JPH05254329A - 車両用空調装置のエアミックスドア制御装置 - Google Patents

車両用空調装置のエアミックスドア制御装置

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JPH05254329A
JPH05254329A JP8784692A JP8784692A JPH05254329A JP H05254329 A JPH05254329 A JP H05254329A JP 8784692 A JP8784692 A JP 8784692A JP 8784692 A JP8784692 A JP 8784692A JP H05254329 A JPH05254329 A JP H05254329A
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temperature
air
outlet
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blowout
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JP8784692A
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Katsumi Iida
克己 飯田
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標吹出温度によるエアミックスドア制御を
精度良く行う。 【構成】 各吹出モードの最適な吹出温度状態を設定し
たマスターマップ150を所定吹出口吹出温度検出手段
140によって検出した所定吹出口吹出温度によって補
正して制御用マップ160を設定しこの制御用マップ1
60に基づき、制御エアミックスドア開度によって他の
吹出口の吹出温度を演算し、吹出モード演算手段130
によって設定された吹出モードの制御用マップ160に
基づいて前記エアミックスドア開度から実吹出温度を演
算し、この実吹出温度と目標吹出温度が一致するように
エアミックスドアを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置にお
いて、熱負荷により演算された目標吹出温度と実吹出温
度とが一致するようにエアミックスドアを制御する車両
用空調装置のエアミックスドア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置の制御は、少なく
とも外気温度、日射量、車室内温度、エバポレータ出口
温度等の熱負荷を検出し、この熱負荷から目標吹出温度
を演算し、この目標吹出温度によって各空調制御機器、
具体的には、内外気切換ドア(インテークドア)、送風
機、吹出モード、及びエアミックスドアの制御を行うよ
うにしたもので、例えば、特公昭59−19849号公
報に開示されているものである。
【0003】上記引例は、オートエアコンの基本的な制
御方式に関するものであり、エバポレータ、ヒータコ
ア、及びエアミックスドアによって構成された温調部材
によって調整された空気により車室内が温調され、これ
により温調された車室内温度を車室内温度センサで検出
し、フィードバック制御をするというものである。
【0004】この方式におけるエアミックスドアの制御
は、目標吹出温度とエバ吹出温度からミックスドア開度
の目標値を演算し、現実のミックスドア開度がこの目標
値になるように各空調制御機器を制御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の引例に
よる制御は画一的なものであり、ヒータユニットの温度
コントロール特性は、リンク特性のバラツキ、ヒータユ
ニットの成形形状のバラツキ等、種々のバラツキ要素に
より、予め実験により取得しておいたデータと異なった
特性となってしまう傾向にあった。また、これにより、
従来の空調制御は、バラツキの中央値における標準的な
データを用いて制御を行うために、目標吹出温度による
制御に狂いを生じるという問題点を有していた。
【0006】このために、この発明は、所定吹出口の実
際の温度を検出することにより、温度コントロール特性
を補正して目標吹出温度による制御を精度良く行うこと
ができる車両用空調装置のエアミックスドア制御装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明を図
1において説明すると、空調ダクト内に冷却用熱交換器
と加熱用熱交換器を有すると共に、前記加熱用熱交換器
の上流側に設けられ、該加熱用熱交換器を通過する空気
を制限するエアミックスドア13と、空調ダクトの最下
流に開口したデフ吹出口、ベント吹出口及びヒート吹出
口と、これら吹出口を適宜に開口するモードドアを有す
る車両用空調装置において、少なくとも車室内温度、外
気温度、日射量、及び車室内設定温度によって示される
車両内外の熱負荷を検出する熱負荷検出手段100と、
この熱負荷検出手段100によって検出された熱負荷か
ら目標吹出温度を演算する目標吹出温度演算手段110
と、この目標吹出温度演算手段110によって演算され
た目標吹出温度から、吹出モードを演算する吹出モード
演算手段130と、前記吹出口の一つから吹き出す実際
の吹出空気温度を検出する所定吹出口吹出温度検出手段
140と、前記各吹出口の吹出温度とエアミックスドア
の開度の特性を吹出モード毎に設定したマスターマップ
150と、前記所定吹出口吹出温度検出手段140によ
って検出された一つに吹出空気温度とその吹出温度に対
応するマスターマップ150から演算された吹出温度の
差によって、前記マスターマップ150を補正して吹出
モード毎の制御用マップ160を設定するマップ補正手
段170と、前記吹出モード演算手段130によって演
算された吹出モードに対応する制御用マップ160に基
づき各吹出口の制御用エアミックスドア開度に応じた実
吹出空気温度を演算する実吹出温度演算手段180と、
前記吹出モード演算手段130によって設定された吹出
モードが前記所定吹出口のみを使用する吹出モードの場
合には、前記目標吹出温度と前記所定吹出口温度検出手
段140によって検出された所定吹出口の実際の吹出空
気温度とが一致するように、また他の吹出モードの場合
には前記目標吹出温度と、前記実吹出温度演算手段18
0によって演算された実吹出温度とが一致するように前
記エアミックスドア13を制御するエアミックスドア制
御手段190と、このエアミックスドア制御手段190
からの信号に基づいて前記エアミックスドア13を駆動
するエアミックスドア駆動手段200とを具備すること
にある。
【0008】
【作用】したがって、この発明においては、実験より得
られたエアミックスドア開度に対する各吹出モード時に
おける各吹出口の吹出空気温度特性を設定したマスター
マップ150を、所定吹出口吹出温度検出手段140に
よって検出した所定吹出口吹出温度によって補正して制
御用マップ160を設定し、吹出モード演算手段130
によって演算された吹出モードに対応する制御用マップ
160に基づき、制御用エアミックスドア開度に対応す
る実吹出温度を実吹出温度演算手段180によって演算
し、前記吹出モード演算手段130によって演算された
吹出モードが前記所定吹出口のみを使用する吹出モード
である場合には、前記目標吹出温度と前記所定吹出口吹
出温度が一致するようにエアミックスドア13を制御
し、前記吹出モード演算手段130によって演算された
吹出モードが他の吹出モードである場合には、前記実吹
出温度演算手段180によって演算された実吹出温度と
目標吹出温度が一致するようにエアミックスドア13を
制御することにより、上記課題が達成できるものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0010】図2に示す車両用空調装置1は、空調ダク
ト2の最上流に内気導入口3及び外気導入口4を有し、
これら内気導入口3及び外気導入口4を適宜開口する内
外気切換ドア5を有している。この内外気切換ドア5の
下流には、送風機6が設けられ、この送風機6の下流に
は、冷却用熱交換器としてのエバポレータ7が設けられ
ている。このエバポレータ7は、電磁クラッチ18を介
して図示しないエンジンと連結して駆動するコンプレッ
サ8、放熱用熱交換器としてのコンデンサ9、膨張弁1
0と直列に配管結合されて冷房サイクルを構成するもの
である。このエバポレータ7の下流には、エンジン冷却
水が電磁弁12の開放によって供給されて加熱用熱交換
器となるヒータコア11が設けられ、このヒータコア1
1の上流側には該ヒータコア11を通過する空気を制限
するエアミックスドア13が設けられている。
【0011】空調ダクト2の最下流には、デフ吹出口1
4、ベント吹出口15、及びヒート吹出口16が開口し
ており、モードドア17a,17b,17cによって適
宜開口されるものである。
【0012】この車両用空調装置1において、内外気切
換ドア5によって開口された内気導入口3若しくは外気
導入口4から、送風機6の稼動によって吸入された内気
又は外気は、空調ダクト2の下流に送られ、エバポレー
タ7を通過することによって先ず冷却される。この冷却
された空気は、エアミックスドア13によってヒータコ
ア11を通過する空気と、バイパスする空気に分割さ
れ、ヒータコア11の下流において、ヒータコア11を
通過して加熱された空気と、ヒータコア11をバイパス
して冷却されたままの空気が混合されて所望の温度に温
調された空気を得ることができるものである。この温調
された空気は、モードドア17a,17b,17cによ
って適宜選択された吹出口14,15,16から車室内
に吹き出し、車室内を温調するものである。
【0013】この車両用空調装置1を制御するために、
マイクロコンピュータ19が設けられている。このマイ
クロコンピュータ19は、中央演算処理装置(CP
U)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メ
モリ(ROM)、入出力ポート(I/O)等からなるそ
れ自体公知のもので、ヒート吹出口16に設けられた温
度センサ22からの信号、車室内温度を検出する温度セ
ンサ23からの信号、外気温度を検出する温度センサ2
4からの信号、エバポレータ吹出温度を検出する温度セ
ンサ25からの信号、日射量を検出する日射センサ26
からの信号がマルチプレクサ(MPX)20及びA/D
変換器21を介して入力され、さらに下記する操作パネ
ル27からの信号が入力されるものである。尚、この実
施例においては、所定吹出口としてヒート吹出口16を
用い、以下これによって説明する。
【0014】操作パネル27には、空調制御を自動で行
うためのAUTOスイッチ28、冷房サイクルの稼動を
手動によりON/OFFさせるA/Cスイッチ29、吹
出モードを手動によりデフモードに設定するDEFスイ
ッチ30、吸入空気モードを手動により内気循環モード
(RECモード)に設定するRECスイッチ31、空調
制御を停止させるOFFスイッチ32、車室内温度を設
定するアップスイッチ33a及びダウンスイッチ33b
と設定温度を表示する表示部33cによって構成される
温度設定器33、吹出モードを手動により上吹出モード
又は下吹出モードに設定するモードスイッチ34aと現
状の吹出モードを表示する表示部34bとによって構成
されるモード設定器34、送風機6の風量を設定するF
ANスイッチ35aと現状の風量を表示する表示部35
bとによって構成される送風量設定器35が設けられ、
各表示部33c,34b,35bは表示回路36を介し
てマイクロコンピュータ19によって制御されるもので
ある。
【0015】前記マイクロコンピュータ19内において
は、データとして入力された前記信号は、所定のプログ
ラムにしたがって処理され、制御信号として各出力回路
37a〜37fを介して各空調制御機器の出力されるも
ので、具体的には、出力回路37aを介して内外気切換
ドア5を駆動するアクチュエータ38aが、出力回路3
7bを介して送風機6が、出力回路37cを介して電磁
クラッチ18が、出力回路37dを介してエアミックス
ドア13を駆動するアクチュエータ38bが、出力回路
38eを介して電磁弁12が、出力回路38fを介して
モードドア17a,17b,17cを駆動するアクチュ
エータ38cが、それぞれ制御されるものである。
【0016】以下、前記所定のプログラムの一例を図3
乃至図5のフローチャート図に示し、このフローチャー
ト図に従って説明する。
【0017】このプログラムは、図示しないメイン制御
ルーチンからタイマの割り込み又はジャンプ命令によっ
て定期的に実行されるもので、ステップ300から開始
されるものである。
【0018】ステップ310において、このプログラム
において必要とされるデータが読み込まれる。このデー
タは、例えば車室内温度Tr、外気温度Ta、エバポレ
ータ温度Te、日射量QSUN 、車室内設定温度TSET
及びヒート吹出温度TOHである。
【0019】ステップ320においては、ステップ32
0のボックス内に示された下記する数式1により目標吹
出温度Xmが演算される。
【0020】
【数1】 Xm=ATSET −BTr−CTa−DQSUN +E
【0021】尚、この数式1において、A,B,C,D
は実験により求められた最適な空調を行うための演算利
得であり、Eは補正項である。
【0022】ステップ330においては、IGON初回
(イグニッションスイッチ投入直後)のエアミックスド
ア開度目標値を決定するために、前記ステップ320に
おいて演算された目標吹出温度Xmからエアミックスド
ア開度Θをステップ330のボックス内に示された特性
線図により演算するものである。
【0023】さらに、ステップ340においては、前記
目標吹出温度Xmから、ステップ340のボックス内に
示された特性線図により吹出モードが演算されるもので
ある。このステップ340において設定される吹出モー
ドは、ベント吹出口15のみを開口するベント(VEN
T)モード、ベント吹出口15及びヒート吹出口16を
開口するバイレベル(BI−L)モード、ヒート吹出口
16のみを開口するヒート(HEAT)モード、及びヒ
ート吹出口16及びデフ吹出口14を開口するデフヒー
ト(DEF/H)モードであり、各々切り換えに際して
は、円滑な切り換えを達成するためのヒステリシスが設
けてある。尚、デフ吹出口14のみを使用するデフ(D
EF)モードは、操作パネル27のDEFスイッチ30
を投入することによって開始されるものである。
【0024】ステップ350においては、ステップ34
0において設定された吹出モードがヒート(HEAT)
モードであるか否かの判定を行う。この判定において、
ヒートモードである(Y)に場合には、ステップ360
に進んで実吹出温度Xrにヒート吹出温度検出値TOH
代入し、ステップ460に進んで目標吹出温度Xrとこ
の実吹出温度Xrが一致するようにエアミックスドア1
3の開度を制御するものである。尚、通常このエアミッ
クスドア13の制御はこの目標吹出温度Xmと実吹出温
度Xrの偏差に基づいてPID制御で行われるもので、
その方法については公知である。
【0025】前記ステップ350の判定において、ヒー
トモードでない(N)場合には、ステップ370に進ん
で各モードにおける吹出温度を、図6に示す制御用マッ
プに基づいて前記ステップ330で演算されたエアミッ
クスドア開度に対応する吹出温度メモリ値を演算するも
のである。具体的には、図6(a)におけるベントモー
ド時の制御用マップTOVm1からベント吹出温度メモリ値
V1を、図6(b)に示すデフモード時の制御用マップ
ODm1からデフ吹出温度メモリ値TD1を、図6(c)に
示すデフヒートモード時のヒート吹出温度制御用マップ
OHm2からヒート吹出温度メモリ値TH2及びデフ吹出温
度制御用マップTODm2からデフ吹出温度メモリ値T
D2を、図6(d)に示すバイレベルモード時のヒート吹
出温度制御用マップTOHm3からヒート吹出温度メモリ値
H3及びベント吹出温度制御用マップTOHm2からベント
吹出温度メモリ値TV2を演算するものである。尚、この
ステップ370において、例えば下記する数式2を満足
させるエバポレータ吹出温度Teの補正演算も行われ
る。
【0026】
【数2】TV1=TV1/82×(82−Te)−Te
【0027】尚、TV1は、前記ステップ330で演算さ
れた吹出温度メモリ値である。
【0028】この後、ステップ380において、前記ス
テップ340において設定された吹出温度、及び操作パ
ネル27のMODE設定器34若しくはDEFスイッチ
30によって設定された吹出モードが、バイレベル及び
デフヒートモード(併用モード)であるか否かに判定を
行う。この判定において、併用モードでない(N)場合
には、ステップ390に進んでベントモードか否かの判
定を行い、ベントモードである(Y)場合にはステップ
400において実吹出温度Xrに前記ステップ370で
演算したベントモード時のベント吹出温度メモリ値TV1
を設定し、前記ステップ390の判定においてベントモ
ードでない(N)場合にはステップ410に進んで実吹
出温度Xrに前記ステップ370で演算したデフモード
時のデフ吹出温度メモリ値TD1を設定するものである。
【0029】前記ステップ380において、併用モード
である(Y)と判定された場合には、ステップ420に
進んで併用モードがバイレベルモードであるか否かの判
定を行う。この判定においてバイレベルモードない
(N)場合は、デフヒートモードであるから、ステップ
430に進んでボックス内に示す数式3によりデフヒー
トモード時のヒート吹出温度メモリ値TH2とデフ吹出温
度メモリ値TD2から吹出温度平均値TOTを演算する。
【0030】
【数3】TOT=(mTD2+nTH2)/(m+n)
【0031】尚、m,nは、平均値TOTに対する各項の
重みを調整するための定数である。
【0032】また、ステップ420においてバイレベイ
ルモードである(Y)場合には、ステップ440に進ん
で、前記ステップ370において演算されたバイレベル
モード時のヒート吹出温度メモリ値TH3とベント吹出温
度メモリ値TV2から、ステップ440のボックス内に示
された数式3によって吹出温度平均値TOTが演算される
ものである。
【0033】
【数4】TOT=(pTV2+qTH3)/(p+q)
【0034】尚、p,qは、平均値TOTに対する各項の
重みを調整するために定数である。
【0035】これによって、ステップ450において、
前記吹出温度平均値TOTを実吹出温度Xrに設定し、ス
テップ460においてエアミックスドア制御を実行する
ものである。
【0036】ステップ470においては、前記ステップ
460におけるエアミックスドア制御が安定したか否か
を判定し、エアミックスドア13の制御が安定したと判
定された場合(Y)には、ステップ480において図7
(a)で示されるヒート吹出温度マスターマップTOHM1
から前記ステップ330において演算されたエアミック
スドア開度Θに対応して求められたヒート吹出温度メモ
リ値TH1と、実際に検出されたヒート吹出温度TOHとの
偏差ΔTOHを演算し、ステップ490においてこの偏差
ΔTOHが所定値α以上であるか否かに判定を行う。
【0037】この判定において、偏差ΔTOHが所定値α
以上である場合には、ステップ500に進んで図7
(b),(c),(d),(e)に示すベントモード用
マスターマップTOVM1、デフモード用マスターマップT
ODM1、デフヒートモード用マスターマップTOHM2及びT
ODM2、バイレベル用マスターマップTOHM3及びTOVM2
前記偏差ΔTOHの成分を加えて下記する数式1〜6に示
す補正し、図6(a),(b),(c),(d)に示す
制御用マップを演算するものである。尚、マスターマッ
プは、常にデータとしてマイクロコンピュータ19内に
残されるもので、これ自体は更新されないものである。
尚、この時にマスターマップとの比較値は、マスターマ
ップ取得時の基準エバポレータ温度に検出値を合わせる
演算を下記する数式5により行う。
【0038】
【数5】TOH=K(TOH+Te)/(82−Te)
【0039】尚、Kは演算定数である。
【0040】
【数6】TOVm1=TOVM1+a1 ・ΔTOH
【0041】
【数7】TOVm2=TOVM2+a2 ・ΔTOH
【0042】
【数8】TOHm3=TOHM2+b1 ・ΔTOH
【0043】
【数9】TODm1=TODM1+c1 ・ΔTOH
【0044】
【数10】TODm2=TODM2+c2 ・ΔTOH
【0045】
【数11】TOHm2=TOHM2+b2 ・ΔTOH
【0046】数式6はベントモード時、数式7及び8は
バイレベルモード時、数式9はデフモード時、数式10
及び11はデフヒートモード時の制御用マップを補正す
る数式である。尚、a1,2,1,2,1,2 は、各制
御用マップにおける偏差ΔTOHの重みを調整するための
演算定数である。
【0047】上記演算によって修正された各制御用マッ
プは、ステップ510において、例えばマイクロコンピ
ュータ19内に設けられた図示しないE2 PROMに記
憶され、補正される度に更新されるものである。
【0048】その後、前記ステップ520に進んで、そ
の他の制御(送風機制御、コンプレッサ制御、内外気切
換ドア制御等)を実行し、ステップ530からメイン制
御ルーチンに回帰するものである。
【0049】また、前記ステップ470でエアミックス
ドア制御が安定していない(N)と判定された場合に
は、ステップ480乃至510を補正部分を回避してス
テップ520に進み、さらにステップ490の判定にお
いて偏差ΔTOHが所定値α以下である場合には、補正の
必要がないとしてステップ500及びステップ510を
回避してステップ520に進むものである。
【0050】尚、この実施例においては、イグニッショ
ンスイッチ(IG)投入直後の所定時間、吹出モードを
バイレベルモードに固定して維持することによって、ヒ
ート吹出温度を検出するものである。
【0051】また、上述に実施例においては、吹出モー
ドの演算においては、ステップ340において目標吹出
温度Xmから演算する方法をとったが、図8のフローチ
ャートに示す方法において吹出モードを設定することに
より、さらにきめの細かい吹出モードの設定を行うこと
ができるものである。
【0052】この方法においては、前記ステップ330
におけるエアミックスドア開度Θ演算に後に、ステップ
600において、前記ステップ330において演算した
エアミックスドア開度Θと図6(a)で示す制御用マッ
プTOVm1(イグニッションスイッチ投入直後の場合は、
図7(b)に示すマスターマップTOVM1)からベント吹
出温度メモリ値TV1を演算する。
【0053】さらにステップ610において、このベン
ト吹出温度メモリ値TV1が所定値以上か否かに判定を行
う。この判定においては、値Gと値Hの間にヒステリシ
スが形成されており、TV1の値が下降する場合は値Gに
おいてhからgに判定が切り替わり、上昇する場合には
値Hにおいてgからhに判定が切り替わるものである。
この判定は、ベント吹出口からの吹出が必要とされるか
否かの判定を行うもので、必要とされる場合(g)はベ
ントモード若しくはバイレベルモードであり、必要とさ
れない場合(h)はヒートモード若しくはデフヒートモ
ードである。
【0054】前記ステップ610の判定において、gが
判定された場合には、ステップ620において、実際に
ヒート吹出温度TOHの判定を行う。この判定においても
上述同様の値Iと値Jの間にヒステリシスが形成されて
おり、TOHの値が下降する場合には値Iにおいてjから
iに切り替わり、上昇する場合には値Jにおいてiから
jに切り替わるものである。
【0055】この判定において、エアミックスドア開度
制御により、ヒート吹出温度TOHが必要とされない程度
に低い場合(i)には、ステップ640に進んでベント
モードを設定し、必要とされる程度に高い(j)場合に
はステップ630に進む。
【0056】ステップ630においては、さらにヒート
吹出温度TOHの判定を行う。この判定においても同様の
ヒステリシスが形成されており、TOHが下降する場合に
は値Kでlからkに切り替わり、上昇する場合にはkか
らlも切り替わるものである。この判定において、ヒー
ト吹出温度TOHが低い場合(k)には、ステップ650
に進んで吹出モードをバイレベルモードに設定し、高い
場合(l)にはステップ660に進んで、さらにTOH
判定を行うものである。
【0057】ステップ660の判定においても上述と同
様にヒステリシスが形成されており、TOHが下降する場
合には値Xにおいてyからxに切り替わり、上昇する場
合には値Yにおいてxからyに切り替わるものである。
この判定において、温度の低いxが判定された場合に
は、ステップ670に進んでヒートモードを設定し、温
度の高いyが判定された場合には、ステップ680に進
んでデフヒートモードを設定するものである。
【0058】以上のように、実際に吹き出される吹出空
気温度、この実施例においてはヒート吹出温度から制御
用マップを選択し補正するだけでなく、吹出モードの切
換も精度よく行うことができるようになるために、エア
ミックスドア開度制御の精度をさらに上昇させることが
できるものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所定吹出口の実際の吹出温度を検出してマスターマ
ップを補正して制御用マップを作成し、この制御用マッ
プに従ってエアミックスドア開度から他の吹出口の温度
を演算し、吹出モードに対応する制御用マップから実吹
出温度を演算し、この実吹出温度と目標吹出温度によっ
てエアミックスドア開度を制御するために、目標吹出温
度とエバポレータ吹出温度によって行われるエアミック
スドア制御に比してさらに精度の良いエアミックスドア
制御を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示した機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例に係る空調装置の構成を示し
た説明図である。
【図3】マイクロコンピュータで実行されるプログラム
のエアミックスドア開度及び吹出モードを設定する部分
を示したフローチャート図である。
【図4】マイクロコンピュータで実行されるプログラム
のエアミックスドアを制御する部分を示したフローチャ
ート図である。
【図5】マイクロコンピュータで実行されるマスターマ
ップを補正して制御用マップを設定する部分を示したフ
ローチャート図である。
【図6】(a)はベント(VENT)モード時のエアミ
ックスドア開度Θとベント吹出温度メモリ値の特性を示
した制御用マップであり、(b)はデフ(DEF)モー
ド時のエアミックスドア開度Θとデフ吹出温度メモリ値
の特性を示した制御用マップであり、(c)はデフヒー
ト(DEF/H)モード時のエアミックスドア開度Θと
ヒート吹出温度メモリ値及びデフ吹出温度メモリ値の特
性を示した制御用マップであり、(d)はバイレベル
(BI−L)モード時のエアミックスドア開度Θとヒー
ト吹出温度メモリ値及びベント吹出温度メモリ値の特性
を示した制御用マップである。
【図7】(a)はヒート(HEAT)モード時のエアミ
ックスドア開度Θとヒート吹出温度メモリ値の特性を示
したマスターマップであり、(b)はベント(VEN
T)モード時のエアミックスドア開度Θとベント吹出温
度メモリ値の特性を示したマスターマップであり、
(c)はデフ(DEF)モード時のエアミックスドア開
度Θとデフ吹出温度メモリ値の特性を示したマスターマ
ップであり、(d)はデフヒート(DEF/H)モード
時のエアミックスドア開度Θとヒート吹出温度メモリ値
及びデフ吹出温度メモリ値の特性を示したマスターマッ
プであり、(e)はバイレベル(BI−L)モード時の
エアミックスドア開度Θとヒート吹出温度メモリ値及び
ベント吹出温度メモリ値の特性を示したマスターマップ
である。
【図8】所定吹出口吹出温度によって吹出モードを設定
するフローチャート図である。
【符号の説明】
13 エアミックスドア 100 熱負荷検出手段 110 目標吹出温度演算手段 120 エアミックスドア開度演算手段 130 吹出モード演算手段 140 所定吹出口吹出温度検出手段 150 マスターマップ 160 制御用マップ 170 マップ補正手段 180 実吹出温度演算手段 190 エアミックスドア制御手段 200 エアミックスドア駆動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ダクト内に冷却用熱交換器と加熱用
    熱交換器を有すると共に、前記加熱用熱交換器の上流側
    に設けられ、該加熱用熱交換器を通過する空気を制限す
    るエアミックスドアと、空調ダクトの最下流に開口した
    デフ吹出口、ベント吹出口及びヒート吹出口と、これら
    吹出口を適宜に開口するモードドアを有する車両用空調
    装置において、 少なくとも車室内温度、外気温度、日射量、及び車室内
    設定温度によって示される車両内外の熱負荷を検出する
    熱負荷検出手段と、 この熱負荷検出手段によって検出された熱負荷から目標
    吹出温度を演算する目標吹出温度演算手段と、 この目標吹出温度演算手段によって演算された目標吹出
    温度から、吹出モードを演算する吹出モード演算手段
    と、 前記吹出口の一つから吹き出す実際の吹出空気温度を検
    出する所定吹出口吹出温度検出手段と、 前記各吹出口の吹出温度とエアミックスドアの開度の特
    性を吹出モード毎に設定したマスターマップと、 前記所定吹出口吹出温度検出手段によって検出された一
    つに吹出空気温度とその吹出温度に対応するマスターマ
    ップから演算された吹出温度の差によって、前記マスタ
    ーマップを補正して吹出モード毎の制御用マップを設定
    するマップ補正手段と、 前記吹出モード演算手段によって演算された吹出モード
    に対応する制御用マップに基づき各吹出口の制御エアミ
    ックスドア開度に応じた実吹出空気温度を演算する実吹
    出温度演算手段と、 前記吹出モード演算手段によって演算された吹出モード
    が前記所定吹出口のみを使用する吹出モードの場合に
    は、前記目標吹出温度と前記所定吹出口温度検出手段に
    よって検出された所定吹出口の実際の吹出空気温度とが
    一致するように、また他の吹出モードの場合には前記目
    標吹出温度と、前記実吹出温度演算手段によって演算さ
    れた実吹出温度とが一致するように前記エアミックスド
    アを制御するエアミックスドア制御手段と、 このエアミックスドア制御手段からの信号に基づいて前
    記エアミックスドアを駆動するエアミックスドア駆動手
    段とを具備することを特徴とする車両用空調装置のエア
    ミックスドア制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003010019A1 (fr) * 2001-07-24 2003-02-06 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Climatiseur pour vehicule

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