉室63,64中の
各液体の熱膨張率が異なる結果となり、やはり、
第1、第2密閉室63,64間に差圧力が発生
し、これが測定値に混入し誤差を与えるという欠
点がある。
上記、第1および第2の欠点があるということ
は、特に微小差圧を測定する場合に大きな問題と
なる。
第3に、上記第1、第2の欠点を解決すべく、
温度補償を施すには、多大な費用と工数がかか
り、製品価格が大幅に上昇するという問題がある
ほか、必ずしも充分な温度補償をなし得ないとい
う問題がある。
即ち、一般にひずみゲージは、1枚ごとに抵抗
温度係数が異なり、ホイートストンブリツジを構
成した場合、そのアンバランスによつて熱出力を
発生するが、これを補償するため、ブリツジ辺に
適宜な抵抗温度係数を持つ補償抵抗を挿入するこ
とが行われる。しかしながら、この補償は、ひず
みゲートと補償抵抗との間に温度勾配が生じない
場合に限つて有効であるに過ぎない。
ところが、差圧変換器においては、上述したひ
ずみゲージの抵抗温度係数のアンバランスによる
熱出力の他に、既述したように第1、第2密閉室
63,64間に容積差や、充填される液体に気泡
が含まれるなど構造的な理由による熱出力が生じ
る。前者の熱出力は、予め実験で知り得るもので
あるが、後者のものは、変換器を組み立て、圧力
伝達液を封入した後でないとわからない性質のも
のであるので、補償抵抗はひずみゲージと同じ温
度影響部とみなし得る密閉室67,68内で行う
ことができない。つまり、補償は、外部に付設さ
れる端子箱(図示せず)内で行うことになる。
しかしながら、差圧変換器の実際の使用状況と
しては、被測定流体の温度と周囲温度とは異なつ
ている場合が殆んどであり、しかもその温度差は
個々の場合においてまちまちである。従つて、ひ
ずみゲージと補償抵抗との間に温度勾配ができて
補償ができなくなるのである。
第4に、起歪部として、従来は、ダイヤフラ
ム、一文字ビーム、十文字ビーム、片持ビーム等
を採用しているが、このような起歪部において、
微小差圧を検出し得るものを製作することは極め
て困難で、仮に製作し得たとしても非常にコスト
の高いものとなつてしまうという欠点がある。
この欠点を第5図A,BおよびCを参照してさ
らに詳しく説明する。
第5図AおよびBは、従来のダイヤフラム型荷
重変換器の要部構成を示す平面図および同図Aの
X−X線断面図、同図Cは、同従来例の曲げ応力
分布図である。荷重変換器は、その原理におい
て、圧力変換器と共通性があるので、以下荷重変
換器を例として説明する。
これらの図において、変換器本体71を弾性を
有する厚肉円筒状をなす外殻部72と、この外殻
部72の中心部の被測定荷重を導入する小径で厚
肉円柱状をなす荷重座73と、この荷重座73の
外周と外殻部72の内周との間にそれぞれの面が
直交するようにして薄肉のダイヤフラムよりなる
起歪部74が連接されている。而して、この荷重
変換器は、起歪部74上における荷重座73の外
周に近い部位と外殻部72内周に近い部位に、ひ
ずみゲージSGがそれぞれ4枚ずつ、該起歪部7
4の曲げひずみ(応力)を検出し得るようにその
受感方向が定められて接着、その他の手段により
添着された構成となつている。
しかしながら、この形式の荷重変換器は、次の
ような欠点を有している。
即ち、まず第1に、ダイヤフラム式荷重変換器
において低容量のものを製作しようとした場合、
起歪部74の肉厚を非常に薄くしなければならな
い。ところが、切削加工によつて肉厚を薄くする
ことは非常に困難で、薄くするにも自ずと限界
(現状0.2mm程度が限界とされている)があり且つ
その場合コストが極端に高くなる。一方、肉厚を
ある程度以下に出来ないという制約があることか
ら肉厚はある程度までにして、より低容量のもの
にするには、外殻部72の内径を大きくして薄肉
部(ダイヤフラム)の曲げ剛性を小さくすればよ
いのであるが、このようにした場合には、次に述
べる問題が派生する。
即ち、起歪部74の外径が大きくなるからそれ
に伴つて必然的に変換器本体71の外径が大きく
なり、従つて小型の荷重変換器は事実上製作不可
能となると共に、曲げ剛性を小さくする分、応答
周波数の低下は不可避である。このために動荷重
は測定できないという問題が生じてしまう。ま
た、構造的に薄肉加工に限界を伴うから、結局、
小型で且つ低容量の荷重変換器は現実には製作で
きないという問題がある。
第2に、第5図Cの応力分布図に示すように、
起歪部74の直径方向の応力分布変化が急激であ
り、しかも最大応力の発生する位置にひずみゲー
ジを添着することができないから、ひずみ検出効
率が悪い上、応力変化が急激に低下するから、ひ
ずみゲージ全体として平均検出感度は低下する。
即ち、ひずみ検出効率およびひずみ検出感度が低
いという欠点を有している。
第3に、上述したようにひずみを検出効率が低
くても所要のひずみ検出出力を出力させる必要が
あるため、起歪部(ダイヤフラム)74には非常
に大きな応力が実質的に発生する。そのため、疲
労寿命が短縮化し、換言すれば、耐久性の悪化、
過負荷許容範囲の狭小化を招き、さらに荷重−ひ
ずみ特性が悪くなり、従つて精度のよい荷重変換
器を得られないという欠点がある。
一方、起歪部として、上述したようなダイヤフ
ラムでなく、例えば十文字状ビームとした場合に
は、ダイヤフラム型と比較して起歪部の肉厚を多
少厚くできる利点があるだけで、直径方向の応力
分布は、ダイヤフラム型の応力分布と殆ど同一で
あり、ダイヤフラム型荷重変換器のもつ、ひずみ
検出効率およびひずみ検出感度が低い、耐久性が
悪い、過負荷許容範囲が狭い、荷重−ひずみ特性
が悪い等の欠点を有している。
(c) 目的 本発明は、上記従来技術に存する問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところは、製作
が容易で且つ従来不可能とされていた超低容量、
超小型、低価格で、差圧検出感度・検出効率が高
く、圧力−ひずみ特性が良好で、精度が高く、し
かも耐久性のある微小差圧変換器を提供すること
にある。
(d) 構成 本発明は、上述の目的を達成させるため、2つ
の圧力導入路を介してそれぞれ導入される2系統
の被測定流体の圧力差を検出して電気量に変換す
る差圧変換器において、内部に空間を有すると共
に該空間と連通するようにしてそれぞれ外方に延
びる上記2つの圧力導入路を有するケーシング部
材と、前記空間内における前記圧力導入路内端近
傍に所定の間隔を存して対峙するようにそれぞれ
張設され内部に密閉室を形成する一対のダイヤフ
ラムまたはベローズ等の可撓性を有する封止膜
と、これら一対の封止膜にそれぞれ連結され互い
に略平行をなす一対の剛性大なる支承部材と、こ
の一対の支承部材の略中間部に臨む前記ケーシン
グ部材と一体または一体的に連接された固定基部
と、この固定基部の中心部から離れた部位に穿設
された孔を緩く貫通するようにして設けられた前
記一対の支承部材同士を互いに連結する剛性大な
る連結部材と、弾性を有する厚肉中空筒の軸方向
中央部に幅狭で一定の深さの周溝を削成すること
によつて軸方向中央部に薄肉円筒部が形成される
と共にこの薄肉円筒部の両側の厚肉円筒部の各外
端から各内端に至る前記中心軸に沿う第1のスリ
ツトを形成することによつて厚肉円弧板部が前記
薄肉円筒部の両側に各一対形成され、さらに両側
の第1のスリツトに挟まれた領域の一対の前記薄
肉円筒部のうち一方の該薄肉円筒部に一端から他
端に達する前記中心軸に沿う第2のスリツトを形
成することによつて離間部が形成され、前記層肉
円弧板部の少なくとも一方の外面を前記中心軸に
沿つて削成することによつて平面部が形成されて
なる2つの変換器本体と、この2つの変換器本体
のそれぞれの前記平面部を前記固定器部の一面側
および他面側に当接し且つそれぞれの前記第2の
スリツトが前記中心軸と直交する受感軸を中心と
して互いに180°ずれた状態で前記2つの変換器本
体を前記密閉室内の前記固定基部にそれぞれ固定
する取付部材とを具備し、前記固定基部に固定さ
れていない側の前記2つの変換器本体の前記厚肉
円弧板部が前記一対の支承部材とそれぞれ当接さ
れ、前記両圧力導入部から導入された被測定流体
の圧力差に対応した電気信号を、前記変換器本体
の前記薄肉円筒部における起歪部に添着されたひ
ずみゲージにより得るように構成したことを特徴
とするものである。
先ず、本発明の構成を説明するに先立つて、本
出願人が先に特願昭61−186399号として特許出願
を行つたひずみゲージ式物理量−電気量変換器の
発明(以下「先願発明」という)が本願発明の主
要部をなすものであるため、この先願発明につい
て説明する。
第3図A〜Dは、いずれも上記先願発明に径る
もので、このうち同図Aは、曲げ型荷重変換器の
全体構成を示す正面図、同図Bは、変換器本体の
構成を示す側面図、同図Cは、同図BのY−Y線
断面図、同図Dは、同実施例における起歪部の圧
力分布図である。
第3図AおよびBにおいて、10は全体形状が
略中空円筒状を呈する変換器本体であり、次のよ
うにして形成される。即ち、弾性を有する材料、
例えばニツケル鋼、ニツケル−クロム−モリブデ
ン鋼、ベリリウム−鋼合金、アルミニウム合金、
アンバ(商品名)等のうち、使用目的に適つた材
料を用いて厚肉中空円筒を形成する。この厚肉中
空円筒の中心軸O−O方向中央部外周に幅狭(例
えば4mmの幅)で一定の深さ(例えば2mmの深
さ)の周回溝11を例えば旋盤を用いて削成す
る。この結果、軸方向中央部に薄肉円筒部12が
形成されると共に、この薄肉円筒部12の両側、
つまり第3図Bにおいて左右両側に厚肉円筒部が
形成されることになる。
次いで、両側の上記各厚肉円筒部の各外端から
各内端に至る中心軸O−Oに沿う一定幅(この例
の場合、4mmの幅)のスリツト(摺割り)13
a,13bを例えばフライス盤を用いて削成す
る。この結果、各側の厚肉内円筒部がスリツト1
3a,13bによつてそれぞれ2分割されて、上
記薄肉円筒部12の両側に各1対の厚肉円弧板部
14a,14bと、14c,14dが形成される
ことになる。尚、薄肉円筒部12の内周面は、リ
ーマ等を用いて平滑に仕上げることが望ましい。
このようにして形成された変換器本体10のう
ち、両側のスリツト13aと13bとによつて挟
まれた領域の薄肉円筒部12が起歪部15とされ
ている。
また、中心軸Oを中心として起歪部15から
90°ずれた角度位置における上記両側の層肉円弧
板部14aおよび14cが、荷重導入部16とさ
れ、この荷重導入部16から180°ずれた角度位置
における層肉円弧板部14bおよび14dが荷重
支承部17とされている。第3図A〜Cにおいて
は、荷重導入部16を上部に、荷重支承部17を
下部に配置した例を示してあるが、必ずしもこの
ような姿勢(配置)で用いなければならないわけ
ではなく、例えば横方向(水平方向)荷重を検出
しようとする場合には、第3図Aの状態から90°
倒した姿勢で配置されることになる。
上記起歪部15の周側および外周側には、起歪
部15の曲げひずみを検出し得るように、その受
感軸方向が設定された複数のひずみゲージSGが
接着、蒸着、スパツタリング、溶着その他の適宜
な手段により添着されている。このようにして添
着された複数枚(この例の場合4枚)のひずみゲ
ージSGでホイートストンブリツジ(図示省略)
が形成される。
尚、厚肉円弧板部14a,14cにおける荷重
導入部16と略線接触状態で当接しているのは、
荷重の印加を受ける荷重座18であり、同様に厚
肉円弧板部14b,14dにおける荷重支承部1
7と略線接触状態で当接しているのは、不動部に
配設された荷重支承座19である。
而して、図示は省略したが、変換器本体10
は、特にひずみゲージSGの吸湿による酸化、絶
縁抵抗の低下を防ぐため、変換器ケースに収納さ
れ、一般に外気を遮断するためのシーリング手段
が施される、尚、図中、符号lを付した部材は、
ひずみゲージSGのゲージタブに接続されたゲー
ジリードである。
次に、上述のように構成された先願発明に係る
実施例の作用につき説明する。
変換器本体10の荷重導入部16に荷重座18
を介してその荷重軸N−N方向に、例えば圧縮荷
重が印加されると、変換器本体10のうち、起歪
部15以外の部分は、起歪部15に比較して厚肉
とされて剛性が充分高く設定されているため、殆
どひずみ(変形)を生ずることなく、薄肉円筒部
12の起歪部15が弾性変形(曲率が変化)して
ひずみが発生する。その結果、上記圧縮荷重によ
つて起歪部15に印加荷重に比例した曲げモーメ
ントが作用し、曲げ応力が発生する。
変換器本体10の荷重導入部16に荷重Wが作
用したときの曲げモーメントMbは、起歪部15
(薄肉円筒部12)の外径をD、内径をdとすれ
ば、次式で与えられる。
Mb=W(D+d)/8 ……(1) 従つて曲げ応力∂bは、次の(2)式で与えられる。
∂b=3W(D+d)/4b・t2 ……(2) ここで、bは、起歪部15の幅、tは、起歪部
15の肉厚である。
上記先願発明に係る実施例の起歪部15におけ
る円周方向の曲げ応力分布は、第3図Dに示す通
り非常に緩やかな曲線状を呈している。この図か
ら分るように、曲げ応力の最大εbmaxと、最小
εbminの差は、非常に小さく、ひずみゲージの検
出範囲からみれば、無視できる程度である。従つ
て、既述したダイヤフラム型やクロスビーム型の
変換器のように、ひずみゲージSGの検出範囲で
の応力の急峻な変化はないから、ひずみゲージ
SGに局部的な高ひずみが発生することがないの
で、検出ひずみレベルが高く、平均した高感度の
ひずみ検出ができる。既述したように、ダイヤフ
ラム型、クロスビーム型の応力分布は、起歪部の
ひずみ検出範囲外のところに非常に高い応力が発
生するから、変換器の機械強度を考慮すると、高
応力の部位の応力を低下させると、当然にひずみ
検出範囲のひずみレベルも低下する。これに対
し、上記実施例の荷重変換器における起歪部15
の最大応力は、起歪部15のひずみ検出範囲の中
心にあり、しかもひずみ検出範囲のひずみレベル
は、略一定と考えてよいから、高感度のひずみ検
出ができ、起歪部15の他の部位は応力レベルが
低いから繰返し荷重に対しても充分耐久性のある
高感度で、精度のよい荷重変化器を得ることがで
きる。
水に、上記先願発明によつて、如何に変換器の
小型化、低容量化が実現できるかについて説明す
る。
即ち、先願発明による変換器は、厚肉中空円筒
に周回溝11と、スリツト13a,13bを加工
するだけでよいから、中空円筒を小さく、且つそ
の起歪部15を形成する薄肉円筒部12の軸方向
長さを短くすることにより、容易に小型で低容量
の変換器を製作できる。ちまり、従来のダイヤフ
ラム型やクロスビーム型の荷重変換器の大きさと
対比した場合には、超小型といえる程小型化でき
る。
また、荷重容量の低容量化についても、周回溝
11の加工時の切込み量を深くして、溝幅bを狭
くすればよい。
而して、上記製作要領によれば、安価にしかも
容易に、小型、低容量の荷重変換器を提供するこ
とができる。
また、応答周波数について述べると、従来のダ
イヤフラム型、クロスビーム型は、既述したよう
に容量を低くするには、その構造上、曲げ剛性を
低下させるという手段を揺らざるを得ず、そのた
め必然的に応答周波数が低下したが、本実施例に
よれば、容易に高い応答周波数で低容量の荷重変
換器が得られる。
ところで、上述のように構成され且つ作用する
先願発明においても、低容量化が可能であるもの
の、例えば、数gの荷重あるいは0.01Kg/cm2オー
ダーの圧力を検出できる荷重変換器あるいは圧力
変換器(微小差圧変換器)を製作することは極め
て困難乃至は不可能であり、コストが著しく嵩む
要因をなしていた。例えば、上記先願発明に係る
ものは、起穿部の厚みをダイヤフラム型のものよ
り肉薄(例えば0.1mm程度)に旋削可能であるが、
その旋削作業は容易ではなく、熟練作業者であつ
ても不良品を出す虞れがあり、コスト的に著しく
不利を伴うものである。また、低容量化のために
上記起歪部15の幅bを小さくするにしても、そ
こに添着するひずみゲージSGの大きさに制約が
あるので、この面でも限界がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされた
ものであり、以下に、全体の構成については、第
1図を参照し、要部である変換器本体の構成につ
いては、第2図A,B,C,DおよびEを参照し
つつ詳しく説明する。
先ず、第1図において、1は、全体形状が厚肉
円筒状を呈するケーシング部材であり、その内部
には円柱状の空間1aが形成され、その受感軸方
向(この図の場合、左右方向)両端部には、被測
定対象物(例えば圧力カタンク等)に連結される
圧力導入部1b,1cがそれぞれ突設され、その
中心部(受感軸と略一致する部位)には空間1a
と連通する圧力導入路1d,1eがそれぞれ形成
されている。この空間1a内の圧力導入路1d,
1eの各近傍には、受感軸方向に略直交しつ且つ
所定の間隔を対して対峙するように1対の可撓性
のある封止膜、この例の場合1対のダイヤフラム
2a,2bがその周縁部2c,2dをケーシング
1の空間1a内壁に例えば溶接等の手段により気
密状に固着された状態で張設されている。
このように、空間1aのうち、2つのダイヤフ
ラム2a,2bとケーシング部材1の内壁とで囲
まれた領域は、外気と完全に遮断された密封室1
fとなつている。
上記1対のダイヤフラム2a,2bの内方近傍
には、該ダイヤフラム2a,2bと略平行をなす
ように、一対の剛性大なる板状の支承部材3a,
3bが、連結軸4a,4bを介してダイヤフラム
2a,2bに連結されている。これら一対の支承
部材3a,3bが配設された中間部を横切るよう
にケーシング部材1の空間1a内壁に一体または
一体的に連接された板状の固定基部5が配設され
ている。この固定基部5には、中心部位に1つの
貫通孔5aが、中心から離れた部位に2つの貫通
孔5bがそれぞれ穿設されている。この固定基部
5の上部の貫通孔5bには、剛性大なる連結部材
としての連結ロツド6が緩く挿通されており、そ
の連結ロツド6は、各端部が、上記1対の支承部
材3a,3bに強固に固着され、一対の支承部材
3a,3b同士を互いに連結している。
而して、固定基部5両端側には、後に詳しくは
説明するが、変換基本体20および30が、上記
貫通孔5aに挿通された取付部材としてのねじ2
9によつて固定されている。変換器本体20およ
び30の他部は、後に詳しく説明するが、1対の
支承部材3aおよび3bに、当接された状態で連
結軸4aおよび4bに形成されたねじ部によつて
一体的に連結されている。
ここで、変換器本体20および30のさらに詳
しい構成について、第2図A〜Eを参照して説明
する。
第2図Aは、第1図に示す実施例中に用いられ
ている曲げ型の変換器変体の構成を示す正面図、
同図Bは、同じく側面図、同図Cは、同図Bを一
部省略して示すQ−Q線断面図、同図DおよびE
は、それぞれ同実施例における起歪部の応力分布
図である。
第2図AおよびBにおいて、20および30
は、先願発明に係る変換器本体10とその材質、
基体的な構成は共通している。即ち、周回溝21
および31、一対の第1のスリツト23a,23
bおよび33a,33b、2対の厚肉円弧板部2
4a〜24bおよび34a34d等は、第3図
A,Bにおいて説明した同一名称のものとほぼ同
様であるので、その説明は省略し、先願の変換器
と相違する部材または部分について説明する。2
2および32は、薄肉円筒部であるが、第2のス
リツト22aおよび32aが形成されて断面略C
字状および断面略逆C字状を呈しているため、厳
密には薄肉切穴円筒部と称するべきものである。
そして、上記第2のスリツト22aおよび32a
は、両側の第1のスリツト23aおよび33aと
23bおよび33bとに挟まれた領域の一対の前
記薄肉円筒部22および32のうち一方の薄肉円
筒部22および32に一端から他端にかけて中心
軸O1およびO2に沿つて削成されており、その結
果離間部が形成されている。従つて、ひずみゲー
ジSGは、第3図A,Bの例の場合と異なり、離
間部(即ちスリツト22aおよび32a)が形成
されていない側の起歪部25および35の内周側
および外周側に添着されている。
本変換器の場合、一方の力導入部16は、上側
の変換器本体20の厚肉円弧部24a,24cの
頭頂部(即ち、中心軸O1を中心として起歪部2
5から90°ずれた角度位置における厚肉円弧板部
24a,24cの部分)に設定され、他方の力導
入部17は、下側の変換器本体30の厚肉円弧板
部34b,34dの下側に凸の頭頂部に設定され
る。
そして、変換器本体20および30の他方の厚
肉円弧板部24b,24dおよび34a,34c
は、中心軸O1およびO2にそれぞれ沿う平面状に
削成されて平面部24eおよび34eが形成され
ている、 2つの変換器本体20および30は、上記平面
部24eおよび34eは、上記固定基部5の両面
に当接され且つそれぞれの第2のスリツト22a
および32aが中心軸O1およびO2と直交する受
感軸P−Pを中心として互いに180°ずれた関係に
なるようにして固定基部5を間に挟んで重ね合わ
された状態で、取付部材によつて一体的に連結さ
れている。即ち、この取次部材は、半円柱状座金
28に挿通された皿ねじ29を薄肉円筒部22お
よび32に穿設された通し孔に挿通し、半円柱状
ナツト38と螺合することにより上記2つの厚肉
円弧板部24b,24dおよび34a,34cを
固定基部5に一体的に連結する機能を果す。
尚、支承部材3aには、上述したように連結軸
4aに形成された雄ねじが半円柱状ナツト27に
螺合されることにより変換器本体20が連結され
ている。また、支承部材3bにも連結軸4bに形
成された雄ねじが半円柱状ナツト37に螺合され
ることにより変換器本体30が連結されている。
次に、上述のように構成された実施例の作用に
つき説明する。
第1図の左および右方向の圧力導入路から第1
の測定流体および第2の被測定流体が導入され、
それぞれ2系統の被測定圧力P1およびP2が矢印
に示す如くダイヤフラム2aおよび2bに印加さ
れると、それぞれのダイヤフラム2aおよび2b
は、被測定圧力P1およびP2の圧力差により、つ
まり圧力の高い側から低い側へ膨出するように撓
み、圧力が平衡した位置で安定する。
すると、このダイヤフラム2aおよび2bに連
結軸4aおよび4bを介して連結された支承部材
3aおよび3bも連結ロツド6と共に、圧力の高
い側から低い側へと移動(変位)する。この支承
部材3aおよび3bの移動(変位)に伴つて変換
器本体20および30の起歪部25および30が
撓み、その両面側に添着されたひずみゲージSG
も伸びあるいは縮む。これら複数のひずみゲージ
をもつてホイーストンブリツジ回路が組まれてお
り、そのブリツジ出力端から、第1、第2測定流
体の圧力差(|P1−P2|)に対応する電気信号
を得るようになつている。
ここで、変換器本体20および30の作用につ
き、第2図A〜Eを参照して、より詳しく説明す
る。
上部の変換器本体20および30の力導入部1
6および17に支承部材3aおよび3bを介して
その受感軸P−P方向に、例えば互いに接近する
向きの力が印加されると、変換器本体20および
30のうち、起歪部25および35以外の部分
は、起歪部25および35に比較して厚肉とさ
れ、剛性が高く設定されているため、殆どひずみ
(変形)を生ずることなく薄肉円筒部22および
32の起歪部25および35が弾性変形(極率が
変化)してひずみが発生する。その結果、上記圧
縮方向の力によつて起歪部25および35に作用
力に比例した曲げモーメントが作用し曲げ応力が
生ずる。
特に、本実施例のものは、薄肉円筒部22およ
び32の各一個所が第2のスリツト22aおよび
32aによつて切欠かれているので、同一の作用
力に対して起歪部25および35により大きな曲
げモーメントが作用し曲げ応力が発生する。
因みに、第3図B,Cに示したものと同じ符号
D,d,b,t,Wを用いると、本実施例の変換
器の曲げモーメントMb′および曲げ応力∂b′は、
次の(3)、(4)式で与えられる。
Mb′=W(D+d)/4 (3) ∂b′=3W(D+d)/2b・t2 (4) 上記(1)式と、(3)式、上記(2)式と(4)式とを対比し
てみると、本実施例の変換器は、先願発明の変換
器に対し、同じ寸法(外径D、内径d、幅b.肉厚
t)でも、2倍の出力感度を有することになる。
換言すれば、同じ出力感度であるならば、例えば
起歪部25および35の肉厚を厚くすることがで
きるわけであり、旋削加工が容易となり、ひいて
は製作コストを大幅に低減化できることになる。
そして、上記実施例のものは、第2のスリツト
22aおよび32aそれぞれ形成されているの
で、各変換器本体20および30は、単独で不均
衡な変位をするが、両者を第2図A示すように、
受感軸Pに対して、互いに180°反対側に配設して
一体化されているため、支承部材3a,3bに受
感軸P方向の圧縮力(引張力でも同じ)が印加さ
れたとき、力導入部16および17は、受感軸P
−P線上に沿つて移動する。従つて、第2のスリ
ツト22a,32aを設けたことによる差圧測定
の精度に悪影響はない。
そして、上述した第3図に示した先願の変換器
の有する利点は、すべて有している。
また、上記実施例の差圧変換器においては、密
閉室1f内に充填された圧力伝達用流体中に気泡
が混入していても、温度変化に伴う膨張、収縮に
よる影響が測定置に及ばないという利点がある。
即ち、例えば、温度が上り圧力伝達用流体が膨
張した場合につま検討してみると、ダイヤフラム
2aおよび2bは、それぞれ外方に膨出するよう
に変形しようとするが、その両者の中心部は、連
結軸4a、支承部材3a、連結ロツド6、支承部
材3bおよび連結軸4bを順に介して剛なる状態
で互いに連結されているため、両支承部材3a,
3b間における間隔は、一応不変とみなすことが
できる。万一、連結ロツド6が伸びて支承部材3
aおよび3bが互いに離間するように僅かに変位
したとすると、変換器本体20および30の起歪
部25および35はその曲率半径が増大するよう
に変形する。ところが、各起歪部25および35
に添着されたひずみゲージSGにより、適宜なホ
イールストンブリツジを組むことによつて両変換
器本体20および30が、上述の膨張時のように
共に引張られたとき(収縮時のように共に圧縮さ
れたときも同様は、互いに電気的にキヤンセルせ
しめ、一方、差圧変換器としての作動のように一
方の変換器本体(例えば20)が引張られ、他方
の変換器本体(例えば30)が圧縮されたとき
は、支承部材3aおよび3bの変位(移動)に応
じた電気信号をホイールストンブリツジの出力端
から取り出すことができる。
因に、このような機能を持たせたホイールスト
ンブリツジの組み方としては、例えば、起歪部2
5の外周と起歪部35の内周に添着されたひずみ
ゲージをそれぞれブリツジの対辺に接続し、起歪
部25の内周と起歪部35の外周に添着されたひ
ずみゲージを上記対辺に隣り合う他方の対辺にそ
れぞれ接続すればよい。
尚、本発明は、上述し且つ図面に示した実施例
に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施できるものであ
る。
例えば、被測定流体を受けてこれを力に変換す
る手段として上記実施例においては、ダイヤフラ
ム2a,2bを用いた例を示したが、これをベロ
ーズに代えてもよいし、さらには、ダイヤフラム
とベローズを併用してもよい。
また、ケーシング部材1を一個の部材として示
したが、製作上の便宜、コスト上の事情等によつ
て、適宜に分割した形式のものを製作し、最終的
に、溶接(例えばTIG溶接、電子ビーム溶接等)
によつて密に連接するようにしてもよい。
また、ひずみゲージは、実施例においては、起
歪部15および35の外周面と内周面の両側に添
着した例につき説明したが、起歪部15および3
5の内周面のみ、または外周面のみに添着するよ
うにしてもよい。
また、密閉室1f内に非圧縮性流体を添した場
合について示したが、耐圧が低いものにあつて
は、該流体を充填しなくてもよい。
(e) 効果 以上詳述したように、本発明によれば、従来不
可能とされていた超低容量化、超小型化、低価格
化、量産化が実現でき、差圧検出感度、検出効率
が極めて高く、起歪部のひずみ特性が良好で、特
に、空間内に気泡が混入していても従来例のよう
な温度影響を受けることがなく、温度補償も容易
で、しかも耐久性があり、微小な圧力差を高精度
に検出し得る微小差圧変換器を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る微小差圧変換器の一実
施例の全体構成を示す断面図、第2図A〜Eは、
いずれも本発明に係るもので、このうち第2図A
は、同実施例中の要部である変換器本体の部分を
詳しく示す正面図、同図Bは、その側面図、同図
Cは、同図BのQ−Q線矢視方向断面図、同図D
およびEは、それぞれ同実施例における起歪部の
応力分布図、第3図A〜Dは、いずれも先願発明
に係るもので、このうち同図Aは、曲げ型荷重変
換器の一実施例の全体構成を示す正面図、同図B
は、先願発明の要部である変換器本体の構成を示
す側面図、同図Cは、同図BのY−Y線矢視方向
断面図、同図Dは、同例における起歪部の応力分
布図、第4図は、従来の差圧変換器の一例を示す
断面図、第5図AおよびBは、従来のダイヤフラ
ム型荷重変換器の要部構成を示す平面図および同
図AのX−X線矢視方向断面図、同図Cは、同従
来例の曲げ応力分布図である。 1……ケーシング部材、1a……空間、1b,
1c……圧力導入部、1d,1e……圧力導入
路、1f……密閉室、2a,2b……ダイヤフラ
ム、3a,3b……支承部材、4a,4b……連
結軸、5……固定基部、5a,5b……貫通孔、
6……連結ロツド、16,17……力導入部、2
0,30……変換器本体、21,31……周回
溝、22,32……薄肉円筒部、22a,32a
……第2のスリツト、23a,23b,33a,
33b……第1のスリツト、24a〜24d,3
4a〜34d……厚肉円弧板部、24e,34e
……平面部、25,35……起歪部、27,3
7,38……半円柱状ナツト、29……ねじ、
SG……ひずみゲージ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの圧力導入路を介してそれぞれ導入され
    る2系統の被測定体の圧力差を検出して電気量に
    変換する差圧変換器において、内部に空間を有す
    ると共に空間と連通するようにしてそれぞれ外方
    に延びる上記2つの圧力導入路を有するケーシン
    グ部材と、前期空間内における前記圧力導入路内
    端近傍に所定の間隔を存して対峙するようにそれ
    ぞれ張設され内部に密封室を形成する一対のダイ
    ヤフラムまたはベローズ等の可撓性を有する防止
    膜と、これら一対の封止膜にそれぞれ連結され互
    いに略平行をなす一対の剛性大なる支承部材と、
    この一対の支承部材の略中間部に臨む前記ケーシ
    ング部材と一体または一体的に連接された固定基
    部と、この固体基部の中心部から離れた部位に穿
    設された孔を緩く貫通するようにして設けられ前
    記一対の支承部材同士を互いに連結する剛性大な
    る連結部材と、弾性を有する厚肉中空円筒の軸方
    向中央部に幅狭で一定の深さの周回溝を削成する
    ことによつて軸方向中央部に薄肉円筒部が形成さ
    れると共にこの薄肉円筒部の両側の厚肉内筒部の
    各外端から各内端に至る前記中心軸に沿う第1の
    スリツトを形成することによつて厚肉円弧板部が
    前記薄肉円筒部の両側に各一対形成され、さらに
    両側の第1のスリツトに挟まれた領域の一対の前
    記薄肉円筒部のうち一方の該薄肉円筒部に一端か
    ら他端に達する前記中心軸に沿う第2のスリツト
    を形成することによつて離間部が形成され、前記
    厚肉円弧板部の少なくとも一方の外面を前記中心
    軸に沿つて削成することによつて平面部が形成さ
    れてなる2つの変換器本体と、この2つの変換器
    本体のそれぞれの前記平面部を前記固体基部の一
    面側および他面側に当接し且つそれぞれの前記第
    2のスリツトが前記中心軸と直交する受感軸を中
    心として互いに180°ずれた状態で前記2つの変換
    器本体を前記密閉室内の前記固定基部にそれぞれ
    固定する取付部材とを具備し、前記固定基部に固
    定されていない側の前記2つの変換器本体の前記
    厚肉円弧板部が前記一対の支承部材とそれぞれ当
    接され、前記両圧力導入部から導入された被測定
    底流体の圧力差に対応した電気信号を、前記変換
    本体の前記薄肉円筒部における起歪部に添着され
    たひずみゲージにより得るように構成したことを
    特徴とする微小差圧変換器。
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