JPH05254148A - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JPH05254148A
JPH05254148A JP34051792A JP34051792A JPH05254148A JP H05254148 A JPH05254148 A JP H05254148A JP 34051792 A JP34051792 A JP 34051792A JP 34051792 A JP34051792 A JP 34051792A JP H05254148 A JPH05254148 A JP H05254148A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】記録品位と、装置全体の使用効率の高いインク
ジェット記録方法。 【構成】記録すべきデータに係わらないインクの吐出と
並行して、記録すべきデータの受信を行い、受信された
データに基づき印字を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、インクジェット記録の記録品位
と、装置全体の使用効率の高いインクジェット記録方法
に関するものである。
【0002】インクジェット記録装置は細いガラス管等
から形成されたインクジェットノズルを有し、このイン
クジェットノズルの囲りに嵌合された圧電素子(以下ピ
エゾという)に制御信号を印加することにより例えば直
径8Oμ程度の大きさで、初速4〜8m/sで液滴の形
で吐出させ、印字用紙に衝突させ記録を行うものがあ
る。この種の構造を有するインクジェットノズルを備え
たインクジェット記録装置においては、印字時だけイン
クが吐出することになり、非印字時にはインクは吐出せ
ず、長い時間そのまま放置されると、ノズルの口は大気
に開放されているため、ここからインクが蒸発したりイ
ンクの粘度の性質が変化したりする。このようなインク
ジェットに使用されるインクはその用途により様々であ
るが、外部の温度や湿度の影響によりその特性は大きく
変わる。特にオンデマンド型のインクジェット装置にお
いて、長時間使用せずに放置した場合、吐出口等、空気
に接触している様な部分は粘度の上昇が起る。通常オフ
ィスなどで使用された場合、一定時間経過後の粘度は上
昇し、この様な状態での印字ではインクが吐出しない場
合や吐出方向が正規の位置より大きくずれてしまう場合
がある。特に、金額等を扱う時には誤印字は危険であ
り、また全く印字しない文字や数字、意味不明、若しく
は意味の異なる文字や数字になる恐れがあり、何らかの
対処が必要となる。
【0003】また従来、例えば特公昭52−2780号
のように印字指令の直後に印字に無関係の準備用吐出
(以下空吐出と称す)を行わせる例も知られているが、
この場合、装置全体としてみれば処理速度が遅いという
欠点がある。
【0004】以下、記録装置に関連する従来技術を列挙
すると、特公昭52−863号は、タイマ時間経過毎に
空吐出する技術を開示している。
【0005】特開昭50−57518号は、記録停止時
に間欠的にインクを吐出させる技術、特公昭56−38
991号はインク供給系におけるインク漏れ等の検知に
基づく警報信号に応じて、乾燥防止のためのインク噴射
を停止する技術を開示している。又、実開昭52−42
031号はインク噴射に対する予備インク噴射の際に噴
射されるインク滴を吸着帯で吸着する技術、特開昭52
−1373366号はノズルの乾きによる弊害を防止す
るためのテスト噴射を乾燥の度合いに応じて行う技術を
開示している。
【0006】又、特開昭54―9928号はノズルの乾
きに基づくインク切れが発生した場合、所定の位置で回
復動作を行い、インク切れが発生した位置にヘツドを移
動させてから印字信号の受け入れを再開する技術、特開
昭54―48551号はノズルの目づまりによる弊害を
防止するべく始動時に通常より強い噴射駆動力を与える
技術、特開昭55−82660号はインク滴の噴射中断
時間が所定時間経過後に全てのノズルからインク液を吐
出する技術が開示されている。
【0007】しかし、それぞれ種々の改良が行われてい
るわけであるが、一長一短があり、まだまだ改良の余地
がある。
【0008】以上の点に鑑み、本発明は、インクジェッ
ト記録の記録品位と、装置全体の使用効率の高いインク
ジェット記録方法を提供することを目的としている。
【0009】以上の点に鑑み、本発明は、記録すべきデ
ータに係わらないインクの吐出と並行して、記録すべき
データの受信を行い、前記受信されたデータに基づき印
字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法を提
供することを目的としている。
【0010】以下、図面を参照し本発明の実施例につい
て詳細に説明する。通常、オフィスなどでインクジェッ
ト記録装置を使用した場合の一定時問経過後の粘度は実
験的に予想することができるが、本実施例では、この一
定時間経過後、データ或はコマンドを受信した時に、粘
度上昇したインクを所定の量だけ吐出させ(以下、空吐
出という)るようにしたものである。
【0011】ここでデータ或はコマンドとは、例えば空
吐出そのもののコマンドでも良いし、ASCIIコード
内での例えば“LF”“NULL”などの印字に直接関
係のないコマンドを指すものである。尚、後述のストロ
ーブ信号とはこれらのデータやコマンドを送信する際に
バスライン上のやコマンドを有効とし、転送する為の信
号である。
【0012】上述のように、記録動作が所定時間行われ
なかつた後に転送されるデータ或はコマンドに基づい
て、例えば最初に特定コード“NULL”コードを受信
して空吐出を実行し、空吐出実行中に並列して印字デー
タを受信して印字を実行すれば印字スビードの向上にな
る。長時問不使用の場合でも、その問に特に印字に無関
係の“LF”,“NULL”等のコードやコマンドが受
信されればその時点で空吐出が実行されるので、タイマ
ー時間経過毎にのみ、空吐出する場合よりはインク消費
が少なくて済む。また、長時間不使用後の印字指令を受
けて空吐出する場合に対しても、想定する経過時問より
も長すぎた場合、空吐出ドット数が足りなくなる恐れも
あり、吐出不能が解消されない事態にもなりかねない
為、本発明のように所定時間行われなかつた後、データ
或はコマンドを受信した時点で空吐出を実行させればこ
の様な事態にも対処できることになる。
【0013】図1と図2により本発明の一実施例に係る
記録装置の説明を行う。記録ヘッド、すなわちインクジ
ェットノズルNをもつたキャリッジCAの駆動はリニア
モータによつて行う。リニアモータは永久磁石PM、磁
性板Y1、磁性摺動軸Y2の部材により閉磁気回路を構
成し、摺動軸Y2を摺動可能なコイルボビンCBに巻回
したコイルCに電流を流し、フレミングの左手の法則に
よリコイルボビンCBと一体であるキャリッジCAを駆
動する。キャリッジの摺動軸Y2上の往復運動はコイル
Cに流す電流の向きを変えることにより行なう。目盛
板、例えば非磁性材で成る目盛板OSは、磁性板Y1に
摺動軸Y2と共に垂直に固定される。キャリッジCAに
は、コイルCのコイルボビンCB、インクジェットノズ
ルNとNにインクを供給するサブタンクST、発光素子
例えばホトダイオードLE、受光素子例えばホトトラン
ジスタPT、フレキシブル配線板FLの接続用プリント
基板PCが固定してあり、また、ホーム位置のホトダイ
オードLBとホトトランジスタPBをさえぎる遮へい板
SBが一体となつている。フレキシブル配線板FLの一
端FL1にはコイルCの端子C1,C2、インクジェッ
トノズルNの駆動源であるピエゾの端子(不図示)ホト
ダイオードLEの端子LET、ホトトランジスタPTの
端子PTTが電気的機械的に接続される。フレキシブル
配線板FLの他方の端部FL2は押え板Pでインク供給
管T1と共に固定される。インク供給管T1は永久磁石
PMと磁性板Y1間に磁気的に必要なエアギヤップを利
用して後方に導かれ、その後端部にはメインタンクMT
が結合され、サブタンクSTにインクを供給する。目盛
板OSは、ホトダイォードLEとホトトランジスタPT
の間に記録ヘッドNに対し垂直に配置する。これにより
所要スペースが節約でき、小型になる。キャリッジCA
の移動に伴い、ホトダイオードLEから発する赤外光
は、スリット部SSとそれと同ピツチのスリットを有
し、ホトトランジスタPTの受光部に取り付けてある受
けスリットPTによリホトトランジスタPTのON、0
FFを繰り返し、図4の如くタイミングパルスTPを発
生する。このタイミングパルスTPによリキャリッジ走
査時のキャリッジCAの速度と位置を検出し、速度、イ
ンクジェットノズル、紙送りパルスモーターSPを制御
する。又、キャリッジCAの移動に伴つた遮へい板SB
の移動によリホームポジション部でのホトトランジスタ
PBもON、OFFし、ホームポジション位置でキャリ
ッジの有無を指示する。1行の印字を行なわせる場合、
文字はドットマトリクスで構成し、キャリッジCAが走
査し、タイミングパルスTPにより位置検出し、所定の
位置でインクジェットノズルのビエゾに電圧を印加する
ことによリインク小滴を印字吐出し、図3の記録紙PP
に1ドットラインの印字を行なう。1ドットラインの印
字が終了すると紙送りパルスモーターSPを1ドットピ
ッチ分回転させると同時にキャリッジCAをホームポジ
ションに戻す動作を行なう。ホームポジションヘの確認
はホトトランジスタPBにより行なう。紙送りはパルス
モーターSPの回転をモーター軸ギヤ(図示せず)よリ
ギヤG1、ギヤG2により減速伝達する。最終段ギヤG
2はプラテンPLの軸に固定されており、行方向に紙送
りを所定量送ることが可能である。この動作を繰り返
し、行方向の所定のドットライン(例えば7ライン)の
印字が終了すると行問の所定量をパルスモーターSPに
よりプラテンPLを回転し、1行の印字を終了する。印
字終了後はインクジェットノズルNをキャップKPの位
置まで移動させて停止させる。このキャップはノズルN
の先端を吸引する機能を備え、これによリインクジェッ
トノズルの日詰り、乾燥、メニスカス後退等を防止でき
る。また、キャップKPに対しては、後に述べる本発明
に係る印字に無関係の空吐出を行なうようになつてい
る。
【0014】D1,D2は衝突緩衝用ダンパーで発泡体
等で成り、キャリッジCAの衝突を柔らげ、ノズルから
インク漏れ、メニスカスの後退等を防止する。またサブ
タンクSTはY1,D1等に直接接触させないように配
置したので衝激力は弱まり、サブタンク内の泡立ちも少
ない。
【0015】またキャリッジの駆動に回転モーターを用
いないので、ギヤ、リンク、ラック等を不必要とし、ま
た紙送りにもラチェット、プランジャー等を用いないの
で極めて静かな記録装置を構成できる。またキャリッジ
にサブタンク及びフレキシブル配線板FLの一端FL1
を載置し、これに種々の電気部品を接続したので簡易、
安価に製作でき、さらにフレキシブル配線板により自由
な移動が可能で、かつ、これとキャリッジ上のサブタン
クヘのインク供給管を一箇所で係止したので簡便となる
等の種々の特徴を有し得るものである。
【0016】本実施例装置において目盛板OSはスリッ
トSSが図3の如く設けられ、位置の確認制御と速度の
一定化のための制御を兼用する。
【0017】即ちスリットSSは図3の如く印字用紙P
Pを越えるほどまで設けられ、キャリッジCAが初期位
置HOから移動し始めてスリットSSを例えば8個計数
するまでに速度を調整し、また8個計数したときから1
桁の印字を開始させ、8〜12の5スリットで1桁印字
を終了させ、13,14の2スリットは隣接桁との空白
とし、以後これをくり返す。ASが印字開始位置を検出
するためのアプローチスリットでCSがキヤラクタスリ
ット、BSがプランクスリットで、これらのスリット及
びその間隔によつてキャリッジ移動速度の一定化も計っ
ている。またキャリッジCAがホーム位置から移動し始
め、ホトトランジスタPBの信号がOFFからONにな
る位置は、その位置、速度のバラツキを考慮し、数スリ
ット分の遮へい部が設けてある。またリニアモーター駆
動用の電源電圧を2値有し、通常の印字動作時には、通
常電圧で駆動し、常時、キャリッジを右端に押し付けて
おく状態の時には通常電圧よりも低い電圧に切り換え
る。すなわち電源ONの状態に設定するとまず、キャリ
ッジCAをBACK方向(図1の右端方向)へ駆動し、
ホトトランジスタPBからの出力信号によつてキャリッ
ジCAがホームポジション部分へ移動したことが確認さ
れたら、モーター駆動電圧を低電圧に切り換え、キャリ
ッジスピードを減速させダンパーD1に押し当て、上記
キャップKP部分とインクジェットノズルNが機械的に
対応するこの位置でキャリッジCAを固定する。当然の
ことながらキャリッジCAが以前からホームポジション
部分にある場合にはモーター駆動電圧は直ちに低電圧に
切り換り、記録ヘッドの待期状態となる。また一行の印
字終了後の場合、キヤリッジCAがBACK方向に戻
り、ホームポジションへの到来が確認されたなら、上記
同様、モーター駆動電圧を低電圧に切り換えダンパーD
1に押し当てキャリッジCA位置を固定し、前述のキャ
ップKPに向かっての印字に無関係の吐出やヘッドの保
護、強制吸引等によるノズルの回復が確実に行えるよう
にする。
【0018】図5は、本装置の制御回路の一例にして、
リード線FF,FB,FV,FT,FP,FEは図1の
フレキシブル配線板FLとして示される如く一体的に形
成され、キャリッジCAの移動を容易にする。図5にお
いて装置に電源を投入するとコントロール部CCは、信
号線12を一定時問0としてフリップフロップF1、段
数カウンタ7C、速度制御部SCをリセットし、ゲート
ARを介して印字磁数カウンタPC、TP分離回路TB
をクリアし、また、電源電圧切り換え信号線lSVを0
としてトランジスタTRSをOFFさせ、モーター駆動
電圧に通常電圧が印加されるようにしキャリッジCAを
ホームポジションに移動させる。これは、コィル駆動用
信号出力線1Fを0、1Bを1としてキャリッジCAを
BACK方向即ちホームポジション方向に駆動する。
【0019】BACK方向への駆動後、コントロール部
CCはホームポジション位置を指示する信号線lTRに
よリキャリッジCAがホームポジション位置にあるか否
かの検知を行う。
【0020】キャリッジCAがホームポジション位置に
ない場合には、BACK方向への駆動により速度制御部
SCで速度制御を行ないながらホームポジション位置に
移動し、キャリッジCAと一体となった遮へい板SBに
より、ホトダイオードLBでONしていたホトトランジ
スタPBをOFF(0→1)する。この信号は信号線l
TRを通つて増幅回路AP2で増幅され、その出力信号
線lBCによリコントロール部CCはキャリッジCAがホ
ームポジション位置にあることを検知する。
【0021】これを受けてコントロール部CCは信号線
応1SVを0から1にして、トランジスタTRSをON
させツエナーダイオードZD2の電圧分をショート状態
とする。これによリモータードライバー部MDに供給す
る電圧LMVを低電圧に切り換え、モーター駆動信号線
1F,1Bを0、1としたままの状態でキャリッジCA
を右端に押し付ける。
【0022】また、キャリッジCAが初期の状態からホ
ームポジション位置にある場合には、ホトトランジスタ
PBはOFF状態(1の状態)であるから、これにより
上記同様モーター駆動電圧を瞬時に低電圧に変え、右端
の発泡体Dlに押し付ける。そして、キャリッジCAに
搭載されたインクジェットノズルNはキヤップKPと対
応したホームポジション位置に停止した状態となる。
【0023】図中のタイマーTMは、クロック発生器C
PGによリカウント動作し、あらかじめ設定された時間
が経過すると信号線1TOに1を出力する。信号線1TOが
1になるとフリップフロップFTMはセットし、出力Q
が1になり、ANDゲートAD1が開放する。また、こ
のフリップフロップFTMの出力信号は同時にこの後の
特定コードが受信された時に出力される信号線lcom に
より、印字に無関係な空吐出が行われることをコントロ
ール部CCに伝達する。今、図7の如く、印字動作が無
くキヤリッジCAがこのホームポジション位置で待期し
ていてタイマーTMの設定時間が経過し、信号線lTOが
1となり、その後、信号線BUSを通して特定のコード
例えばNULLコードが入力されると、解読回路XRL
で解読され信号線応Mに信号lcom が出力される。この
特定コード検出信号は、開成しているANDゲートAD
1を通してワンショットマルチバイブレータOSTを動
作させ、同時にタイマーTMをリセツト及び再スタート
させる。ワンショットマルチバイブレータOSTが動作
すると、その出力信号線lpoはあらかじめ設定された一
定時間1を出力する。信号線lpoが1となって出力する
と、その信号によりフリップフロップFTM及びORゲ
ートOTMを介してタイマーTMはリセット及び再スタ
ートされ、またANDゲートAD2が開くことにより、
発振器OSC出力がORゲートORTを介し、パルス増
設定回路DS、ピエゾドライブ回路PDに入力し発振器
OSCの定められた周波数でピエゾPZを駆動し、イン
クをワンショットマルチバイブレータOSTの出力が1
になつている時間だけインク滴を吐出するわけである。
そしてワンショットマルチバイブレータOSTの出力が
0になるとANDゲートAD2は閉成し、発振器OSC
の出力はピエゾドライプ回路に伝達されなくなる。ま
た、出力した信号線lpoはコントロール部CCにも伝達
されており、この信号の立ち下りにより、コントロール
部CCは空吐出を終了したことを検知し、以後印字デー
タが受信されれば印字動作に入る。また、次のタイマー
TMの一定時問経過後の空吐出は、先のワンショットマ
ルチバイブレータの出力信号によりリセツト再スタート
したタイマーTMの時間経過後以降の特定コードー致信
号COMの入力により動作する。また、タイマーTMに
よる一定時間経過前に印字指令信号Pinが入力された場
合、タイマーTMはORゲートOTMを介してリセツト
再スタートする。当然のことながら、タイマーTMの時
間経過前に入力された特定コードー致信号では空吐出は
実行しない。
【0024】なお、上記における空吐出の場所は、前述
の様に、印字に無関係で、装置内を吐出インクで汚さな
い為の特定の場所が必要であるが、本実施例においては
図1に示す如くインクジェットノズルNがホームポジシ
ョン部すなわち、ホトトランジスタPB、ホトダイオー
ドLBをキャリッジCAと一体となつている遮へい板S
Bがさえぎるような位置にあり、またその位置において
ノズルのキャップKPがインクジェットノズルNに対応
し、上記吐出を行うようになつている。
【0025】以上の説明は特定コードを受信した時の空
吐出の説明であるが、図6にストローブ信号Sを受信し
た時の空吐出の回路図を示す。
【0026】前例は、タイマーTMが設定時間を経過し
た後に、特定コード検出信号が出力されるとワンショッ
トマルチバイブレータOSTが動作し、設定された時間
だけ空吐出を行うものであつたが、この特定コード検出
信号線を例えばコマンドやデータの送信に使用されるス
トローブ信号Sを用いて空吐出を実行するものである。
すなわち、特定コードに係る空吐出と同様タイマーTM
の設定時間経過後のストローブ信号Sの人力でインバー
タiSBを介した信号Sによリワンショットマルチバイ
ブレータOSTを動作させ、上記同様空吐出を実行しま
た、タイマーTMをリセツト再スタートさせるものであ
る。
【0027】以上、上記の吐出制御によリー定時間、不
使用状態で経過した後の特定コードやストローブ信号の
受信に際し、前記ホームポジションにおけるキャップ部
分で粘度上昇したインクを空吐出させ、吐出したインク
をキャップ内に収め、装置内を汚すことなく、即座に必
要な印字動作を実行することが可能となり、粘度上昇し
たインクによる印字の字抜けや印字乱等の不良印字を防
止し、良好な印字を得ることが出来ることとなる。ま
た、図7、図8に示す様に長時間不使用状態後、特定コ
ード例えばNULLコードやストローブ信号により空吐
出実行中次に印字すべきデータの受信を並列に実行すれ
ば印字スピードの向上にもなり、また想定する不使用時
間よりも長過ぎる様な場合に対しても印字に無関係のコ
ードやストローブ信号の入力により、空吐出が行われる
為、空吐出のドット数が足りなくなる様な事態にも対処
できることとなる。
【0028】以上許述した様に、本発明によりインクジ
ェット記録の記録品位と、装置全体の使用効率が高くな
つた。
【0029】以上詳述した様に、記録すべきデータに係
わらないインクの吐出と並行して、記録すべきデータの
受信を行い、前記受信されたデータに基づき印字を行う
ことができるインクジェット記録方法を提供することが
可能となつた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の斜視図、
【図2】その断面図、
【図3】その動作説明図、
【図4】その動作説明図、
【図5】制御ブロックの一例図、
【図6】他の例図、
【図7】図5,6の動作説明用波形図である、
【図8】図5,6の動作説明用波形図である。
【符号の説明】
N インクジェットノズル BUS バスライン XRL 解読回路 S ストローブ信号
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録の
記録品位と、装置全体の使用効率の高いインクジェット
記録方法に関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は細いガラス管
等から形成されたインクジェットノズルを有し、このイ
ンクジェットノズルの囲りに嵌合された圧電素子(以下
ピエゾという)に制御信号を印加することにより例えば
直径8Oμ程度の大きさで、初速4〜8m/sで液滴の
形で吐出させ、印字用紙に衝突させ記録を行うものがあ
る。この種の構造を有するインクジェットノズルを備え
たインクジェット記録装置においては、印字時だけイン
クが吐出することになり、非印字時にはインクは吐出せ
ず、長い時間そのまま放置されると、ノズルの口は大気
に開放されているため、ここからインクが蒸発したりイ
ンクの粘度の性質が変化したりする。このようなインク
ジェットに使用されるインクはその用途により様々であ
るが、外部の温度や湿度の影響によりその特性は大きく
変わる。特にオンデマンド型のインクジェット装置にお
いて、長時間使用せずに放置した場合、吐出口等、空気
に接触している様な部分は粘度の上昇が起る。通常オフ
ィスなどで使用された場合、一定時間経過後の粘度は上
昇し、この様な状態での印字ではインクが吐出しない場
合や吐出方向が正規の位置より大きくずれてしまう場合
がある。特に、金額等を扱う時には誤印字は危険であ
り、また全く印字しない文字や数字、意味不明、若しく
は意味の異なる文字や数字になる恐れがあり、何らかの
対処が必要となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それぞれ種々
の改良が行われているわけであるが、一長一短があり、
まだまだ改良の余地がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以上の点に鑑み、本発明は、記録すべきデ
ータに係わらないインクの吐出と並行して、記録すべき
データの受信を行い、前記受信されたデータに基づき印
字を行うことを特徴とするインクジェット記録方法を提
供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、記録すべきデータに係わらないインクの吐
出と並行して、記録すべきデータの受信を行い、前記受
信されたデータに基づき印字を行うインクジェット記録
方法を設ける。
【作用】本発明は上記構成により、記録すべきデータに
係わらないインクの吐出と並行して、記録すべきデータ
の受信を行い、前記受信されたデータに基づき印字を行
うよう動作する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例について
詳細に説明する。通常、オフィスなどでインクジェット
記録装置を使用した場合の一定時問経過後の粘度は実験
的に予想することができるが、本実施例では、この一定
時間経過後、データ或はコマンドを受信した時に、粘度
上昇したインクを所定の量だけ吐出させ(以下、空吐出
という)るようにしたものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】以上許述した様に、本発明によりインク
ジェット記録の記録品位と、装置全体の使用効率が高く
なつた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の斜視図である。
【図2】本発明の一例の断面図である。
【図3】本発明の一例の動作説明図である。
【図4】本発明の一例の動作説明図である。
【図5】制御ブロックの一例図である。
【図6】他の例図である。
【図7】図5,6の動作説明用波形図である。
【図8】図5,6の動作説明用波形図である。
【符号の説明】 Nインクジェットノズル BUS バスライン XRL 解読回路 S ストローブ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきデータに係わらないインクの
    吐出と並行して、記録すべきデータの受信を行い、前記
    受信されたデータに基づき印字を行うことを特徴とする
    インクジェット記録方法。
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