JPH0525465A - 人工雪種および人工雪製造方法 - Google Patents
人工雪種および人工雪製造方法Info
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- JPH0525465A JPH0525465A JP3922891A JP3922891A JPH0525465A JP H0525465 A JPH0525465 A JP H0525465A JP 3922891 A JP3922891 A JP 3922891A JP 3922891 A JP3922891 A JP 3922891A JP H0525465 A JPH0525465 A JP H0525465A
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- snow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の人工雪の持つ欠点を改良した優れた人
工雪であり、特に屋内スキー場のゲレンデに適した人工
雪を造ることができる人工雪種およびそれを用いた人工
雪の製造方法を提供すること。 【構成】 吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性で
あり、脱イオン水に対する吸水能が30〜500倍であ
り、吸水前後の細片の長さが特定のものである高吸水性
樹脂細片からなる人工雪種。吸水させた人工雪種をドラ
イアイスあるいは液化炭酸等で凍結させ、そのまま人工
雪とすることができる。
工雪であり、特に屋内スキー場のゲレンデに適した人工
雪を造ることができる人工雪種およびそれを用いた人工
雪の製造方法を提供すること。 【構成】 吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性で
あり、脱イオン水に対する吸水能が30〜500倍であ
り、吸水前後の細片の長さが特定のものである高吸水性
樹脂細片からなる人工雪種。吸水させた人工雪種をドラ
イアイスあるいは液化炭酸等で凍結させ、そのまま人工
雪とすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高吸水性樹脂細片からな
る人工雪種および人工雪製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、吸水した後も細片状を保ち互いに非粘
着性である高吸水性樹脂細片に吸水させずに、あるいは
吸水させて膨潤させた細片状の人工雪種であり、吸水さ
せていない場合は吸水させて、それを凍結すればそのま
ま細片状あるいは落雁状の人工雪とすることができる人
工雪の種およびそれを用いた人工雪製造方法に関するも
のであり、製造される人工雪は雪質をコントロールして
スキーに適するようにすることができる。さらに、光崩
壊性および/または生分解性を有したり、賦香および/
または着色されている人工雪種にも関するものである。
る人工雪種および人工雪製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、吸水した後も細片状を保ち互いに非粘
着性である高吸水性樹脂細片に吸水させずに、あるいは
吸水させて膨潤させた細片状の人工雪種であり、吸水さ
せていない場合は吸水させて、それを凍結すればそのま
ま細片状あるいは落雁状の人工雪とすることができる人
工雪の種およびそれを用いた人工雪製造方法に関するも
のであり、製造される人工雪は雪質をコントロールして
スキーに適するようにすることができる。さらに、光崩
壊性および/または生分解性を有したり、賦香および/
または着色されている人工雪種にも関するものである。
【0002】
(天然雪)近年、年々積雪が少なくなり、スキー場のオ
ープンに支障を来している。しかも地上に積もった天然
の雪は軟らかすぎてスキーの滑りが悪く、そのままでは
ゲレンデとして不向きなため、圧雪車で雪を何回も圧縮
しなければならない。また圧雪車による圧縮では競技に
は向かず、人が靴だけで踏む「つぼ足」や敷きつめた雪
に散水する方法などが採用されている。このようにして
メークしたゲレンデは、外気の温度により大きく影響さ
れ、時間の経過と共に雪質が変化していく。これは積雪
内部で昇華・凝縮が起こり、雪結晶の変化が進行するた
めであり、「しまり雪」から「ざらめ雪」へと進む。ざ
らめ雪はスキーヤーにとって非常に滑りにくい雪であ
り、そのため雪を砕く作業、すなわちグルーミングを頻
繁に行わなければならないが、それでも充分な効果があ
るとはいえない。
ープンに支障を来している。しかも地上に積もった天然
の雪は軟らかすぎてスキーの滑りが悪く、そのままでは
ゲレンデとして不向きなため、圧雪車で雪を何回も圧縮
しなければならない。また圧雪車による圧縮では競技に
は向かず、人が靴だけで踏む「つぼ足」や敷きつめた雪
に散水する方法などが採用されている。このようにして
メークしたゲレンデは、外気の温度により大きく影響さ
れ、時間の経過と共に雪質が変化していく。これは積雪
内部で昇華・凝縮が起こり、雪結晶の変化が進行するた
めであり、「しまり雪」から「ざらめ雪」へと進む。ざ
らめ雪はスキーヤーにとって非常に滑りにくい雪であ
り、そのため雪を砕く作業、すなわちグルーミングを頻
繁に行わなければならないが、それでも充分な効果があ
るとはいえない。
【0003】(人工雪)最近我が国のスキー場において
も、滑走シーズンを早めたり延ばしたりするため、人工
降雪装置の導入が盛んである。人工降雪装置には大別す
るとガンタイプとファンタイプの2種類がある。これら
の装置で雪を造る方法は、0℃以下の大気中で高圧の水
を圧搾空気の断熱膨張を利用して、あるいは冷たい空気
を利用して細かい氷を造る方法である。そのようにして
造られた人工雪は水分を10%以上含み、密度が0.3
〜0.4g/cm3 、強度が1Kg/cm2以下であり、圧雪しな
ければスキーに適さない。またこのような雪は天然雪に
比べ、雪質の変化が急速に進行し、数日経過すると、外
径が約1〜5mmのざらめ雪へ進む場合もある。ざらめ雪
は前述のごとくスキーにとって厄介な雪質であり、前述
と同様な対策が施される。また水を凍結させて氷塊と
し、物理的衝撃を与えて粉砕して氷粒や雪片とする人工
造雪機も導入されているが、これも厄介な雪質であるか
き氷状雪またはざらめ雪しか得られない欠点があり、前
述と同様な対策が施される。また、特公平2−3663
5号公報に開示されているような、水膨潤性材料(吸水
性樹脂)と水を混合し(吸水させ)、曝気後、凍結させ
て造る人工雪の場合、雪の密度や強度は、曝気条件や凍
結条件によってばらつきやすく、密度が0.4〜0.9
g/cm3 、強度が10〜数100kg/cm2となる。そのよう
な雪は雪と言うよりも、ごつごつした細かい氷またはア
イスバーンと同じ状態である。アイスバーンと同じ状態
のものは上記のように物理的衝撃を与えて粉砕して氷粒
や雪片としなければならず、ざらめ雪状のものしか得ら
れない。従って、水膨潤性材料のみで人工雪を造る場
合、スキーに適すようにするためには凍結した粒子同志
が必要以上に結合しないように、界面活性剤を加えた
り、粒子径や吸水比率を調整したり、グルーミングを頻
繁に実施したりしなければならない。そのような雪はス
キー場にとって非常に使いにくい雪といえる。
も、滑走シーズンを早めたり延ばしたりするため、人工
降雪装置の導入が盛んである。人工降雪装置には大別す
るとガンタイプとファンタイプの2種類がある。これら
の装置で雪を造る方法は、0℃以下の大気中で高圧の水
を圧搾空気の断熱膨張を利用して、あるいは冷たい空気
を利用して細かい氷を造る方法である。そのようにして
造られた人工雪は水分を10%以上含み、密度が0.3
〜0.4g/cm3 、強度が1Kg/cm2以下であり、圧雪しな
ければスキーに適さない。またこのような雪は天然雪に
比べ、雪質の変化が急速に進行し、数日経過すると、外
径が約1〜5mmのざらめ雪へ進む場合もある。ざらめ雪
は前述のごとくスキーにとって厄介な雪質であり、前述
と同様な対策が施される。また水を凍結させて氷塊と
し、物理的衝撃を与えて粉砕して氷粒や雪片とする人工
造雪機も導入されているが、これも厄介な雪質であるか
き氷状雪またはざらめ雪しか得られない欠点があり、前
述と同様な対策が施される。また、特公平2−3663
5号公報に開示されているような、水膨潤性材料(吸水
性樹脂)と水を混合し(吸水させ)、曝気後、凍結させ
て造る人工雪の場合、雪の密度や強度は、曝気条件や凍
結条件によってばらつきやすく、密度が0.4〜0.9
g/cm3 、強度が10〜数100kg/cm2となる。そのよう
な雪は雪と言うよりも、ごつごつした細かい氷またはア
イスバーンと同じ状態である。アイスバーンと同じ状態
のものは上記のように物理的衝撃を与えて粉砕して氷粒
や雪片としなければならず、ざらめ雪状のものしか得ら
れない。従って、水膨潤性材料のみで人工雪を造る場
合、スキーに適すようにするためには凍結した粒子同志
が必要以上に結合しないように、界面活性剤を加えた
り、粒子径や吸水比率を調整したり、グルーミングを頻
繁に実施したりしなければならない。そのような雪はス
キー場にとって非常に使いにくい雪といえる。
【0004】また、屋外スキー場は天候に左右されるの
で、四季を通じて利用することができる屋内スキー場の
人気が高まっている。屋内スキー場の人工ゲレンデも上
記の人工雪や、人工氷粒や雪片など、あるいは水膨潤性
材料(吸水性樹脂)と水から造られる人工雪等を人工の
スロープに配設して造られる。しかし、これらの方法に
よって造られた屋内スキー場でも上記と同じ問題があ
る。また、屋内スキー場の人工ゲレンデに前記水膨潤性
材料(吸水性樹脂)と水を混合(重量比、約1/80〜
1/100)した糊状のものを配設し、スケート場のよ
うに一旦は全面結氷させた後、その表面のみをグルーミ
ングして氷を削り取り人工雪とした人工ゲレンデもあ
る。この方法によって造られた屋内スキー場でも上記の
問題があるほか、人工雪の下にはアイスバーンのような
氷の層があるのでストックが立たない等の問題もある。
また、本発明者等によって開発された、高吸水性樹脂粒
状体を使用して吸水させるかあるいは吸水させずに、天
然の雪、または人工降雪装置により造った人工雪や人工
造雪機により造った氷雪に混合して凍結して造られた人
工雪を用いれば上記の問題は解決されるが、この方法で
造った人工雪は屋外向きであり、屋内スキー場で用いる
場合は、天然の雪や他の方法で造った人工雪や氷雪に混
合することなく、凍結するだけで簡単に優れた人工雪が
得られ、しかもゲレンデをスキーに適するように容易に
維持できるものが望まれている。
で、四季を通じて利用することができる屋内スキー場の
人気が高まっている。屋内スキー場の人工ゲレンデも上
記の人工雪や、人工氷粒や雪片など、あるいは水膨潤性
材料(吸水性樹脂)と水から造られる人工雪等を人工の
スロープに配設して造られる。しかし、これらの方法に
よって造られた屋内スキー場でも上記と同じ問題があ
る。また、屋内スキー場の人工ゲレンデに前記水膨潤性
材料(吸水性樹脂)と水を混合(重量比、約1/80〜
1/100)した糊状のものを配設し、スケート場のよ
うに一旦は全面結氷させた後、その表面のみをグルーミ
ングして氷を削り取り人工雪とした人工ゲレンデもあ
る。この方法によって造られた屋内スキー場でも上記の
問題があるほか、人工雪の下にはアイスバーンのような
氷の層があるのでストックが立たない等の問題もある。
また、本発明者等によって開発された、高吸水性樹脂粒
状体を使用して吸水させるかあるいは吸水させずに、天
然の雪、または人工降雪装置により造った人工雪や人工
造雪機により造った氷雪に混合して凍結して造られた人
工雪を用いれば上記の問題は解決されるが、この方法で
造った人工雪は屋外向きであり、屋内スキー場で用いる
場合は、天然の雪や他の方法で造った人工雪や氷雪に混
合することなく、凍結するだけで簡単に優れた人工雪が
得られ、しかもゲレンデをスキーに適するように容易に
維持できるものが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の天然雪や人工雪
などは下記のような問題点があり、特に屋内スキー場の
ゲレンデには適さない。 圧雪しなければならない。 スキーヤーのレベルや好みに応じた任意の密度や強度
の雪が得られない。 雪質の経時変化が大きく、ゲレンデのコンディション
を保つのが難しい。 ゲレンデの建設費や維持費が高い。 天然雪や人工雪等の各種の雪に配合しなければならな
い。 水膨潤性材料(吸水性樹脂)と水から凍結して造られ
る人工雪は、氷塊になるので、それを一旦粉砕しなけれ
ばならない。
などは下記のような問題点があり、特に屋内スキー場の
ゲレンデには適さない。 圧雪しなければならない。 スキーヤーのレベルや好みに応じた任意の密度や強度
の雪が得られない。 雪質の経時変化が大きく、ゲレンデのコンディション
を保つのが難しい。 ゲレンデの建設費や維持費が高い。 天然雪や人工雪等の各種の雪に配合しなければならな
い。 水膨潤性材料(吸水性樹脂)と水から凍結して造られ
る人工雪は、氷塊になるので、それを一旦粉砕しなけれ
ばならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は従来の問題
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明の第1の
目的は、吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
る高吸水性樹脂細片、あるいはそれに吸水させて膨潤さ
せた細片状の人工雪種を提供するものであり、吸水して
いないものは吸水させた後、凍結すればそのまま細片状
あるいは落雁状の人工雪とすることができ、その人工雪
は上記のような問題がなく屋内スキー場のゲレンデにも
適するものとなる。さらに、本発明の第2の目的は、光
崩壊性および/または生分解性を有したり、賦香および
/または着色されている人工雪種を提供するものであ
る。さらに、本発明の第3の目的は、吸水させて膨潤さ
せた細片状の人工雪種を凍結させて人工雪を製造する方
法を提供するものである。
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明の第1の
目的は、吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
る高吸水性樹脂細片、あるいはそれに吸水させて膨潤さ
せた細片状の人工雪種を提供するものであり、吸水して
いないものは吸水させた後、凍結すればそのまま細片状
あるいは落雁状の人工雪とすることができ、その人工雪
は上記のような問題がなく屋内スキー場のゲレンデにも
適するものとなる。さらに、本発明の第2の目的は、光
崩壊性および/または生分解性を有したり、賦香および
/または着色されている人工雪種を提供するものであ
る。さらに、本発明の第3の目的は、吸水させて膨潤さ
せた細片状の人工雪種を凍結させて人工雪を製造する方
法を提供するものである。
【0007】本発明の請求項1の発明は、下記の特性を
有する高吸水性樹脂細片からなる人工雪種である。吸
水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であり、脱イ
オン水に対する吸水能が30〜500倍、吸水前の細
片の長い方の長さが50〜5000μm、吸水後の細
片の長い方の長さが0.1〜10mm。本発明の請求項
2の発明は、あらかじめ5〜100倍吸水させてある請
求項1に記載の人工雪種である。本発明の請求項3の発
明は、あらかじめ吸水させていない請求項1に記載の人
工雪種である。本発明の請求項4の発明は、光崩壊性お
よび/または生分解性を有する請求項1に記載の人工雪
種である。本発明の請求項5の発明は、賦香および/ま
たは着色されている請求項1の記載の人工雪種である。
本発明の請求項6の発明は、高吸水性樹脂細片が、アク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩とを含むモノマーの水溶液に、0.1〜10重量%
の多価有機金属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾
燥することによって得られる架橋された高吸水性樹脂、
あるいはアクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩また
はアルカリ金属塩との共重合体に0.1〜10重量%の
多価有機金属イオン架橋剤を用いてポスト架橋すること
によって得られる架橋された高吸水性樹脂である請求項
1に記載の人工雪種である。
有する高吸水性樹脂細片からなる人工雪種である。吸
水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であり、脱イ
オン水に対する吸水能が30〜500倍、吸水前の細
片の長い方の長さが50〜5000μm、吸水後の細
片の長い方の長さが0.1〜10mm。本発明の請求項
2の発明は、あらかじめ5〜100倍吸水させてある請
求項1に記載の人工雪種である。本発明の請求項3の発
明は、あらかじめ吸水させていない請求項1に記載の人
工雪種である。本発明の請求項4の発明は、光崩壊性お
よび/または生分解性を有する請求項1に記載の人工雪
種である。本発明の請求項5の発明は、賦香および/ま
たは着色されている請求項1の記載の人工雪種である。
本発明の請求項6の発明は、高吸水性樹脂細片が、アク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩とを含むモノマーの水溶液に、0.1〜10重量%
の多価有機金属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾
燥することによって得られる架橋された高吸水性樹脂、
あるいはアクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩また
はアルカリ金属塩との共重合体に0.1〜10重量%の
多価有機金属イオン架橋剤を用いてポスト架橋すること
によって得られる架橋された高吸水性樹脂である請求項
1に記載の人工雪種である。
【0008】本発明の請求項7の発明は、次の(イ)お
よび(ロ)の工程を含む人工雪の製造方法である。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を液化炭酸と混合して
凍結させる工程。 本発明の請求項8の発明は、次の(イ)、(ロ)および
(ハ)の工程を含む人工雪の製造方法である。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を天然の雪、人工降雪
装置により造った人工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪と
混合する工程。 (ハ)該混合物を液化炭酸と混合して凍結させる工程。 本発明の請求項9の発明は、高吸水性樹脂細片が、アク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩とを含むモノマーの水溶液に、0.1〜10重量%
の多価有機金属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾
燥することによって得られる架橋された高吸水性樹脂、
あるいはアクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩また
はアルカリ金属塩との共重合体に0.1〜10重量%の
多価有機金属イオン架橋剤を用いてポスト架橋すること
によって得られる架橋された高吸水性樹脂であることを
特徴とする請求項7および8に記載の人工雪の製造方法
である。
よび(ロ)の工程を含む人工雪の製造方法である。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を液化炭酸と混合して
凍結させる工程。 本発明の請求項8の発明は、次の(イ)、(ロ)および
(ハ)の工程を含む人工雪の製造方法である。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を天然の雪、人工降雪
装置により造った人工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪と
混合する工程。 (ハ)該混合物を液化炭酸と混合して凍結させる工程。 本発明の請求項9の発明は、高吸水性樹脂細片が、アク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩とを含むモノマーの水溶液に、0.1〜10重量%
の多価有機金属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾
燥することによって得られる架橋された高吸水性樹脂、
あるいはアクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩また
はアルカリ金属塩との共重合体に0.1〜10重量%の
多価有機金属イオン架橋剤を用いてポスト架橋すること
によって得られる架橋された高吸水性樹脂であることを
特徴とする請求項7および8に記載の人工雪の製造方法
である。
【0009】本発明に用いられる高吸水性樹脂しては、
デンプン系、セルロース系あるいはアクリルアミド、ア
クリル酸、アクリル酸塩、メタアクリル酸塩、スチレ
ン、ビニルエーテル等のポリマー、コポリマー、ターポ
リマー等の合成樹脂系などがあげられるが、とりわけ細
片状を示す、アクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩
またはアルカリ金属塩とを含むモノマーの水溶液に、
0.1〜10重量%の多価有機金属イオン架橋剤を加え
て水溶液重合し、乾燥することによって得られる適度に
架橋された高吸水性樹脂、あるいはアクリル酸とアクリ
ル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金属塩との共重合
体に0.1〜10重量%の多価有機金属イオン架橋剤を
用いてポスト架橋することによって得られる適度に架橋
された高吸水性樹脂であることが好適である。
デンプン系、セルロース系あるいはアクリルアミド、ア
クリル酸、アクリル酸塩、メタアクリル酸塩、スチレ
ン、ビニルエーテル等のポリマー、コポリマー、ターポ
リマー等の合成樹脂系などがあげられるが、とりわけ細
片状を示す、アクリル酸とアクリル酸のアンモニウム塩
またはアルカリ金属塩とを含むモノマーの水溶液に、
0.1〜10重量%の多価有機金属イオン架橋剤を加え
て水溶液重合し、乾燥することによって得られる適度に
架橋された高吸水性樹脂、あるいはアクリル酸とアクリ
ル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金属塩との共重合
体に0.1〜10重量%の多価有機金属イオン架橋剤を
用いてポスト架橋することによって得られる適度に架橋
された高吸水性樹脂であることが好適である。
【0010】架橋剤としてはメチレンビスアクリルアミ
ド、ジグリシジルエーテルなどでもよいが、上記の多価
有機金属イオン架橋剤を用いるとゲル強度、べとつき
性、吸水能、保水力などが改善されるので好ましい。多
価有機金属イオン架橋剤としては酢酸アルミニウム正
塩:AL(CH3CO2)3 、塩基性塩:AL(OH)(CH3CO2)2 、AL2O
(CH3CO2)4 、AL(CH3CO2)3・2ALO(CH3CO2)などが挙げられ
る。アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウム、リチ
ウムなどのアルカリ金属であり特に限定されるものでは
ない。本発明に用いられる高吸水性樹脂が吸水した後も
細片状で流動性を保持し、互いに非粘着性とするために
は、これらの架橋剤を用いて架橋度を高めてやればよい
が、架橋し過ぎると吸水能が低下するので、適当な吸水
能になるよう架橋剤量を調節することが肝要である。
ド、ジグリシジルエーテルなどでもよいが、上記の多価
有機金属イオン架橋剤を用いるとゲル強度、べとつき
性、吸水能、保水力などが改善されるので好ましい。多
価有機金属イオン架橋剤としては酢酸アルミニウム正
塩:AL(CH3CO2)3 、塩基性塩:AL(OH)(CH3CO2)2 、AL2O
(CH3CO2)4 、AL(CH3CO2)3・2ALO(CH3CO2)などが挙げられ
る。アルカリ金属としてはカリウム、ナトリウム、リチ
ウムなどのアルカリ金属であり特に限定されるものでは
ない。本発明に用いられる高吸水性樹脂が吸水した後も
細片状で流動性を保持し、互いに非粘着性とするために
は、これらの架橋剤を用いて架橋度を高めてやればよい
が、架橋し過ぎると吸水能が低下するので、適当な吸水
能になるよう架橋剤量を調節することが肝要である。
【0011】本発明に用いられる高吸水性樹脂の形態は
細片状であり、吸水前の細片の長い方の長さが50〜5
000μm、吸水後の細片の長い方の長さが0.1〜1
0mm程度になるものが好ましい。細片の長い方の長さ
が吸水させる前で約50μm以下では細か過ぎて人工雪
が硬くなり過ぎ、5000μm以上では人工雪がざらめ
状になり好ましくない。細片状の高吸水性樹脂が好まし
い理由として、取り扱い易い、凍結して得られる人工雪
も細片状となり、スキーの滑りを悪くしない、天然の雪
などと混ぜ易いことなどが挙げられる。本発明に用いら
れる高吸水性樹脂が吸水した後も細片状で流動性を保持
するのは、吸水した細片間の付着水が少なく、粒子が互
いに滑り合い空隙が生じることで起こると思われる。高
吸水性樹脂の中には吸水した時、糊状になるものがある
が、糊状になると凍結したとき一つの大きな氷塊にな
り、細かく砕かない限りスキー用の人工雪としては使え
ないし、またこの人工雪は前記のようにスキーに適する
ように維持するのが困難であるので好ましくない。
細片状であり、吸水前の細片の長い方の長さが50〜5
000μm、吸水後の細片の長い方の長さが0.1〜1
0mm程度になるものが好ましい。細片の長い方の長さ
が吸水させる前で約50μm以下では細か過ぎて人工雪
が硬くなり過ぎ、5000μm以上では人工雪がざらめ
状になり好ましくない。細片状の高吸水性樹脂が好まし
い理由として、取り扱い易い、凍結して得られる人工雪
も細片状となり、スキーの滑りを悪くしない、天然の雪
などと混ぜ易いことなどが挙げられる。本発明に用いら
れる高吸水性樹脂が吸水した後も細片状で流動性を保持
するのは、吸水した細片間の付着水が少なく、粒子が互
いに滑り合い空隙が生じることで起こると思われる。高
吸水性樹脂の中には吸水した時、糊状になるものがある
が、糊状になると凍結したとき一つの大きな氷塊にな
り、細かく砕かない限りスキー用の人工雪としては使え
ないし、またこの人工雪は前記のようにスキーに適する
ように維持するのが困難であるので好ましくない。
【0012】本発明の吸水した人工雪種を凍結して得ら
れる人工雪は凍結方法、細片の寸法、吸水倍率、吸水能
などにより、細かく均一に分散している「さらさらした
もの」から、細片相互が軽く接着しているような例えば
お菓子の「落雁状のもの」ができる。本発明に用いられ
る高吸水性樹脂は脱イオン水に対する吸水能が30〜5
00倍、好ましくは50〜200倍がよい。30倍より
吸水能が小さい場合は得られる人工雪の吸水能力が低い
ため人工雪が溶けて発生する液体の水を吸収して、目的
条件の雪質に維持することが難しくなる。一方、500
倍より大きい場合は吸水した時のゲル強度が弱く、圧力
が加わると破壊され易くなり好ましくない。本発明の人
工雪種はあらかじめ吸水させていなくても、あらかじめ
吸水させてあってもよい。吸水させる場合の量は通常は
高吸水性樹脂の最大保水量以下であり、場合によっては
高吸水性樹脂の最大保水量以上であってもよい。最大保
水量以上の場合は、最大保水量の100〜120%程度
である。吸水倍率で約5〜100倍である。軟らかい人
工雪を得い場合は約5〜50倍とし、硬い人工雪を得い
場合は約30〜100倍とするのが好ましい。本発明の
人工雪は未だ吸水能力があり、外気温の上昇などにより
人工雪が溶けて発生した液体の水を吸収して目的条件の
雪質が変化しないように維持することができる。
れる人工雪は凍結方法、細片の寸法、吸水倍率、吸水能
などにより、細かく均一に分散している「さらさらした
もの」から、細片相互が軽く接着しているような例えば
お菓子の「落雁状のもの」ができる。本発明に用いられ
る高吸水性樹脂は脱イオン水に対する吸水能が30〜5
00倍、好ましくは50〜200倍がよい。30倍より
吸水能が小さい場合は得られる人工雪の吸水能力が低い
ため人工雪が溶けて発生する液体の水を吸収して、目的
条件の雪質に維持することが難しくなる。一方、500
倍より大きい場合は吸水した時のゲル強度が弱く、圧力
が加わると破壊され易くなり好ましくない。本発明の人
工雪種はあらかじめ吸水させていなくても、あらかじめ
吸水させてあってもよい。吸水させる場合の量は通常は
高吸水性樹脂の最大保水量以下であり、場合によっては
高吸水性樹脂の最大保水量以上であってもよい。最大保
水量以上の場合は、最大保水量の100〜120%程度
である。吸水倍率で約5〜100倍である。軟らかい人
工雪を得い場合は約5〜50倍とし、硬い人工雪を得い
場合は約30〜100倍とするのが好ましい。本発明の
人工雪は未だ吸水能力があり、外気温の上昇などにより
人工雪が溶けて発生した液体の水を吸収して目的条件の
雪質が変化しないように維持することができる。
【0013】例えば、硬くて重い雪質が得たい場合は、
吸水前の細片の長い方の長さが50〜1000μmと小
さく、吸水倍率/吸水能の比率を大きく(30〜80
%)する。反対に軟らかくて軽い雪を得たい場合は、吸
水前の細片の長い方の長さが500〜5000μmと大
きく、吸水倍率/吸水能の比率を小さく(10〜50
%)すればよい。本発明の人工雪の密度は約0.3〜
0.8(g/cm3 )、強度は約1〜20(Kg/cm
2 )である。一般のスキーヤーにとって滑り易い強度
は、初心者で約1Kg/cm2 であり、上達するにした
がって硬い雪へ移り、オリンピック級の選手になると約
10Kg/cm2 以上の硬い雪が必要とされる。本発明
の人工雪の密度や強度はこれらの範囲を含むものであ
り、必要に応じて任意の密度や強度の人工雪とすること
ができる。高吸水性樹脂に吸水させる方法はどんな方法
でもよく、例えば攪拌した水の中に細片を投入し、吸水
倍率にもよるが数分間放置するだけでよい。水温により
吸水速度は影響を受け、低温であると吸水速度は遅く、
高温になるほど早くなる傾向があるので、例えば水温が
10℃以下などの場合は適宜加熱して吸水させることが
望ましい。吸水した高吸水性樹脂はそのまま室温に放置
しても水分を放出せず長時間安定に保つことができるの
で、凍結して人工雪を造るまでに或る程度の期間があっ
ても(例えば、1時間以上)特に悪影響を受けることは
ない。高吸水性樹脂自体は吸水性であるので、保存する
場合は吸湿しないように例えば密閉容器に入れておくの
が望ましい。
吸水前の細片の長い方の長さが50〜1000μmと小
さく、吸水倍率/吸水能の比率を大きく(30〜80
%)する。反対に軟らかくて軽い雪を得たい場合は、吸
水前の細片の長い方の長さが500〜5000μmと大
きく、吸水倍率/吸水能の比率を小さく(10〜50
%)すればよい。本発明の人工雪の密度は約0.3〜
0.8(g/cm3 )、強度は約1〜20(Kg/cm
2 )である。一般のスキーヤーにとって滑り易い強度
は、初心者で約1Kg/cm2 であり、上達するにした
がって硬い雪へ移り、オリンピック級の選手になると約
10Kg/cm2 以上の硬い雪が必要とされる。本発明
の人工雪の密度や強度はこれらの範囲を含むものであ
り、必要に応じて任意の密度や強度の人工雪とすること
ができる。高吸水性樹脂に吸水させる方法はどんな方法
でもよく、例えば攪拌した水の中に細片を投入し、吸水
倍率にもよるが数分間放置するだけでよい。水温により
吸水速度は影響を受け、低温であると吸水速度は遅く、
高温になるほど早くなる傾向があるので、例えば水温が
10℃以下などの場合は適宜加熱して吸水させることが
望ましい。吸水した高吸水性樹脂はそのまま室温に放置
しても水分を放出せず長時間安定に保つことができるの
で、凍結して人工雪を造るまでに或る程度の期間があっ
ても(例えば、1時間以上)特に悪影響を受けることは
ない。高吸水性樹脂自体は吸水性であるので、保存する
場合は吸湿しないように例えば密閉容器に入れておくの
が望ましい。
【0014】本発明の人工雪種を凍結させる方法は特に
限定されるものではない。ドライアイス、液体窒素、液
体空気、液化炭酸等を用い、公知の方法で攪拌するなど
して凍結する方法、冷媒により冷却された金属製パイプ
やシート等の上に置いて冷却する方法、前記の人工降雪
機や人工造雪機等を用いる方法などいずれでもよい。凍
結方法により人工雪質が変わるので望ましい雪質が得ら
れる凍結方法を選択するのが好ましい。曝気することな
く本発明の人工雪を作ることができる理由は明らかでは
ないが、高吸水性樹脂細片からなる人工雪種の吸水、膨
潤、凍結によって上記のような密度、強度を有する硬い
人工雪や軟らかくて軽い人工雪を作ることができ、人為
的な曝気を行う必要はない。液体窒素、液体空気、液化
炭酸等を用いて凍結させる方法は、これらが液体である
ので、吸水させて膨潤した高吸水性樹脂細片と混合し易
く、これらの気化潜熱作用を利用して短時間に効率よく
人工雪種を凍結させることができるので好ましい方法で
ある。液体窒素、液体空気、液化炭酸等以外でも同効物
質であれば使用することができる。しかしこれらのなか
でも液化炭酸の使用は、冷凍効果、経済性、入手の容易
さ、取り扱い易さ等の点で好ましい。本発明の方法で人
工雪を作るために先ず、吸水した後も細片状を保ち互い
に非粘着性であり、脱イオン水に対する吸水能が約30
〜500倍、吸水前の細片の長い方の長さが50〜50
00μmである高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細
片の長い方の長さが0.1〜10mmとなるまで膨潤さ
せ、次いで、膨潤した高吸水性樹脂細片をそのまま用い
るか、あるいは天然の雪、人工降雪装置により造った人
工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪と混合して、それを液
化炭酸と混合して凍結させる。
限定されるものではない。ドライアイス、液体窒素、液
体空気、液化炭酸等を用い、公知の方法で攪拌するなど
して凍結する方法、冷媒により冷却された金属製パイプ
やシート等の上に置いて冷却する方法、前記の人工降雪
機や人工造雪機等を用いる方法などいずれでもよい。凍
結方法により人工雪質が変わるので望ましい雪質が得ら
れる凍結方法を選択するのが好ましい。曝気することな
く本発明の人工雪を作ることができる理由は明らかでは
ないが、高吸水性樹脂細片からなる人工雪種の吸水、膨
潤、凍結によって上記のような密度、強度を有する硬い
人工雪や軟らかくて軽い人工雪を作ることができ、人為
的な曝気を行う必要はない。液体窒素、液体空気、液化
炭酸等を用いて凍結させる方法は、これらが液体である
ので、吸水させて膨潤した高吸水性樹脂細片と混合し易
く、これらの気化潜熱作用を利用して短時間に効率よく
人工雪種を凍結させることができるので好ましい方法で
ある。液体窒素、液体空気、液化炭酸等以外でも同効物
質であれば使用することができる。しかしこれらのなか
でも液化炭酸の使用は、冷凍効果、経済性、入手の容易
さ、取り扱い易さ等の点で好ましい。本発明の方法で人
工雪を作るために先ず、吸水した後も細片状を保ち互い
に非粘着性であり、脱イオン水に対する吸水能が約30
〜500倍、吸水前の細片の長い方の長さが50〜50
00μmである高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細
片の長い方の長さが0.1〜10mmとなるまで膨潤さ
せ、次いで、膨潤した高吸水性樹脂細片をそのまま用い
るか、あるいは天然の雪、人工降雪装置により造った人
工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪と混合して、それを液
化炭酸と混合して凍結させる。
【0015】液化炭酸としては市販のものを用いること
ができる。液化炭酸の気化潜熱は30℃で15.1Kcal
/Kg 、10℃で48.1Kcal/Kg 、0℃で56.1Kcal
/Kgなどであり、冷却、凍結に有効に用いることができ
る。液化炭酸は炭酸ガスを約40気圧に圧縮し冷却して
製造されるものであり、炭酸ガスの発生源としては、天
然ガスやアンモニアプラントからのオフガス、石油精製
やエチレン分解からのオフガス、その他化学メーカーや
鉄鋼メーカーの余剰ガスや副生ガスなどがあり、いずれ
でも使用することができる。吸水して膨潤した高吸水性
樹脂細片などと液化炭酸とを混合して凍結させたり、得
られたさらさらした人工雪を人工スキー場のスロープな
どに配設する方法は手動でも、機械を用いて自動的に行
なう方法でもよい。前記の人工降雪機や人工造雪機等を
用いてもよいが、好ましくは液化炭酸と直接接触下に攪
拌混合しながら急速に凍結する方法を用いる。液化炭酸
の量や混合時間などは特に限定されない。凍結した人工
雪の温度は約0〜−30℃となるようにするのがよい
が、各種の条件によって異なるで、適宜選択するのがよ
い。
ができる。液化炭酸の気化潜熱は30℃で15.1Kcal
/Kg 、10℃で48.1Kcal/Kg 、0℃で56.1Kcal
/Kgなどであり、冷却、凍結に有効に用いることができ
る。液化炭酸は炭酸ガスを約40気圧に圧縮し冷却して
製造されるものであり、炭酸ガスの発生源としては、天
然ガスやアンモニアプラントからのオフガス、石油精製
やエチレン分解からのオフガス、その他化学メーカーや
鉄鋼メーカーの余剰ガスや副生ガスなどがあり、いずれ
でも使用することができる。吸水して膨潤した高吸水性
樹脂細片などと液化炭酸とを混合して凍結させたり、得
られたさらさらした人工雪を人工スキー場のスロープな
どに配設する方法は手動でも、機械を用いて自動的に行
なう方法でもよい。前記の人工降雪機や人工造雪機等を
用いてもよいが、好ましくは液化炭酸と直接接触下に攪
拌混合しながら急速に凍結する方法を用いる。液化炭酸
の量や混合時間などは特に限定されない。凍結した人工
雪の温度は約0〜−30℃となるようにするのがよい
が、各種の条件によって異なるで、適宜選択するのがよ
い。
【0016】吸水して膨潤した高吸水性樹脂細片を天然
の雪などと混合する方法も公知の方法を用いることがで
きる。両者の混合比率は重量比で99/1〜1/99、
好ましくは99/2〜20/80であり、使用目的によ
って適宜選択する。本発明の人工雪種から造られる人工
雪はそのままゲレンデに使用することができる。単独で
直接使用することにより人工スキー場を手軽に造ること
ができる上、維持も容易となる。しかし、天然雪、本発
明以外の方法で造られた人工雪や氷雪などと適宜配合し
て用いてもよい。配合割合は任意でよい。ゲレンデを造
るとき、例えば、「落雁状のもの」を下に敷き、その上
に「さらさらしたもの」を置いてそれぞれ適当な厚さで
構成すれば、前記のような問題のないスキーに適したゲ
レンデを造ることができ、ストックが立たないなどの問
題もなくなる。本発明の人工雪種は適当な方法により分
離回収し、乾燥するなどして再使用することができる。
本発明の人工雪種はそれ自体光崩壊性、生分解性を有す
るので、使用後、廃棄しても問題がないが、特に早期の
光崩壊や生分解を望む場合は、本発明の人工雪種に光崩
壊、生分解用の公知促進剤、触媒、添加剤等を配合、添
加、含浸、塗布などしてもよい。本発明の人工雪種自体
は人体に対して安全なものであるから、これらの添加剤
も安全性に配慮して選択するのが好ましい。
の雪などと混合する方法も公知の方法を用いることがで
きる。両者の混合比率は重量比で99/1〜1/99、
好ましくは99/2〜20/80であり、使用目的によ
って適宜選択する。本発明の人工雪種から造られる人工
雪はそのままゲレンデに使用することができる。単独で
直接使用することにより人工スキー場を手軽に造ること
ができる上、維持も容易となる。しかし、天然雪、本発
明以外の方法で造られた人工雪や氷雪などと適宜配合し
て用いてもよい。配合割合は任意でよい。ゲレンデを造
るとき、例えば、「落雁状のもの」を下に敷き、その上
に「さらさらしたもの」を置いてそれぞれ適当な厚さで
構成すれば、前記のような問題のないスキーに適したゲ
レンデを造ることができ、ストックが立たないなどの問
題もなくなる。本発明の人工雪種は適当な方法により分
離回収し、乾燥するなどして再使用することができる。
本発明の人工雪種はそれ自体光崩壊性、生分解性を有す
るので、使用後、廃棄しても問題がないが、特に早期の
光崩壊や生分解を望む場合は、本発明の人工雪種に光崩
壊、生分解用の公知促進剤、触媒、添加剤等を配合、添
加、含浸、塗布などしてもよい。本発明の人工雪種自体
は人体に対して安全なものであるから、これらの添加剤
も安全性に配慮して選択するのが好ましい。
【0017】本発明の人工雪種を顔料、染料などを用い
る公知の方法で着色してもよい。着色された人工雪種か
ら造られる人工雪は美しく着色するので、新しい商業的
価値を付加することができる。例えば、上級者用ゲレン
デ、初心者用ゲレンデ等を色で区別することなどにも使
用することができスキーをより楽しいものとする。本発
明の人工雪種に公知の香水、芳香剤、香料などを用いて
賦香するとまた新しい商業的価値を付加することができ
る。本発明の人工雪種に酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛍
光剤、核剤、増量剤、低摩擦係数を持つ物質、その他添
加剤などを本発明の主旨をを損なわない範囲で添加、配
合、塗布、含浸などしてもよい。
る公知の方法で着色してもよい。着色された人工雪種か
ら造られる人工雪は美しく着色するので、新しい商業的
価値を付加することができる。例えば、上級者用ゲレン
デ、初心者用ゲレンデ等を色で区別することなどにも使
用することができスキーをより楽しいものとする。本発
明の人工雪種に公知の香水、芳香剤、香料などを用いて
賦香するとまた新しい商業的価値を付加することができ
る。本発明の人工雪種に酸化防止剤、紫外線吸収剤、蛍
光剤、核剤、増量剤、低摩擦係数を持つ物質、その他添
加剤などを本発明の主旨をを損なわない範囲で添加、配
合、塗布、含浸などしてもよい。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例における吸水能、流動性、凍結後の
人工雪の密度および強度は次の操作により求められる。 (脱イオン水に対する吸水能)乾燥ポリマー0.5g を
1リットルの脱イオン水に分散し、24時間静置後、6
0メッシュの金網で濾過し得られた水膨潤体重量(W)
を測定し、この値を初めの乾燥ポリマー(W0 )で割っ
て得られた値である。 (吸水後の流動性)乾燥ポリマー1.0g に脱イオン水
50cc加えて吸水し切った後、動かしながら水膨潤体を
観察し、流動性を○、×、△で示した。安息角を測定し
た。 (凍結後の人工雪の密度)体積のわかった雪を取りだ
し、秤量し、重量を体積で割って求める。単位はg/cm
3 。雪が軟らかいときは、薄いステンレス製の内容積の
わかった箱を積雪に差し込めば、体積のわかった雪が取
れる。硬い雪の場合は、鋸で四角に雪を切りだし、寸法
を物差しで計って体積を計算する。
るが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例における吸水能、流動性、凍結後の
人工雪の密度および強度は次の操作により求められる。 (脱イオン水に対する吸水能)乾燥ポリマー0.5g を
1リットルの脱イオン水に分散し、24時間静置後、6
0メッシュの金網で濾過し得られた水膨潤体重量(W)
を測定し、この値を初めの乾燥ポリマー(W0 )で割っ
て得られた値である。 (吸水後の流動性)乾燥ポリマー1.0g に脱イオン水
50cc加えて吸水し切った後、動かしながら水膨潤体を
観察し、流動性を○、×、△で示した。安息角を測定し
た。 (凍結後の人工雪の密度)体積のわかった雪を取りだ
し、秤量し、重量を体積で割って求める。単位はg/cm
3 。雪が軟らかいときは、薄いステンレス製の内容積の
わかった箱を積雪に差し込めば、体積のわかった雪が取
れる。硬い雪の場合は、鋸で四角に雪を切りだし、寸法
を物差しで計って体積を計算する。
【0019】(凍結後の人工雪の強度)木下式硬度計
で、人工雪におもりを落下させ、落下強度を測定する。
単位はkg/cm2。円板の人工雪への沈みが7〜30mmに入
るようアダプターを交換し、換算表から強度を求める。
さらさらした雪などの場合は感触で表した。 (高吸水性樹脂細片の合成例)アクリル酸14.4gを
脱イオン水6.0gに溶解し、これに96%水酸化カリ
ウム8.18gを加え、アクリル酸の70%部分中和溶
液を調製した。これに塩基性酢酸アルミニウム(和光純
薬工業株式会社製、化学用)0.688gを加え、充分
かきまぜ均一なスラリー溶液とし、50℃に加温してか
ら、開始剤として2,2' −アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)塩酸塩0.04gを0.5gの脱イオン水に溶
解して加えた。この溶液をあらかじめ75℃に加温され
ているテフロン製箱型容器の中に移し、重合を開始させ
た。重合反応は約2分程度ですみやかに進行し、重合熱
により大半の水分が蒸発した。その後100℃に昇温し
2時間加熱して乾燥して多孔質白色固体粉末状ポリマー
を得た。粉末状ポリマー10gにノニオン系界面活性剤
0.5gとハイドロタルサイト1.0gを加えてさらに
100℃、2時間加熱処理し、粉砕して細片状吸水性ポ
リマーを得た。
で、人工雪におもりを落下させ、落下強度を測定する。
単位はkg/cm2。円板の人工雪への沈みが7〜30mmに入
るようアダプターを交換し、換算表から強度を求める。
さらさらした雪などの場合は感触で表した。 (高吸水性樹脂細片の合成例)アクリル酸14.4gを
脱イオン水6.0gに溶解し、これに96%水酸化カリ
ウム8.18gを加え、アクリル酸の70%部分中和溶
液を調製した。これに塩基性酢酸アルミニウム(和光純
薬工業株式会社製、化学用)0.688gを加え、充分
かきまぜ均一なスラリー溶液とし、50℃に加温してか
ら、開始剤として2,2' −アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)塩酸塩0.04gを0.5gの脱イオン水に溶
解して加えた。この溶液をあらかじめ75℃に加温され
ているテフロン製箱型容器の中に移し、重合を開始させ
た。重合反応は約2分程度ですみやかに進行し、重合熱
により大半の水分が蒸発した。その後100℃に昇温し
2時間加熱して乾燥して多孔質白色固体粉末状ポリマー
を得た。粉末状ポリマー10gにノニオン系界面活性剤
0.5gとハイドロタルサイト1.0gを加えてさらに
100℃、2時間加熱処理し、粉砕して細片状吸水性ポ
リマーを得た。
【0020】(実施例1)上記の細片状高吸水性樹脂
は、吸水前の細片の長い方の長さが20〜1000μm
であり優れた流動性を示す。脱イオン水に対する吸水能
は197倍、吸水速度7秒、常温の水中で攪拌しながら
吸水させて50倍吸水した膨潤体のかさ比重は0.65
であり、これも優れた流動性を示した。吸水後の細片の
長い方の長さは60〜3000μmである。吸水させた
細片状高吸水性樹脂を室温で1時間以上放置したが、放
水することなく安定に保持することができた。 (実施例2):人工雪の製造例1 厚さ1mmのアルミニウム板の下にドライアイスを置
き、−40℃以下に冷却した後、板上に50倍吸水させ
膨潤した上記の細片状高吸水性樹脂(温度約19℃)を
載せて(10cm×10cm)、−8.3℃の室温下に
約1〜2時間凍結させた。その結果、層厚28〜31m
m、密度0.41g/cm3 、強度約5Kg/cm2 の
落雁状人工雪を得た。得られた人工雪を−1℃に保存し
て、経時変化を調べたが、1か月後でも未だ製造直後の
状態を持続していた。
は、吸水前の細片の長い方の長さが20〜1000μm
であり優れた流動性を示す。脱イオン水に対する吸水能
は197倍、吸水速度7秒、常温の水中で攪拌しながら
吸水させて50倍吸水した膨潤体のかさ比重は0.65
であり、これも優れた流動性を示した。吸水後の細片の
長い方の長さは60〜3000μmである。吸水させた
細片状高吸水性樹脂を室温で1時間以上放置したが、放
水することなく安定に保持することができた。 (実施例2):人工雪の製造例1 厚さ1mmのアルミニウム板の下にドライアイスを置
き、−40℃以下に冷却した後、板上に50倍吸水させ
膨潤した上記の細片状高吸水性樹脂(温度約19℃)を
載せて(10cm×10cm)、−8.3℃の室温下に
約1〜2時間凍結させた。その結果、層厚28〜31m
m、密度0.41g/cm3 、強度約5Kg/cm2 の
落雁状人工雪を得た。得られた人工雪を−1℃に保存し
て、経時変化を調べたが、1か月後でも未だ製造直後の
状態を持続していた。
【0021】(実施例3):人工雪の製造例2
50倍吸水させ膨潤した上記の細片状高吸水性樹脂10
0重量部と細片状のドライアイス60重量部以上とを、
−8.3℃の室温下に家庭用ハンドミキサー(日立ハン
ドミキサーHF−330)を用い155分間混合して凍
結させ、人工雪を造った。その結果、密度0.33g/
cm3 のさらさらした人工雪を得た。得られた人工雪を
−1℃に保存して、経時変化を調べたが、1か月後でも
未だ製造直後の状態を持続していた。 (実施例4) (着色した人工雪)上記の細片状高吸水性樹脂に50倍
の水を吸水させて水膨潤体を造りピンク色の染料を含浸
して着色したものを、実施例3と同様にして凍結してさ
らさらした人工雪を造った。ピンク色に着色した美しい
雪ができた。 (実施例5) (着色および賦香した人工雪)上記の細片状高吸水性樹
脂に50倍の水を吸水させて水膨潤体を造りピンク色の
染料およびバラの香りのする香料を含浸して着色および
賦香したものを、実施例3と同様にして凍結してさらさ
らした人工雪を造った。ピンク色に着色し、かつバラの
香りのする美しい雪ができた。
0重量部と細片状のドライアイス60重量部以上とを、
−8.3℃の室温下に家庭用ハンドミキサー(日立ハン
ドミキサーHF−330)を用い155分間混合して凍
結させ、人工雪を造った。その結果、密度0.33g/
cm3 のさらさらした人工雪を得た。得られた人工雪を
−1℃に保存して、経時変化を調べたが、1か月後でも
未だ製造直後の状態を持続していた。 (実施例4) (着色した人工雪)上記の細片状高吸水性樹脂に50倍
の水を吸水させて水膨潤体を造りピンク色の染料を含浸
して着色したものを、実施例3と同様にして凍結してさ
らさらした人工雪を造った。ピンク色に着色した美しい
雪ができた。 (実施例5) (着色および賦香した人工雪)上記の細片状高吸水性樹
脂に50倍の水を吸水させて水膨潤体を造りピンク色の
染料およびバラの香りのする香料を含浸して着色および
賦香したものを、実施例3と同様にして凍結してさらさ
らした人工雪を造った。ピンク色に着色し、かつバラの
香りのする美しい雪ができた。
【0022】(実施例6):人工雪の製造例3
50倍吸水させ膨潤した上記の細片状高吸水性樹脂細片
100重量部と液化炭酸100重量部とを、−8.3℃
の室温下にミキサー付容器(日立ハンドミキサーHF−
330)を用いて約1分間混合して凍結させ、人工雪を
造った。密度0.33g /cm3、温度−9.7℃のさらさ
らした人工雪であった。50倍吸水させ膨潤した高吸水
性樹脂細片と氷雪の混合物(重量比25/75)100
重量部と液化炭酸200重量部とを、同様の方法で約1
分間混合して凍結させ、人工雪を造った。密度 0.3
1g /cm3、温度−10℃のさらさらした人工雪であっ
た。得られた人工雪をそれぞれ−1℃に保存して、経時
変化を調べたが、1か月後でも未だ製造直後の状態を持
続していた。
100重量部と液化炭酸100重量部とを、−8.3℃
の室温下にミキサー付容器(日立ハンドミキサーHF−
330)を用いて約1分間混合して凍結させ、人工雪を
造った。密度0.33g /cm3、温度−9.7℃のさらさ
らした人工雪であった。50倍吸水させ膨潤した高吸水
性樹脂細片と氷雪の混合物(重量比25/75)100
重量部と液化炭酸200重量部とを、同様の方法で約1
分間混合して凍結させ、人工雪を造った。密度 0.3
1g /cm3、温度−10℃のさらさらした人工雪であっ
た。得られた人工雪をそれぞれ−1℃に保存して、経時
変化を調べたが、1か月後でも未だ製造直後の状態を持
続していた。
【0023】
【発明の効果】本発明は、従来の天然雪や人工雪などの
持つ欠点を改良した優れた人工雪、特に屋内スキー場の
ゲレンデに適した人工雪を造ることができる高吸水性樹
脂細片からなる人工雪種およびそれを用いた人工雪の製
造方法を提供するものである。吸水させた人工雪種をド
ライアイスあるいは液化炭酸等で凍結させ、そのまま人
工雪とすることができ、この人工雪は圧雪しなくてもよ
く、雪質の経時変化が少ないのでゲレンデのコンディシ
ョンを保ち易くすることができ、しかも安価で取り扱い
易い。本発明の人工雪種は回収再使用可能である。さら
に本発明は、光崩壊性および/または生分解性を有し、
使用後の公害問題のない人工雪種や、着色および/また
は賦香されている人工雪種を提供する。
持つ欠点を改良した優れた人工雪、特に屋内スキー場の
ゲレンデに適した人工雪を造ることができる高吸水性樹
脂細片からなる人工雪種およびそれを用いた人工雪の製
造方法を提供するものである。吸水させた人工雪種をド
ライアイスあるいは液化炭酸等で凍結させ、そのまま人
工雪とすることができ、この人工雪は圧雪しなくてもよ
く、雪質の経時変化が少ないのでゲレンデのコンディシ
ョンを保ち易くすることができ、しかも安価で取り扱い
易い。本発明の人工雪種は回収再使用可能である。さら
に本発明は、光崩壊性および/または生分解性を有し、
使用後の公害問題のない人工雪種や、着色および/また
は賦香されている人工雪種を提供する。
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フロントページの続き
(71)出願人 000221627
東燃化学株式会社
東京都中央区築地4丁目1番1号
(71)出願人 391014088
大塚 政尚
群馬県邑楽郡大泉町城之内2−15−17
(71)出願人 000001889
三洋電機株式会社
大阪府守口市京阪本通2丁目18番地
(72)発明者 三浦雄一郎
東京都渋谷区神宮前1−10−34
(72)発明者 平野和夫
東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 東
燃株式会社内
(72)発明者 上林泰二
奈良県大和高田市蔵之宮町6番4号
(72)発明者 名手孝之
東京都中央区築地4丁目1番1号 東燃化
学株式会社内
(72)発明者 大塚政尚
群馬県邑楽郡大泉町城之内2−15−17
(72)発明者 永井俊剛
大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋
電機株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 下記の特性を有する高吸水性樹脂細片か
らなる人工雪種。 吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であり、 脱イオン水に対する吸水能が30〜500倍、 吸水前の細片の長い方の長さが50〜5000μm、 吸水後の細片の長い方の長さが0.1〜10mm。 - 【請求項2】 あらかじめ5〜100倍吸水させてある
請求項1に記載の人工雪種。 - 【請求項3】 あらかじめ吸水させていない請求項1に
記載の人工雪種。 - 【請求項4】 光崩壊性および/または生分解性を有す
る請求項1に記載の人工雪種。 - 【請求項5】 賦香および/または着色されている請求
項1に記載の人工雪種。 - 【請求項6】 高吸水性樹脂細片が、アクリル酸とアク
リル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金属塩とを含む
モノマーの水溶液に、0.1〜10重量%の多価有機金
属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾燥することに
よって得られる架橋された高吸水性樹脂、あるいはアク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩との共重合体に0.1〜10重量%の多価有機金属
イオン架橋剤を用いてポスト架橋することによって得ら
れる架橋された高吸水性樹脂である請求項1に記載の人
工雪種。 - 【請求項7】 次の(イ)および(ロ)の工程を含む人
工雪の製造方法。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を液化炭酸と混合して
凍結させる工程。 - 【請求項8】 次の(イ)、(ロ)および(ハ)の工程
を含む人工雪の製造方法。 (イ)吸水した後も細片状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の細片の長い方の長さが50〜5000μmである
高吸水性樹脂細片に吸水させて、その細片の長い方の長
さが0.1〜10mmとなるまで膨潤させる工程。 (ロ)膨潤した高吸水性樹脂細片を天然の雪、人工降雪
装置により造った人工雪あるいは氷塊を粉砕した氷雪と
混合する工程。 (ハ)該混合物を液化炭酸と混合して凍結させる工程。 - 【請求項9】 高吸水性樹脂細片が、アクリル酸とアク
リル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金属塩とを含む
モノマーの水溶液に、0.1〜10重量%の多価有機金
属イオン架橋剤を加えて水溶液重合し、乾燥することに
よって得られる架橋された高吸水性樹脂、あるいはアク
リル酸とアクリル酸のアンモニウム塩またはアルカリ金
属塩との共重合体に0.1〜10重量%の多価有機金属
イオン架橋剤を用いてポスト架橋することによって得ら
れる架橋された高吸水性樹脂であることを特徴とする請
求項7および8に記載の人工雪の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3039228A JP2984069B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 人工雪種および人工雪製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3039228A JP2984069B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 人工雪種および人工雪製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525465A true JPH0525465A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2984069B2 JP2984069B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=12547273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3039228A Expired - Fee Related JP2984069B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 人工雪種および人工雪製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2984069B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098608A (en) * | 1989-09-29 | 1992-03-24 | Shiseido Company Ltd. | Transparent solid detergent compositions containing n-acyl acidic amino acid salts |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3039228A patent/JP2984069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5098608A (en) * | 1989-09-29 | 1992-03-24 | Shiseido Company Ltd. | Transparent solid detergent compositions containing n-acyl acidic amino acid salts |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2984069B2 (ja) | 1999-11-29 |
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