JPH05255157A - 1,2−プロピレングリコールの製造法 - Google Patents

1,2−プロピレングリコールの製造法

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JPH05255157A
JPH05255157A JP4314873A JP31487392A JPH05255157A JP H05255157 A JPH05255157 A JP H05255157A JP 4314873 A JP4314873 A JP 4314873A JP 31487392 A JP31487392 A JP 31487392A JP H05255157 A JPH05255157 A JP H05255157A
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JP
Japan
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propylene glycol
catalyst
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dihydroxyacetone
hydrogenolysis
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JP4314873A
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Eugen Gehrer
ゲーラー オイゲン
Wolfgang Harder
ハルダー ヴォルフガング
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BASF SE
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    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/60—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by elimination of -OH groups, e.g. by dehydration

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロピレン以外の基剤を使用して工業的規模
で1,2−プロピレングリコールを経済的に製造するこ
とができる方法を提供する。 【構成】 ジヒドロキシアセトンを1工程で触媒を使用
して水添分解により1,2−プロピレングリコールに変
換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,2−プロピレング
リコールの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジヒドロキシアセトンの接触水素添加
は、20℃〜200℃の範囲内の温度で実施した場合に
は、グリセロールの形成を導く(欧州特許出願公開第4
05956号明細書;欧州特許出願公開第306215
号明細書;米国特許第3935284号明細書;米国特
許第4024193号明細書;Sb. Tr. Vses. Zaochn.
Politekh. Inst.100,7(1976)−C.A.90,5
845x、参照)。これらの刊行物には、1,2−プロ
ピレングリコールの形成については何も述べられていな
い。
【0003】また、1,2−プロピレングリコールの接
触水添分解も開示された(ドイツ連邦共和国特許第52
4101号明細書;ドイツ連邦共和国特許第54136
2号明細書;Z. Phys. Chem., Section A159,33
7(1932);J. Am. Chem. Soc.,54,4678
(1932)、参照)。この方法は、一定の段階で苛酷
な反応条件の使用、殊に高い反応温度の使用を要求し、
このことにより、グリセロールの分解生成物の過剰の形
成を惹起し、また収量の損失をまねく。幾つかの前記分
解生成物、特にエチレングリコールは、形成された1,
2−プロピレングリコールから蒸留法によって分離する
ことは困難である。前記の全ての方法で得られた収量
は、僅かであるかまたは最高で中位であるにすぎず、し
たがってこれらの方法は、工業的規模で使用するのには
不適当である。
【0004】従って、1,2−プロピレングリコール、
例えば凍結防止剤およびブレーキ液に使用されかつポリ
ウレタン製造のジオール成分としておよびポリ(プロピ
レングリコール)製造の出発点として使用される重要な
化学薬品は、これまで実質的に1,2−プロピレンオキ
シドへの水の添加によってのみ製造された(K. Weisser
mel, H.−J. Arpe:Industrielle Organische Chemie,
第2版,第250〜260頁,Verlag Chemie, Weinhei
m1978、参照)。1,2−プロピレングリコールの
製造を導く他の方法、例えばプロペンから1,2−ジア
セトキシプロパンを経て鹸化することによる製造法(米
国特許第3715388号明細書、参照)は、上記欠点
および問題のために、グリセロールの水添分解による
1,2−プロピレングリコールの製造の場合には、工業
的規模で実施することもできないし、経済的に実施不可
能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出発物質の酸化プロピ
レンは、プロペンの直接酸化により未だ工業的に得るこ
とができずかつそのクロロヒドリン法による製造は、廃
棄物および副生成物の問題を含んでいるか、または出発
物質の酸化プロピレンの任意の公知技術の共酸化法によ
る製造は、工学的視点から望ましくない他の生成物、例
えば酢酸、メチル−第三ブチルエーテル、スチレンまた
はシクロヘキサノールの共生成をまねくので(K. Weiss
ermel, H.−J. Arpe: Industrielle Organische Chemi
e,第2版,第251〜258頁,Verlag Chemie, Wein
heim1978、参照)、出発点として酸化プロピレン以
外の基剤を使用して工業的規模で1,2−プロピレング
リコールを経済的に製造することができる方法を提供す
ることは、本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、ジヒドロキシア
セトンを1工程で触媒を使用して水添分解により1,2
−プロピレングリコールに変換することよりなる、1,
2−プロピレングリコールの製造法が見い出された。
【0007】ジヒドロキシアセトンの1工程での接触水
添分解は、恐らくこれまで知られていなかった、次の反
応式(1)に示した反応順序により進行する:
【0008】
【化1】
【0009】本発明で使用される反応条件下で、水はジ
ヒドロキシアセトンと平衡である互変異誘導体グリセル
アルデヒドIIから除去され、このことにより、メチル
グリオキサールIIIの形成が惹起されるものと推測さ
れ、このメチルグリオキサールIIIは、明らかに即座
に望ましい1,2−プロピレングリコールIVに水素添
加される。使用した反応条件下で要求された中間体II
およびIIIを使用した反応条件下で明らかな不安定性
のために反応混合物中で検出することは未だ不可能であ
ったけれども、なお指摘された方法は、比較実験の結果
から納得できるものと思われる。従って、1つの方法
は、中間体として形成されたグリセロールの水添分解に
より本発明の方法で1,2−プロピレングリコールを形
成させることができる可能性から実質的に逸脱しうる。
同一の反応条件下では、著しく僅かな収量および選択性
で1,2−プロピレングリコールへのグリセロールの非
定量的で緩徐な変換のみが存在する。従って、“1工程
でのジヒドロキシアセトンの水添分解”の記載は、直接
的な方法で1,2−プロピレングリコールへのジヒドロ
キシアセトンの水添分解を可能にするような条件下でジ
ヒドロキシアセトンを1,2−プロピレングリコールに
水添分解により変換することを意味し、即ち単離可能な
中間体グリセロールの水添分解を包含する1つの工程に
より変換を進行させる必要はない。
【0010】本発明による方法は、一般に200℃を上
廻る温度、有利に210℃〜250℃の範囲内の温度
で、一般に1〜600バール、有利に50〜200バー
ルの水素圧下、さらに一層有利に80〜150バールの
水素圧下で実施される。高い温度、特に200℃を上廻
る温度の使用は、本発明の方法の成功にとって重要なこ
とである。それというのも、ジヒドロキシアセトンは、
主として低い温度で水素添加されてグリセロールに変わ
り、このグリセロール化合物の1,2−プロピレングリ
コールへの水添分解は、1,2−プロピレングリコール
へのジヒドロキシアセトンの1工程の水添分解の場合よ
りも低い収量および選択性で行なわれるからである。2
50℃を上廻る温度で、エチレングリコール、プロパノ
ール、メタン等のような分解生成物の形成は増大され、
この理由のために、この高い温度で1,2−プロピレン
グリコールがなお著量で形成されるけれども、このよう
な高い温度の使用は殆んど好ましくない。
【0011】本発明の方法は、不均一系触媒を使用して
有利に実施される。不均一系触媒は、有利に固定床中に
位置し、この固定床を通して反応混合物は、カラムの底
面から上向きに通過されるかまたは有利に細流の形で下
向きに通過される。本発明の方法は、有利に連続的に実
施され、この場合反応混合物と触媒との間の接触時間
は、有利に0.5〜3時間、有利に0.75〜1.5時
間である。
【0012】ジヒドロキシアセトンの水添分解は、一般
に溶液中で実施され、有利には、極性溶剤、例えば水ま
たはアルコール、有利にC1〜C20アルコール、例えば
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、2−エチルヘキサノール、オクタノ
ール、ノナノール、デカノール、ヘキサデカノールおよ
びオクタデカノール、ならびに多価アルコール、例えば
グリセロールが記載される。特に好ましい溶剤は、1,
2−プロピレングリコールであり、この場合この溶剤
は、蒸留による反応生成物の精製を著しく簡易化する。
【0013】ジヒドロキシアセトンの水添分解は、全て
の型の水素添加触媒、特に周期律表の第VI副族、第V
II副族、第VIII副族および/または第I副族から
選択された少なくとも1つの元素を含有するものを使用
して行なうことができる。触媒は、固体触媒であること
ができるかまたは支持された触媒の形であることがで
き、この場合支持材料は、例えば活性化された木炭、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、二酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、二酸化ジルコニウム、二酸化チタン、シリカ、
沈降無定型珪酸および/または珪酸塩、例えばステアタ
イトであることいができる。特に適当な触媒は、クロ
ム、モリブデン、タングステン、マンガン、レニウム、
ルテニウム、コバルト、ロジウム、ニッケル、鉄、パラ
ジウム、白金、銅および銀からなる群から選択された1
つまたはそれ以上の元素を含有するものである。
【0014】本発明の方法は、広い表面積を有する活性
化された微粒状の形の金属、例えばラニーニッケル、ラ
ニーコバルト、パラジウムスポンジまたは白金スポンジ
を含有する水素添加触媒の使用を包含することができ
る。また、本発明で使用された触媒は、支持材料上に沈
積された接触活性金属を含有することができる。このよ
うな触媒の例は、活性化された木炭上のパラジウム、活
性化された木炭上の白金、活性化された木炭上のルテニ
ウム、活性化された木炭上のロジウム、硫酸バリウム上
のパラジウム、炭酸バリウム上のパラジウム、炭酸カル
シウム上のパラジウム、硫酸バリウム上の白金、炭酸バ
リウム上の白金、酸化アルミニウム上の白金、炭酸カル
シウム上の白金、炭酸カルシウム上のルテニウム、炭酸
バリウム上のルテニウム、硫酸バリウム上のルテニウ
ム、活性化された木炭上のルテニウム等の市販の水素添
加触媒である。
【0015】本発明の方法は、必要に応じて、例えば所
謂沈降触媒を使用することにより実施することができ
る。このような触媒は、接触活性成分をその塩の溶液、
殊に硝酸塩および/または酢酸塩の溶液から沈殿させる
ことによって得ることができ、この場合このことは、例
えばこのような溶液にアルカリ金属水酸化物および/ま
たはアルカリ金属炭酸塩の溶液および/またはアルカリ
土類金属水酸化物および/またはアルカリ土類金属炭酸
塩の溶液を添加することによって行なわれ、したがって
沈殿された金属は、難溶性水酸化物、酸化物、水和物、
塩基性塩または炭酸塩の形であり、その後に生じる沈殿
物は、乾燥され、次いで一般に300℃〜700℃、有
利に400℃〜600℃の温度で焼成され、相応する酸
化物、複酸化物および/または混合された原子価の酸化
物を形成し、次にこれらは、水素流中で、通常200℃
〜700℃、有利に200℃〜400℃で処理され、相
応する金属および/または酸化程度の低い酸化性化合物
に還元され、したがって望ましい接触活性形に変換され
る。支持材料を含有する沈殿触媒を製造することが望ま
しい場合には、接触活性成分は、望ましい固体支持材料
の存在下で沈殿させることができ、この場合この固体支
持材料は、塩溶液に添加することができるかまたは先に
塩溶液中で沈殿させることができる。また、接触活性成
分および支持材料は、有利に塩溶液から同時に沈殿させ
ることができる。
【0016】本発明の方法で使用することができる触媒
の例は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第393233
2号明細書、米国特許第3449445号明細書、欧州
特許出願公開第44444号明細書、欧州特許出願公開
第147219号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公
開第3904083号明細書、ドイツ連邦共和国特許出
願公開第2321101号明細書、欧州特許出願公開第
415202号明細書、ドイツ連邦共和国特許出願公開
第2366234号明細書および欧州特許出願公開第1
00406号明細書に記載されたものである。特に好ま
しい触媒は、例えば欧州特許出願公開第100406号
明細書およびドイツ連邦共和国特許出願公開第2366
264号明細書に記載されたものである。
【0017】反応の終結時に、1,2−プロピレングリ
コールを含有する溶出液は、常法で大気圧または減圧下
で蒸留することによって後処理することができる。
【0018】本発明の方法で使用される出発物質、ジヒ
ドロキシアセトンは、種々の方法、例えば発酵、グリセ
ロールの微生物による酸化(C. Rainbow, A H. Rose: B
iochemistry of Industrial Micro-organisms,第612
〜613頁,Academic Press,London 1963、参照)
または有利に化学的方法、ホルムアルデヒドのチアゾリ
ウムイリド接触自動縮合(欧州特許出願公開第4106
13号明細書)によって得ることができる。本発明の方
法に使用すべきジヒドロキシアセトンは、ホルムアルデ
ヒドの自動縮合をチアゾリウムイリド触媒を用いて酸性
または塩基性化合物の不在下に非プロトン性極性溶剤中
で実施するような方法によって著しく有利に製造され
る。この種の適当な溶剤の例は、エーテル、例えばテト
ラヒドロフラン、ジオキサンまたはトリオキサン、エチ
レングリコールジメチルエーテル、エチレングリコール
ジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ニトリル、例えばアセトニトリル、例えばアミ
ド、例えばN,N−ジブチルホルムアミド、N,N−ジ
エチルホルムアミド、N,N−ジプロピルホルムアミ
ド、N,N−ジブチルホルムアミド、ヘキサメチル燐酸
トリアミド、ラクタム、例えばN−メチルピロリドン、
N−エチルピロリドン、スルホキシドおよびスルホン、
例えばジメチルスルホキシドおよびスルホランである。
【0019】ホルムアルデヒドからのジヒドロキシリア
セトンの製造に使用することができる触媒の例は、式V
a:
【0020】
【化2】
【0021】で示されるチアゾリウムイリドまたは式V
b:
【0022】
【化3】
【0023】で示されるベンゾチアゾリウムイリドであ
り、上記式中、R1は、例えばC1〜C30アルキル基、有
利にC2〜C20アルキル基または同じ炭素原子数を有し
かつハロゲン原子として有利に弗素原子または塩素原子
を有するハロゲン化アルキル基、高分子量担体に結合し
たC1〜C25アルキレン基、C1〜C20アラルキル基、有
利にC7〜C12アラルキル基、殊にベンジル基、または
アリール基、例えばフェニル基またはナフチル基を表わ
し、R2およびR3は、同一かまたは異なり、それぞれ水
素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、有利に
C1〜C4アルキル基、C7〜C12アラルキル基、有利に
ベンジル基、またはフェニル基またはナフチル基を表わ
す。R1、R2およびR3は、必要に応じて、反応条件下
で不活性である置換基、例えばアルキル基、アルコキシ
基、ハロゲン原子、C2〜C10ジアルキルアミノ基、C1
〜C10チオエーテル基、ニトロ基またはニトリロ基を有
することができる。
【0024】前記のチアゾリウムイリドまたはベンゾチ
アゾリウムイリド触媒は、第三アミンのような補助塩基
と反応させることによって相応するチアゾリウム塩から
得ることができる。塩基不含チアゾリウムイリド触媒お
よび酸不含チアゾリウムイリド触媒の製造は、有利に2
つの異なる方法によって実施される。1つの方法は、非
極性溶剤、例えばエチレングリコールジメチルエーテル
中でチアゾリウムイリドを製造することであり、この場
合この溶剤は、チアゾリウム塩を補助塩基と反応させる
ことによってチアゾリウムイリドの製造の間に形成され
た補助塩基の塩に対する非溶剤であり、その後に補助塩
基の沈殿された塩は、機械的手段、例えば瀘過または遠
心分離によって生じる触媒溶液から除去される。塩基不
含チアゾリウムイリド触媒および酸不含チアゾリウムイ
リド触媒を製造する他の好ましい方法は、チアゾリウム
イリドを極性溶剤、例えばジメチルホルムアミド中で形
成させ、かつ補助塩基により相応するチアゾリウム塩か
らのチアゾリウムイリドの製造の間に形成された補助塩
基の可溶性塩から結晶化によって分離することよりな
る。別の方法は、N−ホルミル−N−アルキル−o−メ
ルカプトアニリンと、オルト蟻酸エステルのような脱水
剤との反応によるジヒドロキシアセトンの製造に使用さ
れる反応混合物中でその場でチアゾリウムイリド触媒を
製造することである。
【0025】ジヒドロキシアセトンを製造する前記の好
ましい方法により、安価な出発物質、即ちホルムアルデ
ヒドを基礎とするジヒドロキシアセトンが94%までの
収率で生じる。このジヒドロキシアセトンを製造するた
めの好ましい方法は、ドイツ連邦共和国特許出願第P4
122669.0号明細書の対象であり、かつこのドイ
ツ連邦共和国特許出願明細書中に詳細に記載されてい
る。
【0026】ジヒドロキシアセトンを製造する前記方法
と、ジヒドロキシアセトンから1,2−プロピレングリ
コールを製造するための本発明方法との組合せにより、
安価な原料物質としてのホルムアルデヒドから出発する
1,2−プロピレングリコールの低価格で大規模な製造
を行なうことができる。
【0027】
【実施例】例1〜5の場合には、欧州特許出願公開第1
00406号明細書に記載されたような、次の組成を有
する水素添加触媒を使用した: Co 66.0重量%、CoOとして計算した、 Cu 20.0重量%、CuOとして計算した、 Mn 7.3重量%、Mn3O4として計算した、 Mo 3.6重量%、MoO3として計算した、およ
び P 3.0重量%、H3PO4として、計算した。
【0028】これらの触媒は、使用前に200℃で12
時間に亘って水素で還元することによって活性化され
た。そのつど、水添分解は、連続的に管状反応器中で連
続的に実施された。水添分解生成物の組成を測定するた
めに、1回静止状態にもたらし、試料を反応器から取出
し、かつガスクロマトグラフィー分析を行ない、次いで
シリル化した。
【0029】例1〜4 次の例は、ジヒドロキシアセトンを200℃を上廻る温
度で水素添加した際に、選択性がグリセロールの傾向か
ら1,2−プロピレングリコールの傾向に著しく変動す
ることを示す。
【0030】水中のジヒドロキシアセトンの20重量%
の溶液を水素と、150バールの圧力および第1表に記
載した温度で、前記触媒を使用して反応させた。通過量
は、1時間当たりジヒドロキシアセトン溶液50ml
(反応器容積50ml中の触媒50ml)であった。
【0031】試験結果は、下記の第1表中に記載されて
いる。
【0032】
【表1】
【0033】例5 本例は、1,2−プロピレングリコールへのジヒドロキ
シアセトンの水添分解が中間体グリセロールを包含する
1つの異なる方法により進行させなければならず、1,
2−プロピレングリコールへのグリセロールの水添分解
が同一条件下でより一層緩徐にジヒドロキシアセトンの
場合よりも僅かな選択性をもって行なわれることを示
す。
【0034】例5を例4の記載と同様に実施したが、し
かしジヒドロキシアセトン溶液をグリセロール水溶液2
0重量%によって代替した。1,2−プロピレングリコ
ール43.7%、プロパノール16%、エチレングリコ
ール1.2%および僅かな収量の他の低級アルコールが
得られた。前記条件下で、出発物質として使用したグリ
セロール36.5%は、未変換のままであった。
【0035】例6 本例は、1,2−プロピレングリコールへのジヒドロキ
シアセトンの1工程の水添分解のための本発明の方法が
他の水素添加触媒を使用して実施することもできること
を証明する。
【0036】ジヒドロキシアセトンを、例1〜4の記載
の方法で下記の第2表に記載の温度で、ドイツ連邦共和
国特許出願公開第2366264号明細書に記載された
ように、 Ni 55.6重量%、NiOとして計算した、 Mg 15.3重量%、MgOとして計算した、 Si 25.6重量%、SiO2として計算した、 Mo 3.5重量%、MoO3として計算した。
【0037】結果は、下記の第2表中に記載されてい
る。
【0038】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,2−プロピレングリコールを製造す
    る方法において、ジヒドロキシアセトンを1工程で触媒
    を使用して水添分解により1,2−プロピレングリコー
    ルに変換することを特徴とする、1,2−プロピレング
    リコールの製造法。
JP4314873A 1991-11-26 1992-11-25 1,2−プロピレングリコールの製造法 Withdrawn JPH05255157A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4138792.9 1991-11-26
DE4138792A DE4138792A1 (de) 1991-11-26 1991-11-26 Verfahren zur herstellung von 1,2-propylenglykol

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