JPH05255398A - 新規なタンパク質 - Google Patents

新規なタンパク質

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JPH05255398A
JPH05255398A JP4208034A JP20803492A JPH05255398A JP H05255398 A JPH05255398 A JP H05255398A JP 4208034 A JP4208034 A JP 4208034A JP 20803492 A JP20803492 A JP 20803492A JP H05255398 A JPH05255398 A JP H05255398A
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amino acid
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chondromodulin
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不二男 鈴木
Yuji Kai
祐司 開
Atsushi Kondo
淳 近藤
Akito Uesono
昭人 上園
Hideho Tanaka
秀穂 田中
Yutaka Teranishi
豊 寺西
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 牛胎児軟骨からSDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動による分子量が約16,000ドルトンの
蛋白質を単離しアミノ酸配列を決定した。このタンパク
質は単独またはFGF共存下で軟骨細胞を増殖させ、ま
た、軟骨細胞の分化機能を促進させる活性を有する。 【効果】 本願タンパク質は骨折や各種軟骨疾患等の治
療薬として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なタンパク質に関
し、詳細には軟骨細胞の増殖及び分化機能の誘導を促す
作用を有する新規なタンパク質コンドロモデュリン−II
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】哺乳
類の大部分の骨(頭蓋骨などの平板な骨は除く)は胎児
期にまず軟骨原基が出現した後、軟骨細胞の増殖と分
化、プロテオグリカンや2型、9型、10型コラーゲン
などの軟骨原基の産生を経て、毛細血管の進入とともに
軟骨原基が分解して、基質小胞を中心とする石灰化が始
まり、最後は骨に置換する、いわゆる“内軟骨性骨化”
という仕組みによって作られる。従って軟骨代謝は骨の
形成、特に長軸方向への伸長において非常に重要な役割
を演じている。
【0003】この一連の過程において種々のホルモンや
成長因子が関与している。このなかにはインスリン様増
殖因子(IGF1,IGF2)、繊維芽細胞増殖因子
(FGF)、成長ホルモン、癌細胞増殖因子(TGF−
β)などが含まれる。これらは軟骨細胞を増殖させる働
きを持つが、この働き以外にさらに軟骨細胞の分化機能
の促進作用も合わせ持つ因子が軟骨中に存在することが
知られていた。
【0004】Peter J.Neameらは、牛軟骨
より、軟骨内に存在する構成タンパク質を同定する目的
で分子量約18KDの糖蛋白質を精製し、そのアミノ酸
配列を決定した(The Journal of Bi
ological Chemistry,Vol.26
5,NO.17,9628−9633,1990)。しか
し彼らは、この蛋白質の生物学的機能の解明には至って
いない。
【0005】一方、骨折の治癒、各種軟骨疾患の治癒過
程においては、軟骨細胞の増殖、分化機能の発現が重要
である。骨折治癒過程においては、骨折部位における炎
症反応、骨膜由来細胞の増殖に続き、軟骨細胞が出現、
増殖し、軟骨細胞外基質を合成した後に、石灰化し、骨
組織に置換されて骨折治癒が完成する。すなわち骨折部
位での軟骨組織の形成は、骨折修復時の骨組織の基礎で
ある。また軟骨破壊、損傷を伴う軟骨疾患からの回復過
程においては、軟骨細胞の増殖が重要であることは明白
である。しかしこれら疾患に対する軟骨細胞増殖作用を
有する有効な薬剤は現在に至ってまだ存在しない。
【0006】本発明者らの一部は、先に牛胎児軟骨から
軟骨細胞の増殖能を有する約26KDの糖蛋白質(コン
ドロモデュリン−I)を初めて分離精製し、報告した
(B.B.R.C.,Vol.175,NO.3,971
−977,1991;欧州特許公開第0473080号
公報)。更に本発明者らは、軟骨細胞の増殖能を有する
他の因子を得るべく鋭意検討を重ねた結果、分子量が約
16KDの新規な軟骨細胞増殖能を有する蛋白質を見い
出すに至り、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記の
理化学的性質を有することを特徴とする新規なタンパク
質コンドロモデュリン−IIおよびその用途に存する。 SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による分子
量が約16,000ドルトンである。
【0008】軟骨細胞を単独でまたは繊維芽細胞増殖
因子共存下で増殖させる活性を有する。 軟骨細胞の分化機能を促進させる活性を有する。 本発明をさらに詳細に説明するに、本発明の軟骨細胞の
増殖及び分化機能の誘導を促す作用を有する新規なタン
パク質(以下「コンドロモデュリンタンパク質−II」ま
たは「コンドロモデュリン−II」と称することがあ
る。)は、例えば後述の実施例に詳述するように、牛胎
児軟骨を破砕し、これを遠心分離した上清を限外濾過膜
により分画、濃縮したものを、Sephacry1 S
200カラム(ファルマシア社製)等による分子ふるい
クロマトグラフィーによりさらに分画したのち、ヘパリ
ン−Toyopearlアフィニティーカラム(トーソ
ー社製)に吸着させ、例えば0.5MNaClを含む緩
衝液で溶出し、次いで、YMCpack C8カラムク
ロマトグラフィー(ワイエムシー社製)等により溶出条
件を変えて繰り返し精製することによって得られる。精
製された本発明の蛋白質はSDS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動による分子量が約16,000ドルトンで
あり、軟骨細胞を単独または繊維芽細胞増殖因子共存下
で増殖させる活性及び軟骨細胞の分化機能を促進する活
性を有する。
【0009】また本発明のコンドロモデュリンタンパク
質−IIは、配列表の配列番号:1に示すようなN末端ア
ミノ酸配列及び配列表の配列番号:2、3及び4に示す
ような部分アミノ酸配列を含む。より好ましくは、さら
に部分アミノ酸配列として配列表の配列番号:5から1
4に記載のアミノ酸配列で含むものが挙げられる。な
お、軟骨細胞の増殖活性及び分化機能の促進活性を損な
わない範囲でかかるアミノ酸の一部を除去、置換、修飾
または追加するなどの改変を行ったものも本発明のタン
パク質に含まれる。
【0010】コンドロモデュリンタンパク質−IIの生理
活性は、例えば次のようにして測定される。軟骨細胞増
殖活性の評価のための細胞の取得、培養および評価方法
は、鈴木らの方法(Methods in Enzym
ology,146,313−320,1987)に従
って行う。すなわちウサギより肋骨成長軟骨を分離し、
初代軟骨細胞を96穴プレートを用いて培養した。細胞
がコンフルエントに達した後、0.06〜20ng/m
lのコンドロモデュリンタンパク質−IIおよび0.04
ng/mlの線維芽細胞増殖因子(FGF)を加え、
[3H]チミジンの取り込みを測定する。
【0011】このコンドロモデュリンタンパク質−II
は、1ng〜100μgを骨折部位、軟骨疾患部位にコ
ラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、ヒアルロン
酸、ポリエチレングリコール、ポリ乳酸、骨セメント、
ハイドロキシアパタイト、セラミックス、炭素繊維、フ
ィブリン糊等の外科手術用生体接着剤等の生体適合性担
体に混合、含浸、塗布することにより、局所的に外科手
術によって投与または注入する。また、静脈中、皮下へ
投与することにより骨折、各種軟骨疾患の治療薬として
も利用が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明に係わるコンドロモデュリンタン
パク質−IIは、骨折や各種の軟骨疾患等の治療薬として
の有用性が期待される。
【0013】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらにより詳
細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り以
下の実施例によって限定されるものではない。 実施例1.(コンドロモデュリンタンパク質−IIの精
製) 数mm角に破砕した牛胎児軟骨5kgを10倍量(体積
/重量)の緩衝液A(1Mグアニジン塩酸、0.1M6
−アミノ−n−カプロン酸、0.02M2−(N−モル
ホリノ)エタンスルホン酸、pH6.0)にポリトロン
を用いてホモゲナイズした。このホモゲネートを4℃で
48時間攪拌して抽出を行ったのち、10,000×g
、20分間遠心分離して上清を回収した。この上清に
冷アセトンを終濃度45%になるようにゆっくりと加
え、生じた沈澱を4,000r.p.m.、30分間の
遠心分離で除去した。この上清に終濃度65%になるよ
うに冷アセトンをゆっくりと加え、生じた沈澱を4,0
00r.p.m.、30分間の遠心分離により回収し
た。このアセトン45〜65%画分のペレットを6l
(リットル)の緩衝液B(4Mグアニジン塩酸、0.1
M6−アミノ−n−カプロン酸、1MNaCl、0.0
2Mトリス塩酸、pH8.0)に4℃で溶解した。1
0,000r.p.m.、30分間の遠心により不溶物
を沈澱させて除去し、上清をアミコンXM300限外濾
過膜(アミコン社製)により分画した。限外濾過膜通過
画分を次にアミコンXM50限外濾過膜(アミコン社
製)にて分画し、通過画分をさらにアミコンYM10限
外濾過膜(アミコン社製)にて500mlまで濃縮し
た。
【0014】この濃縮液30mlをSephacry1
S200カラム(直径2.6cm、長さ100cm)
を使い、溶出液に緩衝液Bを用いて分子篩クロマトグラ
フィーを行い分画した。溶出液230mlから310m
lの間の活性画分を集め、蒸留水に対して4℃で2日間
透析した。透析終了した液を緩衝液C(0.15MNa
Cl、0.03%CHAPS(界面活性剤)、0.02
5Mリン酸ナトリウムpH7.4)で平衡化したヘパリ
ン−Toyopearlカラムにて分画した。すなわ
ち、緩衝液Cにてカラムを十分洗浄した後、0.5MN
aClを含む緩衝液Cで溶出した。この0.5M溶出画
分を0.1%TFA(トリフルオロ酢酸)を含む30%
アセトニトリル/イソプロピルアルコール(6.5/
3.5、体積/体積)で平衡化したYMCpackC8
カラム(AP−802 S−5 300A C8、0.
46×15cm)に添加し、同有機溶媒濃度30%から
45%まで30分間、45%から80%まで10分間の
濃度勾配溶出を行い、各ピークを分取した。紫外吸収測
定(215nm)による溶出パターンを図1に示した。こ
のうち18.5分に溶出した画分を真空状態で乾燥し
た。この標品を用いてアミノ酸配列の解析を行った。
【0015】尚、上記の各精製工程において、後述の実
施例6に記載の方法で軟骨細胞へのチミジン取込み活性
を指標としてコンドロモデュリンタンパク質−IIを分画
精製した。 実施例2.(コンドロモデュリンタンパク質−IIのアミ
ノ酸配列解析) 実施例1で精製したコンドロモデュリンタンパク質−II
を6M塩酸グアニジン、0.002Mエチレンジアミン
4酢酸塩、1Mトリス塩酸pH8.5中で、2−メルカ
プトエタノールにより40℃、2時間還元した後、等濃
度のモノヨード酢酸を加え、窒素ガス下、室温、遮光下
で1時間反応させカルボキシメチル化を行った。反応後
1%酢酸に対して暗所で十分透析した後、真空状態で乾
燥後、50%TFA60μlに溶解し、ポリブレン処理
したグラスフィルターに添加し、Applied Bi
osystems社製470Aシークエンサーでエドマ
ン分解し、N末端域のアミノ酸配列を決定した。フェニ
ルチオヒダントイン(PTH)アミノ酸の同定は三菱化
成社製“MCIgelODS1HU”(0.46×15
cm)カラムを用い、酢酸緩衝液(10mM酢酸緩衝液
pH4.7、0.01%SDS、38%アセトニトリ
ル)による単一溶媒溶出法を、流速1.2ml/分、温
度43℃で行い、PTHアミノ酸の検出は269nmの
吸光度で行った。
【0016】また、カルボキシメチル化したコンドロモ
デュリンタンパク質−IIを、5M尿素を含む50mMト
リス塩酸緩衝液pH9.0に溶解し、リジルエンドペプ
チダーゼ(和光純薬製)により、酵素:基質=1:20
0で、37℃、6時間作用させた後、0.1%TFAで
平衡化したBakerboud C8カラム(Bake
rbondTM WP Octyl、0.46×25c
m)に添加し、アセトニトリル濃度0%から60%まで
60分間の濃度勾配溶出を行い、各ピークを分取した。
215nmの吸光度による溶出パターンを図2に示す。
このうち31分、33分、36.5分に溶出したピーク
を真空状態で乾燥した後、同様にシークエンサーにより
エドマン分解した。
【0017】この結果、このタンパク質のN末端アミノ
酸配列は配列表の配列番号:1に示す通りであり、ま
た、31分、33分及び36.5分に溶出した内部部分
配列は、夫々配列表の配列番号:2、3及び4に示す通
りであることが明らかとなった。また、この精製したコ
ンドロモデュリンタンパク質−IIを12.5%SDSポ
リアクリルアミドゲル電気泳動により解析したところ、
コンドロモデュリンタンパク質−IIの分子量は約16,
000ドルトンであることが明らかとなった。 実施例3.上記実施例2において、さらに18分、30
分及び32.5分に溶出した画分をシークエンサーによ
りエドマン分解したところ、これらの内部部分配列は、
夫々配列表の配列番号:5、6及び7に示す通りである
ことが明らかとなった。 実施例4.カルボキシメチル化したコンドロモデュリン
タンパク質−IIを、70%ギ酸に溶解し、蛋白中のメチ
オニン残基の100倍モル量の臭化シアンにより、30
℃、15時間切断した後、0.1%TFAで平衡化した
Bakerbond C8カラム(Bakerbond
TM WP Octyl 0.46×25cm)に添加
し、アセトニトリル濃度0%から60%まで40分間の
濃度勾配溶出を行い、各ピークを分取した。215nm
の吸光度による溶出パターンを、図3に示す。
【0018】この内、29分に溶出したピークを真空状
態で乾燥した後、2M尿素を含む0.1%炭酸水素アン
モニウム溶液に溶解し、スタフィロコッカス V8 プ
ロテアーゼにより酵素:基質=1:50で、37℃、1
5時間作用させた後、Bakerbond C8カラム
により上記条件にて60分間の溶出を行い、各ピークを
分取した。このときの溶出パターンを、図4に示す。
【0019】この内、28.5分、33.5分、37分
及び39分に溶出した画分を真空状態で乾燥した後、シ
ークエンサーによりエドマン分解したところ、これらの
内部部分配列は、夫々配列表の配列番号:8、9、10
及び11に示す通りであることが明らかとなった。 実施例5.カルボキシメチル化したコンドロモデュリン
タンパク質−IIを、1M N−エチルモルホリン/酢酸
緩衝液に溶解し、3μl無水酢酸を15分毎に2回、室
温にて加えた後、真空状態で乾燥させ、水100μlを
加えた後さらに真空状態で乾燥させる。
【0020】乾燥したタンパク質を、2M尿素を含む
0.1%炭酸水素アンモニウム溶液に溶解し、TPCK
−トリプシンにより、酵素:基質=1:50で、37
℃、15時間作用させた後、キモトリプシンにより酵
素:基質=1:50で、37℃、15時間作用させる。
この後実施例2と同様の条件により溶出を行い、各ピー
クに対応する画分を分取した。その溶出パターンを、図
5に示す。
【0021】この内、29分、39分及び42.5分に
溶出した画分を真空状態で乾燥した後、シークエンサー
によりエドマン分解したところ、これらの内部部分配列
は、夫々配列表の配列番号:12、13及び14に示す
通りであることが明らかとなった。以上の実施例から明
らかになったN末端配列及び配列表の配列番号:2から
14の部分配列を並べ合わせると、完全長のコンドロモ
デュリンタンパク質−IIのアミノ酸配列は、配列表の配
列番号:15で表される。 実施例6.(コンドロモデュリンタンパク質−IIの活性
の評価) 評価のための細胞の取得、培養、及び評価方法は鈴木ら
の方法(Methods in Enzymolog
y,147,313−320、1987年)に従って行
った。すなわち400〜600g の若いニュージーラン
ド兎より肋骨成長軟骨を分離し、分離した細胞をHa
m’sF−12培地とダルベッコ修飾培地の1:1混合
培養液(以下FAD培養液と称す)に、10%牛胎児血
清を加えたものに対し、105 細胞/mlとなるよう懸
濁した。この細胞懸濁物0.1mlを、タイプIコラー
ゲン溶液(50μg/ml)で一夜コートし、FAD培
養液で一度洗浄した96穴培養プレートに蒔き、5%二
酸化炭素を含む空気存在下に37℃で培養した。培地は
一日置きに交換した。
【0022】DNA合成のアッセイは以下のごとく行っ
た。すなわち上記細胞が96穴プレート中でコンフルエ
ントに達した後、細胞を0.3%牛胎児血清を含むFA
D培養液で24時間培養した。次に培養液を0.06〜
20ng/mlコンドロモデュリンタンパク質−II、
0.04ngFGF(線維芽細胞増殖因子)、0.3%
牛胎児血清を含むFAD培養液0.1mlを加え22時
間培養した。さらに10μlの[3H]チミジン(13
0μCi/ml)を加え、4時間培養した後、細胞を氷
冷した燐酸緩衝食塩水(20mM燐酸緩衝液pH7.
0、0.15M塩化ナトリウム)で3回洗った。これを
5%トリクロロ酢酸で抽出し、さらにエタノール:エー
テル=3:1(体積比)で抽出した。抽出後の沈澱を
0.3M水酸化ナトリウムに溶解し、これを1/20容
の6M塩酸で中和したものをシンチレーションカウンタ
ーで放射活性を測定した。
【0023】図6にその結果を示す。1200ng/m
lのコンドロモデュリンタンパク質−IIを加えたとき
に、FGF非添加時(4066±864dpm/wel
l)の約3.5倍、0.4ngFGF添加時(1062
6±1327dpm/well)の約1.4倍の放射性
チミジンの取り込みが見られ、コンドロモデュリンタン
パク質−IIが強力な軟骨細胞の増殖促進効果を有してい
ることが明らかとなった。 [配列表]
【0024】配列番号:1 配列の長さ:41 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:N末端フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Gly Pro Trp Ala Ile Ile Cys Ala Gly Lys 10 Ser Ser Asn Glu Ile Arg Thr Cys Asp Gly 20 His Gly Cys Gly Gln Tyr Thr Ala Gln Arg 30 Asn Gln Lys Leu His Gln Gly Val Asp Val 40 Leu 41
【0025】配列番号:2 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Asn Ala Ile Asn Asn Gly Val Arg Ile 9
【0026】配列番号:3 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Leu His Gln Gly Val Asp Val Leu Cys Ser 10 Asp Gly Ser Thr Val Tyr Ala Pro Phe 19
【0027】配列番号:4 配列の長さ:18 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Val Tyr Pro Gly Ile Gln Ser His Ile His 10 Ile Glu Asn Cys Asp Leu Ser Asp 18
【0028】配列番号:5 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Ile Met Gly Gln Glu Lys 6
【0029】配列番号:6 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Met Phe Tyr Ile Lys 5
【0030】配列番号:7 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Leu Gly Thr Leu Leu Pro Leu Gln Lys 9
【0031】配列番号:8 配列の長さ:11 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Asn Cys Asp Leu Ser Asp Pro Thr Val Tyr 10 Leu 11
【0032】配列番号:9 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Phe Tyr Ile Lys Pro Ile Lys Tyr Lys Gly 10 Ser Ile Lys Lys 14
【0033】配列番号:10 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Lys Leu Gly Thr Leu Leu Pro Leu Gln Lys 10 Val Tyr Pro Gly 14
【0034】配列番号:11 配列の長さ:18 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Lys Pro Tyr Lys Asn Lys Asn Ala Ile Asn 10 Asn Gly Val Arg Ile Ser Gly Gly 18
【0035】配列番号:12 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Ala Pro Phe Thr Gly Lys Ile Met Gly Gln 10 Glu Lys Pro Tyr Lys Asn Lys Asn Ala 19
【0036】配列番号:13 配列の長さ:11 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Ile Ser Gly Gly Gly Phe Cys Ile Lys Met 10 Phe 11
【0037】配列番号:14 配列の長さ:27 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 フラグメント型:中間部フラグメント 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Lys Gly Ser Ile Lys Lys Gly Glu Lys Leu 10 Gly Thr Leu Leu Pro Leu Gln Lys Val Tyr 20 Pro Gly Ile Gln Ser His Ile 27
【0038】配列番号:15 配列の長さ:133 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ウシ 組織の種類:胎児軟骨 配列 Gly Pro Trp Ala Ile Ile Cys Ala Gly Lys 10 Ser Ser Asn Glu Ile Arg Thr Cys Asp Gly 20 His Gly Cys Gly Gln Tyr Thr Ala Gln Arg 30 Asn Gln Lys Leu His Gln Gly Val Asp Val 40 Leu Cys Ser Asp Gly Ser Thr Val Tyr Ala 50 Pro Phe Thr Gly Lys Ile Met Gly Gln Glu 60 Lys Pro Tyr Lys Asn Lys Asn Ala Ile Asn 70 Asn Gly Val Arg Ile Ser Gly Gly Gly Phe 80 Cys Ile Lys Met Phe Tyr Ile Lys Pro Ile 90 Lys Tyr Lys Gly Ser Ile Lys Lys Gly Glu 100 Lys Leu Gly Thr Leu Leu Pro Leu Gln Lys 110 Val Tyr Pro Gly Ile Gln Ser His Ile His 120 Ile Glu Asn Cys Asp Leu Ser Asp Pro Thr 130 Val Tyr Leu 133
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のYMCpack C8カラムによる
溶出パターンを示す。
【図2】実施例2のBakerbond C8カラムに
よる溶出パターンを示す。
【図3】実施例4のBakerbond C8カラムに
よる溶出パターンを示す。
【図4】実施例4のBakerbound C8カラム
で29分に溶出した画分を、さらにスタフィロコッカス
V8プロテアーゼ処理したBakerbond C8
カラムによる溶出パターンを示す。
【図5】実施例5のBakerbond C8カラムに
よる溶出パターンを示す。
【図6】本願コンドロモデュリンタンパク質−IIのDN
A合成活性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/02 ADT (72)発明者 上園 昭人 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 田中 秀穂 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 寺西 豊 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の理化学的性質を有することを特徴
    とする新規なタンパク質コンドロモデュリン−II。 SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動による分子
    量が約16,000ドルトンである。 軟骨細胞を単独でまたは繊維芽細胞増殖因子共存下で
    増殖させる活性を有する。 軟骨細胞の分化機能を促進させる活性を有する。
  2. 【請求項2】 配列表の配列番号:1で表わされるN末
    端アミノ酸配列及び配列表の配列番号:2、3及び4で
    表わされる部分アミノ酸配列を有することを特徴とする
    請求項1記載のタンパク質コンドロモデュリン−II。
  3. 【請求項3】 配列表の配列番号:1で表わされるN末
    端アミノ酸配列及び配列表の配列番号:2から14で表
    わされる部分アミノ酸配列を有することを特徴とする請
    求項1記載のタンパク質コンドロモデュリン−II。
  4. 【請求項4】 配列表の配列番号:15に記載のアミノ
    酸配列で表されることを特徴とする請求項1記載のタン
    パク質コンドロモデュリン−II。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のタンパク質コンドロモ
    デュリン−IIを有効成分とする医薬組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のタンパク質コンドロモ
    デュリン−IIを有効成分とする軟骨細胞増殖剤。
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