JPH05253902A - 型枠の加工装置 - Google Patents

型枠の加工装置

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JPH05253902A
JPH05253902A JP8830892A JP8830892A JPH05253902A JP H05253902 A JPH05253902 A JP H05253902A JP 8830892 A JP8830892 A JP 8830892A JP 8830892 A JP8830892 A JP 8830892A JP H05253902 A JPH05253902 A JP H05253902A
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JP
Japan
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moving
cutter
axis
formwork
axis direction
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Application number
JP8830892A
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English (en)
Inventor
Masami Shiotsubo
正実 塩坪
Hiroyoshi Yamanaka
寛芳 山中
Seiji Yonemoto
清二 米本
Haruhiko Takamura
春彦 高村
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KOMATSU SHISUTETSUKUSU KK
TAKAMURA KENSETSU KK
Original Assignee
KOMATSU SHISUTETSUKUSU KK
TAKAMURA KENSETSU KK
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Publication date
Application filed by KOMATSU SHISUTETSUKUSU KK, TAKAMURA KENSETSU KK filed Critical KOMATSU SHISUTETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型枠に切込み加工と穴明加工を機械的に加工
できるようにする。 【構成】 型枠1を長手方向に搬送する加工部搬送路1
0と、この加工部搬送路10の搬送方向と直交方向一側
と他側に設けたストッパ20とワーク押し機構21と、
前記加工部搬送路10の搬出側に設けたワークストッパ
22と、前記加工部搬送路10の上方位置に搬送方向に
移動自在に設けた第1・第2移動フレーム26,27
と、この第1・第2移動フレーム26,27に沿って搬
送方向と直交方向に移動自在にそれぞれ設けた移動体
と、その一方の移動体に上下方向に移動自在に設けた第
1昇降体31と、前記他方の移動体に上下方向に移動自
在に設けた第2昇降体36と、前記第1昇降体31に水
平姿勢と垂直姿勢に変位可能に取付けたカッタ31と、
前記第2昇降体36に搬送方向に直交方向に向けたドリ
ルより成る型材の加工装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の壁、柱、梁等を
作る型枠工法に用いられる型枠に切込み、穴明け等の加
工をする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の壁、柱、梁等を作る型枠工法は、
組み上げた鉄筋の周りをコンクリート型枠パネルで囲
み、コンクリートを流し込んで、そのコンクリートが固
まるとコンクリート型枠パネルを取り外しする工法であ
り、そのコンクリート型枠パネルは複数回繰り返して使
用すると捨てられるので無駄である。このことを解消す
るために打込み型枠工法と呼ばれる工法が開発されてい
る。この打込み型枠工法は、強度特性、成形性に優れた
樹脂とセメントと特殊添加材等より成る材料でコ字状長
尺材の型枠を工場で成形し、この型枠を組み合せて鉄筋
を囲み、コンクリートを流し込んだ後に型枠をそのまま
仕上げ材または仕上げ下地材とする工法である。この打
込み型枠工法であれば、型枠の取り外しが不要であるし
型枠の組立作業が簡単である等の利点を有するばかり
か、型枠を仕上げ材または仕上げ下地材として有効利用
できる。前記型枠1は図1に示すように、底壁2と側壁
3と側壁4でコ字状長尺材となり、一対の型枠1,1の
側壁3,3及び側壁4,4相互を突き合せて組み合せる
ことで鉄筋を囲むようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の型枠は建物の規
模や構造などによって大きさが異なるばかりか、図1に
示すように切込み部5、穴6等を有するさまざまな形状
となり、それらの形状の型枠をいちいち成形することは
生産性が悪いので、従来は大きさの異なるコ字状の型枠
を成形し、その型枠に切込み加工、穴明け加工して建物
の規模や構造に合わせた型枠としている。しかしなが
ら、型枠に切込み加工、穴明け加工するには、作業者が
型枠に加工部をケガキし、作業者が切断機、穴明け機を
手で持って切込み加工、穴明け加工しているので、加工
能率が悪いばかりか、加工精度が悪く前述の優れた打込
み型枠工法を実用化する上で大きな障害となっている。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした型枠の加工装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】型枠1を長手方向に搬送
する加工部搬送路10と、この加工部搬送路10の搬送
方向と直交方向一側と他側に設けたストッパ20とワー
ク押し機構21と、前記加工部搬送路10の搬出側に設
けたワークストッパ22と、前記加工部搬送路10の上
方位置に搬送方向に移動自在に設けた第1・第2移動フ
レーム26,27と、この第1・第2移動フレーム2
6,27に沿って搬送方向と直交方向に移動自在にそれ
ぞれ設けた移動体と、その一方の移動体に上下方向に移
動自在に設けた第1昇降体31と、前記他方の移動体に
上下方向に移動自在に設けた第2昇降体36と、前記第
1昇降体31に水平姿勢と垂直姿勢に変位可能に取付け
たカッタ31と、前記第2昇降体36に搬送方向に直交
方向に向けたドリルより成る型材の加工装置。
【0006】
【作 用】型枠1を加工部搬送路10に沿って搬送し
て搬送方向及び搬送方向と直交方向に位置決めして保持
できるし、カッタ32とドリルを搬送方向及び搬送方向
と直交方向並びに上下方向にそれぞれ移動でき、しかも
カッタ32は水平姿勢と垂直姿勢に変位できるから、型
枠1の側壁3,4に切込み加工、穴明け加工を機械的に
効率良くできるし、加工精度を向上できる。
【0007】
【実 施 例】図2、図3に示すように、加工部搬送路
10の入口側には送り込み搬送路11が直線状に配設さ
れ、加工部搬送路10の出口側には送り出し搬送路12
が直線状に配設してあり、前記送り込み搬送路11と連
続して搬入路13が直角方向に配設され、前記送り出し
搬送路12と連続して搬出路14が直角方向に配設され
て平面コ字状のワーク搬送路を構成している。前記加工
部搬送路10は駆動スプロケット15と従動スプロケッ
ト16にローラを備えた無端状チェーン17を巻掛けた
ローラ式コンベアとしてあり、前記送り込み搬送路11
と送り出し搬送路12は複数の駆動ローラ18より成
り、搬入路13、搬出路14は複数のフリーローラ19
より成るローラコンベアとしてある。そして、型枠1は
図2に矢印で示すように搬送される。
【0008】前記加工部搬送路10の搬送方向(X軸方
向)と直交する方向(Y軸方向)の一側部にはストッパ
ー20がX軸方向に間隔を置いて複数設けられ、前記Y
軸方向の他側部にはワーク押し機構21がX軸方向と間
隔を置いてストッパー20と対向して複数設けてあり、
このストッパー20とワーク押し機構21で位置決めク
ランプ機構を構成している。前記加工部搬送路10の搬
出側にはX軸方向のワークストッパー22が設けてあ
る。これにより、型材1をX軸方向、Y軸方向に位置決
めして保持できるようにしてある。
【0009】前記加工部搬送路10のX軸方向両側方と
中間及びY軸方向両側方と中間には支柱23がそれぞれ
立設してあり、このX軸方向の複数の支柱23間にX軸
方向フレーム24がそれぞれ横架され、Y軸方向両側方
の一対の支柱23,23間にY軸方向フレーム25がそ
れぞれ横架されている。前記一対のX軸方向フレーム2
4,24に跨って第1・第2移動フレーム26,27が
X軸方向に移動可能にそれぞれ支承され、この第1移動
フレーム26には第1・第2移動体28,29がY軸方
向に移動可能にそれぞれ設けてあり、この第1・第2移
動体28,29が昇降機構30で第1昇降体31が上下
方向(Z軸方向)に移動可能にそれぞれ設けられ、この
各第1昇降体31にはカッター32が取付けてある。前
記第2移動フレーム27には第3・第4移動体33,3
4がY軸方向に移動可能にそれぞれ設けてあり、この第
3・第4移動体33,34はに昇降機構35で第2昇降
体36がZ軸方向に移動可能にそれぞれ設けられ、この
各第2昇降体36に第1・第2ドリル37,38が取付
けてある。
【0010】前記ワーク押し機構21は図4・図5に示
すように構成してある。すなわち、前記加工部搬送路1
0の基台40側方に取付枠41を設置し、この取付枠4
1の上面にY軸方向一対の縦板42,42を取付け、こ
の一対の縦板42,42間に一対のガイドロック43,
43を横架し、この一対のガイドロッド43,43に沿
って摺動自在な摺動ブロック44に方形枠45を取付け
て摺動ブロック44と方形枠45との間に下向コ字状の
空間部46を構成し、その方形枠45の上面に押部材4
7をY軸方向に向けて取付け、前記摺動ブロック44と
一方の縦板42に亘って移動用シリンダ48を連結し、
前記空間部46に位置する下向コ字状のカバー材49を
前記一対の縦板42,42間に亘って取付けて摺動ブロ
ック44の摺動部に切削粉等が侵入しないようにしてあ
る。そして、移動用シリンダ48で摺動ブロック44を
摺動することで押部材47をY軸方向に移動して型枠1
の側壁3を押して側壁4をストッパー20に押しつけて
Y軸方向に位置決めする。
【0011】前記ワークストッパー22は図6、図7に
示すように構成してある。すなわち、加工部搬送路10
の駆動スプロケット15は駆動軸50に取着され、その
駆動軸50はチェーン式伝動機構51、減速機52を介
して電動モータ53に連結されており、無端状チェーン
17にはローラ17aが取付けられている。前記ワーク
ストッパー22は加工部搬送路10を構成する基台40
の前記電動モータ53寄りにシリンダ54で上下動自在
に設けられ、このワークストッパー22は常時垂直姿勢
に対してX軸方向送り込み側に斜めの姿勢に保持され、
型枠1の底壁2が衝突すると垂直姿勢に弾性変位する緩
衝機能を有する構造としてある。これにより、型枠1を
X軸方向に正確に位置決めできる。
【0012】前記第1移動フレーム26をX軸方向に移
動する機構は図4、図8に示すように構成してある。な
お、第2移動フレーム27のX軸方向機構も同様であ
る。すなわち、一対のX軸方向フレーム24の上面にガ
イドレール55、内側面にラック56が長手方向に連続
して取付けられ、第1移動フレーム26のY軸方向両端
下面にガイド57が取付けてあり、第1移動フレーム2
6の下面にブラケット58を介して回転軸59がY軸方
向に向けて支承され、この回転軸59の両端部に前記ラ
ック56に噛合するピニオン60がそれぞれ固着してあ
る。前記一方のピニオン60にはプーリ61が固着さ
れ、第1移動フレーム26の一端部に減速機62が取付
けられ、この減速機62の出力軸62aに固着したプー
リ63と前記プーリにベルト64が巻掛けてあり、前記
減速機62の入力軸62bはX軸移動用電動モータ65
に連結してある。そして、X軸移動用電動モータ65を
駆動することで回転軸59が回転し、一対のピニオン6
0が同期して回転駆動することで第1移動フレーム26
は平行姿勢を維持してX軸方向に移動する。
【0013】前記第1移動体28の移動機構は図4、図
9、図10に示すように構成してある。なお、第2、第
3、第4移動体29,33,34の移動機構も同様であ
る。すなわち、第1移動フレーム26は一対のY軸方向
枠材26a,26aと一対のX軸方向枠材26b,26
bで方形枠状となり、その一対のY軸方向枠材26a,
26aの上面にガイドレール66が長手方向に連続して
取付けられ、一方のY軸方向枠材26aの内側面にラッ
ク67が長手方向に連続して取付けてあり、第1移動体
28の下面に一対のガイド68が取付けられ、その一対
のガイド68が一対のガイドレール66に沿って摺動自
在に支承してある。前記、第1移動体28の下面に減速
機69が取付けられ、その出力軸69aに取着したピニ
オン70がラック67に噛合し、入力軸69bにプーリ
71が取着され、このプーリ71とY軸移動用電動モー
タ72で駆動されるプーリ73にベルト74が巻掛けて
ある。
【0014】前記昇降機構30は図4、図9、図11、
図12に示すように構成してある。なお、昇降機構35
も同様である。前記第1移動体28の孔28aには複数
のガイドロック75が筒体76、ブッシュ77を介して
昇降自在に支承され、このガイドロック75の上端部は
横板78に連結され、下端部が第1昇降体31に連結し
てあり、前記第1移動体28における複数のガイドロッ
ド75の中間位置の孔28bには筒体79、軸受80を
介して回転筒81が支承され、この回転筒81の上面に
プーリ82を介してナット部材83が固着してあり、こ
のナット部材83に螺合したネジ杆84の上端部が前記
横板78に連結され、下端部が第1昇降体31に連結し
てある。前記第1移動体28にはZ軸移動用電動モータ
85が取付けてあり、その出力側に取着したプーリ86
と前記プーリ82にベルト87が巻掛けてある。88は
第1移動体28と第1昇降体31に亘って取付けたバラ
ンサーとなるエアーシリンダである。
【0015】前記第1昇降体31は図13に示すように
構成してある。すなわち、固定部90に旋回部91が軸
92で旋回自在に支承され、その軸92は旋回用電動モ
ータ93により回転され、前記旋回部91にはカッタ用
電動モータ94が取付けられており、その出力側が歯車
を介してカッタ軸95に連結され、そのカッタ軸95に
円板状のカッタ32が取付けられ、そのカッタ32のほ
ぼ半分がカバー体96で覆われている。このようである
から、旋回用電動モータ93で旋回部91を90度旋回
することでカッタ32を水平姿勢と垂直姿勢に変位でき
る。
【0016】前記第2昇降体36は図14、図15に示
すように構成してある。すなわち、昇降機構35で昇降
される本体部97に第1・第2摺動体98,99がガイ
ドロッド100に沿って摺動可能に支承してあり、この
第1・第2摺動体98,99は第1・第2シリンダ10
1,102でY軸方向に移動され、その第1・第2摺動
体98,99には電動モータ103を備えた第1・第2
駆動ユニッ104,105が吊設してあり、この第1・
第2駆動ユニット104,105の出力軸104a,1
05aに第1・第2ドリル37,38が取付けられ、第
1ドリル37は大径で第2ドリル38は小径となってい
る。第1・第2シリンダ101,102の一方を伸長
し、他方を縮少することで第1・第2摺動体98,99
の一方が型枠1の側壁4側に突出し、他方が引き込むの
で、第1・第2ドリル37,38の一方で型枠1の側壁
4を穴明加工できる。
【0017】次に型枠1の加工動作を説明する。図2に
矢印で示すように型枠1を搬入路13、送り込み搬送路
11によって加工部搬送路10に送り込み、加工部搬送
路10により搬送してワークストッパー22に当接して
X軸方向に位置決めすると共に、加工部搬送路10に送
り動作を停止する。ワーク押し機構21の移動用シリン
ダ48で押部材47を移動して型枠1の側壁3を押して
側壁4をストッパー20に押しつけて型枠1をY軸方向
に位置決めして動かないように保持する。X軸移動用電
動モータ65を駆動して第1・第2移動フレーム26,
27をX軸方向に移動すると共に、Y軸移動用電動モー
タ72を駆動して各移動体をY軸方向に移動し、同時に
Z軸移動用電動モータ85を駆動して各昇降体をZ軸方
向に移動して第1・第2ドリル37,38、カッタ32
を各加工部と対向する位置として切込み加工、穴明加工
を行なう。
【0018】前述のX軸、Y軸、Z軸移動用モータ6
5,72,85はホストコンピュータからの指令で駆動
制御されてカッタ32、第1・第2ドリル37,38を
型材1の加工部に位置決めする。例えば、型枠1はX
軸、Y軸方向に位置決めされているから型材1の原点位
置が決定されており、カッタ32、第1・第2ドリル3
7,38は各移動フレーム、移動体、昇降体をX軸、Y
軸、Z軸方向の原点位置とし、この原点位置と型材の原
点位置のずれをホストコンピュータに入力しておく。そ
して、あらかじめ加工する型材1の大きさ、切込み加工
部の位置・形状及び穴明加工部の位置・大きさの加工デ
ータをホストコンピュータに入力し、この加工データと
前述の原点位置のずれに基づいて各電動モータを動作制
御するNC装置に指令を出力してカッタ32、第1・第
2ドリル37,38を加工部に位置決めして切込み加
工、穴明加工する。
【0019】また、切込み部5が側壁3,4の長手方向
に連続している時には図16に示すように、カッタ32
を水平姿勢としてX軸方向に連続して移動して切込み加
工すれば良い。また、切込み部5が側壁3,4の長手方
向一端部に連続した鉤形の場合には図17に示すよう
に、カッタ32を水平姿勢としてX軸方向に所定距離移
動してX軸方向に切削し、その後にカッタ32をY軸方
向に移動して型枠1から離し、カッタ32を垂直姿勢と
して位置決めしてY軸方向に移動してZ軸方向に切削す
れば良い。また、切込み部5が側壁3,4の長手方向中
間部でコ字状の場合には、図17に示すようにカッタ3
2を垂直姿勢としてX軸、Y軸方向に位置決めしてY
軸、X軸方向に移動してZ軸方向に切削し、切削後にカ
ッタ32をY軸方向に移動して型枠1から離して水平姿
勢とし、かつZ軸方向に位置決めしてY軸方向に移動し
てX軸方向に切削し、切削終了後にカッタ32をY軸方
向に移動して型枠1から離して再び垂直姿勢とし、かつ
X軸方向に位置決めてY軸方向に移動してZ軸方向に切
削すれば良い。
【0020】また、穴6が図18に示すように小径穴、
大径穴の場合には次のように動作制御する。穴6が小径
穴の時には第2昇降体36の第2摺動体99を突出して
第2ドリル38を第1ドリル37よりY軸方向に突出し
て第2ドリル38で加工し、大径穴の時には第1摺動体
98を突出して第1ドリル37を第2ドリル38よりY
軸方向に突出して第1ドリル37で加工する。
【0021】以上に様にして加工終了したら、ワーク押
し機構21の移動用シリンダ48で押部材47を移動し
て型枠1の側壁3より離して型枠1の保持を解除し、ワ
ークストッパー22をシリンダ54で下方に移動し、電
動モータ53を駆動して加工部搬送路10を送り動作す
ることで加工済の型材1を送り出して送り出し搬送路1
2を経て搬出路14より搬出する。
【0022】次にカッタ32を水平姿勢として型枠1の
側壁3,4をX軸方向に水平に切削する際の動作制御を
説明する。図19に示すようにダイヤモンドのカッタビ
ット32aを有するカッタ32を水平姿勢としてX軸方
向に切削する際に、切削溝110の幅t1 はカッタビッ
ト32aの厚さt2 より若干大きくなり、カッタ32が
水平姿勢、つまりカッタ軸32bが垂直であれば何ら問
題がないが、カッタ32が図20に示すように水平姿勢
に対して移動方向後側が下方となる後傾姿勢となるとカ
ッタビット32aが切削溝110の下縁部110aと接
触してカッタ32の切削抵抗が大となって切削効率が低
下するばかりか、型枠1の切削面がカッタビット32a
との接触によって粗面となり、一対の型枠1を鉄筋の回
りに組立てた時に隙間が生じて流し込んだコンクリート
が流れ出たりすることがある。他方、カッタ32は旋回
用電動モータ93で水平姿勢と垂直姿勢に変位されるの
で、カッタ32を常に正しく水平姿勢とすることは困難
であり、誤動作によって前述の後傾姿勢となることがあ
る。このことを解消するには次のようにすれば良い。す
なわち、カッタ32を水平姿勢に変位する時に図21に
示すように、水平姿勢に対して移動方向前部が下方とな
る前傾姿勢と水平姿勢との間の姿勢となるように制御す
る。これにより、カッタ32が後傾姿勢となることを防
止できるから切削面を平滑面にできる。前記前傾姿勢の
角度はカッタビット32aの厚さt2 や切削溝110の
巾t1などにより決定され、カッタビット32が切削溝
110の上縁部110bに強く接触しない程度とするこ
とが好ましい。なお、前述のカッタ32を水平姿勢とす
る際の制御は旋回用電動モータ93にロータリエンコー
ダを設けて回転角を検出し、それによって回転角を制御
すれば良い。
【0023】また、図22に示すように型枠1内に補強
用の鉄筋7が配設してある場合のカッタ32によるX軸
方向切削について説明する。カッタ32で型枠1の側壁
3を切削する場合には切削抵抗が小さく、効率良く切削
するために高速で移動して切削する。カッタ32が鉄筋
7に接して側壁3と鉄筋を水平に切削する場合には切削
抵抗が大きくなって高速で移動するとカッタ32が移動
しにくくなり、切断速度が落ちて機械の各部を破損する
ことがあるので、その場合にはカッタ32を低速で移動
して切削する。
【0024】図23は前述の制御する回路の一例を示
し、各電動モータ65,72,85,93はNC装置1
11で動作制御され、各NC装置111にはホストコン
ピュータ112から位置、速度データ信号がそれぞれ入
力されて各電動モータ65,72,85,93に動作指
令を出力し、パルスジェネレータ113から入力される
フィードバック信号と一致した時に動作指令を停止す
る。前記カッタ用電動モータ94への電流値を検出する
電流検出器114が設けられ、その検出電流値は比較演
算回路115に送られて正常電流値の時には信号を出力
し、過電流の時にはホストコンピュータ112に信号を
出力する。ホストコンピュータ112は信号が入力され
るとX軸移動用電動モータ65への速度指令を低速と
し、信号の入力が停止するとX軸移動用電動モータ65
への速度指令を高速とする。以上の制御回路とすればホ
ストコンピュータ112のプログラムに従って各電動モ
ータを動作制御してカッタ32、第1・第2ドリル3
7,38を数値制御して所定の加工動作をできるし、カ
ッタ31を高速でX軸方向に移動して効率良くX軸方向
に切削でき、しかもカッタ32が鉄筋7に接した時には
プログラムを中断せずにカッタ32を低速でX軸方向に
移動してX軸方向に連続して切削し、鉄筋7を通過した
ら再びカッタ32を高速で移動してX軸方向に連続して
切削できる。なお、図23の制御回路において各電動モ
ータ72,85,93,94は1つのみ図示してあるが
実際は電動モータ72は4つ、電動85は4つ、電動モ
ータ93は2つ、電動モータ94は2つある。
【0025】第1・第2移動フレーム26,27の移動
制御について説明する。第1移動フレーム26にはカッ
タ31が取付けられ、第2移動フレーム27には第1・
第2ドリル37,38が取付けてあり、第2移動フレー
ム27がX軸方向に先行して移動するから、型枠1には
穴明加工が先行して行なわれて切込み加工が後続して行
なわれる。このようであるから、穴明加工が切込み加工
より早く終了する場合には何ら問題がないから、穴明加
工による穴の数が多く時間がかかると後続するカッタ3
2が第1・第2ドリル37,38に追いついて干渉し各
部を破損することがある。これを解消するには型枠形状
によって穴明加工時間と切込み加工時間をあらかじめ計
算し、その穴明加工時間に応じてカッタ32X軸方向移
動速度を計算して第1移動フレーム26を移動制御すれ
ば良い。しかしながら前述のようにすると、型枠形状に
応じて面倒な穴明加工時間の計算をする、その計算によ
る穴明加工時間により第1移動フレーム26の移動速度
を計算する必要があって面倒であるし、前述のホストコ
ンピュータを用いた制御回路ではホストコンピュータに
型枠形状に応じた前述の計算をするプログラムを作る必
要がある。
【0026】そこで次のようにしてカッタ32と第1・
第2ドリル37,38の干渉を防止する。図23の制御
回路に基づいて説明する。穴明加工と切込み加工を独立
してそれぞれ最大速度で行なうようにホストコンピュー
タ112のプログラムを固定する。各電動モータのパル
スジェネレータ113からのフィードバック信号をホス
トコンピュータ112に入力してカッタ32、第1・第
2ドリル37,38の位置をホストコンピュータ112
が知ることができるようにする。ホストコンピュータ1
12はカッタ31のX軸方向位置が第1・第2ドリル3
7,38のX軸方向位置にある値以上接近した時に、X
軸移動用電動モータ65のNC装置111に1時停止信
号を出力して第1移動フレーム26を停止し、カッタ3
2が第1・第2ドリル37,38に干渉しないように、
前記ある値より離れた再スタートをNC装置111に出
力して第1移動フレーム26をX軸方向に移動する。
【0027】
【発明の効果】型枠1を加工部搬送路10に沿って搬送
して搬送方向及び搬送方向と直交方向に位置決めして保
持できるし、カッタ32とドリルを搬送方向及び搬送方
向と直交方向並びに上下方向にそれぞれ移動でき、しか
もカッタ32は水平姿勢と垂直姿勢に変位できるから、
型枠1の側壁3,4に切込み加工、穴明け加工を機械的
に効率良くできるし、加工精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠の斜視図である。
【図2】型枠加工装置の平面図である。
【図3】型枠加工装置の正面図である。
【図4】第1移動体の移動部分の側面図である。
【図5】ワーク押し機構の断面図である。
【図6】加工部搬送路の搬出側正面図である。
【図7】加工部搬送路の搬出側断面図である。
【図8】第1移動フレームの移動機構の正面図である。
【図9】第1移動体の移動機構の平面図である。
【図10】第1移動体の移動機構の断面図である。
【図11】昇降機構の駆動部断面図である。
【図12】昇降機構のガイド部断面図である。
【図13】カッタ駆動部の断面図である。
【図14】ドリル取付部の正面図である。
【図15】ドリル取付部の断面図である。
【図16】型枠の切込み加工説明図である。
【図17】型枠の切込み加工説明図である。
【図18】型枠の穴明加工説明図である。
【図19】カッタによる切削動作説明図である。
【図20】カッタによる切削動作説明図である。
【図21】カッタによる切削動作説明図である。
【図22】カッタによる鉄筋入り型枠の切削動作説明図
である。
【図23】制御回路図である。
【符号の説明】
1…型枠、2…底壁、3…側壁、4…側壁、5…切込み
加工部、6…穴明加工部、7…鉄筋、10…加工部搬送
路、20…ストッパー、21…ワーク押し機構、22…
ワークストッパー、26…第1移動フレーム、27…第
2移動フレーム、28…第1移動体、29…第2移動
体、30…昇降機構、31…第1昇降体、32…カッ
タ、33…第3移動体、34…第4移動体、35…昇降
機構、36…第2昇降体、37…第1ドリル、38…第
2ドリル、65…X軸移動用電動モータ、72…Y軸移
動用電動モータ、85…Z軸移動用電動モータ、98…
旋回用電動モータ、94…カッタ用電動モータ。
フロントページの続き (72)発明者 高村 春彦 山梨県南都留郡山中湖村山中865−262

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠1を長手方向に搬送する加工部搬送
    路10と、この加工部搬送路10の搬送方向と直交方向
    一側と他側に設けたストッパ20とワーク押し機構21
    と、前記加工部搬送路10の搬出側に設けたワークスト
    ッパ22と、前記加工部搬送路10の上方位置に搬送方
    向に移動自在に設けた第1・第2移動フレーム26,2
    7と、この第1・第2移動フレーム26,27に沿って
    搬送方向と直交方向に移動自在にそれぞれ設けた移動体
    と、その一方の移動体に上下方向に移動自在に設けた第
    1昇降体31と、前記他方の移動体に上下方向に移動自
    在に設けた第2昇降体36と、前記第1昇降体31に水
    平姿勢と垂直姿勢に変位可能に取付けたカッタ31と、
    前記第2昇降体36に搬送方向に直交方向に向けたドリ
    ルより成る型材の加工装置。
JP8830892A 1992-03-13 1992-03-13 型枠の加工装置 Pending JPH05253902A (ja)

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